JP2008155789A - 重荷重用空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】スノー性能及びウェット性能を従来レベルに維持しながら、ブロックの耐偏摩耗性を改善することが可能な重荷重用空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】ラグ溝3内に主溝2の底2aから主溝深さDの80%〜95%の範囲に位置する高さHを有する頂面5xを備えた底上げ部5が設けられ、その頂面5xにはラグ溝3に沿って延在する閉口サイプ6が形成されている。頂面5xのタイヤ幅方向幅Waは、ブロック側面4aのタイヤ幅方向幅Wの30%〜70%、底上げ部5の上側部分5Mを投影した時の面積S1とブロック側面4aの部分4cを投影した時の面積S2との比S1/S2は0.7以下である。閉口サイプ6のタイヤ幅方向長さLが頂面5xのタイヤ幅方向幅Waの50%〜80%、閉口サイプ6の底6aが主溝2の底2aからトレッド面1側に1.6mmの位置から主溝深さDの40%の位置までの範囲に位置している。
【選択図】図1

Description

本発明は重荷重用空気入りタイヤに関し、さらに詳しくは、スノー性能及びウェット性能を維持しながら、ブロックの偏摩耗を改善するようにした重荷重用空気入りタイヤに関する。
一般に、ウェットグリップ性やトラクション性を高めるようにした重荷重用空気入りタイヤでは、トレッド面にタイヤ周方向に延在する主溝とタイヤ幅方向に延在するラグ溝によりブロックを形成したトレッドパターンが採用されている。しかし、重荷重用空気入りタイヤには高荷重が負荷されるため、このようなブロックを形成したタイヤは、ブロックの倒れ込みによりヒール・アンド・トウ摩耗と称する偏摩耗がブロックに生じ、それにより摩耗寿命の低下やタイヤのローテーション回数が増加(メンテナンスの増加)してしまうという問題がある。
そこで、従来、上記対策として、ラグ溝内に底上げ部を設けてブロックの倒れ込みを抑制し、偏摩耗を抑制するようにした重荷重用空気入りタイヤが提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。また、ラグ溝内に底上げ部を配置したことによるスノー性能やウェット性能の低下を補うために、底上げ部に開口するサイプを設けるようにしている。
ところで、近年、複輪の単輪化が進んでおり、タイヤ総幅を大きくした重荷重用空気入りタイヤが使用されるようになってきている。このような重荷重用空気入りタイヤを、特に需要が拡大しつつあるハイブリッド式エンジンを搭載したバスなどの後輪に使用すると、走行時の前後方向の加速度が大きいため、上記サイプを設けた底上げ部では、ブロックの倒れ込みを効果的に抑制することができず、ブロックに顕著な偏摩耗が発生しており、その対策が求められている。
特開2004−161202号公報 特開2005−7919号公報
本発明の目的は、スノー性能及びウェット性能を従来レベルに維持しながら、ブロックの耐偏摩耗性を改善することが可能な重荷重用空気入りタイヤを提供することにある。
上記目的を達成する本発明は、トレッド面にタイヤ周方向に延在する主溝とタイヤ幅方向に延在するラグ溝によりブロックを区画形成した重荷重用空気入りタイヤにおいて、前記ラグ溝内にタイヤ周方向前後に隣接するブロックに接続され、かつ前記主溝の底から主溝深さDの80%〜95%の範囲に位置する高さHを有する頂面を備えた底上げ部を設け、該頂面に前記ラグ溝が延在する方向に延び、かつ両端が該頂面内に位置する閉口サイプを形成し、前記底上げ部の頂面のタイヤ幅方向幅Waを前記ラグ溝に面するブロック側面のタイヤ幅方向幅Wの30%〜70%、前記頂面から