JP2008157398A - 変速機の筐体構造及びその筐体構造を備えた変速機 - Google Patents

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Abstract

【課題】自動変速機の大型を招くことなしに、その筐体の剛性の大幅な向上を図ることができる変速機の筐体構造及びその筐体構造を備えた変速機を提供する。
【解決手段】FF車両のトランスアクスルにおけるカウンタシャフト3をトランスアクスルハウジング31及びトランスアクスルケース32によって回転自在に支持する。カウンタシャフト3の軸心に貫通孔3aを形成する。トランスアクスルケース32にロッド挿入孔31dを、トランスアクスルハウジング31に雌ネジ31cをそれぞれ形成する。ロッド挿入孔31d、カウンタシャフト3の貫通孔3a、雌ネジ31cに亘って連結用ロッド40を挿通し、この連結用ロッド40前端の雄ネジ40aを雌ネジ31cにねじ込むことでトランスアクスルハウジング31とトランスアクスルケース32とを一体的に連結する。
【選択図】図5

Description

本発明は、例えば自動車等に搭載される自動変速機に代表される変速機の筐体構造及びその筐体構造を備えた変速機に係る。特に、本発明は、筐体の剛性向上を図るための対策に関する。
従来より、自動車等に搭載される自動変速機は、筐体の内部に、複数のギヤやクラッチ機構やブレーキ機構等で構成される自動変速機構が収容された構造となっている。例えば下記の特許文献1や特許文献2に開示されているように、FF(フロントエンジン・フロントドライブ)車両用の自動変速機にあっては、トランスアクスルハウジング、トランスアクスルケース、リヤカバーが一体的に組み付けられて自動変速機の筐体が構成され、この筐体の内部空間に上記自動変速機構が収容されている。
より詳しくは、上記トランスアクスルハウジングはトルクコンバータの外周囲を囲む筒状体であって、エンジン側の外縁部にフランジが形成されており、このフランジがエンジンに対してボルトにより締結されている。上記トランスアクスルケースは、エンジン駆動力を受ける入力軸の回転数を減速してドライブシャフトに伝達するための複数のプラネタリギヤ機構等を収容する筒状体である。そして、このトランスアクスルケースと上記トランスアクスルハウジングとの合わせ面部分にもフランジがそれぞれ形成されており、これらフランジ同士がボルトにより締結されてトランスアクスルケースとトランスアクスルハウジングとが一体的に組み付けられている。また、上記リヤカバーは、トランスアクスルケースの開口部分(上記トランスアクスルハウジングの組み付け側とは反対側の開口部分)を閉鎖するようにトランスアクスルケースの外縁部にボルトにより締結されている。
尚、上記トランスアクスルハウジング、トランスアクスルケース、リヤカバーの材質としては、自動変速機の軽量化を図るべくアルミニウムが使用されているのが一般的である。尚、自動変速機の筐体構造としては上述したものに限らず種々の構成がある。
特開平5−272604号公報 特開2000−193050号公報
ところで、上述したような自動変速機では、動力伝達のための各シャフト(例えばカウンタシャフト等)がベアリングを介して筐体に回転自在に支持されている。
このため、シャフトの支持剛性を高く確保しようとすると、筐体としても高い剛性が得られている必要がある。つまり、筐体の剛性が十分に得られていない場合には、トルク変動などの影響によって筐体に撓みや捩れが発生し、それに伴ってベアリングによるシャフトの支持状態を安定的に得ることができなくなる。その結果、各シャフトに備えられているギヤ同士の噛み合い状態が不安定になって騒音(所謂ギヤノイズ)が発生してしまう虞がある。
また、自動変速機の筐体を構成している上記トランスアクスルハウジング、トランスアクスルケース、リヤカバーは、外周縁部に形成されているフランジ同士で互いに締結されているのみであるので、上記筐体に発生する撓みや捩れに対する十分な剛性を得ることが難しかった。そのため、例えばトランスアクスルハウジングとトランスアクスルケースとの合わせ面の密着度が低下(所謂合わせ面に開きが発生)するような状況では、自動変速機内部のオイル(ATF)が漏れ出してしまうといった懸念もあった。
例えば、上記特許文献2のものでは、カウンタシャフトの一端側がトランスアクスルハウジングに、他端側がトランスアクスルケースにそれぞれベアリングを介して回転自在に支持されている。このため、トランスアクスルケース及びトランスアクスルハウジングの両方に十分な剛性が確保されていなければ、カウンタシャフトの支持状態が不安定であることに伴う上記ギヤノイズの発生や、トランスアクスルケースとトランスアクスルハウジングとの合わせ面部分からのオイル漏れが懸念される状況となる。
