JP2008166913A - 撮影装置および方法並びにプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】撮影装置において、シャッタチャンスを逃すことなく画素欠陥の位置を検出できるようにする
【解決手段】撮影動作以外の所定の動作を行っている最中に、画素欠陥検出用画像を少なくとも1回取得するよう撮像系6をCPU40が制御する。所定の動作としては、例えば、バッテリ38の電源の充電、フラッシュ24の充電、撮影により取得した画像の再生、電源オフ、撮影レンズ10の繰り出しまたは収納、および撮影により取得した画像の外部装置への転送のうちの少なくとも1つの動作が挙げられる。
【選択図】図1

Description

本発明は撮影により画像を取得する撮影装置および方法並びに撮影方法をコンピュータに実行させるためのプログラムに関するものである。
デジタルカメラ、ビデオカメラ等の撮影装置に備えられたCCD等の撮像素子には、ゴミや埃の付着、および結晶欠陥等による画素欠陥が存在することがあり、画素欠陥があると画像にかかわらず白として信号を出力する白キズ、あるいは画像にかかわらず黒として信号を出力する黒キズという形で現れてくる。このような画素欠陥による画質の劣化を防止するためには、前もって画素欠陥検出用画像を取得し、基準となる画像と画素欠陥検出用画像とを比較して画素欠陥の位置を検出し、欠陥画素のデータを隣接する画素のデータを用いて補間演算処理することが行われている(特許文献1参照)。
また、画素欠陥の経時変化に対応するために、所定時間間隔で画素欠陥の位置を検出し、検出結果を記憶しておく手法も提案されている(特許文献2参照)。
特開平10−322603号公報 特開2004−304833号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された手法では、電源がオンとされる毎に画素欠陥の位置を検出するため、電源をオンとした後に直ちに撮影を行うことができず、シャッタチャンスを逃してしまうおそれがある。また、特許文献2に記載された手法では、所定時間間隔にて画素欠陥の位置を検出するため、画素欠陥の位置を検出するための画像の撮影中は撮影を行うことができず、その結果、特許文献1に記載された手法と同様にシャッタチャンスを逃してしまうおそれがある。また、撮影装置のユーザに対して、画素欠陥の位置検出用の画像を撮影させることにより取得させることも可能であるが、ユーザの負担が大きいものとなる。
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、シャッタチャンスを逃すことなく画素欠陥の位置を検出できるようにすることを目的とする。
本発明による撮影装置は、撮像素子を有し、撮影による画像を取得する撮影手段と、
撮影動作以外の所定の動作を行っている最中に、前記画素欠陥の検出を行うための画素欠陥検出用画像を少なくとも1回取得するよう前記撮影手段を制御する制御手段と、
前記画素欠陥検出用画像に基づいて前記撮像素子の画素欠陥の位置を検出する検出手段とを備えたことを特徴とするものである。
なお、本発明による撮影装置においては、前記所定の動作は、前記撮影装置を駆動するための電源の充電、フラッシュの充電、撮影により取得した画像の再生、電源オフ、沈胴式のレンズを備えた場合の該レンズの繰り出しまたは収納、および撮影により取得した画像の外部装置への転送のうちの少なくとも1つの動作であることが好ましい。なお、撮影により取得した画像としては、静止画像のみならず動画像をも含むものである。
また、本発明による撮影装置においては、前記制御手段を、前記所定の動作が終了するまでに前記画素欠陥検出用画像の取得および前記画素欠陥の位置の検出が完了しない場合は、該画素欠陥検出用画像の取得および前記画素欠陥の位置の検出の動作を停止するとしてもよい。
本発明による撮影方法は、撮像素子を有し、撮影による画像を取得する撮影手段を備えた撮影装置における撮影方法において、
撮影動作以外の所定の動作を行っている最中に、前記画素欠陥の検出を行うための画素欠陥検出用画像を少なくとも1回取得するよう前記撮影手段を制御し、
