JP2008162466A - ステアリングホイール - Google Patents
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Abstract
【課題】運転者が操舵時に把持している把持部を振動子により振動させて、運転者に的確に警告を与えることが可能なステアリングホイールを提供すること。
【解決手段】本発明のステアリングホイールWは、作動時に、少なくとも操舵時に把持する把持部Kの部位を振動可能とされる振動子10を備える構成である。振動子10が、作動時に、50〜300Hzの範囲内の振動数で、把持部Kを振動させるように構成されている。
【選択図】図2
【解決手段】本発明のステアリングホイールWは、作動時に、少なくとも操舵時に把持する把持部Kの部位を振動可能とされる振動子10を備える構成である。振動子10が、作動時に、50〜300Hzの範囲内の振動数で、把持部Kを振動させるように構成されている。
【選択図】図2
Description
本発明は、作動時に、少なくとも操舵時に把持する把持部の部位を振動可能とされる振動子を備える構成のステアリングホイールに関する。
従来、ステアリングホイールとしては、作動時に振動子を振動させてステアリングホイールの把持部を振動させ、運転者に警告を与える構成のものがあった(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−312407公報
しかし、従来のステアリングホイールでは、単に、振動子を振動させることにより、ステアリングホイールを振動させて、運転者に警告を与えるものであることから、振動子による振動が、車両走行時による振動と混同されて、運転者が警告を察知できない場合があった。
本発明は、上述の課題を解決するものであり、運転者が操舵時に把持している把持部を振動子により振動させて、運転者に的確に警告を与えることが可能なステアリングホイールを提供することを目的とする。
本発明に係るステアリングホイールは、作動時に、少なくとも操舵時に把持する把持部の部位を振動可能とされる振動子を備える構成のステアリングホイールであって、
振動子が、作動時に、50〜300Hzの範囲内の振動数で、把持部を振動させるように構成されていることを特徴とする。
振動子が、作動時に、50〜300Hzの範囲内の振動数で、把持部を振動させるように構成されていることを特徴とする。
本発明のステアリングホイールでは、作動時に、振動子が振動して、把持部を、50〜300Hzの範囲内で振動させることとなる。ステアリングホイールを把持する運転者の掌には、触覚受容器として、パチニ小体が備わっている。このパチニ小体は、振動による刺激を判別する触覚受容器であって、圧力の変化や振動があるときにのみ反応する順応速度が非常に速く、また、受容野が広いことが知られており、特に、中指の裏と小指側の掌に集中している。また、パチニ小体は、比較的周波数が高い領域での振動の検知が良好であり、振動数が70Hz以上の場合、振幅が10μm未満の振動も検知できることも、知られている。パチニ小体は、特に、振動数が100Hz以上の領域での感度が良好であり、振動数250Hz付近では振幅が1μmの振動も検知できる(振動数200Hz付近では0.1μmの振幅の振動も検知できたとの報告例もある)。本発明の発明者らは、このパチニ小体の特性に着目したもので、操舵時に把持する把持部を、振動子により、パチニ小体を刺激可能な振動数により振動させる構成に、想到したものである。そして、本発明のステアリングホイールでは、把持部を、パチニ小体を的確に刺激可能な50〜300Hzの範囲内の振動数により、振動させる構成であり、把持部の振動時に、パチニ小体に確実に刺激を与えて、運転者に警告を与えることができる。
なお、車両走行時に、ステアリングホイールに伝わる振動は、振動数が30〜40Hz程度であり、このような低い周波数の領域の振動では、パチニ小体はほとんど刺激を受けないことから、車両走行時の振動による誤認も生じない。
また、本発明のステアリングホイールでは、把持部を、1〜100μm程度の振幅で振動させればよく、このような振幅での振動は、微細なものであり、運転者のステアリングホイールの操舵に影響を与えず、好ましい。
