JP2003240104A - 自動変速機 - Google Patents

自動変速機

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JP2003240104A
JP2003240104A JP2002037492A JP2002037492A JP2003240104A JP 2003240104 A JP2003240104 A JP 2003240104A JP 2002037492 A JP2002037492 A JP 2002037492A JP 2002037492 A JP2002037492 A JP 2002037492A JP 2003240104 A JP2003240104 A JP 2003240104A
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JP
Japan
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oil pump
automatic transmission
pump
rear case
transmission according
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Application number
JP2002037492A
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English (en)
Inventor
Kazuto Enomoto
和人 榎本
Yasutomo Miura
靖知 三浦
Makoto Sasaki
信 佐々木
Hiroyuki Sakai
比呂之 坂井
Tadashi Tomohiro
匡 友広
Akira Hoshino
明良 星野
Hideo Tomomatsu
秀夫 友松
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Aisin AW Co Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Priority to JP2002037492A priority Critical patent/JP2003240104A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電動オイルポンプ等のオイルポンプを、組立
上、またスペース上有利な位置に配置することができる
ばかりか、該オイルポンプと自動変速機との油圧回路の
接続も極力簡易な構成で行うことができるように構成し
た自動変速機を提供する。 【解決手段】 電動オイルポンプ12がエクステンショ
ンハウジング9の外周部に装着されると共に、トランス
ミッションケース8内の油路と電動オイルポンプ12の
吸入口12b及び吐出口12cとの間に接続用油路1
3,14,22,23が介在され、かつ該接続用油路1
3,14,22,23の少なくとも一部(13,14)
がエクステンションハウジング9に形成されているの
で、該ハウジング9と車体との間に形成される十分な空
隙内に、電動オイルポンプ12を良好な状態で配置する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車輌の前部側から
後部側に向かって順に配置したコンバータハウジング、
トランスミッションケース及び後部ケース部を備え、か
つ油圧を発生し得るオイルポンプを備えてなる自動変速
機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、車輌停止時にエンジンを停止させ
て、燃費の向上及び二酸化炭素の排出の抑制を図るシス
テムが開発されている。しかし、こうした構成を採用す
ると、自動変速機が搭載された車輌の場合、エンジンの
停止と共に、エンジンにて駆動されるオイルポンプが停
止するので、それまで自動変速機に供給されてきた油圧
が無くなり、自動変速機のクラッチやブレーキ等の摩擦
係合要素の作動動作が確保できなくなる。
【0003】そこで、補助用のオイルポンプとして電動
オイルポンプを別途配設し、エンジン停止時に該電動オ
イルポンプを駆動することにより補助的な油圧を自動変
速機に供給し、摩擦係合要素の作動を確保し得るように
した方法が提案されている。これにより、車輌が停止/
再発進するたびに摩擦係合要素が解放/係合を繰り返
し、その度に係合ショックやタイムラグが生じる等の不
都合を防止することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、電動オイルポ
ンプを設ける場合、該ポンプを自動変速機内に配置する
ことはスペース的に困難であり、必然的に自動変速機外
部に配置することとなるが、どこに電動オイルポンプを
配置するかは、組立上、またスペースの関係上大きな問
題となり、未だその解決策は提案されていない。また、
電動オイルポンプを適宜な位置に配置したとしても、更
に自動変速機と電動オイルポンプとの間を油圧回路で接
続する必要が生じる。しかし、自動変速機には既に多数
の油圧回路が配置されており、更に新たな油圧回路を配
置することは、自動変速機の大幅な設計変更や、加工工
数の増加を招来し、好ましいことではない。
【0005】そこで本発明は、電動オイルポンプ等のオ
イルポンプを、組立上、またスペース上有利な位置に配
置することができるばかりか、該オイルポンプと自動変
速機との油圧回路の接続も極力簡易な構成で行うことが
できるように構成し、もって上記課題を解決した自動変
速機を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は(例え
ば図1ないし図30参照)、車輌搭載状態での該車輌の
前部側から後部側に向かって順にコンバータハウジング
(4)、トランスミッションケース(8)及び後部ケー
ス部(9,40)を備えると共に、油圧を発生し得るオ
イルポンプ(12)を備えてなる自動変速機(1)にお
いて、前記オイルポンプ(12)が前記後部ケース部
(9,40)の外周部に装着されると共に、前記トラン
スミッションケース(8)内の油路と前記オイルポンプ
(12)の吸入口(12b)及び吐出口(12c)との
間に接続用油路(13,14,13′,14′,22,
23)が介在され、かつ該接続用油路(13,14,1
3′,14′,22,23)の少なくとも一部(13,
14,13′,14′)が前記後部ケース部(9,4
0)に形成されてなる、ことを特徴とする自動変速機
(1)にある。
【0007】請求項2の発明は(例えば図1ないし図3
0参照)、エンジン(15)の回転にて駆動して所要油
圧を発生し得る主オイルポンプ(7)と、該主オイルポ
ンプ(7)の停止時に駆動して補助油圧を発生し得る補
