JP2008153911A - 通信システム、通信端末、通信方法及び通信プログラム - Google Patents

通信システム、通信端末、通信方法及び通信プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】NFCを利用することで、簡単な操作により、2つ以上の複数台の携帯情報機器間で、BT等の第2の無線システムによる無線接続を確立することを目的とする。
【解決手段】リスト情報記憶装置100(ICカード)のリスト情報190には、相互通信を行うグループの各通信端末200のBTアドレスが格納されている。ICカードであるリスト情報記憶装置100を通信端末A200Aにかざす(接近させる)と、ICカードリーダ260Aがリスト情報190を読み込み、グループとなるべき通信端末200のBTアドレスのリストを得る。通信端末A200Aは、リスト情報190を読み取るとBT通信部270Aが備えるinquiryコマンドを発行し、近傍にあるBT通信可能な通信端末200を捜査する。リスト情報190にある通信端末を発見すると、その通信端末200にBT接続を行い、通信接続を確立する。
【選択図】図4

Description

本発明は、例えば、Bluetooth(登録商標,以下BT)や無線LAN(Local Area Network)等の通信接続を通信端末間で確立する技術に関する。
携帯情報機器の普及に伴い、携帯情報機器に有線や無線の通信機能が搭載されるようになってきている。特開2004−120736号公報には情報機器間でコンテンツ情報の共有に関する技術が開示されている。また、近年非接触IC(Integrated Circuit)カードとリーダライタによるNFC(Near Field Communication)を搭載する例も散見される。特開2004−364145にはNFCとBTを搭載したデバイスで、NFCにてBTの通信に必要な情報を事前交換しBTによるピアツーピア通信を行う技術が開示されている。
特開2004−120736号公報 特開2004−364145号公報
本発明は、例えば、NFCを利用し、簡単な操作により、2つ以上の複数台の携帯情報機器間で、BT等の第2の無線システムによる無線接続を確立することを目的とする。
本発明に係る通信システムによれば、リスト情報記憶装置と複数の通信端末とを備える通信システムにおいて、
上記リスト情報記憶装置は、
相互通信を行う複数の通信端末の情報をリスト情報として記憶装置に記憶するリスト情報記憶部と、
第1通信装置により第1通信方法で上記複数の通信端末のいずれかの通信端末と通信する機器通信部とを備え、
上記複数の通信端末の各通信端末は、
上記リスト情報記憶装置と上記機器通信部を介して第1通信方法で通信し、上記リスト情報記憶部が記憶したリスト情報を読取装置により読み取る第1通信部と、
上記第1通信部が読み取ったリスト情報が示す通信端末との通信接続を第2通信装置により上記第1通信方法と異なる第2通信方法で確立する第2通信部と
を備えることを特徴とする。
本発明に係る通信システムによれば、NFCを利用してICカード等に記憶したリスト情報を第1通信部が取得することで、リスト情報が示す他の通信端末とBT等による通信接続を、リスト情報を取得した通信端末の第2通信部が確立することが可能である。つまり、本発明に係る通信システムによれば、NFCを利用することで、簡単な操作により、2つ以上の複数台の携帯情報機器間で、BT等の第2の無線システムによる無線接続を確立することができる。
図1は、実施の形態における通信システム1の外観の一例を示す図である。
図1において、通信システム1は、ICカード906、携帯電話A907A、携帯電話B907B、PDA908(Personal Digital Assistants、登録商標)、PC909(Personal Computer)を備える。ICカード906と携帯電話A907A、携帯電話B907B、PDA(登録商標)908及びPC909とは、第1通信方法10により通信可能である。また、携帯電話A907A、携帯電話B907B、PDA(登録商標)908及びPC909は、相互に第2通信方法20により通信可能である。
ここで、第1通信方法10とは、例えば、ICカードとリーダライタによるNFCである。第2通信方法20とは、例えば、BTや無線LANによる通信である。
また、ICカード906は、リスト情報記憶装置100の一例である。さらに、携帯電話A907A、携帯電話B907B、PDA(登録商標)908及びPC909は、通信端末200の一例である。
図2は、実施の形態におけるリスト情報記憶装置100のハードウェア資源の一例を示す図である。
図2において、リスト情報記憶装置100は、プログラムを実行するCPU911(Central・Processing・Unit、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、プロセッサともいう)を備えている。CPU911は、バス912を介してROM913、RAM914、通信ボード915と接続され、これらのハードウェアデバイスを制御する。リスト情報記憶装置100は、さらに、LCD901、キーボード902、磁気ディスク装置920等を備えていても構わない。
図3は、実施の形態における通信端末200、リスト情報登録装置300のハードウェア資源の一例を示す図である。
図3において、通信端末200、リスト情報登録装置300は、プログラムを実行するCPU911を備えている。CPU911は、バス912を介してROM913、RAM914、通信ボード915、LCD901、キーボード902、磁気ディスク装置920と接続され、これらのハードウェアデバイスを制御する。
RAM914は、揮発性メモリの一例である。ROM913、磁気ディスク装置920の記憶媒体は、不揮発性メモリの一例である。これらは、記憶装置の一例である。
通信ボード915、キーボード902などは、入力装置の一例である。
LCD901は、表示装置の一例である。
通信ボード915は、NFCやBT等を行う機器である。通信ボード915は、第1通信装置、第2通信装置の一例である。
磁気ディスク装置920又はROM913などには、オペレーティングシステム921(OS)、ウィンドウシステム922、プログラム群923、ファイル群924が記憶されている。プログラム群923のプログラムは、CPU911、オペレーティングシステム921、ウィンドウシステム922により実行される。
上記プログラム群923には、以下に述べる実施の形態の説明において「〜部」として説明する機能を実行するプログラムがそれぞれ記憶されている。プログラムは、CPU911により読み出され実行される。
ファイル群924には、以下に述べる実施の形態の説明において、「リスト情報」、「〜判定」として説明する情報やデータや信号値や変数値やパラメータが、「ファイル」や「データベース」の各項目として記憶されている。「ファイル」や「データベース」は、ディスクやメモリなどの記録媒体に記憶される。ディスクやメモリなどの記憶媒体に記憶された情報やデータや信号値や変数値やパラメータは、読み書き回路を介してCPU911によりメインメモリやキャッシュメモリに読み出され、抽出・検索・参照・比較・演算・計算・処理・出力・印刷・表示などのCPU911の動作に用いられる。抽出・検索・参照・比較・演算・計算・処理・出力・印刷・表示のCPU911の動作の間、情報やデータや信号値や変数値やパラメータは、メインメモリやキャッシュメモリやバッファメモリに一時的に記憶される。
また、以下に述べる実施の形態の説明において説明するフローチャートの矢印の部分は主としてデータや信号の入出力を示し、データや信号値は、RAM914のメモリ、FDD904のフレキシブルディスク、コンパクトディスク、磁気ディスク装置920の磁気ディスク、その他光ディスク、ミニディスク、DVD(Digital・Versatile・Disc)等の記録媒体に記録される。また、データや信号は、バス912や信号線やケーブルその他の伝送媒体によりオンライン伝送される。
また、以下に述べる実施の形態の説明において「〜部」として説明するものは、「〜回路」、「〜装置」、「〜機器」、「〜手段」であってもよく、また、「〜ステップ」、「〜手順」、「〜処理」であってもよい。すなわち、「〜部」として説明するものは、ROM913に記憶されたファームウェアで実現されていても構わない。さらに、「〜処理」として説明するものは「〜ステップ」であって、「〜ステップ」として説明するものは「〜処理」であってもよい。或いは、ソフトウェアのみ、或いは、素子・デバイス・基板・配線などのハードウェアのみ、或いは、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせ、さらには、ファームウェアとの組み合わせで実施されても構わない。ファームウェアとソフトウェアは、プログラムとして、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD等の記録媒体に記憶される。プログラムはCPU911により読み出され、CPU911により実行される。すなわち、プログラムは、以下に述べる「〜部」としてコンピュータを機能させるものである。あるいは、以下に述べる「〜部」の手順や方法をコンピュータに実行させるものである。
実施の形態1.
