JP2008141907A - 温度保護機能付充電装置 - Google Patents

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繁徳 新井
Kazuhisa Takada
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Abstract

【課題】温度保護機能付充電装置で充電制御トランジスタの発熱を防ぎ、かつ充電し続ける。
【解決手段】外部電源21の充電開始で制御回路34のトランジスタ25制御により、トランジスタ26を介し電池22に充電電流が流れてトランジスタ25,26は発熱する。この発熱が温度検出回路23,24で検出され、温度が上昇していないときは第1の基準電圧源33の電圧値が高いために演算増幅器32の出力はハイレベルでトランジスタ25の駆動トランジスタ30はオンする。温度が上昇し温度検出回路23出力が第1の基準電圧源33の電圧値に達すると、演算増幅器32の出力低下でトランジスタ30のオン抵抗が大きく、トランジスタ25のゲート電圧も上昇しオン抵抗も大きくなり充電電流が減少する。トランジスタ25の発熱量も減少し温度検出回路23の出力も上昇しなくなり、温度検出回路23と第1の基準電圧源33の出力電圧値が等しくなり充電を続ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、電池への充電電流を制御する充電装置に係り、特に異常な温度上昇から構成部品を保護する温度保護機能付充電装置に関するものである。
電池を充電するための充電装置では、ACアダプタなどの入力電源と電池との間に充電制御トランジスタを直列に接続し、充電制御トランジスタを制御することにより電池への充電を制御している。電池への充電時には、入力電源の電圧と電池電圧の差電圧が充電制御トランジスタに印加され、この差電圧と充電電流との積が充電制御トランジスタの消費電力となる。この消費電力により充電制御トランジスタは発熱する。充電制御トランジスタが規定値以上に発熱すると破損の恐れがあるため、従来では、例えば特許文献1のように充放電制御トランジスタの温度が所定の温度以上となったときに充放電トランジスタをオフし、電源電圧が切断されるまでオフ状態を保持するように充放電制御トランジスタの制御信号を制御していた。
図5は特許文献1で開示されている温度保護機能付充電装置の構成を示すブロック図である。図5に示すように、リチウムイオン電池ユニット1は、主に、リチウムイオン電池2、リチウムイオン電池2への充電を制御する充電制御IC3、充放電を制御する充放電制御トランジスタQ1,Q2、温度ヒューズ4、温度検出回路5,6から構成される。
リチウムイオン電池ユニット1には、電源電圧が印加される電源端子T+,T−が設けられている。電源端子T+には、電源から電圧+Bが印加され、電源端子T−には、電源から電圧−Bが印加される。電源端子T+は、リチウムイオン電池2の正電極が接続される。また、電源端子T+は、フィルタ7,8を介して充電制御IC3の入力端子t7,t8に接続される。また、電源端子T−は、温度ヒューズ4、制御トランジスタQ1,Q2を介してリチウムイオン電池2の負電極、及び、充電制御IC3のグランド端子t1に接続される。
制御トランジスタQ1は、放電制御を行い、ソースがリチウムイオン電池2の負電極に接続され、ドレインが制御トランジスタQ2のドレインに接続され、ゲートが充電制御IC3の放電制御端子t2に接続される。また、制御トランジスタQ2は、充電制御を行い、ソースが温度ヒューズ4を介して電源端子T−に接続され、ドレインが制御トランジスタQ1のドレインに接続され、ゲートが駆動回路9を充電制御IC3の充電制御端子t4に接続される。
充電制御IC3は、主に、過放電検出回路10、放電不感応時間設定回路11、過電流検出回路12、ヒステリシス設定回路13、過充電検出回路14、充電不感応時間設定回路15から構成される。充電制御IC3の電源端子t7,t8には、電源端子T+から駆動電源が供給される。過放電検出回路10は、電圧検出端子t8の電圧が所定の電圧以上であると、放電不感応時間設定回路11に起動信号を供給する。放電不感応時間設定回路11は、過放電検出回路10から起動信号が供給されると、過電流検出回路12により不感応時間が設定される。放電不感応時間設定回路11は、設定された不感応時間だけ遅延した後、放電制御端子t2をハイレベルとする。放電制御端子t2がハイレベルになると、放電制御トランジスタQ1がオンになり、放電が可能とされる。
