JP2008156906A - 折り戸開閉装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 折り戸の閉鎖運動終端近傍において、センターヒンジのスプリングによる折り戸の急激な閉鎖運動を緩和するダンパーを組み込むことにより、折り戸閉鎖時の衝撃を緩和する折り戸開閉装置を低コストで提供する。
【解決手段】 左右の扉体1a、1bがセンターヒンジ2によって折畳み自在に連結され、センターヒンジ2に組み込まれたスプリングにより左右の扉体1a、1bが閉鎖位置に付勢されるようにした折り戸1であって、左右の扉体の隣接する端面の何れか一方にダンパー10が取り付けられ、該ダンパー10はシリンダー11と、シリンダー内に摺動自在に収納されたピストン12と、該ピストンからシリンダーの端壁を貫通して外部に突出するピストンロッド13と、シリンダー11内でピストンロッドの移動に抵抗力を発生させる流体と、該ピストンロッド13を常時突出姿勢に付勢するバネ15とからなり、該バネの力はセンターヒンジに組み込まれたスプリングの扉体閉じ力より小さく設定されている構造。
【選択図】図1

Description

本発明は、折り戸開閉装置に関するもので、殊に、折り戸の急激な閉鎖運動を緩和するダンパーを備えた折り戸開閉装置に関するものである。
従来、折り戸を手で閉じるときに、閉鎖運動終端近傍において手を離しても、折り戸の左右の扉体を連結するセンターヒンジに組み込まれたスプリングの力により、強制的に左右の扉体が直線姿勢となる最終閉鎖位置までまで閉じるように形成されているのが一般的である。このようなセンターヒンジは、例えば特許文献1〜4で開示されている。
特公昭55−47191号公報 実開昭63−134088号公報 実公平03−30541号公報 特開平03ー228989号公報
しかし、センターヒンジに組み込まれたスプリングの力は、折り戸の閉鎖運動終端近傍位置において急激に作用するので、折り戸を閉じたときの衝撃により、振動や衝撃音が発生する等の問題点があった。
そこで本発明は、折り戸の閉鎖運動終端近傍において、前記スプリングによる折り戸の急激な閉鎖運動を緩和するダンパーを組み込むことにより、折り戸閉鎖時の衝撃を緩和して滑らかに閉じることのできる折り戸開閉装置を簡単な機構で且つ低コストで提供することを主たる目的とするものである。
上記目的を達成する為に本発明では次のような技術的手段を講じた。即ち、本発明に係る折り戸開閉装置にあっては、左右の扉体がセンターヒンジによって折畳み自在に連結され、少なくとも一方の扉体の端部に設けた滑走体がレールに滑動可能に形成され、且つセンターヒンジに組み込まれたスプリングにより左右の扉体が直線姿勢となる閉鎖位置に付勢されるようにした折り戸であって、左右の扉体の隣接する端面の何れか一方にダンパーが取り付けられ、該ダンパーは、シリンダーと、シリンダー内で摺動可能に収納されたピストンと、該ピストンからシリンダーの端壁を貫通して外部に突出するピストンロッドと、シリンダー内でピストンロッドの移動に抵抗力を発生させる流体と、該ピストンロッドを常時突出姿勢に付勢するバネとからなり、該バネの力はセンターヒンジに組み込まれたスプリングの扉体閉じ力より小さく設定され、前記ピストンロッドの先端が扉体の閉鎖運動終端近傍において隣接する他方の扉体の端面に当接して扉体の急激な閉鎖運動を緩和するように形成されている構成とした。
ここで上記にいうダンパーとは、ピストンロッド先端にピストンロッドをシリンダー内に押し込もうとする外圧を受けたときに、シリンダー内のピストンがシリンダー内の流体圧力の抵抗力(一般にこの抵抗力を「減衰力」と呼ばれている)により、抵抗力を減衰させながら徐々にピストンロッド押し込み方向に移動される方式の緩衝装置をいう。
