JP2008167819A - 床面洗浄機用スキージ装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】 小型で小回りが効き、洗浄汚水を効率良く利用して回収しながら床面を洗浄して清掃することが出来、小規模な工場や事業所や店舗などに使用して好適な、床面洗浄機用スキージ装置を提供する。
【解決手段】 ブロアー15の吸引力により洗浄汚水DWを回収する後側スキージ7を円盤状パッド6と後輪4の間に配置し、且つ、後退時に洗浄汚水DWを回収する前側スキージ8を円盤状パッド6の側部ガード9L,9Rと一体に構成する。前側スキージ8を構成する内外のブレード8A,8Bの間に設けたスキージ室8Xに前側吸引口11を開口し、1つのブロアー15で前後のスキージ7,8の両方からの洗浄汚水DWを回収する。前側スキージ8を保持する前側スキージフレーム3は本体ベース1L,1Rに対して前後揺動可能なリンク部材20,20Tを介して接続され、床面洗浄機1の後退移動時に可撓性の前側スキージ8の外側ブレード8Bと内側ブレード8Aと両側部ガード9L,9Rを下方向に付勢させて、汚水回収性能を向上させる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、床面洗浄機に使用されるスキージに関するものであり、より具体的には、小規模で清掃時に障害物となる装置類などが多く設置されている工場などで使用される産業用途の床面洗浄機に用いて好適なスキージ装置に関するものである。
昨今では、比較的中規模から小規模な企業の工場などでも、労働作業環境の改善が望まれてきているが、このような背景によって、このところ小型で小回りが効き、洗浄汚水を効率良く利用して回収しながら床面を洗浄して清掃する、円盤状ブラシまたはパッドを使用するタイプの床面洗浄機が利用されている。例えば、特許文献1に記載された発明では、スキージの位置を後輪と円盤状ブラシの間に配置したことで清掃中の洗浄水をすぐさま回収するため、大型のスキージを使用する必要がなく、全体的に幅の狭いスキージを搭載した小型の床面洗浄機が実現されている。
特開2005−324020号公報
ところが、上記特許文献1に記載の「床掃除機、特に産業用途のための床掃除機」では、小規模で障害物が多い工場・事業所・店舗などで、テーブルの下や部屋の隅や部分的に床面空間が空いている場所など(建築基準法施工令で荷物の配置が禁止されている退避・救出誘導経路の窓周辺など)の油汚れを清掃したくとも、一方向にしか洗浄水を回収できないため、洗浄汚水を取り残しやすく、床面洗浄機が通過できない箇所の清掃は不可能であるか、又は、洗浄して回収し残した汚水を別途手持ちのスキージなどで回収する手間がかかるといった問題があった。
そのために、円盤状パッド又はブラシの前後にスキージを設けて前進と後退時に汚水の回収が確実に出来る様に構成することが考えられたが、前後にスキージを設けると、前後のスキージの床面への押し付け力が大きくなり、結果として床面洗浄機の操作が重くなって非常に扱いにくいものとなってしまう問題があった。
即ち、前後にスキージを設けた床面洗浄機は、前進時に前側スキージの押さえつけ力が作用して床面洗浄機の運転(手押しする時の負荷)が重くなってしまうことと、前側スキージを強く押さえつけたままで前進洗浄動作を続けていると、前側スキージのブレードが早く消耗してしまい、交換作業が頻繁に発生する、などの不具合が生じる問題があった。
更に、パッド又はブラシの前後にスキージを設けた床面洗浄機は、前後のスキージに吸引作用を及ぼす必要があるため、構造が複雑化してコストアップする問題があり、また、前後のスキージの間から洗浄汚水が横方向へ広がって、洗浄後の床面に汚水の取り残しが生じる問題もあった。
本発明は、上述した各問題点を解決することを目的として開発されたものであって、その技術的課題は、円盤状パッド又はブラシの前後にスキージを取付けた床面洗浄機の構成を簡単にして、低コスト化を可能にすると共に、前側スキージによって発生する各種運転上の問題と、前側スキージの摩耗の問題を解消し、合わせて、洗浄後の汚水取り残しの問題を解消することができるように工夫した床面洗浄機用スキージ装置を提供することである。