したがって、本発明のステアリングホイールでは、運転者が操舵時に把持している把持部を振動子により振動させて、運転者に的確に警告を与えることができる。
また、本発明のステアリングホイールにおいて、振動子を、把持部において、運転者が車両の直進操舵時に把持する通常把持部の車両前面側の部位に、配設させる構成とすれば、直進操舵時に通常把持部の車両前面側の部位に位置することとなる掌のパチニ小体が集中している領域、すなわち、運転者の掌における中指の裏側や小指側の掌の部位に、確実に刺激を与えることができて、好ましい。
さらに、上記構成のステアリングホイールにおいて、通常把持部における車両搭載時の前方側の面に、運転者の中指を収納可能に表面側を凹ませて構成される凹部を、配設させ、
振動子を、凹部近傍に配設させることが好ましい。
振動子を、凹部近傍に配設させることが好ましい。
人間の手の中指には、眠気を防止する中衝というツボがあり、ステアリングホイールを上記のような構成とすれば、振動子を振動させることにより、このツボをも刺激することができて、運転者の眠気を緩和することができる。
そして、凹部近傍に、振動体を作動開始可能な操作スイッチを配設させる構成とすれば、運転者が任意に、振動体を振動させることが可能となり、例えば、運転者が眠気を感じた際に、中指近傍の人差し指や薬指、あるいは、中指自体によって、操作スイッチを操作して振動体を作動させることができて、好ましい。
さらにまた、振動子の作動時に点灯されて、視認可能に、運転者の前方に配置される視認装置を、配設させる構成とすれば、振動子の振動により運転者の掌を刺激するのと同時に、運転者に、振動子の作動開始を視認させることができることから、車両走行時等の誤認を抑えて、運転者に確実に警告を与えることができて、好ましい。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。実施形態のステアリングホイールWは、図2に示すように、操舵時に把持する円環状のリング部Rと、リング部Rの中央に配置されるボス部Bと、リング部Rとボス部Bとを連結する複数本(実施形態の場合3本)のスポーク部Sと、を備えて構成されている。
なお、実施形態における前後・上下・左右の方向は、特に断らない限り、車両に搭載させたステアリングホイールWの直進操舵時を基準とするものであり、ステアリングホイールWを車体側に組み付ける図示しないステアリングシャフトの軸方向に沿った上下を上下方向とし、ステアリングシャフトの軸直交方向である車両の前後を前後方向とし、ステアリングシャフトの軸直交方向である車両の左右を左右方向として、前後・上下・左右方向を示すものである。
ステアリングホイールWは、図2〜5に示すように、リング部R,ボス部B,スポーク部Sの各部を連結するように配置されるステアリングホイール芯金1と、リング部R及びスポーク部Sにおけるリング部R側の部位においてステアリングホイール芯金1の外周側を被覆する被覆層5と、ボス部Bの上部を覆うように配置されるパッド8と、ボス部Bの下部を覆うように配置されるロアカバー9と、後述する制御装置19に作動を制御される振動子10と、リング部Rにおける前側部位Rfに配設される視認装置13と、を備えて構成されている。実施形態の場合、ステアリングホイールWにおいて、運転者Dが操舵時に把持する把持部Kは、リング部R及びスポーク部Sにおけるリング部R側の部位から構成されるもので、運転者Dが車両の直進操舵時に把持する通常把持部KUL,KURは、左右のスポーク部SL,SRとリング部Rとの前縁側コーナ部CL,CR近傍の部位から構成されるもので、直進操舵時には、運転者Dの親指TFは、図2の二点鎖線に示すように、スポーク部SL,SRとリング部Rとの前縁側コーナ部CL,CRに位置することとなる。
ステアリングホイール芯金1は、リング部Rに配置される断面略逆U字形状のリング部芯金2(図3参照)と、ステアリングシャフトに連結される図示しないボス部芯金と、ボス部芯金とリング部芯金2とを連結する3本のスポーク部芯金3(図5参照)と、から構成されている。
