JP2008153181A - 二次電池用パックの収納ケースおよびその製造装置 - Google Patents

二次電池用パックの収納ケースおよびその製造装置 Download PDF

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Abstract

【課題】0.3mm以下とくに0.25mm以下で薄肉成形された二次電池用ケースの底面の中央部において外部圧力に対するたわみ量を抑制し、収納される二次電池を保護する二次電池用パックの収納ケースおよびその製造装置を提供するものである。
【解決手段】二次電池を収納する角形箱形状の下ケース1と接合される上ケースから構成される二次電池用パックの収納ケースである下ケース1の底面の中央部にリブ部2を有した二次電池用パックの収納ケースで構成している。
【選択図】図1

Description

本発明は樹脂成形で形成された収納容器となる下ケースと接合される上ケースから構成される角箱形状の二次電池用パックの収納ケースおよびその製造装置に関するものである。
近年、電源機器である移動体通信機器の高機能化による搭載集積回路の拡大により、搭載部品の小型軽量化やデジタルスチルカメラの小型軽量化、あるいは携帯音楽プレーヤーの薄型軽量化などに伴い搭載機器の部品や特に電源である二次電池パックの薄型軽量化が強く要望される傾向にある。
従来の通信機器に利用される角箱形状で厚み3mm〜10mmの二次電池用パックの収納ケースには厚みに対し縦断面の底面部の板厚が0.3mm以上のものが多く、二次電池パックそのものの薄型化に対し、電池容量を増やすためには、二次電池パックを構成する部品の小型化、特に二次電池そのものの金属ケースと樹脂で成形された絶縁機能のパックの収納ケースの薄肉化が不可欠であった。
薄肉成形された二次電池用パックの収納ケースの構成として、図8に示されるようにこのパックの収納ケースは二次電池201を収納する樹脂成形で形成された上ケース202と下ケース203を接合させたもので、上ケース202と下ケース203共に上部底面部204と下部底面部205の肉厚を0.3mm以下に構成したものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、二次電池用パックの収納ケースの厚み0.3mm以下の薄肉部分を含む成形品を成形するには、溶融樹脂が樹脂成形金型の全体に行き渡るように高速度で樹脂を充填する方法、または樹脂の溶融粘度を低下させ樹脂の流動性を高めるために樹脂成形時における樹脂メーカの推奨温度の上限を超えた樹脂の温度で成形する方法が用いられ、さらに上記方法を組み合わせて行っているものもある。
この一般的な射出成形方法においては、樹脂を高速で樹脂成形金型の内部に充填するために射出速度が1000mm/秒〜2000mm/秒の高速成形機を用いて、図9に示されるようにこれらの高速成形機で用いられているような射出成形金型で代表的なサイドゲート方式である2つの樹脂成形金型315の内部にエアベントとして設けた内部が微小な空洞になった多孔性のものを使用した部材を固定金型312と可動金型313に設置し、充填経路311より樹脂を成形品形状部314に高速充填を行う際に発生するガスを固定金型312と可動金型313の中で排出するのに必要な微小な空孔を備えて排出するものが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
さらに、樹脂充填時においては、薄肉部分の肉厚は製品完成時の肉厚に比較して厚く設定し、樹脂を樹脂成形金型内に充填させ、次に、樹脂充填が完了した時点もしくは充填完了の直前で、薄肉部分を形成する樹脂成形金型の入れ子を油圧機構や成形機の押し出し機構などによって可動させて薄肉成形品を得る射出圧縮成形する方法が提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特開2001−58332号公報 特開2004−90308号公報 特開2003−159735号公報
