JP2008168737A - 自動車の燃料タンク構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】自動車のフロアパネルの下方に燃料タンクを配設したもので、自動車の衝突時、フロアパネルが燃料タンクの上面側の接続口部材に接触して接続口部材を損傷させることを確実に防止できる、燃料タンク構造を提供する。
【解決手段】 燃料タンク11には、その上面側の燃料供給管48が接続される接続口部材45の側方を覆うように、燃料タンク11の上面から立設された保護部材50が設けられ、この保護部材50は、燃料ポンプユニット20の蓋板21を燃料タンク11の上壁11fに取付ける為のリングプレート40に一体成形されている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、自動車の燃料タンク構造に関し、特に、フロアパネルの下方に配設された燃料タンクの上面から、燃料供給管が接続される接続口部材の側方を覆う保護部材を立設した構造に関するものである。
従来、自動車の燃料タンク構造において、フロアパネルの下方に燃料タンクが配設され、この燃料タンクの上面側に燃料供給管が接続される接続口部材が設けられた構造が実用に供されている(例えば、特許文献1参照)。更に、燃料タンクの上面側の接続口部材をフロアパネルの上方へ開放するサービスホールがフロアパネルに形成された燃料タンク構造、フロアパネルのうちクロスメンバで補強されたキックアップ部よりも後側部分の下方に燃料タンクが配設された燃料タンク構造が周知である。
特許文献1の燃料タンク構造では、燃料タンク内に燃料ポンプユニットが収容され、この燃料ポンプユニットの上端部の蓋板が、燃料タンクの上壁に取付けられて燃料タンクの上方へ臨み、この蓋板に、燃料供給管接続用の接続口部材が設けられ、更に、燃料戻り管接続用の接続口部材、ハーネス接続用のコネクタが設けられている。
ところで、フロアパネルの下方に燃料タンクが配設された燃料タンク構造では、燃料タンクをフロアパネルに接近させるように配置する程、燃料タンクの容量を大きくできる、燃料タンク構造の形状や配置の制限が緩和される、等のメリットが得られるが、自動車の衝突時、燃料タンクの上面側に設けられた燃料供給管接続用の接続口部材が、フロアパネルに接触して損傷しないようにする必要がある。
特許文献1の燃料タンク構造では、ハーネス接続用のコネクタを、燃料供給管接続用の接続口部材と燃料戻り管接続用の接続口部材よりも上方へ突出するように設け、自動車の走行時の振動で、フロアパネルと接続口部材とが相対的に接近する場合、それが著しい場合に、コネクタがフロアパネルを受け止めて接続口部材をガードし、フロアパネルが接続口部材に接触して接続口部材を損傷させないようにしている。
特開平10−274122号公報
自動車のフロアパネルの下方に燃料タンクが配設され、この燃料タンクの上面側に燃料供給管が接続される接続口部材が設けられた燃料タンク構造では、例えば、自動車の後突時、燃料タンクの前部がフロアパネルに対して前方且つ上方へ移動した際、もしくは、下方へ変形するフロアパネルに向かって燃料タンクが前方へ移動した際、フロアパネルと接続口部材とが相対的に接近して、フロアパネルが接続口部材に接触して接続口部材を損傷させる場合がある。
このような問題点は、接続口部材の燃料タンク上面からの上方への突出量が大きい程生じ易く、また、接続口部材をフロアパネルに接近させて配置する程生じ易い。そこで、接続口部材付近の燃料タンク上面を凹ませること、また、接続口部材とフロアパネルとの間隔を十分に空けることが考えられるが、そうすると、燃料タンクの容量を大きくできる、燃料タンク構造の形状や配置の制限が緩和される、等のメリットが得られにくくなる。
特に、接続口部材の燃料タンク上面からの突出に対しては、接続口部材上方のサービスホールの蓋部材を上方に凸形状にすることにより対応しているが、このような構造の場合、自動車の後突時にフロアパネルに対して燃料タンクが前方且つ上方へ移動してサービスホールの周縁部に接続口部材が接触して損傷する虞が高くなる。また、燃料タンクの上面側の接続口部材をフロアパネルの上方へ開放するサービスホールがフロアパネルに形成された燃料タンク構造では、フロアパネルのサービスホールの周辺部分の剛性が低下するため、サービスホール周囲部の部分が下方に変形する可能性があり、そのような場合にも同様に接続口部材を損傷させる可能性がある。また、フロアパネルのうちクロスメンバで補強されたキックアップ部よりも後側部分の下方に燃料タンクが配設された燃料タンク構造では、フロアパネルのキックアップ部の剛性がその後側部分の剛性よりも高すぎるため、フロアパネルが下方へ変形する場合があり、その下方に変形するフロアパネルに向かって燃料タンクが前方へ移動した場合に接続口部材が接触して損傷する場合がある。