被覆層5は、リング部芯金2の外周側と、リング部R近傍となるスポーク部芯金3の外周側と、に、配設されるもので、図3,5に示すように、内周側に配置されるポリウレタン等の軟質合成樹脂から形成される軟質層5aと、軟質層5aの外表面側を全周にわたって覆うように配置される表皮層5bと、から構成されている。表皮層5bは、実施形態の場合、人工皮革、合成皮革等から構成されている。そして、被覆層5における通常把持部KUL,KURの前面側には、図4,5に示すように運転者Dの中指MFを収納可能に表面側を凹ませて構成される凹部6が、形成されている。実施形態の場合、凹部6はスポーク部SL,SRにおけるリング部Rとの交差部位付近に、略左右方向に沿って形成されるもので、具体的には、スポーク部芯金2の一部を凹ませるようにして、形成されている。
振動子10は、各通常把持部KUL,KURに、それぞれ3個ずつ、配設されている。具体的には、振動子10は、図2,4に示すように、通常把持部KUL,KURにおける後面側となるリング部Rとスポーク部SL,SRとの交差部位付近と、凹部6の前後両縁側と、に、それぞれ、配設されている。各振動子10は、リング部芯金2に接触するように配置されるもので、制御装置19に電気的に接続されて作動を制御されている。また各振動子10は、制御装置19からの作動信号を受けて作動する際に、50〜300Hz(好ましくは、100〜250Hz)の範囲内の振動数、及び、1〜100μm(好ましくは、10μm未満)の範囲内の振幅で、振動する構成である。そして、各振動子10は、振動時に、リング部芯金2及びスポーク部芯金3全体を振動させることとなり、把持部K全体を50〜300Hz(好ましくは、100〜250Hz)の範囲内の振動数、及び、1〜100μm(好ましくは、10μm未満)の範囲内の振幅で、振動させることができる。
通常把持部KUL,KURの後面側に配置される振動子10Bの近傍には、図2の二点鎖線に示すように、直進操舵時に、運転者Dの掌Hにおける親指の付け根付近の部位Haが位置することとなる。この運転者Dの掌Hにおける親指の付け根付近の部位Haには、図6に示すように、「合谷」と呼ばれるツボP1があり、このツボP1(合谷)は眠気を緩和するツボであり、直進操舵時に、振動子10Bが作動すれば、振動する振動子10Bにより、ツボP1(合谷)を刺激することができて、運転者Dの眠気を緩和することができる。
また、運転者Dの掌Hにおける中指MFの先端近傍には、図6に示すように「中衝」と呼ばれるツボP2がある。このツボP2(中衝)も眠気を緩和するツボであり、図4の二点鎖線に示すごとく、運転者Dが凹部6に中指MFを収納させた状態での直進操舵時に、凹部6の前後両縁側に配設される振動子10Ff,10Fbが作動すれば、振動する振動子10Ff,10Fbにより、ツボP2(中衝)を刺激することができて、運転者Dの眠気を緩和することができる。
また、各通常把持部KUL,KURの前面側における凹部6近傍の部位には、図4に示すように、運転者Dが任意で振動体10(10B,10Ff,10Fb)を作動開始可能とする操作スイッチ11が、配設されている。具体的には、操作スイッチ11は、人差し指で操作可能とするように、凹部6の前方における人差し指を伸ばして操作できるような位置に、配設されている。
リング部Rにおける前側部位Rfに配設される視認装置13は、図3に示すように、リング部Rの前側部位Rfにおいて、被覆部5の上後側部位を切り欠くようにして構成される収納凹部7の部位に配設されるもので、制御装置19に電気的に接続されるLED基板14と、LED基板14に連結されて制御装置19からの作動信号を受けて点灯するLEDランプ15と、表面側を周囲の表皮層5bと略面一として収納凹部7を覆うように配設されるカバー部材16と、から、構成されている。カバー部材16は、外部からLEDランプ15の点灯を視認可能とするように、アクリル樹脂等の透明な合成樹脂製とされている。また、LEDランプ15は、実施形態の場合、視認装置13の左右両側付近に、それぞれ3箇所ずつ、配設されている。この視認装置13は、制御装置19からの作動信号を受けて振動子10が振動した際に、連動してLEDランプ15を点灯させるように、構成されている。
