JP2002016988A - 電子機器およびその制御方法、リモートコントローラおよびリモートコントロール方法、並びに記録媒体 - Google Patents

電子機器およびその制御方法、リモートコントローラおよびリモートコントロール方法、並びに記録媒体

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JP2002016988A
JP2002016988A JP2000198422A JP2000198422A JP2002016988A JP 2002016988 A JP2002016988 A JP 2002016988A JP 2000198422 A JP2000198422 A JP 2000198422A JP 2000198422 A JP2000198422 A JP 2000198422A JP 2002016988 A JP2002016988 A JP 2002016988A
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remote controller
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Hiroshi Tsunoda
弘史 角田
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リモートコントローラで所望のAV機器を操作
できるようにする。 【解決手段】 AV機器1は、メモリカード2が装着され
たとき、自分自身の固有情報をメモリカード2に書き込
む。そのメモリカード2が装着されたリモートコントロ
ーラ3は、メモリカード2に記憶された固有情報に基づ
いて制御信号を生成し、AV機器1に送信する。AV機器1
は、受信した制御信号に含まれる情報から、自分自身に
対して送信された制御信号であるか否かを判定し、自分
自身に対して送信された制御信号であると判定した場合
に、所定の制御処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器およびそ
の制御方法、リモートコントローラおよびリモートコン
トロール方法、並びに記録媒体に関し、特に、電子機器
にその固有情報を記憶させ、リモートコントローラに対
してその固有情報を提供させ、リモートコントローラ
に、その固有情報に基づいて電子機器を制御させること
により、簡単かつ確実に、任意の電子機器のみを制御す
ることができるようにした電子機器およびその制御方
法、リモートコントローラおよびリモートコントロール
方法、並びに記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、AV(Audio-Visual)機器は、リモ
ートコントローラから送信される信号により制御される
ことが多くなってきた。この信号の送信には、赤外線ま
たは電波が使われている。電波信号は無指向性の性質を
有しているため、信号の送信部と受信部の間に障害物が
存在している場合に、信号が届かないといった、赤外線
を用いる場合の問題の発生を防ぐことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電波信
号は無指向性の性質を有しているので、操作対象のAV機
器を特定することができず、ユーザは、電波信号による
リモートコントローラを操作することにより、複数のAV
機器が、近傍に存在している場合、簡単に、所望の1つ
のAV機器だけを操作することができない課題があった。
【0004】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、操作対象のAV機器の固有情報を、リモート
コントローラにAV機器から提供させ、リモートコントロ
ーラに、その固有情報に基づいて電波信号を発生させる
ことにより、ユーザが操作対象として選択したAV機器
を、簡単かつ確実に操作することができるようにするも
のである。
【0005】
【発明を解決するための手段】本発明の電子機器は、自
分自身の固有情報を記憶する記憶手段と、リモートコン
トローラに装着されるメモリに、記憶手段により記憶さ
れている固有情報を書き込む書き込み手段と、記憶手段
により記憶されている固有情報に基づいて、書き込み手
段により固有情報が書き込まれたメモリを有するリモー
トコントローラからの制御信号が、自分自身に対して送
信された信号であるのか否かを判断する判断手段と、判
断手段により、制御信号が、自分自身に対して送信され
た信号であると判断された場合、制御信号に基づいて所
定の処理を実行する実行手段とを含むことを特徴とす
る。
【0006】前記書き込み手段は、固有情報を、リモー
トコントローラに対して無線で送信するようにすること
ができる。
【0007】前記固有情報は、電子機器を識別する識別
情報、並びに電子機器が有する機能に対応して、リモー
トコントローラを操作するユーザが指令を入力する入力
部を表示させる情報、および制御信号の生成に関する情
報を含むようにすることができる。
【0008】本発明の制御方法は、自分自身の固有情報
を記憶する記憶ステップと、リモートコントローラに装
着されるメモリに、記憶ステップの処理により記憶され
ている固有情報を書き込む書き込みステップと、記憶ス
テップの処理により記憶されている固有情報に基づい
て、書き込みステップの処理により固有情報が書き込ま
れたメモリを有するリモートコントローラからの制御信
号が、自分自身に対して送信された信号であるのか否か
を判断する判断ステップと、判断ステップの処理によ
り、制御信号が、自分自身に対して送信された信号であ
ると判断された場合、制御信号に基づいて所定の処理を
実行する実行ステップとを含むことを特徴とする。
【0009】本発明の電子機器のプログラムは、自分自
身の固有情報を記憶する記憶ステップと、リモートコン
トローラに装着されるメモリに、記憶ステップの処理に
より記憶されている固有情報を書き込む書き込みステッ
プと、記憶ステップの処理により記憶されている固有情
報に基づいて、書き込みステップの処理により固有情報
が書き込まれたメモリを有するリモートコントローラか
らの制御信号が、自分自身に対して送信された信号であ
るのか否かを判断する判断ステップと、判断ステップの
処理により、制御信号が、自分自身に対して送信された
信号であると判断された場合、制御信号に基づいて所定