(1) 上記の技術的課題を解決するために、本発明の請求項1に係る床面洗浄機用スキージ装置は、機体を前進させながら、床面への洗浄水の給水と、円盤状に形成したパッド又はブラシの回転による床面の洗浄と、ブロアーの吸引力を利用して当該パッド又はブラシの後部に設けた後側スキージによる洗浄後の汚水の吸い取りを行うように構成した床面洗浄機であって、上記機体の前部に、機体の後退時にブロアーの吸引力を利用して、上記パッド又はブラシの前方部に残っている洗浄後の汚水を床面より吸い取る前側スキージを設け、上記機体の左右両側部には、上記パッド又はブラシの回転による洗浄後の汚水の横への広がりを防止する左右の側部ガードを設けたことを特徴としている。
(2) また、本発明の請求項2に係る床面洗浄機のスキージ装置は、前記前側と後側の各スキージを、前記円盤状に形成したパッド又はブラシの前方部と後方部に沿わせて略円弧状に屈曲形成し、且つ、前記左右の側部ガードを、上記前側のスキージ又は後側スキージのいずれかの左右両端部、若しくは、両スキージの左右両端部の夫々に互い違いに付設して、これ等前後のスキージと左右の側部ガードによって上記パッド又はブラシの外周を囲むことを特徴としている。
(3) また、本発明の請求項3に係る床面洗浄機のスキージ装置は、前記前側スキージを、両端部に前記左右の側部ガードを連設した円弧状の外側ブレードと、この外側ブレードの内側面に対して間隔をあけ、且つ、前記パッド又はブラシの前方部に対して空間をあけて設けた円弧状の内側ブレードとによって構成すると共に、これ等外側と内側の両ブレードの間隔をスキージ室と成し、このスキージ室に対して前記ブロアーの吸引作用を及ぼして、機体の後退時に上記パッド又はブラシの前方部に残っている洗浄後の汚水を床面より吸い取るように構成したことを特徴としている。
(4) また、本発明の請求項4に係る床面洗浄機のスキージ装置は、前記後側スキージと前側スキージの双方に対して、機体に搭載した1台のブロアーから吸引作用を及ぼして、機体の前進時と後退時のいずれの場合にも、これ等両側のスキージが床面より洗浄後の汚水を吸い取るように構成したことを特徴としている。
(5) また、本発明の請求項5に係る床面洗浄機のスキージ装置は、前記前側スキージを支持するスキージフレームを、機体側の本体ベースに対して複数のリンク部材を介して前後に揺動可能に取付けると共に、これ等各リンク部材は、機体の前進時及び停止時に、当該リンク部材の上下を夫々上記本体ベースと前側スキージに取付けた上下のリンク支点同士を結ぶ軸線角度が、垂直から一定角度前傾し、機体の後退時には、前記前側スキージを構成する各ブレードに掛かる床面との摩擦力によって、各リンク部材が前傾からストッパー部で規制した略垂直姿勢位置に揺動するように構成したことを特徴としている。
(6) 更に、本発明の請求項6に係る床面洗浄機用スキージ装置は、前記複数のリンク部材が、前後及び左右に間隔をおいて配置された前記本体ベース及びスキージフレームとで四節平行リンク構造を成し、且つ、これ等四節平行リンク構造が前記円盤状のパッド又はブラシの駆動用モータを挟んで左右2列の線対称位置に配置されると共に、一方のリンク部材は左右2列が一体のレバー形状に構成されていることを特徴としている。
上記(1)と(2)で述べた手段によれば、円盤状パッド又はブラシの周囲が円弧状に形成した前後のスキージと、左右の側部ガードによって囲まれているため、洗浄動作時に床面洗浄機で使用した洗浄後の汚水が、円盤状パッド又はブラシの回転によって周辺に飛散するのを防止でき、且つ、洗浄後の汚水を回収する後側スキージの幅を小型に構成できると共に、床面洗浄機全体の幅を小さくする事が出来る。
上記(3)で述べた手段によれば、洗浄動作時に床面洗浄機を前後に動かして、テーブルの奥や部屋の隅を清掃する場合でも、洗浄後の汚水の回収残りが無い状態にきれいに洗浄することを可能にする。。
上記(4)で述べた手段によれば、前後のスキージの各スキージ室に吸引力を及ぼすブロアーを1つで構成できるため、全体のコストアップを抑えることが出来る。
