JPH0872510A - 空気入りタイヤ - Google Patents

空気入りタイヤ

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JPH0872510A
JPH0872510A JP7140658A JP14065895A JPH0872510A JP H0872510 A JPH0872510 A JP H0872510A JP 7140658 A JP7140658 A JP 7140658A JP 14065895 A JP14065895 A JP 14065895A JP H0872510 A JPH0872510 A JP H0872510A
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tire
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JP7140658A
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Mitsushige Idei
光重 出井
Takaaki Kuniyasu
恭彰 國安
Nobuyoshi Yoshinaka
伸好 吉中
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Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ウエット走行性能を維持しつつパターンノイズ
を減じうる。 【構成】2本以上の縦主溝Mによって区分されたショル
ダ側のリブ域10に、このリブ域10をブロックBに分
割する横溝Y1を設ける。横溝Y1は、縦主溝Mの溝深
さD1の0.2倍以上かつ0.6倍以下の深さD2を有
する浅底部分15と前記縦主溝Mの溝深さD1の0.6
倍より大かつ1.0倍以下の深さD3を有する深底部分
16とから形成される。浅底部分15の溝底15Sにお
けるタイヤ軸方向の溝長さL2は、前記横溝Y1の溝底
におけるタイヤ軸方向の溝長さL1の0.2倍以上かつ
1.0倍より小とするとともに、この浅底部分15の溝
底15Sに、前記溝長さL2の0.5倍以上かつ1.0
倍以下のタイヤ軸方向の長さL3を有するサイピングを
設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ウエット走行性能を維
持しつつパターンノイズを減じうる空気入りタイヤに関
する。
【0002】
【従来の技術】一般にタイヤのトレッド面には、ウエッ
トグリップ性能を付与する目的で、タイヤ円周方向にの
びる縦主溝及びこれらに交わる横溝等が設けられる。し
かし横溝は、接地時、溝内空気が圧縮/開放(ポンピン
グ)をくり返す際の圧力波によってパターンノイズを誘
発し、又このパターンノイズは、前記横溝のパターンピ
ッチに対応した周波数において音エネルギーのピークが
現れる。
【0003】従って、従来、パターンノイズを低減する
ために、前記パターンピッチを改善して音エネルギーを
広い周波数帯に分散させる他、横溝の溝容積を低減し、
圧力波自体を減少させることが行われている。なお前記
溝容積の低減は、円周方向に向くパターン剛性が高まる
ことによって、ブロック等が接地の際に溝内に倒れ込む
のを抑制し、ポンピングにおける溝の容積変化を低減す
ることによって前記音エネルギー自体を減少させうるの
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な溝容積の低減は、排水性能を損ねる他、タイヤ軸方向
に向くパターン剛性をも高めることとなり、従って図1
2に誇張して示すように、例えば旋回時に、タイヤT1
に横力Fが作用した際、トレッドの片側aが路面から浮
き上がる方向に接地形状S1が変化し、接地面積の低減
もしくは接地圧分布の不均一化を招くなど接地性を損ね
ることとなる。その結果、特に摩擦係数が小なウエット
路面等においては、グリップ性能が不十分となり、ウエ
ート走行性能を著しく低下するという問題がある。
【0005】本発明は、横溝を浅底部分と深底部分とで
形成し、かつ浅底部分の溝底にサイピングを施すことを
基本として、必要な排水性を維持しかつトレッドパター
ンの円周方向の剛性を高めるとともにタイヤ軸方向の剛
性を緩和でき、前記問題点を解決しうる空気入りタイヤ
の提供を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の空気入りタイヤは、トレッド部に、タイヤ
円周方向にのびる2本以上の縦主溝を設けることによ
り、トレッド部をタイヤ軸方向最外側の縦主溝とトレッ
ド接地縁との間でなすショルダ側のリブ域、及び縦主溝
間でなす溝間のリブ域に区分するとともに、少なくとも
前記ショルダ側のリブ域に、各リブ域を分割し円周方向
に並ぶブロックを形成する横溝を設け、しかも前記横溝
は、この横溝が分割するリブ域をなす縦主溝の溝深さD
1の0.2倍以上かつ0.6倍以下の深さD2を有する
浅底部分と前記縦主溝の溝深さD1の0.6倍より大か
つ1.0倍以下の深さD3を有する深底部分とから形成
され、かつ前記浅底部分の溝底におけるタイヤ軸方向の
溝長さL2は、前記横溝の溝底におけるタイヤ軸方向の
溝長さL1の0.2倍以上かつ1.0倍より小とすると
ともに、この浅底部分の溝底に、前記溝長さL2の0.