しかしながら、上述した従来技術の特許文献1では、二次電池の高容量化を目的とした二次電池のサイズ増大に伴い、図8に示される上部底面部204、下部底面部205の肉厚をさらに薄肉にしていく必要があり、上部底面部204、下部底面部205の薄肉部の厚み減少に伴い、底面部の強度が損なわれ、二次電池パックの収納ケースとして外部からの圧力に耐えることが難しくなる。このため、0.3mm以下とくに0.25mm以下で薄肉成形された上部、または下部ケースの底面部は外部圧力に対するたわみ量が大きく、二次電池用パックの収納ケースの要求仕様として収納される二次電池201を保護する機能を満たしていないという課題があり、高容量化の障壁となっている。
また、特許文献2においては、樹脂成形金型315を構成している固定金型312や可動金型313のエアベントとして設けた内部が微小な空洞になった多孔性の部材を使用して、射出速度が1000mm/秒〜2000mm/秒の高速で充填する際、発生した樹脂による内圧で樹脂成形金型315の内部にエアベントとして設けた微小な空洞になった部分のみ圧縮される。このため、充填時に必要な厚みの成形が困難で、特に樹脂成形品の表面に微小な空孔が転写されて製品仕様を満たないものがあるという課題があった。
本発明は上記課題を鑑みてなされたもので、収納される二次電池を外圧から保護ができる強度を確保したにも関わらず、二次電池用パックの収納ケースの肉厚の薄肉化を実現し、薄肉のケースを成形する際に、薄肉成形金型の内部への樹脂の充填を容易にすると共に安定した二次電池用パックの収納ケースの厚みを実現し、高品質で生産性の高い二次電池用パックの収納ケースとその製造装置を提供することを目的としている。
上記のような目的を解決するために本発明の二次電池用パックの収納ケースは、少なくとも二次電池を収納する下ケースおよびこの下ケースと接合される上ケースから構成される二次電池用パックの収納ケースであって、樹脂で形成された角箱形状の底面の中央部にリブ部を設けたことを特徴としている。
本発明によれば、角箱形状の収納容器である下ケースとその下ケースと接合される上ケースの底面の中央部にリブ部を有する二次電池用パックの収納ケースを用いることによって、底面の中央部のリブ部で高い強度の確保ができ、二次電池用パックの収納ケースでの底部の厚みの薄肉化ができ、それにより収納する電池サイズをさらに大きくできることで高容量の二次電池パックを実現することができる。また、外的圧力を底面部に受けた際にも薄肉化をした底面部のたわみを最小限に抑制し、高い強度を確保することが可能となる。
本発明の第1の発明では、二次電池を収納する下ケースおよびこの下ケースと接合される上ケースから構成される二次電池用パックの収納ケースであって、樹脂で形成された角箱形状の底面の中央部にリブ部を有したことにより、底面の中央部にリブ部で高い強度の確保ができ、従来の二次電池用パックの収納ケースでの底面の厚みより薄肉化が可能で、パックの収納ケースの収納容量を増大ができ、外的圧力を底面部に受けた際にも薄肉化をした底面部のたわみを最小限に抑制し、高い強度を確保することが可能となる。
本発明の第2の発明では、リブ部が等方性を有し、縦断面の凹凸形状の凸部高さが樹脂で形成された角箱形状の収納容器の底面の板厚より厚く内方方向に突起した形状としたことにより、底面の中央部にリブ部で高い強度の確保ができ、二次電池用パックの収納ケー
スの底面を薄い厚みにしたにも関わらず、外的圧力を底面部に受けた際にも底面部のたわみを最小限に抑制することが可能となる。
本発明の第3の発明では、リブ部が等方性を有し、縦断面の凹凸形状の凸部高さが、樹脂で形成された角形箱形状の収納容器の底面の板厚と同じ高さとしたことで、底面の中央部にリブ部で高い強度を持たせ、二次電池用パックの収納ケースの底面の厚みの薄肉化と底面でのたわみの抑制と高い強度の確保ができる。
本発明の第4の発明では、少なくとも二次電池を収納する下ケースおよびこの下ケースと接合される上ケースから構成される二次電池用パックの収納ケースの製造装置であって、固定金型と固定金型に対向し接離自在に設けられた可動可能な可動金型とで構成され、樹脂成形用の射出成形部に接続した薄肉成形金型と、可動金型の内部にリブ成形部を具備した入れ子と、入れ子に接続された冷却部と、気体排気手段とで構成したことにより、底面の中央部にリブ部で高い強度を確保する構造とし、二次電池用パックの収納ケースの底面の厚みの薄肉化ができ、射出速度が高速で充填することが可能となり、二次電池用パックの収納ケースの厚みの均一化が可能で、二次電池用パックの収納ケースの底面の表面に微小な空孔が転写されることがないため生産性や品質の向上が可能となる。