上記不具合を解消する対策として、上記トランスアクスルハウジング、トランスアクスルケース、リヤカバーの肉厚を増大させたり、または、これら各部材の外面に形成している剛性確保のためのリブ(外面に形成する突起)の数を増加させたり、更には、フランジ同士を締結しているボルトの数を増加(締結箇所を増加)させたりすることで筐体全体としての剛性を高めることは可能になる。
しかしながら、これらの手法は、何れも、筐体の外縁部分で対策を講じているに過ぎない。つまり、上記シャフトの支持位置や上記筐体の捩れの中心位置等から離れた箇所での対策に過ぎないため、このシャフトの支持剛性の向上や、筐体に発生する撓みや捩れに対する剛性向上の効果は僅かであり、筐体の大型化に伴う周辺機器との干渉、変速機全体としての重量増大、コストアップといった犠牲を払う手法であるにも拘わらず、その効果(剛性向上の効果)としては十分に得ることができない。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、自動変速機の大型を招くことなしに、その筐体の剛性を大幅に向上することができる変速機の筐体構造及びその筐体構造を備えた変速機を提供することにある。
−課題の解決原理−
上記の目的を達成するために講じられた本発明の解決原理は、変速機の筐体を構成するケーシング部材のうち互いに対向するケーシング部材同士を連結用ロッドで連結するようにし、この連結用ロッドの配設位置として、変速機構を構成する中空回転軸の内部空間を利用する構成としている。これにより、連結用ロッドの配設空間を確保するために筐体を大型にするといったことなしに、筐体の内側部分においてケーシング部材同士を連結でき、筐体の剛性を効果的に高めることができる。
−解決手段−
具体的に、本発明は、複数のケーシング部材の外縁部同士が互いに締結されて内部に変速機構を収容する空間が形成された変速機の筐体構造を前提とする。この筐体構造に対し、上記変速機構に、複数のケーシング部材のうちの一つのケーシング部材に備えられた軸受け部及び他のケーシング部材に備えられた軸受け部によって回転自在に支持された回転軸を備えさせる。そして、この回転軸を、その軸心方向の一端から他端に亘る貫通孔を有する中空構造で成すと共に、上記軸受け部によって回転軸を回転自在に支持している上記一対のケーシング部材のうち少なくとも一方に、上記回転軸の貫通孔に対向してロッド挿入孔を形成し、このロッド挿入孔から回転軸の貫通孔に連結用ロッドを挿通して、この連結用ロッドによって上記一対のケーシング部材同士を互いに連結した構成としている。
この特定事項により、回転軸の貫通孔に挿入されている連結用ロッドは、軸受け部によって回転軸を回転自在に支持している一対のケーシング部材同士に跨って配設され、これらケーシング部材同士を連結している。上記回転軸は筐体の内部空間に収容されているため、上記連結用ロッドも筐体の内部に配設されることになり、筐体の内側領域(外縁部分ではない領域)においてケーシング部材同士を連結することができる。これにより、筐体に高い剛性を得ることができ、回転軸の支持剛性の向上及びケーシング部材同士の間からのオイル漏れの防止を図ることができる。また、上記連結用ロッドは回転軸の内部空間(貫通孔)を利用して配設されているため、筐体を大型にするといったことなしに、この連結用ロッドによるケーシング部材同士の連結構造を実現することができる。
尚、本発明でいう「変速機の筐体」とは、上記変速機構のみを収容する筐体に限らず、この変速機構に連結される機器(トルクコンバータやディファレンシャル装置等)をも収容する筐体(所謂トランスアクスルを収容する筐体)をも含む概念である。
また、上記目的を達成するための他の解決手段としては以下の構成も挙げられる。先ず、互いに対向する筐体壁面同士の間に跨るように配設された回転軸を備えた変速機構を有する変速機の筐体構造を前提とする。この筐体構造に対し、上記回転軸を、その軸心方向の一端から他端に亘る貫通孔を有する中空構造で成すと共に、上記互いに対向する筐体壁面のうち少なくとも一方に、上記回転軸の貫通孔に対向してロッド挿入孔を形成し、このロッド挿入孔から回転軸の貫通孔に連結用ロッドを挿通して、この連結用ロッドによって上記互いに対向する筐体壁面同士を互いに連結した構成としている。
