JP2008159825A - レーザ出力装置、光書込装置及び画像形成装置 - Google Patents

レーザ出力装置、光書込装置及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、レーザ素子の駆動電圧を安定させて安定したレーザ光を出射するレーザ出力装置、光書込装置及び画像形成装置に関する。
【解決手段】カラー画像形成装置1は、電源ユニット81からLD制御基板69Y〜69Kに供給される駆動電圧を、電源安定化回路90の昇圧部91で一旦所定の昇圧電圧に昇圧し、該昇圧電圧のうち所定の駆動電圧以上の電圧を、電圧削減部92でカットして、変動部分を除去して安定化した状態の駆動電源をLD制御基板69Y〜69Kに供給する。したがって、変動分を除去した安定した駆動電圧をLD制御基板69Y〜69Kに供給することができ、LD制御基板69Y〜69Kの駆動するLDから出射されるレーザ光の光量を安定化させ、出力画像の濃度ムラを抑制して画像品質を向上させることができる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、レーザ出力装置、光書込装置及び画像形成装置に関し、詳細には、レーザ素子の駆動電圧を安定させて安定したレーザ光を出射するレーザ出力装置、このレーザ出力装置でレーザ書き込みを行う光書込装置及びこの光書込装置を備えた画像形成装置に関する。
電子写真技術を用いて画像を形成するデジタル複写機、レーザプリンタ等の画像形成装置においては、光書込ユニットから感光体にレーザ光を走査して静電潜像を形成しており、近年では、レーザ光源として半導体レーザ(以下、LD:レーザダイオード)が広く用いられている。
電子写真方式の画像形成装置においては、LD駆動部により画像データに基づいてLDを駆動させて、LDから画像データによって変調されたレーザ光をポリゴンモータによって一定の回転速度で回転駆動されるポリゴンミラーに出射し、ポリゴンミラーでレーザ光を主走査方向に走査させて感光体上に照射して、感光体に静電潜像を形成する。画像形成装置は、静電潜像の形成された感光体をトナー等の現像剤で現像して現像剤像を形成し、この現像剤像を用紙に転写して、画像形成する。
そして、通常、LD及びLDドライバは、ある一定電圧のDC電源(直流電源)により駆動されているが、このDC電源に何らかの変調(変動)が発生すると、LDの光量が変化し、出力画像に乱れが発生して画質が悪化する。例えば、LD及びLDドライバを搭載するLD制御基板の電源に周期的な変調が発生すると、出力画像に、バンディングと呼ばれる周期的な濃度のムラが発生し、画像不良の原因となる。
一般に、この電源の変調は、LD制御基板と電源を共有している他のIC等の負荷変動によるものであり、その電源変調の程度も、共有するIC等の高負荷の特性によって左右され、画像形成装置に仕様変更等が行われると、意図していなかった電源の変調が発生して、画像に濃度ムラが生じることがある。
そこで、従来、画像書込手段と非同期で駆動される画像の読取手段に電源を供給する電源供給ラインに該読取手段で生じる電源変動から所定の周波数成分を除去する手段を設けた電源装置が提案されている(特許文献1参照)。
また、この従来技術においては、周波数成分除去手段として、コンデンサ等のフィルタを用いることが開示されている。
すなわち、書込部と電源を共有する読取部の電源ラインに、コンデンサ等のフィルタを挿入し、読取部の負荷変動による電源電圧の変動を抑制している。
特開2006−166349号公報
しかしながら、上記公報記載の従来技術にあっては、書込部と電源を共有する部分の負荷の大きさにより最適なコンデンサ等のフィルタの値を選択する必要があり、また、電源ラインを共有する高負荷があると、高負荷毎にコンデンサ等のフィルタを挿入する必要があり、安価にかつ確実に電源変動の影響を抑制することが困難である。
そこで、本発明は、供給される電源の変動の影響を安価にかつ適切に除去して、安定したレーザ光の出力を確保するレーザ出力装置、光書込装置及び画像形成装置を提供することを目的としている。
請求項1記載の発明のレーザ出力装置は、レーザ素子と、供給される直流の所定の駆動電圧の駆動電源に基づいて該レーザ素子を駆動させるとともに画像データに応じて該レーザ素子の点灯・消灯を制御する駆動手段と、該駆動手段に該画像データを出力する書込制御手段と、該駆動手段への該駆動電源の駆動電圧を安定化させる電源安定化手段と、を備えているレーザ出力装置であって、前記電源安定化手段は、前記駆動手段に供給する前記駆動電源の電圧を前記駆動電圧を超える電圧に昇圧する昇圧手段と、該昇圧電圧の該駆動電圧を超える電圧をカットして該駆動電圧の駆動電源を前記駆動手段に供給する電圧設定手段と、を備えていることにより、上記目的を達成している。
この場合、例えば、請求項2に記載するように、前記レーザ出力装置は、前記電源安定化手段の処理機能のオン/オフを選択する選択手段を備えていてもよい。
また、例えば、請求項3に記載するように、前記レーザ出力装置は、前記電源電圧の変動量に基づいて前記選択手段の選択動作を制御する制御手段を備えていてもよい。
さらに、例えば、請求項4に記載するように、前記レーザ出力装置は、前記レーザ素子が、複数色用に複数設けられ、前記駆動手段が、該複数のレーザ素子の駆動用に複数設けられ、前記電源安定化手段が、該複数の駆動手段のそれぞれの駆動電源に対してそれぞれ設けられていてもよい。
また、例えば、請求項5に記載するように、前記レーザ出力装置は、前記レーザ素子が、複数色用に複数設けられ、前記駆動手段が、該複数のレーザ素子の駆動用に複数設けられ、前記電源安定化手段は、前記昇圧手段が、1つのみ配設され、前記電圧設定手段が、該複数の駆動手段のそれぞれの駆動電源に対してそれぞれ設けられていてもよい。
さらに、例えば、請求項6に記載するように、前記レーザ出力装置は、前記電源安定化手段が、前記駆動手段に配設されていてもよい。
また、例えば、請求項7に記載するように、前記レーザ出力装置は、前記電源安定化手段が、前記書込制御手段に配設されていてもよい。
さらに、例えば、請求項8に記載するように、前記電源安定化手段は、前記昇圧手段が、前記書込制御手段に配設されており、前記電圧設定手段が、前記駆動手段に配設されていてもよい。
