JP2008160533A - 2線式のデータ通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】2線式のデータ通信システムに接続されるコントローラ等の電子機器に汎用性を持たせる。
【解決手段】コントローラ(電子機器)101において、第1の配線121の一端をデータ通信素子(データ通信部)111に接続し、他端を第1の外部接触子151に接続する。また第2の配線131の一端をデータ通信素子(データ通信部)111に接続し、他端を第2の外部接触子161に接続する。また第3の配線141の一端を第2の配線131に接続し、他端を第3の外部接触子171に接続する。この第3の配線141の中間には終端抵抗181を直列接続する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の電子機器間で2線式のデータ伝送路を介して相互にデータ通信自在とした2線式のデータ通信システムに関し、特に複数の電子機器が終端抵抗を有するもの関する。
近年は装置内でネットワークが形成されており、装置内の各種電子機器が情報が共有されている。例えばこうしたネットワークには2線式のデータ伝送路に各種電子機器を接続した2線式のデータ通信システムが採用されている。
2線式のデータ通信システムでは、HiとLoの2つのデータ伝送路の両者に複数の電子機器がそれぞれ接続されている。各電子機器はHiのデータ伝送路からHiの信号を受信し、Loのデータ伝送路からHiの反転信号であるLoの信号を受信し、両信号の差をとり、その差を真の信号とする。こうすることによって信号に重畳するノイズなどが相殺されるため、信号の信頼性を高めることができる。
一般に、特許文献1に開示されているように、Hiのデータ伝送路の一端とLoのデータ伝送路の一端とは終端抵抗で接続され、同様にHiのデータ伝送路の他端とLoのデータ伝送路の他端とは終端抵抗で接続される。終端抵抗が接続されていない場合は各データ伝送路の両端で信号が反射し信号の信頼性が低下するが、終端抵抗が接続されている場合は信号の反射が抑制され信号の信頼性が高まる。
データ伝送路を用いたデータ通信は例えばCANバスプロトコルに基づいて行われる。CANとはController Area Networkの略称であり、Robert Bosch GmbH社によって開発され、ISOで国際的に標準化された通信プロトコルである。
ところでフォークリフトのような産業車両でも2線式のデータ通信システムが採用されており、車載の各種コントローラや表示装置等の電子機器間でデータ通信が行われている。
図3〜図5は一般に考えられる2線式のデータ通信システムの構成を示している。以下、産業車両のコントローラ間でデータ通信を行う場合を例にして図3から図5に示す各システムの説明をする。
図3に示す2線式のデータ通信システムでは、コントローラ301は、図示しない演算処理部とデータ通信素子311と第1及び第2の配線321、331とを有し、さらに第1及び第2の外部接触子351、361を有する。データ通信素子311と第1及び第2の外部接触子351、361は第1及び第2の配線321、331を介して接続されている。外部接触子351はHiのデータ伝送路1に接続され、外部接触子361はLoのデータ伝送路2に接続される。他のコントローラ302〜30nも同様の構成を有する。さらにデータ伝送路1、2の両終端に配置されるコントローラ301、30nは、第1の配線321と第2の配線331との間に終端抵抗381、38nが接続されている。
図4に示す2線式のデータ通信システムでは、コントローラ401〜40nは、図示しない演算処理部とデータ通信素子411と第1〜第3の配線421、431、441とを有し、さらに第1及び第2の外部接触子451、461を有する。データ通信素子411と第1及び第2の外部接触子451、461は第1及び第2の配線421、431を介して接続されている。さらに第1の配線421と第2の配線431は第3の配線441を介して接続されており、第3の配線441には終端抵抗481とスイッチ491とが直列接続されている。外部接触子451はHiのデータ伝送路1に接続され、外部接触子461はLoのデータ伝送路2に接続される。そして、データ伝送路1、2の両終端に配置されるコントローラ401、40nのスイッチ491、49nはオンに切り換えられ、他のコントローラ402〜40n-1のスイッチ492、49n-1はオフに切り換えられている。