この特定事項によっても、回転軸の貫通孔に挿入されている連結用ロッドは、互いに対向する筐体壁面同士に跨って配設され、これら筐体壁面同士を連結している。このため、筐体の内側領域において筐体壁面同士を連結することができ、回転軸の支持剛性の向上及び上記オイル漏れの防止を図ることができる。また、上記連結用ロッドを配設するために筐体を大型にせねばならないといったこともない。
上記連結用ロッドによる連結構造のより具体的な構成としては以下のものが挙げられる。先ず、変速機をトルクコンバータ及び複数の遊星歯車機構を備えた自動変速機で成す。そして、上記トルクコンバータの外周囲を囲む変速機ハウジングと、上記複数の遊星歯車機構の外周囲を囲む変速機ケースとを備えさせ、貫通孔を有する中空構造で成るカウンタシャフトの一端を変速機ハウジングに、他端を変速機ケースにそれぞれ回転自在に支持し、上記カウンタシャフトの貫通孔に連結用ロッドを挿通して変速機ハウジングと変速機ケースとを互いに連結させた構成としている。
これにより、自動変速機の筐体の主要構成部品である変速機ハウジングと変速機ケースとがカウンタシャフトの配設箇所において連結されることになる。つまり、これまで、変速機ハウジングと変速機ケースとは外縁部分に形成されたフランジ同士をボルトにより締結するにすぎなかったが、本解決手段により、外縁部分以外の領域で両者が連結可能になったことで筐体に発生する撓みや捩れに対する剛性を大幅に高めることができる。このため、カウンタシャフトの支持剛性が向上でき、また、変速機ハウジングと変速機ケースとの合わせ面部分からのオイル漏れを確実に防止できる。
また、連結用ロッドにより上記変速機ケースと変速機ハウジングとを連結するためのより具体的な構成としては以下のものが挙げられる。先ず、上記ロッド挿入孔を変速機ケースに形成する一方、上記変速機ハウジングにおけるカウンタシャフトの貫通孔に対向する部分に有底の雌ネジを形成する。そして、連結用ロッドを、その先端部に雄ネジが、基端部にフランジがそれぞれ形成された構成とする。この連結用ロッドを、上記先端部側からロッド挿入孔、カウンタシャフトの貫通孔に亘って挿通し、この先端部の雄ネジを変速機ハウジングの雌ネジにねじ込むと共に、基端部のフランジを変速機ケースのロッド挿入孔の周縁部に当接させて、変速機ハウジングと変速機ケースとを互いに連結させている。
この構成により、連結用ロッドの先端部の雄ネジを変速機ハウジングの雌ネジにねじ込んでいくと、連結用ロッドのフランジが変速機ケースのロッド挿入孔の周縁部に押圧されていくことになる。つまり、この連結用ロッドのねじ込み作業に伴って変速機ケースと変速機ハウジングとをロッド軸線方向に押し当てた状態でこの両者を連結することができ、比較的簡単な作業で、筐体に高い剛性を得ることができる。
尚、上記各解決手段に係る変速機の筐体構造を備えた変速機も本発明の技術的思想の範疇である。つまり、上記一対のケーシング部材同士が連結用ロッドによって互いに連結された筐体を備えた変速機や、上記互いに対向する筐体壁面同士が連結用ロッドによって互いに連結された筐体を備えた変速機である。
本発明では、変速機の筐体を構成するケーシング部材のうち互いに対向するケーシング部材同士を連結用ロッドで連結するようにし、この連結用ロッドの配設位置として、変速機構を構成する中空回転軸の内部空間を利用する構成としている。これにより、連結用ロッドの配設空間を確保するために筐体を大型にするといったことなしに、筐体の内側部分においてケーシング部材同士を連結できて、筐体の剛性を高めることができる。その結果、回転軸の支持剛性を高めることができてギヤノイズの低減を図ることができ、また、ケーシング部材同士の合わせ面部分からのオイル漏れも効果的に阻止することが可能になる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。本実施形態は、前進5速段、後進1速段の自動変速機に本発明を適用した場合について説明する。また、以下の実施形態では、FF(フロントエンジン・フロントドライブ)車両に搭載された自動変速機について説明する。
−第1実施形態−
(トランスアクスルの全体構成)
先ず、本実施形態に係るトランスアクスルの全体構成について説明する。
図1は、本実施形態に係るトランスアクスルのスケルトン図である。この図1に示すように、トランスアクスルは、エンジン出力軸15と同軸上に配置された入力軸1、トルクコンバータ16、主変速機構部2、上記入力軸1に平行に配設されたカウンタシャフト3に備えられたアンダードライブ(U/D)タイプの副変速機構部5、左右車軸21l,21rに動力伝達するディファレンシャル装置20を備えており、これらが、後述するトランスアクスルハウジング31、トランスアクスルケース32及びリヤカバー33から成る一体ケース(トランスアクスルケーシング)30に収納されている。
