JP2008167587A - ソフトスタート電源装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】DC/DCコンバータを含むソフトスタート電源装置に関し、起動初期の出力電圧のオーバーシュート発生を防止する。
【解決手段】DC/DCコンバータ1の出力電圧を検出した検出電圧と比較基準電圧とを比較して、DC/DCコンバータ1を制御する制御回路(制御IC4)と、制御回路のデッドタイム端子T1に、起動時に徐々に低下する電圧を入力する制御ICソフトスタート回路5と、制御回路の比較基準電圧入力端子T4に、起動時に徐々に所定値に上昇する電圧を入力する外部ソフトスタート回路6と、制御回路のDC/DCコンバータ1の出力電圧を検出した検出電圧を入力する検出電圧入力端子T3に、デッドタイム端子T1の入力電圧を入力するように接続したダイオードD1とを備えている。
【選択図】図1
【解決手段】DC/DCコンバータ1の出力電圧を検出した検出電圧と比較基準電圧とを比較して、DC/DCコンバータ1を制御する制御回路(制御IC4)と、制御回路のデッドタイム端子T1に、起動時に徐々に低下する電圧を入力する制御ICソフトスタート回路5と、制御回路の比較基準電圧入力端子T4に、起動時に徐々に所定値に上昇する電圧を入力する外部ソフトスタート回路6と、制御回路のDC/DCコンバータ1の出力電圧を検出した検出電圧を入力する検出電圧入力端子T3に、デッドタイム端子T1の入力電圧を入力するように接続したダイオードD1とを備えている。
【選択図】図1
Description
本発明は、スイッチング動作による出力電圧が電源動作開始スイッチの投入から緩やかに立ち上がる特性を有するソフトスタート電源装置に関する。
安定化出力電圧を負荷に供給する為の電源装置として、スイッチングレギュレータ構成の電源装置が一般的であり、その場合、電源スイッチをオンとして、負荷に供給する出力電圧が緩やかに立ち上がる特性の電源装置が種々提案されている。このようなソフトスタート特性の電源装置として、図4に示す構成を先に提案した(例えば、特許文献1参照)。同図に於いて、1はDC/DCコンバータ、2は負荷、3はゲートドライバ、4は制御IC(半導体集積回路化した制御回路)、5は制御ICソフトスタート回路、6は外部ソフトスタート回路、Q1はトランジスタ、C1,C2はコンデンサ、R1〜R4,R11,R21は抵抗、SW1,SW2は連動スイッチの第1及び第2の接点、V1は基準電圧を示す。又制御ICは、鋸歯状波信号発振器と誤差増幅器と比較器等を含み、且つデッドタイム端子T1(DT)と、パルス幅制御信号(PWM)出力端子T2と、検出電圧入力端子T3と、比較基準電圧入力端子T4とを含む端子を有する場合を示す。なお、抵抗R11は、電圧検出回路に相当するものであるが、簡易化の為に抵抗として示している。
DC/DCコンバータ1は、基本的には、スイッチングトランジスタと整流平滑回路とを含む構成を有するものであり、入力直流電圧をスイッチング制御により所定の出力直流電圧として、負荷2に供給する。制御IC4は、ゲートドライバ3を介してDC/DCコンバータ1のスイッチングトランジスタのオン幅を制御するものであり、制御IC4のデッドタイム端子T1に、制御ICソフトスタート回路5の出力信号を入力し、検出電圧入力端子T3に、電圧検出回路としての抵抗R11を介して負荷2に印加する電圧を入力し、比較基準電圧入力端子T4に、外部ソフトスタート回路6の出力信号を入力する。制御IC4は、デッドタイム端子T1に入力される電圧が所定値以下となると、パルス幅制御処理を開始するものであり、連動スイッチが図示状態の場合、制御ICソフトスタート回路5のトランジスタQ1はオン状態となり、デッドタイム端子T1には、ほぼ電源電圧+Vが入力され、制御IC4は非動作状態となる。又外部ソフトスタート回路6のコンデンサC2の端子電圧はほぼ0Vであり、この電圧が制御IC4の比較基準電圧入力端子T4に入力される。