まず、図4に基づき、実施の形態1に係る通信システム1の概要を説明する。図4は、実施の形態1に係る通信システム1の概要を示す図である。
リスト情報記憶装置100(ICカード)のリスト情報190には、相互通信を行うグループの各通信端末200のBTアドレスが格納されている。通信端末A200AにはICカードリーダ260A(第1通信装置260の一例)、BT通信を行うBT通信部270A(第2通信装置270の一例)が搭載されている。同様に、通信端末B200BにはICカードリーダ260B(第1通信装置260の一例)、BT通信部270B(第2通信装置270の一例)が搭載され、通信端末C200CにはICカードリーダ260C(第1通信装置260の一例)、BT通信部270C(第2通信装置270の一例)が搭載されている。ここで、ICカードであるリスト情報記憶装置100を通信端末A200Aにかざす(接近させる)と、ICカードリーダ260Aがリスト情報190を読み込み、グループとなるべき通信端末200のBTアドレスのリストを得る。
通信端末A200Aは、リスト情報190を読み取るとBT通信部270Aが備えるinquiryコマンドを発行し、近傍にあるBT通信可能な通信端末200を捜査する。通信端末A200Aは、読み込んだリスト情報190にあるBTアドレスの通信端末200を発見した場合、その通信端末200にBT接続を行い、通信接続を確立する。例えば、図4では、通信端末B200Bと通信端末C200Cとがリスト情報190にあり、通信端末B200Bと通信端末C200Cとがinquiryコマンドに応答したとする。この場合、通信端末A200Aは、通信端末B200Bと通信端末C200CとへBT接続を行い、それぞれと通信接続を確立する。
次に、図5に基づき、実施の形態1に係る通信システム1の機能について説明する。図5は、実施の形態1に係る通信システム1の機能を示す機能ブロック図である。通信システム1は、リスト情報記憶装置100と複数の通信端末200とを備える。図5には、複数の通信端末200の1つの通信端末200のみ示している。
まず、リスト情報記憶装置100について説明する。
リスト情報記憶装置100は、リスト情報記憶部110、機器通信部120、記憶装置160、第1通信装置170を備える。
リスト情報記憶部110は、相互通信を行う複数の通信端末200の情報をリスト情報190として記憶装置160に記憶する。機器通信部120は、第1通信装置170により第1通信方法10で通信端末200と通信する。記憶装置160は、例えば、RAM914、ROM913、磁気ディスク装置920等であり、リスト情報190等の情報が記憶される。第1通信装置170は、例えば、ICカードの読取書込部、ICカードリーダ等である。つまり、第1通信方法10は、例えば、NFC等である。
すなわち、リスト情報記憶装置100は、例えば、ICカードであり、通信端末200が備えるICカードリーダと通信する。
次に、通信端末200について説明する。
通信端末200は、第1通信部210、第2通信部220、通信判定部230、第1通信装置260、第2通信装置270、記憶装置280、処理装置290を備える。
第1通信部210は、リスト情報記憶装置100の機器通信部110を介して第1通信方法10で第1通信装置260により通信し、リスト情報記憶部100が記憶したリスト情報190を第1通信装置260(読取装置)により読み取る。第2通信部220は、第1通信部210が読み取ったリスト情報が示す通信端末200との通信接続を第2通信装置270により第1通信方法10と異なる第2通信方法20で確立する。通信判定部230は、リスト情報190が示す通信端末200が第2通信方法20で通信可能であるか否かを処理装置290により判定する。第1通信装置260は、リスト情報記憶装置100が備える第1通信装置170と対をなす装置であり、例えば、ICカードに対するICカードリーダ等である。第2通信装置270は、第1通信方法10であるNFCとは異なるBT通信等を行うBT通信装置等である。つまり、第2通信方法20は、例えば、BTや無線LAN等である。記憶装置280は、リスト情報記憶装置100が備える記憶装置160と同様に、例えば、RAM914、ROM913、磁気ディスク装置920等であり、読み取ったリスト情報190等の情報を記憶する。処理装置290は、CPU911等の装置である。
すなわち、通信端末200は、例えば、ICカードリーダを備えた携帯電話等であり、ICカードであるリスト情報記憶装置100と通信して、リスト情報190を読み取る。また、通信端末200は、読み取ったリスト情報190に基づき、他の通信端末200とBT通信等を行う。
次に、図6に基づき、実施の形態1に係る通信システム1の動作について説明する。図6は、実施の形態1に係る通信システム1の動作を示すフローチャートである。
まず、第1通信処理(S101)では、リスト情報記憶装置100の機器通信部120と、複数の通信端末200のいずれかの通信端末200の第1通信部210とは、第1通信方法10で通信する。そして、通信端末200の第1通信部210は、リスト情報記憶装置100の記憶装置160からリスト情報190を読み取り、通信端末200の記憶装置280に記憶する。
次に、通信判定処理(S102)では、(S101)でリスト情報190を読み取った通信端末200の通信判定部230は、読み取ったリスト情報190が示す自端末以外の通信端末200が第2通信方法20で通信可能状態であるか否かを判定する。通信判定部230は、例えば、第2通信方法20がBT通信である場合には、inquiryコマンドを発行し、近傍にあるBT通信可能な通信端末200を捜査する。そして、通信判定部230は、発見されたBT通信可能な通信端末200が、リスト情報190が示す通信端末200であるか否かを判定する。
そして、第2通信処理(S103)では、(S101)でリスト情報190を読み取った通信端末200の第2通信部220は、通信可能であると通信判定部230が判定した通信端末200との通信接続を第2通信方法20で確立する。第2通信部220は、例えば、第2通信方法20がBT通信である場合には、BT接続(Page)する。ここで、Pageとは、ページ信号を通信可能であると判定された通信端末200へ送信し、応答を受けBT接続を確立することをいう。
つまり、実施の形態1に係る通信システム1の通信方法は、所定の機器と複数の通信端末とを備える通信システムの通信方法において、
上記所定の機器と上記複数の通信端末の所定の通信端末とが第1通信方法10で通信し、上記所定の機器が記憶した相互通信を行う通信端末のリスト情報を上記所定の通信端末が読み取る第1通信ステップと、
上記所定の通信端末が、第2通信方法20で上記第1通信ステップで読み取ったリスト情報が示す通信端末との通信接続を確立する第2通信ステップと
を備えることを特徴とする。
また、実施の形態1に係る通信システム1の通信方法は、さらに、
上記所定の通信端末が、上記リスト情報が示す通信端末が上記第2通信方法20で通信可能であるか否かを判定する通信判定ステップを備え、
上記第2通信ステップでは、通信可能であると上記通信判定ステップで判定した場合、上記第2通信方法20で上記端末との通信接続を確立する
ことを特徴とする。
また、実施の形態1に係る通信システム1の通信方法は、
ICカードに2台以上の接続先リストを保有し、それぞれカードリーダを配する前記リスト中の端末の1台に前記ICカードをかざすと、該端末は前記リスト中にある端末に第2の無線通信による接続が可能かどうかを捜査し、接続可能な端末と第2の無線通信による接続をすることを特徴とする。
実施の形態1に係る通信システム1によれば、NFCを利用することで、簡単な操作により、複数の通信端末200間でBT等の無線システムによる無線接続を確立することができる。つまり、予めBT通信を行いたい通信端末200をICカード等に登録しておき、登録されている通信端末200の内の1つの通信端末200にICカードをかざすことで、予め登録しておいた通信端末200間でBT通信を行うことが可能である。
実施の形態2.