請求項9記載の発明の光書込装置は、画像データに応じて変調されたレーザ光を出力するレーザ出力部を有し、該レーザ出力部から出力されたレーザ光を、一様に帯電された感光体に走査して、該感光体に静電潜像を形成する光書込装置において、前記レーザ出力部として、請求項1から請求項8のいずれかに記載のレーザ出力装置を備えていることにより、上記目的を達成している。
請求項10記載の発明の画像形成装置は、画像データに応じて変調されたレーザ光を出力するレーザ出力部を有し、該レーザ出力部から出力されたレーザ光を、一様に帯電された感光体に走査して、該感光体に静電潜像を形成する光書込装置によって形成された感光体上の静電潜像を現像剤で現像して現像剤像を形成し、給紙部からの用紙に該感光体上の現像剤像を転写して画像形成する画像形成装置において、前記光書込装置のレーザ出力部として、請求項1から請求項8のいずれかに記載のレーザ出力装置を備えていることにより、上記目的を達成している。
本発明によれば、供給される直流の所定の駆動電圧の駆動電源に基づいてレーザ素子を駆動させるとともに画像データに応じて該レーザ素子の点灯・消灯を制御する駆動手段に供給される該駆動電源の電圧を、昇圧手段で、該記駆動電圧を超える電圧に昇圧し、電圧設定手段で、該昇圧電圧の該駆動電圧を超える電圧をカットして該駆動電圧の駆動電源を該駆動手段に供給するので、駆動手段に入力される駆動電源の電圧の変動分を除去して安定した駆動電圧の電源をレーザ素子を駆動する駆動手段に供給することができ、レーザ素子から出射されるレーザ光の光量を安定化することができる。
以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、本発明の好適な実施例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1〜図18は、本発明のレーザ出力装置、光書込装置及び画像形成装置の一実施例を示す図であり、図1は、本発明のレーザ出力装置、光書込装置及び画像形成装置の一実施例を適用したカラー画像形成装置1の要部概略構成図である。
図1において、カラー画像形成装置1は、本体筐体(図示略)内に、給紙部10、搬送ベルト機構部20、搬送ベルト機構部20に沿って配設されたイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の各色の画像形成部(画像形成手段)30Y、30M、30C、30K及び定着部40等を備えており、これらの他に、図示しないが、モータ及びモータにより駆動される各部に駆動源を伝達する駆動機構部等を備えている。
給紙部10は、給紙カセット11内の最上段の転写紙12を、例えば、図示しない給紙コロと分離部材により1枚ずつ分離して図示しないレジストローラ対に送り出し、レジストローラ対が、給紙カセット11から送られてきた転写紙12のタイミング調整を行って、転写紙12を所定のタイミングで搬送ベルト機構部20に送り出す。
搬送ベルト機構部20は、搬送ベルト21、駆動ローラ22及び従動ローラ23等を備えており、搬送ベルト21は、駆動ローラ22と従動ローラ23に張り渡されている。駆動ローラ22が、図示しないシステムコントローラの制御下で図外のモータ等の駆動機構により回転駆動されることにより、図1中反時計方向に回転駆動され、搬送ベルト21は、給紙部10から送り出されてきた転写紙12を静電吸着して、各色の画像形成部30Y、30M、30C、30K(30Y〜30K)に順次搬送する。カラー画像形成装置1は、搬送ベルト21により搬送される転写紙12に、各色の画像形成部30Y〜30Kで、それぞれイエロートナー画像、マゼンタトナー画像、シアントナー画像及びブラックトナー画像を順次転写紙12に重ね合わせて転写し、カラー画像を形成する。
各色の画像形成部30Y〜30Kは、感光体31Y、31M、31C、31K(31Y〜31K)が搬送ベルト21の搬送方向に沿って所定間隔で配設されており、図1に示すように、それぞれ感光体31Y〜31Kの周囲に、帯電部32Y、32M、32C、32K(32Y〜32K)、光書込ユニット33、現像部34Y、34M、34C、34K(34Y〜34K)、転写部35Y、35M、35C、35K(35Y〜35K)、クリーニング部36Y、36M、36C、36K(36Y〜36K)及び図示しない除電部等が配設されている。
各画像形成部30Y〜30Kは、図外の駆動機構により図1中時計方向に回転駆動される感光体31Y〜31Kを、帯電部32Y〜32Kで一様に帯電させて、光書込ユニット(光書込装置)33から、各色の画像データで変調されたレーザ光が感光体31Y〜31Kに照射して静電潜像を形成すると、該静電潜像の形成された感光体31Y〜31Kに、現像部34Y〜34Kで、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の各色のトナーを付着させて、各色の2次元のトナー画像を形成する。そして、画像形成部30Y〜30Kは、搬送ベルト21と感光体31Y〜31Kとの間に上記転写紙12が搬送されてくると、搬送ベルト21の背面に配設された転写部35Y〜35Kが、転写電位を付与して、感光体31Y〜31K上のイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の各色のトナー画像を順次転写紙12に重ねて転写させる。カラー画像形成装置1は、トナー画像の転写の完了した感光体31Y〜31Kを、クリーニング部36Y〜36Kで残留トナーをクリーニングし、除電部で除電した後、再度、帯電部32Y〜32Kで帯電して、次の画像形成動作を行う。カラー画像形成装置1は、このカラー画像の形成において、各色トナー画像の画像位置が転写紙12上で一致するように、レーザ光による各色の走査タイミング、感光体31Y〜31Kの副走査タイミング及び転写紙12の搬送速度を制御する。
上述のようにしてイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の各色のトナー画像が順次重ね合わされて転写されてカラー画像の形成された転写紙12は、静電的に搬送ベルト21に吸着された状態で、搬送ベルト21によりさらに搬送されて、搬送ベルト21から分離されて、定着部40に搬送される。
定着部40は、定着ローラ41、加圧ローラ42及び図示しない排紙ローラ対等を備えている。定着ローラ41と加圧ローラ42は、所定の押圧力で押圧されて、一方が回転駆動されることにより、他方が連れ回りし、定着ローラ41は、内蔵の加熱ヒータにより所定の定着温度に加熱制御される。