図5に示す2線式のデータ通信システムでは、コントローラ501〜50nの構成は、図3に示す2線式のデータ通信システムにおけるコントローラ302〜30n-1と同様の構成を有する。データ伝送路1、2の一方の終端にはコネクタ5bが接続され、他方の終端にはコネクタ6bが接続されている。また終端抵抗3の両端はコネクタ5aに接続され、終端抵抗4の両端はコネクタ6aに接続されている。コネクタ5aとコネクタ5bとが接続されることによって、Hiのデータ伝送路1の一方の終端とLoのデータ伝送路2の一方の終端とが終端抵抗3を介して互いに接続される。同様にコネクタ6aとコネクタ6bとが接続されることによって、Hiのデータ伝送路1の他方の終端とLoのデータ伝送路2の他方の終端とが終端抵抗4を介して互いに接続される。
特開平10−198473号公報
しかし図3〜図5に示すような2線式のデータ通信システムには様々な問題がある。
図3に示す2線式のデータ通信システムにおいては、終端抵抗381、38nを有するコントローラ301、30nが予め定められている。このため、これら終端抵抗381、38nを有するコントローラ301、30nをデータ伝送路1、2の終端に配置しなければならない。なぜなら終端抵抗を有さないコントローラ302、30n-1をデータ伝送路1、2の終端に配置すると、信号の反射抑制という効果が著しく低減されるためである。
産業車両ではコントローラ等の各種機器を収容する空間が狭い。こうした状況で図3に示すデータ通信システムのようにデータ伝送路1、2の終端に配置するコントローラ301、30nが定められていると、実質的にこれらコントローラ301、30nの配置が決定することになり、他のコントローラ等の配置も自ずと限られてくる。つまり産業車両の設計自由度が低下することになる。
逆に、設計段階でコントローラ301〜30n等の配置を最適にすると、産業車両毎にコントローラ301〜30n等の配置が異なることになる。この場合、産業車両毎にデータ伝送路1、2の終端に位置するコントローラ301、30nが異なることになる。すると結局は終端抵抗を有するコントローラ301、30nを産業車両毎に製造することになり、コントローラ301〜30nの汎用性が無くなる。
また結線後にコントローラ301〜30nの外観を見ただけではどのコントローラ301〜30nが終端抵抗381、38nを有するのかが判らないため、メンテナンス時の作業効率の低下を招く。
図4に示す2線式のデータ通信システムにおいては、結線の際にコントローラ401〜40nのスイッチ491〜49nの状態をそれぞれ確認する必要がある。すなわち結線時にデータ伝送路1、2の終端に配置されるコントローラ401、40nのスイッチ491、49nがオン側に切り換えられているか、またデータ伝送路1、2の終端以外に配置されるコントローラ402、40n-1の内部スイッチ492、49n-1がオフ側に切り換えられているか、をそれぞれ確認する必要があり、さらに切り換え状態が正しくない場合は適宜正しい状態に切り換える必要がある。こうした作業はコントローラの数が増えるほど煩雑になるため結線時の作業効率の悪化を招く。
また通常はスイッチ491〜49nは隠されて設けられているため、図3に示すシステムと同様に、結線後にコントローラ401〜40nの外観を見ただけではどのコントローラ401〜40nの終端抵抗481、48nがオン状態になっているのかが判らないため、メンテナンス時の作業効率の低下を招く。
図5に示す2線式のデータ通信システムにおいては、データ伝送路1、2と終端抵抗3、4とが直接接続されているため、図3、図4で示すシステムよりも電気的接続箇所が多くなる。この接続にはコネクタが使用されている。そもそも各コントローラ501〜50nとデータ伝送路1、2との接続にはコネクタが使用されている。コネクタを使用することにより各コントローラ501〜50nとデータ伝送路1、2との着脱が容易になるというメリットがある反面、配線にコネクタを接続する際に高度な技術が必要でありさらにコストがかかるというデメリットがある。
図5に示すデータ通信システムの場合、各コントローラ501〜50nとデータ伝送路1、2との間にコネクタが設けられていることに加えて、データ伝送路1、2の両端にはコネクタ5b、6bが接続され、終端抵抗3にはコネクタ5aが接続され、終端抵抗4にはコネクタ6aが接続されている。つまり4つのコネクタが必要であり、コストの増大を招く。
本発明はこうした実状に鑑みてなされたものであり、2線式のデータ通信システムに接続されるコントローラ等の電子機器に汎用性を持たせると共に、2線式のデータ通信システムの設計自由度を高め、また2線式のデータ通信システムを結線する際の作業を簡素化し、さらに簡素な接続にしてコストを極力低減することを目的とするものである。
