JPH0924009A - 清掃装置 - Google Patents

清掃装置

Info

Publication number
JPH0924009A
JPH0924009A JP17340195A JP17340195A JPH0924009A JP H0924009 A JPH0924009 A JP H0924009A JP 17340195 A JP17340195 A JP 17340195A JP 17340195 A JP17340195 A JP 17340195A JP H0924009 A JPH0924009 A JP H0924009A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleaning device
floor surface
main body
cleaning
arm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17340195A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeki Kono
茂樹 河野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP17340195A priority Critical patent/JPH0924009A/ja
Publication of JPH0924009A publication Critical patent/JPH0924009A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、壁際の床面においても確実に清掃を
することができ、しかも清掃機を床面から容易に浮き上
がらせることを最も主要な目的としている。 【構成】本発明は、床面に接触して回転する回転ブラシ
または回転パッドとこれを駆動する駆動部とからなる清
掃機と、清掃装置本体と、清掃機を清掃装置本体に対し
駆動アームと従動アームを介して支持する清掃機支持体
とを備え、駆動アームの一端側を清掃装置本体に対して
回転駆動自在に回転軸で支持すると共に、駆動アームの
他端側を従動アームの一端側に、また当該従動アームの
他端側を清掃機に、それぞれ回転自在に回転軸で接続
し、さらに各々のアームの回転部の回転軸が床面に対し
てほぼ平行でかつ互いにほぼ平行となるように構成し、
駆動アームが清掃装置本体に対して回転することにより
清掃機が床面から浮き上がるようにすることを特徴とし
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として床面の清掃を
行なうのに用いられる清掃装置に係り、特に壁際の床面
においても確実に清掃を行なえ、しかも清掃機を床面か
ら容易に浮き上がらせるようにした清掃装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図10はこの種の清掃装置の構成例を示
す側面図、図11は同清掃装置の構成例を示す正面図で
ある。すなわち、従来の清掃装置は、図10および図1
1に示すように、床面35に接触して回転する回転ブラ
シまたは回転パッドとこれを駆動するブラシ駆動部とか
らなる清掃機1と、洗浄水滴下装置と、床面35の汚水
をかき集めて吸い取る汚水吸い取り装置2と、洗浄水タ
ンクと、汚水タンクと、清掃機1を支持しかつ床面35
上を移動可能な清掃装置本体3とから構成されており、
洗浄水滴下装置により洗浄水等を滴下させた後、床面3
5に回転ブラシまたは回転パッドを接触させ、清掃装置
本体3を移動させることにより床面35を清掃するもの
である。
【0003】また、清掃装置は、清掃機1を清掃装置本
体3の前方にリンク30を介して支持し、清掃機1を清
掃装置本体3に対して上下方向にのみ移動可能な構成と
している。
【0004】ところで、このような清掃装置では、清掃
を行なわない状態で移動させる際、床面35と清掃機1
の回転ブラシまたは回転パッドとの接触による走行抵抗
をなくし、また清掃機1の回転ブラシまたは回転パッド
によって床面35を汚すことを避けるために、手動によ
り清掃機1を反転または上方に持ち上げて清掃機1を移
動させることにより、清掃機1の回転ブラシまたは回転
パッドを床面35から浮かせる必要がある。
【0005】しかしながら、清掃機1の質量が重い場合
や、図11に示すように、清掃機1が壁40際にあるよ
うな場合には、上記のような手動による清掃機1の移動
操作をすることが困難である。
【0006】また、壁40際の床面35を清掃する場合
には、清掃装置本体3と壁40面との干渉によって壁4
0際まで清掃機1が進入できず、壁40際の床面35を
清掃することが困難である。
【0007】さらに、清掃装置を移動させるために、清