また、実施形態のステアリングホイールWにおけるパッド8の右縁近傍には、図1,2に示すように、運転者Dが振動子10の振動を確認した際に、操作する確認スイッチ17が、配設されている。この確認スイッチ17は、内部にLEDランプを内蔵させた構成とされて、後述する任意覚醒維持モードにおいて、振動子10が7分後に再度振動する際に、同時に点滅するように構成されている。さらに、実施形態のステアリングホイールWでは、車両の内装部材であるインストルメントパネル23の部位に、後述する任意覚醒モードで作動させる際の作動スイッチ24、振動子10を非作動にするための非作動用スイッチ25、振動子10の振動数及び作動間隔を調節可能な調節スイッチ26,27が、配設されている。
実施形態の場合、振動体10の振動及び視認装置13の作動を制御する制御装置19は、図1,7に示すように、車両の被衝突物との相対速度や距離を検知可能なミリ波レーダ等から構成されて被衝突物の接近を検知する接近検知センサ20、運転席の前方において、運転者Dの瞳孔の状態を撮影する赤外線カメラ等から構成されて運転者Dの異常状態を検知する異常検知センサ21、図示しないカーナビゲーションシステム等、に、電気的に接続されている。また、制御装置19は、図7に示すように、操作スイッチ11、確認スイッチ17、作動スイッチ24、非作動用スイッチ25、調節スイッチ26、及び、調節スイッチ27と、電気的に接続されている。そして、制御装置19は、これらのセンサ20,21やカーナビゲーションシステムからの電気信号や、操作スイッチ11、確認スイッチ17、作動スイッチ24、非作動用スイッチ25、調節スイッチ26、及び、調節スイッチ27からの電気信号を入力させて、振動体10を振動させるとともに、視認装置13を作動させる構成である。
実施形態のステアリングホイールWでは、振動子10は、図8のフローチャートに示すように作動されることとなる。運転者Dが、眠気を感じた場合等に、インストルメントパネル23に配設される作動スイッチ24をオンにすれば、任意覚醒モードで振動子10を作動させることができる。なお、この任意覚醒モードでは、運転者Dが、作動スイッチ24をオフにすれば、振動子10の作動を停止することができるものである。
具体的には、図8のフローチャートに示すように、運転者Dが作動スイッチ24をオンにすれば、振動体10(10B,10Ff、10Fb)が、250Hzの振動数、及び、3〜5μmの範囲内の振幅(以下、初期設定振幅とする)で振動を開始する。なお、この初期設定振幅は、図示しない調節スイッチにより、運転者が、好みに応じて、3〜5μmの範囲内の所定の振幅に設定可能とされている。このとき、運転者Dが、この振動子10(10B,10Ff、10Fb)の振動を維持させて、さらなるツボP1,P2への刺激を望めば、ステアリングホイールWにおける凹部6近傍に配置される操作スイッチ11を押して、振動子10(10B,10Ff、10Fb)を継続して振動させることができる。振動子10(10B,10Ff、10Fb)は、5秒間(操作スイッチ11を押した場合には、操作スイッチ11の作動終了から5秒間)振動を継続した後、作動を停止されることとなる。その後、運転者Dが、作動スイッチ24をオフにすれば、作動が終了することとなるが、作動スイッチ24をオフにしない場合、7分後に、再度、振動子10(10B,10Ff、10Fb)が、250Hzの振動数及び初期設定振幅で5秒間振動することとなる。このとき、パッド8に設けられている確認スイッチ17が点滅することとなる。そして、運転者Dが、確認スイッチ17を操作すれば、7分後に、再度、振動子10(10B,10Ff、10Fb)が、250Hzの振動数及び初期設定振幅で5秒間振動することとなる。このとき、運転者Dが、確認スイッチ17操作後に、作動スイッチ24をオフにすれば、作動を終了することができるが、運転者Dが確認スイッチ17を操作しない場合には、警告モードとして、振動子10(10B,10Ff、10Fb)が、振動数を同じとして振幅を初期設定振幅の3倍程度に大きくして、振動することとなる。このとき図示しないスピーカーから警告音も発生されることとなる。この場合にも、確認スイッチ17が操作されない場合には、車両がハザードを点灯させて減速し、自動停止することとなる。なお、運転者Dが、確認スイッチ17の操作後に、作動スイッチ24をオフにしない場合には、7分後の振動子10(10B,10Ff、10Fb)の振動が繰り返されることとなる。