上記(5)で述べた手段によれば、床面洗浄機の後退時に、床面と前側スキージの内外ブレード及び両側部ガードとの摩擦力によって、自動的にリンク部材が前方傾斜から略垂直姿勢まで揺動移動することで、前側スキージフレームが全体的に下方向に移動し、前側スキージの各ブレードに床面方向の付勢力を及ぼすため、洗浄後の汚水の回収を漏れなく確実に行うことが出来る。
更に上記(5)で述べた手段によれば、床面洗浄機の前進時には、リンク部材が自動的に略垂直姿勢から前方傾斜まで揺動移動して、前側スキージフレームの全体が上方向に移動し、床面に対する前側スキージの各ブレードの押圧力を弱めるか、或いは、前側スキージの自重の分だけ減少するため、前進時の床面洗浄機の操作を軽くすることができると共に、前側スキージの各ブレードの摩耗を軽減することができる。
上記(6)で述べた手段によれば、四節平行リンク構造のリンク部材によってスキージフレームが本体と平行な姿勢を保ちつつ揺動移動して、上記(5)の動作を行うため、機器の移動時やパッド交換時に本体を横に倒した際などでも、前側スキージが安定した状態で保持され、揺動部の故障や外れなどの心配も無く、簡素な機構で確実なブレード付勢力を作用させることができると共に、前後動作によって洗浄汚水を確実に回収可能な床面洗浄機の前側スキージを、容易に実現することが出来る。
以上述べた次第で、本発明に係る床面洗浄機のスキージ装置によれば、小型で小回りが効き、洗浄後の汚水を効率良く回収しながら床面を洗浄して清掃することが出来るため、小規模な工場や事業所や店舗などに使用して頗る有益なものである。
さらに本発明では、洗浄汚水の回収を確実にするために、スキージを床面に押し付けてスキージングする動作が、前進時には後側スキージでおこない、後退時には前側スキージで同様な押し付けによるスキージング動作をおこなうため、床面洗浄機の操作の負荷が増加することもなく、また、ブレードの摩耗の頻度が増加することもないので、使い勝手のよい床面洗浄機のスキージ装置を実現することが出来る。
以下に、上述した本発明に係る床面洗浄機用スキージ装置の実施の形態を図面と共に詳細に説明すると、図1は本発明が実施された床面洗浄機の一部内部構成を示した外観図であり、図2は図1に示した床面洗浄機のベース構造を示した斜視図、図3は前側スキージの動作を示した側面図、図4は本発明が実施された床面洗浄機の底面図、図5は前側スキージとリンクレバーの動作を説明した構成図を示す。
図1において、床面洗浄機1は機体1Tの内部に、洗浄水CWの貯留タンク12と洗浄後の汚水DW(以下単に洗浄汚水DWという)の回収タンク13を有する。貯留タンク12に蓄えた洗浄水CWは適宜洗剤などを混合したうえで、貯留タンク12の底面に設置した洗浄水供給用電磁弁14Pを選択的に動作させて、洗浄水供給ホース14を通じて機体1Tの底面から円盤状パッド又はブラシ6(以下単に円盤状パッド6という)に供給される。
円盤状パッド6はモータ6Mにより回転して洗浄水CWを媒介として床面を洗浄し、洗浄によって床面の汚れなどが析出されて洗浄水CWが徐々に汚れてくるが、その洗浄汚水DWは、通常は床面洗浄機1を前方に移動させながら洗浄作業をすることで、全体を円弧状に湾曲形成した後側スキージ7によって中央部に集められ、次いで、スキージ中央に配置した後側吸引口10に集まって、後述するブロアー15の吸引力の作用によって後側吸引口10より汚水回収タンク13内に回収される仕組みに成っている。
床面洗浄機1には強力なブロアー15が搭載されており、その吸引力はまずは汚水回収タンク13の底面から上方に連通させたブロアーパイプ15Bの上端のブロアー吸気口に作用し、ブロアー排気口15Aより床面洗浄機1の外部に排気されている。このようにブロアー15の吸引力が汚水回収タンク13に及ぶことで汚水回収タンク13は負圧状態となり、その結果汚水回収ホース16を通じて前記後側スキージ7の後側吸引口10に吸引力が作用することになる。吸引された洗浄汚水DWと負圧状態で吸引される流入空気は、一緒に汚水回収タンク13内に流入するが、洗浄汚水DWは自重により汚水回収タンク13内に落下して蓄積され、流入空気はブロアー吸気口よりブロアーパイプ15Bを通ってブロアー15に吸引されていく。なおブロアー吸気口には図示しないゴミ用フイルターや飛沫防止用セパレータが換装されており、洗浄汚水DWの飛沫などがブロアー15に直接吸い込まれない様になっている。更に、ブロアー吸気口には図示しないフロート弁が備わっており、満水時の過剰吸水によるブロアー15への浸水を防止している。