自動車の後突時の燃料タンクとフロアパネルとの相対的な変位を極力抑えるために、フロアパネルに対する燃料タンクの取付構造を補強すること、また、フロアパネルの変形を極力抑制するために、フロアパネルを補強することが考えられるが、そうすると、必要以上に、燃料タンクの取付構造及びフロアパネルの補強構造が複雑化し、車両重量も増大するので好ましくない。
特許文献1の燃料タンク構造では、特に、自動車の衝突時には、コネクタが接続口部材の犠牲になって損傷する虞があるし、接続口部材をフロアパネルの上方へ開放するサービスホールがフロアパネルに形成された燃料タンク構造、フロアパネルのうちクロスメンバで補強されたキックアップ部よりも後側部分の下方に燃料タンクが配設された燃料タンク構造に対する前記課題を確実に解消できるものにならない。
本発明の目的は、フロアパネルの下方に燃料タンクを配設したもので、自動車の衝突時、フロアパネルと燃料タンクの上面側の接続口部材との接触により接続口部材を損傷させることを確実に防止でき、特に、燃料タンクの上面側の接続口部材をフロアパネルの上方へ開放するサービスホールがフロアパネルに形成された構造、フロアパネルのうちクロスメンバで補強されたキックアップ部よりも後側部分の下方に燃料タンクが配設された構造に好適な、自動車の燃料タンク構造を提供することである。
請求項1の発明は、自動車のフロアパネルの下方に燃料タンクが配設され、この燃料タンクの上面側に燃料供給管が接続される接続口部材が設けられ、この接続口部材をフロアパネルの上方へ開放するサービスホールがフロアパネルに形成された自動車の燃料タンク構造において、前記燃料タンクは、前記フロアパネルのサービスホールの周縁部に対して、最も接近する側の前記接続口部材の側方を覆うように燃料タンクの上面から立設された保護部材を備えたことを特徴とする。
フロアパネルの下方に配設された燃料タンクの上面側に接続口部材が設けられ、この接続口部材に燃料供給管が接続され、この接続口部材と燃料供給管により燃料タンク内の燃料がエンジンに供給される。フロアパネルにはサービスホールが形成され、このサービスホールにより、燃料タンクの上面側の接続口部材をフロアパネルの上方へ開放し、フロアパネルの上側から燃料タンク構造へのメンテナンス作業が可能になる。
一方で、自動車の後突時、フロアパネルに対して燃料タンクが前方且つ上方へ移動する可能性がある。また、フロアパネルにサービスホールが形成されると、このフロアパネルのサービスホールの周辺部分の剛性が低下するため、自動車の後突時、フロアパネルの周囲部分が下方へ変形するとともに、燃料タンクの接続口部材がそこに向かって前方へ移動する可能性がある。そこで、燃料タンクの上面から保護部材が立設され、この保護部材により、接続口部材の側方であって、フロアパネルのサービスホールの周縁部に接続口部材が最も接近する側の側方が覆われている。従って、自動車の後突時、フロアパネルに対して燃料タンクが前方且つ上方へ移動した場合、また、フロアパネルの周囲部分が下方へ変形するとともに、燃料タンクの接続口部材がそこに向かって前方へ移動した場合、それが著しい場合に、保護部材により、前記周縁部分が受け止められて、接続口部材がガード保護され、つまり、前記周縁部分が接続口部材に接触して接続口部材を損傷させることが確実に防止される。
請求項2の発明は、自動車のフロアパネルのうちクロスメンバで補強されたキックアップ部よりも後側部分の下方に燃料タンクが配設され、この燃料タンクの上面側に燃料供給管が接続される接続口部材が設けられた自動車の燃料タンク構造において、前記燃料タンクは、前記キックアップ部側の前記接続口部材の側方を覆うように燃料タンクの上面から立設された保護部材を備えたことを特徴とする。
フロアパネルのうちクロスメンバで補強されたキックアップ部よりも後側部分の下方に燃料タンクが配設され、請求項1の発明と同様に、燃料タンクの上面側に接続口部材が設けられ、この接続口部材に燃料供給管が接続され、この接続口部材と燃料供給管により燃料タンク内の燃料がエンジンに供給される。
フロアパネルのキックアップ部よりも後側部分の下方に燃料タンクが配設されると、フロアパネルのキックアップ部の剛性がその後側部分の剛性よりも高すぎるため、自動車の後突時、フロアパネルのキックアップ部よりも後側部分が下方へ変形するとともに、燃料タンクの接続口部材がそこに向かって前方へ移動する可能性がある。そこで、燃料タンクの上面から保護部材が立設され、この保護部材により、接続口部材の側方であって、キックアップ部側の側方が覆われている。従って、自動車の後突時、フロアパネルのキックアップ部よりも後側部分が下方へ変形するとともに、燃料タンクの接続口部材がそこに向かって前方へ移動した場合、それが著しい場合に、保護部材により、フロアパネルが受け止められて、接続口部材がガード保護され、つまり、フロアパネルが接続口部材に接触して接続口部材を損傷させることが確実に防止される。