定着部40は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の各色のトナー画像が順次重ね合わされて転写されてカラー画像の形成された転写紙12が搬送されてくると、該転写紙12を定着ローラ41と加圧ローラ42で加熱・加圧することにより、カラーのトナー画像を転写紙12に定着させ、排紙ローラ対により図示しない排紙トレイ上に排出する。
上記光書込ユニット33は、副走査方向(搬送ベルト21の搬送方向)に所定長さにわたって配設されており、図2に示すように、該副走査方向略中央部に、図示しないポリゴンモータで回転駆動されるポリゴンミラー61が配設されている。光書込ユニット33は、ポリゴンミラー61を中心に、副走査方向に、それぞれ対称の位置に、イエロー(Y)及びマゼンタ(M)用のfθレンズ62YMとシアン(C)及びブラック(K)用のfθレンズ62KC、マゼンタ(M)用の第1ミラー63M、シアン(C)用の第1ミラー63C、イエロー(Y)用の第1ミラー63Y、ブラック(K)用の第1ミラー63K、各色用のLDユニット64Y、64M、64C、64K(64Y〜64K)とコリメートレンズ65Y、65M、65C、65K、イエロー(Y)とブラック(K)用の反射ミラー66Y、66K及びYM(イエロー・マゼンタ)用の同期検知センサ67YMとKC(ブラック・シアン)用の同期検知センサ67KC及びYM用の同期反射ミラー68YMとKC用の同期反射ミラー68KC等を備えている。各LDユニット64Y〜64Kは、ポリゴンミラー61による回転走査位置の主走査方向の基準位置を検出する同期検知センサ67YM、67KCからの同期基準信号(DETECT信号)を基準としてタイミング制御されて、内蔵するLD73Y〜73K(図3参照)が各色の画像データに応じて変調されて点灯、消灯制御されることで、変調されたレーザ光を出射する。
そして、マゼンタ(M)とシアン(C)用のLDユニット64M、64Cから出射された対応色のレーザ光は、対応するコリメートレンズ65M、65Cを通過して回転されているポリゴンミラー61によりそれぞれの主走査方向(図2において、主走査方向は、イエロー(Y)及びマゼンタ(M)とシアン(C)及びブラック(K)とは逆方向である。)に走査されて、それぞれ対応するfθレンズ62YM及びfθレンズ62KCを通過してそれぞれ対応する第1ミラー63M及び第1ミラー63Cで反射されて、それぞれ対応する色用の感光体31Mと感光体31C上に等速で照射される。また、イエロー(Y)とブラック(K)用のLDユニット64Y、64Kから出射された対応色のレーザ光は、対応するコリメートレンズ65Y、65Kを通過して回転されているポリゴンミラー61によりそれぞれの主走査方向に走査されて、それぞれ対応するfθレンズ62YM及びfθレンズ62KCを通過してそれぞれ対応する第1ミラー63Y及び第1ミラー63Kで反射されて、それぞれ対応する色用の感光体31Yと感光体31K上に等速で照射される。また、光書込ユニット33は、各感光体31Y〜31K上でのビームスポット形状が走査位置で一定となるように光学的に設計されている。
また、各LDユニット64Y〜64Kから出射された各色用のレーザ光は、ポリゴンミラー61で反射された後、イエロー(Y)とマゼンタ(M)のレーザ光は、主走査方向の画像形成領域外に配置されている同期反射ミラー68YMで反射されて、対応する同期検知センサ67YMに入射され、ブラック(K)とシアン(C)のレーザ光は、主走査方向の画像形成領域外に配置されている同期反射ミラー68KCで反射されて、対応する同期検知センサ67KCに入射される。
同期検知センサ67YM、67KCは、入射されるレーザ光を光電変換して、同期検知信号として、カラー画像形成装置1の図示しないシステムコントローラに出力し、システムコントローラは、この同期検知信号に基づいて、各LDユニット64Y〜64Kの発光タイミング等を制御する。
すなわち、同じ同期検知センサ67YM、67KCにそれぞれ2色のレーザ光を入射させるとともに、各色のレーザ光のポリゴンミラー61への入射角を異ならせて、それぞれのレーザ光が同期検知センサ67YM、67KCに入射するタイミングを変えることで、同期検知センサ67YM、67KCが、時系列的にパルス列として同期検知信号を出力する。
なお、上記実施例では、1つのポリゴンミラー61を各色で共用しているが、各色で、ポリゴンミラーを独立して有する構成であってもよい。
そして、各LDユニット64Y〜64Kは、それぞれLD制御基板69Y、69M、69C、69K(69Y〜69K)に搭載されており、各LD制御基板69Y〜69Kは、そのLD制御基板69Yについて図3に示すように、LDユニット64Y〜64Kを搭載するとともに、LDドライバ70Y〜70K、バリアブル抵抗71Y〜71K、コンデンサ72Y〜72K等を搭載している。各LDユニット64Y〜69Kは、レーザ素子としてのLD73Y〜73KとPD(Photo Diode )74Y〜74K等がケース内に密閉されており、LD73Y〜73Kから出力されたレーザ光を、図示しないケースの出射窓から外部に出射するとともに、PD74Y〜74Kが、LD73Y〜73Kのリア側の出射パワーをモニタリングして、LDドライバ70Y〜70Kに出力する。LDドライバ71Y〜71Kは、該LDユニット64Y〜64KをDATA信号に基づいて点灯/消灯制御するとともに、LD73Y〜73K周辺の温度変化に影響されることなく、LD73Y〜73Kの発光量を一定に保つように、LD73Y〜73Kに供給する駆動電流を制御する。
なお、LD制御基板69Y以外の他のLD制御基板69M〜69Kは、図示しないが、同様の構成である。
このLD制御基板69Y〜69K及びLD制御基板69Y〜69のLDドライバ70Y〜70KにDATA信号(画像データ)を供給する書込制御基板80は、カラー画像形成装置1の電源ユニット81から電源が供給され、LD制御基板69Y〜69Kには、この書込制御基板80を介して電源ユニット81からの電源が供給される。そして、LD制御基板69Y〜69Kには、この書込制御基板80からの電源ラインの接続されるコネクタ75Y〜75Kが設けられている。すなわち、書込制御基板80は、各色用のLD制御基板69Y〜69Kに、該LD制御基板69Y〜69Kを制御する信号、画像形成を行う信号であるDATA信号及び駆動電源をLD制御基板69Y〜69Kに供給する。