5倍以上かつ1.0倍以下のタイヤ軸方向の長さL3を
有するサイピングを設けてなる空気入りタイヤである。
【0007】
【作用】浅底部分と深底部分とで構成する横溝は、この
横溝と同溝容積を有する平底の溝に比して、パターン剛
性を高めるのに効果的であり、従って、ブロック等が横
溝内に倒れ込むのを抑制でき、ポンピングにおける容積
変化を低減することによって、パターンノイズを減じう
る。又横溝は、溝底の高さ変化によって横溝内での気柱
共鳴を抑制でき、このことによっても騒音性能を向上し
うる。
【0008】又浅底部分の溝底に配されるサイピング
は、円周方向の外力に対してはサイピング巾を閉じるた
め、円周方向のパターン剛性を維持でき、前記パターン
ノイズの低減効果を保ちうる。又サイピングは、サイピ
ングに沿う向きのゴムの動きを拘束しないため、タイヤ
軸方向のパターン剛性を緩和できる。その結果、特に旋
回時における接地面積の低下抑止及び接地圧分布の均一
化を図ることが可能となり、接地性を高めてウエット走
行性能を維持しうる。
【0009】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づき説明す
る。図において、空気入りタイヤ1は、トレッド部2を
ショルダ側のリブ域10と縦主溝間のリブ域11とに区
分する縦主溝Mと、少なくともショルダ側の各リブ域1
0、10をブロックBに分割する横溝Yとを具えるとと
もに、この横溝Yの浅底部分15の溝底15Sにサイピ
ング20を設けている。
【0010】なお図2は、空気入りタイヤ1がJATM
A等の規格にて定まる標準のリムRに装着されかつJA
TMA等の規格にて定まる最大内圧の80%の内圧を充
填した時の標準状態を示す子午断面図であり、空気入り
タイヤ1は、トレッド部2からサイドウォール部3をへ
てビード部4のビードコア5の廻りで両端が折返される
カーカス6を有する、本例では、偏平な乗用車用ラジア
ルタイヤとして形成される。又前記カーカス6の半径方
向外側には、強靱なベルト層7を配している。
【0011】前記カーカス6は、カーカスコードを、タ
イヤ赤道Cに対して70〜90度の角度で配列させた1
枚以上、本例では内、外2枚のカーカスプライ6A、6
Bからなり、カーカスコードとしてナイロン、ポリエス
テル、芳香族ポリアミド等の有機繊維のコードが好適に
用いられる。なお内のカーカスプライ6Aの折返し部分
は、外のカーカスプライ6Bの折返し部分を覆って、タ
イヤの最大巾位置近傍で終し、プライ端への応力集中を
緩和しかつタイヤ横剛性を高める。
【0012】前記ベルト層7は、ベルトコードをタイヤ
赤道Cに対して5〜30度の角度で配列させた1枚以
上、本例では、内、外2枚のベルトプライ7A、7Bか
らなり、タガ効果を有してタイヤを補強しかつトレッド
剛性を高める。又各ベルトプライ7A、7Bはプライ間
相互でベルトコードが交差する向きに配され、ベルトコ
ードとしては、例えばスチールコードの他、要求するタ
イヤ性能に応じて、前記有機繊維のコードも適宜用いら
れる。
【0013】なお前記ベルト層7の半径方向外側には、
該ベルト層7の少なくともタイヤ軸方向外端部を覆っ
て、そのリフティングを抑制するバンド層9を設けてい