起動時は、連動スイッチを操作して、第1の接点SW1をオフ、第2の接点SW2をオンとする。それにより、制御ICソフトスタート回路5のトランジスタQ1はオフとなり、制御IC4のデッドタイム端子T1に入力される電圧は、電源電圧+VからコンデンサC1と抵抗R3,R4との時定数に従って順次低下する。又外部ソフトスタート回路6のコンデンサC2の端子電圧は、抵抗R21とコンデンサC2との時定数と基準電圧V1とにより、順次上昇する。デッドタイム端子T1に入力される電圧が所定値に低下すると、制御IC4は、検出電圧と比較基準電圧との比較によるパルス幅制御処理を開始し、パルス幅制御信号をゲートドライバ3に入力し、ゲートドライバ3からDC/DCコンバータ1のスイッチングトランジスタのオン、オフを制御する駆動信号を入力する。
DC/DCコンバータ1のスイッチングトランジスタのオン、オフ制御が開始されると、負荷2に供給する電圧は上昇し、制御IC4の検出電圧入力端子T3に入力される検出電圧も上昇する。外部ソフトスタート6を設けていない場合、制御IC4の比較基準電圧入力端子T4には、一定値の比較基準電圧を入力するものであり、従って、起動初期には、検出電圧が0Vに近い低い値であるから、DC/DCコンバータ1のスイッチングトランジスタのオン幅は最大値に近い値となり、DC/DCコンバータ1の出力電圧は急上昇し、比較基準電圧より検出電圧が高くなると、DC/DCコンバータ1のスイッチングトランジスタのオン幅を狭くするような制御に移行し、最終的には、出力電圧は所定値となるような制御が行なわれる。その場合に、DC/DCコンバータ1の出力電圧は一旦急上昇してから、それを抑制する制御により低下した後、所望の立上がり特性に従った出力電圧となる。この場合の急上昇した電圧をオーバーシュートと称するものであり、負荷2に対して悪影響を及ぼすことになる。
そこで、外部ソフトスタート回路6を設けて、制御IC4の比較基準電圧入力端子T4に、起動初期の比較基準電圧を、検出電圧の立上がり特性に従って上昇させるように、基準電圧V1により抵抗R21を介してコンデンサC2を充電し、このコンデンサC2の端子電圧を比較基準電圧とし、オーバーシュートを防止するものである。
制御IC4のデッドタイム端子DTに入力される電圧と、DC/DCコンバータ1の出力電圧との起動時の関係の一例を図5に示すもので、外部ソフトスタート回路6を設けていない場合、比較基準電圧入力端子T4には、前述のように、一定の比較基準電圧を入力しており、デッドタイム端子DTに入力される電圧は、第1の接点SW1をオフとすると、図5の(a)に示すように、電源電圧+Vに相当するa点、例えば、5Vから、コンデンサC1と抵抗R3,R4との時定数に対応して低下し、b点、例えば、3Vに低下すると、制御IC4は動作を開始する。それにより、出力電圧は、図5の(b)に示すように徐々に上昇し、デッドタイム端子DTに入力される電圧がc点、例えば、1.5Vとなる時点では、出力電圧は所定の電圧となる。即ち、ソフトスタート制御動作終了となる。
このように、DC/DCコンバータ1の出力電圧が所定電圧に上昇するまでの間に、検出電圧が比較基準電圧より低い状態がある為に、ソフトスタート制御開始時点に於いて、制御IC4は、DC/DCコンバータ1に対するオン期間を最大とするようなパルス幅制御信号を加える制御を行う場合があり、その為に、図5の(c)に示すように、DC/DCコンバータ1の出力電圧にオーバーシュートが発生する。これを防止する為に、外部ソフトスタート回路6を設けて、制御IC4の比較基準電圧端子T4に、制御開始時点では低い値の比較基準電圧とするように制御するものである。
特開2000−102243号公報
前述の図4に示す従来例に於いて、外部ソフトスタート回路6を設けたことにより、オーバーシュートの発生を防止することが可能となるが、DC/DCコンバータ1の出力電圧の定常時の安定化を図る為には、その出力電圧の検出及び比較処理の高速化が望ましいものである。このような高速処理を行う構成とした場合、フィードバックループのゲインを高くしたことに相当するから、僅かな出力電圧の変動にも対応したパルス幅制御を行うことから、発振状態となる可能性が生じ、安定動作を保証できなくなる問題がある。反対に、出力電圧の検出及び比較処理を低速化すると、定常時に発振状態となることはないが、DC/DCコンバータの初期立上げ時に、前述のオーバーシュートが発生する問題が生じる。
本発明は、前述の問題点を解決することを目的とし、簡単な回路構成によりオーバーシュート発生を防止するものである。