前記画素欠陥検出用画像に基づいて前記撮像素子の画素欠陥の位置を検出することを特徴とするものである。
なお、本発明による撮影方法をコンピュータに実行させるためのプログラムとして提供してもよい。
本発明によれば、撮影動作以外の所定の動作を行っている最中に、画素欠陥検出用画像を取得するようにしたため、撮影を行おうとしているときには、画素欠陥検出用画像の取得の処理は行われないこととなる。このため、画素欠陥検出用画像の取得のために撮影動作が邪魔されることがなくなり、その結果、シャッタチャンスを逃すことなく撮影を行うことができる。また、ユーザは自ら画素欠陥検出用画像を撮影する必要がなくなるため、ユーザの負担を低減することができる。
また、撮影装置を駆動するための電源の充電中および撮影により取得した画像の外部装置への転送中は、撮影装置の温度が上昇する。このため、撮影装置を駆動するための電源の充電中および撮影により取得した画像の外部装置への転送中に画素欠陥検出用画像を取得することにより、温度上昇により出現する画素欠陥の位置を検出することができる。
また、所定の動作が終了するまでに画素欠陥検出用画像の取得および画素欠陥の位置の検出が完了しない場合は、画素欠陥検出用画像の取得および画素欠陥の位置の検出の動作を停止することにより、直ちに撮影を行うことが可能となるため、ユーザがシャッタチャンスを逃すことを防止することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は本発明の実施形態によるデジタルカメラ1の構成を示す概略ブロック図である。図1に示すように本実施形態によるデジタルカメラ1は、動作モードスイッチ、上下左右ボタン、レリーズボタンおよび電源スイッチ4等の操作系2と、操作系2の操作内容をCPU40に伝えるためのインターフェース部分である操作系制御部3とを有している。
撮像系6としては、撮影レンズ10を構成するフォーカスレンズ10aおよびズームレンズ10bを有している。各々のレンズは、モータとモータドライバとからなるフォーカスレンズ駆動部11およびズームレンズ駆動部12によって光軸方向に移動可能である。フォーカスレンズ駆動部11はAF処理部30から出力されるフォーカス駆動量データに基づいて、ズームレンズ駆動部12はズームレバーの操作量データに基づいて、各々のレンズの移動を制御する。
なお、撮影レンズ10は沈胴式となっている。また、不図示のレンズカバーを備える。そして、電源オフの状態および動作モードが再生モード等の撮影モード以外の状態では、デジタルカメラ1の本体内に収容されており、動作モードが再生モードから撮影モードに切り替えられたり、撮影モードの状態で電源スイッチ4がオンとされると、デジタルカメラ1の本体から繰り出される。また、動作モードが撮影モードから再生モードに切り替えられたり、撮影モードの状態で電源スイッチ4がオフとされると、デジタルカメラ1の本体に収納される。
また、絞り14は、モータとモータドライバとからなる絞り駆動部15によって駆動される。この絞り駆動部15は、AE/AWB処理部31から出力される絞り値データに基づいて絞り径の調整を行う。
シャッタ16は、メカニカルシャッタであり、モータとモータドライバとからなるシャッタ駆動部17によって駆動される。シャッタ駆動部17は、レリーズボタンの押下により発生する信号と、AE/AWB処理部31から出力されるシャッタスピードデータとに応じて、シャッタ16の開閉の制御を行う。
光学系の後方には撮像素子であるCCD18を有している。CCD18は、多数の受光素子を2次元的に配列した光電面を有しており、光学系を通過した被写体光がこの光電面に結像し、光電変換される。光電面の前方には、各画素に光を集光するためのマイクロレンズアレイと、R,G,B各色のフィルタが規則的に配列されたカラーフィルタアレイとが配置されている。CCD18は、CCD制御部19から供給される垂直転送クロックおよび水平転送クロックに同期して、画素毎に蓄積された電荷を1ラインずつシリアルなアナログ撮影信号として出力する。各画素において電荷を蓄積する時間、すなわち、露出時間は、CCD制御部19から与えられる電子シャッタ駆動信号によって決定される。また、CCD18はCCD制御部19により、あらかじめ定められた大きさのアナログ撮像信号が得られるようにゲインが調整されている。