上記目的を達成するために、本発明は、
第1及び第2のデータ伝送路からなる2線式のデータ伝送路と、
前記第1のデータ伝送路及び前記第2のデータ伝送路に接続される複数の電子機器と、を備え、
前記第1及び第2のデータ伝送路の一方及び他方の終端にそれぞれ終端抵抗が接続される2線式のデータ通信システムにおいて、
前記電子機器は、
前記データ伝送路にデータを送信しまた前記データ伝送路からデータを受信するデータ通信部と、
第1、第2、第3の外部接触子と、
前記データ通信部と前記第1の外部接触子とを接続する第1の配線と、
前記データ通信部と前記第2の外部接触子とを接続する第2の配線と、
前記第2の配線と前記第3の外部接触子とを接続する第3の配線と、
前記第3の配線上に直列接続される抵抗と、を有し、
前記第1及び第2のデータ伝送路の一方の終端に前記電子機器のうちの一つが配置され且つ前記第1及び第2のデータ伝送路の他方の終端に前記電子機器のうちの他の一つが配置され、
前記第1及び第2のデータ伝送路の一方及び他方の終端に配置された電子機器はそれぞれ、
前記第1の外部接触子が前記第1のデータ伝送路に接続され、
前記第2の外部接触子が前記第2のデータ伝送路に接続され、
前記第3の外部接触子が前記第1のデータ伝送路に接続されたこと
を特徴とする。
本発明を図1を用いて説明する。
コントローラ(電子機器)101において、第1の配線121は一端がデータ通信素子(データ通信部)111に接続され、他端が第1の外部接触子151に接続される。また第2の配線131は一端がデータ通信素子(データ通信部)111に接続され、他端が第2の外部接触子161に接続される。また第3の配線141は一端が第2の配線131に接続され、他端が第3の外部接触子171に接続される。この第3の配線141の中間には終端抵抗181が直列接続される。そして、コントローラ(電子機器)101の外部では、第1の外部接触子151がHiのデータ伝送路(第1のデータ伝送路)1に接続され、第2の外部接触子161がLoのデータ伝送路(第2のデータ伝送路)2に接続され、第3の外部接触子171がHiのデータ伝送路(第1のデータ伝送路)1に接続される。
本発明によれば、データ伝送路に接続される電子機器が全て終端抵抗を有するため、何れの電子機器でもデータ伝送路の終端に接続することが可能になる。つまり電子機器は汎用性を有する。また終端であるないに関わらず電子機器をデータ伝送路上に自由に配置することができるため、設計自由度が向上する。
また本発明によれば、終端に配置された電子機器とデータ伝送路とが3本の配線で接続されている様子が外観から判別でき、終端以外に配置された電子機器とデータ伝送路とが2本の配線で接続されている様子が外観から判別できる。したがってメンテナンス時などに、終端抵抗が接続されている電子機器を外観で判別できるため、作業効率が向上する。
また本発明によれば、データ伝送路に接続される電子機器が全て終端抵抗を有するため、結線時は単に電子機器とデータ伝送路とを接続する作業のみよい。したがって結線時に、電子機器に設けられたスイッチの確認や切り換えといった作業が不要であるため、作業効率が向上する。
また本発明によれば、電子機器が終端抵抗を有するため、データ伝送路に外部配線で終端抵抗を直接接続する必要がなくなる。したがって終端抵抗を接続するためのコネクタなどが不要となり、コストを低減できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
なお、本実施形態では産業車両に設けた2線式のデータ通信システムを想定している。
図1は本実施形態に係る2線式のデータ通信システムの構成を示している。
本実施形態のデータ通信システムでは、2線式のデータ伝送路1、2の両者に複数の電子機器101〜10nが接続されて車内ネットワークが形成されている。本システムにおけるデータ通信はCANバスプロトコルに基づいて行われる。
図1においては4つの電子機器101、102、10n-1、10nが示されているが、2つ以上の電子機器101、10n(nは2以上)がデータ伝送路1、2に接続されていれば本実施形態は成立する。以下では電子機器101〜10nを各種コントローラとして説明するが、必ずしもコントローラである必要はなく、例えばバッテリ残量等の各種車内情報を表示する表示装置などでもよい。要は少なくともデータ伝送路1、2に電気的に接続され、データ伝送路1、2にデータを送信し、またはデータ伝送路1、2からデータを受信するような電子機器であれば何でもよい。