掃機1を床面35から浮かした際、清掃機1の質量が清
掃装置本体3に加わることによって、清掃装置本体3の
重心位置が清掃機1側よりに移動し、清掃装置本体3が
清掃機1側に倒れてしまう恐れがある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
清掃装置においては、清掃機を床面から浮き上がらせる
ことが比較的困難であるばかりでなく、壁際の床面を清
掃することが困難であるという問題があった。
【0009】本発明の目的は、壁際の床面においても確
実に清掃をすることができ、しかも清掃機を床面から容
易に浮き上がらせることが可能な清掃装置を提供するこ
とにある。
【0010】
【課題が解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明では、床面の清掃を行なう清掃装置におい
て、床面に接触して回転する回転ブラシまたは回転パッ
ドとこれを駆動する駆動部とからなる清掃機と、清掃装
置本体と、清掃機を清掃装置本体に対し駆動アームと従
動アームを介して支持する清掃機支持体とを備え、駆動
アームの一端側を清掃装置本体に対して回転駆動自在に
回転軸で支持すると共に、駆動アームの他端側を従動ア
ームの一端側に、また当該従動アームの他端側を清掃機
に、それぞれ回転自在に回転軸で接続し、さらに各々の
アームの回転部の回転軸が床面に対してほぼ平行でかつ
互いにほぼ平行となるように構成し、駆動アームが清掃
装置本体に対して回転することにより清掃機が床面から
浮き上がるようにしている。
【0011】ここで、特に清掃機本体に清掃機と当接す
るストッパを設け、駆動アームの回転と共に清掃機が清
掃機本体に対し床面上を移動してストッパと当接し、か
つ清掃機とストッパとが当接する位置における従動アー
ムと清掃機との接続支点位置が、駆動アームと従動アー
ムとの接続支点位置の鉛直上に位置しないようにするこ
とが望ましい。
【0012】また、駆動アームに従動車輪を弾性支持
し、駆動アームの回転と共に清掃機が床面より浮き上が
るのに連動して、従動車輪が床面に接地するようにする
ことが望ましい。
【0013】さらに、駆動アームに従動車輪を備え、駆
動アームの回転と共に清掃機が床面から浮き上がるのに
連動して、従動車輪が床面に近接するようにすることが
望ましい。
【0014】さらにまた、従動車輪を清掃装置本体に対
し従動車輪支持アームを介して支持し、また従動車輪を
従動車輪支持アームに弾性支持する従動車輪支持体を備
え、駆動アームの回転と共に清掃機が床面から浮き上が
るのに連動して、従動車輪が清掃装置本体に対して上下
方向に移動し、従動車輪が床面に接地するようにするこ
とが望ましい。
【0015】また、従動車輪を清掃装置本体に対し従動
車輪支持アームを介して支持する従動車輪支持体を備
え、駆動アームの回転と共に清掃機が床面から浮き上が
るのに連動して、従動車輪が清掃装置本体に対して上下
方向に移動し、従動車輪が床面に近接するようにするこ
とが望ましい。
【0016】さらに、清掃装置本体にバランスウェイト
を設け、駆動アームが清掃装置本体に対してある回転角
度内で駆動アームの回転に連動して、バランスウェイト
の重心点が移動するようにすることが望ましい。
【0017】
【作用】従って、本発明の清掃装置においては、駆動ア
ームを回転軸の回りにある方向に回転させると、駆動ア
ームに接続されている従動アームを介して、清掃機が清
掃装置本体に対し一方向に移動する。
【0018】このようにして、壁際の床面の清掃におい
て、壁面と清掃装置本体とが接触して、壁際まで清掃機
を進入させることができない場合に、清掃機を清掃装置
本体に対して一方向に移動させて、清掃機を清掃装置本
体の側面より突起させた状態にすることにより、壁際ま
で清掃機を進入させて壁際の床面を清掃させることがで
きる。
【0019】また、次の清掃場所まで清掃装置を移動さ
せる際には、駆動アームを清掃装置本体に対してある方
向に回転させることにより、清掃機を清掃機本体の前方
に移動させて清掃装置の全幅を抑えることができる。
【0020】なおも、駆動アームを回転させると、清掃
機は清掃装置本体に設けられたストッパに接触し、清掃
装置本体に対して一方向への移動を規制することによ
り、清掃機本体に対して上方向に移動し、清掃機が床面
から容易に浮かせて清掃装置を移動させることができ
る。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。 (第1の実施例)図1および図2は本発明の第1の実施
例による清掃装置の構成例を示す正面図、図3は同清掃
装置の側面図であり、図10および図11と同一要素に
は同一符号を付して示している。
【0022】図1ないし図3において、床面35に接触
して回転する回転ブラシまたは回転パッドとこれを駆動