助オイルポンプ(12)と、を備え、前記オイルポンプ
(12)は、前記補助オイルポンプ(12)である、請
求項1記載の自動変速機(1)にある。
【0008】請求項3の発明は(例えば図3、図4、図
7、図8、図13、図14、図18、図20ないし図2
2、図25及び図30参照)、前記主オイルポンプ
(7)の駆動による圧油が前記補助オイルポンプ(1
2)側に流入する現象を規制する逆止弁(19)を備え
てなる、請求項2記載の自動変速機(1)にある。
【0009】請求項4の発明は(例えば図3、図4、図
13、図14及び図22参照)、前記逆止弁(19)
は、前記後部ケース部(9,40)内の接続用油路(1
4)に配置されてなる、請求項3記載の自動変速機
(1)にある。
【0010】請求項5の発明は(例えば図18及び図3
0参照)、前記逆止弁(19)は、前記補助オイルポン
プ(12)の吐出口(12c)及びその近傍に配置され
てなる、請求項3記載の自動変速機(1)にある。
【0011】請求項6の発明は(例えば図7及び図25
参照)、前記逆止弁(19)は、前記トランスミッショ
ンケース(8)内の接続用油路(22)に配置されてな
る、請求項3記載の自動変速機(1)にある。
【0012】請求項7の発明は(例えば図3、図5、図
7、図8、図13、図14、図18、図20ないし図2
2、図23、図25、図28及び図29参照)、前記補
助オイルポンプ(12)は、前記後部ケース部(9,4
0)の外周部側面又は外周部下面に装着されてなる、請
求項2ないし6のいずれか記載の自動変速機(1)にあ
る。
【0013】請求項8の発明は(例えば図3、図7及び
図25参照)、前記補助オイルポンプ(12)は、電気
モータ(12d)と、該電気モータ(12d)にて回転
駆動されるロータ(20)を有するポンプ部(12e)
と、を備え、該ポンプ部(12e)を覆う蓋部(12
g)が前記後部ケース部(9,40)に一体に形成さ
れ、かつ該蓋部(12g)に、前記電気モータ(12
d)及びポンプ部(12e)が取り付けられてなる、請
求項2ないし7のいずれか記載の自動変速機(1)にあ
る。
【0014】請求項9の発明は(例えば図14、図2
0、図21及び図30参照)、前記補助オイルポンプ
(12)は、電気モータ(12d)と、該電気モータ
(12d)にて回転駆動されるロータ(20)を有する
ポンプ部(12e)と、該ポンプ部(12e)を覆う蓋
部(12f)と、を一体に備えたユニット体として形成
されてなる、請求項2ないし7のいずれか記載の自動変
速機(1)にある。
【0015】請求項10の発明は(例えば図1ないし図
4、図13ないし図15、及び図18ないし図23参
照)、前記補助オイルポンプ(12)は、前記ロータ
(20)の回転軸(20a)が前記後部ケース部(9,
40)の延長方向と略々直交する方向に向くように配置
されてなる、請求項8又は9記載の自動変速機(1)に
ある。
【0016】請求項11の発明は(例えば図7、図9、
図25、及び図28ないし図30参照)、前記補助オイ
ルポンプ(12)は、前記ロータ(20)の回転軸(2
0a)が前記後部ケース部(9,40)の延長方向に向
くように配置されてなる、請求項8又は9記載の自動変
速機(1)にある。
【0017】請求項12の発明は(例えば図3、図4、
図7、図8、図13、図14、図21、図22及び図2
5参照)、前記接続用油路の少なくとも一部が、前記後
部ケース部(9,40)内に貫通穿設された配管路(1
3,14)である、請求項1ないし11のいずれか記載
の自動変速機。
【0018】請求項13の発明は(例えば図17、図1
8及び図29参照)、前記接続用油路の少なくとも一部
が、前記後部ケース部内に鋳込まれた鋳込みチューブ
(13′,14′)である、請求項1ないし11のいず
れか記載の自動変速機(1)にある。
【0019】請求項14の発明は(例えば図1ないし図
27参照)、前記後部ケース部は、前記トランスミッシ
ョンケース(8)とは別体のエクステンションハウジン
グ(9)である、請求項1ないし13のいずれか記載の
自動変速機(1)にある。
【0020】請求項15の発明は(例えば図28ないし
図30参照)、前記後部ケース部は、前記トランスミッ
ションケース(8)とは別体のトランスファーハウジン
グ装着用のアダプター(40)である、請求項1ないし
13のいずれか記載の自動変速機(1)にある。
【0021】請求項16の発明は、前記後部ケース部が
前記トランスミッションケース(8)と一体に形成され
てなる、請求項1ないし13のいずれか記載の自動変速
機(1)にある。
【0022】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、オイルポンプ
が後部ケース部の外周部に装着されるので、自動変速機
と該オイルポンプとを一体的に取り扱うことが可能とな
り、オイルポンプが補助オイルポンプであっても、車輌
への組込み等に際して、従来の自動変速機と同様に、該
オイルポンプの車体への装着作業等余分な作業を行わず
とも簡単に組込むことができる。また、自動変速機にお
いて最も小径、若しくは少なくともコンバータハウジン
グより小径である後部ケース部の外周部に該オイルポン
プを装着するので、例えば、V型エンジン等を採用しそ
の2本の排気管が自動変速機の左右両側部に沿って車輌
後部側に延びるような場合でも、後部ケース部と車体と
の間に形成される十分な空隙内に、上記オイルポンプを
良好な状態で配置することができる。更に、トランスミ
ッションケース側の油路とオイルポンプとの間に介在さ
れる接続用油路の少なくとも一部を後部ケース部に備え
るので、トランスミッションケース内の油路に連通する
ように該ケースに本来備えている油路をも接続用油路と
して用いることにより、自動変速機外面に接続用油路を
一切露出させることなく、全体的にコンパクトにまとめ
ることができる。
【0023】請求項2の発明によれば、オイルポンプが
補助オイルポンプからなるので、小径な後部ケース部の
外周部に装着された状態にて、主オイルポンプの停止時
に駆動して補助的な油圧を供給することができる。
【0024】請求項3の発明によれば、主オイルポンプ
の駆動による圧油の補助オイルポンプ側への流入を規制
する逆止弁を備えたので、エンジン回転時に駆動される
主オイルポンプにより発生する圧油が補助オイルポンプ
側に流入してドレーンされるような事態を確実に防止す
ることができる。
【0025】請求項4の発明によれば、逆止弁が後部ケ
ース部内の接続用油路に配置されるので、逆止弁を後部
ケース部と一体に取り扱うことができる。
【0026】請求項5の発明によれば、逆止弁が補助オ
イルポンプの吐出口及びその近傍に配置されるので、逆
止弁を補助オイルポンプと一体に取り扱うことができ
る。
【0027】請求項6の発明によれば、逆止弁がトラン
スミッションケース内の接続用油路に配置されるので、