本発明は上記の如く構成されているので、折り戸を閉じる際に、閉鎖運動終端近傍においてダンパーのピストンロッドの先端が隣接する他方の扉体の端面を押しつけてシリンダー内に流体による抵抗力を発生させ、この抵抗力を除々に減衰させながらセンターヒンジのスプリング力により扉体をゆっくりと閉鎖方向に移行させることができるので、センターヒンジのスプリングによる折り戸の急激な閉鎖運動を緩和して、折り戸を滑らかに閉じることができ、衝撃による振動や衝撃音の発生を未然に防止することができると共に、ダンパーを何れか一方の扉体の端面に取り付けるだけの簡単な構造であるから安価に製作することができる、といった効果がある。
図1〜図4は本発明にかかる折り戸開閉装置の一実施例を示すものであって、符号1で折り戸を示す。この折り戸1は、センターヒンジ2によって折畳み可能に連結された左右一対の扉体1a、1bからなり、各扉体1a、1bはその遊端部上下面に滑走ピンにより形成された滑走体3が設けられ、この滑走体3が上下の框4に取り付けられたレール5に沿って摺動可能に組み込まれている。尚、図面では下部のレール並びに滑走体は省略されている。尚、本実施例では、扉体1bの滑走体3がレール5に回動可能な状態で固定されている。
前記センターヒンジ2は、前記特許文献で開示されたセンターヒンジと同じように、左右の扉体1a、1bが直線姿勢となる閉鎖位置に閉じられる際に、その閉鎖運動終端近傍位置で、左右の扉体1a、1bを閉鎖位置に向かって強制するスプリング(図示せず)が組み込まれたものが使用される。このセンターヒンジの機構は上記特許文献等により広く知られた技術であるのでその詳細な説明は省略する。
本発明では、前記センターヒンジ2のスプリングによる扉体1a、1bの急激な閉鎖運動を緩和するためにダンパー10が左右の扉体の隣接する端面で一方の扉体1aに設けられている。
本実施例にあっては、上記ダンパー10は所謂エアーダンパーが使用されている。このダンパー10は図3に示すように、扉体1aに埋め込まれたシリンダー11と、シリンダー11内で摺動可能に収納されたピストン12と、該ピストン12からシリンダー11の前端壁を貫通して外方に突出されたピストンロッド13と、シリンダー11内でピストンロッド13の移動に抵抗力を発生させる流体即ちエアーと、前記抵抗力を減衰させるためにシリンダー11とピストン12との間に形成された微少なエアー通路14と、ピストンロッド13を常時突出姿勢に付勢するバネ15とからなる。前記バネ15の力はセンターヒンジ2に組み込まれたスプリングの扉体閉じ力より小さく設定されている。
前記ダンパー10は、折り戸10を閉じる際に、閉鎖運動終端近傍においてピストンロッド13の先端が隣接する他方の扉体1bの端面を押しつけてシリンダー内に流体による抵抗力を発生させ、この抵抗力を除々に減衰させながら、センターヒンジ2のスプリング力により扉体1a、1bをゆっくりと閉鎖方向に移行することができるように形成されている。
今、図2並びに図3は折り戸1の閉鎖過程を示すものであって、この姿勢から更に折り戸1を閉じ方向に操作すると、その閉鎖運動終端近傍位置において扉体1aに取り付けられたダンパー10のピストンロッド13の先端が隣接する他方の扉体1bの端面に接触し、ピストンロッド13をピストン12と共に後退移動させる。このピストン12の移動に対してシリンダー11内でエアーによる抵抗力が発生する。このエアーはエアー通路14から除々に抜けるので、抵抗力が徐々に減衰する。これにより折り戸1はセンターヒンジ2のスプリングの力によりゆっくりと閉鎖方向に閉じられ、最終的にシリンダー11内のエアーの抵抗力はゼロになって図4に示すようにピストンロッド13がシリンダー11内に押し込まれ、折り戸1が閉鎖位置に閉じられる。これにより、センターヒンジ2のスプリングによる折り戸の急激な閉鎖運動を緩和して、折り戸を滑らかに閉じることができ、衝撃による振動や衝撃音の発生を防ぐことができる。尚、シリンダー11内のバネ15の力はセンターヒンジ2に組み込まれたスプリングの扉体閉じ力より小さく設定されているので、折り戸の閉じ運動を損なうことはない。