の処理を実行する実行ステップとを含むことを特徴とす
る。
【0010】本発明のリモートコントローラは、電子機
器から提供される固有情報を記憶する記憶手段と、入力
部から指令が入力された場合、電子機器から提供され、
記憶手段により記憶されている固有情報に含まれる情報
に基づいて、電子機器を制御する制御信号を生成する生
成手段と、生成手段により生成された制御信号を電子機
器に送信する送信手段とを含むことを特徴とする。
【0011】本発明のリモートコントローラは、記憶手
段により記憶された固有情報に含まれる情報に基づい
て、ユーザが指令を入力する入力部の表示を制御する表
示制御手段をさらに含むようにすることができる。
【0012】前記記憶手段は、電子機器とリモートコン
トローラに対して着脱自在とされ、電子機器に装着され
たとき書き込みが行われ、リモートコントローラに装着
されたとき読み出しが行われるようにすることができ
る。
【0013】本発明のリモートコントローラは、電子機
器と双方向の無線で通信が可能であり、電子機器から送
信される固有情報から、電子機器の状態を認識する認識
手段と、認識手段により認識された電子機器に関する情
報を出力する出力手段をさらに含むようにすることがで
きる。
【0014】本発明のリモートコントロール方法は、電
子機器から提供される固有情報を記憶する記憶ステップ
と、入力部から指令が入力された場合、電子機器から提
供され、記憶ステップの処理により記憶されている固有
情報に含まれる情報に基づいて、電子機器を制御する制
御信号を生成する生成ステップと、生成ステップの処理
により生成された制御信号を電子機器に送信する送信ス
テップとを含むことを特徴とする。
【0015】本発明のリモートコントローラのプログラ
ムは、電子機器から提供される固有情報を記憶する記憶
ステップと、入力部から指令が入力された場合、電子機
器から提供され、記憶ステップの処理により記憶されて
いる固有情報に含まれる情報に基づいて、電子機器を制
御する制御信号を生成する生成ステップと、生成ステッ
プの処理により生成された制御信号を電子機器に送信す
る送信ステップとを含むことを特徴とする。
【0016】本発明の電子機器、その制御方法、および
電子機器のプログラムにおいては、自分自身の固有情報
が記憶され、リモートコントローラに装着されるメモリ
に、固有情報が書き込まれる。また、固有情報が書き込
まれたメモリを有するリモートコントローラからの制御
信号が、自分自身に対して送信された信号であるのか否
かが判断される。そこで、制御信号が、自分自身に対し
て送信された信号であると判断された場合、制御信号に
基づいて所定の処理が実行される。
【0017】本発明のリモートコントローラ、リモート
コントロール方法、およびリモートコントローラのプロ
グラムにおいては、電子機器から提供される固有情報が
記憶され、入力部から指令が入力された場合、固有情報
に含まれる情報に基づいて、電子機器を制御する制御信
号が生成され、送信される。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を適用したリモー
トコントロールシステムの概念を示す図である。図1
(A)に示されるように、例えばテレビジョン受像機や
ビデオデッキにより構成されるAV機器1は、自らの識別
情報を含む固有情報を、装着されたメモリカード2に記
憶させる。
【0019】メモリカード2は、AV機器1の固有情報を
リモートコントローラ3に提供する記録媒体であり、所
定のデータ形式でデータを記憶し、必要に応じてそれを
消去することができる。メモリカード2は、例えばメモ
リスティック(ソニー株式会社の登録商標)などにより
構成される。
【0020】メモリカード2はAV機器1から取り外さ
れ、図1(B)に示されるように、リモートコントロー
ラ3に装着される。リモートコントローラ3は、ユーザ
から指令が入力された場合、メモリカード2を介して提
供されたAV機器1の固有情報に基づいて電波信号を発生
し、AV機器1に送信する。AV機器1の固有情報に基づい
て生成された電波信号は、AV機器1の識別情報を含んで
おり、AV機器1のみを操作することができる。
【0021】以下、本発明の詳細を説明する。図2は、
AV機器1の構成例を示すブロック図である。メモリカー
ドスロット11には、メモリカード2が着脱される。メ
モリカード2に記憶されているデータは、メモリカード
インタフェース12を介して、CPU(Central Processin
g Unit)13に供給される。CPU13は、AV機器1の全
体の動作を制御する。制御処理に必要なプログラムおよ
び固定データは、ROM(Read Only Memory)14に記憶
されている。また、処理に必要な作業用データは、RAM
(Random Access Memory)15に、適宜、記憶される。
【0022】無線送受信部16は、CPU13によって制
御され、リモートコントローラ3から送信された電波信
号をアンテナ16Aを介して受信する。また、リモート
コントローラ3と双方向の通信が可能である場合、無線
送受信部16は、リモートコントローラ3に対して信号
を送信する。ユーザがキー17を操作して入力したキー
入力情報は、キーインタフェース18を介してCPU13
に通知され、CPU13によって処理される。プロファイ
ルROM19には、AV機器1の識別情報を含む固有情報
や、リモートコントローラ3から送信された制御信号に
基づいて、CPU13が、制御するために必要なデータが
予め記録されている。AV機器固有機能部20は、それぞ
れの機器に固有の機能を実行する部分であり、CPU13
によって制御される。AV機能固有機能部20は、例えば
AV機器1がテレビジョン受像機である場合、所定のチャ
ンネルの信号を選択し、その画像を表示したり、音声を
出力する機能を実行する。
【0023】図3は、メモリカード2の構成例を示すブ
ロック図である。メモリカード2には、所定のデータ形
式でデータを記録し、必要に応じてそれを消去すること
ができるフラッシュメモリ31が配置されている。ま
た、メモリカード2には、外部機器との通信を制御する
ためのコントローラ32、および外部機器との接続部で
あるコネクタ33が配置されている。
【0024】図4は、リモートコントローラ3の構成例
を示すブロック図である。メモリカードスロット41に
は、メモリカード2が着脱される。メモリカード2に記