逆止弁をトランスミッションケースと一体に取り扱うこ
とができる。
【0028】請求項7の発明によれば、補助オイルポン
プが、後部ケース部の外周部側面又は外周部下面に装着
されるので、後部ケース部と車体との間で可及的に広く
なる空隙を有効に活用して補助オイルポンプを装着する
ことができる。
【0029】請求項8の発明によれば、補助オイルポン
プが、電気モータとポンプ部とを備え、ポンプ部を覆う
蓋部が後部ケース部に一体に形成され、かつ該蓋部に、
電気モータ及びポンプ部が取り付けられるので、後部ケ
ース部の一部を蓋部として活用することにより、モータ
装着前には蓋部をもたず部品点数が少ない、よりコンパ
クトな補助オイルポンプとして取り扱うことができる。
【0030】請求項9の発明によれば、補助オイルポン
プが、電気モータとポンプ部と蓋部とを一体に備えたユ
ニット体として形成されるので、後部ケース部への装着
に際して、組付け作業が簡便になる。
【0031】請求項10の発明によれば、補助オイルポ
ンプはそのロータの回転軸が後部ケース部の延長方向と
略々直交する方向に向くように配置されるので、後部ケ
ース部と車体との間の空隙を有効に使って補助オイルポ
ンプの装着を行うことができる。
【0032】請求項11の発明によれば、補助オイルポ
ンプはそのロータの回転軸が後部ケース部の延長方向に
向くように配置されるので、後部ケース部と車体との間
の空隙をより有効に使って補助オイルポンプの装着を行
うことができる。
【0033】請求項12の発明によれば、接続用油路の
少なくとも一部が後部ケース部内に貫通穿設された配管
路であるので、後部ケース部の製造時に、接続用油路の
少なくとも一部を簡易に作製することができる。
【0034】請求項13の発明によれば、接続用油路の
少なくとも一部が後部ケース部内に鋳込まれた鋳込みチ
ューブであるので、後部ケース部の製造時に、接続用油
路をより簡易に作製することができる。
【0035】請求項14の発明によれば、後部ケース部
がトランスミッションケースとは別体のエクステンショ
ンハウジングであるので、自動変速機の中央の主要部分
等に補助オイルポンプ装着のための加工を施す必要が無
く、従って、主要部品の共通化に寄与することができ
る。
【0036】請求項15の発明によれば、後部ケース部
がトランスミッションケースとは別体のトランスファー
ハウジング装着用のアダプターであるので、自動変速機
の中央の主要部分等に補助オイルポンプ装着のための加
工を施す必要が無く、従って、主要部品の共通化に寄与
することができる。
【0037】請求項16の発明によれば、後部ケース部
がトランスミッションケースと一体に形成されているの
で、自動変速機の中央の主要部分等に補助オイルポンプ
装着のための加工を施す必要が無く、従って、主要部品
の共通化に寄与することができる。
【0038】なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照
するためのものであるが、これは、実施形態との対応を
容易にして理解の迅速化を図る便宜的なものであり、こ
れにより請求項の構成に何等影響を及ぼすものではな
い。
【0039】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る第1の実施
形態における自動変速機を示す一部省略した正面断面
図、図2は、自動変速機を含む構成を示すブロック図、
図3は、図1における補助油圧ユニットの装着部分及び
その周辺を拡大して示す正面断面図、図4は、図3の底
面図、図5は、図3のエクステンションハウジング9を
同図右方から見た状態で示す側面図、図6は、図5のエ
クステンションハウジング9を背面側から見た状態で示
す図である。なお、本実施形態において、車輌の進行方
向に基づいて図1及び図2中の左方側を「車輌前部」、
右方側を「車輌後部」と定義する。この定義は、後述す
る他の実施形態においても同様とする。
【0040】図1に示すように、本自動変速機1は、入
力軸10の回転を変速して出力軸11に出力し得るよう
に構成されており、車輌搭載状態での該車輌の前部(図
中左方)側から後部(図中右方)側に向かって順に配置
されたコンバータハウジング4、下部に油圧制御装置1
8を有するトランスミッションケース8、及びエクステ
ンションハウジング(後部ケース部)9からなるケース
2を備えている。更に、油圧制御装置18の下方部分を
覆うようにオイルパン21が設けられており、該オイル
パン21にはオイルが溜められている。
【0041】コンバータハウジング4は、ロックアップ
クラッチ5を有するトルクコンバータ(T/C)6を覆
っており、トランスミッションケース8は多段変速機構
3(図2参照)を覆っており、エクステンションハウジ
ング9は出力軸11を覆っている。また、ケース2内に
おけるコンバータハウジング4とトランスミッションケ
ース8の間には、後述する機械式オイルポンプ7が配置
されている。更に、エクステンションハウジング9の外
周部下面には、後述する電動オイルポンプ(EOP)1
2が装着され、更に該電動オイルポンプ12の後部にリ
ヤマウント24(図3参照)が装着されている。
【0042】図2に示すように、駆動源はエンジン15
を有しており、その駆動力は、トルクコンバータ6を介
して多段変速機構3に出力される。該多段変速機構3
は、変速を行うための複数のクラッチ等の摩擦係合要素
(図示せず)を有しており、入力される駆動力を所定の
車輌走行状況に基づいて変速し、車輪等に出力する。
【0043】機械式オイルポンプ(主オイルポンプ)7
は、エンジン15の回転駆動に連動して駆動されて所要
油圧を発生し得るように構成されている。また、電動オ
イルポンプ(補助オイルポンプ)12は、エンジン15
の駆動力とは独立しており、機械式オイルポンプ7の停
止時にバッテリ(図示せず)から電力供給される電気モ
ータ12d(図3参照)により駆動されて、該電力(電
圧)に基づき補助的な油圧(補助油圧)を発生させる。
油圧制御装置18は、機械式オイルポンプ7及び電動オ
イルポンプ12による油圧を供給されて、トルクコンバ
ータ6に油圧を供給し、ロックアップクラッチ5を制御
すると共に、多段変速機構3の上記摩擦係合要素の係合
を油圧制御して変速する。
【0044】ついで、図3ないし図6に沿って、本実施
形態の自動変速機1における電動オイルポンプ12の構
造及び配置について説明する。本自動変速機1では、エ
クステンションハウジング9の外周部下面に電動オイル
ポンプ12が装着され、トランスミッションケース8内
の油路と電動オイルポンプ12の吸入口12b及び吐出
口12cとの間に、後述する接続用油路13,14,2
2,23が介在されている。
【0045】なお、本明細書で言う、上記「トランスミ
ッションケース8内の油路」とは、接続用油路22,2