するためのブラシ駆動部とからなる清掃機1を、床面3
5上を移動可能なように車輪が設けられた清掃装置本体
3に、清掃機支持体である駆動アーム4と従動アーム5
を介して支持している。
【0023】また、駆動アーム4の一端側を清掃装置本
体3の前後方向の軸回りに回転駆動自在に第1の回転軸
8で支持すると共に、駆動アーム4が清掃装置本体3に
対して回転駆動自在に第1の回転軸8回りに回転駆動可
能なようにアクチュエータ6を接続している。
【0024】さらに、駆動アーム4の他端側と従動アー
ム5の一端側とを、第1の回転軸8に平行でかつ従動ア
ーム5が駆動アーム4に対して回転自在なように第2の
回転軸9で接続し、また従動アーム5の他端側と清掃機
1とを、第1の回転軸8および第2の回転軸9と平行で
かつ清掃機1が従動アーム4に対して回転可能なように
第3の回転軸10で接続している。
【0025】一方、駆動アーム4が清掃装置本体3に対
してある回転角度以上で床面35上を移動しないよう
に、清掃装置本体3にストッパ7を設け、清掃機1が清
掃装置本体3に対して床面35上を移動した際にある位
置で清掃機1が接触し、清掃機1がストッパ7と接触し
た状態で清掃機1が清掃装置本体3に対して上下方向に
移動可能なように構成している。
【0026】また、清掃機1が清掃装置本体3に対し上
方に移動して清掃機1が床面35から浮き上がった際
に、清掃機1とストッパ7とが当接する位置における従
動アーム5と清掃機との接続支点位置が、駆動アーム4
と従動アーム5との接続支点位置の鉛直上に位置しない
ように、換言すれば、駆動アーム4と従動アーム5が接
続されている第2の回転軸9に位置に対して、従動アー
ム5と清掃機1とが接続されている第3の回転軸10の
位置が図示右側に位置するようにしている。
【0027】次に、以上のように構成した本実施例の清
掃装置の作用について説明する。いま、駆動アーム4を
第1の回転軸8の回りに、アクチュエータ6により時計
回りに回転させると、駆動アーム4に接続されている従
動アーム5を介し、清掃機1が清掃装置本体3に対して
図示左方向に移動する。
【0028】また、駆動アーム4をさらに第1の回転軸
8の回りに時計回りに回転させると、清掃機1は清掃装
置本体3に設けたストッパ7に接触し、清掃機1は清掃
装置本体3に対して上方向に移動し、清掃機1が床面3
5から浮き上がる。
【0029】また、駆動アーム4を清掃装置本体3に対
して反時計回りに回転させると、清掃機1は下降して床
面35に接触した後、清掃機1は清掃装置本体3に対し
て図示右方向に移動する。
【0030】以上のようにして、壁際の床面の清掃にお
いて、壁面と清掃装置本体3とが接触して、壁際まで清
掃機1を進入させることができない場合に、清掃機1を
清掃装置本体3に対して左右方向に移動させて、清掃機
1を清掃装置本体3の側面より突起させた状態にするこ
とにより、壁際まで清掃機1を進入させて壁際の床面3
5を清掃させることができる。
【0031】また、次の清掃場所まで清掃装置を移動さ
せる際には、駆動アーム4を清掃装置本体3に対して時
計方向に回転させることにより、清掃機1を清掃機本体
3の前方に移動させて清掃装置の全幅を抑えることがで
きる。
【0032】なおも、駆動アーム4を回転させることに
より、清掃機1を床面35から浮かせることが可能とな
るため、清掃機1を床面35から容易に浮かせて清掃装
置を移動させることができる。
【0033】上述したように、本実施例の清掃装置にお
いては、壁際の床面の清掃において、壁面と清掃装置本
体3とが接触して壁際まで清掃機1を進入させることが
できない場合に、清掃機1を清掃装置本体3に対して左
右方向に移動させて、清掃機1を清掃装置本体3の側面
より突起させた状態にすることにより、壁際まで清掃機
1を進入させて、壁際の床面35を確実に清掃すること
が可能となる。
【0034】また、次の清掃場所まで清掃装置を移動さ
せる際に、駆動アーム4を清掃装置本体3に対して時計
方向に回転させることにより、清掃機1を清掃機本体3
の前方に移動させて清掃装置の全幅を抑えることが可能
となる。
【0035】なおも、駆動アーム4を回転させることに
より、清掃機1を床面から浮かせることができるため、
清掃機1を床面35から容易に浮かせて清掃装置を移動
させることが可能となる。
【0036】さらに、清掃機1を床面35から浮かせる
ための駆動装置を省くことができるため、清掃装置全体
の小型化ならびに軽量化を図ることが可能となる。 (第2の実施例)図4は、本発明の第2の実施例による
清掃装置の構成例を示す正面図であり、図1ないし図3
と同一要素には同一符号を付してその説明を省略し、こ
こでは異なる部分についてのみ述べる。
【0037】すなわち、本実施例では、図4に示すよう
に、清掃機1が床面35上に接している状態にて、清掃