憶されているデータは、メモリカードインタフェース4
2を介してCPU43に入力され、処理される。CPU43
は、リモートコントローラ3の全体の動作を制御する。
その制御処理に必要なプログラムおよび固定データは、
ROM44に記憶されている。また、処理に必要な作業用
データは、RAM45に、適宜、記憶される。
【0025】無線送受信部46は、CPU43によって制
御される。メモリカード2を介して提供されたAV機器1
の固有情報に基づいてCPU43によって生成されたAV機
器1を操作する制御信号が、無線送受信部46からアン
テナ46Aを介して送信される。また、AV機器1と双方
向の通信が可能である場合、AV機器1から送信された信
号は、無線送受信部46によりアンテナ46Aを介して
受信される。AV機器1を制御する制御信号の生成処理に
ついては後述する。
【0026】AV機器1を操作する操作メニューなどの情
報は、操作対象のAV機器1に応じて、CPU43の処理に
より、LCD(Liquid Crystal Display)インタフェース
47を介してLCD48に表示される。また、LCD48の上
側には、タッチパネル49が配置されており、タッチパ
ネル49を操作してユーザが入力した入力情報は、タッ
チパネルインタフェース50を介してCPU43に通知さ
れる。
【0027】ユーザは、リモートコントローラ3により
AV機器1を制御する場合、メモリカード2をリモートコ
ントローラ3から取り外して、AV機器1のメモリカード
スロット11に装着する。次に、図5のフローチャート
を参照して、AV機器1のCPU13のデータの書き込み処
理について説明する。ここで書き込まれるデータは、プ
ロファイルROM19に予め記憶されているAV機器1の固
有情報である。この処理は、メモリカードスロット11
にメモリカード2が装着されている状態で、ユーザがキ
ー17を操作することによって開始される。また、装着
されたメモリカード2のフラッシュメモリ31に、AV機
器1の固有情報をリモートコントローラ3に提供するた
めに使用されるメモリカードであることを表す情報が予
め記憶されている場合、その情報をCPU13が確認する
ことにより、データの書き込み処理が開始されるように
しても良い。
【0028】ステップS1において、CPU13は、プロフ
ァイルROM19に記憶されているAV機器1の固有情報か
ら機器IDを読み込む。
【0029】すなわち、プロファイルROM19には、AV
機器1の固有情報として、例えば、図6および図7に示
すような情報が記憶されている。この例では、機器を特
定する機器IDデータ61、機器のカテゴリを識別する機
器カテゴリデータ62、機器の製造元であるメーカを特
定するメーカコードデータ63、機器の型番を特定する
型番データ64が記憶されている。コマンドリストデー
タ65には、実行可能な機能データ66、機能データ6
6に応じて、この固有情報を取得したリモートコントロ
ーラ3のLCD48に表示するための記号を表す表示記号
データ67、およびコードデータ68が記憶されてい
る。コードデータ68は、LCD48に表示された記号に
基づいてユーザが指令を入力した場合に、リモートコン
トローラ3が、AV機器1に対して送信する制御信号を生
成する際の基になるデータ(機能に対応するコード)で
ある。
【0030】図6のプロファイルROM19の例において
は、機器IDは100111、機器カテゴリはテレビジョ
ン受像機、メーカコードはSSNY、型番はKV−36XXR7
となっており、コマンドリストには、電源入の機能に対
する表示記号(Power On)およびコード(0000)、
音量プラスの機能に対する表示記号(Vol+)およびコ
ード(0005)、選局プラスの機能に対する表示記号
(Ch+)およびコード(0007)に関するデータが記
録されている。
【0031】図7のプロファイルROM19の例において
は、機器IDは100345、機器カテゴリはビデオデッ
キ、メーカコードはSSNY、型番はSV−12000RX1と
なっており、コマンドリストには、電源入の機能に対す
る表示記号(Power On)およびコード(0000)、再
生の機能に対する表示記号(右向きの3角形の図形と再
生の文字)およびコード(0004)、停止の機能に対
する表示記号(正方形の図形と停止の文字)およびコー
ド(0007)に関するデータが記録されている。
【0032】ステップS2において、ステップS1の処理
でプロファイルROM19から読み込まれた機器IDに基づ
いて(例えば、メモリカード2を、プロファイルROM1
9に図6のデータを記憶しているAV機器1(機器カテゴ
リはテレビジョン受像機)のメモリカードスロット11
に装着した場合、CPU13によって読み込まれる機器ID
は100111となる)、CPU13は、このAV機器1の
プロファイルROM19に記憶されている固有情報は、既
にメモリカード2のフラッシュメモリ31に記憶されて
いるか否かを検索する。
【0033】ステップS3において、ステップS2の検索
の結果が判定される。ステップS2の検索の結果、CPU1
3が同一の機器IDを有する固有データを検出したと判定
された場合、処理はステップS4に進む。
【0034】ステップS4において、CPU13は、既にメ
モリカード2のフラッシュメモリ31に記憶されている
固有情報に、プロファイルROM19に記憶されている固
有情報を上書きする。これにより、プロファイルROM1
9に記憶されている固有情報が、所定の媒体を介して更
新されている場合、フラッシュメモリ31に記憶されて
いる固有情報が更新される。
【0035】ステップS3において、CPU13が同一の機
器IDを有する固有情報を検出していないと判定された場
合、処理はステップS5に進み、プロファイルROM19に
記憶されている固有情報をメモリカード2のフラッシュ
メモリ31に登録するために、CPU13は、フラッシュ
メモリ31に空き容量があるか否かを判定する。
【0036】ステップS5において、CPU13がフラッシ
ュメモリ31に空き容量があると判定した場合、処理は
ステップS6に進み、CPU13は、既にフラッシュメモリ
31に記憶されている他のAV機器1の固有情報に加え
て、プロファイルROM19に記憶されている固有情報を
登録する。
【0037】ステップS5において、CPU13がフラッシ
ュメモリ31に空き容量がないと判定した場合、処理は