る。
【0014】又前記トレッド部2には、図1に示すよう
に、前記縦主溝Mと横溝Yとを有するブロックタイプ又
はブロック・リブタイプのトレッドパターン、本例では
ブロック・リブタイプのトレッドパターンが形成され
る。
【0015】このトレッドパターンをなす前記縦主溝M
は、本例では、タイヤ赤道C両側の内の縦主溝M1、M
1と、その外側に配される外の縦主溝M2、M2との4
本からなり、夫々タイヤ円周方向に連続してのびること
によって、前記トレッド部2を、タイヤ軸方向最外側で
ある外の縦主溝M2とトレッド接地縁Eとの間のショル
ダ側のリブ域10、10、内外の縦主溝M1、M2間の
リブ域11A、11A、及び内の縦主溝M1、M1間の
リブ域11Bに区分する。
【0016】なお各縦主溝M1、M2は、溝深さを夫々
一定とした例えば略直線溝であって、本例では、縦主溝
M1の溝深さD1aを、縦主溝M2の溝深さD1bより
略大としている。各溝深さD1a、D1bは6〜10mm
程度であって、各溝深さD1a、D1bを等しく設定し
てもよく、以下に溝深さD1a、D1bを総称するとき
溝深さD1とよぶ。なお縦主溝Mは、トレッド面での溝
巾WMを夫々5〜12mm程度としている。
【0017】又前記トレッド接地縁Eとは、本願におい
ては、前記標準状態のタイヤにJATMA等の規格にて
定まる最大荷重の80%の荷重を負荷した標準荷重状態
において、トレッド面が接地する接地面領域のタイヤ軸
方向外縁として定義される。
【0018】又前記横溝Yは、トレッド面での溝巾WY
が前記縦主溝Mの溝巾WMより小、例えば3mm程度であ
って、少なくともショルダ側のリブ域10、10に夫々
配されるショルダ側の横溝Y1を含む。
【0019】本例では、この横溝Yは、前記ショルダ側
の横溝Y1と、溝間のリブ域11A,11Aに夫々配さ
れる溝間の横溝Y2とを具え、各横溝Y1、Y2は、夫
々前記リブ域10、11Aを横切ることによって、この
リブ域10、11Aを複数のブロックB1、B2に分割
する。なおリブ域11Bは、本例では、内の縦主溝M1
からのびかつ内端がタイヤ赤道C近傍で途切れる切欠き
部12を有するリブ体として形成される。
【0020】そして前記ショルダ側の横溝Y1は、図3
に拡大して示すように、溝底15Sが浅くかつ溝底15
Sにサイピング20を設けた浅底部分15と、溝底16
Sが深い深底部分16とから形成される。
【0021】なお該横溝Y1は、前記トレッド接地縁E
の位置からサイドウォール部3上端のバットレス部17
までのびる延出部分13と連接し、従って横溝Y1は、
両端が外の縦主溝M2及びバットレス部17で夫々開口
する溝体の一部として形成される。
【0022】前記浅底部分15は、本例では、溝底15
Sの一端が縦主溝M2を起点としてトレッド面と略平
行、すなわち略一定の溝深さを有してタイヤ軸方向外方
にのびる主部15Aを具え、該主部15Aは、浅底部分
15の好ましくは80%以上、より好ましくは90%以
上に亘って形成される。
【0023】又前記深底部分16は、本例では溝底16
Sの一端がトレッド接地縁Eの位置を起点として、前記
主部15Aと略平行にタイヤ軸方向内方にのびる主部1