請求項1、2の発明の従属請求項として次の構成を採用可能である。
前記燃料タンクが合成樹脂製のタンクに構成されて、この燃料タンク内に収容された燃料ポンプユニットを備え、前記燃料ポンプユニットの上端部に前記接続口部材が設けられるとともに、同上端部の外周部が金属製のリングプレートを介して燃料タンクの上壁部に取付けられ、前記リングプレートに前記保護部材が設けられる(請求項3)。
前記保護部材は、前記リングプレートにその外周端から立ち上がるように一体成形される(請求項4)。前記保護部材は、前記リングプレートの上面に溶接により固定される(請求項5)。前記保護部材は、前記接続口部材の上方又は上方近傍部を覆うように構成される(請求項6)。前記保護部材は、その上端部に前記接続口部材と反対側へ張り出す庇部を有する(請求項7)。前記フロアパネルのうち少なくとも前記接続口部材の上方部分が他の部分よりも上側へ膨出される(請求項8)。
請求項1の自動車の燃料タンク構造によれば、フロアパネルの下方に燃料タンクを配設し、この燃料タンクの上面側に燃料供給管が接続される接続口部材を設け、この接続口部材をフロアパネルの上方へ開放するサービスホールをフロアパネルに形成した構造において、燃料タンクに、フロアパネルのサービスホールの周縁部に対して、最も接近する側の接続口部材の側方を覆うように燃料タンクの上面から立設された保護部材を設けた。
従って、自動車の後突時、フロアパネルに対して燃料タンクが前方且つ上方へ移動する可能性があり、また、フロアパネルにサービスホールが形成されると、このフロアパネルのサービスホールの周辺部分の剛性が低下するため、自動車の後突時、フロアパネルの周囲部分が下方へ変形するとともに、燃料タンクの接続口部材がそこに向かって前方へ移動する可能性があるが、こうした移動が著しい場合に、保護部材により、前記周縁部分を受け止めて、接続口部材をガード保護し、つまり、前記周縁部分が接続口部材に接触して接続口部材を損傷させることを確実に防止できる。つまり、接続口部材をフロアパネルに比較的接近させて配置することができるので、燃料タンクの容量を大きくできる、燃料タンク構造の形状や配置の制限が緩和される、等のメリットを得ることができ、また、自動車の後突時の接続口部材の損傷防止のために、つまり、自動車の後突時の燃料タンクとフロアパネルとの相対的な変位を極力抑えるために、必要以上に、フロアパネルに対する燃料タンクの取付構造を補強すること、また、フロアパネルの変形を極力抑制するために、必要以上に、フロアパネルを補強する必要がなくなり、故に、燃料タンクの取付構造及びフロアパネルの補強構造が複雑化することがなく、車両重量も増大しなくなる点でも好ましいものになる。
請求項2の自動車の燃料タンク構造によれば、フロアパネルのうちクロスメンバで補強されたキックアップ部よりも後側部分の下方に燃料タンクを配設し、この燃料タンクの上面側に燃料供給管が接続される接続口部材を設けた構造において、燃料タンクに、キックアップ部側の接続口部材の側方を覆うように燃料タンクの上面から立設された保護部材を設けた。
従って、フロアパネルのキックアップ部よりも後側部分の下方に燃料タンクを配設すると、フロアパネルのキックアップ部の剛性がその後側部分の剛性よりも高すぎるため、自動車の後突時、フロアパネルのキックアップ部よりも後側部分が下方へ変形するとともに、燃料タンクの接続口部材がそこに向かって前方へ移動する可能性があるが、こうした移動が著しい場合に、保護部材により、フロアパネルを受け止めて、接続口部材をガード保護し、つまり、フロアパネルが接続口部材に接触して接続口部材を損傷させることを確実に防止できる。その他、請求項1と同様の効果を奏する。
請求項3の自動車の燃料タンク構造によれば、燃料タンクを合成樹脂製のタンクに構成したので、燃料タンクを軽量化でき、燃料タンク内に収容された燃料ポンプユニットを設けたので、この燃料ポンプユニットにより燃料タンク内の燃料をエンジンに確実に供給できる。燃料ポンプユニットの上端部に接続口部材を設けたので、接続口部材を燃料ポンプユニットにサブアッシー化して設けることができて組付性を高めることができ、燃料ポンプユニットの上端部の外周部を金属製のリングプレートを介して燃料タンクの上壁部に取付けたので、燃料ポンプユニットの燃料タンクへの支持剛性を高めることができる。リングプレートに保護部材を設けたので、この保護部材で接続口部材の側方を確実に覆い、この保護部材の取付強度も高めることができるので、自動車の衝突時の保護部材の前記機能を確実に達成させることができる。