また、電圧検出端子t8の電圧が所定の電圧以下になると、不感応時間だけ遅延した後、放電制御端子t2をローレベルとする。放電制御端子t2がローレベルになると、放電制御トランジスタQ1がオフして、放電が停止される。過電流検出端子t3は、抵抗R2を介して、放電制御トランジスタQ1のドレインに接続される。また、充電制御IC3の充電制御端子t4は、駆動回路9を介して充電制御トランジスタQ2のゲートに接続される。充電制御IC3の充電制御端子t4から出力された充電制御信号は、抵抗R4,R5により分圧されて、トランジスタQD2のベースに供給される。トランジスタQD2は、充電制御端子t4から出力された充電制御信号がハイレベルのときにオンして、充電制御トランジスタQ2のゲートから充電制御信号を接地に引き込む。
また、トランジスタQD2は、充電制御端子t4から出力された充電制御信号がローレベルのときにオフする。トランジスタQD2がオフすることにより、電源端子T+から抵抗R3を介して電流が供給され、充電制御トランジスタQ2のゲートは、ハイレベルになり、充電制御トランジスタQ2はオンする。温度検出回路5は、駆動回路16を介して放電制御トランジスタQD1のゲートに接続される。
駆動回路16は、温度検出回路5の出力信号がローレベルのときは、トランジスタQD1はオフするので、放電制御トランジスタQ1のゲートには充電制御IC3の放電制御端子t2から放電制御信号が供給され、放電制御トランジスタQ1は、放電制御信号に応じてスイッチングされる。また、駆動回路16は、温度検出回路5の出力信号がハイレベルのときは、トランジスタQD1がオンするので、充電制御IC3の放電制御端子t2から出力された放電制御信号はトランジスタQD1を介して放電制御トランジスタQ1のソース側に供給されてしまうので、放電制御トランジスタQ1のゲートは、放電制御信号によらず、ローレベルとされ、放電制御トランジスタQ1はオフされる。
温度検出回路6は、駆動回路9を介して充電制御トランジスタQ2のゲートに接続される。駆動回路9は、温度検出回路6の出力信号がローレベルのときは、放電制御トランジスタQ1のゲートには充電制御IC3の放電制御端子t2から放電制御信号が供給され、放電制御トランジスタQ1は、放電制御信号に応じてスイッチングされる。また、駆動回路9は、温度検出回路6の出力信号がハイレベルのときは、トランジスタQD2が充電制御IC3の充電制御端子t4から出力された放電制御信号によらずオンするため、放電制御トランジスタQ2のゲートは、ローレベルとされ、放電制御トランジスタQ2はオフする。
特開平11−289656号公報
しかしながら、特許文献1記載の温度保護機能付充電装置は、充電制御トランジスタが規定値以上に発熱し、充放電制御トランジスタの温度が所定の温度以上となったときに充放電トランジスタをオフし、電源電圧が切断されるまでオフ状態を保持するように充放電制御トランジスタの制御信号を制御している。このため、一旦充電制御トランジスタがオフになると、充電制御トランジスタの温度が低下しても充電を再開することができない。故障や破損による異常発熱でない場合、結果的に充電に時間がかかり、充電装置の使用環境によっては充電不可になってしまうという問題がある。
本発明は、前記従来技術の問題を解決することに指向するものであり、充電制御トランジスタが規定以上に発熱するのを防ぎ、かつ充電し続ける充電装置を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明に係る請求項1に記載した温度保護機能付充電装置は、入力電源と電池間に設けた制御トランジスタと、電池への充電電流を検出して制御する制御トランジスタを駆動する制御回路を有する充電装置において、制御トランジスタの温度を検出して温度検出信号を生成する温度検出手段と、温度検出信号が所定値を超えると充電電流を低減するように制御トランジスタを駆動する負帰還回路とを備えたことを特徴とする。