なお、撮影レンズ10、絞り14、シャッタ16およびCCD18が撮像系6を構成する。
CCD18から取り込まれたアナログ撮影信号は、アナログ信号処理部20に入力される。アナログ信号処理部20は、アナログ信号のノイズを除去する相関2重サンプリング回路(CDS)と、アナログ信号のゲインを調節するオートゲインコントローラ(AGC)と、アナログ信号をデジタル信号に変換するA/Dコンバータ(ADC)とからなる。このデジタル信号に変換された画像データは、画素毎にR,G,Bの濃度値を持つCCD−RAWデータである。
タイミングジェネレータ21は、タイミング信号を発生させるものであり、このタイミング信号をシャッタ駆動部17、CCD制御部19、アナログ信号処理部20に供給することにより、レリーズボタンの操作、シャッタ16の開閉、CCD18の電荷の取込み、およびアナログ信号処理部20の処理の同期をとっている。
フラッシュ制御部23は、撮影時にフラッシュ24を発光させる。また、フラッシュ24は発光に必要な電力を蓄積するコンデンサを備える。そして、フラッシュ24を使用する設定がデジタルカメラ1においてなされた状態において、フラッシュ24の充電が完了してレリーズボタンが押下されると、フラッシュ24が発光されて撮影が行われる。
画像入力コントローラ25は、アナログ信号処理部20から入力されたCCD−RAWデータをフレームメモリ26に書き込む。
フレームメモリ26は、画像データに対して後述の各種画像処理(信号処理)を行う際に使用する作業用メモリであり、例えば、一定周期のバスクロック信号に同期してデータ転送を行うSDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)が使用される。
表示制御部27は、フレームメモリ26に格納された画像データをスルー画像としてモニタ28に表示させたり、再生モード時に記録メディア35に保存されている画像データをモニタ28に表示させたりするためのものである。なお、スルー画像は、撮影モードが選択されている間、所定時間間隔でCCD18により撮影される。
AF処理部30およびAE/AWB処理部31は、プレ画像に基づいて撮影条件を決定する。このプレ画像とは、レリーズボタンが半押しされることによって発生する半押し信号を検出したCPU40がCCD18にプレ撮影を実行させた結果、フレームメモリ26に格納された画像データにより表される画像である。
AF処理部30は、プレ画像に基づいて焦点位置を検出し、フォーカス駆動量データを出力する(AF処理)。焦点位置の検出方式としては、例えば、所望とする被写体にピントが合った状態では画像のコントラストが高くなるという特徴を利用して合焦位置を検出するパッシブ方式が考えられる。
AE/AWB処理部31は、プレ画像に基づいて被写体輝度を測定し、測定した被写体輝度に基づいて絞り値およびシャッタスピード等を決定し、絞り値データおよびシャッタスピードデータを露出設定値として決定するとともに(AE処理)、撮影時のホワイトバランスを自動調整する(AWB処理)。なお、露出およびホワイトバランスについては、撮影モードがマニュアルモードに設定されている場合には、デジタルカメラ1の撮影者がマニュアル操作により設定可能である。また、露出およびホワイトバランスが自動で設定された場合にも、撮影者が操作系5から指示を行うことにより、露出およびホワイトバランスをマニュアル調整することが可能である。
画像処理部32は、本画像の画像データに対して、階調補正、シャープネス補正、色補正等の画質補正処理、CCD−RAWデータを輝度信号であるYデータと、青色色差信号であるCbデータおよび赤色色差信号であるCrデータとからなるYCデータに変換するYC処理を行う。この本画像とは、レリーズボタンが全押しされることによって実行される本撮影によりCCD18から取り込まれ、アナログ信号処理部20、画像入力コントローラ25経由でフレームメモリ26に格納された画像データによる画像である。本画像の画素数の上限は、CCD18の画素数によって決定されるが、例えば、ファイン、ノーマル等の設定により、記録画素数を変更することができる。一方、スルー画像およびプレ画像の画像数は、本画像よりも少なく、例えば、本画像の1/16程度の画素数で取り込まれる。