本発明のソフトスタート電源装置は、DC/DCコンバータの出力電圧を負荷に供給する電源装置に於いて、DC/DCコンバータの出力電圧を検出した検出電圧と比較基準電圧とを比較して前記DC/DCコンバータを制御する制御回路と、該制御回路のデッドタイム端子に起動時に徐々に低下する電圧を入力する制御ICソフトスタート回路と、該制御回路の比較基準電圧入力端子に起動時に徐々に所定値に上昇する電圧を入力する外部ソフトスタート回路と、該制御回路の前記DC/DCコンバータの出力電圧を検出した検出電圧を入力する検出電圧入力端子に、前記デッドタイム端子の入力電圧を入力するように接続したダイオードとを備えている。
又DC/DCコンバータの出力電圧を負荷に供給する電源装置に於いて、前記DC/DCコンバータの出力電圧を検出した検出電圧と比較基準電圧とを比較して前記DC/DCコンバータを制御する制御回路と、該制御回路のデッドタイム端子に起動時に徐々に低下する電圧を入力する制御ICソフトスタート回路と、該制御回路の比較基準電圧入力端子に起動時に徐々に所定値に上昇する電圧を入力する第1の外部ソフトスタート回路と、該制御回路の検出電圧入力端子に起動時に徐々に低下する電圧を、ダイオードを介して入力する第2の外部ソフトスタート回路とを備えている。
又前記制御回路の検出電圧入力端子に、前記DC/DCコンバータの負極性の電圧を検出して正極性に反転する反転増幅器を接続することができる。
制御ICソフトスタート回路と外部ソフトスタート回路とを含み、制御回路の検出電圧入力端子に、DC/DCコンバータの出力電圧の検出電圧とは別個の起動時に徐々に上昇する電圧を、ダイオードを介して入力することにより、オーバーシュートを確実に防止することが可能となる。
本発明のソフトスタート電源装置は、図1を参照すると、DC/DCコンバータ1の出力電圧を検出した検出電圧と比較基準電圧とを比較して、DC/DCコンバータ1を制御する制御回路(制御IC4)と、この制御回路のデッドタイム端子T1に、起動時に徐々に低下する電圧を入力する制御ICソフトスタート回路5と、この制御回路の比較基準電圧入力端子T4に、起動時に徐々に所定値に上昇する電圧を入力する外部ソフトスタート回路6と、制御回路のDC/DCコンバータ1の出力電圧を検出した検出電圧を入力する検出電圧入力端子T3に、デッドタイム端子T1の入力電圧を入力するように接続したダイオードD1とを備えている。
図1は、本発明の実施例1の説明図であり、1はDC/DCコンバータ、2は負荷、3はゲートドライバ、4は制御IC(半導体集積回路化した制御回路)、5は制御ICソフトスタート回路、6は外部ソフトスタート回路、Q1はトランジスタ、C1,C2はコンデンサ、R1〜R4,R11,R21は抵抗、D1はダイオード、SW1,SW2は連動スイッチの第1及び第2の接点、V1は基準電圧、T1はデッドタイム端子(DT)、T2はパルス幅制御信号(PWM)出力端子、T3は検出電圧入力端子、T4は比較基準電圧入力端子を示す。ダイオードD1は、制御IC4のデッドタイム端子T1の入力電圧を検出電圧入力端子T3に入力する極性で接続する。又DC/DCコンバータ1の出力電圧を検出する検出回路を、簡略化して抵抗R11により示しているが、分圧抵抗構成や演算増幅器を含む構成等の既に知られている電圧検出回路構成とすることができる。
DC/DCコンバータ1の出力電圧の安定化制御を行う制御回路としての制御IC4は、前述のように、鋸歯状波信号発振器と誤差増幅器と比較器と論理回路等を集積回路化したものであり、デッドタイム端子T1に入力される電圧が所定値以上の場合には、パルス幅制御処理を停止している状態となる。又この制御IC4が動作状態の時に、電圧検出回路としての抵抗R11を介して検出電圧入力端子T3に入力される検出電圧が、比較基準電圧入力端子T4に入力される比較基準電圧より高い場合、パルス幅制御信号によるDC/DCコンバータ1のスイッチングのオン幅を狭くし、反対に検出電圧が比較基準電圧より低い場合、オン幅を広くするような制御処理を行って、DC/DCコンバータ1の出力電圧を所定値に維持するものである。