機1または清掃装置本体3に清掃機1と従動アーム5が
接続されている第3の回転軸10よりも下方位置に第4
の回転軸11を設け、また清掃装置本体3または清掃機
1に清掃機1が清掃装置本体3に対して床面35上を左
右に移動させた際に、清掃機1または清掃装置本体3に
設けた第4の回転軸11と接合する位置に回転軸支持金
具12を設け、清掃機1または清掃装置本体3に設けた
第4の回転軸11を支点として清掃機1が清掃装置本体
3に対し回転するように構成している。
【0038】以上のように構成した本実施例の清掃装置
においては、駆動アーム4を清掃装置本体3に対して回
転させると、清掃機1は清掃装置本体3に対して床面3
5上を左右に移動すると共に、駆動アーム4を清掃装置
本体3に対して時計方向に回転させることにより、駆動
アーム4が清掃装置本体3に対しある回転位置にて清掃
機1または清掃装置本体3に設けた第4の回転軸11と
回転軸支持金具12が接合し、さらに駆動アーム4を清
掃装置本体3に対して時計方向に回転させると、清掃機
1が清掃装置本体3に対し第4の回転軸11を支点とし
て反時計方向に回転し、清掃機1の回転ブラシまたは回
転パッドが床面35から浮き上がる。
【0039】これにより、前記第1の実施例の場合と同
様の作用効果が得られる他に、清掃機1の回転ブラシま
たは回転パッドの点検を容易に行なうことが可能とな
る。 (第3の実施例)図5は本発明の第3の実施例による清
掃装置の構成例を示す正面図、図6は同清掃装置の側面
図であり、図1ないし図4と同一要素には同一符号を付
してその説明を省略し、ここでは異なる部分についての
み述べる。
【0040】すなわち、本実施例では、図5および図6
に示すように、駆動アーム4に弾性体13を介して従動
車輪14を支持し、従動車輪14が駆動アーム4に対し
て移動可能なように構成している。
【0041】また、駆動アーム4が清掃装置本体3に対
して回転させた際に、駆動アーム4に支持された従動車
輪14が床面35に接地するように構成している。以上
のように構成した本実施例の清掃装置においては、前記
第1の実施例の場合と同様の作用効果が得られる他に、
駆動アーム4に設けた従動車輪14が床面35に接触す
ることにより、駆動アーム4を清掃装置本体3に対し回
転させて清掃機1を床面35から浮かした際に、清掃機
1の質量が清掃装置本体3に加わることによる清掃装置
本体3の重心位置の移動により、清掃装置本体3が清掃
機1側に倒れるのを防止することが可能となる。
【0042】また、清掃機1が床面35に接触し、清掃
装置本体3に対して左右方向に移動する際には、駆動ア
ーム4に設けた従動車輪14は清掃機1に対して上方の
位置にあるため、清掃機1は清掃装置本体3に対して左
右方向にに移動することが可能となる。
【0043】(第4の実施例)図7および図8は、本発
明の第4の実施例による清掃装置の構成例を示す側面図
であり、図1ないし図6と同一要素には同一符号を付し
てその説明を省略し、ここでは異なる部分についてのみ
述べる。
【0044】すなわち、本実施例では、図7および図8
に示すように、清掃装置本体3にリンク15の一端側を
回転可能なように第5の回転軸16で接続し、またリン
ク15に従動車輪14を床面35に対し上下方向に移動
可能なように弾性体14を介して設け、さらにリンク1
5が第5の回転軸16の回りに回転し、従動車輪14が
床面35に対し上に移動する方向に力が働くように、バ
ネ等の弾性体17をリンク15と清掃装置本体3との間
に接続している。
【0045】また、リンク15が清掃装置本体3に対し
て回転した際に、接触する位置にストッパ21を設けて
いる。さらに、リンク15に対して回転可能なように、
リンク18の一端側を第5の回転軸16で接続し、また
リンク18の他端側をロッド19の一端側と、ロッド1
9の他端側を駆動アーム4が清掃装置本体3に対し接続
されている第1の回転軸8の偏心位置に接続している。
【0046】さらにまた、リンク15に長穴を、リンク
18にピン20をそれぞれ設け、リンク15の長穴の間
をピン20が移動可能なように構成している。以上のよ
うに構成した本実施例の清掃装置においては、駆動アー
ム4を清掃装置本体3に対し回転させて、清掃機1が床
面35から浮き上がる範囲においては、駆動アーム4が
回転することによりロッド19を介してリンク18が第
5の回転軸16の回りに回転し、ピン20を介してリン
ク15がリンク18に連動して回転し、リンク15に設
けた従動車輪14が下方に移動する。
【0047】また、清掃機1が床面35に接触し、清掃
装置本体3に対して左右方向に移動する範囲において、
リンク15の長穴間をリンク18のピン20が移動する
ことにより、リンク18とリンク15とは連動せず、リ
ンク15は弾性体17により引っ張られて、リンク15
