JP2008164036A - 自動変速機 - Google Patents

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誠司 宮本
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Abstract

【課題】補助ポンプを設けた自動変速機において、そのコンパクト化を図ることができ、かつ、ファイナルテストを円滑に行なえる自動変速機を提供すること。
【解決手段】エンジンの出力により駆動されるオイルポンプと、電動モータにより駆動される補助ポンプと、オイルポンプからの作動油が補助ポンプへ逆流することを防止する逆止弁と、を備えた自動変速機において、逆止弁をトルクコンバータハウジングの壁部内に設け、オイルポンプの油路から逆止弁に至る部分を、トルクコンバータハウジングの壁部内及び変速機ケースの壁部内に設けたことを特徴とする。
【選択図】図5

Description

本発明は自動変速機に関し、特に、エンジンの一時停止時に作動油圧を発生させる補助ポンプを設けた自動変速機に関する。
燃費の向上や排気エミッションの低減を図るため、渋滞や信号待ちに代表される車両の一時停車時に、エンジンを一時停止(アイドルストップ)させる制御手法が知られている。しかし、自動変速機を搭載した車両の場合、エンジンの一時停止によりエンジンにより駆動されるオイルポンプも停止する。従って、オイルポンプから作動油の供給を受けて作動する、クラッチやブレーキといった摩擦係合要素をエンジンの一時停止中は作動できなくなる。このため、例えば、締結しておくべき摩擦係合要素が解放されて、エンジンの再始動時に再締結されることにより、クラッチ締結までに時間がかかり、クラッチ締結までにアクセルを踏むとエンジン回転が上昇した状態でクラッチが締結するため、発進時に締結ショックが発生し、乗員に違和感を与えるという問題がある。
そこで、電動モータにより駆動される補助ポンプを設け、エンジンの一時停止中には補助ポンプにより作動油の油圧を確保し、摩擦係合要素を締結状態又は締結直前の状態としておくことが提案されている(例えば、特許文献1及び2)。ここで、補助ポンプを自動変速機の内部に配設することは、スペース的に困難であり、また、既存の自動変速機を大幅に設計変更しなければならないという問題がある。また、補助ポンプを設けた場合には、オイルポンプから補助ポンプへの作動油の逆流を防止するために逆止弁が必要となる。特許文献1及び2には補助ポンプと逆止弁とを自動変速機の外部に配設した自動変速機が開示されている。
特開2001−317623号公報 特開2002−54724号公報
補助ポンプを自動変速機の外部に配設した場合、補助ポンプと自動変速機とを接続する配管も必要となる。自動変速機のコンパクト化を図るためには、自動変速機の外部に配設される構成をできるだけ簡素化することが望ましい。
また、一般に自動変速機は、車両への組付け前に自動変速機単体で、変速動作等が正常に行なわれるか否かの最終試験(ファイナルテスト)が行われる。補助ポンプによる作動油の供給動作の試験は、ファイナルテストの段階では必ずしも必要がなく、むしろ、ファイナルテストに合格した段階で補助ポンプ等を自動変速機に組付け、これを車両を組付けた段階で行なう方が作業効率がよい。従って、ファイナルテストは補助ポンプ等を組付けていない状態で行なえることが望ましい。しかし、補助ポンプ等を組みつけていない場合、自動変速機側の配管接続部分から作動油が漏れるため、配管接続部分を何らかの形で封鎖するという追加加工の手間がかかる。
従って、本発明の目的は、補助ポンプを設けた自動変速機において、そのコンパクト化を図ることができ、かつ、ファイナルテストを円滑に行なえる自動変速機を提供することにある。