上記トルクコンバータ16は、エンジン出力軸15に連結されているポンプインペラ26、主変速機構部2の入力軸1に連結されているタービンランナ27、ステータ28、並びにロックアップクラッチ29を備えており、エンジン出力軸15の回転を、油流を介して又はロックアップクラッチ29による機械的結合により入力軸1に伝達する構成となっている。
上記主変速機構部2は、2組のシングルピニオンタイプのプラネタリギヤ6,7を備えている。これらプラネタリギヤ6,7は、キャリヤCR1とリングギヤR2、キャリヤCR2とリングギヤR1とがそれぞれ結合されて成る所謂CR−CR結合タイプのギヤユニット9で構成されている。上記入力軸1が第1のクラッチC1を介して一方のプラネタリギヤ6のサンギヤS1に連結されている。また、上記他方のプラネタリギヤ7のリングギヤR2と一方のキャリヤCR1が、主変速機構部2の出力部となるカウンタドライブギヤ10に連結されている。
更に、上記入力軸1は、第2のクラッチC2を介して、一方のリングギヤR1と一体の他方のキャリヤCR2に連結されていると共に、第3のクラッチC3を介して他方のサンギヤS2に連結されている。そして、上記一体のリングギヤR1及びキャリヤCR2が、第2のブレーキB2又は第1のワンウェイクラッチF1にてトランスアクスルケース32に係止可能となっており、また他方のサンギヤS2が第1のブレーキB1にてトランスアクスルケース32に係止可能となっている。
一方、アンダードライブ(U/D)用副変速機構部5は、1組のシングルピニオン型のプラネタリギヤ11を有しており、リングギヤR3がこの副変速機構部5の入力部材となるカウンタドリブンギヤ12に連結している。また、サンギヤS3が第3のブレーキB0又は第2のワンウェイクラッチF0によりトランスアクスルケース32に係止可能となっていると共に、キャリヤCR3と第4のクラッチC0を介して接離自在となっている。そして、このキャリヤCR3が、副変速機構部5の出力軸となる上記カウンタシャフト3に連結しており、このカウンタシャフト3は、ギヤ17,19及びディファレンシャル装置20を介して左右の車軸21l,21rに連結されている。
上記自動変速機は、図2に示す作動表に基づく各クラッチC1,C2,C3,C0の接続又は解放、並びに各ブレーキB1,B2,B0及びワンウェイクラッチF1,F0の係止又は解放により、前進5速(1ST,2ND,3RD,4TH,5TH)及び後進(REV)を得ることができる。
尚、図2の作動表において、「○」はクラッチ、ブレーキ又はワンウェイクラッチが係合状態にあることを示し、また「(○)」は、エンジンブレーキが作動する状態のみで上記クラッチ、ブレーキが係合状態にあることを示し、空白部分はクラッチ、ブレーキ等が解放状態にあることを示す。
具体的には、1速から4速においては、副変速機構部5は、第2のワンウェイクラッチF0及び第3のブレーキB0が係合状態にあって、リングギヤR3からの入力回転がサンギヤS3の停止に基づき減速回転してキャリヤCR3から出力する、アンダードライブ状態にあり、主変速機構部2における各クラッチC1,C2及びブレーキB1,B2、ワンウェイクラッチF1の係合・解放に基づく動力伝達経路の切り換えにより、1速〜4速が達成される。そして、上記主変速機構部2が4速状態にあって、副変速機構部5が、第4のクラッチC0を係合することにより第2のワンウェイクラッチF0が空転しつつプラネタリギヤ11が一体回転して、5速が得られる。
(トランスアクスルの筐体構造)
上記入力軸1、トルクコンバータ16、主変速機構部2、カウンタシャフト3、副変速機構部5、ディファレンシャル装置20を収容するトランスアクスルの筐体であるトランスアクスルケーシング30の構造について以下に説明する。
図3は、トランスアクスルケーシング30の断面図であって、副変速機構部5のカウンタシャフト3及びその軸受け構造を示し、トルクコンバータ16、主変速機構部2及びディファレンシャル装置20を省略している。また、図4はトランスアクスルケーシング30の分解斜視図である。
トランスアクスルケーシング30は、トランスアクスルハウジング31、トランスアクスルケース32及びリヤカバー33を備え、これらが一体的にボルト止めされた構成となっている。
具体的に、上記トランスアクスルハウジング31はトルクコンバータ16(図1参照)の外周囲を囲むと共に、副変速機構部5及びディファレンシャル装置20におけるエンジン側(図3における右側)を覆う形状に形成されている。そして、このトランスアクスルハウジング31におけるエンジン側(図中右側)の外縁部にはエンジン側フランジ31aが、トランスアクスルケース32側(図中左側)の外縁部にはケース側フランジ31bがそれぞれ形成されている。上記エンジン側フランジ31aは、エンジンに対して複数本のボルト(図示省略)により締結されている。