はストッパ21に接触した位置で停止した状態となる。
【0048】これにより、前記第1の実施例の場合と同
様の作用効果を得ることが可能となる。 (第5の実施例)図9は、本発明の第5の実施例による
清掃装置の構成例を示す側面図であり、図1ないし図8
と同一要素には同一符号を付してその説明を省略し、こ
こでは異なる部分についてのみ述べる。
【0049】すなわち、本実施例では、図9に示すよう
に、清掃装置本体3の後方位置にバランスウェイト22
を設け、清掃装置本体3に対してバランスウェイト22
が回転可能なように第6の回転軸23で接続している。
【0050】また、駆動アーム4が清掃装置本体3に対
して回転し、清掃機1が床面35から浮き上がる範囲に
おいては、駆動アーム4が清掃装置本体3に対し回転す
るのに連動して、バランスウェイト22が第6の回転軸
23の回りに回転し、バランスウェイト22の重心位置
が清掃装置本体3に対して移動可能なように構成してい
る。
【0051】以上のように構成した本実施例の清掃装置
においては、前記第1の実施例の場合と同様の作用効果
が得られる他に、駆動アーム4が清掃装置本体3に対し
て回転し、清掃機1が床面35から浮き上がる範囲にお
いては、清掃装置本体3に設けたバランスウェイト22
が清掃装置本体3に対して後方に移動するため、清掃装
置本体3の重心位置が清掃機1側に移動するのを防止す
ることが可能となる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、床
面の清掃を行なう清掃装置において、床面に接触して回
転する回転ブラシまたは回転パッドとこれを駆動する駆
動部とからなる清掃機と、清掃装置本体と、清掃機を清
掃装置本体に対し駆動アームと従動アームを介して支持
する清掃機支持体とを備え、駆動アームの一端側を清掃
装置本体に対して回転駆動自在に回転軸で支持すると共
に、駆動アームの他端側を従動アームの一端側に、また
当該従動アームの他端側を清掃機に、それぞれ回転自在
に回転軸で接続し、さらに各々のアームの回転部の回転
軸が床面に対してほぼ平行でかつ互いにほぼ平行となる
ように構成し、駆動アームが清掃装置本体に対して回転
することにより清掃機が床面から浮き上がるようにした
ので、壁際の床面においても確実に清掃をすることがで
き、しかも清掃機を床面から容易に浮き上がらせること
が可能な清掃装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による清掃装置の第1の実施例を示す正
面図。
【図2】本発明による清掃装置の第1の実施例を示す正
面図。
【図3】本発明による清掃装置の第1の実施例を示す側
面図。
【図4】本発明による清掃装置の第2の実施例を示す正
面図。
【図5】本発明による清掃装置の第3の実施例を示す正
面図。
【図6】本発明による清掃装置の第3の実施例を示す側
面図。
【図7】本発明による清掃装置の第4の実施例を示す側
面図。
【図8】本発明による清掃装置の第4の実施例を示す側
面図。
【図9】本発明による清掃装置の第5の実施例を示す側
面図。
【図10】従来の清掃装置の構成例を示す側面図。
【図11】従来の清掃装置の構成例を示す正面図。
【符号の説明】
1…清掃機、 3…清掃装置本体、 4…駆動アーム、 5…従動アーム、 6…アクチュエータ、 7…ストッパ、 8…第1の回転軸、 9…第2の回転軸、 10…第3の回転軸、 11…第4の回転軸、 12…回転軸支持金具、 13…弾性体、 14…従動車輪、 15…リンク、 16…第5の回転軸、 17…弾性体、 18…リンク、 19…ロッド、 20…ピン、 21…ストッパ、 22…バランスウェイト、 23…第6の回転軸23、 30…リンク、 35…床面、 40…壁。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床面の清掃を行なう清掃装置において、 前記床面に接触して回転する回転ブラシまたは回転パッ
    ドとこれを駆動する駆動部とからなる清掃機と、清掃装
    置本体と、前記清掃機を前記清掃装置本体に対し駆動ア
    ームと従動アームを介して支持する清掃機支持体とを備
    え、 前記駆動アームの一端側を前記清掃装置本体に対して回
    転駆動自在に回転軸で支持すると共に、前記駆動アーム
    の他端側を前記従動アームの一端側に、また当該従動ア
    ームの他端側を前記清掃機に、それぞれ回転自在に回転
    軸で接続し、 さらに、前記各々のアームの回転部の回転軸が前記床面
    に対してほぼ平行でかつ互いにほぼ平行となるように構
    成し、 駆動アームが清掃装置本体に対して回転することにより
    清掃機が床面から浮き上がるようにしたことを特徴とす