また図5の折り戸閉鎖位置から折り戸1を開くと、ダンパー10のピストンロッド13の先端を押さえる規制がなくなるので、バネ15の力によりピストンロッド13が突出姿勢に徐々に復帰する。尚、扉体1bの端面で、ピストンロッド13の先端が接触する部分には金属等の硬質部材からなる受板16を取り付けるのが好ましい。これにより接触部分の滑りをよくすると共に耐久性の向上を図ることができる。
尚、本発明では、ダンパー10は図5に示すように、上記したセンターヒンジ2と一体的に組み込んで形成することも可能である。これによりセンターヒンジ2を折り戸1に取り付けるだけで、ダンパー10も同時にセットすることができ、組み付け作業が容易となる。
また、本発明では、図示は省略するが、上記したような折り戸の閉鎖姿勢を強制するスプリンを備えたセンターヒンジではなく、スプリングを有しない一般的なヒンジに前記ダンパー10を一体的に組み込んで形成することも可能である。
尚、上記実施例ではエアーを利用したエアーダンパーを用いたが、図6に示すように、シリンダー11の密室空間内にオイルを充填し、ピストン12によって隔てられた左右のオイル室を連通する連通孔17を設けた構造のオイルダンパーを利用することも可能である。
以上本発明の実施例について説明したが、本発明は必ずしもこれらの実施例構造のみに限定されるものでない。例えば、上記滑走体3をピンに代えてローラーとしてもよい。その他本発明ではその構成要件を備え、かつ本発明の目的を達成し、上記の効果を奏する範囲内において適宜改変して実施することができるものである。
本発明に係る折り戸開閉装置は、建具や家具等の折り戸全般に利用することが可能である。
本発明に係る折り戸開閉装置の一実施例を示す斜視図。 上記折り戸の要部を示す拡大平面図。 上記折り戸の閉鎖過程を示す断面図。 上記折り戸の閉鎖位置を示す断面図。 本発明に係る折り戸開閉装置の別の実施例を示す断面図。 本発明に使用されるダンパーの他の例を示す断面図。
符号の説明
1 折り戸
1a、1b 扉体
2 センターヒンジ
3 滑走体
4 框
5 レール
10 ダンパー
11 シリンダー
12 ピストン
13 ピストンロッド
14 エアー通路
15 バネ

Claims (3)

  1. 左右の扉体がセンターヒンジによって折畳み自在に連結され、少なくとも一方の扉体の端部に設けた滑走体がレールに滑動可能に形成され、且つセンターヒンジに組み込まれたスプリングにより左右の扉体が直線姿勢となる閉鎖位置に付勢されるようにした折り戸であって、左右の扉体の隣接する端面の何れか一方にダンパーが取り付けられ、該ダンパーは、シリンダーと、シリンダー内で摺動可能に収納されたピストンと、該ピストンからシリンダーの端壁を貫通して外部に突出するピストンロッドと、シリンダー内でピストンロッドの移動に抵抗力を発生させる流体と、該ピストンロッドを常時突出姿勢に付勢するバネとからなり、該バネの力はセンターヒンジに組み込まれたスプリングの扉体閉じ力より小さく設定され、前記ピストンロッドの先端が扉体の閉鎖運動終端近傍において隣接する他方の扉体の端面に当接して扉体の急激な閉鎖運動を緩和するように形成されている折り戸開閉装置。
  2. 前記ダンパーが、センターヒンジに一体的に組み込まれている請求項1に記載の折り戸開閉装置。
  3. 前記ダンパーが、エアーダンパー若しくはオイルダンパーにより形成されている請求項1又は請求項2に記載の折り戸開閉装置。
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