上記トランスアクスルケース32は、上記主変速機構部2の外周囲を囲むと共に、副変速機構部5及びディファレンシャル装置20における反エンジン側(図3における左側)を覆う形状に形成されている。また、このトランスアクスルケース32におけるトランスアクスルハウジング31側(図中右側)の外縁部にはハウジング側フランジ32aが、トランスアクスルハウジング31側とは反対側(図中左側)の外縁部にはカバー側フランジ32bがそれぞれ形成されている。そして、このトランスアクスルケース32のハウジング側フランジ32aと上記トランスアクスルハウジング31のケース側フランジ31bとは複数本のボルトBにより互いに締結されている。このようにしてトランスアクスルケース32とトランスアクスルハウジング31とが一体化されることで、上記副変速機構部5及びディファレンシャル装置20の外周側が覆われ、これらがトランスアクスルケーシング30内に収容された状態となっている。
上記リヤカバー33は、トランスアクスルケース32において上記トランスアクスルハウジング31側とは反対側の開口部分を閉鎖する部材であって、外縁部にフランジ33aが形成され、このフランジ33aがトランスアクスルケース32のカバー側フランジ32bに複数本のボルトBにより締結されている。
尚、上記トランスアクスルハウジング31、トランスアクスルケース32、リヤカバー33は、共にアルミニウム製であって、自動変速機の軽量化を図っている。また、図4における符号34はオイルパンである。
次に、本実施形態の特徴部分である、上記カウンタシャフト3を利用したトランスアクスルハウジング31とトランスアクスルケース32との連結構造について説明する。
図5にカウンタシャフト3の配設箇所を拡大して示すように、このカウンタシャフト3は、内部に貫通孔3aを有する中空構造で成っている。この貫通孔3aは、カウンタシャフト3と同軸上に形成され、カウンタシャフト3の一端から他端に亘って貫通された比較的大径の開口である。例えばこの貫通孔3aの内径寸法は、カウンタシャフト3において最も小径となっている部分の外径寸法に対して約50%程度の大きさに設定されている。この値はこれに限るものではない。
また、カウンタシャフト3は、一端がトランスアクスルハウジング31にベアリング(ラジアルベアリング)B1を介して回転自在に支持されている一方、他端がトランスアクスルケース32にベアリングB2(同じくラジアルベアリング)を介して回転自在に支持されている。つまり、このカウンタシャフト3は、トランスアクスルハウジング31とトランスアクスルケース32との間に跨るように配設され、これらによって回転自在に支持されている。
上記トランスアクスルケース32における上記カウンタシャフト3の貫通孔3aに対向する位置には、トランスアクスルケース32の壁面に対して直交する方向に貫通する円形のロッド挿入孔32cが形成されている。つまり、このロッド挿入孔32cがカウンタシャフト3の貫通孔3aに連通するように形成されている。
一方、トランスアクスルハウジング31における上記カウンタシャフト3の貫通孔3aに対向する位置には、有底の雌ネジ31cが形成されている。つまり、この雌ネジ31cがカウンタシャフト3の貫通孔3aに連通するように形成されている。
上記トランスアクスルケース32に形成されたロッド挿入孔32cとトランスアクスルハウジング31に形成された雌ネジ31cとは、互いに対向する位置に形成されている。つまり、ロッド挿入孔32cの中心軸と雌ネジ31cの中心軸とが同一軸線上に設定されている。更に、本実施形態では、このロッド挿入孔32c及び雌ネジ31cの中心軸は、上記カウンタシャフト3の貫通孔3aの中心軸に対して偏心した位置に設定されている。より具体的には、ロッド挿入孔32c及び雌ネジ31cの中心軸は、カウンタシャフト3の貫通孔3aの中心軸よりも僅かに下側に偏心した位置に設定されている。
そして、本実施形態では、上記カウンタシャフト3の貫通孔3aに連結用ロッド40が挿通されることで、上記トランスアクスルハウジング31とトランスアクスルケース32とが連結されている。具体的に、上記連結用ロッド40は、金属製で中実の円柱状ロッド材で成り、その長さ寸法が上記カウンタシャフト3の長さ寸法よりも僅かに長く形成されている。また、この連結用ロッド40は、その先端部に雄ネジ40aが形成され、基端部にフランジ40bが形成されている。また、この基端部側には六角ボルトの頭部40cが一体形成されている。更に、この連結用ロッド40の外径寸法は、上記トランスアクスルケース32に形成されているロッド挿入孔32cの内径寸法に略一致しているか、またはこのロッド挿入孔32cの内径寸法よりも僅かに小さく設定されている。
