JP2007006251A - 無線接続システム,非接触icタグ,電子機器,プログラム及び記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電子機器自体を移動させたり操作したりすることなく、電子機器同士を無線接続する。
【解決手段】 非接触ICタグ1に、二つの状態を切り換えるための操作手段1aと、読出しコマンドを受信したとき、操作手段1aが第一の状態にある場合には、非接触ICタグ1内の記憶手段に記憶されているデータを返送し、操作手段1aが第二の状態にある場合には、第一の状態にある場合に返送するデータとは異なる書込み要求データを返送する制御手段とを設ける。各電子機器2〜7は、読出しコマンドを非接触ICタグ1に送信し、書込み要求データ以外のデータが返送された場合には、返送されたデータを用いて無線接続を行い、書込み要求データが返送された場合には、無線接続を行うために必要な設定情報を非接触ICタグ1に書き込む。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子機器同士を無線通信技術によって接続するためのシステムや、そのシステムを構成する非接触ICタグ,電子機器等に関し、特に、簡単な作業によって接続を行えるようにしたものに関する。
今日、無線LAN(IEEE 802.11b),Bluetooth(‘Bluetooth’は登録商標),UWB(Ultra Wide Band)等の各種の無線通信技術が規格化されている。そして、電子機器同士の間で無線通信技術によってデータを送受信することが一般化している。例えば、会議の場では、各出席者が持参したノート型パーソナルコンピュータ同士をアドホック・モードの無線LANで接続し、会議の資料のデータをピア・ツー・ピアで送受信するということが行われている。
電子機器がこうした無線通信技術によって他の電子機器に接続するためには、予め、接続のために必要な情報を設定する必要がある。例えばアドホック・モードの無線LANを構築する場合には、いずれか一台のコンピュータがホストとなり、そのホストが使用する無線LANアダプタのBSS-ID(Base Service Set ID)の情報を、残りのコンピュータに設定する必要がある。さらに、使用するチャンネル,暗号(WEP),通信速度等についての情報も設定する必要がある。
このように、設定すべき項目には様々なものがあり、また無線通信を行う環境によっても設定内容を変えなければならない。そのため、一般のユーザーにとっては、キーボード等による手入力で設定を行うことは、敷居が高く困難である。
そこで、手入力によらずに設定を行う方法として、従来から、次の(a)や(b)のような方法が提案されていた。
(a)一つの電子機器に、無線接続のために必要な設定情報を書き込んだ非接触ICカード(RFタグ)を内蔵する。また、別の電子機器に、非接触ICカードリーダ/ライタを内蔵(または外付け)する。そして、それらの電子機器同士を近づけて、前者の電子機器の非接触ICカード内の情報を、後者の電子機器に読み取らせる(例えば、特許文献1参照。)。
(b)各電子機器に、非接触ICカードリーダ/ライタを内蔵(または外付け)する。そして、一つの電子機器を操作することによってその電子機器を書込みモードにし、非接触ICカードをその電子機器に近づけて、無線接続のために必要な設定情報をその電子機器から非接触ICカードに書き込む。次に、別の電子機器を操作することによってその電子機器を読出しモードにし、前述の非接触ICカードをその電子機器に近づけて、非接触ICカード内の情報をその電子機器に読み取らせる(例えば、特許文献2参照。)。
特開2003−32175号公報(段落番号0083〜0087、図6) 特開2003−229872号公報(段落番号0059〜0070、図7〜10)
しかし、上記(a)の方法では、電子機器自体を移動させて互いに近づけなければならない。携帯電話機のような小さな(片手で持てる)機器であればよいが、パーソナルコンピュータのような機器の場合には、電子機器自体を移動させる作業はユーザーにとって負担が大きい。また、上記(a)の方法では、非接触ICカードに予め書き込まれている設定情報を読み出すだけであり、電子機器のほうから設定情報を非接触ICカードに書き込むことはできない。