まず、図7に基づき、実施の形態2に係る通信システム1の概要を説明する。図7は、実施の形態2に係る通信システム1の概要を示す図である。
実施の形態1では、1台の通信端末200にICカード(リスト情報記憶装置100)をかざしたのに対し、実施の形態2では接続を所望する全ての通信端末200にICカードをかざすことにより、ICカードをかざされた全ての通信端末200間での通信接続状態を確立する。
図7において、通信端末A200A、通信端末B200B及び通信端末C200Cは、ICカードをかざされると、リスト情報190を読み取り、BTをON(BTでの通信可能状態)にする。次に、ICカードをかざされた通信端末A200A、通信端末B200B及び通信端末C200Cは、相互にinquiryコマンドを発行する。存在を確認した通信端末200の内、リスト情報190の最上位にある通信端末200がBTのマスターとなり、他の通信端末200へのBT接続を確立する。
実施の形態2に係る通信システム1の機能の構成は、実施の形態1に係る通信システム1の機能の構成と同様である。そこで、実施の形態2に係る通信システム1の機能について、実施の形態1に係る通信システム1の機能と異なる部分についてのみ説明する。
リスト情報記憶装置100が備えるリスト情報記憶部110は、通信端末200毎に順位付けされたリスト情報190を記憶装置160に記憶する。
通信端末200が備える第2通信部220は、第1通信部210がリスト情報190を読み取った場合、第2通信方法20で通信可能状態とする。また、第2通信部220は、リスト情報190において自端末が最上位に順位付けされている場合、第2通信方法20でリスト情報190が示す通信端末200との通信接続を確立する。
次に、図8に基づき、実施の形態2に係る通信システム1の動作について説明する。図8は、実施の形態2に係る通信システム1の動作を示すフローチャートである。
まず、第1通信処理(S201)では、リスト情報記憶装置100の機器通信部120と、複数の通信端末200の各通信端末200の第1通信部210とは、第1通信方法10で通信する。そして、各通信端末200の第1通信部210は、リスト情報記憶装置100の記憶装置160からリスト情報190を読み取り、通信端末200の記憶装置280に記憶する。
ここで、実施の形態2において、リスト情報記憶装置100の記憶装置160には、通信端末毎に順位付けされたリスト情報190を記憶している。したがって、第1通信部210は、通信端末毎に順位付けされたリスト情報190を読み取る。
次に、第2通信処理(1)(S202)では、(S201)でリスト情報190を読み取った通信端末200の第2通信部220は、第2通信方法20で通信可能状態とする。第2通信部220は、例えば、第2通信方法20がBT通信である場合には、BTの電源をONする。
次に、通信判定処理(S203)では、各通信端末200の通信判定部230は、実施の形態1の(S102)と同様の動作をする。つまり、各通信端末200間で相互に第2通信方法20で通信可能か否かを確認する。
次に、第2通信処理(2)(S204)では、(S201)でリスト情報190を読み取った通信端末200の第2通信部220は、読み取ったリスト情報190において最上位に順位付けされているか否かを処理装置290により判定する。最上位に順位付けされていると第2通信部220が判定した場合(S204でYes)、(S205)へ進む。一方、最上位に順位付けされていないと第2通信部220が判定した場合(S204でNo)、処理を終了し、BT接続されるのを待つ。
次に、第2通信処理(3)(S205)では、リスト情報190において最上位に順位付けされていると判定した通信端末200の第2通信部220は、通信可能であると通信判定部230が判定した通信端末200との通信接続を第2通信方法20で確立する。
ここで、(S203)において、各通信端末200の通信判定部230は、例えば、所定の間隔毎に、所定の時間が経過するまで繰り返し実施の形態1の(S102)と同様の動作をする。また、リスト情報190において最上位に順位付けされていると判定した通信端末200の第2通信部220は、例えば、所定の間隔毎に、所定の時間が経過するまで通信接続の確立を繰り返し行う。このようにすることにより、最上位に順位付けされている通信端末200よりも後にICカードがかざされた通信端末200とも通信接続の確立をすることが可能である。
つまり、実施の形態2に係る通信システム1の通信方法は、実施の形態1に係る通信システム1の通信方法に加え、さらに、
上記第1通信ステップでは、上記所定の機器と上記複数の通信端末の各通信端末とが順次第1通信方法10で通信し、通信端末毎に順位付けされたリスト情報を上記各通信端末が読み取り、
上記第2通信ステップでは、上記各通信端末が上記第2通信方法20で通信可能状態とし、上記リスト情報において最上位に順位付けされている通信端末が上記第2通信方法20で上記リスト情報が示す他の通信端末との通信接続を確立する
ことを特徴とする。
また、実施の形態2に係る通信システム1の通信方法は、
ICカードに2台以上の接続先リストを保有し、それぞれカードリーダを配する前記リスト中の第2の無線通信による接続を所望する端末に、前記ICカードをかざすことにより、ICカードをかざされた端末の第2の無線通信を活性化し、各当該端末は前記リスト中にある端末に第2の無線通信による接続が可能かどうかを捜査し、接続可能な端末と第2の無線通信による接続をすることを特徴とする。
実施の形態2に係る通信システム1によれば、実施の形態1と同様に、NFCを利用することで、簡単な操作により、複数の通信端末200間でBT等の無線システムによる無線接続を確立することができる。
実施の形態3.