また、画像処理部32は、後述するように内部メモリ36に記憶された画素欠陥の位置情報を用いて、本画像における欠陥画素のデータを、隣接する画素のデータを用いて補間する処理も画質補正処理として行う。
圧縮/伸長処理部33は、画像処理部32によって補正・変換処理が行われた本画像の画像データに対して、例えば、JPEG等の圧縮形式で圧縮処理を行い、画像ファイルを生成する。この画像ファイルには、Exifフォーマット等に基づいて、撮影日時等の付帯情報が格納されたタグが付加される。なお、生成される画像ファイルは静止画像および動画像の双方を含む。また、圧縮/伸長処理部33は、再生モードの場合には、記録メディア35から圧縮された画像ファイルを読み出し、伸長処理を行う。伸長後の画像データはモニタ28に出力され、画像データの画像が表示される。
メディア制御部34は、記録メディア35にアクセスして画像ファイルの書き込みと読み込みの制御を行う。
内部メモリ36は、デジタルカメラ1において設定される各種定数、およびCPU40が実行するプログラム等を格納する。また、内部メモリ36は、後述する画素欠陥の位置情報を記憶する。
外部インターフェース37は、デジタルカメラ1をUSBケーブル等によりパソコンやプリンタ等の外部装置と接続するためのものである。外部インターフェース37により、記録メディア35に記録された画像データが、ケーブルを介して外部装置に転送される。
バッテリ38は、デジタルカメラ1を構成する各部に電力を供給する。なお、図1においてはCPUにのみ電力を供給する状態を示している。バッテリ38は、例えば図2に示すようにデジタルカメラ1を電源と接続されたクレードル50に装填することにより充電される。具体的には、クレードル50には外部インターフェース37に挿入される端子51が設けられており、端子51から外部インターフェース37を介してデジタルカメラ1に電力が供給されることにより、バッテリ38が充電される。
画素欠陥検出部39は、後述するように取得された画素欠陥検出用画像と基準となる画像とを比較して画素欠陥の位置を検出する。なお、検出した画素欠陥の位置はCCD18の受光素子の位置に対応するものである。検出した画素欠陥の位置情報は内部メモリ36に記憶される。
CPU40は、操作系2およびAF処理部30等の各種処理部からの信号に応じてデジタルカメラ1の本体各部を制御する。また、撮影動作以外の所定の動作を行っている最中に、画素欠陥の検出を行うための画像(画素欠陥検出用画像)を取得するよう、絞り駆動部15、シャッタ駆動部17およびCCD制御部19に指示を行う。画素欠陥検出用画像は、絞り14を閉じて真っ暗な状態でCCD18により1画面分撮影を行わせるように取得される。これにより取得される画素欠陥検出用画像は、白キズを検出するための画像となる。
なお、所定の動作を行っている最中に明るく平坦な壁または専用のテストチャートにデジタルカメラ1を向けておくことにより、黒キズを検出するための画素欠陥検出用画像を取得することができる。
データバス41は、画像入力コントローラ25、各種処理部、フレームメモリ26およびCPU40等に接続されており、デジタル画像データ等のやり取りを行う。
次いで、第1の実施形態において行われる処理について説明する。図3は第1の実施形態において行われる処理を示すフローチャートである。第1の実施形態は、デジタルカメラ1をクレードル50に装填してのバッテリ38の充電時に画素欠陥検出用画像の取得を行うものである。CPU40が充電開始から所定時間を経過したか否かの監視を開始し(ステップST1)、ステップST1が肯定されると、撮像系6に撮影を行わせ(ステップST2)、画素欠陥検出用画像を取得させる(ステップST3)。
続いて、画素欠陥検出部39が画素欠陥検出用画像から画素欠陥の位置を検出し(ステップST4)、検出結果である画素欠陥の位置情報を内部メモリ36に記憶し(ステップST5)、ステップST1にリターンする。なお、上記の処理は、充電が完了し、クレードル50からデジタルカメラ1が取り外されるまで繰り返し行われる。