ステップS7に進み、CPU13は、フラッシュメモリ31
の空き容量が不足していることをユーザに通知する。通
知方法としてはAV機器1に設置されているランプの点滅
または警告音を発するなどさまざまな方法が考えられ
る。
【0038】図8は、AV機器1のデータの書き込み処理
により、メモリカード2のフラッシュメモリ31に記憶
されている固有情報の例を示している。図8の例では、
図6および図7に示した固有情報が、フラッシュメモリ
31に登録されていることを示している。
【0039】図9および図10は、図8に示す固有情報
を記憶しているフラッシュメモリ31を内蔵しているメ
モリカード2を、リモートコントローラ3のメモリカー
ドスロット41に装着した場合に、リモートコントロー
ラ3のLCD48に表示される操作ボタン画面の例を示し
ている。リモートコントローラ3のCPU43は、フラッ
シュメモリ31に記憶されている固有情報に含まれるコ
マンドリストデータ65を読み込み、それぞれの機能に
応じた表示記号をLCD48に表示する。図9および図1
0に示す操作ボタン画面の切り替えは、後述するメニュ
ーボタン86を操作することにより行われる。
【0040】図9は、LCD48に表示されたテレビジョ
ン受像機の操作ボタン画面の例を示す図である。AV機器
表示部81に表示されるAV機器は、このリモートコント
ローラ3により制御することが可能な機器であり、機器
カテゴリとしてテレビジョン受像機、型番としてKV−3
6XXR7、および機器IDとして100111が表示され
ている。その他、電源をオンまたはオフするとき操作さ
れる電源ボタン82、入力を切り換えるとき操作される
入力切り換えボタン83、受信チャンネルを1ずつ増加
または減少して選択するとき操作されるチャンネルボタ
ン85A、受信チャンネルを割り当てられた数字で選択
するとき操作されるチャンネルボタン85B、およびメ
ニューボタン86が表示されている。
【0041】メニューボタン86は、フラッシュメモリ
31に固有情報が登録されているAV機器1の中から、LC
D48に操作ボタン画面を表示させるAV機器1(リモー
トコントロールする機器)をユーザが選択する選択メニ
ューなどを表示させるとき操作されるボタンである。メ
ニューボタン86は、例えば、図9の例に示すテレビジ
ョン受像機の操作ボタンの画面表示から、後述する図1
0に示すビデオデッキの操作ボタンの画面表示に切り換
える場合などにユーザにより操作される。
【0042】図10は、ビデオデッキの操作ボタン画面
がLCD48に表示されている場合の表示例を示す図であ
る。図中、図9と対応する部分については、同一の符号
を付してあり、その説明は、適宜省略する。AV機器表示
部81には、機器カテゴリとしてビデオデッキ、型番と
してSV−12000RX1、および機器IDとして1003
45が表示されている。その他、電源ボタン82、入力
切り換えボタン83、メニューボタン86、および指令
ボタン87が表示されている。指令ボタン87は、ビデ
オデッキに録画、再生、巻戻し、早送り、一時停止、ま
たは停止を指令するとき操作される。
【0043】ユーザは、メモリカード2をAV機器1に装
着し、その固有情報をフラッシュメモリ31に記憶させ
た後、そのAV機器1を制御するとき、メモリカード2を
リモートコントローラ3のメモリカードスロット41に
装着し、その制御ボタン画面をLCD48に表示させる。
図11は、この状態において、リモートコントローラ3
のCPU43が行う制御信号の送信処理を説明するフロー
チャートである。この処理は、ユーザが、LCD48に表
示される操作ボタン画面を操作することにより開始され
る。ここでは、リモートコントローラ3が、図9に示す
テレビジョン受像機のリモートコントローラとして機能
する場合の処理について説明する。
【0044】ステップS11において、CPU43は、ユー
ザがタッチパネル49を操作することにより、指令を入
力したか否かを判定する。CPU43は、ユーザから指令
が入力されたと判定するまで待機し、ユーザから指令が
入力されたと判定した場合、処理はステップS12に進
む。
【0045】ステップS12において、CPU43は、ユー
ザがタッチパネル49を操作することにより生ずる入力
信号を、タッチパネルインタフェース50を介して取得
し、取得した入力信号に対応する制御信号を生成する。
この制御信号は、フラッシュメモリ31に登録されてい
る固有情報に含まれるコードデータ68を含んでいる。
例えば、ユーザが、図9に示す電源ボタン82のPower
Onボタンを押した場合、CPU43は、図6に示す固有情
報が登録されているフラッシュメモリ31からコードデ
ータ0000を取得し、取得したコードを制御信号に含
める。
【0046】この他、制御信号には、機器IDデータ6
1、機器カテゴリデータ62、メーカコードデータ63
および型番データ64が含められる。どのデータに基づ
いて制御信号が生成されたかを表す制御信号の生成規則
は、AV機器1のプロファイルROM19に予め記憶されて
おり、メモリカード2を介してリモートコントローラ3
に提供される。
【0047】ステップS13において、CPU43は、ステ
ップS12で生成した制御信号を無線送受信部46から
アンテナ46Aを介して送信する。
【0048】次に、図12のフローチャートを参照し
て、リモートコントローラ3から送信された制御信号を
受信したAV機器1の制御処理について説明する。
【0049】ステップS21において、AV機器1のCPU1
3は、無線送受信部16で受信された制御信号の中に、
機器IDが含まれているか否かを判定する。
【0050】ステップS21の処理で、CPU13が制御信
号に機器IDが含まれていると判定した場合、処理はステ
ップS22に進み、CPU13は、自分自身の機器IDをプロ
ファイルROM19に問い合わせる。
【0051】ステップS23において、CPU13は、ステ
ップS22の処理で、プロファイルROM19から取得した
自分自身の機器IDが、制御信号に含まれる機器IDと一致
しているか否かを判定する。
【0052】ステップS23の処理で、CPU13は、自分
自身の機器IDが制御信号に含まれる機器IDと一致してい
ると判定した場合、制御信号は自分自身に対して送信さ
れた制御信号であることを認識する。その後、処理はス
テップS24に進み、CPU13は、受信された制御信号の
指令に応じてAV機器固有機能部20を制御処理する。