請求項4の自動車の燃料タンク構造によれば、保護部材が、リングプレートにその外周端から立ち上がるように一体成形されたので、部品点数を増やすことなく、保護部材を簡単に設けることができ、保護部材の組付負荷も発生せず、製作コスト面でも有利になる。
請求項5の自動車の燃料タンク構造によれば、保護部材が、リングプレートの上面に溶接により固定されたので、既存のリングプレートを用いて、保護部材を確実に設けることができ、また、保護部材の配置自由度を高めることができるので、自動車の衝突時の保護部材の前記機能の向上を期待できる。
請求項6の自動車の燃料タンク構造によれば、保護部材は、接続口部材の上方又は上方近傍部を覆うように構成されたので、自動車の衝突時、フロアパネルが接続口部材に接触して接続口部材を損傷させることを一層確実に防止できる。
請求項7の自動車の燃料タンク構造によれば、保護部材は、その上端部に接続口部材と反対側へ張り出す庇部を有するので、自動車の後突時、フロアパネルのサービスホールの周縁部分が保護部材に接触した状態で上方へ移動すると、庇部で係止されて上方移動が規制され、保護部材を乗り越えて接続口部材側へ移動することを極力阻止できる。
請求項8の自動車の燃料タンク構造によれば、フロアパネルのうち少なくとも接続口部材の上方部分を他の部分よりも上側へ膨出させたので、燃料タンクのうち少なくとも上面側に接続口部材が存在する部分以外の部分を、フロアパネルの膨出部分以外の部分に比較的接近させ、接続口部材をフロアパネルの膨出部分の下方へ位置させ、燃料タンクに燃料ポンプユニットを確実に収容することもできるように、燃料タンクを配置でき、故に、燃料タンクの容量を大きくできる、燃料タンク構造の形状や配置の制限が緩和される、等のメリットも大きく確保できる。
本発明の自動車の燃料タンク構造は、フロアパネルのうちクロスメンバで補強されたキックアップ部よりも後側部分の下方に燃料タンクが配設され、この燃料タンクの上面側に燃料供給管が接続される接続口部材が設けられ、この接続口部材をフロアパネルの上方へ開放するサービスホールがフロアパネルに形成された構造に適用されたものである。
図1、図2に示すように、自動車の後部車体構造1は、フロントフロアパネル2から後方へ延びるリヤフロアパネル3、リヤフロアパネル3から後方へ延びる荷室フロアパネル4を備え、リヤフロアパネル3の車幅方向両端部が左右1対のリヤサイドシル5に結合され、このリヤフロアパネル3には、前端から後方へ向かって順に、前水平部3a、キックアップ部3b、中央水平部3c、中央傾斜部3d、後水平部3eが形成されている。
キックアップ部3bは、前水平部3aの後端部から段上がり状に形成されて中央水平部3bに連なり、このキックアップ部3bは車幅方向へ延びるクロスメンバ6により補強されている。クロスメンバ6はリヤフロアパネル3のキックアップ部3b又はその近傍部の上面に結合されて、リヤフロアパネル6と協働して閉断面を形成するとともに、その車幅方向両端部がリヤサイドシル5に結合されている。
リヤフロアパネル3のキックアップ部3bの後側部分の中央水平部3c、中央傾斜部3d、後水平部3eの下方に燃料タンク11が配設され、リヤフロアパネル3の前水平部3cの中央部分には、他の部分よりも上方へ膨出した膨出部3fが形成され、その膨出部3fに燃料タンク11の燃料ポンプユニット20をリヤフロアパネル3の上方へ開放するサービスホール7が形成されている。サービスホール7は、通常時、蓋部材8(図6参照)で蓋をされており、その蓋部材8は開閉可能に複数の締結具8aでリヤフロアパネル3のサービスホール7の周辺部に締結されている。
リヤフロアパネル3の後水平部3eの車幅方向両端部分は、左右1対の補強メンバ9により補強されている。各補強メンバ9は、リヤフロアパネル3の上面に結合されて、リヤフロアパネル3と協働して閉断面を形成するとともに、その車幅方向外端部がリヤサイドシル5に結合されている。そして、クロスメンバ6と1対の補強メンバ9にリヤシートの脚部(図示略)が固定支持される。尚、荷室フロアパネル4には、タイヤ収容凹部4a(タイヤパン4a)が形成されている。
本発明の燃料タンク構造10は、図1〜図8に示すように、リヤフロアパネル3のうちクロスメンバ6で補強されたキックアップ部3bよりも後側部分の下方に燃料タンク11が配設され、この燃料タンク11の上面側に燃料供給管48が接続される接続口部材45が設けられ、この接続口部材45をリヤフロアパネル3の上方へ開放するサービスホール7がリヤフロアパネル3に形成された構造である。