6Aを具える。なおトレッド面のプロファイルは、トレ
ッド接地縁E近傍においてその曲率半径を大巾に減じて
いるため、本例では、深底部分16の溝深さもこれに応
じてトレッド端側に向かって漸減している。
【0024】なお本例において、浅底部分15を縦主溝
M2に隣接して形成する理由は、前述のごとく接地縁E
近傍の曲率半径が大巾に減じているためであって、もし
トレッド端側に浅底部分15を設ける時には、摩耗によ
り浅底部分15が早期に喪失し排水性を損ねる傾向があ
るからである。
【0025】又各主部15A、16Aは、深底部分16
の主部16Aに滑らかに連なる接続部19を介して連結
し、従って本例では、該接続部19の上方部分19Aと
主部15Aとによって前記浅底部分15を構成し、かつ
下方部分19Bと主部16Aとによって深底部分16を
構成する。
【0026】ここで前記浅底部分15の半径方向の溝深
さD2は、外の縦主溝M2の半径方向の溝深さD1の
0.2倍以上かつ0.6倍以下であって、又前記深底部
分16の半径方向の溝深さD3は、前記溝深さD1の
0.6倍より大かつ1.0倍以下としている。
【0027】さらに前記浅底部分15の溝底15Sにお
けるタイヤ軸方向の構長さL2は、横溝Y1の溝底にお
けるタイヤ軸方向の構長さL1の0.2倍以上かつ1.
0倍より小としている。
【0028】なお溝深さD2及び溝深さD3は、夫々浅
底部分15及び深底部分16における最大溝深さ、最小
溝深さを含む溝深さの総称である。従って、浅底部分1
5に最大、最小の溝深さが存在する時、この最大、最小
の溝深さが夫々0.2×D1〜0.6×D1の範囲に含
まれる。同様に深底部分16に最大、最小の溝深さが存
在する際には、この最大、最小の溝深さは0.6×D1
〜1.0×D1の範囲に含まれることとなる。
【0029】又前記接続部19の上方部分19A、下方
部分19Bは、トレッド面から0.6×D1の深さ位置
によって区分される。
【0030】このように、前記横溝Y1を浅底部分15
と深底部分16とからなる段差溝として形成することに
より、比較的高い排水性を保ちつつ、リブ域10の円周
方向の剛性を効果的に高めることができ、パターンノイ
ズを低減しかつドライ路面での操縦安定性を向上しう
る。
【0031】又浅底部分15のサイピング20は、本例
では、浅底部分15の溝中心に沿ってタイヤ円周方向と
交わる向きにのびる細溝もしくはカット溝であって、接
地の際、溝壁を閉じることによって、タイヤ円周方向の
剛性を維持する。このためにサイピング20のサイピン
グ巾は、好ましくは2.0mm以下、より好ましくは1.
6mm以下であって、又サイピング巾は、サイピング20
を加硫金型にて成形する時0.5mm以上を必要とする
が、カッター等によって機械切りする時、実質的に0mm
にしうる。
【0032】又サイピング20は、このサイピング20
の長手方向に向くゴムの動きを高めるためタイヤ軸方向
のパターン剛性を適度に緩和し、接地性を大巾に向上し
うる。このために、サイピング20の溝底15Sにおけ
るタイヤ軸方向の長さL3は前記浅底部分15の溝長さ
L2の0.5倍以上かつ1.0倍以下とすることが必要
であり、又本例では、サイピング20は、一端を縦主溝