電源ユニット81は、外部商用電源を変圧・整流して、LD制御基板69Y〜69K等に供給する電源電圧を生成し、生成したLD制御基板69Y〜69K用の駆動電源を、書込制御基板80を経由して、LD制御基板69Y〜69Kに供給する。このLD制御基板69Y〜69Kに電源ユニット81から供給される電源は、所定の駆動電圧Vcの直流電源である。
そして、カラー画像形成装置1は、電源ユニット81から各LD制御基板69Y〜69Kに供給する駆動電源を、図4に示すように、電源安定化回路90を介して供給し、電源安定化回路(電源安定化手段)90は、昇圧部(昇圧手段)91と電源削減部(電圧設定手段)92を備えていて、大容量メモリIC(高負荷IC)等の高負荷93による電源電圧の影響を除去した状態で駆動電源の供給を行う。
上記LD73Y〜73Kを有するLDユニット64Y〜64Kを搭載するLD制御基板69Y〜69K、書込制御基板80及び電源安定化回路90は、全体として、レーザ出力部(レーザ出力装置)100として機能している。
昇圧部92は、LD制御基板69Y〜69Kの駆動に必要な駆動電圧Vcよりも所定電圧値だけ高い昇圧電圧に電源ユニット81からの電源電圧を昇圧させ、電源削減部92は、昇圧部92の昇圧した昇圧電圧の駆動電圧Vcよりも高い部分を切り取って、駆動電圧Vcの電源をLD制御基板69Y〜69Kに供給する。
この電源安定化回路90は、図5に示すように、LD制御基板69Y〜69Kの電源と電源ユニット81側との間に挿入されるとともに、選択回路(選択手段)110によって選択的に接続され、選択回路110は、電源ユニット81とLD制御基板69Y〜69Kの電源とを接続する接続ラインに挿入されているジャンパスイッチ111、電源安定化回路90を電源ユニット81側に接続する接続ラインに挿入されているジャンパスイッチ112及び電源安定化回路90をLD制御基板69Y〜69Kの電源側に接続する接続ラインに挿入されているジャンパスイッチ113で構成されている。
選択回路110は、ジャンパスイッチ111にジャンパプラグ(図示略)を挿入して、電源ユニット81側とLD制御基板69Y〜69Kの電源側を電源安定化回路90を通すことなく直接接続するか、ジャンパスイッチ112とジャンパスイッチ113にジャンパプラグを挿入して、電源ユニット81側とLD制御基板69Y〜69K側とを電源安定化回路90を通して接続するかを選択することができる。
なお、電源ユニット81側とLD制御基板69Y〜69Kの電源側との接続に、電源安定化回路90を通すか否かを選択する選択回路としては、図5に示したジャンパスイッチ111〜113を用いる選択回路110に限るものではなく、例えば、図6に示すように、スイッチングIC121〜123とこれらのスイッチングIC121〜123の動作を制御するCPU(Central Processing Unit )124を用いた選択回路120等であってもよい。図6の場合、電源ユニット81側とLD制御基板69Y〜69Kの電源とを接続する接続ラインにスイッチングIC121を挿入し、電源安定化回路90を電源ユニット81側に接続する接続ラインにスイッチングIC122を挿入するとともに電源安定化回路90をLD制御基板69Y〜69Kの電源側に接続する接続ラインにスイッチングIC123を挿入し、これらのスイッチングIC121〜123のオン/オフ動作をCPU(制御手段)124で制御することで、電源ユニット81側とLD制御基板69Y〜69K側とを電源安定化回路90を通して接続するか否かを選択することができる。
そして、電源安定化回路90は、例えば、図7に示すように、各LD制御基板69Y〜69K上に搭載されており、電源安定化回路90の昇圧部91は、各LD制御基板69Y〜69K上にそれぞれ搭載されているDC/DCコンバータ91Y〜91Kで構成され、また、電源安定化回路90の電圧削減部92は、各LD制御基板69Y〜69K上にそれぞれ搭載されているシリーズレギュレータ92Y〜92Kで構成されている。
DC/DCコンバータ91Y〜91Kは、電源ユニット81から書込制御基板80の電源ライン80aを介して入力される電源電圧にDC/DC処理を行って電圧変換し、所定の昇圧電圧まで昇圧して対応するシリーズレギュレータ92Y〜92Kに出力する。すなわち、DC/DCコンバータ91Y〜91Kは、スイッチング動作により昇圧を行っており、電力損失が少なく回路の温度上昇も抑えることができるとともに、昇圧後の電圧値は、後段のLD制御基板69Y〜69Kの特性として必要な駆動電圧Vcに応じて最適な値を設定することができる。
シリーズレギュレータ92Y〜92Kは、入力電圧から出力に必要な電圧部分だけを取り出して、それ以外の電圧部分は熱として捨てることで、DC/DCコンバータ91Y〜91Kから入力される昇圧電圧からLD制御基板69Y〜69Kの駆動電圧Vcの電圧値を超える電圧部分を切り捨てて、該駆動電圧Vcまで電圧を下げてLD制御基板69Y〜69Kに供給する。
また、DC/DCコンバータ91Y〜91Kは、スイッチング動作で昇圧を行っているため、スイッチング動作に伴うノイズ(スパイクノイズ)が発生してしまう恐れがあり、このスパイクノイズを後段の回路で除去するが、出力画像に影響しないスイッチング周波数のDC/DCコンバータ91Y〜91Kを用いる必要がある。ところが、電源安定化回路90は、後段にシリーズレギュレータ92Y〜92Kが配置されており、この後段のシリーズレギュレータ92Y〜92Kで昇圧電圧から駆動電圧Vcを超える電圧部分を切り捨てて、駆動電圧Vcに削減しているので、シリーズレギュレータ92Y〜92Kを適切に選定することで、スパイクノイズをも適切に除去することができる。
次に、本実施例の作用を説明する。本実施例のカラー画像形成装置1は、LDユニット64Y〜64Kを搭載するLD制御基板69Y〜69Kに供給される駆動電圧Vcの駆動電源によって該LDユニット64Y〜64KのLD73Y〜73KをDATA信号に基づいて点灯駆動するが、このLD制御基板69Y〜69Kに供給する該駆動電源の駆動電圧Vcを電源安定化回路90で安定させることで、LDユニット64Y〜64KのLD73Y〜73Kから出射するレーザ光の光量を安定させて、安定した画像品質の画像を形成する。