燃料タンク11は、合成樹脂製のタンクアッパ部11aとタンクロア部11bを有し、これらの外周フランジ部11c同士を接合して構成され、この外周フランジ部11cがリヤフロアパネル3の底面部側に締結されて、更に、リヤフロアパネル3の底面部側に両端部がボルト12aで締結された1対のバンド部材12により、燃料タンク11がリヤフロアパネル3に固定支持されている。
給油管15及びエア抜き管16の基端部が燃料タンク11の後端部分に接続され、給油管15の先端近傍部分にエア抜き管16の先端部が接続され、給油管15の先端部に給油口部材17が取付けられ、この給油口部材17が後部車体のサイドアウタパネルに取付けられたフューエルリッドボックス(図示略)に取付けられている。尚、フューエルリッドボックスはフューエルリッド(図示略)で開閉可能に閉じられ、給油口部材17の給油口は詮部材18で開閉可能に閉じられる。
燃料タンク11内の中央部分には燃料ポンプユニット20が収容されている。この燃料ポンプユニット20は、合成樹脂製の円形の蓋板21と、蓋板21の下側に配置されて蓋板21に1対の鉛直なロッド22を介して連結された合成樹脂製のユニットケース23と、ユニットケース23内に収容固定された燃料ポンプ24とを有する。
この燃料ポンプユニット20を燃料タンク11に取付けるために、燃料タンク11の上壁部11dの中央部分は、その周辺部分よりも少し凹むように形成され、その上壁部11dの中央部分に蓋板21よりも少し小径の円形開口11eが形成され、上壁部11dの円形開口11eの周縁部11fが、その外周外側部分よりも段上がり状に形成され、上壁部11dの円形開口11eの近傍部上面側に装着される、金属製のリングベースプレート30、硬質ゴム製のシールリング35、金属製のリングプレート40を備えている。
リングベースプレート30は、上壁部11dの周縁部11fを囲むように、上壁部11dの上面に固着され、蓋板21の外周部がシールリング30を介して上壁部11dの周縁部11fとリングベースプレート30に載置されている。リングプレート40は、外周側部分の固定リング部40aと、固定リング部40aよりも上方へ膨出する内周側部分の押えリング部40bとを有する。
このリングプレート40の固定リング部40aがリングベースプレート30に上側から複数の締結具41で固定され、リングプレート40の押えリング部40bにより蓋板21の外周部が押えられて、燃料タンク11の上壁部11dに取付けられ、この蓋板21が燃料タンク11の一部を構成する。尚、シールリング35には複数のピン部35aが上方突出状に一体成形され、これらピン部35aがリングプレート40の押えリング部40bに形成されたピン孔40cに挿通されている。
ここで、燃料ポンプユニット20のユニットケース23と燃料ポンプ24を、円形開口11eから燃料タンク11内に収容した状態で、燃料ポンプユニット20の蓋板21が前記のように取付けられるが、ユニットケース23は、ロッド22及びバネ部材(図示略)により蓋板21に対して下方へ付勢され、燃料タンク11の円形開口11eの下方に位置するタンクロア部11bの下壁上面に載置された座部材25に押圧状に固定される。
燃料タンク11の上面側において、燃料ポンプユニット20の上端部の蓋板21には、燃料供給管48が接続される接続口部材45、燃料戻り管49が支持されるブラケット46、ハーネス(図示略)が接続されるコネクタ47が設けられている。接続口部材45は燃料ポンプ24に接続され、この燃料ポンプ24、接続口部材45、燃料供給管48により、燃料タンク11内の燃料がエンジンに供給される。
燃料戻り管49は燃料タンク11の後端部分に接続されているが、その途中部がブラケット46に支持されている。コネクタ47にはコントロールユニット(図示略)から延びるハーネスが接続され、このコネクタ47とハーネスにより、コントロールユニットから燃料ポンプ24へ駆動信号が送られ、また、燃料タンク11内の燃料計測センサ(図示略)からコントロールユニットへ燃料計測信号が送られる。
接続口部材45は蓋板21に上方突出状に設けられ、本実施例の場合、接続口部材45は、蓋板21の中心に対して右側部分に配置され、その基端部が蓋板21の上面から立ち上がって水平方向へ延び、接続口部材45の先端部の接続口45aが、蓋板21の中心に対して右斜め前方に位置し、この接続口45aが蓋板21の外周端に、つまり、リヤフロアパネル3のサービスホール7の周縁部に最も接近している。接続口部材45の基端部に、コネクタ47、ブラケット46が順に隣接している。