    る清掃装置。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載の清掃装置におい
    て、 清掃機本体に清掃機と当接するストッパを設け、 駆動アームの回転と共に清掃機が清掃機本体に対し床面
    上を移動してストッパと当接し、かつ清掃機とストッパ
    とが当接する位置における従動アームと清掃機との接続
    支点位置が、駆動アームと従動アームとの接続支点位置
    の鉛直上に位置しないようにしたことを特徴する清掃装
    置。
  3. 【請求項3】 前記請求項1または請求項2に記載の清
    掃装置において、 駆動アームに従動車輪を弾性支持し、 駆動アームの回転と共に清掃機が床面より浮き上がるの
    に連動して、従動車輪が床面に接地するようにしたこと
    を特徴とする清掃装置。
  4. 【請求項4】 前記請求項1または請求項2に記載の清
    掃装置において、 駆動アームに従動車輪を備え、 駆動アームの回転と共に清掃機が床面から浮き上がるの
    に連動して、従動車輪が床面に近接するようにしたこと
    を特徴とする清掃装置。
  5. 【請求項5】 前記請求項1または請求項2に記載の清
    掃装置において、 従動車輪を清掃装置本体に対し従動車輪支持アームを介
    して支持し、また従動車輪を従動車輪支持アームに弾性
    支持する従動車輪支持体を備え、 駆動アームの回転と共に清掃機が床面から浮き上がるの
    に連動して、従動車輪が清掃装置本体に対して上下方向
    に移動し、従動車輪が床面に接地するようにしたことを
    特徴とする清掃装置。
  6. 【請求項6】 前記請求項1または請求項2に記載の清
    掃装置において、 従動車輪を清掃装置本体に対し従動車輪支持アームを介
    して支持する従動車輪支持体を備え、 駆動アームの回転と共に清掃機が床面から浮き上がるの
    に連動して、従動車輪が清掃装置本体に対して上下方向
    に移動し、従動車輪が床面に近接するようにしたことを
    特徴とする清掃装置。
  7. 【請求項7】 前記請求項1または請求項2に記載の清
    掃装置において、 清掃装置本体にバランスウェイトを設け、 駆動アームが清掃装置本体に対してある回転角度内で駆
    動アームの回転に連動して、バランスウェイトの重心点
    が移動するようにしたことを特徴とする清掃装置。
JP17340195A 1995-07-10 1995-07-10 清掃装置 Pending JPH0924009A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17340195A JPH0924009A (ja) 1995-07-10 1995-07-10 清掃装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17340195A JPH0924009A (ja) 1995-07-10 1995-07-10 清掃装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0924009A true JPH0924009A (ja) 1997-01-28

Family

ID=15959741

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17340195A Pending JPH0924009A (ja) 1995-07-10 1995-07-10 清掃装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0924009A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999060501A1 (fr) 1998-05-21 1999-11-25 Axle Linkage Labo Inc. Procede de distribution d'elements electroniques, serveur de distribution d'elements electroniques, et systeme de distribution d'elements electroniques
JP2010099401A (ja) * 2008-10-27 2010-05-06 Chino Gijutsu Kk 床面洗浄機
KR101249864B1 (ko) * 2007-10-01 2013-04-02 삼성전자주식회사 로봇청소기
WO2014035152A1 (en) * 2012-08-30 2014-03-06 Samsung Electronics Co., Ltd. Side brush assembly, robot cleaner and control method of robot cleaner