3に連通しているトランスミッションケース8及びオイ
ルパン21内に備えた油路全般を意味するものである。
【0046】エクステンションハウジング9は、図3及
び図4に示すように、トランスミッションケース8にボ
ルト17等を介して固着されており、全体の形状が、車
輌の前部側(図中左方)から後部側(図中右方)に向か
って徐々に小径(細径)となる先細り形状を有してい
る。電動オイルポンプ12は、エクステンションハウジ
ング9の先細り形状によって該ケース9と車体との間に
形成される空隙内に良好な状態で配置されている。つま
り、電動オイルポンプ12は、図5に示すように、エク
ステンションハウジング9の外周部下面の側面視におけ
る略々中央部分に固着されている。
【0047】電動オイルポンプ12は、電気モータ12
dと、該電気モータ12dにて回転駆動されるロータ2
0を有するポンプ部12eとを備え、該ポンプ部12e
を覆う蓋部12gがエクステンションハウジング9に一
体に形成され、かつ該蓋部12gに、電気モータ12d
及びポンプ部12eが取り付けられて構成されている。
また、蓋部12gには吸入口12bと吐出口12cとが
形成されており、該蓋部12gにより、内部にロータ2
0が収容されたポンプ部12eの上部が閉塞されてい
る。また、電動オイルポンプ12は、その吐出側が、油
圧制御装置18におけるライン圧の回路に接続され、ま
た吸入側が、機械式オイルポンプ7のストレーナとは別
のストレーナに接続されて、オイルパン21内から作動
油(ATF)を吸い上げるように構成されている。この
ような電動オイルポンプ12は、エクステンションハウ
ジング9の一部を蓋部12gとして活用しているので、
モータ装着前には蓋部12gをもたず部品点数が少な
い、よりコンパクトなポンプとして取り扱うことができ
る。
【0048】また、本電動オイルポンプ12は、ロータ
20の回転軸20aがエクステンションハウジング9の
延長方向(図3における左右方向)と略々直交する方向
(図3における上下方向)に向くように配置されてい
る。これにより、エクステンションハウジング9と車体
(図示せず)との間の空隙が有効に使われて電動オイル
ポンプ12が装着されている。
【0049】また、エクステンションハウジング9及び
トランスミッションケース8にはそれぞれ、トランスミ
ッションケース8内の油路と電動オイルポンプ12の吸
入口12b及び吐出口12cとを接続する、貫通穿設さ
れた配管路からなる接続用油路13,14及び22,2
3が形成されている。前記吸入口12bには接続用油路
13の一端が接続されており、前記吐出口12cには接
続用油路14の一端が接続されている。接続用油路13
及び14の各他端(図6参照)は、トランスミッション
ケース8における吸入用の接続用油路22及び吐出用の
接続用油路23にそれぞれ接続されている。
【0050】更に、接続用油路14内には、電動オイル
ポンプ12側から接続用油路23側への圧油の流れを許
容し、かつ機械式オイルポンプ7の駆動による圧油が接
続用油路23側から電動オイルポンプ12側に流入する
現象を規制するように構成した逆止弁19が設けられて
いる。これにより、逆止弁19をエクステンションハウ
ジング9と一体に取り扱うことができる。
【0051】接続用油路22,23はいずれも、トラン
スミッションケース8及びオイルパン21内に備えた油
路に連通するものであり、例えば、四輪駆動用のトラン
スファーハウジングをトランスミッションケース8に直
接装着する場合に使用されるオイルを供給し得るように
形成されたものである。また、接続用油路22,23
は、通常のエクステンションハウジングが装着されて二
輪駆動用に使用される場合には、ガスケット(パッキ
ン)等を介して閉塞される。本実施形態では、このよう
な接続用油路22及び23を、エクステンションハウジ
ング9に装着した電動オイルポンプ12用として活用す
るのである。
【0052】本実施形態の自動変速機1は以上のような
構成を有するので、車輌の前進時、即ちエンジン15が
駆動されている状態では、機械式オイルポンプ7が回転
駆動されて、該ポンプ7の駆動等に基づく油圧(ライン
圧)が油圧制御装置18に与えられる。このライン圧に
より、対応する摩擦係合要素が適宜係合駆動され、これ
により自動変速機1が通常のシフト動作を行う。この
際、機械式オイルポンプ7の駆動に基づく油圧を調圧し
たライン圧は、接続用油路23を介して接続用油路14
にも作用するが、接続用油路23に作用する油圧は、逆
止弁19により作動油、従って油圧が電動オイルポンプ
12側に伝達されることが防止される。このため、作動
油が電動オイルポンプ12側に流動し、ドレーンしてし
まうような事態が未然に防止される。
【0053】ついで、車輌の停止時にエンジン15が駆
動を停止した場合には、該エンジン15によって回転駆
動されていた機械式オイルポンプ7の駆動が停止され、
該オイルポンプ7の駆動等に基づいて発生していたライ
ン圧が低下して、変速用の摩擦係合要素(クラッチ)の
油圧サーボに供給されていた油圧も低下する。従って、
何らの処理も施さない場合には、前進時に係合状態にあ
った摩擦係合要素の油圧サーボ等への油圧がドレーンさ
れる。しかし、本自動変速機1によれば、エンジン15
の停止と同時に、電動オイルポンプ12が回転駆動を開
始し、該オイルポンプ12が、オイルパン21内のオイ
ルを、ストレーナ(図示せず)からオイルパン21内の
油路、及び接続用油路22,13を介して吸入口12b
から吸入し、更に所定の圧力で、吐出口12cから接続
用油路14,23を介して、補助的な油圧を多段変速機
構3等に供給し得る。つまり、接続用油路14に供給さ
れた作動油が、機械式オイルポンプ7の停止によって油
圧が低下した接続用油路23に向けて逆止弁19を介し
て流れ、油圧制御装置18内の油路に供給される。これ
により、該油路を介して、低圧の摩擦係合要素を保持す
る補助的な油圧が供給される形となり、該摩擦係合要素
保持圧により、対応する摩擦係合要素等が、係合直前の
ガタ詰めされた状態に保持される。
【0054】この状態で、再度エンジン15が始動さ
れ、車輌が前進を開始すると、機械式オイルポンプ7が
エンジン15により回転駆動を再開され、該オイルポン
プ7の駆動に基づく油圧が油圧制御装置18に供給さ
れ、該油圧制御装置18内の図示しないプライマリレギ
ュレータバルブによって前記オイルポンプ7の駆動に基
づく油圧はライン圧に調圧され、摩擦係合要素の油圧サ
ーボにもそれらライン圧が供給されて、自動変速機1が
変速動作を開始する。対応する各摩擦係合要素の油圧サ
ーボには、上述のように、エンジン15の停止状態でも
電動オイルポンプ12により、摩擦係合要素保持圧が供
給されているので、エンジン15の再始動に伴うライン
圧の供給に際しても、直ちにガタ詰めされた状態からの
係合開始となり、従って短時間でしかも係合ショックを