燃料タンク11には、リヤフロアパネル3のサービスホール7の周縁部に対して、最も接近する側の接続口部材45(接続口45a)の側方を覆うように燃料タンク11の上面側から立設された保護部材50が設けられている。この保護部材50は、蓋板21の中心に対してリヤフロアパネル3のキックアップ部3b側の接続口部材45(接続口45a)の側方を覆うものでもある。
保護部材50は、リングプレート40に設けられ、詳しくは、リングプレート40にその固定リング部40aの外周端から立ち上がるように一体成形されている。具体的に、保護部材50は、接続口部材45の接続口45aと、この接続口45aが最も接近する部分のリヤフロアパネル3のサービスホール7の周縁部との間に配置され、接続口45a(蓋板21の中心)の方へ面が向く平滑板状の鉛直板部50aと、この鉛直板部50aの上端から接続口45aと反対側へ屈曲する庇部50bとを有する。
例えば、保護部材50は、その庇部50bがリヤフロアパネル3のサービスホール7の周縁部よりも少し内側に且つ下側に位置して、接続口部材45よりも高くなるように、また、接続口部材45の接続口45aを含む先端側部分と、この接続口部材45に接続された燃料供給管48の接続端側部分の側方を覆うことができる幅に構成されている。
以上説明した燃料タンク構造10によれば次の効果を奏する。
リヤフロアパネル3の下方に燃料タンク11を配設し、この燃料タンク11の上面側に燃料供給管48が接続される接続口部材45を設け、この接続口部材45をリヤフロアパネル3の上方へ開放するサービスホール7をリヤフロアパネル3に形成した構造において、燃料タンク11に、リヤフロアパネル3のサービスホール7の周縁部に対して、最も接近する側の接続口部材45の側方を覆うように燃料タンク11の上面側から立設された保護部材50を設けた。
従って、自動車の後突時、リヤフロアパネル3に対して燃料タンク11が前方且つ上方へ移動する可能性があり、また、リヤフロアパネル3にサービスホール7が形成されると、このリヤフロアパネル3のサービスホール7の周辺部分の剛性が低下するため、自動車の後突時、リヤフロアパネル3の周囲部分が下方へ変形するとともに、燃料タンク11の接続口部材45がそこに向かって前方へ移動する可能性があるが、こうした移動が著しい場合に、保護部材50により、前記周縁部分を受け止めて、接続口部材45をガード保護し、つまり、前記周縁部分が接続口部材45に接触して接続口部材45を損傷させることを確実に防止できる。
つまり、接続口部材45をリヤフロアパネル3に比較的接近させて配置することができるので、燃料タンク11の容量を大きくできる、燃料タンク構造10の形状や配置の制限が緩和される、等のメリットを得ることができ、また、自動車の衝突時の接続口部材45の損傷防止のために、つまり、自動車の後突時の燃料タンク11とリヤフロアパネル3との相対的な変位を極力抑えるために、必要以上に、リヤフロアパネル3に対する燃料タンク11の取付構造を補強すること、また、リヤフロアパネル3の変形を極力抑制するために、必要以上に、リヤフロアパネル3を補強する必要がなくなり、故に、燃料タンク11の取付構造及びリヤフロアパネル3の補強構造が複雑化することがなく、車両重量も増大しなくなる点でも好ましいものになる。
更に、リヤフロアパネル3のうちクロスメンバ6で補強されたキックアップ部3bよりも後側部分の下方に燃料タンク11を配設した構造において、保護部材50は、キックアップ部3b側の接続口部材45の側方を覆うものでもある。
従って、リヤフロアパネル3にサービスホール7を形成することに加えて、リヤフロアパネル3のキックアップ部3bよりも後側部分の下方に燃料タンクを配設すると、リヤフロアパネル3のキックアップ部3bの剛性がその後側部分の剛性よりも高すぎるため、自動車の後突時、リヤフロアパネル3のキックアップ部3bよりも後側部分が下方へ変形するとともに、燃料タンク11の接続口部材45がそこに向かって前方へ移動する可能性があるが、こうした移動が著しい場合に、保護部材50により、リヤフロアパネル3を受け止めて、接続口部材45をガード保護し、つまり、リヤフロアパネル3が接続口部材45に接触して接続口部材45を損傷させることを確実に防止できる。
ここで、保護部材50の上端部に、鉛直板部50aの上端から接続口45aと反対側へ屈曲して張り出す庇部50bを設けたので、自動車の後突時、リヤフロアパネル3のサービスホール7の周縁部分が鉛直板部50aに接触した状態で上方へ移動すると、庇部50bで係止されて上方移動が規制され、保護部材50を乗り越えて接続口部材45側へ移動することを極力阻止することができる。
燃料タンク11を合成樹脂製のタンクに構成したので、燃料タンク11を軽量化でき、燃料タンク11内に収容された燃料ポンプユニット20を設けたので、この燃料ポンプユニット20により燃料タンク11内の燃料をエンジンに確実に供給できる。