このように、第1の実施形態においては、撮影動作以外の動作であるデジタルカメラ1の充電中に、画素欠陥検出用画像を取得するようにしたため、撮影を行おうとしているときには、画素欠陥検出用画像の取得の処理は行われないこととなる。このため、画素欠陥検出用画像の取得のために撮影動作が邪魔されることがなくなり、その結果、シャッタチャンスを逃すことなく撮影を行うことができる。また、ユーザは自ら画素欠陥検出用画像を撮影する必要がなくなるため、ユーザの負担を低減することができる。
ここで、バッテリ38の充電中は、デジタルカメラ1内の温度が上昇する。このため、所定時間間隔で連続して画素欠陥の位置情報を取得することにより、温度上昇に起因する画素欠陥の位置を検出することができる。
なお、上記第1の実施形態において、所定時間としては任意の時間とすることができるが、例えば所定時間を0とした場合、充電開始直後に画素欠陥検出用画像が取得される。この場合、画素欠陥検出用画像の2回目以降の取得の処理は、あらかじめ定められた所定時間経過後に行われる。
また、上記第1の実施形態においては、バッテリ38の充電中に、撮影、画素欠陥検出用画像の取得、画素欠陥位置検出および画素欠陥位置情報の記憶の処理を行っているが、デジタルカメラ1を外部装置と接続し、記録メディア35に記録された画像の外部装置への転送中に、撮影、画素欠陥検出用画像の取得、画素欠陥位置検出および画素欠陥位置情報の記憶の処理を行うようにしてもよい。この場合、図3に示すフローチャートの処理は、転送が完了してケーブルがデジタルカメラ1から取り外されるまで繰り返し行われる。
次いで、本発明の第2の実施形態について説明する。なお、第2の実施形態においては、デジタルカメラ1の構成については第1の実施形態と同一であるため、ここでは詳細な説明は省略する。第2の実施形態においては、フラッシュ24を使用して撮影を行う場合におけるフラッシュ24の充電中に、画素欠陥検出用画像の取得等の処理を行うようにした点が第1の実施形態と異なる。
図4は第2の実施形態において行われる処理を示すフローチャートである。CPU40がフラッシュ24の充電を開始すると、撮像系6に撮影を行わせ(ステップST11)、画素欠陥検出用画像を取得させる(ステップST12)。
続いて、画素欠陥検出部39が画素欠陥検出用画像から画素欠陥の位置を検出し(ステップST13)、検出結果である画素欠陥の位置情報を内部メモリ36に記憶し(ステップST14)、処理を終了する。なお、上記の処理は、充電が終了し、レリーズボタンが押下されて撮影が行われるまで繰り返し行うようにしてもよい。
図5は第2の実施形態におけるタイミングチャートである。なお、図5においては、連続して撮影を行う場合におけるデジタルカメラ1の主動作および画素欠陥検出用画像の取得動作のタイミングチャートを示している。デジタルカメラ1の主動作において、フラッシュ24の発光が完了する、すなわち撮影が完了すると、撮影により取得された画像を取り込む処理が行われる。ここで、撮影により取得された画像を取り込む処理とは、撮影を行うことにより取得した画像を記録メディア35に記録する処理である。
そして、画像を取り込む処理が完了すると、フラッシュ24の充電が開始されるとともに、図4に示すフローチャートの処理が行われる。すなわち、撮影、画素欠陥検出用画像の取得、画素欠陥位置検出および画素欠陥位置情報の記憶の処理が行われる。そして、フラッシュ24の充電および図4に示すフローチャートの処理が完了すると、デジタルカメラ1の主動作においては、レリーズボタンが押下されるまで、スルー画像がモニタ28に表示される。
なお、上記第2の実施形態においては、フラッシュ24の充電中に、撮影、画素欠陥検出用画像の取得、画素欠陥位置検出および画素欠陥位置情報の記憶の処理を行っているが、デジタルカメラ1のモードを再生モードに設定し、記録メディア35に記録された静止画像や動画像の再生中に、撮影、画素欠陥検出用画像の取得、画素欠陥位置検出および画素欠陥位置情報の記憶の処理を行ってもよい。また、この場合、再生モードが撮影モード等の他のモードに切り替えられるまで、撮影、画素欠陥検出用画像の取得、画素欠陥位置検出および画素欠陥位置情報の記憶の処理を繰り返し行うようにしてもよい。