また、上記(b)の方法では、非接触ICカードを動かす以外に、電子機器自体を操作して、電子機器のモードを書込みモードか読出しモードかに切り換えなければならない。そのため、ユーザーにとって作業が煩雑且つ面倒である。
本発明は、上述の点に鑑み、ユーザーが、電子機器自体を移動させたり電子機器自体を操作したりすることなく、簡単な作業により、電子機器同士を無線通信技術によって接続できるようにすることを課題としてなされたものである。
本発明は、非接触ICタグと、二台以上の電子機器と、各電子機器に対応して設けられた非接触ICタグ用のリーダ/ライタと、各電子機器に対応して設けられた無線通信用のアダプタとから成り、この非接触ICタグは、少なくとも二つの状態を切り換えるための操作手段と、読出しコマンドを受信したとき、この操作手段が所定の第一の状態にある場合には、非接触ICタグ内の記憶手段に記憶されているデータを返送し、この操作手段がこの第一の状態とは異なる第二の状態にある場合には、この第一の状態にある場合に返送するデータとは異なる所定のデータを、書込み要求データとして返送する制御手段とを備え、各電子機器は、このリーダ/ライタによってこの非接触ICタグが検知されたとき、読出しコマンドをこの非接触ICタグに送信し、この読出しコマンドに応じてこの書込み要求データ以外のデータが返送された場合には、返送されたデータを用いてこの無線通信用のアダプタによって接続を行い、この読出しコマンドに応じてこの書込み要求データが返送された場合には、この無線通信用のアダプタによって接続を行うために必要な設定情報をこの非接触ICタグに書き込む制御手段を備えた無線接続システムである。
また本発明は、この無線接続システムを構成する非接触ICタグ及び電子機器である。また本発明は、コンピュータを、この無線接続システムを構成する電子機器として機能させるプログラムと、そのプログラムを記録した記録媒体である。
本発明による無線接続システムでは、ユーザーが次のような作業を行うことにより、電子機器同士が無線通信技術によって接続される。
まずユーザーは、非接触ICタグの操作手段を第二の状態にして、接続のために必要な設定情報を保持している一台の電子機器(例えばアドホック・モードの無線LANの場合には、ホストとなる電子機器)のリーダ/ライタに非接触ICタグを近づける。
すると、その電子機器から読出しコマンドが非接触ICタグに送信されるが、操作手段が第二の状態にあるので、非接触ICタグからは書込み要求データが返送される。その電子機器は、この書込み要求データに応じて、無線接続を行うために必要な設定情報を非接触ICタグに書き込む。
続いてユーザーは、非接触ICタグの操作手段を第一の状態にして、残りの各電子機器のリーダ/ライタに非接触ICタグを近づける。
すると、それらの電子機器から読出しコマンドが非接触ICタグに送信され、操作手段が第一の状態にあるので、非接触ICタグ内に記憶しているデータ(先程書き込まれた設定情報)が返送される。それらの電子機器は、この返送された設定情報を用いて無線接続を行う。
このように、ユーザーが、非接触ICタグを簡単な切り換え操作を行いつつ移動させるだけで、電子機器同士が無線通信技術によって接続される。
これにより、従来の方法のように電子機器自体を移動させたり電子機器自体を操作したりすることなく、簡単な作業によって電子機器同士を無線通信技術によって接続することができる。
本発明によれば、電子機器自体を移動させたり電子機器自体を操作したりすることなく、簡単な作業によって電子機器同士を無線通信技術によって接続することができるという効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて具体的に説明する。なお、以下では、会議の各出席者が持参したノート型パーソナルコンピュータの間でアドホック・モードの無線LANを構築するために本発明を適用した例について説明する。
図1は、本発明を適用したシステムの全体図である。このシステムは、RFタグ(非接触ICタグ)1と、各出席者が持参したノート型パーソナルコンピュータ(以下ノートPCと記載する)2〜7とから成っている。