燃料ポンプユニット20の上端部の蓋板21に接続口部材45を設けたので、接続口部材45を燃料ポンプユニット20にサブアッシー化して設けることができて組付性を高めることができ、燃料ポンプユニット20の上端部の蓋板21の外周部を金属製のリングプレート40を介して燃料タンク11の上壁部11dに取付けたので、燃料ポンプユニット20の燃料タンク11への支持剛性を高めることができる。
リングプレート40に保護部材50を設けたので、この保護部材50で接続口部材45の側方を確実に覆い、この保護部材50の取付強度も高めることができるので、自動車の衝突時の保護部材50の前記機能を確実に達成させることができる。
保護部材50が、リングプレート40にその外周端から立ち上がるように一体成形されたので、部品点数を増やすことなく、保護部材50を簡単に設けることができ、保護部材50の組付負荷も発生せず、製作コスト面でも有利になる。
リヤフロアパネル3のうち少なくとも接続口部材45の上方部分を他の部分よりも上側へ膨出させて膨出部3fを形成したので、燃料タンク11のうち少なくとも上面側に接続口部材45が存在する部分以外の部分を、リヤフロアパネル3の膨出部3f以外の部分に比較的接近させ、接続口部材45を膨出部3fの下方へ位置させ、燃料タンク11に燃料ポンプユニット20を確実に収容することもできるように、燃料タンク11を配置でき、故に、燃料タンク11の容量を大きくできる、燃料タンク構造20の形状や配置の制限が緩和される、等のメリットも大きく確保できる。
実施例1の変形例として、前記保護部材50の代わりに、図7に示す保護部材60を設けてもよい。この保護部材60は、前記同様、リングプレート40にその固定リング部40aの外周端から立ち上がるように一体成形されているが、接続口45aの方へ面が向く平滑板状の鉛直板部60aと、この鉛直板部60aの上端から接続口45a側へ屈曲する庇部60bとを有し、この庇部60bにより、接続口部材45(接続口45a)の上方近傍部が覆われる。
つまり、保護部材60は、その庇部60aが接続口部材45の上方近傍部を覆うように構成されたので、自動車の衝突時、リヤフロアパネル3が接続口部材45に接触して接続口部材45を損傷させることを一層確実に防止できる。尚、図7に仮想線で示すように、庇部60bが接続口部材45(接続口45a)の上方を覆うように蓋板21の中心側へ延長された構造としてもよく、これにより、自動車の衝突時、リヤフロアパネル3が接続口部材45に接触して接続口部材45を損傷させることをより一層確実に防止できる。
実施例2の燃料タンク構造10Aは、実施例1の燃料タンク構造10において、リングプレート40、保護部材50を変更したものである。リングプレート40Aは、実施例1と同様の固定リング部40aと押えリング部40bとを有するとともに、リングプレート40Aには、実施例1のような保護部材50が一体成形されていない。
保護部材70は、リングプレート40Aに設けられ、詳しくは、リングプレート40Aの固定リング部40aの上面に溶接により固定されている。具体的に、保護部材70は、水平基板部70aと、水平基板部70aのうち接続口部材45側の端部から立ち上がって接続口45aの方へ面が向く平板状の鉛直板部70bと、この鉛直板部70bの上端から接続口45a側へ屈曲する庇部70cとを有する。
この燃料タンク構造10Aによれば、保護部材70が、リングプレート40Aの上面に溶接により固定されたので、既存のリングプレート40Aを用いて、保護部材70を確実に設けることができ、また、保護部材70の配置自由度を高めることができるので、自動車の衝突時の保護部材70の前記機能の向上を期待できる。また、保護部材70は、その庇部70cが接続口部材45の上方近傍部を覆うように構成されたので、自動車の衝突時、リヤフロアパネル3が接続口部材45に接触して接続口部材45を損傷させることを一層確実に防止できる。
尚、図示省略するが、実施例1の変形例のように、庇部70cが接続口部材45(接続口45a)の上方を覆うように蓋板21の中心側へ延長された構造としてもよいし、実施例1と同様に、庇部70cが鉛直板部70bの上端から接続口45aと反対側へ屈曲する構造としてもよい。
尚、実施例1、2において、保護部材の形状、サイズ、配置を種々変更可能である。保護部材の形状については、例えば、接続口部材45を覆う部分として鉛直板部のみを有する(庇部を省略した)形状、或いは、平滑な鉛直板部の代わりに、平面視にて蓋板21を中心とする円弧状の鉛直板部を設けた形状、或いは、板状ではなくて塊(ブロック)形状としたものを採用してもよい。