本発明の第5の発明では、可動金型に具備した入れ子のリブ成形部で気体を排出するように構成したことにより、薄肉成形金型の内部の強制排気だけでは排気が困難であったガスを効率よく排気し、安定した薄肉の厚みを成形することが可能となる。
本発明の第6の発明では、可動金型に具備した入れ子のリブ成形部に気体排気手段と接続した構成にしたことにより、薄肉成形金型の内部に気体を効率よく排気し、二次電池用パックの収納ケースの底面等に気泡による巣の発生を抑制し、強度を確保した二次電池用パックの収納ケースに成形することが可能となる。
本発明の第7の発明では、可動金型に具備した入れ子のリブ成形部を等方性を持った形状で構成したことより、安定した気体の排気が可能で生産性の向上や品質の向上が可能となる。
本発明の第8の発明では、可動金型に具備した入れ子のリブ成形部を樹脂の充填時に気体を全方向から排出できるように構成したことにより、薄肉成形用金型に溜まった気体を射出と同時に排気し、樹脂充填時に発生する巣の発生を抑制することが可能となる。
本発明の第9の発明では、等方性を持つリブ成形部を渦巻き形状としたことにより、二次電池用パックの収納ケースの底面の強度を確保し、効率よく薄肉成形金型内の気体を排出することが可能となる。
本発明の第10の発明では、等方性を持つリブ成形部を網目形状としたことにより、排気溝を作製するコストを縮小することができ、効率よく薄肉成形金型内の気体を排出することが可能となる。
本発明の第11の発明では、気体排気手段が、可動金型に具備した入れ子のリブ成形部と繋がる入れ子の面に沿って設けた気体排出経路を介したエアベントと強制排気部とを接続して構成したことにより、薄肉成形金型の内部の気体を効率よく強制的に排気することが可能で、二次電池用パックの収納ケースの底面等に気泡による巣の発生を抑制することができる。
本発明の第12の発明では、気体排気手段が、可動金型に具備した入れ子のリブ成形部
と繋がる入れ子の面に沿って設けた気体排出部の断面積より可動金型内に設けられたエアベントの断面積を大きくしたことにより、瞬間的に気圧差を発生させ吸引時の流速を高めて、真空状態への移行を加速させ、薄肉成形金型の内部の気体を効率よく強制的に排気することが可能で、二次電池用パックの収納ケースの底面等に設けられたリブ先端部にバリなどを伴わずに気泡による巣の発生を抑制することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。以下に示される一実施の形態については、本発明を説明するために掲げた製造装置を示すものであって、本発明は二次電池用パックの収納ケースの構造および製造装置を下記のものに特定するものではない。
図1は本発明の一実施の形態における二次電池用パックの収納ケースの斜視図である。図1に示されるように下ケース1とリブ部2を例に説明する。下ケース1の底面中央部にリブ部2を等方性の網目状に形成し、リブ部2の縦断面に対し凹凸形状の凸部高さが下ケース1の底面の板厚より厚く、内方方向に突起した形状を有して、底面部が外的な圧力を受けた際にそのたわみを抑制し補強する構造である。また、リブ部2の縦断面に対し凹凸形状の凸部高さが下ケース1の底面の板厚と同じ高さ、すなわち、下ケース1の底面に溝が彫られた形状をしていても構わない。なお、上ケースも同じ構造としても構わない。
これは、等方性の網目状に形成することでその強度の対象となる底面部の強度を高くして、底面部に対し垂直にかかる外部から受ける圧力に耐え得る支持梁の役目となる機能果たしている。また、リブ部2により樹脂成形時の内部応力差や収縮差による形状のそりなどの軽減を行う機能を持っている。さらに、リブ部2は等方性を有していれば渦巻きの形状をしていても構わない。
次に、図2は本発明の一実施の形態における薄肉成形金型の断面の模式図である。図2に示されるように、溶融した樹脂を送り出す射出成形部31に接続された固定型11とこの固定金型11に対向し接離自在に設けられた可動金型12とからなる樹脂成形用の薄肉成形金型30で図1に示された二次電池用パックの収納ケースの下ケース1を樹脂成形する。
また、固定金型11と可動金型12との間に設けられた空間の成形部14で下ケース1を成形し、図3に示されるように可動金型12の中央部には下ケース1のリブ成形部18を有した入れ子13が配置されている。この入れ子13に設けられたリブ成形部18を本発明では気体を排気する気体排出用溝としても使用している。