まず、図9に基づき、実施の形態3に係る通信システム1の概要を説明する。図9は、実施の形態3に係る通信システム1の概要を示す図である。
実施の形態1及び実施の形態2では事前にICカード(リスト情報記憶装置100)に用意されたリスト情報190を使用したのに対し、実施の形態3では、ICカードを通信端末200にかざす度にリスト情報にその通信端末200の情報を追加生成し、順次通信接続を確立する。
図9において、通信端末A200A、通信端末B200B及び通信端末C200Cはそれぞれ、ICカードリーダライタ261A(第1通信装置260の一例)、ICカードリーダライタ261B(第1通信装置260の一例)、ICカードリーダライタ261C(第1通信装置260の一例)を備え、ICカードのリスト情報190へ追加書き込みを可能としている。
まず、通信端末A200AにICカードをかざすと、ICカードリーダライタ261AはICカードのリスト情報190に自端末のBTアドレスを書き込む。通信端末A200Aは、リスト情報190に他の通信端末200の情報を発見しないので、BTをONして待機する。
次に、通信端末B200BにICカードをかざすと、ICカードリーダライタ261BはICカードのリスト情報190の末尾に自端末のBTアドレスを追記する。通信端末B200Bはリスト中に通信端末A200Aを発見するので、通信端末A200Aに対してBT接続(Page)を行う。これで通信端末A200Aと通信端末B200Bとは接続状態となる。
さらに、通信端末C200CにICカードをかざすと、リスト情報190の末尾に自端末のBTアドレスを書き込む。通信端末C200Cはリスト情報190に通信端末A200Aと通信端末B200Bとを発見するので、双方に接続を行う。
ここで、接続を受けた通信端末B200Bは自身で確立した通信接続の切断を行う。その結果、通信端末C200Cが形成したネットワークだけが残る。さらに通信端末が追加された場合であっても同様に動作する。
次に、図10に基づき、実施の形態3に係る通信システム1の機能について説明する。図10は、実施の形態3に係る通信システム1の機能を示す機能ブロック図である。実施の形態3に係る通信システム1の機能は、実施の形態1に係る通信システム1の機能と概ね同様である。そこで、実施の形態1に係る通信システム1の機能と異なる部分のみ説明する。
リスト情報記憶装置100については実施の形態1のリスト情報記憶装置100と同様である。
通信端末200は、実施の形態1の通信端末200の機能に加え、第2通信切断部240を備える。また、通信端末200が備える第1通信部210は、リスト情報190を読み出すとともに、自端末の情報をリスト情報記憶部110が記憶したリスト情報190に第1通信装置260(書込装置)により追加する。
第2通信切断部240は、他の通信端末200により第2通信方法20で通信接続が確立された場合、自ら確立した第2通信方法20での通信接続を処理装置290により切断する。つまり、自端末がマスターとなってBT接続している場合に、他の通信端末200がマスターとなってBT接続してきた場合、自端末がマスターとなっているBT接続を切断する。
次に、図11に基づき、実施の形態3に係る通信システム1の動作について説明する。図11は、実施の形態3に係る通信システム1の動作を示すフローチャートである。
まず、第1通信処理(1)(S301)では、リスト情報記憶装置100の機器通信部120と、複数の通信端末200のいずれかの通信端末200の第1通信部210とは、実施の形態2の(S201)と同様の動作をする。
次に、第1通信処理(2)(S302)では、複数の通信端末200の各通信端末200の第1通信部210は、リスト情報記憶装置100の記憶装置160のリスト情報190に自端末の情報を追加する。第1通信部210は、例えば、リスト情報190の末尾に自端末の情報を追加する。
次に、通信判定処理(S303)では、各通信端末200の通信判定部230は、実施の形態1の(S102)と同様の動作をする。つまり、各通信端末200間で相互に第2通信方法20で通信可能か否かを確認する。
次に、第2通信処理(S304)では、各通信端末200の第2通信部220は、実施の形態1の(S103)と同様の動作をする。つまり、各通信端末200の第2通信部220は、通信可能であると通信判定部230が判定した通信端末200との通信接続を第2通信方法20で確立する。
次に、第2通信切断処理(1)(S305)では、各通信端末200の第2通信切断部240は、他の通信端末200により第2通信方法20で通信接続が確立されたか否かを処理装置290により判定する。第2通信切断部240は、例えば、他の端末から自端末へBT接続がされたか否かにより、他の通信端末200により第2通信方法20で通信接続が確立されたか否かを判定する。他の通信端末200により第2通信方法20で通信接続が確立されたと第2通信切断部240が判定した場合(S305でYes)、(S306)へ進む。一方、他の通信端末200により第2通信方法20で通信接続が確立されていないと第2通信切断部240が判定した場合(S305でNo)、改めて(S305)を行う。(S305でNo)の場合、第2通信切断部240は例えば所定の間隔を空けて改めて(S305)を行う。つまり、第2通信切断部240は自ら第2通信方法20で通信接続を確立した場合、その後他の通信端末200により第2通信方法20で通信接続を確立されていないかをチェックし続ける。
そして、第2通信切断処理(2)(S306)では、自ら確立した第2通信方法20での通信接続を切断する。
つまり、実施の形態3に係る通信システム1の通信方法は、実施の形態1に係る通信システム1の通信方法に加え、さらに、
上記第1通信ステップでは、上記所定の機器と上記複数の通信端末の各通信端末とが順次第1通信方法10で通信し、上記各通信端末が上記リスト情報を読み出すとともに、自端末の情報を上記リスト情報に追加し、
上記第2通信ステップでは、上記各通信端末は上記第2通信方法20で通信可能状態とするとともに、上記各通信端末は上記第2通信方法20で上記第1通信ステップで読み取ったリスト情報に既に示された通信端末との通信接続を確立し、
上記通信方法は、さらに、
通信接続を確立した後、他の通信端末により上記第2通信方法20で新たな通信接続が確立された場合、自ら確立した上記第2通信方法20での通信接続を切断する第2通信切断ステップ
を備えることを特徴とする。
また、実施の形態3に係る通信システム1の通信方法は、
ICカードを、それぞれカードリーダライタを配し、第2の無線通信を有する端末に、2台以上順次かざすことにより、ICカードをかざされた該端末は自身のIDをICカードのリストに書き込み、第2の無線通信を活性化し、ICカードから読み出しを行い、すでに該リストにある端末に第2の無線通信による接続を行うことを特徴とする。
実施の形態3に係る通信システム1によれば、自端末がマスターであるか否かを判断することなく、第2通信方法20で通信接続を確立できる。また、他の通信端末200が第2通信方法20で通信接続を確立した場合、自ら確立した第2通信方法20での通信接続を切断するため、複数の第2通信方法20での通信接続が存在することがない。
実施の形態4.
実施の形態4では、マスターとなる通信端末200の特定を迅速にする方法の一例を説明する。
まず、図12に基づき、実施の形態4に係る通信システム1の概要を説明する。図12は、実施の形態4に係る通信システム1の概要を示す図である。
ICカード(リスト情報記憶装置100)のリスト情報190のマスターである通信端末200の情報にはマスターであることを示すマークが付されている。ここで、ICカードをかざされた通信端末200は、リスト情報190にマスターであることを示すマークがない場合、ICカードの記憶装置(記憶装置140)の所定の番地の読み出しを行う。上記所定の番地の読み出しをされると、ICカードはリスト情報190の読み出しを行った通信端末200のBTアドレスにマークを付する。そして、読み出しを行った通信端末200は、マスターとなる。例えば、初めに通信端末A200Aがリスト情報190の読み出しを行った場合、通信端末A200Aがマスターとなる。実施の形態4において、ICカードは所定の番地の読み出しに対応する通信端末200のBTアドレスにマークを付するという動作を行うため、例えばCPU等を備えている。