主溝深さDの50%の位置までの前記底上げ部の上側部分をタイヤ周方向にタイヤ子午線断面に対して投影した時の面積S1と前記トレッド面から主溝深さDの50%の位置までの前記ブロック側面の部分をタイヤ周方向にタイヤ子午線断面に対して投影した時の面積S2との比S1/S2を0.7以下にし、前記閉口サイプのタイヤ幅方向長さLを前記頂面のタイヤ幅方向幅Waの50%〜80%、前記閉口サイプの底を前記主溝の底からトレッド面側に1.6mmの位置から主溝深さDの40%の位置までの範囲にしたことを特徴とする。
上述した本発明によれば、ラグ溝内でタイヤ周方向前後に隣接するブロックに接続される底上げ部とそれに設ける閉口サイプを上記のように特定した構造とすることにより、ブロックの周方向剛性を高め、走行時の前後方向の加速度が大きい車両に装着したタイヤにおいて新品時からブロックの倒れ込みを効果的に抑制することができるので、ブロックに発生する偏摩耗を改善することができる一方、上記のように規定した閉口サイプによりスノー性能及びウェット性能を従来と同様のレベルに保つことができる。
以下、本発明の実施の形態について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の重荷重用空気入りタイヤの一実施形態を示し、トレッド面1にはタイヤ周方向Tに直線状に延在する複数の主溝2がタイヤ幅方向に所定の間隔で設けられている。主溝2に連通し、タイヤ幅方向に折線状に延在するラグ溝3がタイヤ周方向Tに所定のピッチで配置され、トレッド面には1には主溝2とラグ溝3により多数のブロック4が区画形成されている。主溝2巻に位置する各ブロック4の表面4b内には、1本の細溝10が設けられている。
各主溝2間に位置するラグ溝3内には、図2に詳細に示すように、溝底から隆起する底上げ部5が設けられている。タイヤ周方向前後に隣接するブロック4,4に接続される底上げ部5は、ブロック4,4と一体的に形成され、そのタイヤ子午線断面が略台形状になっている。
断面台形状の底上げ部5の上面である平面状の頂面5xの高さHは、主溝2の底2aから主溝深さDの80%〜95%の範囲に位置している。頂面5xの高さH、即ち底上げ部5の高さが主溝深さDの80%の位置に満たないと、新品時から摩耗初期にかけてブロック4の倒れ込みが大きくなり偏摩耗の発生を充分に抑制することができない。逆に主溝深さDの95%の位置を超えると、ラグ溝3に占める底上げ部5の割合がトレッド面1側で大きくなり過ぎるため、新品時から摩耗初期のスノー性能とウェット性能が低下する。
主溝2間の中央部に位置する上記頂面5xは、そのタイヤ幅方向幅Waがラグ溝3に面するブロック側面4aのタイヤ幅方向幅Wの30%〜70%の範囲である。頂面5xのタイヤ幅方向幅Waがブロック側面4aのタイヤ幅方向幅Wの30%より狭いと、ブロック4のタイヤ幅方向両側部分での倒れ込みを抑制する効果が小さくなるため、両側部分で偏摩耗が発生し易くなる。逆に70%超になると、ラグ溝3に占める断面台形状の底上げ部5の割合がトレッド面1側から中間部まで領域で従来より大きくなり過ぎるため、新品時から摩耗中期までのスノー性能とウェット性能が低下する。
図3に示すように、頂面5xから主溝深さDの50%の位置までの底上げ部5の上側部分5Mをタイヤ周方向Tにタイヤ子午線断面Zに対して投影した時の面積をS1、トレッド面1(ブロック表面4b)から主溝深さDの50%の位置までのブロック側面4aの部分4cをタイヤ周方向Tにタイヤ子午線断面Zに対して投影した時の面積をS2とすると、その比S1/S2を0.7以下にしている。比S1/S2が0.7を超えると、上記と同様にスノー性能とウェット性能が低下する。比S1/S2の下限値としては、摩耗初期から中期までのブロック剛性確保の点から0.3以上にするのがよい。