通常の床面洗浄機であれば、後側スキージ7の吸引口から一本の汚水回収ホース16が汚水回収タンク13内に導入されるだけであるが、本発明の実施例においては、円盤状パッド6の前側に配置した前側スキージ8の前側吸引口11からも汚水回収ホース17が引き出され、後部側吸引口10付近で上方に伸びる汚水回収ホース16と一緒になっている。(分岐されたパイプが前後に分かれる状態になっている)従って、前述のブロアー15によって作用する吸引力は後側スキージ7の後側吸引口10に及ぶのと同時に、前側吸引口11にも作用し、全体を円弧状に湾曲形成した前側スキージ8にも汚水吸引作用が及ぶ様に構成されている。
上述した後側スキージ7と前側スキージ8は、図4に示すように、いずれも円弧状に湾曲形成した内側と外側の各ブレード7A,7B及び8A,8Bを間隔をあけて並設することにより、これ等両間隔を夫々スキージ室7X,8Xとしたものであって、後側スキージ7は、スキージ室7Xを下向きにした状態で、円盤状パッド6の後部外周面に対して一定の間隔をあけて沿わせるように、機体1Tの後側ベース17に取付けられている。また、前側スキージ8は、スキージ室8Xを下向きにした状態で、円盤状パッド6の前部外周面に対して一定の間隔をあけて沿わせるように、前側スキージフレーム3に取付けられており、更に、上記各スキージ7,8の上面中央部には、上述した後部側吸引口10と前部側吸引口11が、夫々スキージ室7X,8Xと連通した状態で突設されている。
図2は本発明の実施例である床面洗浄機1のベース構造を示す。図2において、1Lと1Rは前輪5,5を取付けた床面洗浄機1の左右のベース、9Lと9R(図4参照)は、上述した後側と前側の両スキージ7,8における左右の両端部間の間隔(隙間)を塞ぐために、上記前側スキージフレーム3の左右の両側部に取付けた左右の側部ガードであって、これ等両側部ガード9L,9Rは前側スキージ8の左右両端部に対して、円周方向に連続するように取付けられている。
従って、円盤状パッド6の外周は、その殆どが上記後側と前側の各スキージ7,8と、左右の側部ガード9L,9Rによって囲まれていて、円盤状パッド6の回転による洗浄汚水DWの周囲への飛散を防止すると共に、洗浄汚水DWの横方向への広がりを防止するように構成されている。
以上の如く前側スキージ8と左右の側部ガード9L,9Rを取付けた前側スキージフレーム3は、中央部がモーター6Mから円盤状パッド6に連通する回転軸部を避ける様に切り欠かれた形状(前側を下にして平面状態で見ると凹の字の形)となっており、また、中央部の切り欠きの端部は左右とも上方に曲げ起こされ、その曲げ部3Zにはリンク板20とリンクレバー20Tを取付けるための軸部20B…が設けられている。
これ等軸部20B…にはリンク板20と、リンクレバー20Tが回転可能に勘合されている。このリンク板20は左右同形状の小判型で、長手方向(上下方向)に2ヶの孔部を有し、一方は前述した前側スキージフレーム3の曲げ部3Zの軸部20Bに勘合して回転可能に取付けられている。 また、リンクレバー20Tはリンク板20と同様に小判型で、且つ、長手方向の2箇所に孔部を有した板であり、且つ、左右のリンクレバー20T,20Tの間には、左右を連結する連結レバー部20Kが設けられていて、左右は一体で回転する仕組みに成っている。また、連結レバー部20Kの上端部には、図5に示すようにストッパー部20Sが形成されている。
リンク板20、リンクレバー20Tとも、下端側の孔部が前側スキージフレーム3の曲げ部3Zに設けた軸部20B、20Bに勘合しているが、上端側はそれぞれ左側ベース1Lと右側ベース1Rの内側端部の曲げ部1Z、1Zに取付けた軸部20A,20Aに回転可能に勘合されている。 さらに図では二点鎖線で記載した機体1Tの底部に、上記の左側ベース1Lと右側ベース1Rが固定されているから、図2の状態において、左右のベース1L,1Rは機体1Tに対して固定されているが、そこにリンク板20とリンクレバー20Tを介して前側スキージフレーム3が吊り下げられた様な構成になっている。