生じることが極力防止された形で係合動作が行われ、車
輌の運行開始に際した違和感を運転者に与えることが効
果的に防止される。
【0055】また、本自動変速機1では、電動オイルポ
ンプ12がエクステンションハウジング9の外周部に装
着されているので、自動変速機1と電動オイルポンプ1
2とを一体的に取り扱うことが可能となり、車輌(図示
せず)への組込み等に際して、従来の自動変速機と同様
に、電動オイルポンプ12の車体への装着作業等余分な
作業を行わずとも簡単に組込むことができる。
【0056】更に、自動変速機1において最も小径であ
るエクステンションハウジング9の外周部に電動オイル
ポンプ12を装着するので、例えば、V型エンジン等を
採用しその2本の排気管が自動変速機1の左右両側部に
沿って車輌後部側に延びるような場合でも、エクステン
ションハウジング9と車体(図示せず)との間に形成さ
れる十分な空隙内に、電動オイルポンプ12を良好な状
態で配置することができる。また、トランスミッション
ケース8側の油路と電動オイルポンプ12との間に介在
される接続用油路の少なくとも一部、つまり接続用油路
13,14をエクステンションハウジング9に備えたの
で、トランスミッションケース8側の油路に連通するよ
うに該ケース8に本来備えている油路22,23をも接
続用油路として用いることにより、自動変速機1外面に
接続用油路13,14,22,23を一切露出させるこ
となく、全体的にコンパクトにまとめることができる。
また、接続用油路22,23を別途形成する必要がない
ので、加工工数の増大を招来することなく本自動変速機
1を実現することができる。
【0057】更に、接続用油路13,14が、エクステ
ンションハウジング9内に貫通穿設された配管路からな
るので、エクステンションハウジング9の製造時に簡易
に作製することができる。更に、後部ケース部としてエ
クステンションハウジング9を採用したので、自動変速
機1の中央の主要部分等に電動オイルポンプ12装着の
ための加工を施す必要が無く、従って、主要部品の共通
化に寄与することができる。
【0058】ついで、本発明に係る第2の実施形態にお
ける自動変速機1について説明する。図7は、本実施形
態における自動変速機1に備えたエクステンションハウ
ジング9を示す正面断面図、図8は、図7のエクステン
ションハウジング9を同図右方から見た状態で示す側面
図、図9は、図7のエクステンションハウジング9を下
方から見た状態で示す底面図、図10は、図8のエクス
テンションハウジング9を車輌前部側から見た状態で示
す側面図、図11は、図7のトランスミッションケース
8からエクステンションハウジング9を取り外した状態
を車輌後部側から見た側面図、図12(a),(b)は、プレ
ートガスケットを表面側及び裏面側からそれぞれ見た状
態で示す正面図及び背面図である。
【0059】なお、本第2の実施形態を含み、後述する
他のいずれの実施形態においても、自動変速機1におけ
るトランスミッションケース8及びエクステンションハ
ウジング9等における基本構成は上述した第1の実施形
態と略々同様であるので、以下の各実施形態では、第1
の実施形態と異なる構成及び要素を中心にその特徴を説
明する。
【0060】即ち、本第2の実施形態における電動オイ
ルポンプ12では、図7ないし図9に示すように、ロー
タ20の回転軸20aがエクステンションハウジング9
の延長方向(図7の左右方向)に向くように配置される
と共に、エクステンションハウジング9の一部を蓋部1
2gとして兼用しており、逆止弁19が、トランスミッ
ションケース8内の接続用油路23に配置されている。
【0061】以上の構成を有する本自動変速機1による
と、第1の実施形態と略々同様の効果を得ることができ
ると共に、電動オイルポンプ12のロータ20の回転軸
20aがエクステンションハウジング9の延長方向に向
くように配置されるので、エクステンションハウジング
9と車体(図示せず)との間の空隙をより有効に使って
該ポンプ12を装着することができる。また、エクステ
ンションハウジング9の一部を電動オイルポンプ12の
蓋部12gとして活用しているので、電動オイルポンプ
12を、モータ装着前には蓋部12gをもたず部品点数
が少ない、よりコンパクトなポンプとして取り扱うこと
ができる。更に、逆止弁19がトランスミッションケー
ス8内の接続用油路23に配置されるので、逆止弁19
を該ケース8と一体に取り扱うことができる。
【0062】また、図10に示すように、プレートガス
ケット29が固着されることにより、エクステンション
ハウジング9の表裏を貫通する孔14aと、該孔14a
から左右方向に延びる溝14cと、該溝14cに連続す
る孔14bとが互いに連通して、図8に示すように同図
上下方向に並んでケース9の表側に開口する接続用油路
13,14が構成されている。上記プレートガスケット
29は、図12(a),(b)に示すように、周囲縁部及び中
央部近傍の複数箇所に、固定ボルトを挿通するための嵌
合孔41が形成され、かつ孔13a及び14aに対応す
る孔46,45にそれぞれ、プレート一体式のリング状
パッキン30,31が設けられている。
【0063】ついで、本発明に係る第3の実施形態にお
ける自動変速機1について説明する。図13は、本実施
形態における自動変速機1に備えたエクステンションハ
ウジング9を示す正面断面図(図3とは逆の方向から見
ている)、図14は、図13のエクステンションハウジ
ング9をその下方から見た状態で示す底面図、図15
は、図13のエクステンションハウジング9を同図左方
から見た状態で示す側面図、図16は、図15のエクス
テンションハウジング9をトランスミッションケース8
から取り外した状態を車輌前部側から見た側面図であ
る。
【0064】本実施形態における電動オイルポンプ12
では、図13ないし図16に示すように、ロータ20の
回転軸20aがエクステンションハウジング9の延長方
向(図13の左右方向)と略々直交する方向(図14の
上下方向)に向くように配置されると共に、電動オイル
ポンプ12が、電気モータ12dと、該電気モータ12
dにて回転駆動されるロータ20を有するポンプ部12
eと、該ポンプ部12eを覆う蓋部12fとを一体に備
えたユニット体として形成され、かつ逆止弁19がエク
ステンションハウジング9内の接続用油路14に配置さ
れている。
【0065】以上の構成を有する本自動変速機1による
と、上述した第1の実施形態と略々同様の効果を得るこ
とができると共に、電動オイルポンプ12がそのロータ
20の回転軸20aがエクステンションハウジング9の
延長方向と略々直交する方向に向くように配置されるの
で、該ハウジング9と車体との間の空隙を有効に使って
電動オイルポンプ12の装着を行うことができる。更
に、エクステンションハウジング9の横方向に向いて端
部が開放した接続用油路13,14にそれぞれ、電動オ