カラー画像形成装置1は、画像形成を開始する場合、まず、ポリゴンミラー61を回転駆動させるポリゴンモータを回転スタートさせてから、光書込ユニット33のLDユニット64Y〜64K内のLD73Y〜73Kの点灯を開始する。光書込ユニット33は、各色用のLDユニット64Y〜64KのLD73Y〜73Kから出射されたレーザ光を、コリメートレンズ65Y、65M、65C、65K及びイエロー(Y)とブラック(K)用の反射ミラー66Y、66Kを介して回転駆動されているポリゴンミラー61に入射し、ポリゴンミラー61で主走査方向に走査して、イエロー(Y)及びマゼンタ(M)用のfθレンズ62YMとシアン(C)及びブラック(K)用のfθレンズ62KC、そして、各色用の第1ミラー63Y〜63Kを介して、各色の感光体31Y〜31Kに照射して、感光体31Y〜31Kに静電潜像を形成する。
カラー画像形成装置1は、該静電潜像の形成された感光体31Y〜31Kに、現像部34Y〜34Kで、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の各色のトナーを付着させて、各色の2次元のトナー画像を形成し、搬送ベルト21と感光体31Y〜31Kとの間に、給紙部10から転写紙12が搬送されてくると、搬送ベルト21の背面に配設された転写部35Y〜35Kによって、転写電位を付与して、感光体31Y〜31K上のイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の各色のトナー画像を順次転写紙12に重ねて転写させる。カラー画像形成装置1は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の各色のトナー画像を順次重ね合わせて転写してカラー画像を形成した転写紙12を、静電的に搬送ベルト21に吸着させた状態で、搬送ベルト21によりさらに搬送させて、搬送ベルト21から分離して、定着部40に搬送し、定着部40で加熱・加圧して、カラーのトナー画像を転写紙12に定着させる。
カラー画像形成装置1は、上記画像形成動作において、光書込ユニット33のLD制御基板69Y〜69Kが、その搭載するLDユニット64Y〜64KのLD73Y〜73Kを書込制御基板80から入力される画像データから生成されたDATA信号に基づいて変調したレーザ光を出射している。そして、LD制御基板69Y〜69Kは、書込制御基板80の電源ライン80aを介して電源ユニット81から供給される直流の駆動電源によってLD73Y〜73Kを駆動制御しているが、この駆動電源は、該駆動電源の供給される電源ラインを共有する大容量メモリIC(高負荷IC)等の高負荷93の動作によって、その電圧が変動するため、LD73Y〜73Kの出射するレーザ光の光量に変動が生じる。
すなわち、LDユニット64Y〜64k及びLDドライバ70Y〜70Kを搭載するLD制御基板69Y〜69Kに供給される駆動電源の電圧は、カラー画像形成装置1の待機時には、図8に示すように、所定の駆動電圧Vcとして一定であるが、画像形成時には、図4に示したように、この駆動電源を大容量メモリIC(高負荷IC)等の高負荷93と共有すると、この高負荷93の動作によって、図9に示すように、駆動電圧Vcよりも低下したり、駆動電圧Vc近くに戻ったりと、周期的に変動する。
この駆動電源の電圧が変動すると、LDユニット64Y〜64KのLD73Y〜73Kに流れる電流量が変化し、LD73Y〜73Kの光量が電源電圧の変動とともに変化する。一般に、LD光量と画像の濃度は線形関係にあるため、LDユニット64Y〜64Kに供給される駆動電源の電圧変動は、出力画像に、図10に示すようなバンディングと呼ばれる濃度のムラを発生させる要因となる。この駆動電源の電圧変動の振幅の大きさ(図9のA)は、出力画像のバンディングの濃度(コントラスト)に影響を与え、駆動電源の電圧変動の周期(図9のB)は、出力画像のバンディングの周期(図10のb)に影響を与える。
このようなバンディングを抑制するためには、LD制御基板69Y〜69K上のLD73Y〜73K及びLDドライバ70Y〜70Kに供給される電源の変動を、出力画像に影響が現れない程度まで低減することが必要である。すなわち、図11に示すように、LD制御基板69Y〜69Kに供給される駆動電源の変動幅VbとLD73Y〜73Kの光量Paとの関係は、ほぼ線形関係にあるので、例えば、電源変動幅Vbを半分にすると、出力画像への影響度も半分になる。
すなわち、LD制御基板69Y〜69Kの電源変動を、LD73Y〜73Kの光量変動が画像に影響しない光量変動範囲に対応する電源変動範囲に収めることで、出力画像の乱れを抑制することができる。
そこで、本実施例のカラー画像形成装置1は、LD制御基板69Y〜69Kに供給される駆動電源の電圧を電源安定化回路90によって安定化させることで、出力画像の乱れを抑制している。
すなわち、カラー画像形成装置1は、図7に示したように、そのLD制御基板69Y〜69Kに電源安定化回路90が搭載されており、電源安定化回路90は、各LD制御基板69Y〜69Kに搭載されているDC/DCコンバータ91Y〜91Kからなる昇圧部91と、各LD制御基板69Y〜69Kに搭載されているシリーズレギュレータ92Y〜92Kからなる電圧削減部92とを備えている。
図12(a)に示すように、書込制御基板80の電源ライン80aを介して電源ユニット81から供給される駆動電源の駆動電圧Vcは、高負荷93等の影響によって所定の周波数で変動しており、各DC/DCコンバータ91Y〜91Kは、この電源ユニット81から供給される駆動電源の駆動電圧Vcを、図12(b)に示すように、DC/DC処理して該駆動電圧Vcよりも所定電圧だけ高い昇圧電圧まで昇圧して対応するシリーズレギュレータ92Y〜92Kに出力する。
シリーズレギュレータ92Y〜92Kは、図12(c)に示すように、DC/DCコンバータ91Y〜91Kから入力される昇圧電圧からLD制御基板69Y〜69Kの駆動電圧Vcの電圧値を超える電圧部分を切り捨て(削ぎ落とし)て、該駆動電圧値Vcまで電圧を下げて、LD制御基板69Y〜69Kに供給する。
このように、本実施例のカラー画像形成装置1は、電源ユニット81からLD制御基板69Y〜69Kに供給される駆動電源の駆動電圧Vcを一旦所定の昇圧電圧に昇圧し、その昇圧した昇圧電圧のうちLD制御基板69Y〜69Kの駆動電圧Vc以上の電圧をカットして、変動部分を除去して安定化した状態の駆動電圧Vcの駆動電源をLD制御基板69Y〜69Kに供給している。