本発明によれば、トルクコンバータを収容し、エンジンに接続されるトルクコンバータハウジングと、前記トルクコンバータを介して前記エンジンの出力が入力される変速ギヤ機構を収容し、前記トルクコンバータハウジングに接続された変速機ケースと、前記変速ギヤ機構の変速段を切り換える摩擦係合要素の作動を制御する油圧制御手段と、前記変速機ケース内に設けられ、前記エンジンの出力により駆動されて前記油圧制御手段に、第1の油路を介して作動油を圧送するオイルポンプと、前記変速機ケース外に設けられ、電動モータにより駆動されて前記油圧制御手段に、前記第1の油路から分岐した第2の油路を介して作動油を圧送する補助ポンプと、前記第2の油路に設けられ、前記第1の油路から前記補助ポンプへ作動油が逆流することを防止する逆止弁と、を備えた自動変速機において、前記逆止弁を前記トルクコンバータハウジングの壁部内に設け、前記第2の油路の前記第1の油路から前記逆止弁に至る部分を、前記トルクコンバータハウジングの壁部内及び前記変速機ケースの壁部内に設けたことを特徴とする自動変速機が提供される。
この構成によれば、前記逆止弁を前記トルクコンバータハウジングの壁部内に設けたことにより、当該逆止弁を自動変速機の外部に配設した構成と比べて、自動変速機の外部に存する構成が削減され、自動変速機のコンパクト化を図れる。
また、一般にエンジンに合わせて設計変更される前記トルクコンバータハウジングに前記逆止弁を設けたことで、前記変速機ケースについては最小の設計変更で足り、既存の変速機ケース、変速ギヤ機構及び油圧制御手段を有効活用できる。
また、前記第2の油路の前記第1の油路から前記逆止弁に至る部分を、前記トルクコンバータハウジングの壁部内及び前記変速機ケースの壁部内に設けたことで、前記第1の油路から前記逆止弁に至る部分について、自動変速機の外部の配管を不要とし、自動変速機のコンパクト化を図れる。加えて、自動変速機の外部の配管は、前記補助ポンプによる油圧に耐久できれば足りるので、その簡素化が図れる。
また、前記逆止弁により、前記第1の油路から前記補助ポンプへ向う作動油に対して前記第2の油路が封鎖されるので、ファイナルテストの際に、前記補助ポンプ及びその配管を配設することなく、前記オイルポンプから圧送される作動油が漏れ出すことを防止することができる。従って、ファイナルテストに際して、自動変速機に追加の加工等が必要とされず、ファイナルテストを円滑に行なえる。
本発明においては、更に、前記変速機ケースの外周に開口し、前記オイルポンプにより圧送される作動油の油圧を検出するため油圧検出孔を備え、前記油圧検出孔が、前記第2の油路の前記逆止弁よりも前記第1の油路側の部分と連通している構成を採用できる。
この構成によれば、前記油圧検出孔を備えたことにより、前記油圧制御手段に供給される作動油の油圧検出が可能となり、自動変速機のメンテナンス時のサービス性を確保できる。また、前記油圧検出孔が前記第2の油路と連通していることにより、油路の簡素化を図ることができる。
また、本発明においては、前記補助ポンプを前記トルクコンバータハウジングの外周に取り付け、前記トルクコンバータハウジングの外周に開口し、前記逆止弁が設けられた孔部と、前記補助ポンプと、を接続する配管を、前記第2の油路の一部として設けた構成を採用できる。
この構成によれば、前記補助ポンプと前記逆止弁とを、より近接して配設することができ、孔部と前記補助ポンプとを接続する前記配管のコンパクト化を図ることができる。
以上述べた通り、本発明によれば、補助ポンプを設けた自動変速機において、そのコンパクト化を図ることができ、かつ、ファイナルテストを円滑に行なえる自動変速機を提供することができる。
図1は本発明の一実施形態に係る自動変速機Aの側面図である。自動変速機Aはトルクコンバータハウジング10と、変速機ケース20と、オイルパン30と、を備える。図2は図1の線X−Xに沿う断面図であり、トルクコンバータハウジング10を変速機ケース20との接続面となる端面側から見た図である。また、図3は図1の線Y−Yに沿う断面図であり、変速機ケース20をトルクコンバータハウジング10との接続面となる端面側から見た図である。なお、図2及び図3は後述する補助ポンプ40、電動モータ41、配管50及び51を取り外した状態を示す。
トルクコンバータハウジング10は図2に示すように、不図示のトルクコンバータを収容する収容部11を備え、変速機ケース20との接続面と反対側の端面においてエンジンに接続される。