次に、他の通信端末B200Bや通信端末C200CにICカードをかざすと、リスト情報190のマスターとなる通信端末A200Aのアドレスにマークが付されているので、通信端末B200Bや通信端末C200Cは、マスターが存在することを認識し、BTをONにしてマスターからの接続を待つ。
つまり、リスト情報190にマークを発見しなかった通信端末A200Aは、自身がマスターであることを認識し、リスト情報190の他の通信端末200を捜索し、接続を確立する。一方、リスト情報190にマークを発見した通信端末B200Bや通信端末C200Cは、自身はマスターでないことを認識し、マスターである通信端末A200Aからの接続を待つ。
次に、図13に基づき、実施の形態4に係る通信システム1の機能について説明する。図13は、実施の形態4に係る通信システム1の機能を示す機能ブロック図である。実施の形態4に係る通信システム1の機能は、実施の形態1に係る通信システム1の機能と概ね同様である。そこで、実施の形態1に係る通信システム1の機能と異なる部分のみ説明する。
リスト情報記憶装置100は、実施の形態1のリスト情報記憶装置100に加え、識別情報変更部130を備える。また、リスト情報記憶装置100が備えるリスト情報記憶部110は、通信接続を確立する主体となる通信端末200(マスター)が決定されたか否かを示す識別情報(マーク)を付与したリスト情報190を記憶装置160記憶する。
識別情報変更部130は、リスト情報190を通信端末200の第1通信部210が読み取った際、通信接続を確立する主体となる通信端末200が決定されていないとリスト情報190に付与された識別情報が示す場合、通信接続を確立する主体となる通信端末が決定されたことを示す識別情報にリスト情報記憶部110が記憶したリスト情報190に付与された識別情報を変更する。つまり、上述した例において、識別情報変更部130は、リスト情報190にマークが付された通信端末200が存在しないときに、ICカードの記憶装置(記憶装置140)の所定の番地の読み出しが行われた場合、所定の番地に対応する通信端末200の識別情報にマークを付する。
通信端末200が備える第1通信部210は、識別情報が付与されたリスト情報190を読み出す。
第2通信部220は、第1通信部210がリスト情報190を読み取った場合、第2通信方法20で通信可能状態とする。また、第2通信部220は、通信接続を確立する通信端末が決定されていないと第1通信部210が読み出したリスト情報190に付与された識別情報が示す場合、第2通信方法20でリスト情報190が示す他の通信端末200との通信接続を確立する。
次に、図14に基づき、実施の形態4に係る通信システム1の動作について説明する。図14は、実施の形態4に係る通信システム1の動作を示すフローチャートである。
まず、第1通信処理(S401)では、リスト情報記憶装置100の機器通信部120と、複数の通信端末200のいずれかの通信端末200の第1通信部210とは、実施の形態2の(S201)と同様の動作をする。ここでは、第1通信部210は、識別情報が付与されたリスト情報190を読み出す。
次に、第2通信処理(2)(S402)では、(S401)でリスト情報190を読み取った通信端末200の第2通信部220は、実施の形態2の(S202)と同様、第2通信方法20で通信可能状態とする。
次に、マスター判定処理(S403)では、第2通信部220は、第1通信部210が読み出したリスト情報190に付与された識別情報に基づき、通信接続を確立する主体となる通信端末200が決定されているか否かを判定する。通信接続を確立する主体となる通信端末200が決定されていると第2通信部220が判定した場合(S403でYes)、処理を終了し、通信接続を確立する主体となる通信端末200から通信接続が確立されることを待つ。一方、通信接続を確立する主体となる通信端末が決定されていないと第2通信部220が判定した場合(S403でNo)、自身が通信接続を確立する主体となる通信端末200であると判断し、(S404)へ進む。ここでは、通信端末200が通信接続を確立する主体となる通信端末200が決定されているか否かを判定した。しかし、これに限られず、リスト情報記憶装置100が通信接続を確立する主体となる通信端末200が決定されているか否かを判定するとしても構わない。また、通信端末200とリスト情報記憶装置100とのいずれもが通信接続を確立する主体となる通信端末200が決定されているか否かを判定するとしても構わない。
次に、識別情報変更処理(S404)では、識別情報変更部130は、通信接続を確立する通信端末が決定されていない場合には、通信接続を確立する主体となる通信端末が決定されたことを示す識別情報にリスト情報記憶部110が記憶したリスト情報190に付与された識別情報を変更する。識別情報変更部130は、上述したように、リスト情報190を読み込んだ通信端末200が通信接続を確立する主体となる通信端末200であることが識別できる識別情報を付与しても構わない。
次に、通信判定処理(S405)では、各通信端末200の通信判定部230は、実施の形態1の(S102)と同様の動作をする。
次に、第2通信処理(2)(S406)では、通信接続を確立する主体となる通信端末200の第2通信部220は、通信可能であると通信判定部230が判定した通信端末200との通信接続を第2通信方法20で確立する。
つまり、実施の形態4に係る通信システム1の通信方法は、実施の形態1に係る通信システム1の通信方法に加え、さらに、
上記第1通信ステップでは、上記所定の機器と上記複数の通信端末の各通信端末とが順次第1通信方法10で通信し、通信接続を確立する通信端末が決定されているか否かを示す識別情報を付与されたリスト情報を上記各通信端末が読み出し、
上記第2通信ステップでは、上記各通信端末が上記第2通信方法20で通信可能状態とするとともに、通信接続を確立する通信端末が決定されていないと上記第1通信ステップで読み込んだリスト情報に付与された識別情報が示す場合、上記第2通信方法20で上記リスト情報が示す他の端末との通信接続を確立する
ことを特徴とする。
さらに、実施の形態4に係る通信システム1の通信方法は、
上記第1通信ステップでは、通信端末が上記リスト情報を読み込んだ際、通信接続を確立する通信端末が決定されていないとリスト情報に付与された識別情報が示す場合、上記所定の機器がリスト情報に付与された識別情報を通信接続を確立する端末が決定されていることを示す識別情報に変更する
ことを特徴とする。
また、実施の形態4に係る通信システム1の通信方法は、
ICカードに2台以上の接続先リストを保有し、それぞれカードリーダを配する前記リスト中の第2の無線通信による接続を所望する端末に、前記ICカードをかざすことにより、該カードリーダはICカードの特定の番地を読み出し、これによりICカードは最初の読み出しに対応する端末をリスト上にマークし、かつICカードをかざされた全ての端末の第2の無線通信を活性化し、読み出したリスト中にマークのない当該端末は前記リスト中にある端末に第2の無線通信による接続が可能かどうかを捜査し、接続可能な端末と第2の無線通信による接続をすることを特徴とする。
実施の形態4に係る通信システム1によれば、識別情報に基づき、容易にマスターである通信端末200を判断できるため、複数の通信端末200が通信接続を確立するという無駄が生じない。また、リスト情報記憶装置100の記憶装置160に識別情報を書き込むのが、リスト情報記憶装置100が有する機能であるため、通信端末200はリスト情報記憶装置100へ情報の書き込みを行うICカードライタ等の書込装置を備える必要がない。つまり、通信端末200はリスト情報記憶装置100から情報を読み取るICカードリーダ等の読込装置のみを備えれば足りる。
実施の形態5.