また、請求項2〜4に記載した温度保護機能付充電装置は、請求項1の温度保護機能付充電装置であって、負帰還回路は、第1の基準電圧を出力する第1の基準電圧源と、第1の基準電圧と検出温度に応じた電圧である温度検出信号とを入力する演算増幅器を備えたこと、さらに、第1の基準電圧より低い第2の基準電圧を出力する第2の基準電圧源と、第2の基準電圧と温度検出信号を入力し、比較結果を制御回路に出力する比較器を備え、制御回路は、温度検出信号が第2の基準電圧を超えたことを比較器の出力で検知すると、充電電流を所定の制限値に減少させるように制御トランジスタを駆動すること、さらに、比較器はヒステリシス特性を有することを特徴とする。
前記構成によれば、制御トランジスタが発熱するのを防ぎ、かつ充電し続けることができ、温度の揺らぎがあっても温度補償を行うことができる。
本発明によれば、充電制御トランジスタが規定以上に発熱するのを防ぎ、かつ充電し続けるので、高温環境下においても停止することなく電池を充電できるという効果を奏する。
以下、図面を参照して本発明における実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1に係る温度保護機能付充電装置の構成を示すブロック図である。図1において、21は充電電流を供給する能力を有する外部電源、22は電池、23,24は後述するそれぞれのトランジスタ25,26の温度を検出する温度検出回路である。25は外部電源21から電池22への充電電流を制御するためのトランジスタで、温度検出回路23が近接している。26は電池22から外部電源21への逆流電流を阻止するためのトランジスタで、温度検出回路24が近接している。27,28はそれぞれトランジスタ25,26のゲートとソースの間に接続されたプルアップ抵抗である。
30,31は直列に接続されたトランジスタ25をドライブするトランジスタ、32は入力が温度検出回路23,24の出力、第1の基準電圧源33の出力に接続され、出力がトランジスタ30のゲートに接続される演算増幅器であり、第1の基準電圧源33から出力される電圧と温度検出回路23,24から出力される電圧とが等しくなるように負帰還をかける。34は電池22への充電電流を検出して制御するようにトランジスタ31を駆動する制御回路である。37は電流検出手段であり、抵抗371の両端の電位差を演算回路372にて減算して求めることにより、充電電流を検出できる。
29は電流検出手段37の出力信号が入力され、この信号によりトランジスタ26を制御するための逆流検出回路であり、入力信号が所定の値を下回った場合、ハイレベルを出力することによりトランジスタ26をオフさせる。
以下に、前述したように構成された温度保護機能付充電装置の動作について説明する。まず、外部電源21が挿入され、充電が開始されると、制御回路34がトランジスタ25を制御し、外部電源21からトランジスタ25,26を介して電池22へ充電電流が流れる。トランジスタ25,26に充電電流が流れると、トランジスタ25,26は発熱する。その発熱量は、トランジスタのオン抵抗と、トランジスタに流れる電流の2乗に比例する。
トランジスタ25の発熱は温度検出回路23で、トランジスタ26の発熱は温度検出回路24により検出される。演算増幅器32は、トランジスタ25,26の発熱量が少なく、温度上昇していない場合、第1の基準電圧源33の電圧値が高いため、演算増幅器32の出力はハイレベルとなり、トランジスタ25をドライブするためのトランジスタ30はオンしている。トランジスタ25,26どちらかの温度、仮にトランジスタ25の温度が上昇し、温度検出回路23より出力される電圧値が第1の基準電圧源33から出力される電圧値に達すると、演算増幅器32の出力は低下し、トランジスタ30のオン抵抗が大きくなる。このため、トランジスタ25のゲート電圧も上昇してオン抵抗が大きくなり、充電電流が減少する。充電電流が減少すると、トランジスタ25発熱量が減少するため、温度検出回路23の出力も上昇しなくなり、最終的には温度検出回路23から出力される電圧値と、第1の基準電圧源33より出力される電圧値が等しくなる。
図2(a),(b)は本実施の形態1に係る温度保護機能付充電装置の動作波形を示す図である。図2(a)は時間による温度の挙動、(b)は時間による充電電流の挙動を示す。