イルポンプ12の吸入口12b及び吐出口12cを容易
に接続することができるので、電動オイルポンプ12を
該ハウジング9に装着する作業が極めて容易になり、該
オイルポンプ12の交換が極めて容易になる。また、該
オイルポンプ12が、エクステンションハウジング9の
外周部における側面に装着されるので、路面干渉時にお
いて電動オイルポンプ12が破損しない等の点でより有
利になる。
【0066】また、電動オイルポンプ12を、電気モー
タ12dとポンプ部12eと蓋部12fとを一体に備え
たユニット体として取り扱うことができるので、エクス
テンションハウジング9への装着作業が容易になる。更
に、逆止弁19がエクステンションハウジング9内の接
続用油路14に配置されるので、逆止弁19を該ハウジ
ング9と一体に取り扱うことができる。また、本実施形
態においても、第2の実施形態における図16と同様に
してプレートガスケット32を用いることによって、エ
クステンションハウジング9の表裏における接続用油路
13,14の一端及び他端の開口位置が適宜調整されて
いる。該プレートガスケット32は、図14から判るよ
うに、逆止弁19の固定を兼ねて設けられている。
【0067】ついで、本発明に係る第4の実施形態にお
ける自動変速機1について説明する。図17は、本実施
形態における自動変速機1に備えたエクステンションハ
ウジング9を示す正面断面図、図18は、図17のエク
ステンションハウジング9を同図下方から見た状態で示
す底面図、図19は、図17のエクステンションハウジ
ング9を背面側から見た状態で示す背面図、図20は、
図17のエクステンションハウジング9を同図右方から
見た状態で示す側面図である。なお、図18及び図19
は、リヤマウント24を取り外した状態で示している。
【0068】本実施形態における電動オイルポンプ12
では、図17ないし図20に示すように、電動オイルポ
ンプ12が、エクステンションハウジング9の外周部の
一側面において、ロータ20の回転軸20aを図20の
上下方向に、即ちエクステンションハウジング9の延長
方向と略々直交する方向に向くように装着されている。
また、電動オイルポンプ12が、電気モータ12dと、
該電気モータ12dにて回転駆動されるロータ20を有
するポンプ部12eと、該ポンプ部12eを覆う蓋部1
2fとを一体に備えたユニット体として形成され、かつ
逆止弁19が電動オイルポンプ12の吐出口12cの近
傍に配置されている。更に、エクステンションハウジン
グ9に形成された接続用油路13′,14′が、エクス
テンションハウジング9内に鋳込まれた鋳込みチューブ
から構成されている。なお、逆止弁19を、吐出口12
cに設けることも可能である。
【0069】以上の構成を有する本自動変速機1による
と、上述した第1の実施形態と略々同様の効果を得るこ
とができると共に、電動オイルポンプ12が、エクステ
ンションハウジング9の外周部の一側面において、エク
ステンションハウジング9の延長方向と略々直交する方
向に回転軸20aが向くように配置されるので、該ハウ
ジング9と車体との間の空隙を有効に使って電動オイル
ポンプ12の装着を行うことができる。また、該オイル
ポンプ12が、エクステンションハウジング9の外周部
における側面に装着されるので、路面干渉時において電
動オイルポンプ12が破損しない等の点でより有利にな
る。
【0070】更に、電動オイルポンプ12を、電気モー
タ12dとポンプ部12eと蓋部12fとを一体に備え
たユニット体として取り扱うことができるので、エクス
テンションハウジング9への装着作業が容易になる。ま
た、逆止弁19が電動オイルポンプ12内の吐出口12
c近傍に配置されるので、逆止弁19を該ポンプ12と
一体に取り扱うことができる。更に、接続用油路1
3′,14′がエクステンションハウジング9内に鋳込
まれた鋳込みチューブからなるので、該ハウジング9の
製造時に、接続用油路13′,14′をより簡易に作製
することができる。
【0071】ついで、本発明に係る第5の実施形態にお
ける自動変速機1について説明する。図21は、本実施
形態における自動変速機1に備えたエクステンションハ
ウジング9を示す正面断面図、図22は、図21のエク
ステンションハウジング9を同図下方から見た状態で示
す底面図、図23は、図21のエクステンションハウジ
ング9を同図右方から見た状態で示す側面図、図24
は、図23のエクステンションハウジング9を背面側か
ら見た状態で示す図である。
【0072】本実施形態における電動オイルポンプ12
では、図21ないし図24に示すように、電動オイルポ
ンプ12におけるロータ20の回転軸20aがハウジン
グ9の延長方向と略々直交する方向に向くように装着さ
れている。また、電動オイルポンプ12が、電気モータ
12dとポンプ部12eと蓋部12fとを一体に備えた
ユニット体として形成され、かつ逆止弁19が、エクス
テンションハウジング9の接続用油路14に配置されて
いる。
【0073】以上の構成を有する本自動変速機1による
と、上述した第1の実施形態と略々同様の効果を得るこ
とができると共に、ハウジング9の延長方向と略々直交
する方向に回転軸20aを向けるように電動オイルポン
プ12が配置されるので、該ハウジング9と車体との間
の空隙を有効に使って電動オイルポンプ12の装着を行
うことができる。更に、電動オイルポンプ12をユニッ
ト体として取り扱うことができるので、エクステンショ
ンハウジング9への装着作業が容易になる。また、逆止
弁19が接続用油路14に配置されるので、逆止弁19
をエクステンションハウジング9と一体に取り扱うこと
ができる。
【0074】ついで、本発明に係る第6の実施形態にお
ける自動変速機1について説明する。図25は、本実施
形態における自動変速機1に備えたエクステンションハ
ウジング9を示す正面断面図、図26は、図25のエク
ステンションハウジング9を同図右方から見た状態で示
す側面図、図27は、図26のエクステンションハウジ
ング9を背面側から見た状態で示す図である。
【0075】本実施形態における電動オイルポンプ12
では、図25ないし図27に示すように、電動オイルポ
ンプ12の回転軸20aがハウジング9の延長方向に向
くように配置されている。更に、エクステンションハウ
ジング9におけるトランスミッションケース8の接続用
油路23(及び接続用油路22)に対応する位置には、
接続用油路14(及び接続用油路13)を貫通穿設した
突出部9aが形成されており、該突出部9aの外面側
に、電動オイルポンプ12のポンプ部12eが装着され
ることにより、該突出部9aがポンプ部12eの蓋部と
して機能している。つまり、ポンプ部12eを覆う蓋部
がエクステンションハウジング9に一体に形成され、か
つ該蓋部に電気モータ12d及びポンプ部12eが取り
付けられている。また、逆止弁19は、トランスミッシ