変速機ケース20は図3に示すように、トルクコンバータ(不図示)を介してエンジンの出力が入力される入力軸(不図示)が収容される第1収容部21、カウンタ軸(不図示)が収容される第2収容部22及び差動装置(不図示)が収容される第3収容部23を備える。
第1収容部21には入力軸に設けた変速ギヤ機構(不図示)が収容される。変速ギヤ機構は例えば複数のプラネタリギヤセットである。第1収容部21にはまた、変速ギヤ機構の変速段を切り換える摩擦係合要素が収容される。摩擦係合要素としては、例えばプラネタリギヤセットの回転要素間若しくは回転要素と入力軸とを断続するクラッチ、回転要素と変速機ケース20とを断続するブレーキである。第1収容部21には、また、オイルポンプ(不図示。以下、メインポンプという。)が収容される。メインポンプはエンジンの出力により駆動されて変速機ケース20に設けた油圧制御回路(不図示)に作動油を圧送する。
第2収容部22にもカウンタ軸に設けた変速ギヤ機構(不図示)、摩擦係合要素(不図示)が収容される。第2収容部22に収容される変速ギヤ機構、摩擦係合要素も、例えば、プラネタリギヤセット、クラッチ及びブレーキである。第1収容部21に収容された変速ギヤ機構の出力は第2収容部22に収容された変速ギヤ機構に入力され、その出力は第3収容部23に収容された差動装置に入力されて、車輪軸に伝達されることになる。
なお、本実施形態では変速機ケース20に差動装置を組み込む構成としたが、別ユニットとしてもよい。また、本実施形態はカウンタ軸を有する自動変速機Aを例に挙げるが、カウンタ軸を有しない形式の自動変速機にも本発明は適用可能である。
変速機ケース20は、図1及び図3に示すように油圧検出部25を備える。油圧検出部25は変速機ケース20の外周に開口した油圧検出孔25bを有し、メインポンプにより圧送される作動油の油圧検出するための孔(検出器を挿入するための孔)であり、プラグ25aにより通常時は封止されている。
図1を参照して、自動変速機Aは変速機ケース20外に設けられ、電動モータ41により駆動される補助ポンプ40を備える。なお、ケーブル41aは電動モータ41への配線であり、その端部にはコネクタが設けられている。
補助ポンプ40は配管50を介してオイルパン30に接続されており、また、配管51を介してトルクコンバータハウジング10に接続されている。電動モータ41の駆動により、補助ポンプ40は配管50を介してオイルパン30内の作動油を吸引し、配管51を介してトルクコンバータハウジング10に作動油を圧送する。
図1及び図2に示すように、トルクコンバータハウジング10の壁部は、配管51を取り付ける取付部12を有する。図4は取付部12の周辺の拡大図である。取付部12は有底の孔部12aが穿設されており、孔部12aにはトルクコンバータハウジング10の端面に開口した油路12bが連通している(図2参照)。
また、図3に示すように変速機ケース20には、油路12bと連通する油路24が形成されている。図6は図3の線Z−Zに沿う断面図であり、油路24近傍の断面図である。変速機ケース20の端面には、油路24の周囲に溝24aが形成されており、溝24aにはOリング等のシール材が配される。本実施形態の場合、油路24はメインポンプから油圧制御回路へ圧送される作動油の油路1に連通すると共に、油圧検出孔25bにも連通している。しかして、補助ポンプ40から圧送された作動油は孔部12a、油路12b及び油路24を介して変速機ケース20の油路1へ供給されることになる。
孔部12aには、配管51と接続されるコネクタ60が螺合されている。図5(a)及び(b)は取付部12の断面図である。コネクタ60は、貫通孔60aを有する筒状をなしており、配管51のコネクタ(不図示)が螺合する第1ねじ部61と、孔部12aにコネクタ60を螺合する第2ねじ部62と、コネクタ60内の貫通孔60aの径が徐々に変化するテーパ部63と、を有する。
孔部12a内には、逆止弁70が配設されている。逆止弁70は、球体71と、球体71をテーパ部63へ常時押圧して貫通孔60aを封止させるコイルスプリング72と、コイルスプリング72を支持すると共に球体71の移動範囲を規制する支持部材73と、を備える。