【0053】ステップS23の処理で、CPU13は、自分
自身の機器IDが制御信号に含まれる機器IDと一致してい
ないと判定した場合、無線送受信部16で受信された制
御信号は他のAV機器1に対して送信された制御信号であ
ると認識し、この制御信号を無視する。
【0054】一方、ステップS21の処理で、CPU13
が、無線送受信部16で受信された制御信号に機器IDが
含まれていないと判定した場合、処理はステップS25
に進み、CPU13は、制御信号が自分自身に対して送信
された制御信号であるか否かを判定するため、プロファ
イルROM19に記憶されている固有情報の内容を問い合
わせる。
【0055】ステップS26において、CPU13は、プロ
ファイルROM19に記憶されている固有情報の内容が、
制御信号に含まれる内容と一致しているか否かを判定す
ることにより、自分自身に対して送信された制御信号で
あるか否かを判定する。具体的には、プロファイルROM
19に記憶されている機器カテゴリデータ62、メーカ
コード63および型番データ64が、制御信号に含まれ
る内容と一致しているか否かを判定する。
【0056】ステップS26の処理で、CPU13が、プロ
ファイルROM19に記憶されている固有情報の内容が、
制御信号に含まれる内容と一致していると判定した場
合、CPU13は、制御信号は自分自身に対して送信され
た信号であると認識する。このとき、処理はステップS
24に進み、CPU13は、制御信号に含まれる指令に応
じて、AV機器固有機能部20を制御処理する。
【0057】ステップS26の処理で、CPU13が、プロ
ファイルROM19に記憶されている固有情報の内容が、
制御信号に含まれる内容と一致していないと判定した場
合、CPU13は、受信された制御信号は、他のAV機器1
に対して送信された制御信号であると認識し、受信され
た制御信号を無視する。
【0058】以上においては、リモートコントローラ3
からAV機器1に対して制御信号を送信する場合について
説明したが、AV機器1とリモートコントローラ3の間で
双方向の通信が可能な場合、リモートコントローラ3
は、AV機器1から送信される信号に基づいて、どのAV機
器1が通信圏内に存在しているかを認識することができ
る。また、リモートコントローラ3は、通信圏内にいる
AV機器1の固有情報を取得することが可能となる。
【0059】上述した双方向の通信技術には、Bluetoot
h(商標)がある。Bluetoothにおいては、約10m以内
という近距離の端末間で、無線で双方向通信を行い、ユ
ーザが特別な操作をしなくても、近くに置くだけでデー
タの同期をとることができる。また、データと音声を同
時に送信することができ、約10mの範囲内で最高7台
の端末と同時に通信が可能である。
【0060】次に、図13のフローチャートを参照し
て、双方向の通信が可能である場合のリモートコントロ
ーラ3の検出処理について説明する。なお、図14は、
リモートコントローラ3の検出結果に基づいてLCD48
に表示されるAV機器情報を示しており、適宜、説明に用
いる。
【0061】ステップS31において、リモートコント
ローラ3のCPU43は、通信圏内に存在するAV機器1か
ら送信された信号が、無線送受信部46において受信さ
れたか否かを判定する。
【0062】ステップS31において、CPU43が、信号
が受信されていないと判定した場合、処理はステップS
32に進み、CPU43は、通信圏内に存在しないが、フ
ラッシュメモリ31に登録されているAV機器1に関する
情報をLCD48に表示する。
【0063】例えば、図14の例において、上から3段
目のAV機器1のように表示される。この例では、機器カ
テゴリはビデオデッキ、型番はSV−12000RX1、機
器IDは100345の識別情報を有するAV機器1がフラ
ッシュメモリ31に記憶されているが、通信圏内に存在
していないため、未発見の状態としてLCD48に表示さ
れている。
【0064】ステップS31において、CPU43が、AV機
器1から送信されている信号を無線送受信部46におい
て受信したと判定された場合、処理はステップS33に
進み、CPU43は、受信された信号は、フラッシュメモ
リ31に登録されているAV機器1から送信された信号で
あるか否かを判定する。
【0065】ステップS33において、受信された信号
がフラッシュメモリ31に登録されているAV機器1から
送信された信号であると、CPU43が判定した場合、処
理はステップS34に進み、CPU43は、受信された信号
の発生源のAV機器1は、リモートコントローラ3で現在
制御可能なAV機器1であることをLCD49に表示する。
【0066】例えば、図14の例において、上から2段
目のAV機器1のように表示される。この例では、機器カ
テゴリはテレビジョン受像機、型番はKV−36XXR7、
機器IDは100111の識別情報を有するAV機器1が、
通信圏内に存在し、フラッシュメモリ31に登録されて
いるAV機器1であるため、利用可のAV機器1として表示
されている。
【0067】ステップS33において、CPU43が、受信
された信号がフラッシュメモリ31に登録されていない
AV機器1から送信された信号であると判定した場合、処
理はステップS35に進み、CPU43は、信号の発生源で
あるAV機器1は、フラッシュメモリ31に登録されてい
ないAV機器1であることをLCD48に表示する。
【0068】例えば、図14の例において、上から4段
目のAV機器1のように表示される。この例では、機器カ
テゴリはビデオデッキ、型番はXR−12345、機器ID
は200432の識別情報を有するAV機器1が、通信圏
内に存在するが、フラッシュメモリ31に登録されてい
ないため、未登録のAV機器1として表示されている。こ
こで表示されているAV機器1の識別情報(機器カテゴリ
はビデオデッキ、型番はXR−12345、機器IDは20
0432)は、CPU43がAV機器1に対して無線で問い
合わせて取得した情報であり、問い合わせに対する応答
が、AV機器1からされずに識別情報を取得できない場
合、識別情報は表示されない。
【0069】また、AV機器1とリモートコントローラ3
との間で、双方向の通信が可能な場合、コマンドリスト
データ65に記述されているデータのすべてをリモート
コントローラ3に装着されるメモリカード2のフラッシ
ュメモリ31に記憶させておく必要はなく、必要最小限