したがって、LD制御基板69Y〜69Kに入力される電源電圧の変動分を除去した安定した電源電圧VcをLD制御基板69Y〜69Kに供給することができ、昇圧前の電圧を、電圧変動の要因となる他の高負荷IC等の高負荷93と意図的に共有させても、その影響を受けることを防止することができる。その結果、LD73Y〜73Kから出射されるレーザ光の光量を安定化させることができ、出力画像のバンディング等の濃度ムラ(出力画像の乱れ)を抑制して、画像品質を向上させることができる。
また、一般的に、カラーレーザプリンタ等のカラー画像形成装置においては、図13(a)に示すような待機時(LD消灯時)に駆動電圧Vcの駆動電源がLD制御基板に供給されるが、画像形成時(LD点灯時)には、図13(b)に示すように、LD制御基板に供給される電源電圧が、駆動電圧Vcよりも200mV程度低下して、LD制御基板の初期化動作に異常が発生することがあった。
ところが、本実施例のカラー画像形成装置1においては、上述のように、LD制御基板69Y〜69Kに供給される駆動電源の電圧を、電源安定化回路90のDC/DCコンバータ91Y〜91Kで昇圧した後、シリーズレギュレータ92Y〜92Kで駆動電圧Vcに電圧設定して安定化しているので、電源電圧の低下を防ぐことができ、初期化動作を安定して実施することができる。
さらに、本実施例のカラー画像形成装置1は、電源安定化回路90のシリーズレギュレータ92Y〜92Kの前でLD制御基板69Y〜69Kの電源に予期しない高電圧が発生しても、シリーズレギュレータ92Y〜92Kで抑えることができ、LD73Y〜73Kの異常発光等の動作異常を防止して、安全性を向上させることができる。
また、本実施例のカラー画像形成装置1は、電源安定化回路90の昇圧部91として、DC/DCコンバータ91Y〜91Kを用い、電圧削減部92として、シリーズレギュレータ92Y〜92Kを用いているため、リップルやノイズが少なく、安定した駆動電圧Vcの駆動電源をLD制御基板69Y〜69Kに供給して、安定して高品質の画像を形成することができる。
すなわち、シリーズレギュレータ92Y〜92Kは、負荷に直列に電圧制御素子が接続された連続電流の定電圧直流電源回路であり、その入力電圧と出力電圧は、図14に示すように、設定された出力電圧V1(本実施例では、駆動電圧Vc)となるまでは、入力電圧の増加に伴って、出力電圧も増加するが、出力電圧が設定出力電圧V1になると、入力電圧が増加しても、出力電圧は、設定出力電圧V1のまま、すなわち、必要な電圧だけを取り出して、それ以外の電圧を熱として捨ててしまう特性を有している。すなわち、電源ユニット81から供給される電源を昇圧電圧に昇圧するDC/DCコンバータ91Y〜91とLD制御基板69Y〜69Kの電源との間に、シリーズレギュレータ92Y〜92Kを挿入しているので、使用するLD制御基板69Y〜69Kの駆動電圧Vc以上の電圧を熱として消費し、狙いとするLD制御基板69Y〜69Kの駆動電圧Vcを安定して出力することができる。
さらに、シリーズレギュレータ92Y〜92Kは、「リプルやノイズが少ない」「安定性が高い」などの特長を有し、安定した電圧を出力することができ、スイッチングレギュレータと比較すると、効率は悪いが、出力電圧の安定度は高く、比較的小さな設置面積で搭載することができる。
また、各色用のDC/DCコンバータ91Y〜91Kとシリーズレギュレータ92Y〜92Kを有する電源安定化回路90をLD制御基板69Y〜69Kに搭載しているため、各色のLD制御基板69Y〜69Kの負荷を分散することができ、他のLD制御基板69Y〜69Kの影響を受けることを抑制することができるとともに、伝送上のノイズの影響を受けにくく、より安定な電源電圧を供給することができ、さらに、書込制御基板80とLD制御基板69Y〜69Kを繋ぐハーネスに変更を必要としないため、従来と同等の調整治具等を使用することができる。
また、本実施例のカラー画像形成装置1は、電源安定化回路90の昇圧部91として、DC/DCコンバータ91Y〜91Kを使用しており、DC/DCコンバータ91Y〜91Kは、スイッチング動作で昇圧を行っているため、スイッチング動作に伴うノイズ(スパイクノイズ)が発生してしまう恐れがあり、このスパイクノイズを後段の回路で除去するが、出力画像に影響しないスイッチング周波数のDC/DCコンバータ91Y〜91Kを用いる必要がある。ところが、電源安定化回路90は、後段にシリーズレギュレータ92Y〜92Kが配置されており、この後段のシリーズレギュレータ92Y〜92Kで昇圧電圧から駆動電圧Vcを超える電圧部分を切り捨てて、駆動電圧Vcに削減しているので、シリーズレギュレータ92Y〜92Kを適切に選定することで、スパイクノイズを適切に除去することができる。
そして、本実施例のカラー画像形成装置1は、電源安定化回路90の機能のオン/オフを選択する選択回路110、110を備えている。
したがって、カラー画像形成装置1の電源ユニット81がLD制御基板69Y〜69Kに供給する駆動電源の電圧安定性や利用状況等に応じて、選択回路110、110によって電源安定化回路90の機能をオンまたはオフに設定することができ、利用性を向上させることができる。
そして、選択回路として、図5に示したジャンパスイッチ111〜113を用いた選択回路110を用いると、ジャンパスイッチ111にジャンパプラグを挿入するか、ジャンパスイッチ112とジャンパスイッチ113にジャンパプラグを挿入するかによって、電源安定化回路90の機能のオン/オフを簡単に選択することができる。
また、選択回路として、図6に示したスイッチングIC121〜123及びCPU124を用いた選択回路120を用いると、例えば、CPU124によりLD制御基板69Y〜69Kの駆動電圧Vcを監視して、予め設定した許容電圧以上の電圧変動が発生すると、スイッチングIC121をオフにして、スイッチングIC122、123をオンにすることで、電源安定化回路90の機能をオンにして、電源の安定化を行うことができる。
また、本実施例のカラー画像形成装置1は、電源安定化回路90を各色のLD制御基板69Y〜69K上に搭載している。
したがって、電源安定化回路90で安定させた駆動電圧Vcの電源をLD制御基板69Y〜69Kの駆動電源として直接供給することができ、より一層安定したノイズのない駆動電源をLD制御基板69Y〜69Kに供給することができる。その結果、より一層レーザ光の光量を安定させ、画像品質を向上させることができる。