支持部材73は、孔部12aの底部近傍に嵌合された座部73aと、座部73aに立設され、コイルスプリング72内に挿入された軸部73bと、から構成されている。座部73aと軸部73bとの境界部分において、軸部73bはその径が徐々に増大している。これは、車両走行中の振動(主に上下動)に起因する軸部73bの径方向のコイルスプリング72の移動を規制し、コイルスプリング72の中心が軸部73bの中心と一致するようにして、球体71をより確実にテーパ部63へ押圧するためである。
係る構成からなる逆止弁70は、補助ポンプ40の停止中は図5(a)に示すようにコイルスプリング72の付勢により球体71が貫通孔60aを封止する。従って、変速機ケース20の油路1から油路24及び油路12bを介して流れてくる作動油が補助ポンプ40へ逆流することを防止することができる。
一方、補助ポンプ40の作動中は図5(b)に示すように、補助ポンプ40から圧送される作動油の圧力により、球体71がコイルスプリング72の付勢力に抗して支持部材73側に移動し、貫通孔60aが開通する。この際、球体71は支持部材73の軸部73bの端部に当接して移動が規制されることになる。作動油は油路24及び油路12b及び油路24を介して変速機ケース20の油路1へ圧送されることになる。
図1に戻り、本実施形態の場合、補助ポンプ40及び電動モータ41は、ブラケット80を介して、トルクコンバータハウジング10の壁部の外周に形成した取付部13(図2、図4参照。)に取り付けられている。補助ポンプ40及び電動モータ41は、変速機ケース20に取り付ける構成も採用可能であるが、トルクコンバータハウジング10に取り付けることで、補助ポンプ40と逆止弁70とを、より近接して配設することができ、孔部12aと補助ポンプ40とを接続する配管51のコンパクト化を図ることができる。
次に、図7は自動変速機Aの油圧系統のブロック図である。変速機ケース20内に設けられ、エンジン出力により駆動されるメインポンプ100は油路1(第1の油路)を介して油圧制御回路(油圧制御手段)150に作動油を圧送する。油圧制御回路150は、例えば、作動油圧を調整するレギュレータ、作動油圧を貯留するアキュームレータ、電子制御弁等から構成され、変速機ケース20内の変速ギヤ機構の変速段を切り換える摩擦係合要素の作動を制御する。具体的には、例えば、クラッチ、ブレーキのピストンを作動させる油圧室へ作動油を供給又は遮断する。
補助ポンプ40はエンジンの一時停止時に電動モータ41により駆動され、油路1から分岐した油路24、12a、12b、配管51を介して油圧制御回路150に作動油を圧送する。逆止弁70はメインポンプ100作動時に補助ポンプ40へ作動油が逆流することを防止する。
コントロールユニット200は、自動変速機Aを制御するCPU、車両の走行状態、操作状態等を検出する各種センサからの信号を受信するインターフェース、メモリ等を備え、油圧制御回路150の電子制御弁等の電子デバイス及び電動モータ41を制御する。電動モータ41の制御について言えば、例えば、各種センサの検知結果により、エンジンの一時停止が検知された場合又は一時停止が推測された場合には電動モータ41を駆動し、また、エンジンの始動が検知された場合又は始動が推測された場合には電動モータ41を停止する。
以上の構成からなる自動変速機Aでは、逆止弁70をトルクコンバータハウジング10の壁部(取付部12)内に設けたことにより、逆止弁70を自動変速機の外部に配設した構成と比べて、自動変速機の外部に存する構成が削減され、自動変速機のコンパクト化を図れる。
また、一般にエンジンに合わせて設計変更されるトルクコンバータハウジング10に逆止弁70を設けたことで、変速機ケース20については最小の設計変更で足り、既存の変速機ケース、変速ギヤ機構及び油圧制御回路を有効活用できる。
また、補助ポンプ40による作動油の油路24、12a、12b及び配管51(第2の油路)のうち、油路1(第1の油路)から逆止弁70に至る部分(油路24、12a、12b)を、トルクコンバータハウジング10の壁部内及び変速機ケース20の壁部内に設けたことで、油路1から逆止弁70に至る部分について、自動変速機Aの外部の配管を不要とし、自動変速機Aのコンパクト化を図れる。