CN105581740A (zh) * 2016-03-04 2016-05-18 合肥学院 拖地机器人
CN107440625A (zh) * 2017-08-11 2017-12-08 蔡樟鹏 一种卫浴间瓷砖地面快速刷洗装置
CN108185923A (zh) * 2018-02-05 2018-06-22 肖笃康 一种兽医站用高效清理设备
CN109602347A (zh) * 2019-02-20 2019-04-12 武汉理工大学 智能室内地面清洁机
CN110236457A (zh) * 2019-06-17 2019-09-17 温州大学 立体式环卫清理装置
JP2020048982A (ja) * 2018-09-27 2020-04-02 オムロン株式会社 自律走行型清掃装置

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999060501A1 (fr) 1998-05-21 1999-11-25 Axle Linkage Labo Inc. Procede de distribution d'elements electroniques, serveur de distribution d'elements electroniques, et systeme de distribution d'elements electroniques
KR101249864B1 (ko) * 2007-10-01 2013-04-02 삼성전자주식회사 로봇청소기
JP2010099401A (ja) * 2008-10-27 2010-05-06 Chino Gijutsu Kk 床面洗浄機
WO2014035152A1 (en) * 2012-08-30 2014-03-06 Samsung Electronics Co., Ltd. Side brush assembly, robot cleaner and control method of robot cleaner
CN105581740A (zh) * 2016-03-04 2016-05-18 合肥学院 拖地机器人
CN107440625A (zh) * 2017-08-11 2017-12-08 蔡樟鹏 一种卫浴间瓷砖地面快速刷洗装置
CN108185923A (zh) * 2018-02-05 2018-06-22 肖笃康 一种兽医站用高效清理设备
JP2020048982A (ja) * 2018-09-27 2020-04-02 オムロン株式会社 自律走行型清掃装置
CN109602347A (zh) * 2019-02-20 2019-04-12 武汉理工大学 智能室内地面清洁机
CN110236457A (zh) * 2019-06-17 2019-09-17 温州大学 立体式环卫清理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0924009A (ja) 清掃装置
JPH1080385A (ja) 床掃除用関節接続式掃除機
KR102063561B1 (ko) 집진 청소용 로봇
CN110393484A (zh) 免手洗的电动拖把及清洗桶
JP2020039558A (ja) 掃除ロボットの掃除機
CN109497894A (zh) 一种扫地机及其越障机构
US3643276A (en) Floor-cleaning machine
JP2020039563A (ja) 掃除ロボットの掃除機
KR101622585B1 (ko) 소형의 세정 헤드 리프트 기계장치 및 서스펜션을 구비한 표면 정비 차량
JP5759810B2 (ja) 床面洗浄機
JP4818128B2 (ja) 床面洗浄機用スキージ装置
JP2594680Y2 (ja) ダストクリーニング機能を備えた床面洗浄機
US3921243A (en) Vehicle cleaning apparatus
JP4589186B2 (ja) 清掃装置およびそれを取り付けた床洗浄機ならびにその床洗浄機を用いた床面管理作業方法
JP4620145B2 (ja) 手押し掃除機
CN209644810U (zh) 一种扫地机及其越障机构
US2439344A (en) Mechanical scrub brush
JP2689749B2 (ja) 洗車機のロッカーブラシ洗浄方法
CN217185961U (zh) 吸水扒组件及清洁设备
JPS6119768Y2 (ja)
CN217857709U (zh) 晶圆转动机构
CN112842150B (zh) 边刷和滚刷联动组件及清洁机器人
JPS6047746A (ja) 洗車機におけるトップブラシ装置
CN108940941A (zh) 一种清洗装置
JPH0330212Y2 (ja)