実施の形態4では、ICカード(リスト情報記憶装置100)自身が識別情報の変更を行った。実施の形態5では、通信端末200が識別情報の変更を行う。
まず、実施の形態3に係る通信システム1の概要の説明に使用した図9に基づき、実施の形態5に係る通信システム1の概要を説明する。
実施の形態3において、通信端末200は、ICカードのリスト情報190に書き込みをした。実施の形態5においても同様に、ICカードのリスト情報190に書き込みをし、そのリスト情報190に基づき通信接続を確立する。
ICカード(リスト情報記憶装置100)のリスト情報190のマスターである通信端末200の情報にはマスターであることを示すマークが付されている。ここで、ICカードをかざされた通信端末200は、リスト情報190にマスターであることを示すマークがない場合、通信端末200のICカードリーダライタ261はICカードのリスト情報190の自身のアドレスにマークを付する。そして、読み出しを行った通信端末200は、マスターとなる。例えば、初めに通信端末A200Aがリスト情報190の読み出しを行った場合、通信端末A200Aがマスターとなる。
次に、他の通信端末B200Bや通信端末C200CにICカードをかざすと、通信端末B200Bや通信端末C200Cは、リスト情報190のマスターとなる通信端末A200Aのアドレスにマークが付されているので、通信端末B200Bや通信端末C200Cは、マスターが存在することを認識し、BTをONにしてマスターからの接続を待つ。そして、通信端末A200Aは、通信端末B200B及び通信端末C200Cに接続する。
つまり、リスト情報190にマークを発見しなかった通信端末A200Aは、自身がマスターであることを認識し、リスト情報190の他の通信端末200を捜索し、接続を確立する。一方、リスト情報190にマークを発見した通信端末B200Bや通信端末C200Cは、自身はマスターでないことを認識し、マスターである通信端末A200Aからの接続を待つ。
次に、図5に基づき、実施の形態5に係る通信システム1の機能について説明する。実施の形態5に係る通信システム1の機能の構成は、実施の形態1に係る通信システム1の機能の構成と同様である。実施の形態5に係る通信システム1の機能について、実施の形態1に係る通信システム1の機能と異なる部分のみ説明する。
リスト情報記憶装置100については実施の形態1のリスト情報記憶装置100と同様である。
通信端末200が備える第1通信部210は、識別情報が付与されたリスト情報190を読み出す。また、第1通信部210は、通信接続を確立する主体となる通信端末が決定されていないと読み出したリスト情報190に付与された識別情報が示す場合、通信接続を確立する主体となる通信端末が決定されたことを示す識別情報にリスト情報記憶部110が記憶したリスト情報190に付与された識別情報を変更する。
次に、図15に基づき、実施の形態5に係る通信システム1の動作について説明する。図15は、実施の形態5に係る通信システム1の動作を示すフローチャートである。
第1通信処理(1)(S501)からマスター判定処理(S503)までは、実施の形態4の(S401)から(S403)までと同様である。
次に、第1通信処理(2)(S504)では、第1通信部210は、通信接続を確立する通信端末が決定されていない場合には、通信接続を確立する主体となる通信端末が決定されたことを示す識別情報にリスト情報記憶部110が記憶したリスト情報190に付与された識別情報を変更する。第1通信部210は、実施の形態4の識別情報変更部130と同様に、リスト情報190を読み込んだ通信端末200が通信接続を確立する主体となる通信端末200であることが識別できる識別情報を付与しても構わない。
通信判定処理(S505)と第2通信処理(2)(S506)とはそれぞれ、実施の形態4の(S405)と(S406)と同様である。
つまり、実施の形態5に係る通信システム1の通信方法は、実施の形態4に係る通信システム1の通信方法に加え、さらに、
上記第1通信ステップでは、通信接続を確立する通信端末が決定されていないとリスト情報に付与された識別情報が示す場合、上記リスト情報を読み込んだ通信端末がリスト情報に付与された識別情報を通信接続を確立する端末が決定されていることを示す識別情報に変更する
ことを特徴とする。
また、実施の形態5に係る通信システム1の通信方法は、
実施の形態3で生成されたリストを使用し、最初にかざされた端末に当該端末のリーダライタがマークし実施の形態4と同等の方法で第2の無線通信による接続をすることを特徴とする。
実施の形態5に係る通信システム1によれば、実施の形態4と同様に、識別情報に基づき、容易にマスターである通信端末200を判断できるため、複数の通信端末200が通信接続を確立するという無駄が生じない。また、リスト情報記憶装置100の記憶装置160に識別情報を書き込むのが、通信端末200が有する機能であるため、リスト情報記憶装置100はCPU等の処理装置を備える必要がない。
実施の形態6.
実施の形態6では、図16に示すように、ICカードリーダライタ(第3通信装置330の一例)等を備えるリスト情報登録装置300を用い、ICカード(リスト情報記憶装置100の一例)に通信接続を共有する通信端末200のアドレスや暗号鍵等の情報を書き込む。
次に、図17に基づき、実施の形態6に係る通信システム1の機能について説明する。図17は、実施の形態6に係る通信システム1の機能を示す機能ブロック図である。
リスト情報登録装置300は、リスト情報送信部310、リスト情報登録部320、第3通信装置330、記憶装置340、入力装置350を備える。
リスト情報送信部310は、リスト情報190をリスト情報記憶装置100へ第3通信装置330により送信する。リスト情報登録部320は、入力装置350によりリスト情報190を入力して記憶装置340に記憶する。第3通信装置330は、例えば、ICカードの読取書込部、ICカードリーダライタ等である。記憶装置340は、例えば、RAM914、ROM913、磁気ディスク装置920等である。入力装置350は、キーボード902等である。
つまり、リスト情報登録装置300は、例えば、PC等のコンピュータであり、キーボード902等によりリスト情報190を入力して、磁気ディスク装置920等に記憶する。そして、リスト情報登録装置300は、磁気ディスク装置920等に記憶したリスト情報190を、ICカードリーダライタ等を介してICカードであるリスト情報記憶装置100へ送信する。
リスト情報記憶装置100は、実施の形態1のリスト情報記憶装置100に加え、リスト情報受信部140、第3通信装置180を備える。
リスト情報受信部140は、リスト情報送信部310が送信したリスト情報190を第3通信装置により受信する。第3通信装置180は、リスト情報登録装置300が備える第3通信装置330と対をなす装置であり、例えば、ICカードリーダに対するICカード等である。
次に、図18に基づき、実施の形態6に係る通信システム1の動作について説明する。図18は、実施の形態6に係る通信システム1の動作を示すフローチャートである。
まず、リスト情報登録処理(S601)では、リスト情報登録装置300のリスト情報登録部320は、入力装置350によりリスト情報190を入力して記憶装置340に記憶する。
次に、リスト情報送信処理(S602)では、リスト情報登録装置300のリスト情報送信部310は、記憶装置340に記憶したリスト情報190をリスト情報記憶装置100へ第3通信装置330により送信する。
次に、リスト情報受信処理(S603)では、リスト情報記憶装置100のリスト情報受信部140は、リスト情報送信部310が送信したリスト情報190を第3通信装置180により受信する。
そして、リスト情報記憶処理(S604)では、リスト情報記憶装置100のリスト情報記憶部110は、リスト情報受信部140が受信したリスト情報190を記憶装置160に記憶する。
つまり、実施の形態6に係る通信システム1の通信方法は、
上述した実施の形態のICカードのリスト情報190をICカードリスト登録機により作成することを特徴とする。
実施の形態6に係る通信システム1によれば、リスト情報190をコンピュータにより予めICカード等のリスト情報記憶装置100に登録しておくことが可能である。また、リスト情報190の編集も容易に行うことができる。
実施の形態7.