RFタグ1は、RFID(電波方式認識)技術を用いたICチップを搭載した小型のタグである。RFタグ1の通信距離は、数cm〜10数cm程度(図1のように配列した複数台のノートPCのうちの一台と通信距離の範囲内になったとき、残りのノートPCとは通信距離の範囲内にならないような長さ)になっている。本発明の特徴として、RFタグ1の表面には、押し釦1aが設けられている。
図2は、RFタグ1のハードウェア構成を示すブロック図である。RFタグ1のLSI(ICチップ)11上には、アナログRF処理部12,コマンド処理部13,メモリインタフェース部14及び不揮発メモリ(EEPROM)15が設けられている。
アナログRF処理部12には、RFタグ1に設けられたアンテナ16から電波の受信信号が送られる。アナログRF処理部12は、この受信信号をRF増幅してコマンド処理部13に供給する。コマンド処理部13は、CPU(または専用のLSI)から成っており、外部から受信したコマンドに基づき、メモリインタフェース部14を介して不揮発メモリ15に対するデータの書込みや読出しを行う。
本発明の特徴として、コマンド処理部13には、図1に示した押し釦1aから、操作状態を示す信号(釦1aが押されていないとき‘H’になり、押されているとき‘L’になる信号)も供給される。なお、図示は省略するが、RFタグ1には有線の汎用入出力ポート(例えばUARTを用いたシリアル通信ポート)も設けられており、押し釦1aからの信号はこの汎用入出力ポートを通してコマンド処理部13に供給される。
コマンド処理部13は、外部から受信したコマンドだけでなく、この押し釦1aからの信号に基づいて、図3に示すような処理を実行する。この処理は、RFタグ1に電源が供給されるとスタートし、最初に、読出しコマンドを受信するまで待機する(ステップS1)。そして、読出しコマンドを受信すると、現在押し釦1aが押されているか否か(操作状態を示す信号が‘L’であるか否か)を判断する(ステップS2)。
押し釦1aが押されていれば、所定の書込み要求データを返送する(ステップS3)。続いて、書込みコマンドを受信するまで待機する(ステップS4)。そして、書込みコマンドを受信すると、そのコマンドと併せて受信したデータを、不揮発メモリ15に書き込む(ステップS5)。そしてステップS1に戻る。
ステップS2で押し釦1aが押されていなかった場合には、不揮発メモリ15に記憶されているデータを読み出し、そのデータを返送する(ステップS6)。そしてステップS1に戻る。
なお、コマンド処理部13は、不揮発メモリ15に記憶されているデータを返送する場合(ステップS6の場合)には、不揮発メモリ15から読み出したデータの手前に、ヘッダ情報の一つとして、そのデータの長さを示すデータ長情報を付加する。そして、ステップS3では、不揮発メモリ15から読み出したデータの手前に、このデータ長情報として値ゼロ(データ長としてはあり得ない値)の情報を付加したものを、書込み要求データとして返送する。
図1の各ノートPC2〜7としては、通常市販されているノートPCが用いられている。ただし、ここでは、RFタグ用のリーダ/ライタと無線LANアダプタとが内蔵されたノートPCが用いられているものとする。
図4は、各ノートPC2〜7のハードウェア構成のうち、本発明に関連する部分を示すブロック図である。CPU21,ROM22及びRAM23が、外部バス24に接続されている。また、外部バス24には、インタフェース25を介してRFタグ用のリーダ/ライタ26が接続されるとともに、インタフェース27を介して無線LANアダプタ28が接続されている。
ROM22内には、CPU21が実行する各種プログラムが格納されている。図5は、それらのプログラムのうち、本発明に関連する部分を示す図である。本発明の特徴として、ROM22内には、ミドルウェアとしての無線LAN接続用プログラム31が格納されている。
この無線LAN接続用プログラム31は、例えば、製品としてのRFタグ1にCD−ROMとして付属しており、各ノートPC2〜7にインストールされたものである。