このように構成された連結用ロッド40が、上記トランスアクスルケース32のロッド挿入孔32cからカウンタシャフト3の貫通孔3aに向けて挿入され、先端部の雄ネジ40aが上記トランスアクスルハウジング31の雌ネジ31cにねじ込まれている。これにより、連結用ロッド40のフランジ40bがトランスアクスルケース32のロッド挿入孔32cの周縁部の外面に押圧され、このトランスアクスルケース32とトランスアクスルハウジング31とがロッド軸線方向に押し当てられた状態でこの両者が一体的に連結されている。
また、上述した如く、ロッド挿入孔32c及び雌ネジ31cの中心軸は、カウンタシャフト3の貫通孔3aの中心軸に対して僅かに下側に偏心した位置に設定されているため、この貫通孔3aに連結用ロッド40が挿通された状態では、この連結用ロッド40の挿入位置も貫通孔3aの軸心に対して僅かに下側に設定されることになる。このため、カウンタシャフト3の貫通孔3aの内部空間では、連結用ロッド40の上側に比較的大きな空間が形成されている一方、下側に比較的小さな空間が形成されている。このような連結用ロッド40の配設状態において、この連結用ロッド40の外周面(外周面下側)が貫通孔3aの内周面に接しないように、上記貫通孔3aの中心軸に対する連結用ロッド40の中心軸の偏心寸法(貫通孔3aの中心軸に対するロッド挿入孔32c及び雌ネジ31cの中心軸の偏心寸法)は、連結用ロッド40の外径寸法と貫通孔3aの内径寸法との差の1/2の寸法よりも小さく設定されている。
また、この貫通孔3aと連結用ロッド40との間に形成されている空間にはオイルが充填されている。このオイルを充填するための構成として、上記トランスアクスルハウジング31の内部には、上流端がオイルポンプの吐出側に繋がる油路31eが形成されており、この油路31eの一部がカウンタシャフト3の軸受け部分を経て上記貫通孔3aの内部に開放されている。これにより、この油路31eから貫通孔3aの内部にオイルが供給される構成となっている。尚、この貫通孔3aに対する油路31eの開口位置は、連結用ロッド40の上側の空間、つまり、貫通孔3aの内部空間のうちの連結用ロッド40の上側に形成されている比較的大きな空間に位置している。また、カウンタシャフト3には、その半径方向に延びる複数のオイル排出孔3b,3b,…が形成されており、上記貫通孔3aの内部に供給されたオイルは、このオイル排出孔3b,3b,…から副変速機構部5の各摺動箇所の潤滑に寄与されるように排出される。
尚、上記トランスアクスルケース32の側面において上記連結用ロッド40のフランジ40bが当接される箇所にはOリング溝32dが形成されており、このOリング溝32dにOリング35が装着されていることにより、この連結用ロッド40の挿入箇所からのオイル漏れが阻止されている。
以上説明したように、本実施形態では、自動変速機のトランスアクスルケーシング30を構成するトランスアクスルハウジング31とトランスアクスルケース32とを連結用ロッド40で連結するようにし、この連結用ロッド40の配設位置として、カウンタシャフト3の内部空間である貫通孔3aを利用する構成としている。このため、連結用ロッド40の配設空間を確保するためにトランスアクスルケーシング30を大型にするといったことなしに、その内側部分においてトランスアクスルハウジング31とトランスアクスルケース32とを連結できて、トランスアクスルケーシング30の剛性を高めることができる。その結果、カウンタシャフト3の支持剛性を高めることができてギヤノイズの低減を図ることができ、また、トランスアクスルハウジング31とトランスアクスルケース32との合わせ面部分からのオイル漏れも効果的に阻止することが可能になる。
−第2実施形態−
次に、本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態は、連結用ロッド40によるトランスアクスルハウジング31とトランスアクスルケース32との連結構造が上記第1実施形態のものと異なっており、その他の構成は第1実施形態と同様である。従って、ここでは、連結用ロッド40による連結構造についてのみ説明する。