この場合、撮影者は撮影を行う状況にはないため、シャッタチャンスを問題にすることなく、画素欠陥の位置情報を取得することができる。
また、デジタルカメラ1の電源をオフとしたときに、撮影、画素欠陥検出用画像の取得、画素欠陥位置検出および画素欠陥位置情報の記憶の処理を行ってもよい。この場合においても、撮影者は撮影を行う状況にはないため、シャッタチャンスを問題にすることなく、画素欠陥の位置情報を取得することができる。
次いで、本発明の第3の実施形態について説明する。なお、第3の実施形態においては、デジタルカメラ1の構成については第1の実施形態と同一であるため、ここでは詳細な説明は省略する。第3の実施形態においては、撮影レンズ10の繰り出し動作中または収納動作中に、上記第2の実施形態と同様の画素欠陥検出用画像の取得等の処理を行うようにした点が第1の実施形態と異なる。
ここで、撮影レンズ10の繰り出し動作は、撮影モードに切り替えられた状態で、デジタルカメラ1の電源をオフからオンとしたとき(以下第1のタイミングとする)、および電源をオンとした状態において再生モードから撮影モードに切り替えられたとき(以下第2のタイミングとする)に行われる。また、撮影レンズ10の収納動作は、撮影モードに切り替えられた状態で、デジタルカメラ1の電源をオンからオフとしたとき(以下第3のタイミングとする)、および電源をオンとした状態において撮影モードから再生モードに切り替えられたとき(以下第4のタイミングとする)に行われる。
図6は第3の実施形態におけるタイミングチャートである。なお、図6において上記第1から第4のタイミングに対応する動作は、デジタルカメラ1の主動作1〜4に対応する。デジタルカメラ1の主動作1において、デジタルカメラ1の電源がオンとされると、不図示のレンズカバーが開かれ、撮影レンズ10の繰り出し動作が行われる。一方、デジタルカメラ1の電源がオンとされると、図4に示すフローチャートの処理が行われる。すなわち、撮影、画素欠陥検出用画像の取得、画素欠陥位置検出および画素欠陥位置情報の記憶の処理が行われる。
また、デジタルカメラ1の主動作2において、デジタルカメラ1のモードが再生モードから撮影モードに切り替えられると、不図示のレンズカバーが開かれ、撮影レンズ10の繰り出し動作が行われる。一方、デジタルカメラ1の電源がオンとされると、図4に示すフローチャートの処理が行われる。
デジタルカメラ1の主動作3において、撮影モードにてスルー画像が表示された状態において、デジタルカメラ1の電源がオフとされると、撮影レンズ10の収納動作が行われ、不図示のレンズカバーが閉じられる。一方、デジタルカメラ1の電源がオフとされると、図4に示すフローチャートの処理が行われる。
また、デジタルカメラ1の主動作4において、撮影モードにてスルー画像が表示された状態において、デジタルカメラ1のモードが撮影モードから再生モードに切り替えられると、撮影レンズ10の収納動作が行われ、不図示のレンズカバーが閉じられる。一方、デジタルカメラ1の電源がオフとされると、図4に示すフローチャートの処理が行われる。
なお、上記第1から第3の実施形態においては、とくにフラッシュ24の充電、撮影レンズ10の繰り出し、および画像の外部装置への転送が終了する前に、撮影、画素欠陥検出用画像の取得、画素欠陥位置検出および画素欠陥位置情報の記憶の処理を完了できない場合がある。以下このような場合の処理について、第4の実施形態として説明する。
図7は第4の実施形態において行われる処理を示すフローチャートである。なお、ここではフラッシュ24の充電が行われる場合の処理について説明するが、撮影レンズ10の繰り出し、画像の外部装置への転送についても同様に行うことができる。
フラッシュ24充電の指示がなされることによりCPU40が処理を開始し、撮像系6に撮影を行わせる(ステップST21)。次いで、フラッシュ24の充電が終了したか否かを判定し(ステップST22)、ステップST22が否定されると、CPU40が撮像系6に画素欠陥検出用画像を取得させる(ステップST23)。ステップST22が肯定されると、処理を終了する。
ステップST23に続いて、フラッシュ24の充電が終了したか否かを判定し(ステップST24)、ステップST24が否定されると、画素欠陥検出部39が画素欠陥検出用画像から画素欠陥の位置を検出する(ステップST25)。ステップST24が肯定されると、処理を終了する。