実施形態のステアリングホイールWでは、この任意覚醒モードにおいて、振動子10(10B,10Ff,10Fb)を7分間隔で作動させている。パチニ小体に振動による刺激を常に与え続けると、一時的に振動により受ける刺激を感知する感度が鈍くなり、この感度の低下は刺激を受けた後7分程度経過すれば、回復することが知られていることから、振動子10(10B,10Ff,10Fb)の作動を7分間隔としたものである。なお、この振動子10(10B,10Ff,10Fb)の作動間隔は、後述するごとく、調節スイッチ27により、運転者の好みに応じて増減を微調節することができる。
また、実施形態のステアリングホイールWでは、作動スイッチ24をオフにしている場合にも、車両走行時に、制御装置19が、異常検知センサ21からの信号を受けて、運転者Dの異常状態を検知した際には、注意喚起モードで作動することとなる。具体的には、図9のフローチャートに示すように、車両走行時に、異常検知センサ21からの振動を受けて制御装置19が運転者Dの異常状態を検知した場合には、振動子10(10B,10Ff、10Fb)が、制御装置19からの作動信号を受けて、パッド8に設けられている確認スイッチ17を点滅させつつ、250Hzの振動数及び初期設定振幅で振動されることとなる。このとき、視認装置13のLEDランプ15も点灯されることとなる。運転者Dによる確認スイッチ17の操作や、車両の停止、あるいは、異常検知センサ21による運転者Dの通常状態への復帰が確認されれば、振動子10(10B,10Ff、10Fb)の振動が停止されることとなる。これらの動作を確認できなかった場合には、警告モードとして、振動子10(10B,10Ff、10Fb)が、振動数を同じとして振幅を初期設定振幅の3倍程度に大きくして、警告音を発生しつつ、振動することとなる。この場合にも、確認スイッチ17が操作されない場合には、車両がハザードを点灯させて減速し、自動停止することとなる。
そして、実施形態のステアリングホイールWでは、作動時に、振動子10が振動して、ステアリングホイールWの把持部Kを、50〜300Hz(好ましくは、100〜250Hz)の範囲内で振動させることとなる。ステアリングホイールWを把持する運転者Dの掌Hには、触覚受容器として、パチニ小体が備わっている。このパチニ小体は、振動による刺激を判別する触覚受容器であって、圧力の変化や振動があるときにのみ反応する順応速度が非常に速く、また、受容野が広いことが知られている。このパチニ小体は、運転者Dの掌Hにおいて、特に、図6の網掛け部で示すように、中指MHの裏と小指側の掌Hの部位Hbに集中している。また、パチニ小体は、比較的周波数が高い領域での振動の検知が良好であり、振動数が70Hz以上の場合、振幅が10μm未満の振動も検知できることも、知られている。パチニ小体は、特に、振動数が100Hz以上の領域での感度が良好であり、振動数250Hz付近では振幅が1μmの振動も検知できる。実施形態のステアリングホイールWでは、把持部Kを、パチニ小体を的確に刺激可能な50〜300Hzの範囲内の振動数により、振動させる構成であり、把持部Kの振動時に、パチニ小体に確実に刺激を与えて、運転者Dに警告を与えることができる。
なお、車両走行時に、ステアリングホイールWに伝わる振動は、振動数が30〜40Hz程度であり、このような低い周波数の領域の振動では、パチニ小体はほとんど刺激を受けないことから、車両走行時の振動による誤認も生じない。
また、実施形態のステアリングホイールWでは、振動子10を、1〜100μm(好ましくは、10μm未満)の範囲内の振幅で振動させている。このような振幅での把持部Kの振動は、微細なものであり、運転者DのステアリングホイールWの操舵に影響を与えず、かつ、運転者Dに的確に警告を与えることができて、好ましい。
したがって、実施形態のステアリングホイールWでは、運転者Dが操舵時に把持している把持部Kを振動子10により振動させて、運転者Dに的確に警告を与えることができる。