加えて、自動変速機Aの外部の配管は、補助ポンプ40による油圧に耐久できれば足りるので、その簡素化が図れる。つまり、一般に、メインポンプ100による作動油の油圧と比べて、補助ポンプ40による作動油の油圧は低くて足りる。本実施形態では、メインポンプ100の油圧が加わる逆止弁70と油路1との間の油路は全てトルクコンバータハウジング10の壁部内及び変速機ケース20の壁部内に設けており、配管51は補助ポンプ40による油圧に耐久できるものであれば足りるので、その簡素化が図れる。
また、逆止弁70により、油路1(第1の油路)から補助ポンプ40へ向う作動油に対して油路24、12a、12b及び配管51(第2の油路)が封鎖されるので、ファイナルテストの際に、補助ポンプ40及びその配管50、51を配設することなく、メインポンプ100から圧送される作動油が漏れ出すことを防止することができる。従って、ファイナルテストに際して、自動変速機Aに追加の加工等が必要とされず、ファイナルテストを円滑に行なえる。
また、油圧検出孔25bを備えたことにより、油圧制御回路150に供給される作動油の油圧検出が可能となり、自動変速機Aのメンテナンス時のサービス性を確保できる。更に、油圧検出孔25bが油路24と連通していることにより、油路の簡素化を図ることができる。
つまり、油圧検出孔25bを利用して油路24と油路1との連通を行なうことができ、変速機ケース20の設計変更をより少なくすることができる。特に、本実施形態では、油圧検出孔25bが変速機ケース20の、トルクコンバータハウジング10側の端面近傍に設けられているので、油路24の形成にあたり、当該端面からのドリル加工の追加で油路24を形成できるので、設計変更をより少なくすることができる。
本発明の一実施形態に係る自動変速機Aの側面図である。 図1の線X−Xに沿う断面図である。 図1の線Y−Yに沿う断面図である。 取付部12の周辺の拡大図である。 (a)及び(b)は取付部12の断面図である。 図3の線Z−Zに沿う断面図である。 自動変速機Aの油圧系統のブロック図である。
符号の説明
A 自動変速機
10 トルクコンバータハウジング
20 変速機ケース
30 オイルパン
40 補助ポンプ
70 逆止弁
100 オイルポンプ
150 油圧制御回路

Claims (3)

  1. トルクコンバータを収容し、エンジンに接続されるトルクコンバータハウジングと、
    前記トルクコンバータを介して前記エンジンの出力が入力される変速ギヤ機構を収容し、前記トルクコンバータハウジングに接続された変速機ケースと、
    前記変速ギヤ機構の変速段を切り換える摩擦係合要素の作動を制御する油圧制御手段と、
    前記変速機ケース内に設けられ、前記エンジンの出力により駆動されて前記油圧制御手段に、第1の油路を介して作動油を圧送するオイルポンプと、
    前記変速機ケース外に設けられ、電動モータにより駆動されて前記油圧制御手段に、前記第1の油路から分岐した第2の油路を介して作動油を圧送する補助ポンプと、
    前記第2の油路に設けられ、前記第1の油路から前記補助ポンプへ作動油が逆流することを防止する逆止弁と、
    を備えた自動変速機において、
    前記逆止弁を前記トルクコンバータハウジングの壁部内に設け、
    前記第2の油路の前記第1の油路から前記逆止弁に至る部分を、前記トルクコンバータハウジングの壁部内及び前記変速機ケースの壁部内に設けたことを特徴とする自動変速機。
  2. 更に、
    前記変速機ケースの外周に開口し、前記オイルポンプにより圧送される作動油の油圧を検出するため油圧検出孔を備え、
    前記油圧検出孔が、前記第2の油路の前記逆止弁よりも前記第1の油路側の部分と連通していることを特徴とする請求項1に記載の自動変速機。
  3. 前記補助ポンプを前記トルクコンバータハウジングの外周に取り付け、
    前記トルクコンバータハウジングの外周に開口し、前記逆止弁が設けられた孔部と、前記補助ポンプと、を接続する配管を、前記第2の油路の一部として設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の自動変速機。
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