ステップST25に続いて、フラッシュ24の充電が完了したか否かを判定し(ステップST26)、ステップST26が否定されると、画素欠陥検出部39が検出結果である画素欠陥の位置情報を内部メモリ36に記憶し(ステップST27)、処理を終了する。ステップST27が肯定されると、処理を終了する。
このように、第5の実施形態においては、所定の動作が終了するまでに画素欠陥検出用画像の取得、画素欠陥位置検出および画素欠陥位置情報の記憶の処理が完了しない場合は、画素欠陥検出用画像の取得、画素欠陥位置検出および画素欠陥位置情報の記憶の処理を停止するようにしたため、画素欠陥検出用画像の取得のためにユーザがシャッタチャンスを逃してしまうことを防止することができる。
以上、本発明の実施形態に係るデジタルカメラについて説明したが、コンピュータを、上記の画素欠陥検出部39に対応する手段として機能させ、図3,4,7に示すような処理を行わせるプログラムも本発明の実施形態の1つである。また、そのようなプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体も、本発明の実施形態の1つである。
本発明の第1の実施形態による撮影装置を適用したデジタルカメラの構成を示す概略ブロック図 デジタルカメラが充電される状態を示す図 第1の実施形態において行われる処理を示すフローチャート 第2の実施形態において行われる処理を示すフローチャート 第2の実施形態において行われる処理のタイミングチャート 第3の実施形態において行われる処理のタイミングチャート 第4の実施形態において行われる処理を示すフローチャート
符号の説明
1 デジタルカメラ
2 操作系
3 操作系制御部
4 電源スイッチ
6 撮像系
10 撮影レンズ
24 フラッシュ
28 モニタ
35 記録メディア
38 バッテリ
39 画素欠陥検出部
40 CPU

Claims (5)

  1. 撮像素子を有し、撮影による画像を取得する撮影手段と、
    撮影動作以外の所定の動作を行っている最中に、前記画素欠陥の検出を行うための画素欠陥検出用画像を少なくとも1回取得するよう前記撮影手段を制御する制御手段と、
    前記画素欠陥検出用画像に基づいて前記撮像素子の画素欠陥の位置を検出する検出手段とを備えたことを特徴とする撮影装置。
  2. 前記所定の動作は、前記撮影装置を駆動するための電源の充電、フラッシュの充電、撮影により取得した画像の再生、電源オフ、沈胴式のレンズを備えた場合の該レンズの繰り出しまたは収納、および撮影により取得した画像の外部装置への転送のうちの少なくとも1つの動作であることを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
  3. 前記制御手段は、前記所定の動作が終了するまでに前記画素欠陥検出用画像の取得および前記画素欠陥の位置の検出が完了しない場合は、該画素欠陥検出用画像の取得および前記画素欠陥の位置の検出の動作を停止する手段であることを特徴とする請求項1または2記載の撮影装置。
  4. 撮像素子を有し、撮影による画像を取得する撮影手段を備えた撮影装置における撮影方法において、
    撮影動作以外の所定の動作を行っている最中に、前記画素欠陥の検出を行うための画素欠陥検出用画像を少なくとも1回取得するよう前記撮影手段を制御し、
    前記画素欠陥検出用画像に基づいて前記撮像素子の画素欠陥の位置を検出することを特徴とする撮影方法。
  5. 撮像素子を有し、撮影による画像を取得する撮影手段を備えた撮影装置における撮影方法をコンピュータに実行させるためのプログラムにおいて、
    撮影動作以外の所定の動作を行っている最中に、前記画素欠陥の検出を行うための画素欠陥検出用画像を少なくとも1回取得するよう前記撮影手段を制御する手順と、
    前記画素欠陥検出用画像に基づいて前記撮像素子の画素欠陥の位置を検出する手順とを有することを特徴とするプログラム。
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