M2で開口するとともに、前記溝底15Sから略一定の
深さを有して形成される。このサイピング20の半径方
向の深さdは、前記溝深さD1とD2との差(D1−D
2)の0.3倍以上かつ1.0倍以下とすることが好ま
しい。
【0033】なおこのような段差状の横溝Y2及びサイ
ピング20による前記効果は、図4、図5、図6、図7
に示すテスト結果によっても確認しうる。各テストは図
1〜3に示すタイヤサイズ205/60R15のタイヤ
を、標準のリムR(15×6JJ)にリム組しかつ内圧
(2.0kg/cm2 )を充填した後、2000ccのFR
車両に装着して行った実車走行によるものである。
【0034】図4では、L=28mm(一定)、L2=1
7mm(一定)、D1=8.0mm(一定)、主部16Aの
最大の溝深さD3=7.0mm(一定)とし、かつ主部1
5Aにおける溝深さD2を変化させた時の比D2/D1
と旋回時のウエット走行性能及びパターンノイズとの関
係を示す。なおサイピング20は横溝Y1から排除して
いる。同図に示すように比D2/D1が0.2より小の
時排水性が悪化しかつパターン剛性が過大となるため、
ウエット走行性能を不十分とする。又0.6より大の時
パターン剛性が過小となるためパターンノイズを低減し
えない。従って好ましくはD2/D1は0.4以上かつ
0.6以下である。
【0035】なお前記ウエット走行のテストは、前記車
両を用い、水深3mm、曲率半径60mの舗装した円旋回
路面を限界速度で走行し、その限界速度時の横加速度
(横G)を算出して、その平均値をタイヤごとに指数比
較している。指数値が大なほど良好。
【0036】又パターンノイズのテストしては、前記車
両をエンジンオフ状態で乾燥舗装路面を走行させ、車両
から側方に7.5m離れた位置にマイクをセットしてJ
ASO規格C−606に準じてノイズを測定し、その時
の音圧をタイヤごとに指数比較している。指数値が大な
ほど良好。
【0037】図5は、前記タイヤにおいて、L1=28
mm(一定)、D1=8.0mm(一定)、主部15Aにお
ける溝深さD2=4.0mm(一定)、主部16Aにおけ
る最大の溝深さD3=7.0mm(一定)とし、かつL2
を変化させた時の比L2/L1とドライ操縦性及びパタ
ーンノイズとの関係を示す。なおサイピング20は横溝
Y1から排除している。同図に示すように、比L2/L
1が0.2より小の時、パターン剛性が過小となりパタ
ーンノイズを低減しえず、しかもドライ操縦性も低下す
る。又、さらにパターンノイズを低減し、ドライ操縦性
を向上するために、比L2/L1は0.4以上がさらに
好ましい。なお0.7より大の時には、排水性が不十分
となるのでさらに好ましくは比L2/L1は0.7以下
である。
【0038】なおドライ操縦性は、前記車両を用いて乾
燥舗装路面を走行した時のドライバーによるフィーリン
グによって10点法により評価したものであって、数値
が大なほど良好。
【0039】図6は、前記タイヤにおいて、L1=28
mm(一定)、L2=17mm(一定)、D1=8.0mm
(一定)、主部15Aにおける溝深さD2=4.0mm
(一定)、主部16Aにおける最大の溝深さD3=7.