なお、上記説明においては、電源安定化回路90がLD制御基板69Y〜69Kに搭載されている場合について説明したが、電源安定化回路90は、LD制御基板69Y〜69Kに搭載されているものに限るものではなく、例えば、図15に示すように、書込制御基板80上に搭載されていてもよい。
この場合、書込制御基板80の電源ユニット81からの電源をLD制御基板69Y〜69Kに供給する各電源ラインに、電源安定化回路90のDC/DCコンバータ91Y〜91Kとシリーズレギュレータ92Y〜92Kをそれぞれ挿入する。
このようにすると、書込制御基板80のみを変更するだけで、電源安定回路90を備えたカラー画像形成装置1を実現することができ、また、各色用のDC/DCコンバータ91Y〜91Kとシリーズレギュレータ92Y〜92Kを有する電源安定化回路90を搭載しているため、各色のLD制御基板69Y〜69Kの負荷を分散することができ、他のLD制御基板69Y〜69Kの影響を受けることを抑制することができる。
また、上記説明においては、電源安定化回路90が、各色用のDC/DCコンバータ91Y〜91Kとシリーズレギュレータ92Y〜92Kを有している場合について説明したが、電源安定化回路としては、上記構成のものに限るものではなく、例えば、図16及び図17に示すように、1つのDC/DCコンバータ96と各色用のシリーズレギュレータ92Y〜92Kを有した電源安定化回路95であってもよい。また、この場合、電源安定化回路95のDC/DCコンバータ96とシリーズレギュレータ92Y〜92Kが、図16に示すように、書込制御基板80上に搭載されていてもよいし、図17に示すように、DC/DCコンバータ96のみが書込制御基板80上に搭載され、各色用のシリーズレギュレータ92Y〜92KがそれぞれのLD制御基板69Y〜69Kに搭載されていてもよい。
そして、図16の場合、電源安定化回路95のDC/DCコンバータ96と各色用のシリーズレギュレータ92Y〜92Kを書込制御基板80に搭載しているので、書込制御基板80のみを変更するだけで、電源安定回路95を備えたカラー画像形成装置1を実現することができ、また、DC/DCコンバータ96を1個のみしか使用していないため、安価にLD制御基板69Y〜69Kの駆動電源の安定したカラー画像形成装置1を提供することができる。
また、図17の場合、電源安定化回路95のDC/DCコンバータ96を書込制御基板80に搭載し、各色用のシリーズレギュレータ92Y〜92Kを対応するLD制御基板69Y〜69Kに搭載しているので、伝送上のノイズの影響を受けにくく、より安定な電源電圧を供給することができるとともに、DC/DCコンバータ96を1個のみしか使用していないため、安価にLD制御基板69Y〜69Kの駆動電源の安定したカラー画像形成装置1を提供することができる。
さらに、電源安定化回路としては、上記構成のものに限るものではなく、例えば、図18に示すように、書込制御基板80上に搭載した1つのDC/DCコンバータ98と1つのシリーズレギュレータ99を有した電源安定化回路97であってもよい。この場合、書込制御基板80の電源ユニット81からの電源をLD制御基板69Y〜69Kに供給する電源ラインに、電源安定化回路97の1つのDC/DCコンバータ98と1つのシリーズレギュレータ99を挿入し、電源ユニット81から供給される電源電圧をDC/DCコンバータ98で昇圧して、シリーズレギュレータ99で、該昇圧電圧からLD制御基板69Y〜69Kの駆動電圧Vcよりも高い部分を切り取って、各LD制御基板69Y〜69Kに供給する。
このようにすると、DC/DCコンバータ98及びシリーズレギュレータ99をそれぞれ1個ずつしか使用していないため、部品点数が少なく追加作業の工数も少なく、より一層安価なものとすることができるとともに、より一層設置スペースを削減することができる。
なお、上記説明においては、電圧削減部92として、シリーズレギュレータ92Y〜92Kを用いているが、一旦昇圧した昇圧電圧からLD制御基板69Y〜69Kの駆動電圧Vc以上の電圧を削ぎ落とす電圧削減部としては、シリーズレギュレータ92Y〜92Kに限るものではなく、例えば、スイッチングレギュレータを用いることができる。
スイッチングレギュレータは、数十kHz〜数百kHzでオン/オフを繰り返すスイッチを用い、オンの時間とオフの時間の比率を変化させることで、出力する電圧を調節して、昇圧部91で昇圧した昇圧から狙いとするLD制御基板69Y〜69Kの駆動電圧Vcを出力することができる。このスイッチングレギュレータは、スイッチングで電圧変換を行っているため、電力損失は少ないが、スイッチングに伴うノイズが多く発生するため、LD制御基板69Y〜69Kの駆動電圧Vcを安定化させるには、スイッチングノイズが出力画像に影響しないことを確認する必要がある。
また、電圧削減部としては、シャントレギュレータを用いることができ、シャントレギュレータは、負荷と並列に制御素子が入っており、制御素子に流す電流値を変化させて、抵抗の電圧降下値を変化させることによって出力電圧を安定化させる。レギュレータは、無負荷時にも消費電力が大きく、効率が悪いが、負荷側からの電流流入に対する耐性を有している。
以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
本発明は、LDを点灯駆動してレーザ光を出射するレーザ出力装置、このレーザ出力装置を備えた光書込装置及びこの光書込装置を備えた画像形成装置に適用することができる。