制御ICソフトスタート回路5と外部ソフトスタート回路6とは、図4に示す従来例と同様の構成を有するものであり、連動スイッチの第1の接点SW1をオフ、第2の接点SW2をオンとして、DC/DCコンバータ1を起動すると、制御IC4のデッドタイム端子T1に印加される電圧は、例えば、図5の(a)に示すように、抵抗R3,R4とコンデンサC1とによる時定数に従ってa点から低下し、b点になると、制御IC4は動作を開始する。又その時点では、電圧検出回路としての抵抗R11を介して入力される検出電圧は零であるが、ダイオードD1を介して、検出電圧入力端子T3に、制御ICソフトスタート回路5からデッドタイム端子T1に入力する電圧が入力される。又外部ソフトスタート回路6からの比較基準電圧は、抵抗R21とコンデンサC2との時定数に従った特性で順次上昇する。従って、DC/DCコンバータ1の出力電圧の検出速度を高速化した場合でも、起動初期のDC/DCコンバータ1の出力電圧は急上昇することはなくなる。即ち、オーバーシュートは発生しないことになる。なお、起動後の定常状態では、制御ICソフトスタート回路5の抵抗R4の両端の電圧は、DC/DCコンバータ1の出力電圧を検出した検出電圧より低い値となるように設定する。それにより、起動後は、ダイオードD1に逆極性の電圧が印加され、従って、制御ICソフトスタート回路5は切り離された状態となる。
図2は、本発明の実施例2の説明図であり、図1と同一符号は同一部分を示し、7は反転増幅器である。この実施例2は、DC/DCコンバータ1の出力電圧を検出する電圧検出回路を抵抗R11として示し、この抵抗R11を負極性側に接続して、出力電圧を負極性として検出する場合を示すものであり、反転増幅器7により検出電圧極性を反転して、制御IC4の検出電圧入力端子T3に、正極性の検出電圧として入力する場合を示す。又制御ICソフトスタート回路5と外部ソフトスタート回路6とダイオードD1とによるソフトスタート時のオーバーシュートを防止する作用は、図1に示す実施例1と同様であり、重複する説明は省略する。
図3は、本発明の実施例3の説明図であり、図1と同一符号は同一部分を示し、8は第2の外部ソフトスタート回路を示し、Q3はトランジスタ、C3はコンデンサ、R31〜R34は抵抗、D3はダイオード、SW3は連動スイッチの第3の接点を示す。なお、図1及び図2に於ける外部ソフトスタート回路を第1の外部ソフトスタート回路6とし、新たに追加した外部ソフトスタート回路を第2の外部ソフトスタート回路8とする。又図1及び図2に示す実施例に於いては、制御ICソフトスタート回路5の抵抗R4の両端の電圧を、制御IC4の検出電圧入力端子T3に入力するようにダイオードD1を接続しているが、このダイオードD1を省略し、第2の外部ソフトスタート回路8の抵抗R34の両端の電圧を、制御IC4の検出電圧入力端子T3に入力するように、ダイオードD3を接続する。又第2の外部ソフトスタート回路8は、制御ICソフトスタート回路5と略同一の回路構成を有するものであるが、抵抗等の各回路素子の値は、制御ICソフトスタート回路5に於いては、制御IC4の制御特性として要求されるパルス幅制御信号のデューティ等により選定されるものであり、又第2の外部ソフトスタート回路8は、主としてオーバシュート防止を行うように回路素子の値が選定される。即ち、制御IC4を所望のデューティで動作させ、且つ第2の外部ソフトスタート回路8により起動時のオーバーシュートを確実に防止することができる。
即ち、起動時は、連動スイッチの制御ICソフトスタート回路5の第1の接点SW1及び第2の外部ソフトスタート回路8の第3の接点SW3をオフとし、第1の外部ソフトスタート回路6の第2の接点SW2をオンとする。それにより、制御IC4のデッドタイム端子T1には、制御ICソフトスタート回路5の抵抗R4の両端の徐々に低下する電圧が入力され、検出電圧入力端子T3には、抵抗R11を介した出力電圧と、第2の外部ソフトスタート回路8の抵抗R34の両端の徐々に低下する電圧とが入力され、比較基準電圧入力端子T4には、第1の外部ソフトスタート回路6の徐々に上昇するコンデンサC2の端子電圧が入力される。従って、制御IC4は、デッドタイム端子T1に入力される電圧が所定値に低下すると制御動作を開始し、検出電圧入力端子T3にダイオードD3を介して第2の外部ソフトスタート回路8から入力される電圧が、比較基準電圧入力端子T4に入力されるコンデンサC2の端子電圧より高いので、パルス幅制御信号によるDC/DCコンバータ1のスイッチングトランジスタのオン幅は狭い状態で制御されるので、DC/DCコンバータ1の出力電圧は、オーバーシュート発生となることを確実に防止することができる。又図2に示す検出電圧極性に対応した反転増幅器を設けた構成を、図3に示す実施例にも適用することができる。