また、保護部材50のサイズについては、その高さを、サービスホール7の蓋部材8と干渉しない程度に、前記実施例のものよりも高くしたもの、また、図10、図11に示すように、その幅を前記実施例のものよりも大きくしたもの、或いは、図13に示すように、少なくともリヤフロアパネル3のサービスホール7の周縁部に接続口部材45が最も接近する側の接続口部材45の側方を覆うことができるものであれば、その幅を前記実施例のものよりも小さくしたものを採用してもよい。
また、保護部材の配置については、図13、図14に示すように、接続口部材45の配置や形状に応じて種々変更可能である。ここで、コネクタ47の側方を覆う保護部材を設けてもよい。この保護部材については、接続口部材45用の保護部材とは独立に設けてもよいし、接続口部材45用の保護部材と一体的に設けてもよい。
その他、本発明は、前記サービスホール7が無い構造、又は、リヤフロアパネル3のキックアップ部3bの後側部分の下方に燃料タンク11を配設しない構造(例えば、フロントフロアパネル2の下方に燃料タンク11を配設した構造)、また、燃料ポンプユニット20が省略された構造(この場合、燃料タンク11自体に保護部材を固定してもよい)等、種々の燃料タンク構造に適用可能である。
実施例1の自動車の燃料タンク構造を含む後部車体構造の斜視図である。 自動車の燃料タンク構造を含む後部車体構造の底面図である。 燃料タンク構造の斜視図である。 燃料タンク構造の要部を分解した斜視図である。 燃料タンク構造の要部の斜視図である。 図1のVI−VI線断面図である。 実施例1の変形例の図5相当図である。 実施例2の図5相当図である。 実施例2の図6相当図である。 第1の変形例の燃料タンク構造の斜視図である。 第2の変形例の燃料タンク構造の斜視図である。 第3の変形例の燃料タンク構造の斜視図である。 第4の変形例の燃料タンク構造の斜視図である。 第5の変形例の燃料タンク構造の斜視図である。
符号の説明
3 リヤフロアパネル
7 サービスホール
10,10A 燃料タンク構造
11 燃料タンク
20 燃料ポンプユニット
40,40A リングプレート
45 接続口部材
48 燃料供給管
50,60,70 保護部材

Claims (8)

  1. 自動車のフロアパネルの下方に燃料タンクが配設され、この燃料タンクの上面側に燃料供給管が接続される接続口部材が設けられ、この接続口部材をフロアパネルの上方へ開放するサービスホールがフロアパネルに形成された自動車の燃料タンク構造において、
    前記燃料タンクは、前記フロアパネルのサービスホールの周縁部に対して、最も接近する側の前記接続口部材の側方を覆うように燃料タンクの上面から立設された保護部材を備えたことを特徴とする自動車の燃料タンク構造。
  2. 自動車のフロアパネルのうちクロスメンバで補強されたキックアップ部よりも後側部分の下方に燃料タンクが配設され、この燃料タンクの上面側に燃料供給管が接続される接続口部材が設けられた自動車の燃料タンク構造において、
    前記燃料タンクは、前記キックアップ部側の前記接続口部材の側方を覆うように燃料タンクの上面から立設された保護部材を備えたことを特徴とする自動車の燃料タンク構造。
  3. 前記燃料タンクが合成樹脂製のタンクに構成されて、この燃料タンク内に収容された燃料ポンプユニットを備え、
    前記燃料ポンプユニットの上端部に前記接続口部材が設けられるとともに、同上端部の外周部が金属製のリングプレートを介して燃料タンクの上壁部に取付けられ、
    前記リングプレートに前記保護部材が設けられたことを特徴とする請求項1又は2に記載の自動車の燃料タンク構造。
  4. 前記保護部材は、前記リングプレートにその外周端から立ち上がるように一体成形されたことを特徴とする請求項3に記載の自動車の燃料タンク構造。
  5. 前記保護部材は、前記リングプレートの上面に溶接により固定されたことを特徴とする請求項3に記載の自動車の燃料タンク構造。
  6. 前記保護部材は、前記接続口部材の上方又は上方近傍部を覆うように構成されたことを特徴とする請求項4又は5に記載の自動車の燃料タンク構造。
  7. 前記保護部材は、その上端部に前記接続口部材と反対側へ張り出す庇部を有することを特徴とする請求項4又は5に記載の自動車の燃料タンク構造。
  8. 前記フロアパネルのうち少なくとも前記接続口部材の上方部分が他の部分よりも上側へ膨出されたことを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の自動車の燃料タンク構造。
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