図6は、本実施形態に係る自動変速機のカウンタシャフト3の配設箇所を拡大して示す断面図である。この図に示すように、本実施形態においてもカウンタシャフト3の内部には貫通孔3aが形成されている。また、トランスアクスルケース32における上記カウンタシャフト3の貫通孔3aに対向する位置にはロッド挿入孔32cが形成されている。
本実施形態の特徴として、トランスアクスルハウジング31における上記カウンタシャフト3の貫通孔3aに対向する位置には、トランスアクスルハウジング31の壁面に対して直交する方向に貫通する円形のロッド挿入孔31dが形成されている。つまり、このロッド挿入孔31dがカウンタシャフト3の貫通孔3aに連通するように形成されている。
また、このトランスアクスルハウジング31に形成されたロッド挿入孔31dは、上記トランスアクスルケース32に形成されているロッド挿入孔32cに対向する位置に形成されている。つまり、ロッド挿入孔32cの中心軸とロッド挿入孔31dの中心軸とが同一軸線上に設定されている。更に、本実施形態においても、これらロッド挿入孔32c,31dの中心軸は、上記カウンタシャフト3の貫通孔3aの中心軸に対して偏心した位置に設定されている。より具体的には、各ロッド挿入孔32c,31dの中心軸は、カウンタシャフト3の貫通孔3aの中心軸よりも僅かに下側に偏心した位置に設定されている。
そして、連結用ロッド40が、上記トランスアクスルケース32のロッド挿入孔32cからカウンタシャフト3の貫通孔3aに向けて挿入され、先端部の雄ネジ40aが上記トランスアクスルハウジング31のロッド挿入孔31dから突出されて、この雄ネジ40aに対してナットNがねじ込まれている。これにより、連結用ロッド40のフランジ40bがトランスアクスルケース32のロッド挿入孔32cの周縁部の外面に押圧され、このトランスアクスルケース32とトランスアクスルハウジング31とがフランジ40bとナットNとの間で挟持されてトランスアクスルハウジング31とトランスアクスルケース32とが一体的に連結されている。
また、上記トランスアクスルハウジング31の側面とナットNとの間にはワッシャWが介在されており、トランスアクスルハウジング31の側面において上記ワッシャWが当接される箇所にはOリング溝31fが形成されており、このOリング溝31fにOリング36が装着されていることにより、このトランスアクスルハウジング31における連結用ロッド40の挿入箇所からのオイル漏れが阻止されている。
本実施形態の構成によっても、連結用ロッド40の配設空間を確保するためにトランスアクスルケーシング30を大型にするといったことなしに、その内側部分においてトランスアクスルハウジング31とトランスアクスルケース32とを連結できて、トランスアクスルケーシング30の剛性を高めることができる。その結果、カウンタシャフト3の支持剛性を高めることができてギヤノイズの低減を図ることができ、また、トランスアクスルハウジング31とトランスアクスルケース32との合わせ面部分からのオイル漏れも効果的に阻止することが可能になる。
−その他の実施形態−
以上説明した各実施形態は、前進5速段、後進1速段の自動変速機構に本発明を適用した場合について説明した。本発明はこれに限らず、これとは段数の異なる自動変速機(例えば前進6速段、後進1速段のもの)に対しても適用可能である。また、有段式の自動変速機に限らず、ベルト式CVT(Continuously Variable Transmission)等の無段変速機に対しても本発明は適用可能である。また、カウンタシャフト3に副変速機構部5を備えない自動変速機に対しても適用可能である。
また、上記各実施形態では、カウンタシャフト3に形成されている貫通孔3aの軸心に対して連結用ロッド40を下側に偏心して配設していたが、本発明はこれに限らず、連結用ロッド40を上側に偏心させて配設する構成としたり、連結用ロッド40の軸心を貫通孔3aの軸心に一致させるように配設する構成としてもよい。また、貫通孔3aの形成位置としても、必ずしもカウンタシャフト3と同一軸線上に形成しておく必要はない。
また、上記各実施形態における連結用ロッド40は何れも中実のものとしたが、本発明はこれに限らず中空のパイプ材で構成してもよい。
更に、上記各実施形態では、連結用ロッド40によってトランスアクスルハウジング31とトランスアクスルケース32とを連結する場合を例に挙げて説明した。本発明はこれに限らず。例えばリヤカバー33によってカウンタシャフト3を回転自在に支持する構成であった場合には、このリヤカバー33とトランスアクスルハウジング31とを連結用ロッド40によって連結する構成としたり、リヤカバー33とトランスアクスルケース32とを連結用ロッド40によって連結する構成とするようにしてもよい。