本発明のレーザ出力装置、光書込装置及び画像形成装置の一実施例を適用したカラー画像形成装置の要部概略構成図。 図1の光書込ユニットの概略構成図。 図1のカラー画像形成装置の電源ユニット、書込制御基板及びLD制御基板の概略構成図。 図1のカラー画像形成装置のLD制御基板の駆動電源を安定化させる電源安定化回路の構成図。 図4の電源安定化回路の機能のオン/オフを選択するジャンパスイッチを用いた選択回路の接続図。 図4の電源安定化回路の機能のオン/オフを選択するスイッチングICを用いた選択回路の接続図。 図4の電源安定化回路の詳細な構成と該電源安定化回路を搭載するLD制御基板と書込制御基板の概略構成図。 待機時のLD制御基板への供給電源電圧を示す図。 画像形成時のLD制御基板への供給電源電圧を示す図。 図9の供給電源電圧によるバンディングの発生している画像の一例を示す図。 LD制御基板の駆動電圧の変動とLDの出力するレーザ光の光量変動の関係を示す図。 電源安定化回路の昇圧部に入力される電源電圧(図12(a))、昇圧部で昇圧した電源電圧(図12(b))及び電圧削減部で削減した電源電圧(図12(c))を示す図。 LD制御基板の待機時の駆動電圧(図13(a))と画像形成時の駆動電圧(図13(b))を示す図。 電圧削減部の入力電圧と出力電圧の関係を示す図。 図4の電源安定化回路の詳細な構成及び該電源安定化回路を搭載する書込制御基板とLD制御基板の概略構成図。 図4の電源安定化回路の他の詳細な構成及び該電源安定化回路を搭載するLD制御基板と書込制御基板の概略構成図。 図4の電源安定化回路の他の詳細な構成及び該電源安定化回路のDC/DCコンバータを搭載するLD制御基板とシリーズレギュレータを搭載する書込制御基板の概略構成図。 図4の電源安定化回路の他の詳細な構成及び該電源安定化回路を搭載する書込制御基板とLD制御基板の概略構成図。
符号の説明
1 カラー画像形成装置
10 給紙部
11 給紙カセット
12 転写紙
20 搬送ベルト機構部
21 搬送ベルト
22 駆動ローラ
23 従動ローラ
30Y、30M、30C、30K 画像形成部
31Y、31M、31C、31K 感光体
32Y、32M、32C、32K 帯電部
33 光書込ユニット
34Y、34M、34C、34K 現像部
35Y、35M、35C、35K 転写部
36Y、36M、36C、36K クリーニング部
40 定着部
41 定着ローラ
42 加圧ローラ
50 画像位置検知部
61 ポリゴンミラー
62YM、62KC fθレンズ
63M、63C、63Y、63K 第1ミラー
64Y、64M、64C、64K LDユニット
65Y、65M、65C、65K コリメートレンズ
66Y、66K 反射ミラー
67YM、67KC 同期検知センサ
68YM、68KC 同期反射ミラー
69Y、69M、69C、69K LD制御基板
70Y〜70K LDドライバ
71Y〜71K バリアブル抵抗
72Y〜72K コンデンサ
73Y〜73K LD
74Y〜74K PD
80 書込制御基板
80a 電源ライン
81 電源ユニット
90 電源安定化回路
91 昇圧部
91Y〜91K DC/DCコンバータ
92 電源削減部
92Y〜92K シリーズレギュレータ
93 高負荷
95 電源安定化回路
96 DC/DCコンバータ
97 電源安定化回路
98 DC/DCコンバータ
99 シリーズレギュレータ
100 レーザ出力部
110、120 選択回路
111〜113 ジャンパスイッチ
121〜123 スイッチングIC
124 CPU

Claims (10)

  1. レーザ素子と、供給される直流の所定の駆動電圧の駆動電源に基づいて該レーザ素子を駆動させるとともに画像データに応じて該レーザ素子の点灯・消灯を制御する駆動手段と、該駆動手段に該画像データを出力する書込制御手段と、該駆動手段への該駆動電源の駆動電圧を安定化させる電源安定化手段と、を備えているレーザ出力装置であって、前記電源安定化手段は、前記駆動手段に供給する前記駆動電源の電圧を前記駆動電圧を超える電圧に昇圧する昇圧手段と、該昇圧電圧の該駆動電圧を超える電圧をカットして該駆動電圧の駆動電源を前記駆動手段に供給する電圧設定手段と、を備えていることを特徴とするレーザ出力装置。
  2. 前記レーザ出力装置は、前記電源安定化手段の処理機能のオン/オフを選択する選択手段を備えていることを特徴とするレーザ出力装置。
  3. 前記レーザ出力装置は、前記電源電圧の変動量に基づいて前記選択手段の選択動作を制御する制御手段を備えていることを特徴とする請求項2記載のレーザ出力装置。
  4. 前記レーザ出力装置は、前記レーザ素子が、複数色用に複数設けられ、前記駆動手段が、該複数のレーザ素子の駆動用に複数設けられ、前記電源安定化手段が、該複数の駆動手段のそれぞれの駆動電源に対してそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のレーザ出力装置。
  5. 前記レーザ出力装置は、前記レーザ素子が、複数色用に複数設けられ、前記駆動手段が、該複数のレーザ素子の駆動用に複数設けられ、前記電源安定化手段は、前記昇圧手段が、1つのみ配設され、前記電圧設定手段が、該複数の駆動手段のそれぞれの駆動電源に対してそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のレーザ出力装置。
  6. 前記レーザ出力装置は、前記電源安定化手段が、前記駆動手段に配設されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のレーザ出力装置。
  7. 前記レーザ出力装置は、前記電源安定化手段が、前記書込制御手段に配設されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載のレーザ出力装置。
  8. 前記電源安定化手段は、前記昇圧手段が、前記書込制御手段に配設されており、前記電圧設定手段が、前記駆動手段に配設されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載のレーザ出力装置。
  9. 画像データに応じて変調されたレーザ光を出力するレーザ出力部を有し、該レーザ出力部から出力されたレーザ光を、一様に帯電された感光体に走査して、該感光体に静電潜像を形成する光書込装置において、前記レーザ出力部として、請求項1から請求項8のいずれかに記載のレーザ出力装置を備えていることを特徴とする光書込装置。
  10. 画像データに応じて変調されたレーザ光を出力するレーザ出力部を有し、該レーザ出力部から出力されたレーザ光を、一様に帯電された感光体に走査して、該感光体に静電潜像を形成する光書込装置によって形成された感光体上の静電潜像を現像剤で現像して現像剤像を形成し、給紙部からの用紙に該感光体上の現像剤像を転写して画像形成する画像形成装置において、前記光書込装置のレーザ出力部として、請求項1から請求項8のいずれかに記載のレーザ出力装置を備えていることを特徴とする画像形成装置。
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