1 DC/DCコンバータ
2 負荷
3 ゲートドライバ
4 制御IC
5 制御ICソフトスタート回路
6 外部ソフトスタート回路
D1 ダイオード
T1 デッドタイム端子
T2 パルス幅制御信号出力端子
T3 検出電圧入力端子
T4 比較基準電圧入力端子
2 負荷
3 ゲートドライバ
4 制御IC
5 制御ICソフトスタート回路
6 外部ソフトスタート回路
D1 ダイオード
T1 デッドタイム端子
T2 パルス幅制御信号出力端子
T3 検出電圧入力端子
T4 比較基準電圧入力端子
Claims (3)
- DC/DCコンバータの出力電圧を負荷に供給する電源装置に於いて、
前記DC/DCコンバータの出力電圧を検出した検出電圧と比較基準電圧とを比較して前記DC/DCコンバータを制御する制御回路と、
該制御回路のデッドタイム端子に起動時に徐々に低下する電圧を入力する制御ICソフトスタート回路と、
該制御回路の比較基準電圧入力端子に起動時に徐々に所定値に上昇する電圧を入力する外部ソフトスタート回路と、
該制御回路の前記DC/DCコンバータの出力電圧を検出した検出電圧を入力する検出電圧入力端子に、前記デッドタイム端子の入力電圧を入力するように接続したダイオードとを備えた
ことを特徴とするソフトスタート電源装置。 - DC/DCコンバータの出力電圧を負荷に供給する電源装置に於いて、
前記DC/DCコンバータの出力電圧を検出した検出電圧と比較基準電圧とを比較して前記DC/DCコンバータを制御する制御回路と、
該制御回路のデッドタイム端子に起動時に徐々に低下する電圧を入力する制御ICソフトスタート回路と、
該制御回路の比較基準電圧入力端子に起動時に徐々に所定値に上昇する電圧を入力する第1の外部ソフトスタート回路と、
該制御回路の検出電圧入力端子に起動時に徐々に低下する電圧をダイオードを介して入力する第2の外部ソフトスタート回路とを備えた
ことを特徴とするソフトスタート電源装置。 - 前記制御回路の検出電圧入力端子に、前記DC/DCコンバータの負極性の電圧を検出して正極性に反転する反転増幅器を接続したことを特徴とする請求項1又は2記載のソフトスタート電源装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006354517A JP2008167587A (ja) | 2006-12-28 | 2006-12-28 | ソフトスタート電源装置 |
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JP2006354517A JP2008167587A (ja) | 2006-12-28 | 2006-12-28 | ソフトスタート電源装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110233569A (zh) * | 2019-06-14 | 2019-09-13 | 北京物资学院 | 电源启动控制电路及其控制方法 |
CN116131590A (zh) * | 2023-04-14 | 2023-05-16 | 北京理工大学 | 用于升压电路的高安全性电源装置 |
-
2006
- 2006-12-28 JP JP2006354517A patent/JP2008167587A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110233569A (zh) * | 2019-06-14 | 2019-09-13 | 北京物资学院 | 电源启动控制电路及其控制方法 |
CN110233569B (zh) * | 2019-06-14 | 2024-02-09 | 北京物资学院 | 电源启动控制电路及其控制方法 |
CN116131590A (zh) * | 2023-04-14 | 2023-05-16 | 北京理工大学 | 用于升压电路的高安全性电源装置 |
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