加えて、上記各実施形態では、FF車両に搭載された自動変速機のカウンタシャフト3の内部に連結用ロッド40を挿通する構成としたが、本発明はこれに限らず、自動変速機を構成するその他のシャフトに対して適用したり、手動変速機のカウンタシャフトに対して適用することも可能である。また、FF車両に限らず、FR(フロントエンジン・リヤドライブ)車両やミッドシップ車両に対して適用するようにしてもよい。
実施形態に係るトランスアクスルのスケルトン図である。 自動変速機構の作動表を示す図である。 トランスアクスルケーシング及びカウンタシャフトの軸受け構造を示す断面図である。 トランスアクスルケーシングの分解斜視図である。 カウンタシャフトの配設箇所を拡大して示す断面図である。 第2実施形態における図5相当図である。
符号の説明
2 主変速機構部
3 カウンタシャフト(回転軸)
3a 貫通孔
5 副変速機構部
6,7,11 プラネタリギヤ(遊星歯車機構)
16 トルクコンバータ
30 トランスアクスルケーシング(筐体)
31 トランスアクスルハウジング(ケーシング部材、変速機ハウジング)
31b ケース側フランジ
31c 雌ネジ
31d ロッド挿入孔
32 トランスアクスルケース(ケーシング部材、変速機ケース)
32a ハウジング側フランジ
32c ロッド挿入孔
40 連結用ロッド
40a 雄ネジ
40b フランジ
B1,B2 ベアリング(軸受け部)

Claims (6)

  1. 複数のケーシング部材の外縁部同士が互いに締結されて内部に変速機構を収容する空間が形成された変速機の筐体構造において、
    上記変速機構は、複数のケーシング部材のうちの一つのケーシング部材に備えられた軸受け部及び他のケーシング部材に備えられた軸受け部によって回転自在に支持された回転軸を備えており、
    この回転軸は、その軸心方向の一端から他端に亘る貫通孔を有する中空構造で成ると共に、上記軸受け部によって回転軸を回転自在に支持している上記一対のケーシング部材のうち少なくとも一方には上記回転軸の貫通孔に対向してロッド挿入孔が形成されていて、このロッド挿入孔から回転軸の貫通孔に連結用ロッドが挿通され、この連結用ロッドによって上記一対のケーシング部材同士が互いに連結されていることを特徴とする変速機の筐体構造。
  2. 互いに対向する筐体壁面同士の間に跨るように配設された回転軸を備えた変速機構を有する変速機の筐体構造において、
    上記回転軸は、その軸心方向の一端から他端に亘る貫通孔を有する中空構造で成ると共に、上記互いに対向する筐体壁面のうち少なくとも一方には上記回転軸の貫通孔に対向してロッド挿入孔が形成されていて、このロッド挿入孔から回転軸の貫通孔に連結用ロッドが挿通され、この連結用ロッドによって上記互いに対向する筐体壁面同士が互いに連結されていることを特徴とする変速機の筐体構造。
  3. 上記請求項1または2記載の変速機の筐体構造において、
    変速機はトルクコンバータ及び複数の遊星歯車機構を備えた自動変速機で成り、
    上記トルクコンバータの外周囲を囲む変速機ハウジングと、上記複数の遊星歯車機構の外周囲を囲む変速機ケースとが備えられ、貫通孔を有する中空構造で成るカウンタシャフトの一端が変速機ハウジングに、他端が変速機ケースにそれぞれ回転自在に支持されていて、上記カウンタシャフトの貫通孔に連結用ロッドが挿通されて変速機ハウジングと変速機ケースとが互いに連結されていることを特徴とする変速機の筐体構造。
  4. 上記請求項3記載の変速機の筐体構造において、
    上記ロッド挿入孔は変速機ケースに形成されている一方、上記変速機ハウジングにおけるカウンタシャフトの貫通孔に対向する部分には有底の雌ネジが形成されており、
    連結用ロッドは、先端部に雄ネジが形成され、基端部にフランジが形成された構成となっており、上記先端部側からロッド挿入孔、カウンタシャフトの貫通孔に亘って挿通され、この先端部の雄ネジが変速機ハウジングの雌ネジにねじ込まれると共に、基端部のフランジが変速機ケースのロッド挿入孔の周縁部に当接されて、変速機ハウジングと変速機ケースとが互いに連結されていることを特徴とする変速機の筐体構造。
  5. 上記請求項1、3または4記載の変速機の筐体構造により上記一対のケーシング部材同士が連結用ロッドによって互いに連結された筐体を備えていることを特徴とする変速機。
  6. 上記請求項2記載の変速機の筐体構造により上記互いに対向する筐体壁面同士が連結用ロッドによって互いに連結された筐体を備えていることを特徴とする変速機。
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