の情報のみを記憶させておけばよい。この場合、フラッ
シュメモリ31に記憶されておらず、リモートコントロ
ーラ3の処理において必要なデータは、リモートコント
ローラ3のCPU43が適宜、AV機器1に対して要求し、A
V機器1から送信されるようにすればよい。
【0070】以上においては、AV機器1からリモートコ
ントローラ3に対して提供されるAV機器1の固有情報
は、リモートコントローラ3に対して着脱自在とされて
いるメモリカード2を介して提供されることとしたが、
フラッシュメモリ31とコントローラ32をリモートコ
ントローラ3の内部に配置させて、固有情報を登録する
ようにしても良い。
【0071】図15は、リモートコントローラ3の内部
にフラッシュメモリ31とコントローラ32が配置され
ている場合のリモートコントロールシステムの概念を示
す図である。図中、図1乃至図3と対応する部分には同
一の符号を付してあり、その説明は、適宜、省略する。
【0072】この例では、リモートコントローラ3の一
部の部分3Aが、AV機器1のメモリカードスロット11
に装着できる形状に構成されており、部分3Aを装着す
ることにより、リモートコントローラ3の内部に配置さ
れているフラッシュメモリ31に、AV機器1の固有情報
が記憶される。
【0073】リモートコントローラ3の内部では、コン
トローラ32が、CPU43およびフラッシュメモリ31
と接続されている。リモートコントローラ3がAV機器1
に装着された場合、コントローラ32は、CPU43およ
びフラッシュメモリ31との接続を切って、AV機器1の
CPU13とメモリカードインタフェース12を介して接
続する。逆に、リモートコントローラ3がAV機器1に装
着されていない場合、コントローラ32は、CPU43お
よびフラッシュメモリ31と接続する。これにより、AV
機器1は、リモートコントローラ3をメモリカード2の
ように認識することが可能である。
【0074】また、フラッシュメモリ31が、リモート
コントローラ3の内部に配置されている場合、リモート
コントローラ3を直接AV機器1に挿入するのではなく、
IEEE(The Institute of Electrical and Electronics
Engineer,Inc)1394などの通信インタフェースを介
してデータを送受信するようにしてもよい。この場合、
AV機器1のCPU13は、フラッシュメモリ31を直接操
作するのではなく、リモートコントローラ3のCPU43
と通信することにより、間接的に操作する。
【0075】以上においては、AV機器1の固有情報は、
プロファイルROM19に予め記憶されている場合につい
て説明したが、AV機器1やリモートコントローラ3、ま
たはそのいづれかとディジタル通信が可能な機器がネッ
トワークに接続されている場合、固有情報をプロファイ
ルROM19に予め記憶させておく必要はない。
【0076】図16に、本発明を適用したリモートコン
トロールシステムの他の実施の形態の概念図を示す。AV
機器1の固有情報が、プロファイルROM19に予め記憶
されていない場合、固有情報は、固有情報を管理してい
るサーバ101から、ディジタルコンテンツデータとし
てネットワーク102を介してホームサーバ103に送
信される。ホームサーバ103に送信された固有情報
は、有線または無線でリモートコントローラ3のメモリ
カードスロット41に挿入されているメモリカード2に
記憶される。
【0077】サーバ101は、所定のメーカにより管理
されている。サーバ101は、そのメーカのAV機器1を
購入し、サーバ101に、購入機器の固有情報およびデ
ータの送信先等を登録したユーザが管理するホームサー
バ103に対して固有情報を送信する。固有情報は、必
要に応じて更新され、ホームサーバ103に送信され
る。
【0078】サーバ101からホームサーバ103に提
供される固有情報などのデータの伝送路となるネットワ
ーク102は、例えば、インターネット、公衆電話回線
網、ケーブルテレビジョン放送網、衛星テレビジョン放
送網等のネットワークにより構成される。
【0079】図17は、ホームサーバ103の構成例を
示すブロック図である。CPU111にはバス114を介
して、ROM112およびRAM113が接続されている。RO
M112には、CPU111が実行するプログラムや各種の
パラメータが記憶されている。RAM113には、CPU11
1が各種の処理を実行する上において必要なプログラム
やデータが適宜ロードされる。また、バス114には、
入出力インタフェース115が接続されている。入出力
インタフェース115には、キーボード、マウスなどの
入力デバイスよりなり、ユーザがサーバ101に対して
固有情報の要求などを入力する入力部116、データを
出力する出力部117、データを表示する表示部11
8、プログラムやサーバ101から送信される固有情報
が記憶されるハードディスクドライブなどよりなる記憶
部119、並びにネットワーク102を介してデータを
通信する通信部120が接続される。
【0080】また、磁気ディスク122(フロッピディ
スクを含む)、光ディスク123(CD-ROM(Compact Dis
c-Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)を
含む)、光磁気ディスク124(MD(Mini Disc)を含
む)、もしくはメモリカード2を含む半導体メモリ12
5などの記録媒体に対してデータを読み書きするドライ
ブ121が接続されている。
【0081】なお、図示は省略するが、サーバ101
も、図17に示したホームサーバ103の構成例と同様
に構成されている。
【0082】また、ネットワーク102を介して固有情
報を提供するリモートコントロールシステムの各機器の
組み合わせは図16の例に限定されるものではない。ホ
ームサーバ103の機能を有する機器が、AV機器1に含
まれていても良いし、またはリモートコントローラ3に
含まれていても良い。メモリカード2に対する固有情報
の書き込み処理は、メモリカード2をホームサーバ10
3に挿入することにより、実行されるようにしても良
い。
【0083】なお、以上においては、本発明をAV機器に
適用した場合を例としたが、本発明は、AV機器以外の各
種の電子機器に適用することが可能である。
【0084】上述した一連の処理は、ハードウェアによ