コントローラ101〜10nには、例えば図示しない走行用操作レバーの操作に応じて図示しない走行モータの動作を制御する走行コントローラや、図示しない作業用操作レバーの操作に応じて図示しない荷役モータの動作を制御する荷役コントローラ等がある。荷役モータの回動に応じて油圧ポンプが回動し、作業機油圧アクチュエータに圧油が供給される。
コントローラ101は、走行モータや荷役モータ等の被制御装置を制御するための演算処理を行う図示しない演算処理部と、データ伝送路1、2にデータを送信しまたデータ伝送路1、2からデータを受信するデータ通信素子111と、を有する。またコントローラ101は、データ通信素子111に電気的に接続される第1の配線121と第2の配線131と第3の配線141と終端抵抗181とを有し、さらに第1の外部接触子151と第2の外部接触子161と第3の外部接触子171とを有する。第1の配線121は一端がデータ通信素子111に接続され、他端が第1の外部接触子151に接続されている。第2の配線131は一端がデータ通信素子111に接続され、他端が第2の外部接触子161に接続されている。第3の配線141は一端が第2の配線131に接続され、他端が第3の外部接触子171に接続されている。この第3の配線141の中間には終端抵抗181が直列接続されている。
Hiのデータ伝送路1の一端部を第1の終端線11とすると、この第1の終端線11とコントローラ101の第1の外部接触子151が接続される。同様に、Loのデータ伝送路2の一端部を第2の終端線21とすると、この第2の終端線21とコントローラ101の第2の外部接触子161が接続される。またHiのデータ伝送路1の他端部を第1の終端線1nとすると、この第1の終端線1nとコントローラ10nの第1の外部接触子15nが接続される。同様に、Loのデータ伝送路2の他端部を第2の終端線2nとすると、この第2の終端線2nとコントローラ10nの第2の外部接触子16nが接続される。
Hiのデータ伝送路1の終端線11からは更に終端抵抗接続線81が分岐する。この終端抵抗接続線81はコントローラ101の第3の外部接触子171に接続される。同様に、Hiのデータ伝送路1の終端線1nからは更に終端抵抗接続線8nが分岐する。この終端抵抗接続線8nの端部はコントローラ10nの第3の外部接触子17nに接続される。
Hiのデータ伝送路1からは第1の分岐線12〜1n-1が分岐しており、この第1の分岐線12〜1n-1とコントローラ102〜10n-1の第1の外部接触子152〜15n-1が接続される。同様に、Loのデータ伝送路2からは第2の分岐線22〜2n-1が分岐しており、この第2の分岐線22〜2n-1とコントローラ102〜10n-1の第2の外部接触子162〜16n-1が接続される。
以上の構成によって、各コントローラ101〜10nのデータ通信素子111〜11nはデータ伝送路1、2にデータを送信でき、またデータ伝送路1、2からデータを受信できる。またデータ伝送路1、2の一方の終端を終端抵抗181で接続でき、他方の終端を終端抵抗18nで接続できる。
ここで、各コントローラ101〜10nとデータ伝送路1、2との具体的な接続態様の一例について図2(a)、(b)を用いて説明する。図2(a)では、データ伝送路1、2の終端に配置されるコントローラ101とデータ伝送路1、2との接続態様を示しており、図2(b)では、データ伝送路1、2の終端以外に配置されるコントローラ102とデータ伝送路1、2との接続態様を示している。
図2(a)で示すように、コントローラ101は外部にコネクタ211を備える。コネクタ211には、第1の外部接触子151と第2の外部接触子161と第3の外部接触子171とが配設されている。図2(b)で示すコネクタ212の構成もコネクタ211の構成と同様である。つまりコネクタの構成は全コントローラ間で共通である。
一方、図2(a)、(b)で示すように、データ伝送路1、2側のコネクタ221、222の構成は、データ伝送路1、2の終端に位置する終端線11、21に接続されるコネクタ221と、データ伝送路1、2の終端以外から分岐する分岐線12、22に接続されるコネクタ222とで異なる。
図2(a)で示すように、データ伝送路1、2側のコネクタ221には、終端線11に接続される接触子251と終端線21に接続される接触子261と終端抵抗接続線81に接続される接触子271とが配設されている。終端線11と終端抵抗接続線81はコネクタ221外で接続されている。すなわちコネクタ221からは終端線11、21、終端抵抗接続線81といった3本の信号線が外部に露出している。一方、図2(b)で示すように、データ伝送路1、2側のコネクタ222には、分岐線12に接続される接触子252と分岐線22に接続される接触子262のみが配設されている。すなわちコネクタ222からは分岐線21、22といった2本の信号線が外部に露出している。