ョンケース8の接続用油路23に配置されている。
【0076】以上の構成を有する本自動変速機1による
と、上述した第1の実施形態と略々同様の効果を得るこ
とができると共に、エクステンションハウジング9と車
体との間の空隙を有効に使って電動オイルポンプ12の
装着を行うことができる。更に、エクステンションハウ
ジング9の一部を電動オイルポンプ12の蓋部として活
用するので、モータ装着前には蓋部をもたず部品点数が
少ないよりコンパクトな電動オイルポンプ12として取
り扱うことができる。また、逆止弁19が接続用油路2
3に配置されるので、逆止弁19をトランスミッション
ケース8と一体に取り扱うことができる。
【0077】ついで、本発明に係る第7の実施形態にお
ける自動変速機1について説明する。図28は、本実施
形態における自動変速機1に備えたアダプター40を車
輌後部側から見た状態で示す側面図、図29は、図28
のアダプター40をその背面側から見た状態で示す図、
図30は、図29の電動オイルポンプ12を水平方向に
切断した状態を上方から見た平面図である。
【0078】本実施形態では、上述した各実施形態にお
けるエクステンションハウジング9に代えて、四輪駆動
に際して用いるトランスファーハウジング(図示せず)
をトランスミッションケース8に装着するためのアダプ
ター40を、後部ケース部として用いている。トランス
ファーハウジングには、四輪駆動に切替えた場合に、主
変速機構である多段変速機構3から出力される駆動力を
前後輪に配分するトランスファー機構(図示せず)が収
容されている。アダプター40は、トランスミッション
ケース8にボルト等を介して固着されるもので、全体の
形状が、車輌の前部側から後部側に向かって徐々に小径
(細径)となるように構成されている。
【0079】図28ないし図30に示すように、アダプ
ター40の外周部には電動オイルポンプ12が装着さ
れ、かつ該アダプター40には、トランスミッションケ
ース8内の油路と電動オイルポンプ12の吸入口12b
及び吐出口12cとの間に介在するように、鋳込みチュ
ーブからなる接続用油路13′,14′が設けられてい
る。これら接続用油路13′,14′の各一端が電動オ
イルポンプ12の装着位置に開口し、かつ各他端が、ア
ダプター40の、トランスミッションケース8の接続用
油路22及び23に対向する位置に開口(13′b,1
4′b)している。
【0080】また、電動オイルポンプ12は、アダプタ
ー40の外周部の一側面において、ロータ20の回転軸
20aが図28の紙面手前・奥方向に、即ちアダプター
40の延長方向(厚み方向)に向くように装着されてい
る。また、電動オイルポンプ12が、電気モータ12d
とポンプ部12eと蓋部12fとを一体に備えたユニッ
ト体として形成され、かつ逆止弁19が電動オイルポン
プ12の吐出口12c近傍に、即ち吐出口12cに連通
する部分に配置されている。
【0081】本実施形態においても、上述した第1の実
施形態と略々同様の効果を得ることができると共に、回
転軸20aがアダプター40の延長方向に沿うように電
動オイルポンプ12を配置したので、該アダプター40
と車体との間の空隙が有効利用されて電動オイルポンプ
12が装着されている。また、自動変速機1において少
なくともコンバータハウジング4より小径であるアダプ
ター40の外周部に電動オイルポンプ12を装着したの
で、例えば、V型エンジン等を採用しその2本の排気管
が自動変速機1の左右両側部に沿って車輌後部側に延び
るような場合でも、アダプター40と車体との間に形成
される十分な空隙内に、電動オイルポンプ12を良好な
状態で配置することができる。
【0082】なお、以上説明した各実施形態では、後部
ケース部を、トランスミッションケース8とは別体のエ
クステンションハウジング9或いはトランスファーハウ
ジング装着用のアダプター40により構成していたが、
これらに限らず、トランスミッションケース8の後部側
に該ケース8と一体に形成されたケース部を後部ケース
部として用いることもできる。この場合にも、自動変速
機1の中央の主要部分等に電動オイルポンプ12装着の
ための加工を施す必要が無く、従って、主要部品の共通
化に寄与できるという効果を得ることができる。
【0083】また、以上の各実施形態では、電動オイル
ポンプ12を、機械式オイルポンプ7の停止時に補助油
圧を発生させるオイルポンプとして説明したが、これに
限らず、例えば機械式オイルポンプ7を自動変速機1に
搭載せずに電動オイルポンプ12のみを搭載し、該電動
オイルポンプ12のみで油圧供給を行うように構成する
ことも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態における自動変速機を示す一部
省略した正面断面図。
【図2】自動変速機を含む構成を示すブロック図。
【図3】図1における補助油圧ユニットの装着部分及び
その周辺を拡大して示す正面断面図。
【図4】図3の底面図。
【図5】図3のエクステンションハウジング9を同図右
方から見た状態で示す側面図。
【図6】図5のエクステンションハウジング9を背面側
から見た状態で示す図。
【図7】第2の実施形態における自動変速機1に備えた
エクステンションハウジング9を示す正面断面図。
【図8】図7のエクステンションハウジング9を同図右
方から見た状態で示す側面図。
【図9】図7のエクステンションハウジング9を下方か
ら見た状態で示す底面図。
【図10】図8のエクステンションハウジング9を車輌
前部側から見た状態で示す側面図。
【図11】図7のトランスミッションケース8からエク
ステンションハウジング9を取り外した状態を車輌後部
側から見た側面図。
【図12】図12(a),(b)は、プレートガスケットを表
面側及び裏面側からそれぞれ見た状態で示す正面図及び
背面図。
【図13】第3の実施形態における自動変速機1に備え
たエクステンションハウジング9を示す正面断面図。
【図14】図13のエクステンションハウジング9をそ
の下方から見た状態で示す底面図。
【図15】図13のエクステンションハウジング9を同
図左方から見た状態で示す側面図。
【図16】図15のエクステンションハウジング9をト
ランスミッションケース8から取り外した状態を車輌前
部側から見た側面図。
【図17】第4の実施形態における自動変速機1に備え
たエクステンションハウジング9を示す正面断面図。
【図18】図17のエクステンションハウジング9を同
図下方から見た状態で示す底面図。
【図19】図17のエクステンションハウジング9を背
面側から見た状態で示す背面図。
【図20】図17のエクステンションハウジング9を同
図右方から見た状態で示す側面図。
【図21】第5の実施形態における自動変速機1に備え
たエクステンションハウジング9を示す正面断面図。
【図22】図21のエクステンションハウジング9を同