り実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行
させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより
実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプロ
グラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコン
ピュータ、または、各種のプログラムをインストールす
ることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば
汎用のパーソナルコンピュータなどに、記録媒体からイ
ンストールされる。
【0085】記録媒体から汎用のパーソナルコンピュー
タなどにインストールされたプログラムは、さらに、リ
モートコントローラ3またはAV機器1に対して、所定の
インタフェースを介してインストールされる。
【0086】なお、本明細書において、記録媒体に記録
されるプログラムを記述するステップは、記載された順
序に従って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずし
も時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に
実行される処理をも含むものである。
【0087】また、本明細書において、システムとは、
複数の装置により構成される装置全体を表すものであ
る。
【0088】
【発明の効果】本発明の電子機器、その制御方法、およ
び電子機器のプログラムによれば、自分自身の固有情報
を記憶し、リモートコントローラに装着されるメモリ
に、固有情報を書き込み、また、リモートコントローラ
からの制御信号が、自分自身に対して送信された信号で
あるのか否かを判断し、自分自身に対して送信された信
号であると判断した場合、所定の処理を実行するように
したので、簡単かつ確実に、ユーザにより選択された任
意の電子機器のみを制御させることができる。
【0089】本発明のリモートコントローラ、リモート
コントロール方法、およびリモートコントローラのプロ
グラムによれば、電子機器から提供される固有情報を記
憶し、入力部から指令が入力された場合、固有情報に含
まれる情報に基づいて、電子機器を制御する制御信号を
生成し、送信するようにしたので、簡単かつ確実に、任
意の電子機器のみを制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したリモートコントロールシステ
ムの概念を示す図である。
【図2】図1のAV機器の構成例を示すブロック図であ
る。
【図3】図1のメモリカードの構成例を示すブロック図
である。
【図4】図1のリモートコントローラの構成例を示すブ
ロック図である。
【図5】図2のAV機器のデータ書き込み処理を説明する
フローチャートである。
【図6】図2のプロファイルROMに記憶されているデー
タ例を示す図である。
【図7】図2のプロファイルROMに記憶されている他の
データ例を示す図である。
【図8】図3のフラッシュメモリに記録されるデータ例
を示す図である。
【図9】図4のリモートコントローラに表示される操作
画面の例を示す図である。
【図10】図4のリモートコントローラに表示される他
の操作画面の例を示す図である。
【図11】図4のリモートコントローラの信号送信処理
を説明するフローチャートである。
【図12】図2のAV機器の制御処理を説明するフローチ
ャートである。
【図13】図4のリモートコントローラの検出処理を説
明するフローチャートである。
【図14】図2のリモートコントローラに表示される例
を示す図である。
【図15】本発明を適用した他のリモートコントロール
システムの構成例を示す図である。
【図16】本発明を適用したさらに他のリモートコント
ロールシステムの構成例を示す図である。
【図17】図16のホームサーバの構成例を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 AV機器, 2 メモリカード, 3 リモートコン
トローラ, 11 メモリカードスロット, 12 メ
モリカードインタフェース, 13 CPU, 14 RO
M, 15 RAM, 16 無線送受信部, 16A ア
ンテナ, 17キー, 18 キーインタフェース,
19 プロファイルROM, 20 AV機器固有機能部,
31 フラッシュメモリ, 32 コントローラ,
33 コネクタ, 41 メモリカードスロット, 4
2 メモリカードインタフェース, 43 CPU, 4
4 ROM, 45 RAM, 46 無線送受信部, 46
Aアンテナ, 47 LCDインタフェース, 48 LC
D, 49 タッチパネル,50 タッチパネルインタ
フェース, 101 サーバ, 102 ネットワー
ク, 103 ホームサーバ, 111 CPU, 11
2 ROM, 113 RAM, 114 バス, 115
入出力インタフェース, 116 入力部,117 出
力部, 118 表示部, 119 記憶部, 120
通信部,121 ドライブ, 122 磁気ディス
ク, 123 光ディスク, 124光磁気ディスク,
125 半導体メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/00 G06K 19/00 T Q Fターム(参考) 5B035 BB09 BC03 5B058 KA01 KA06 KA12 YA13 5C056 AA01 BA01 BA02 BA05 BA08 CA08 CA11 5K048 AA06 BA03 DA01 DB01 DC01 EA16 EB02 FB15 FC01 GC05 HA04 HA06

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リモートコントローラから送信される制
    御信号を受信して所定の処理を行う電子機器において、 自分自身の固有情報を記憶する記憶手段と、 前記リモートコントローラに装着されるメモリに、前記
    記憶手段により記憶されている前記固有情報を書き込む
    書き込み手段と、 前記記憶手段により記憶されている前記固有情報に基づ
    いて、前記書き込み手段により前記固有情報が書き込ま
    れた前記メモリを有する前記リモートコントローラから