前述の左右ベース1L,1Rには前輪5,5が付いており、左右ベース1L,1Rは機体1Tと一体となって移動するが、この様な構成においては、前側スキージフレーム3は左右ベース1L,1Rとリンク板20とリンクレバー20Tで構成された四節平行リンクの構成を成していて、前側スキージフレーム3は左右ベース1L,1Rに対して平行に揺動可能になっている。
また、前側スキージフレーム3には、前側スキージ8と左右の側部ガード9L,9Rが一体的に固定されているが、前側スキージフレーム3の全厚みよりも床面方向に、前側スキージ8と左右の側部ガード9L,9Rが突出しており、この突出した部分は可撓性の材質のブレード部のみとなっているため、側面方向に荷重かければ容易に撓む様な状態となっている。しかし、全体を床面に置いた状態では前側スキージフレーム3及び前側スキージ8と、側部ガード9L,9Rとそれ以外の固定部材や汚水回収ホース16の荷重の一部などが加わっているものの、その自重だけでは可撓性のブレード部が撓むことは無い様に、可撓性ブレードの材質や厚みや突出量が設定されている。
図3に本発明の実施例に係る床面洗浄機1における前側スキージ8の動作を示す。
図3の(1)は床面洗浄機1が前進したときの状態を示す。この状態は、前進及び停止の時もほぼ同じ状態となっている。床面洗浄機1が白抜き矢印の様に前進しようとすると、前側スキージ8のブレード8A,8Bと側部ガード9L,9Rには床面FLとの間で若干であるが摩擦力が発生している。その結果、前進する床面洗浄機1に対して前側スキージ8のブレード8A,8Bと側部ガード9L,9Rは摩擦力によりその場に留まろうとするため、リンク板20とリンクレバー20Tによって吊り下げられている前側スキージ8は矢印で示した様な円弧状の方向に回動しようとし、前述の様に前側スキージフレーム3とベース部は平行な動作をする四節平行リンクであるから、前側スキージ8は実際にはこの図の状態のままで床面洗浄機1と一緒に前方に移動する。
その際には、後側スキージ7のブレード7A,7Bが当初より若干撓む様に床面FLに付勢されているため、汚水を吸引して前述の後側吸引口10より回収されることになる。前側スキージ8にも同様の吸引力は作用しているが、床面洗浄機1が前進しているうちは前側スキージ8の前側吸引口11に洗浄汚水DWが溜まることもなく、そこから洗浄汚水DWが吸引されることもない。
図3の(2)には本発明の床面洗浄機1が後退した際の前側スキージ8の動作を示す。図の様に、リンク板20及びリンクレバー20Tには図で見て反時計方向の回転力が作用するが、リンクレバー20Tのストッパー部20Sが本体の底面部1Xに当接した後はその姿勢が維持される。この際に前側スキージ8のブレード8A,8Bは、図3の(1)の状態よりも全体的に床面FLの方向に平行に下がった位置に移動するため(四節平行リンクが平行四辺形から四角形に変化したことで)、前側スキージ8と側部ガード9L,9Rの各ブレード部が床面FLに付勢させられ、洗浄汚水DWが効率よく確実に掻き集められて、図1で示した前側吸引口11より洗浄汚水DWが吸引されて汚水回収タンク13に回収されることになる。
図4は本発明の実施例の底面から見た図を示し、後側スキージ7と前側スキージ8の構成を詳細に示したものであって、図4及び上述した図1乃至図3において、7T,7Tは後側スキージ7の左右両側部に取付けたガイドローラを示す。
図5は本発明の実施例の前側スキージ8と、リンクレバー20Tの動作を説明した図であり、図3の(2)の状態に移行する理論的な説明図である。
図5の(1)は床面洗浄機1が後退し始めた時の状態を示し、図において簡略化のためにリンク板20を省略し、各部形状も簡素化して示している。図5(1)の状態では床面FLに対して前側スキージ8のブレード8A,8Bの下端が接しており、前側スキージフレーム3とブレード8A,8Bらの自重
Wのみが床面に作用している。この際にリンクレバー20Tの上下の軸部20A,20Bの関係は図の様に鉛直から数十°程度傾いた姿勢(前進方向に前傾した姿勢)となっており、aとbの寸法比はaが大きい状態である。