図2(a)で示すように、データ伝送路1、2側のコネクタ221にコントロール101側のコネクタ211が装着されると、外部接触子151と接触子251とが接続され、外部接触子161と接触子261とが接続され、外部接触子171と接触子271とが接続される。一方、図2(b)で示すように、データ伝送路1、2側のコネクタ222にコントロール102側のコネクタ212が装着されると、外部接触子152と接触子252とが接続され、外部接触子162と接触子262とが接続される。外部接触子172は何れにも接続されないが何ら問題はない。
各コントローラ101〜10nとデータ伝送路1、2とを図2で示すようにコネクタで接続するのではなく、半田などで接続してもよい。
本実施形態によれば、データ伝送路に接続されるコントローラが全て終端抵抗を有するため、何れのコントローラでもデータ伝送路の終端に接続することが可能になる。つまりコントローラは汎用性を有する。また終端であるないに関わらずコントローラをデータ伝送路上に自由に配置することができるため、設計自由度が向上する。
また本実施形態によれば、終端に配置されたコントローラとデータ伝送路とが3本の配線で接続されている様子が外観から判別でき、終端以外に配置されたコントローラとデータ伝送路とが2本の配線で接続されている様子が外観から判別できる。したがってメンテナンス時などに、終端抵抗が接続されているコントローラを外観で判別できるため、作業効率が向上する。
また本実施形態によれば、データ伝送路に接続されるコントローラが全て終端抵抗を有するため、結線時は単にコントローラとデータ伝送路とを接続する作業のみよい。したがって結線時に、コントローラに設けられたスイッチの確認や切り換えといった作業が不要であるため、作業効率が向上する。
また本実施形態によれば、コントローラが終端抵抗を有するため、データ伝送路に外部配線で終端抵抗を直接接続する必要がなくなる。したがって終端抵抗を接続するためのコネクタなどが不要となり、コストを低減できる。
なお、上述した本実施形態では本発明を産業車両の2線式のデータ通信システムに適用すること想定して説明したが、本発明を産業車両以外の2線式のデータ通信システムに適用することも可能である。
本実施形態に係る2線式のデータ通信システムの構成を示す図。 コントローラとデータ伝送路との接続態様を示す図。 一般に考えられる2線式のデータ通信システムの第1の構成を示す図。 一般に考えられる2線式のデータ通信システムの第2の構成を示す図。 一般に考えられる2線式のデータ通信システムの第3の構成を示す図。
符号の説明
1、2…データ伝送路 81…終端抵抗接続線
101〜10n…コントローラ 111…データ通信素子
121…第1の配線 131…第2の配線 141…第3の配線
151…第1の外部接触子 161…第2の外部接触子 171…第3の外部接触子
181…終端抵抗

Claims (1)

  1. 第1及び第2のデータ伝送路からなる2線式のデータ伝送路と、
    前記第1のデータ伝送路及び前記第2のデータ伝送路に接続される複数の電子機器と、を備え、
    前記第1及び第2のデータ伝送路の一方及び他方の終端にそれぞれ終端抵抗が接続される2線式のデータ通信システムにおいて、
    前記電子機器は、
    前記データ伝送路にデータを送信しまた前記データ伝送路からデータを受信するデータ通信部と、
    第1、第2、第3の外部接触子と、
    前記データ通信部と前記第1の外部接触子とを接続する第1の配線と、
    前記データ通信部と前記第2の外部接触子とを接続する第2の配線と、
    前記第2の配線と前記第3の外部接触子とを接続する第3の配線と、
    前記第3の配線上に直列接続される抵抗と、を有し、
    前記第1及び第2のデータ伝送路の一方の終端に前記電子機器のうちの一つが配置され且つ前記第1及び第2のデータ伝送路の他方の終端に前記電子機器のうちの他の一つが配置され、
    前記第1及び第2のデータ伝送路の一方及び他方の終端に配置された電子機器はそれぞれ、
    前記第1の外部接触子が前記第1のデータ伝送路に接続され、
    前記第2の外部接触子が前記第2のデータ伝送路に接続され、
    前記第3の外部接触子が前記第1のデータ伝送路に接続されたこと
    を特徴とする2線式のデータ通信システム。
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