図2に示されるように入り子13に設けられたリブ成形部18は、入れ子13同士の接する面にほんの僅かな隙間を設け、その隙間を気体排出経路19としてエアベント17に連通されている。また、エアベント17は強制排気部32と接続され、樹脂を充填する際に樹脂と置換する空間部分のトラブルをもたらす気体を素早く瞬時に薄肉成形金型30より排出する。また、入れ子13には冷却管15が内蔵されており、冷却管15は冷却部20と接続され薄肉成形金型30を一定温度に保っている。
以上のような構成において、さらに図2を参照しながら詳細に説明する。まず、薄肉成形金型30を構成している可動金型12が固定金型11の方向(本発明では上方向)に移動し固定される。この時、固定金型11に可動金型12は800kNの力で押し付けており、金型同士の型締めはクランプによるものでも構わないが、本発明では作業性も考えて油圧プレスを使用して荷重を掛けている。型締め後、強制排気部32にある真空ポンプ(図示せず)を作動させ、詳細説明は後述するエアベント17を介し、気体排出路19より薄肉成形金型30内部にある成形部14内を0.5秒間で10kPaに減圧にする。
また、射出成形部31では下ケース1を構成している樹脂の主成分であるポリカーボネイトの内部に保有する空気を脱気する。次に樹脂をヒータ等で約300度の温度まで暖め、樹脂に約300MPaの圧力を掛けながら約2000mm/秒の速度で薄肉成形金型30に送り出す。
送り出された高温の溶融した樹脂は、薄肉成形金型30の固定金型11内部の2方に分かれた湯道21を通り、固定金型11と可動金型12の間に設けられた成形部14へと流れ込む。この時、薄肉成形金型30の内部に残在している気体や樹脂より発生したガスは、高温の溶融した樹脂に追われ、可動金型12内の入り子13に設けられたリブ成形部18に辿り着き、入れ子13同士が接する面にほんの僅かな隙間を設けた気体排出経路19を通過してエアベント17に排気される。
この僅かな隙間である気体排出経路19は高温の溶融した樹脂の最終充填位置に設けられており、射出されて充填される高温の溶融した樹脂自体は通過できず、気体だけを通過し、高温の溶融した樹脂が薄肉成形金型30の内部から外部に流れ出ないように設定された僅かな隙間でよく、本発明では0.01〜0.1mmの間隔にしている。
また、エアベント17は強制排気部32と接続されており、高温の溶融した樹脂を充填する際に高温の溶融した樹脂と置換する空間部分に残存する気体や樹脂より発生したガスを素早く瞬時に薄肉成形金型30より排出させる。さらに、可動金型12に具備した入れ子13のリブ成形部18と繋がる入れ子の面に沿って設けた気体排出部19の断面積と可動金型12内に設けられたエアベント17の断面積とで大きな差を設けることで、瞬間的に気圧差を発生させて、樹脂充填速度以上に排気流速を増加させて効率的に気体排出を行う。
ここで、薄肉成形金型30に気体が溜まって抜けない場合にはトラブルをもたらし、気体が邪魔をして成形部14の細部まで高温の溶融した樹脂が充填し切れず、樹脂成形品である二次電池用パックの収納ケース1の形状がいびつな形状にもなり、欠けた部分や脱落した部分を有した不良品の下ケース1が成形される。
さらに充填した樹脂内の気泡により巣が発生すると強度の確保が困難となり、生産性や品質の悪化を招く。特に射出速度が1000mm/秒以上の樹脂成形では、樹脂が充填される速度より気体を排出する速度をより速く、速やかに薄肉成形金型30の外に排出する本発明では大きな効果を得ることができる。
この高温の溶融した樹脂が成形部14の細部にあるリブ成形部18まで行き渡るまでの時間は僅か0.1秒の時間であり、その後30秒間の保持をし、薄肉成形金型30の内部にある高温の溶融した樹脂が固化する温度である約90℃まで冷却されて樹脂を固める。
また、入り子13の内部には冷却管15が設けられ、冷却部20と接続されて薄肉成形金型30を一定温度に保っている。冷却部20は、水または油などを使用し、入り子13との間を循環させており、本発明では薄肉成形金型30の温度を樹脂が凝固する固化温度以下で安定させるために約90℃の温水を循環させて、薄肉成形金型30の温度を一定に保つことで約300℃の高温の溶融した樹脂を冷却させている。