上記頂面5xには、ラグ溝3が延在する方向に沿って延びる1本のサイプ6が設けられている。サイプ6は両端が頂面5x内に位置し、側面5yには開口しない閉口サイプに形成されている。このように閉口サイプとすることで、サイプ6に起因する底上げ部5の剛性低下を抑制し、ブロック4の倒れ込みを抑制するようにしている。図示するサイプ6は、底6aに突起8が形成されているが、突起8がない形状のものであってもよい。
サイプ6のタイヤ幅方向長さLは、頂面5xのタイヤ幅方向幅Waの50%〜80%の範囲になっている。サイプ6のタイヤ幅方向長さLが頂面5B1のタイヤ幅方向幅Waの50%未満であると、スノー性能やウェット性能に悪影響を与える。逆に80%を超えると、底上げ部5の剛性低下により底上げ部5が動き易くなるため、サイプ6の底にクラックが発生し易くなる。
サイプ6の底6aは、主溝底2aからトレッド面1側に1.6mmの位置(主溝深さD−1.6mmの位置)から主溝深さDの40%の位置までの範囲に位置している。主溝深さDの40%の位置より浅い位置になると、新品時においてウェット性能の低下を招く。主溝深さD−1.6mmの位置とは、摩耗限度でタイヤ交換が要求される位置である。
下部側のタイヤ幅方向幅を頂面5xより長くし、下部側を頂面5xよりタイヤ幅方向両側に突き出る形状にした上記底上げ部5には、更に追加サイプ7が下部側に設けられている。タイヤ幅方向両側に位置する下部側の両側面5yに、それぞれ1本の追加サイプ7が形成されており、このように追加サイプ7を底上げ部5の下部側に配置することで、摩耗中期から末期において、追加サイプ7によりウェット性能とスノー性能を発揮させるようにしている。
このように本発明では、ラグ溝3内でタイヤ周方向前後に隣接するブロック4,4に接続される底上げ部5とそれに設けるサイプ6を上記のように特定した構造とすることにより、走行時の前後方向の加速度が大きい車両に装着したタイヤのブロックの倒れ込みを新品時から効果的に抑制し、ブロックの耐偏摩耗性を改善することができる一方、スノー性能及びウェット性能を従来レベルに維持することができる。
本発明において、上記追加サイプ7は、主溝深さDの40%の位置よりその位置を含めて溝底側の領域に設けるのが、摩耗中期から末期におけるウェット性能とスノー性能を確保する上でよい。
追加サイプ7の上端7aは、サイプ6の底6aと同じ主溝深さ位置またはその位置よりトレッド面1側となるようにするのがよく、それにより摩耗時にいずれかのサイプ6,7を開口させることができる。好ましくは、サイプ6と追加サイプ7を深さ方向で重なるように配置するのがよい。
追加サイプ7を上記のように設ける場合、サイプ6の底6aを主溝底2aから主溝深さDの40%〜60%の範囲に位置させ、追加サイプ7の上端7aを主溝底2aから主溝深さDの40%〜50%の範囲に位置させるのが、新品時における底上げ部6の剛性を確保しながら、新品時から摩耗終期までサイプ6,7による効果を発揮させる上でよい。
追加サイプ7の底7bの位置としては、主溝底2aからトレッド面1側に1.6mm〜5.0mmの範囲とするのが、追加サイプ7の機能を摩耗終期まで発揮させる上でよい。
上述した追加サイプ7は、サイプ6が所定の深さまであれば、必ずしも設ける必要はないが、サイプ6の底6aを主溝底2aから主溝深さDの40%〜60%の範囲に位置させた場合には、摩耗中期以降のウェット性能とスノー性能を確保する上で配置するのがよい。