無線LAN接続用プログラム31は、OS32のプログラム間通信機能を利用してリーダ/ライタドライバ33(図4のリーダ/ライタ26を動作させるプログラム)や無線LANドライバ34(図4の無線LANアダプタ28を動作させるプログラム)との間でプログラム間通信を行いつつ、無線LAN接続を行うためのプログラムである。
図6は、この無線LAN接続用プログラム31によってCPU21が実行する処理を示すフローチャートである。この処理は、リーダ/ライタ26(図4)がRFタグを検知するとスタートし、最初に、読出しコマンドをリーダ/ライタ26からそのRFタグに送信する(ステップS11)。
続いて、その読出しコマンドに対する返送データとして受信したデータが、書込み要求データ(前述のように、データの手前に、データ長情報として値ゼロの情報を付加したもの)であるか否かを判断する(ステップS12)。
書込み要求データであれば、自己のノートPCに無線LAN接続するために必要な設定情報を、RAM23(図4)にロードする。そして、その設定情報と、自己のノートPCへの接続を要求する情報とを、書込みコマンドと併せてリーダ/ライタ26からそのRFタグに送信する(ステップS13)。そして処理を終了する。
なお、ステップS13で送信する設定情報は、ユーザーが、例えば無線LANアダプタ28用のユーティリティソフトによってノートPCの画面上で設定したBSS-ID(Base Service Set ID),チャンネル,暗号(WEP),通信速度等についての情報である。
ステップS12で書込み要求データでなかった場合には、受信したデータを設定情報として使って、無線LANアダプタ28から、ホストとなっているノートPCに無線LAN接続を要求する(ステップS14)。そして処理を終了する。
次に、図1に示したシステムにおいて、各ノートPC2〜7をアドホック・モードの無線LANで接続するためにユーザー(会議出席者)が行う作業について説明する。なお、ここでは、ノートPC2がアドホック・モードにおけるホストとなるものとして説明する。
まずユーザーが、RFタグ1の押し釦1aを押した状態で、ノートPC2にRFタグ1を近づける。
すると、ノートPC2から読出しコマンドがRFタグ1に送信される(図6のステップS11)が、RFタグ1の押し釦1aが押されているので、RFタグ1からは書込み要求データが返送される(図3のステップS1〜S3)。
ノートPC2は、この書込み要求データに応じて、ノートPC2に対して無線LAN接続するために必要な設定情報と、ノートPC2への接続要求情報とを、RFタグ1に書き込む(図6のステップS12,S13、図3のステップS4,S5)。
続いてユーザーは、RFタグ1の押し釦1aを押さずに、残りの各ノートPC3〜7の一台ずつにRFタグ1を近づける。
すると、各ノートPC3〜7から読出しコマンドがRFタグ1に送信され(図6のステップS11)、RFタグ1の押し釦1aが押されていないので、RFタグ1内に記憶しているデータ(先程書き込まれた設定情報及び接続要求情報)が返送される(図3のステップS1,S2,S6)。
各ノートPC3〜7は、この返送された接続要求情報から、ノートPC2が無線LAN接続を要求していることを知る。そして、返送された設定情報を使って、無線LANアダプタ28からノートPC2に無線LAN接続を要求する(図6のステップS12,S14)。ノートPC2は、この接続要求に応じて、各ノートPC3〜7との接続を行う。
これにより、各ノートPC2〜7がアドホック・モードの無線LANで接続されるので、会議の資料のデータをノートPC2〜7間でピア・ツー・ピアで送受信することができる。
このように、このシステムによれば、ユーザーが、押し釦1aを押す/押さないという簡単な切り換え操作を行いつつRFタグ1を移動させるだけで、各ノートPC2〜7が無線LAN接続される。
これにより、ノートPC2〜7自体を移動させたりノートPC2〜7自体を操作したりすることなく、簡単な作業によって各ノートPC2〜7を無線LAN接続することができる。
そして、RFタグ1の押し釦1aからRFタグ1内のコマンド処理部13(図2)へは、もともとRFタグ1に設けられている汎用入出力ポートを通して信号を送るので、既存のRFタグの内部のハードウェア構成を変更することなく(新たな信号線等を追加することなく)、このRFタグ1を実現することができる。