また、実施形態のステアリングホイールWでは、振動子10Ff,10Fbを、把持部Kにおいて、運転者Dが車両の直進操舵時に把持する通常把持部KUL,KURの車両前面側の部位に、配設させていることから、直進操舵時に通常把持部KUL,KURの車両前面側の部位に位置することとなる掌Hのパチニ小体が集中している領域、すなわち、運転者Dの掌Hにおける中指MFの裏側や小指側の掌Hの部位Hbに、確実に刺激を与えることができる。
そして、実施形態のステアリングホイールWでは、通常把持部KUL,KURにおける車両搭載時の前方側の面に、運転者Dの中指MFを収納可能に表面側を凹ませて構成される凹部6を、配設させ、振動子10Ff,10Fbを、凹部6近傍に配設させている構成である。そのため、この振動子10Ff,10Fbを振動させることにより、運転者Dの中指MFの「中衝」という眠気防止のツボP2を刺激することができ、運転者Dの眠気を緩和することができる。
さらに、実施形態のステアリングホイールWでは、凹部6近傍に、振動体10を作動開始可能な操作スイッチ11を配設させる構成であることから、運転者Dが任意に、振動体10を振動させることが可能となり、例えば、運転者Dが眠気を感じた際に、人差し指を伸ばして操作スイッチ11を操作して振動体10を作動させることができる。
さらにまた、実施形態のステアリングホイールWでは、振動子10の作動時に点灯されて、視認可能に、運転者の前方に配置される視認装置13を、配設させていることから、振動子10の振動により運転者Dの掌Hを刺激するのと同時に、運転者Dに、振動子10の作動開始を視認させることができる。そのため、車両走行時等の誤認を抑えて、運転者Dに確実に警告を与えることができる。
さらに、実施形態のステアリングホイールWでは、振動子10を、前方を走行する車両との車間距離が近くなった際の警告としても作動させることができ、さらには、カーナビゲーションシステムの補助としても作動させることができる。
車間距離接近警告モードとしては、例えば、接近検知センサ20により算出した車間距離Lと、前方の車両に対する自己の車両の相対速度Vと、から、制御装置19が衝突までの時間L/Vを算出して、振動子10(10B,10Ff、10Fb)を、衝突までの時間L/Vに応じて振動数を変えて振動させるものである。一例としては、時間L/Vが1.5〜2.0秒の場合には、振動子10(10B,10Ff、10Fb)を、250Hzの振動数及び初期設定振幅で振動させ、時間L/Vが1.0〜1.5秒の場合には、振動子10(10B,10Ff、10Fb)を、振動数を同じとして振幅を初期設定振幅の2倍程度に大きくして振動させ、時間L/Vが1.0秒未満の場合には、警告音を発生しつつ、振動子10(10B,10Ff、10Fb)を、振動数を同じとして振幅を初期設定振幅の3倍程度に大きくして振動させ、相対速度Vが0以下となった際に、作動を停止させる構成である。なお、この車間距離接近警告モードにおいても、振動子10(10B,10Ff、10Fb)の作動時に、視認装置13のLEDランプ15も点灯されることとなる。この車間距離警告モードは、注意喚起モードよりも、優先度を高く設定されることとなる。
カーナビゲーションシステムの補助としては、例えば、方向指示に使用することができる。この場合、運転者Dの左手側に配置される振動子10Lと右手側に配置される振動子10Rとが別々に振動するように作動されることとなる。一例として、右折指示の場合を示すと、交差点までの距離が100mとなった際に、左手側に配置される振動子10Lを、250Hzの振動数及び初期設定振幅で0.5秒間振動させ、次いで、右手側に配置される振動子10Rを、250Hzの振動数及び初期設定振幅で0.5秒間振動させ、その後、0.5秒間作動を休止させる。そして、この振動子10Lの振動、振動子10Rの振動、休止を3回繰り返して、作動が停止することとなる。次に、交差点までの距離が30mとなった際に、前述と同様の振動子10Lの振動、振動子10Rの振動、休止を、繰り返すように、作動させる。運転者Dが、確認スイッチ17を操作させれば、作動が停止されることとなる。そして、交差点に到達した際には、振動子10L,10Rを、振動数を同じとして振幅を初期設定振幅の2倍程度に大きくして振動させる。車両が交差点から5m離れるか、もしくは、ステアリングホイールWの回転操舵により車両が曲がったことを確認できた際に、作動が停止されることとなる。