上記した底上げ部5は、上述した断面台形状に限定されず、上記した効果を発揮できればいずれの形状であってもよく、例えば、図4に示すような形状にしてもよい。図4に示す底上げ部5は、溝底に接する下部5Aとこの下部5Aのタイヤ幅方向中央部上に突設した上部5Bとから2段の階段状に構成されている。上部5Bの上面である平面状の頂面5xの高さHが、主溝底2aから主溝深さDの80%〜95%の範囲に位置し、そこにラグ溝3が延在する方向に沿って延びる1本の上記したサイプ6が設けられている。
下部5A側のタイヤ幅方向幅を頂面5xより長くし、下部5A側を頂面5xよりタイヤ幅方向両側に突き出る形状にした底上げ部5の下部5A側に、上記した追加サイプ7が設けられている。1本の追加サイプ7が、下部5Aのタイヤ幅方向両側に位置し、上部5Bよりタイヤ幅方向両側に突き出た上面5A1にそれぞれ形成されている。追加サイプ7の一端は上面5A1内に位置し、他端が下部5Aの側面5A2に開口している。このような2段の階段状の底上げ部5であっても、上記と同様の効果を得ることができる。
上記実施形態では、主溝2が直線状に延在する例を示したが、図5に示すように主溝2がジグザグ状に延在する形状であってもよい。その際に、隣接するブロック4,4がタイヤ幅方向にずれている場合には、ブロック側面4aのタイヤ幅方向幅Wは、一方のブロック4のブロック側面4aのタイヤ幅方向一端(ずれている側)と他方のブロック4のブロック側面4aのタイヤ幅方向他端(ずれている側)との間のタイヤ幅方向長さである。
また、ラグ溝3は、上記した折線状に延在する構成に代えて、曲線状であってもよく、また図5に示すように直線状に延在するものであってもよい。
また、図1では、トレッドパターンとして、ブロック4のみからなるパターンを例示したが、本発明はブロックとリブが混在するトレッドパターンのタイヤであってもよい。
本発明は、特にタイヤ総幅を300mm以上、好ましくは350mm以上と幅広にした、偏平率60%以下の、ハイブリッド式エンジンを搭載したバスなどの後輪に使用される重荷重用空気入りタイヤに好適に用いることができるが、当然のことながらそれに限定されない。
タイヤサイズを435/45R22.5、トレッドパターンを図1で共通にし、底上げ部の形状、底上げ部の頂面の高さHとタイヤ幅方向幅Wa、比S1/S2、頂面に設けた閉口サイプのタイヤ幅方向長さL、閉口サイプの底の位置を表1のようにした、追加サイプがない本発明タイヤ1,2(実施例1,2)と比較タイヤ1〜5(比較例1〜5)、追加サイプを更に設けた表1に示す構成の本発明タイヤ3,4(実施例3,4)、及び閉口サイプに代えて開口サイプ(追加サイプなし)を溝底側まで設けた従来タイヤ(従来例)をそれぞれ作製した。
各試験タイヤにおいて、主溝深さDは17mm、ブロック側面のタイヤ幅方向幅Wは42mmで共通である。
これら新品の各試験タイヤをリムサイズ22.5×14.00のリムに組み付け、空気圧を900kPaにして試験用バスの後輪に使用し、以下に示す試験方法により、耐偏摩耗性、ウェット性能、及びスノー性能の評価試験を行ったところ、表1に示す結果を得た。また、サイプ底でのクラックの発生の有無を、耐偏摩耗性評価したタイヤにおいて目視により観察した結果も表1に示す。なお、試験用バスの前輪には、リムサイズ22.5×7.50のリムに組み付け、空気圧を900kPaにした、タイヤサイズ275/70R22.5のタイヤを使用した。
耐偏摩耗性
定められた乾燥路面を所定の速度/制駆動加速度で走行するパターン走行を実施し、3万km走行後にタイヤ周方向に隣接するブロック同士の摩耗量差を測定し、その評価結果を従来タイヤを100とする指数値で示した。この値が大きいほど、耐偏摩耗性が優れている。
ウェット性能
散水したアスファルト路面を速度40km/hで走行している状態からブレーキ(フル制動)を付与し、停止するまでの制動距離を測定し、その評価結果を従来タイヤを100とする指数値で示した。この値が大きいほど、ウェット性能が優れている。