なお、図1にはRFタグ1をカード型の形状に描いているが、カード型に限らず、ラベル型,コイン型,スティック型等の適宜の形状にしてよい。
また、以上の例ではRFタグ1に押し釦1aを設けているが、押し釦に限らず、ダイヤル型の釦や、スライド式の釦等、少なくとも二つの状態を切り換えることのできる適宜の操作手段を設けてよい。
また、以上の例では、RFタグ1内のコマンド処理部13は、不揮発メモリ15から読み出したデータの手前に、データ長情報として値ゼロの情報を付加したものを、書込み要求データとして返送するようにしている。しかし、別の例として、データ長情報以外の付加情報(例えばデータの種別情報)の内容や、不揮発メモリ15から読み出したデータ自体の内容を、本来の設定情報と区別がつくように変更したものを、書込み要求データとして返送する(無線LAN接続用プログラム31も、そのように変更されたデータを書込み要求データとして認識する)ようにしてもよい。
さらに別の例として、不揮発メモリ15からデータを読み出すことなく、無線LAN接続のための設定情報と一致しないように予め決定されたデータを書込み要求データとして返送する(無線LAN接続用プログラム31も、その予め決定されたデータを書込み要求データとして認識する)ようにしてもよい。
また、以上の例では、汎用入出力ポートを通して押し釦1aからRFタグ1内のコマンド処理部13へ信号を送っている。しかし、別の例として、汎用入出力ポートが設けられていないRFタグにおいて、専用の信号線を通して押し釦からRFタグ内のコマンド処理部へ信号を送るようにしてもよい。
また、以上の例では、ノートPCをアドホックモードで無線LAN接続するために本発明を適用している。しかし、本発明は、これに限らず、無線アクセスポイント経由での接続(アクセスポイントが設定情報を書き込む)や、ノートPC以外の電子機器の無線LAN接続や、Bluetooth(‘Bluetooth’は登録商標),UWB(Ultra Wide Band),MIMO(IEEE 802.11n)等の無線通信技術による電子機器同士の接続のためにも適用することができる。
本発明を適用したシステムの全体図である。 図1のRFタグのハードウェア構成を示すブロック図である。 図2のコマンド処理部の処理を示すフローチャートである。 図1のノートPCのハードウェア構成のうち、本発明に関連する部分を示すブロック図である。 図4のROM内のプログラムのうち、本発明に関連する部分を示す図である。 図5の無線LAN接続用プログラムによる処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 RFタグ、 1a 押し釦、 2〜7 ノートPC、 11 LSI、 12 アナログRF処理部、 13 コマンド処理部、 14 メモリI/F部、 15 不揮発性メモリ、 16 アンテナ、 21 CPU、 22 ROM、 23 RAM、 24 バス、 26 RFタグリーダ/ライタ、 28 無線LANアダプタ、 31 無線LAN接続用プログラム

Claims (9)

  1. 非接触ICタグと、
    二台以上の電子機器と、
    各々の前記電子機器に対応して設けられた非接触ICタグ用のリーダ/ライタと、
    各々の前記電子機器に対応して設けられた無線通信用のアダプタと
    から成り、
    前記非接触ICタグは、
    少なくとも二つの状態を切り換えるための操作手段と、
    読出しコマンドを受信したとき、前記操作手段が所定の第一の状態にある場合には、前記非接触ICタグ内の記憶手段に記憶されているデータを返送し、前記操作手段が前記第一の状態とは異なる第二の状態にある場合には、前記第一の状態にある場合に返送するデータとは異なる所定のデータを、書込み要求データとして返送する制御手段と
    を備え、
    各々の前記電子機器は、