まず、図19に基づき、実施の形態7に係る通信システム1の概要を説明する。図19は、実施の形態7に係る通信システム1の概要を示す図である。
実施の形態7では、上述した実施の形態とは異なり、ICカードリーダライタ(リスト情報記憶装置100)をトークンとし、各通信端末200がICカードを備える。通信端末A200AをICカードリーダライタにかざすと、ICカードリーダライタは通信端末A200AのICカード262Aへリストの書き込みを行う。書き込みを受けるとICカード262AはCPUへの割り込みを上げ、制御アプリケーションが起動される。制御アプリケーションは、BTをONにし、他の通信端末の探索を行う。
通信端末B200B及び通信端末C200CをICカードリーダライタにかざした場合同様に動作する。探索により発見された通信端末200のうちリスト情報190の最上位にある通信端末200がマスターとなって接続を確立する。
次に、図20に基づき、実施の形態7に係る通信システム1の機能について説明する。図20は、実施の形態7に係る通信システム1の機能を示す機能ブロック図である。実施の形態7に係る通信システム1の機能は、実施の形態1に係る通信システム1の機能と概ね同様である。そこで、実施の形態1に係る通信システム1の機能と異なる部分のみ説明する。
リスト情報記憶装置100は、実施の形態1のリスト情報記憶装置100の機能に加え、リスト情報書込み部150を備える。リスト情報書込み部150は、機器通信部120を介して通信端末200と通信し、リスト情報記憶部110が記憶装置160に記憶したリスト情報190を通信端末200の記憶装置280へ書き込みする。
通信端末200は、実施の形態1の通信端末200の機能に加え、書込認識部250を備える。書込認識部250は、第1通信部210を介してリスト情報書込み部150によりリスト情報190を記憶装置280に書き込みされたことを認識する。
次に、図21に基づき、実施の形態7に係る通信システム1の動作について説明する。図21は、実施の形態7に係る通信システム1の動作を示すフローチャートである。
まず、第1通信処理(S701)では、リスト情報記憶装置100の機器通信部120と、複数の通信端末200の各通信端末200の第1通信部210とは、第1通信方法10で通信する。
次に、リスト情報書込み処理(S702)では、リスト情報記憶装置100のリスト情報書込み部150は、リスト情報記憶部110が記憶装置160に記憶したリスト情報190を通信端末200の記憶装置280へ書き込みする。
次に、書込認識処理(S703)では、通信端末200の書込認識部250は、リスト情報190を記憶装置280に書き込みされたことを認識する。
次に、通信判定処理(S704)では、各通信端末200の通信判定部230は、リスト情報が記憶されたことを上記書込認識部が認識した場合、実施の形態1の(S102)と同様の動作をする。
そして、第2通信処理(S705)では、通信端末200の第2通信部220は、通信可能であると通信判定部230が判定した通信端末200との通信接続を第2通信方法20で確立する。
つまり、実施の形態7に係る通信システム1の通信方法は、
ICカードリーダライタに前記接続リスト格納用のメモリを配し、端末にはICカードと第2の無線通信を配し、前記ICカードリーダライタは、端末をかざされると該端末のICカードに前記接続リストの書き込みを端末に行い、書き込みを受けた端末は、書き込みを受けたことにより第2の無線通信を活性化し、前記接続リストにより、第2の無線通信をもて近傍を捜査し、発見した端末と第2の無線通信接続を行うことを特徴とする。
実施の形態7に係る通信システム1によれば、上述した実施の形態と同様の効果を得ることができる。
上記実施の形態では、第2通信方法20としてBTを例に説明を行ったが、これに限られるわけではなく、無線LAN等であっても構わない。
実施の形態における通信システム1の外観の一例を示す図。 実施の形態におけるリスト情報記憶装置100のハードウェア資源の一例を示す図。 実施の形態における通信端末200、リスト情報登録装置300のハードウェア資源の一例を示す図。 実施の形態1に係る通信システム1の概要を示す図。 実施の形態1に係る通信システム1の機能を示す機能ブロック図。 実施の形態1に係る通信システム1の動作を示すフローチャート。 実施の形態2に係る通信システム1の概要を示す図。 実施の形態2に係る通信システム1の動作を示すフローチャート。 実施の形態3に係る通信システム1の概要を示す図。 実施の形態3に係る通信システム1の機能を示す機能ブロック図。 実施の形態3に係る通信システム1の動作を示すフローチャート。 実施の形態4に係る通信システム1の概要を示す図。 実施の形態4に係る通信システム1の機能を示す機能ブロック図。 実施の形態4に係る通信システム1の動作を示すフローチャート。 実施の形態5に係る通信システム1の動作を示すフローチャート。 実施の形態6係る通信システム1の概要を示す図。 実施の形態6に係る通信システム1の機能を示す機能ブロック図。 実施の形態6に係る通信システム1の動作を示すフローチャート。 実施の形態7に係る通信システム1の概要を示す図。 実施の形態7に係る通信システム1の機能を示す機能ブロック図。 実施の形態7に係る通信システム1の動作を示すフローチャート。
符号の説明
10 第1通信方法、20 第2通信方法、100 リスト情報記憶装置、110 リスト情報記憶部、120 機器通信部、130 識別情報変更部、140 リスト情報受信部、150 リスト情報書込み部、160,280 記憶装置、170 第1通信装置、180,330 第3通信装置、190 リスト情報、200 通信端末、210 第1通信部、220 第2通信部、230 通信判定部、240 第2通信切断部、250 書込認識部、260 第1通信装置、270 第2通信装置、290 処理装置、300 リスト情報登録装置、310 リスト情報送信部、320 リスト情報登録部、901 LCD、902 K/B、906 ICカード、907 携帯電話、908 PDA(登録商標)、909 PC、910 サーバ、911 CPU、912 バス、913 ROM、914 RAM、915 通信ボード、920 磁気ディスク装置、921 OS、922 ウィンドウシステム、923 プログラム群、924 ファイル群。

Claims (21)

  1. リスト情報記憶装置と複数の通信端末とを備える通信システムにおいて、
    上記リスト情報記憶装置は、
    相互通信を行う複数の通信端末の情報をリスト情報として記憶装置に記憶するリスト情報記憶部と、
    第1通信装置により第1通信方法で上記複数の通信端末のいずれかの通信端末と通信する機器通信部とを備え、
    上記複数の通信端末の各通信端末は、
    上記リスト情報記憶装置と上記機器通信部を介して第1通信方法で通信し、上記リスト情報記憶部が記憶したリスト情報を読取装置により読み取る第1通信部と、
    上記第1通信部が読み取ったリスト情報が示す通信端末との通信接続を第2通信装置により上記第1通信方法と異なる第2通信方法で確立する第2通信部と
    を備えることを特徴とする通信システム。
  2. 上記各通信端末は、さらに、
    上記リスト情報が示す通信端末が第2通信方法で通信可能であるか否かを処理装置により判定する通信判定部を備え、
    上記第2通信部は、通信可能であると上記通信判定部が判定した場合、上記第2通信方法で上記通信端末との通信接続を確立する
    ことを特徴とする請求項1記載の通信システム。
  3. 上記第1通信部は、通信端末毎に順位付けされたリスト情報を読み取り、
    上記第2通信部は、上記第2通信方法で通信可能状態とするとともに、上記リスト情報において自端末が最上位に順位付けされている場合、上記第2通信方法で上記リスト情報が示す通信端末との通信接続を確立する
    ことを特徴とする請求項1記載の通信システム。
  4. 上記第1通信部は、上記リスト情報を読み出すとともに、自端末の情報を上記リスト情報記憶部が記憶したリスト情報に書込装置により追加し、
    上記第2通信部は、上記第2通信方法で上記第1通信部が読み取ったリスト情報が示す通信端末との通信接続を確立し、
    上記各通信端末は、さらに、
    他の通信端末により上記第2通信方法で通信接続が確立された場合、自ら確立した上記第2通信方法での通信接続を処理装置により切断する第2通信切断部
    を備えることを特徴とする請求項1記載の通信システム。
  5. 上記リスト情報記憶部は、通信接続を確立する主体となる通信端末が決定されたか否かを示す識別情報を付与したリスト情報を記憶し、