スノー性能
雪上を速度40km/hで走行している状態からブレーキ(フル制動)を付与し、停止するまでの制動距離を測定し、その評価結果を従来タイヤを100とする指数値で示した。この値が大きいほど、スノー性能が優れている。
Figure 2008155789
表1から、本発明タイヤは、ウェット性能及びスノー性能を従来タイヤと同じレベルに維持しながら、耐偏摩耗性を改善できることがわかる。
本発明の重荷重用空気入りタイヤの一実施形態を示すトレッド面の部分展開図である。 図1の重荷重用空気入りタイヤにおいて、ラグ溝に沿って底上げ部を切断した時の拡大断面図である。 比S1/S2を説明するための図である。 底上げ部の他の例を示す拡大断面図である。 ジグザグ状の主溝を設けたトレッドパターンの部分拡大図である。
符号の説明
1 トレッド面
2 主溝
2a 底
3 ラグ溝
4 ブロック
4a ブロック側面
4c 部分
5 底上げ部
5M 上側部分
5x 頂面
6 サイプ(閉口サイプ)
6a 底
7 追加サイプ
7a 上端
7b 底
T タイヤ周方向
Z タイヤ子午線断面

Claims (8)

  1. トレッド面にタイヤ周方向に延在する主溝とタイヤ幅方向に延在するラグ溝によりブロックを区画形成した重荷重用空気入りタイヤにおいて、
    前記ラグ溝内にタイヤ周方向前後に隣接するブロックに接続され、かつ前記主溝の底から主溝深さDの80%〜95%の範囲に位置する高さHを有する頂面を備えた底上げ部を設け、該頂面に前記ラグ溝が延在する方向に延び、かつ両端が該頂面内に位置する閉口サイプを形成し、
    前記底上げ部の頂面のタイヤ幅方向幅Waを前記ラグ溝に面するブロック側面のタイヤ幅方向幅Wの30%〜70%、前記頂面から主溝深さDの50%の位置までの前記底上げ部の上側部分をタイヤ周方向にタイヤ子午線断面に対して投影した時の面積S1と前記トレッド面から主溝深さDの50%の位置までの前記ブロック側面の部分をタイヤ周方向にタイヤ子午線断面に対して投影した時の面積S2との比S1/S2を0.7以下にし、
    前記閉口サイプのタイヤ幅方向長さLを前記頂面のタイヤ幅方向幅Waの50%〜80%、前記閉口サイプの底を前記主溝の底からトレッド面側に1.6mmの位置から主溝深さDの40%の位置までの範囲にした重荷重用空気入りタイヤ。
  2. 前記底上げ部の下部側のタイヤ幅方向幅を前記頂面より長くし、該下部側に追加サイプを設けた請求項1に記載の重荷重用空気入りタイヤ。
  3. 前記底上げ部の下部側を前記頂面よりタイヤ幅方向両側に突き出る形状にし、前記追加サイプを前記下部側のタイヤ幅方向両側に設けた請求項2に記載の重荷重用空気入りタイヤ。
  4. 前記追加サイプが前記主溝の底から主溝深さDの40%の位置より該位置を含めて溝底側の領域にある請求項2または3に記載の重荷重用空気入りタイヤ。
  5. 前記追加サイプの上端が前記閉口サイプの底と同じ主溝深さ位置またはその位置よりトレッド面側である請求項2,3または4に記載の重荷重用空気入りタイヤ。
  6. 前記閉口サイプの底が前記主溝の底から主溝深さDの40%〜60%の範囲、前記追加サイプの上端が前記主溝の底から主溝深さDの40%〜50%の範囲に位置する請求項5に記載の重荷重用空気入りタイヤ。
  7. 前記追加サイプの底が前記主溝の底からトレッド面側に1.6mm〜5.0mmの範囲に位置する請求項5または6に記載の重荷重用空気入りタイヤ。
  8. タイヤ総幅が300mm以上である請求項1乃至7のいずれかに記載の重荷重用空気入りタイヤ。
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