    前記リーダ/ライタによって前記非接触ICタグが検知されたとき、読出しコマンドを前記非接触ICタグに送信し、前記読出しコマンドに応じて前記書込み要求データ以外のデータが返送された場合には、返送されたデータを用いて前記無線通信用のアダプタによって接続を行い、前記読出しコマンドに応じて前記書込み要求データが返送された場合には、前記無線通信用のアダプタによって接続を行うために必要な設定情報を前記非接触ICタグに書き込む制御手段
    を備えた
    ことを特徴とする無線接続システム。
  2. 請求項1に記載の無線接続システムにおいて、
    前記非接触ICタグは、
    前記記憶手段に記憶されているデータを返送するときに、前記記憶手段から読み出したデータの手前に、該データの長さを示すデータ長情報を付加し、
    前記書込み要求データを返送するときには、前記記憶手段から読み出したデータの手前に、前記データ長情報として値ゼロの情報を付加して返送する
    ことを特徴とする無線接続システム。
  3. 請求項1に記載の無線接続システムにおいて、
    前記非接触ICタグは、
    前記書込み要求データを返送するときには、前記記憶手段からデータを読み出さずに、前記設定情報と一致しないように予め決定されたデータを返送する
    ことを特徴とする無線接続システム。
  4. 請求項1に記載の無線接続システムにおいて、
    前記非接触ICタグは有線の汎用入出力ポートを有しており、
    前記非接触ICタグの前記操作手段から前記非接触ICタグの前記制御手段に、前記汎用入出力ポートを通して、操作状態を示す信号が供給される
    ことを特徴とする無線接続システム。
  5. 請求項1に記載の無線接続システムにおいて、
    前記無線通信用のアダプタは、無線LANアダプタであることを特徴とする無線接続システム。
  6. 非接触ICタグにおいて、
    少なくとも二つの状態を切り換えるための操作手段と、
    読出しコマンドを受信したとき、前記操作手段が所定の第一の状態にある場合には、前記非接触ICタグ内の記憶手段に記憶されているデータを返送し、前記操作手段が前記第一の状態とは異なる第二の状態にある場合には、前記第一の状態にある場合に返送するデータとは異なる所定のデータを、書込み要求データとして返送する制御手段と
    を備えた特徴とする非接触ICタグ。
  7. 非接触ICタグ用のリーダ/ライタによって非接触ICタグが検知されたとき、読出しコマンドを前記非接触ICタグに送信し、前記読出しコマンドに応じて所定の書込み要求データ以外のデータが返送された場合には、該返送されたデータを用いて無線通信用のアダプタによって接続を行い、前記読出しコマンドに応じて前記書込み要求データが返送された場合には、前記無線通信用のアダプタによって接続を行うために必要な設定情報を前記非接触ICタグに書き込む制御手段
    を備えたことを特徴とする電子機器。
  8. コンピュータに、
    非接触ICタグ用のリーダ/ライタによって非接触ICタグが検知されたとき、読出しコマンドを前記非接触ICタグに送信する手順と、
    前記読出しコマンドに応じて所定の書込み要求データ以外のデータが返送された場合には、該返送されたデータを用いて無線通信用のアダプタによって接続を行い、前記読出しコマンドに応じて前記書込み要求データが返送された場合には、前記無線通信用のアダプタによって接続を行うために必要な設定情報を前記非接触ICタグに書き込む手順と
    を実行させるためのプログラム。
  9. コンピュータに、
    非接触ICタグ用のリーダ/ライタによって非接触ICタグが検知されたとき、読出しコマンドを前記非接触ICタグに送信する手順と、
    前記読出しコマンドに応じて所定の書込み要求データ以外のデータが返送された場合には、該返送されたデータを用いて無線通信用のアダプタによって接続を行い、前記読出しコマンドに応じて前記書込み要求データが返送された場合には、前記無線通信用のアダプタによって接続を行うために必要な設定情報を前記非接触ICタグに書き込む手順と
    を実行させるためのプログラムを記録した記録媒体。
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