0mm(一定)、d=3.0mm(一定)としかつL3を変
化させた時の比L3/L2と、旋回時のウエット走行性
能およびパターンノイズとの関係を示す。同図に示すよ
うに、サイピング20の有無及びその長さL3の比率に
かかわらず、パターンの円周方向剛性が維持され、パタ
ーンノイズを低い値に保ちうる。しかし比L3/L2が
0.5より小の時、タイヤ軸方向の剛性緩和効果が不十
分となり接地性が悪化する。なお0.8より大の時乾燥
路面走行時におけるコーナリングパワーが不足する傾向
にあり、従って好ましくは0.5以上かつ0.8以下の
範囲である。
【0040】図7は、前記タイヤにおいて、L1=28
mm(一定)、L2=17mm(一定)、L3=10mm(一
定)、D1=8.0mm(一定)、主部15Aにおける溝
深さD2=4.0mm(一定)、主部16Aにおける最大
の溝深さD3=7.0mm(一定)としかつdを変化させ
た時の比d/(D1−D2)と旋回時のウエット走行性
能及びパターンノイズとの関係を示す。同図に示すよう
にサイピング20の有無及びその深さdの比率にかかわ
らず、パターンノイズを低い値に保ちうる。しかし比d
/(D1−D2)が0.3より小の時、タイヤ軸方向の
剛性緩和効果が不十分となり接地性が悪化し、ウエット
走行性能が低下する。又1.0より大の時、すなわちサ
イピング20の底が縦主溝M2の底面より半径方向内側
の時には、応力がサイピング底に集中しやすく、亀裂損
傷等を誘発するなど耐久性の低下を招くので比d/(D
1−D2)は1.0以下の範囲とする。又、さらにウエ
ット走行性能を向上するために、比d/(D1−D2)
は、0.6以上がさらに望ましい。
【0041】又本実施例では、図1、8に示すように、
前記溝間の横溝Y2にも同様に、浅底部分25と深底部
分26とを設けるとともに、この浅底部分25の溝底2
5Sにサイピング27を形成している。
【0042】該横溝Y2は、本例では、浅底部分25の
主部25Aと、縦主溝M1、M2から夫々のびる深底部
分26の主部26A、26Aとを接続部29、29を介
して接続しなり、各主部25A、26Aは、夫々略一定
の溝深さを有してトレッド面と略平行にのびる。なお浅
底部分25の溝深さD2aは、リブ域11Aをなす縦主
溝M1、M2のうち最深となる縦主溝M1の溝深さD1
aの0.2倍以上かつ0.6倍以下であって、又深底部
分26の溝深さD3aを、前記溝深さD1aの0.6倍
より大かつ1.0倍以下としている。なお接続部29
は、トレッド面から0.6×D1aの深さ位置において
上、下部分29A、29Bに区分され、この上部分29
Aと主部25上とにより前記浅底部分25を形成すると
ともに、下部分29Bと主部26Aとにより深底部分2
6を形成する。又浅底部分25の溝底25Sにおけるタ
イヤ軸方向の溝長さL2aは、横溝Y2の溝底における
タイヤ軸方向の溝長さL1aの0.2倍以上かつ0.7
倍以下としている。
【0043】又サイピング27は、本例では、浅底部分
25の溝底25Sの略中央に溝中心に沿って形成され、
その両端は浅底部分25内で終端している。なおサイピ
ング27の長さL3aは前記溝長さL2aの0.5倍以
上1.0倍以下、好ましくは0.8倍以下であって、サ
イピング27の深さdaは、溝深さの差D2a−D1a
の0.3以上1.0倍以下としている。なおこれらD1
a、D2a、D3a、L1a、L2a、L3a、daの
設定理由は、前記横溝Y1の時と同様である。
【0044】又前記サイピング20及び27は、トレッ
ド接地縁E、E間の距離である接地巾Wの1/3の距離
を前記トレッド接地縁Eからタイヤ軸方向内方に隔てた
外領域Kに設けることが、前記接地性向上のために効果
的であり、外領域Kのさらにタイヤ軸方向内側にサイピ
ング20、27の一部又は全部が延出した時には、コー
ナリングパワーが不足し、操縦安定性を低下するため好
ましくない。
【0045】なお本願においては、図9aに示すよう
に、溝間の横溝Y2からサイピング27を排除しうる
他、図9bに示すように、横溝Y2から浅底部分25を
排除した一定深さの溝としてもよく、又横溝Y2自体を
排除してリブ域11Aをリブ域11Bと同様のリブ体で
形成することもできる。
【0046】又ショルダ側の横溝Y1としては、図10
aに示すように、両側の深底部分16、16の間に浅底
部分15を設けうる他、図10bに示すように、縦主溝