その後、強制排気部32の作動を停止し、可動金型12を固定金型11より離れる方向に移動させ、固定金型11と可動金型12を開き、可動金型13に内蔵した押出しピン(図示せず)で押出して、収納容器の底面の中央部にリブ部2を有した下ケース1を取り出す。
以下、本発明の実施例における二次電池用パックの収納ケースの図面を参照しながら、説明する。また、実施例は下ケースを主に説明しており、上ケースにおいても実施可能であり、この上下ケースの組み合わせを二次電池用パックの収納ケースとする。
図2に示されるように、可動金型12を移動させて、固定金型11と可動金型12を油圧プレスにて800kNの力で型締めする。次に、薄肉成形金型30に接続された強制排気部32にある真空ポンプを作動させて、薄肉成形金型30内を0.5秒間で10kPaに減圧にする。ここで薄肉成形金型30の可動金型12に具備している入り子13のリブ成形部18の形状は等方性を持つ網目状をしている。
また、射出成形部31でポリカーボネイトを主成分とした樹脂を約300度に暖め、300MPaの圧力で2000mm/秒の速度で高温の溶融した樹脂を射出し、薄肉成形金型30に樹脂を0.1秒間射出された後、30秒間の型締めを保持し、薄肉成形金型30に接続された冷却部20によって約90℃の金型温度に常に保たれた薄肉成形金型30で冷却され、高温の溶融した樹脂が固められた二次電池用パックの収納ケースである下ケース1を固定金型11と可動金型12を離し、押出しピンで薄肉成形金型30より取り出した。
さらに、図2に示されるように可動金型12に設けた気体排出経路19の断面積1.8mmとエアベント17の断面積30mmに設けて、樹脂充填時にこの断面積差に瞬間的に気圧差を発生させ吸引時の流速を高めて、真空状態への移行を加速させ、リブ成形部18から効率よく成形金型から空気を排出させる。
図1に示されるように、下ケース1の底面の中央部に等方性を持つ網目状のリブ部2が成形され、下ケース1の外形寸法は縦が40mmで、横が40mmの正方形をしており、高さは3mmである。また、下ケース1の側板の肉厚は0.8mmで、底面の肉厚は0.25mmとなる。さらに、底面の中央部に等方性を持つ網目状のリブ部2は縦20mm、横20mmの面積を占め、個々のリブの高さは0.02mm、幅は0.02mm、リブ同士のピッチは1mmである。この下ケース1の底面の中央部に等方性を持つ網目状のリブ部2が成形した下ケース1を実施例1とした。
図4に示されるように実施例1と同じ仕様の下ケース1で、下ケース1の底面の中央部に等方性を持つ渦巻き状のリブ部2が成形された下ケース1を実施例2とした。
(比較例1)
本発明の実施例と比較するため、図6に示されるように実施例1と同じ仕様の二次電池パックの収納ケースである下ケース50で、この下ケース50の底面の中央部にはリブ部が成形されていないものを比較例1とした。
(比較例2)
図9に示されるように樹脂成形金型315の可動金型313と固定金型312を800kNの力で型締めした後、射出成形部(図示せず)より約300℃に暖められ、10kPaの圧力を掛けた高温の溶融した樹脂を樹脂成形金型315の可動金型313にある充填経路311より金型内の成形部314に射出する。ここで成形部314はエアベントとして設けた微小な空洞になった部分を持つSUS焼結材で構成されている。
射出された後、30秒間の型締めを保持し、図7に示されるような下ケース50を作製
した。下ケース50の全面には微小な空洞が転写され荒れた表面のような微小な突起が成形された下ケース50であり、これを比較例2とした。
上記のようにして実施例および比較例に示される下ケース1,50を用いて、下ケースの強度、樹脂の充填度合い、気体の排出性を比較するために、それぞれ20個を実施し下記の評価を行った結果を(表1)に示す。
(表1)に示した二次電池用パックの収納ケースである下ケースの強度は、下ケースの底面の中央部を外部より0.1MPaの圧力で加圧した際にたわむ量を測定し比較をした。また、底面の肉厚測定として、下ケースの底面の肉厚を測定し比較をした。また、樹脂の充填量比率として、充填する樹脂の重量0.9gと作製された二次電池用パックの収納ケースである下ケースの重量の比率を表した。