このように、カーナビゲーションシステムの補助として作動させれば、カーナビゲーションシステムの音声案内をオフにしている際に、的確に、方向指示することができ、また、音声案内をオンにしている際においても、車内を流れる音楽や同乗者との会話に妨げられずに、運転者Dに注意を喚起させることができる。なお、ステアリングホイールWに配設されている視認装置13のLEDランプ15を連動して点滅させるようにしてもよい。また、カーナビゲーションシステムの補助としての作動は、注意喚起モード及び車間距離警告モードよりも、優先度を低く設定されることとなる。
なお、実施形態では、ステアリングホイールW近傍に、振動子10の振動数及び作動間隔を調節可能な調節スイッチ26,27が、配設されていることから、振動子10の振動数及び作動間隔を、運転者の好みにより任意に微調節することができる。また、ステアリングホイールW近傍には、振動子10を非作動にするための非作動用スイッチ25も配設されていることから、運転者Dが任意に振動子10を常に非作動状態とすることもできる。
また、実施形態では、左右の通常把持部KUL,KURの部位に、それぞれ、振動子10B,10Ff,10Fbを3個ずつ配設させているが、振動子の配置数はこれに限られるものではなく、2個あるいは1個配設させる構成としてもよい。なお、振動子を1箇所のみに配設させる場合には、パチニ小体を確実に刺激する見地からは、通常把持部KUL,KURの車両前面側に配設させることが好ましい。勿論、このような点を考慮しなければ、振動子10を、通常把持部KUL,KURの部位に配設させなくともよく、把持部Kを構成するリング部Rの所定の位置に配設させる構成としてもよい。さらには、把持部Kを振動可能であれば、振動子10を、把持部Kの領域から若干離れたスポーク部芯金2の部位に、配設させる構成としてもよい。
なお、実施形態では、振動体10を作動開始可能な操作スイッチ11を、凹部6の前方における人差し指を伸ばして操作できるような位置に、配設させている構成であるが、操作スイッチ11の配置位置はこれに限られるものではなく、凹部6の後方における薬指を伸ばして操作できるような位置や、あるいは、凹部6の内周側であって中指自体を伸ばして操作できるような位置に、操作スイッチを配設させる構成としてもよい。
6…凹部、
10(10B,10Ff,10Fb)…振動子、
11…操作スイッチ、
13…視認装置、
19…制御装置、
D…運転者、
H…掌、
K…把持部、
KUL,KUR…通常把持部、
R…リング部、
S…スポーク部、
W…ステアリングホイール。
10(10B,10Ff,10Fb)…振動子、
11…操作スイッチ、
13…視認装置、
19…制御装置、
D…運転者、
H…掌、
K…把持部、
KUL,KUR…通常把持部、
R…リング部、
S…スポーク部、
W…ステアリングホイール。
Claims (5)
- 作動時に、少なくとも操舵時に把持する把持部の部位を振動可能とされる振動子を備える構成のステアリングホイールであって、
前記振動子が、作動時に、50〜300Hzの範囲内の振動数で、前記把持部を振動させるように構成されていることを特徴とするステアリングホイール。 - 前記振動子が、前記把持部において、運転者が車両の直進操舵時に把持する通常把持部の車両前面側の部位に、配設されていることを特徴とする請求項1に記載のステアリングホイール。
- 前記通常把持部における車両搭載時の前方側の面に、前記運転者の中指を収納可能に表面側を凹ませて構成される凹部が、配設され、
前記振動子が、前記凹部近傍に配設されていることを特徴とする請求項2に記載のステアリングホイール。 - 前記凹部近傍に、前記振動体を作動開始可能な操作スイッチが、配設されていることを特徴とする請求項3に記載のステアリングホイール。
- 前記振動子の作動時に点灯されて、前記運転者に視認可能に、前記運転者の前方に配置される視認装置が、配設されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のステアリングホイール。
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