図下方から見た状態で示す底面図。
【図23】図21のエクステンションハウジング9を同
図右方から見た状態で示す側面図。
【図24】図23のエクステンションハウジング9を背
面側から見た状態で示す図。
【図25】第6の実施形態における自動変速機1に備え
たエクステンションハウジング9を示す正面断面図。
【図26】図25のエクステンションハウジング9を同
図右方から見た状態で示す側面図。
【図27】図26のエクステンションハウジング9を背
面側から見た状態で示す図。
【図28】第7の実施形態における自動変速機1に備え
たアダプター40を車輌後部側から見た状態で示す側面
図。
【図29】図28のアダプター40をその背面側から見
た状態で示す図。
【図30】図29の電動オイルポンプ12を水平方向に
切断した状態を上方から見た平面図。
【符号の説明】
1 自動変速機 2 ケース 4 コンバータハウジング 7 主オイルポンプ(機械式オイルポンプ) 8 トランスミッションケース 9 後部ケース部(エクステンションハウジング) 9a 蓋部(突出部) 12 補助オイルポンプ(電動オイルポンプ) 12b 吸入口 12c 吐出口 12d 電気モータ 12e ポンプ部 12f 蓋部 12g 蓋部 13,14 配管路(接続用油路) 13′,14′ 鋳込みチューブ(接続用油路) 15 エンジン 19 逆止弁 20 ロータ 20a 回転軸 22,23 接続用油路 40 後部ケース部(トランスファーハウジング装着用
のアダプター)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三浦 靖知 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内 (72)発明者 佐々木 信 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内 (72)発明者 坂井 比呂之 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内 (72)発明者 友広 匡 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 星野 明良 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 友松 秀夫 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 3J063 AA01 AB01 AC04 BA03 BB29 CA01 CA09 CD41 3J552 PA26 QA30A QB07

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輌搭載状態での該車輌の前部側から後
    部側に向かって順にコンバータハウジング、トランスミ
    ッションケース及び後部ケース部を備えると共に、油圧
    を発生し得るオイルポンプを備えてなる自動変速機にお
    いて、 前記オイルポンプが前記後部ケース部の外周部に装着さ
    れると共に、前記トランスミッションケース内の油路と
    前記オイルポンプの吸入口及び吐出口との間に接続用油
    路が介在され、かつ該接続用油路の少なくとも一部が前
    記後部ケース部に形成されてなる、 ことを特徴とする自動変速機。
  2. 【請求項2】 エンジンの回転にて駆動して所要油圧を
    発生し得る主オイルポンプと、該主オイルポンプの停止
    時に駆動して補助油圧を発生し得る補助オイルポンプ
    と、を備え、 前記オイルポンプは、前記補助オイルポンプである、 請求項1記載の自動変速機。
  3. 【請求項3】 前記主オイルポンプの駆動による圧油が
    前記補助オイルポンプ側に流入する現象を規制する逆止
    弁を備えてなる、 請求項2記載の自動変速機。
  4. 【請求項4】 前記逆止弁は、前記後部ケース部内の接
    続用油路に配置されてなる、 請求項3記載の自動変速機。
  5. 【請求項5】 前記逆止弁は、前記補助オイルポンプの
    吐出口及びその近傍に配置されてなる、 請求項3記載の自動変速機。
  6. 【請求項6】 前記逆止弁は、前記トランスミッション
    ケース内の接続用油路に配置されてなる、 請求項3記載の自動変速機。
  7. 【請求項7】 前記補助オイルポンプは、前記後部ケー
    ス部の外周部側面又は外周部下面に装着されてなる、 請求項2ないし6のいずれか記載の自動変速機。
  8. 【請求項8】 前記補助オイルポンプは、電気モータ
    と、該電気モータにて回転駆動されるロータを有するポ
    ンプ部と、を備え、 該ポンプ部を覆う蓋部が前記後部ケース部に一体に形成
    され、かつ該蓋部に、前記電気モータ及びポンプ部が取
    り付けられてなる、 請求項2ないし7のいずれか記載の自動変速機。
  9. 【請求項9】 前記補助オイルポンプは、電気モータ
    と、該電気モータにて回転駆動されるロータを有するポ
    ンプ部と、該ポンプ部を覆う蓋部と、を一体に備えたユ
    ニット体として形成されてなる、 請求項2ないし7のいずれか記載の自動変速機。
  10. 【請求項10】 前記補助オイルポンプは、前記ロータ
    の回転軸が前記後部ケース部の延長方向と略々直交する
    方向に向くように配置されてなる、 請求項8又は9記載の自動変速機。
  11. 【請求項11】 前記補助オイルポンプは、前記ロータ
    の回転軸が前記後部ケース部の延長方向に向くように配
    置されてなる、 請求項8又は9記載の自動変速機。
  12. 【請求項12】 前記接続用油路の少なくとも一部が、
    前記後部ケース部内に貫通穿設された配管路である、 請求項1ないし11のいずれか記載の自動変速機。
  13. 【請求項13】 前記接続用油路の少なくとも一部が、
    前記後部ケース部内に鋳込まれた鋳込みチューブであ
    る、 請求項1ないし11のいずれか記載の自動変速機。
  14. 【請求項14】 前記後部ケース部は、前記トランスミ
    ッションケースとは別体のエクステンションハウジング
    である、 請求項1ないし13のいずれか記載の自動変速機。
  15. 【請求項15】 前記後部ケース部は、前記トランスミ
    ッションケースとは別体のトランスファーハウジング装
    着用のアダプターである、 請求項1ないし13のいずれか記載の自動変速機。
  16. 【請求項16】 前記後部ケース部が前記トランスミッ
    ションケースと一体に形成されてなる、 請求項1ないし13のいずれか記載の自動変速機。
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