M2からのびる深底部分16の外側に浅底部分15を設
けてもよく、又浅底部分15は、図10cに示すように
深さ略一定の主部15Aを設けることはなく例えば断面
略三角形等の多角形状、ダ円等を含む略円弧状に隆起さ
せてもよい。
【0047】(具体例)図2に示す構造をなすタイヤサ
イズが205/60R15のタイヤを表1の仕様に基づ
き試作するとともに、該試作タイヤの旋回時のウエット
走行性能、パターンノイズ性能、ドライ操縦性能を夫々
測定し、その結果を比較例品のタイヤと比較し同表に示
している。なお、比較例品1の横溝Y1は、図11aに
示すように、前記図3に示す横溝Y1からサイピング2
0を排除したものであり、又比較例品2の横溝Y1は、
図11bに示すように、前記図3の横溝Y1からサイピ
ング20及び浅底部分15を排除したものである。なお
各性能テストは、前記図4〜7等で示すテスト仕様に準
ずる。
【0048】
【表1】
【0049】
【発明の効果】本発明は、叙上のごとく構成しているた
め、ウエット走行性能を維持しつつパターンノイズを低
減しうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すトレッドパターンの展
開図である。
【図2】本発明の一実施例を示すタイヤの子午断面図で
ある。
【図3】ショルダ側の横溝を拡大して示す断面図であ
る。
【図4】比D2/D1とウエット走行性能及びパターン
ノイズ性能との関係を示す線図である。
【図5】比L2/L1とドライ操縦性能及びパターンノ
イズ性能との関係を示す線図である。
【図6】比L3/L2とウエット走行性能、パターンノ
イズ性能及びドライ操縦性能との関係を示す線図であ
る。
【図7】比d/(D1−D2)とウエット走行性能及び
パターンノイズ性能との関係を示す線図である。
【図8】溝間の横溝を拡大して示す断面図である。
【図9】a、bとも溝間の横溝の他の実施例を示す断面
図である。
【図10】a、b、cともショルダ側の横溝の他の実施
例を示す断面図である。
【図11】a、bとも表1で記載する比較例品1、2の
タイヤの横溝を示す断面図である。
【図12】従来技術を説明する線図である。
【符号の説明】
2 トレッド部 10、11、11A、11B リブ域 15 浅底部分 16 深底部分 15S、16S 溝底 20 サイピング M、M1、M2 縦主溝 Y、Y1、Y2 横溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B60C 11/11 F 7504−3B C 7504−3B

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トレッド部に、タイヤ円周方向にのびる2
    本以上の縦主溝を設けることにより、トレッド部をタイ
    ヤ軸方向最外側の縦主溝とトレッド接地縁との間でなす
    ショルダ側のリブ域、及び縦主溝間でなす溝間のリブ域
    に区分するとともに、 少なくとも前記ショルダ側のリブ域に、各リブ域を分割
    し円周方向に並ぶブロックを形成する横溝を設け、しか
    も前記横溝は、この横溝が分割するリブ域をなす縦主溝
    の溝深さD1の0.2倍以上かつ0.6倍以下の深さD
    2を有する浅底部分と前記縦主溝の溝深さD1の0.6
    倍より大かつ1.0倍以下の深さD3を有する深底部分
    とから形成され、かつ前記浅底部分の溝底におけるタイ
    ヤ軸方向の溝長さL2は、前記横溝の溝底におけるタイ
    ヤ軸方向の溝長さL1の0.2倍以上かつ1.0倍より
    小とするとともに、この浅底部分の溝底に、前記溝長さ
    L2の0.5倍以上かつ1.0倍以下のタイヤ軸方向の
    長さL3を有するサイピングを設けてなる空気入りタイ
    ヤ。
  2. 【請求項2】前記サイピングの浅底部分の溝底からの深
    さdは、前記縦主溝の溝深さD1と前記浅底部分の溝深
    さD2との差(D1−D2)の0.3倍以上かつ1.0
    倍以下としたことを特徴とする請求項1記載の空気入り
    タイヤ。
  3. 【請求項3】前記浅底部分は、この浅底部分の一端が前
    記縦主溝を起点としてのびることを特徴とする請求項1
    記載の空気入りタイヤ。
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