また、気体の排出性として、図5に示されるように薄肉成形金型30に圧縮空気供給部(図示せず)に接続された供給配管56を接続し、水の入った水槽55の空気量計量容器58と薄肉成形金型30のエアベントを接続配管57で接続する。次に800kNの型締めをした薄肉成形金型30に圧縮空気供給部(図示せず)より供給配管56を介して、0.05MPaの圧力の圧縮空気を300cc送り込み、成形金型30のエアベントより排出された空気を水の入った水槽55の空気計量容器58に取り込んで、圧縮空気供給部より薄肉成形金型30に送り込んだ空気量と薄肉成形金型30より排気された空気量との比率を表した。比較したデータを(表1)に示す。
Figure 2008153181
(表1)から明らかなように、本発明の実施例1,2は、比較例1,2と比べ、同一条件の加圧時に下ケースの底面の中央部のたわみを抑制することのできる強度を有し、下ケースにおいて底面の薄肉化に優れていることがわかる。また、実施例1,2の二次電池用パックの収納ケースのである下ケースの底面の中央部に設けた等方性を有するリブ部により二次電池パックの収納ケースのそりを大幅に改善できると考えられる。
また、実施例1,2の下ケースの底面の肉厚も安定して作製されており、比較例1の場合、下ケースの底面の肉厚は安定しているものの、リブ部がない構造のため強度面では実施例1、2より劣っている。さらに、比較例2に対しては下ケースの底面の肉厚が厚くなっており、厚いことにより比較例1より強度面は良いが、実施例1,2と比較すると強度面でも劣っていることがわかる。
ここで、比較例2の底面の肉厚が厚くなった要因として、樹脂充填時による圧力で成形金型のエアベントとして設けた微小な空洞になった多孔性の部分のみ圧縮され、外部圧力による圧縮変形が発生することによって、成形金型の成形部に撓みが発生し、下ケースの底面の肉厚の増大に繋がると考えられる。
このエアベントとして設けた微小な空洞になった多孔性の部分が圧縮変形する要因については、母材となる材質がSUS焼結材であり、実施例1や2のように成形部の材質が硬
質であるSKD材などの焼入れ材料に比べ硬度が弱く、微小な空洞がさらに圧縮強さを弱めているものと考ええられる。
また、樹脂の充填量比率を比較してみると、実施例1,2は樹脂が良く詰まった高い密度の下ケースと言え、樹脂の内部に気体による巣が発生しておらず、強度面でも強いものと言える。それに対して比較例1,2は供給した樹脂に重量に対して充填した比率が低く、密度の低い下ケースになっており、樹脂の内部に巣が発生していると考えられる。これらは、樹脂充填時に成形金型内にある気体の排出が充分でなく、充填に際して気体が邪魔をしていたと考えられ、次に述べる気体の排出量比率でも明らかになる。
気体の排出量では、実施例1,2が多量の空気の排出をしていることにより、気体の排出性が良好であることを示しており、等方性を考慮したリブ成形部が効率よく成形金型から空気を排出したことがわかる。また、渦巻き形状のリブ部を成形させる成形金型である実施例1より、網目形状のリブ部を成形させる成形金型である実施例2の方が気体の排出性は良いと言える。
以上の実施例1,2と比較例1,2の比較結果から判断して、下ケースの底面の中央部にリブ部を設けることで、十分な強度を確保することができ、成形金型の気体の排出性に優れている場合においては、高温の溶融した樹脂を成形金型に充填する時の負荷を軽減し、これによる高温の溶融した樹脂内部のせん断熱により発生するガスの削減をも可能となる。
また、気体の排出する効果を得るためには、従来、気体の排出する部分の拡大を行う必要があるが、本発明の気体排出部とエアベントの断面積差を利用した気圧差による排気速度の増加によって気体排出部の溝や空孔に高温の溶融した樹脂が充填することなく、効率的に排気させることができ、不要なバリを形成することなく二次電池用パックの収納ケースの下ケースを安定して充填させることができる。
本発明の下ケースは下ケースの底面の十分な強度を有し、その結果、底面の薄肉化を実現させ、上下ケースが接合された二次電池用パックの収納ケースに収納する二次電池の高容量化を実現することに優れていることがわかる。また、下ケースの製造装置でも気体の成形金型の内部でのガス溜まりの削減により超高速射出での樹脂成形した際に発生する薄肉の樹脂成形品の表面へのガス焼けと呼ばれる不良の削減や、薄肉の樹脂成形品に溜まる内部応力と薄肉の樹脂成形品の温度を低減することで薄肉の樹脂成形品のそりを大幅に改善できると考えられる。