この状態でリンクレバー20Tには、図に示した様に自重Wによって床面から作用する抗力Nと、機体1Tが白矢印方向に移動(後退)しようとすることで、床面FLから受ける摩擦力μNが図のような方向でリンクレバー20Tの下側軸部20Bに作用する。この状態でのリンクレバー20Tの上側軸部20Aを中心とした力の釣り合い状態では、 N・b−μ・N・a<0 となった場合にはいわゆる「自動食い込み」の関係となり、リンクレバー20Tの下側軸部20Bに作用する摩擦成分 μ・Nによって、リンクレバー20Tが反時計方向に回転させられる様になる。
図5の(2)はその状態で白矢印方向に機体1Tが後退で進んだ場合、リンクレバー20Tのストッパー部20Sが機体1Tの底面1Xに当接するまで回動し、当接してからはその姿勢のまま機体1Tとリンクレバー20Tが一体となって白矢印方向に進行する。その際、元のaに対してa’ が長くなる(下側軸部20Bが床面FL方向に移動する)ため、前側スキージ8のブレード部が元のcからc’
と短くなり、結果的に前側ブレードが図の様に撓んで進行方向と逆に湾曲し、床面FLに強く付勢されることで洗浄汚水DWを確実に掻き取る様な状態に移行する。
その後に前進動作に移行した場合は、この状態で図5の(2)から図5の(1)の方向に逆に動作(機体1Tが前進)すればμ・Nの作用方向が逆になるために、自然と元の図5の(1)の姿勢に復帰し、後側スキージ7の作用による通常の汚水回収動作が行われる。
以上説明したように、本発明の実施例においては、前側スキージ8が機体1Tの進行方向が後退方向になった時にのみ、リンクレバー20Tの自動食い込み動作によって、前側スキージ8と洗浄中の汚水DWの飛び散りを防止する側部カード9L,9Rが床面FLに位置移行して付勢されることで、床面洗浄機1を前後に動作させた時の両方で洗浄汚水DWの回収が確実になされ、狭い工場や事業所や店舗などで、部屋の隅や机の下などを洗浄する場合にも好適な床面洗浄機1が実現できる。
また、その際に前側スキージ8の動作が摩擦によって自動的に食い込み作用を起こすことを利用しているため、リンクレバー20Tとリンク板20が追加になるだけで機器のコストアップをすることなく、前後動作での切換機構が実現し、機構が簡素なためにに頑丈であり、揺動動作の範囲も数十°の範囲に限定されるために本体輸送時に部材が暴れることもなく、安定した床面洗浄機を提供することができる。
なお、本発明の実施例では前側スキージ8のみ自動食い込み動作を利用しているが、同様の機構を後側スキージ7にて採用することも可能である。また、前後のスキージ7,8のどちらかに側部ガード9L,9Rが付設されていてもよく、前後のスキージの各々から互い違いに側部ガード9L,9Rを付設したり、前後のスキージの両方から側部ガード9L,9Rを付設することも可能であり、若しくは、前後のスキージ7,8がお互いに半円の形状で分割されているものでも実現可能で、様々な形態に応用しても確実に動作させることが可能である。
さらに、自動食い込みをおこさせるリンク板20とリンクレバー20Tに、揺動位置の調整機構を設けたり、または揺動を規制して持ち上げた状態にする簡素な規制部材を選択的に作用させることで、前側スキージ8を持ち上げたまま機体1Tを移動させて、前側スキージ8のブレード8A,8Bの摩耗を防止することができる。
また、揺動位置の調整に関しては、リンクレバー20Tの初期の姿勢とストッパー部20Sが効いた位置を調整することで、床面FLの状態やその際の洗剤入り洗浄水CWの潤滑性の差や、ブレード8A,8Bの材質の差違に対応して、利用者が通常使用する床面・洗剤・ブレードなどに合わせて容易に調整して合わせることが可能となっている。
本発明に係るスキージ装置を備えた床面洗浄機の一部内部構成を示した外観図。 本発明に係るスキージ装置を備えた床面洗浄機のベース構成を示した斜視図。 (1)は本発明に係るスキージ装置を備えた床面洗浄機の前進時における前側スキージ装置の動作を説明した側面図で、(2)はその後退時の動作を説明した側面図。 本発明に係るスキージ装置を備えた床面洗浄機の底面図。 (1)は本発明に係るスキージ装置を備えた床面洗浄機の前進時或いは停止時における前側スキージとリンクレバーの動作を説明した構成図で、(2)はその後退時の動作を説明した構成図。