充電が開始されると、図2(b)に示すように、電流値I1の充電電流がトランジスタ25,26を介して電池22へ流れると同時に、トランジスタ25,26の発熱量が増加するため、図2(a)に示すように、温度は時間とともに上昇する。ここで、トランジスタ25,26の温度がT1となったときの温度検出回路23,24の出力電圧値が第1の基準電圧源33の出力電圧値と同一の電圧値であるとすると、トランジスタ25,26の温度がT1に達すると、演算増幅器32の出力が低下し、トランジスタ25を駆動するトランジスタ30のオン抵抗が大きくなるため、トランジスタ25のオン抵抗も大きくなって充電電流が減少する。このため、トランジスタ25,26の発熱量が減少し、最終的にはトランジスタの温度はT1で落ち着き、充電電流値はI2で落ち着く。そしてトランジスタが破損しない温度にて充電し続けることが可能となる。
ただし、この実施の形態1ではトランジスタの温度は急速に変化しないため、この回路構成の場合、温度はT1より多少のオーバーシュートが発生する。このため、このオーバーシュート量を見越してT1をトランジスタの破損温度より低めに設定するとよい。
また、本実施の形態1では、充電制御のトランジスタ5,6、温度検出回路3,4等を別体で構成しているが、IC内に内蔵する構成としてもよい。
(実施の形態2)
図3は本発明の実施の形態2に係る温度保護機能付充電装置の構成を示すブロック図である。図3において、図1に示した実施の形態1の温度保護機能付充電装置において説明した構成要件に対応し同等の機能を有するものについては同一の番号を付して示し、その重複する説明は省略する。
図3に示す温度保護機能付充電装置が図1と異なるのは、第1の基準電圧源33の出力する電圧より低い電圧を出力する第2の基準電圧源35と、温度検出回路23,24の各出力電圧を第2の基準電圧源35の出力する電圧と比較する比較器36を設けた点である。この比較器36の出力は、充電電流値を減少させる方向に変化させるために制御回路34に入力される。
以下に、前述したように構成された温度保護機能付充電装置の動作について説明する。外部電源21が挿入され、充電が開始されると、制御回路34がトランジスタ25を制御し、外部電源21からトランジスタ25,26を介して電池22へ充電電流が流れる。トランジスタ25,26に充電電流が流れると、トランジスタ25,26は発熱する。その発熱量は、トランジスタのオン抵抗と、トランジスタに流れる電流の2乗に比例する。
トランジスタ25の発熱は温度検出回路23で、トランジスタ26の発熱は温度検出回路24により検出される。演算増幅器32は、トランジスタ25,26の発熱量が少なく、温度上昇していない場合、第1の基準電圧源33の電圧値が高いため、演算増幅器32の出力はハイレベルとなり、トランジスタ25をドライブするためのトランジスタ30はオンしている。トランジスタ25,26どちらかの温度、仮にトランジスタ25の温度が上昇し、温度検出回路23より出力される電圧値が第2の基準電圧源35から出力される電圧値に達すると、比較器36の出力が反転し、その信号は制御回路34へ入力されることにより充電電流が所定の値に減少する。
すると、トランジスタ25,26の発熱量が抑制される。さらにトランジスタ25の温度が上昇し、第1の基準電圧源33から出力される電圧値に達すると、演算増幅器32の出力は低下し、トランジスタ30のオン抵抗が大きくなる。このため、トランジスタ25のゲート電圧も上昇してオン抵抗が大きくなり、充電電流が減少する。充電電流が減少すると、トランジスタ25発熱量が減少するため、温度検出回路23の出力も上昇しなくなり、最終的には温度検出回路23から出力される電圧値と、第1の基準電圧源33より出力される電圧値が等しくなる。
図4(a),(b)は本実施の形態2に係る温度保護機能付充電装置の動作波形を示す図である。図4(a)は時間による温度の挙動、(b)は時間による充電電流の挙動を示す。