    上記第1通信部は、上記識別情報が付与された上記リスト情報を読み出し、
    上記第2通信部は、上記第2通信方法で通信可能状態とするとともに、通信接続を確立する通信端末が決定されていないと上記第1通信部が読み出したリスト情報に付与された識別情報が示す場合、上記第2通信方法で上記リスト情報が示す他の通信端末との通信接続を確立する
    ことを特徴とする請求項1記載の通信システム。
  6. 上記リスト情報記憶装置は、さらに、
    上記リスト情報を上記第1通信部が読み取った際、通信接続を確立する主体となる通信端末が決定されていないと上記リスト情報に付与された識別情報が示す場合、通信接続を確立する主体となる通信端末が決定されたことを示す識別情報に上記リスト情報記憶部が記憶したリスト情報に付与された識別情報を変更する識別情報変更部
    を備えることを特徴とする請求項5記載の通信システム。
  7. 上記第1通信部は、上記識別情報が付与されたリスト情報を読み出すとともに、通信接続を確立する主体となる通信端末が決定されていないと読み出したリスト情報に付与された識別情報が示す場合、通信接続を確立する主体となる通信端末が決定されたことを示す識別情報に上記リスト情報記憶部が記憶したリスト情報に付与された識別情報を変更する
    ことを特徴とする請求項5記載の通信システム。
  8. 上記通信システムは、さらに、上記リスト情報記憶装置と通信するリスト登録装置を備え、
    上記リスト登録装置は、
    リスト情報を上記リスト情報記憶装置へ第3通信装置により送信するリスト情報送信部を備え、
    上記リスト情報記憶装置は、さらに、
    上記リスト情報送信部が送信したリスト情報を第3通信装置により受信するリスト情報受信部を備え、
    上記リスト情報記憶部は、上記リスト情報受信部が受信したリスト情報を記憶する
    ことを特徴とする請求項1記載の通信システム。
  9. 上記第2通信部は、第2通信方法としてBluetooth(登録商標)又は無線LAN(Local Area Network)で通信接続を確立する
    ことを特徴とする請求項1記載の通信システム。
  10. リスト情報記憶装置と複数の通信端末とを備える通信システムにおいて、
    上記リスト情報記憶装置は、
    相互通信を行う端末のリスト情報を記憶装置に記憶するリスト情報記憶部と、
    第1通信装置により第1通信方法で上記複数の通信端末のいずれかの通信端末と通信する機器通信部と、
    上記機器通信部を介して上記所定の通信端末と通信し、上記リスト情報記憶部が記憶したリスト情報を上記通信端末の記憶装置へ書込みするリスト情報書込み部とを備え、
    上記複数の通信端末の各通信端末は、
    上記機器通信部と第1通信装置により第1通信方法で通信する第1通信部と、
    上記第1通信部を介して上記リスト情報書込み部により上記リスト情報を記憶装置に書込みされたことを認識する書込認識部と、
    リスト情報が記憶されたことを上記書込認識部が認識した場合、第2通信装置により第2通信方法で上記リスト情報が示す端末との通信接続を確立する第2通信部と
    を備えることを特徴とする通信システム。
  11. 相互通信を行う端末のリスト情報を記憶するリスト情報記憶装置と第1通信方法で通信し、上記リスト情報を読取装置により読み取る第1通信部と、
    通信装置により第2通信方法で上記第1通信部が読み取ったリスト情報が示す端末との通信接続を確立する第2通信部と
    を備えることを特徴とする通信端末。
  12. 上記通信端末は、さらに、
    上記端末が第2通信方法で通信可能であるか否かを処理装置により判定する通信判定部を備え、
    上記第2通信部は、通信可能であると上記通信判定部が判定した場合、上記第2通信方法で上記端末との通信接続を確立する
    ことを特徴とする請求項11記載の通信端末。
  13. 上記第1通信部は、端末毎に順位付けされたリスト情報を読み取り、
    上記第2通信部は、上記第2通信方法で通信可能状態とするとともに、上記リスト情報において自端末が最上位に順位付けされている場合、上記第2通信方法で上記リスト情報が示す端末との通信接続を確立する
    ことを特徴とする請求項11記載の通信端末。
  14. 上記第1通信部は、上記リスト情報を読取装置により読み出すとともに、自端末の情報を上記リスト情報に書込装置により追加し、
    上記第2通信部は、上記第2通信方法で上記第1通信部が読み取ったリスト情報が示す端末との通信接続を確立し、
    上記所定の通信端末は、さらに、
    他の通信端末により上記第2通信方法で通信接続が確立された場合、自ら確立した上記第2通信方法での通信接続を切断する第2通信切断部
    を備えることを特徴とする請求項11記載の通信端末。
  15. 上記第1通信部は、通信接続を確立する主体となる端末が決定されたか否かを示す識別情報を付与されたリスト情報を読み出し、
    上記第2通信部は、上記第2通信方法で通信可能状態とするとともに、通信接続を確立する主体となる端末が決定されていないと読み出したリスト情報に付与された識別情報が示す場合、上記第2通信方法で上記リスト情報が示す他の端末との通信接続を確立する
    ことを特徴とする請求項11記載の通信端末。
  16. 上記第1通信部は、通信接続を確立する主体となる端末が決定されていないと識別情報が示す場合、通信接続を確立する主体となる通信端末が決定されたことを示す識別情報に上記リスト情報記憶装置が記憶したリスト情報に付与された識別情報を変更する
    ことを特徴とする請求項15記載の通信端末。
  17. リスト情報記憶装置と第1通信装置により第1通信方法で通信する第1通信部と、
    上記第1通信部を介して上記リスト情報記憶装置により相互通信を行う端末のリスト情報を記憶装置に書込みされたことを認識する書込認識部と、
    リスト情報が記憶されたことを上記書込認識部が認識した場合、第2通信装置により第2通信方法で上記リスト情報が示す端末との通信接続を確立する第2通信部と
    を備えることを特徴とする通信端末。
  18. 相互通信を行う複数の通信端末の情報をリスト情報として記憶装置に記憶するリスト情報記憶部と、
    第1通信装置により第1通信方法で上記複数の通信端末のいずれかの通信端末と通信し、上記リスト情報記憶部が記憶したリスト情報を上記通信端末に読み取らせるとともに、上記リスト情報が示す通信端末との通信接続を上記第1通信方法と異なる第2通信方法で上記通信端末に確立させる機器通信部と
    を備えることを特徴とするリスト情報記憶装置。
  19. 相互通信を行う複数の通信端末の情報をリスト情報として記憶装置に記憶するリスト情報記憶部と、
    第1通信装置により第1通信方法で上記複数の通信端末のいずれかの通信端末と通信する機器通信部と、
    上記機器通信部を介して上記通信端末と通信し、上記リスト情報記憶部が記憶したリスト情報を上記通信端末の記憶装置へ書込みし、上記リスト情報が示す通信端末との通信接続を第2通信装置により上記第1通信方法と異なる第2通信方法で上記通信端末に確立させるリスト情報書込み部と
    を備えることを特徴とするリスト情報記憶装置。
  20. リスト情報記憶装置と複数の通信端末とを備える通信システムの通信方法において、
    上記リスト情報記憶装置と上記複数の通信端末の所定の通信端末とが第1通信方法で通信し、上記リスト情報記憶装置が記憶した相互通信を行う通信端末のリスト情報を上記所定の通信端末が読み取る第1通信ステップと、
    上記所定の通信端末が、第2通信方法で上記第1通信ステップで読み取ったリスト情報が示す通信端末との通信接続を確立する第2通信ステップと
    を備えることを特徴とする通信方法。
  21. リスト情報記憶装置と複数の通信端末とを備える通信システムの通信プログラムにおいて、
    上記リスト情報記憶装置と上記複数の通信端末の所定の通信端末とが第1通信方法で通信し、上記リスト情報記憶装置が記憶した相互通信を行う通信端末のリスト情報を上記所定の通信端末が読み取る第1通信処理と、
    上記所定の通信端末が、第2通信方法で上記第1通信処理で読み取ったリスト情報が示す通信端末との通信接続を確立する第2通信処理と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする通信プログラム。
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