符号の説明
1 床面洗浄機
1T 機体
1L,1R 左右のベース
3 前側スキージフレーム
4 後輪
5 前輪
6 円盤状パッド又はブラシ
6M モータ
7 後側スキージ
7A 内側ブレード
7B 外側ブレード
7X 後側スキージ室
8 前側スキージ
8A 内側ブレード
8B 外側ブレード
8X 前側スキージ室
9L,9R 側部ガード
10,11 前側、後側吸引口
12 洗浄水貯留タンク
13 汚水回収タンク
14 給水ホース
15 ブロアー
16 汚水回収ホース
20 リンク板
20T リンクレバー
20S ストッパー部
20A,20B 軸部
FL 床面
CW 洗浄水
DW 洗浄後の汚水(洗浄汚水)

Claims (6)

  1. 機体を前進させながら、床面への洗浄水の給水と、円盤状に形成したパッド又はブラシの回転による床面の洗浄と、ブロアーの吸引力を利用して当該パッド又はブラシの後部に設けた後側スキージによる洗浄後の汚水の吸い取りを行うように構成した床面洗浄機であって、
    上記機体の前部に、機体の後退時にブロアーの吸引力を利用して、上記パッド又はブラシの前方部に残っている洗浄後の汚水を床面より吸い取る前側スキージを設け、上記機体の左右両側部には、上記パッド又はブラシの回転による洗浄後の汚水の横への広がりを防止する左右の側部ガードを設けたことを特徴とする床面洗浄機用スキージ装置。
  2. 前記前側と後側の各スキージを、前記円盤状に形成したパッド又はブラシの前方部と後方部に沿わせて略円弧状に屈曲形成し、且つ、前記左右の側部ガードを、上記前側スキージ又は後側スキージのいずれかの左右両端部、若しくは、両スキージの左右両端部の夫々に互い違いに付設して、これ等前後のスキージと左右の側部ガードによって上記パッド又はブラシの外周を囲むことを特徴とする請求項1に記載の床面洗浄機用スキージ装置。
  3. 前記前側スキージを、両端部に前記左右の側部ガードを連設した円弧状の外側ブレードと、この外側ブレードの内側面に対して間隔をあけ、且つ、前記パッド又はブラシの前方部に対して空間をあけて設けた円弧状の内側ブレードとによって構成すると共に、これ等外側と内側の両ブレードの間隔をスキージ室と成し、このスキージ室に対して前記ブロアーの吸引作用を及ぼして、機体の後退時に上記パッド又はブラシの前方部に残っている洗浄後の汚水を床面より吸い取るように構成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の床面洗浄機用スキージ装置。
  4. 前記後側スキージと前側スキージの双方に対して、機体に搭載した1台のブロアーから吸引作用を及ぼして、機体の前進時と後退時のいずれの場合にも、これ等両側のスキージが床面より洗浄後の汚水を吸い取るように構成したことを特徴とする請求項1、2又は3に記載の床面洗浄機用スキージ装置。
  5. 前記前側スキージを支持するスキージフレームを、機体側の本体ベースに対して複数のリンク部材を介して前後に揺動可能に取付けると共に、これ等各リンク部材は、機体の前進時及び停止時に、当該リンク部材の上下を夫々上記本体ベースと前側スキージに取付けた上下のリンク支点同士を結ぶ軸線角度が、垂直から一定角度前傾し、機体の後退時には、前記前側スキージを構成する各ブレードに掛かる床面との摩擦力によって、各リンク部材が前傾からストッパー部で規制した略垂直姿勢位置に揺動するように構成したことを特徴とする請求項1、2、3又は4に記載の床面洗浄機用スキージ装置。
  6. 前記複数のリンク部材が、前後に間隔をおいて配置された前記本体ベース及びスキージフレームとで四節平行リンク構造を成し、且つ、これ等四節平行リンク構造が前記円盤状のパッド又はブラシの駆動用モータを挟んで左右2列の線対称位置に配置されると共に、一方のリンク部材は左右2列が一体のレバー形状に構成されていることを特徴とする請求項5に記載の床面洗浄機用スキージ装置。
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