充電が開始されると、図4(b)に示すように、電流値I1の充電電流がトランジスタ25,26を介して電池22へ流れると同時に、トランジスタ25,26の発熱量が増加するため、図4(a)に示すように、温度は時間とともに上昇する。ここで、トランジスタ25,26の温度がT1となったときの温度検出回路23,24の出力電圧値が第1の基準電圧源33の出力電圧値と同一の電圧値であり、トランジスタ25,26の温度がT1より低い温度であるT2となったときの温度検出回路23,24の出力電圧値が第2の基準電圧源35の出力電圧値と同一の電圧値であるとすると、トランジスタ25,26の温度がT2に達すると、比較器36の出力が反転する。この反転信号が制御回路34に入力されることにより充電電流が電流値I1から電流値I3に減少する。充電電流が減少すると、発熱量も減少するため、充電電流値がI3である領域では、充電電流値がI1であった領域より図4(a)の時間に対する温度の傾きが小さくなる。
さらに発熱し、トランジスタ25,26の温度がT1に達すると、演算増幅器32の出力が低下し、トランジスタ25を駆動するトランジスタ30のオン抵抗が大きくなるため、トランジスタ25のオン抵抗も大きくなって充電電流が減少する。このため、トランジスタ25,26の発熱量が減少し、最終的にはトランジスタの温度はT1で落ち着き、充電電流値はI2で落ち着く。トランジスタが破損しない温度にて充電し続けることが可能となる。
また、本実施の形態2の回路構成では、温度T2からT1の区間で時間に対する温度の傾きを小さくしているため、温度のオーバーシュートは発生せず、確実にトランジスタの破損を防ぐことが可能となる。
さらに、本実施の形態2では、充電制御のトランジスタ25,26、温度検出回路23,24等を別体で構成しているが、IC内に内蔵する構成としてもよい。
なお、トランジスタ25,26の温度の上昇度合いは一定ではなく揺らいでいる可能性がある。温度T2付近で温度が揺らいでいると、実施の形態2のようなヒステリシスを持たない比較器36では出力がチャタリングしてしまう可能性がある。そこで比較器36にヒステリシスを持たせることにより、温度の揺らぎがある場合においてもチャタリングせずにスムーズな温度補償を行うことが可能となる。
本発明に係る温度保護機能付充電装置は、充電制御トランジスタが規定以上に発熱するのを防ぎ、かつ充電し続けるので、高温環境下においても停止することなく電池を充電でき、異常な温度上昇から構成部品を保護する充電装置として有用である。
本発明の実施の形態1に係る温度保護機能付充電装置の構成を示すブロック図 本実施の形態1に係る温度保護機能付充電装置の動作波形で(a)は時間による温度の挙動、(b)は時間による充電電流の挙動を示す図 本発明の実施の形態2に係る温度保護機能付充電装置の構成を示すブロック図 本実施の形態2に係る温度保護機能付充電装置の動作波形で(a)は時間による温度の挙動、(b)は時間による充電電流の挙動を示す図 従来の温度保護機能付充電装置の構成を示すブロック図
符号の説明
21 外部電源
22 電池
23,24 温度検出回路
25,26,30,31 トランジスタ
27,28 プルアップ抵抗
29 逆流検出回路
32 演算増幅器
33 第1の基準電圧源
34 制御回路
35 第2の基準電圧源
36 比較器
37 電流検出手段
371 抵抗
372 演算回路

Claims (4)

  1. 入力電源と電池間に設けた制御トランジスタと、前記電池への充電電流を検出して制御する前記制御トランジスタを駆動する制御回路を有する充電装置において、
    前記制御トランジスタの温度を検出して温度検出信号を生成する温度検出手段と、前記温度検出信号が所定値を超えると前記充電電流を低減するように前記制御トランジスタを駆動する負帰還回路とを備えたことを特徴とする温度保護機能付充電装置。
  2. 前記負帰還回路は、第1の基準電圧を出力する第1の基準電圧源と、前記第1の基準電圧と検出温度に応じた電圧である前記温度検出信号とを入力する演算増幅器を備えたことを特徴とする請求項1記載の温度保護機能付充電装置。
  3. 前記第1の基準電圧より低い第2の基準電圧を出力する第2の基準電圧源と、前記第2の基準電圧と前記温度検出信号を入力し、比較結果を制御回路に出力する比較器を備え、
    前記制御回路は、前記温度検出信号が前記第2の基準電圧を超えたことを前記比較器の出力で検知すると、充電電流を所定の制限値に減少させるように制御トランジスタを駆動することを特徴とする請求項2記載の温度保護機能付充電装置。
  4. 前記比較器はヒステリシス特性を有することを特徴とする請求項3記載の温度保護機能付充電装置。
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