    の前記制御信号が、自分自身に対して送信された信号で
    あるのか否かを判断する判断手段と、 前記判断手段により、前記制御信号が、自分自身に対し
    て送信された信号であると判断された場合、前記制御信
    号に基づいて所定の処理を実行する実行手段とを含むこ
    とを特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】 前記書き込み手段は、前記固有情報を、
    前記リモートコントローラに対して無線で送信すること
    を特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 【請求項3】 前記固有情報は、前記電子機器を識別す
    る識別情報、並びに前記電子機器が有する機能に対応し
    て、前記リモートコントローラを操作するユーザが指令
    を入力する入力部を表示させる情報、および前記制御信
    号の生成に関する情報を含むことを特徴とする請求項1
    に記載の電子機器。
  4. 【請求項4】 リモートコントローラから送信される制
    御信号を受信して所定の処理を行う電子機器の制御方法
    において、 自分自身の固有情報を記憶する記憶ステップと、 前記リモートコントローラに装着されるメモリに、前記
    記憶ステップの処理により記憶されている前記固有情報
    を書き込む書き込みステップと、 前記記憶ステップの処理により記憶されている前記固有
    情報に基づいて、前記書き込みステップの処理により前
    記固有情報が書き込まれた前記メモリを有する前記リモ
    ートコントローラからの前記制御信号が、自分自身に対
    して送信された信号であるのか否かを判断する判断ステ
    ップと、 前記判断ステップの処理により、前記制御信号が、自分
    自身に対して送信された信号であると判断された場合、
    前記制御信号に基づいて所定の処理を実行する実行ステ
    ップとを含むことを特徴とする制御方法。
  5. 【請求項5】 リモートコントローラから送信される制
    御信号を受信して所定の処理を行う電子機器のプログラ
    ムにおいて、 自分自身の固有情報を記憶する記憶ステップと、 前記リモートコントローラに装着されるメモリに、前記
    記憶ステップの処理により記憶されている前記固有情報
    を書き込む書き込みステップと、 前記記憶ステップの処理により記憶されている前記固有
    情報に基づいて、前記書き込みステップの処理により前
    記固有情報が書き込まれた前記メモリを有する前記リモ
    ートコントローラからの前記制御信号が、自分自身に対
    して送信された信号であるのか否かを判断する判断ステ
    ップと、 前記判断ステップの処理により、前記制御信号が、自分
    自身に対して送信された信号であると判断された場合、
    前記制御信号に基づいて所定の処理を実行する実行ステ
    ップとを含むことを特徴とするコンピュータが読みとり
    可能なプログラムが記録されている記録媒体。
  6. 【請求項6】 電子機器から、その固有情報の提供を受
    け、前記電子機器を制御するリモートコントローラにお
    いて、 前記電子機器から提供される前記固有情報を記憶する記
    憶手段と、 前記入力部から指令が入力された場合、前記電子機器か
    ら提供され、前記記憶手段により記憶されている前記固
    有情報に含まれる情報に基づいて、前記電子機器を制御
    する制御信号を生成する生成手段と、 前記生成手段により生成された前記制御信号を前記電子
    機器に送信する送信手段とを含むことを特徴とするリモ
    ートコントローラ。
  7. 【請求項7】 前記記憶手段により記憶された前記固有
    情報に含まれる情報に基づいて、ユーザが指令を入力す
    る入力部の表示を制御する表示制御手段をさらに含むこ
    とを特徴とする請求項6に記載のリモートコントロー
    ラ。
  8. 【請求項8】 前記記憶手段は、前記電子機器と前記リ
    モートコントローラに対して着脱自在とされ、前記電子
    機器に装着されたとき書き込みが行われ、前記リモート
    コントローラに装着されたとき読み出しが行われること
    を特徴とする請求項6に記載のリモートコントローラ。
  9. 【請求項9】 前記リモートコントローラは、前記電子
    機器と双方向の無線で通信が可能であり、 前記電子機器から送信される前記固有情報から、前記電
    子機器の状態を認識する認識手段と、 前記認識手段により認識された前記電子機器に関する情
    報を出力する出力手段をさらに含むことを特徴とする請
    求項6に記載のリモートコントローラ。
  10. 【請求項10】 電子機器から、その固有情報の提供を
    受け、前記電子機器を制御するリモートコントローラの
    リモートコントロール方法において、 前記電子機器から提供される前記固有情報を記憶する記
    憶ステップと、 前記入力部から指令が入力された場合、前記電子機器か
    ら提供され、前記記憶ステップの処理により記憶されて
    いる前記固有情報に含まれる情報に基づいて、前記電子
    機器を制御する制御信号を生成する生成ステップと、 前記生成ステップの処理により生成された前記制御信号
    を前記電子機器に送信する送信ステップとを含むことを
    特徴とするリモートコントロール方法。
  11. 【請求項11】 電子機器から、その固有情報の提供を
    受け、前記電子機器を制御するリモートコントローラの
    プログラムにおいて、 前記電子機器から提供される前記固有情報を記憶する記
    憶ステップと、 前記入力部から指令が入力された場合、前記電子機器か
    ら提供され、前記記憶ステップの処理により記憶されて
    いる前記固有情報に含まれる情報に基づいて、前記電子
    機器を制御する制御信号を生成する生成ステップと、 前記生成ステップの処理により生成された前記制御信号
    を前記電子機器に送信する送信ステップとを含むことを
    特徴とするコンピュータが読みとり可能なプログラムが
    記録されている記録媒体。
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