本発明によれば、二次電池用パックの収納ケースの底面の中央部にリブ部を有することで、二次電池を収納する際に薄肉にも関わらず荷重が掛かった場合でも十分な強度を有し、これを用いて高容量な二次電池パックを構成するものとして有用である。
また、二次電池用パックの収納ケースの底面の中央部にリブ部を成形させるリブ成形部で気体を排出するようにしたことで、気体の排出性がよく樹脂充填量率や樹脂成形品の生産の安定性が向上し、且つ品質も向上した樹脂成形品を作製することが可能となる。
本発明の一実施の形態における下ケースの斜視図 本発明の一実施の形態における薄肉成形金型の断面模式図 本発明の一実施の形態における可動金型の模式図 本発明の実施例2における下ケースの斜視図 同実施例における排気ガス測定実験の模式図 比較例1における二次電池用パックの収納ケースである下ケースの斜視図 比較例2における二次電池用パックの収納ケースである下ケースの斜視図 従来例における二次電池用パックの収納ケースの斜視図 従来例における樹脂成形金型の模式図
符号の説明
1 下ケース
2 リブ部
11 固定金型
12 可動金型
13 入れ子
14 成形部
15 冷却管
17 エアベント
18 リブ成形部
19 気体排出部
20 冷却部
21 湯道
30 薄肉成形金型
31 射出成形部
32 強制排気部
50 下ケース
55 水槽
56 供給配管
57 接続配管
58 空気量計量容器

Claims (12)

  1. 少なくとも二次電池を収納する下ケースおよびこの下ケースと接合される上ケースから構成される二次電池用パックの収納ケースであって、樹脂で形成された角箱形状の収納容器で、且つ前記収納容器の底面の中央部にリブ部を設けたことを特徴とする二次電池用パックの収納ケース。
  2. 前記リブ形状が等方性を有し、縦断面の凹凸形状の凸部高さが樹脂で形成された角箱形状の収納容器の底面の板厚より厚く内方方向に突起した形状としたことを特徴とする請求項1に記載の二次電池用パックの収納ケース。
  3. 前記リブ形状が等方性を有し、縦断面の凹凸形状の凸部高さが樹脂で形成された角形箱形状の収納容器の底面の板厚と同じ高さとしたことを特徴とする請求項1に記載の二次電池用パックの収納ケース。
  4. 少なくとも二次電池を収納する下ケースおよびこの下ケースと接合される上ケースから構成される二次電池用パックの収納ケースの製造装置であって、固定金型と固定金型に対向し接離自在に設けられた可動可能な可動金型とで構成され、樹脂成形用の射出成形部に接続した薄肉成形金型と、前記可動金型の内部にリブ成形部を具備した入れ子と、この入れ子に接続された冷却部と、気体排気手段とで構成したことを特徴とする二次電池用パックの収納ケースの製造装置。
  5. 前記可動金型に具備した入れ子のリブ成形部で気体を排出するように構成したことを特徴とする請求項4に記載の二次電池用パックの収納ケースの製造装置。
  6. 前記可動金型に具備した入れ子のリブ成形部に気体排気手段を接続した構成としたことを特徴とする請求項4に記載の二次電池用パックの収納ケースの製造装置。
  7. 前記可動金型に具備した入れ子のリブ成形部を等方性を持った形状で構成したことを特徴とする請求項4に記載の二次電池用パックの収納ケースの製造装置。
  8. 前記可動金型に具備した入れ子のリブ成形部を樹脂の充填時に気体を全方向から排出できるように構成したことを特徴とする請求項5に記載の二次電池用パックの収納ケースの製造装置。
  9. 前記等方性を持つリブ成形部を渦巻き形状としたことを特徴とする請求項7に記載の二次電池用パックの収納ケースの製造装置。
  10. 前記等方性を持つリブ成形部を網目形状としたことを特徴とする請求項7に記載の二次電池用パックの収納ケースの製造装置。
  11. 前記気体排気手段が、可動金型に具備した入れ子のリブ成形部と繋がる入れ子の面に沿って設けた気体排出経路を介したエアベントと強制排気部とを接続して構成したことを特徴とする請求項4に記載の二次電池用パックの収納ケースの製造装置。
  12. 前記気体排気手段が、可動金型に具備した入れ子のリブ成形部と繋がる入れ子の面に沿って設けた気体排出部の断面積より可動金型内に設けられたエアベントの断面積を大きくしたことを特徴とする請求項4に記載の二次電池用パックの収納ケースの製造装置。
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