JP2008152384A - 纏めオーダ発行方法および発行システム - Google Patents

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Abstract

【課題】下流工程から上流工程へ発行する作業区オーダの纏めに当って、上流の設備の能力、バッチ生産する場合の効率、製品品質を保つための許容存続期間などの制約条件を考慮して、効率的な纏めオーダを発行できるようにする。
【解決手段】纏めオーダを行う場合には、入力品目を取得し、取得した入力品目でオーダをグルーピングする(S23)。次に近隣するオーダを指定した数で順次区切ってグルーピングする(S24)。ここで指定した数でグルーピング可能な場合にはS31に進み、S31では対象となる幾つかのオーダから、最早必要時刻を納期とし、合計製造量を製造数量として纏めオーダを発行する。纏めオーダはデータテーブルT54に送られ、さらに纏めオーダとしてデータテーブルT52に送られる。指図データテーブルT52は纏めオーダによって書替えられる。一方、指定した数でグルーピング不可能であれば、他のグルーピングが可能であるかを探る。
【選択図】図10

Description

本発明は、企業内、グループ企業内、または企業連携の中、におけるサプライチェーンにおいて、企業と企業の間、工場(製造拠点)と工場(製造拠点)の間、作業区と作業区との間、工程と工程との間で、サプライチェーンの下流から上流への纏めオーダ発行方法および発行システムに関する。
図23は、サプライチェーン(supply chain:供給連鎖)における一般的な依頼情報の流れと製造の流れ(物の流れ)の関係を示す概念図である。図23に示すように、オーダ依頼元41から製造依頼オーダ42が出されると、まず下流工程(作業区、製造拠点)での製造計画43を作成し、下流工程で製造計画が纏まると上流工程(作業区、製造拠点)で製造計画45を作成するために製造依頼オーダ44が出される。下流工程からの製造依頼オーダ42に基づいて上流工程では製造計画45を作成して製造を行う。これにより依頼情報の流れ46が形成される。また、上流工程における製造で製品(中間品)が出来上がると下流工程に製品(中間品)が入力品目として供給され、下流工程では上記製品(中間品)を取得して製品を製造する。これにより製造の流れ(物的な流れ)47が形成される。
しかし従来の生産・製造計画作成システムでは、上記サプライチェーンにおける工場(製造拠点)と工場(製造拠点)の間、作業区と作業区との間、工程と工程との間、での製造依頼はお互いの状況を考慮せずに、図24に示すように、中味は同じものであっても、包装、ラベル等の違いによって異なる品目となるため、下流工程の充填(フィラー)・包装工程では纏めて完成品を生産することができないことになり、そのため、下流工程での完成品(図例でウーロン茶缶)56を製造するために下流工程で必要とする中間製品・部品・材料などに対する要求はそのまま上流工程へ作業区オーダ51の形式で発行し、上流工程では発行された作業区オーダ51に基づいて製造計画を立て、例えば、第1の上流タンクでは製品(中間品・部品・材料)52を、第2の上流タンクでは製品(中間品・部品・材料)53を製造して調合タンクに供給し、調合タンクでは調合製品(中間品・部品・材料)54を製造し、これを下流工程に製品55として供給し、充填(フィラー)・包装を行う下流工程では供給された製品55に基づいて完成品56を製造していた。このような流れは品目が異なるPETボトルであっても同様であった。このような従来技術を例えば特許文献1に見ることができる。
また加工・組立業では、従来、原材料に限って、企業間でMRP(Manufacturing Resource Planning;製造資源計画)システムを利用して材料の計画を行った上で上流工程への依頼オーダを作成・発行する技術が知られている。しかし原材料を計画するためのMRPシステムを使わない場合や中間製品を使用する場合は、上流工程では下流工程から受取る製造計画(オーダ)を入力として、自工場/工程で製造計画(オーダ)を結合したりして製造計画を調整し、生産した後、元の依頼通りに分割して納品することで依頼元の要求に応えるようにしていた。さらに製造計画の調整においても、依頼側に連絡を取りながら、まとめ納品が可能かを確認した上で調整を行っていた。
また別の従来技術として、複数のオーダに記述された製品が、同一の工程手順を有し、納期が等しく、各工程のリードタイムが同じである場合に限って調整用生産計画としてまとめオーダを作成する技術が知られている。このような従来技術を例えば特許文献2に見ることができる。
特開平10−31703号公報 特開平6−259436号公報
市場の多様化、製品サイクルの短縮化に伴い、企業は多品種少量生産を余儀なくされている。このような状況の中で、上述した従来の生産・製造計画作成システムでは、上流の計画業務の負荷は増加され、また、調整するための上流と下流とのデータの遣り取りに余計な工数が掛かり、サプライチェーン全体としての効率が悪く、また、製品のリードタイムにも影響が出てくるため、製造システム全体の最適化を実現するのに問題となる。
また複数品目をハイブリット(混ぜ合せ)で生産する製造システムにおいて、下流工程/作業区で生産する複数種の製品(最終製品)を製造するために用いる、上流工程/作業区で製造する中間製品、部品が同じである場合、上流工程で製造する中間製品または部品を纏めて製造することは効率がよい場合がある。上流で纏めて製造するには下流から上流へのオーダ(作業区オーダ)は予め適切に纏めて発行することが望ましい。
一方、オーダには納期、サイズ(数量)などで多くの様態があるため、どのオーダとどのオーダを纏めて新たなオーダを生成すればよいのかを決めることには計画立案者に多大な労力を強いることになるため、オーダの纏め作成をできることなら自動的に、しかも上記の諸要素を考慮して実現することが望まれていた。
そこで本発明の課題は、下流工程から上流工程への作業区オーダの纏めに当って、上流の設備(タンク等)の能力(容量)、バッチ生産する場合の効率、製品品質を保つための許容存続期間などの制約条件を考慮して、効率的な纏めオーダを発行できるようにすることである。
そこで本発明は、作業区オーダを下流工程から上流工程に発行するに際し、下流工程で別々に製造する品目が近傍でかつ同じ中味品目の場合、上流工程で中味を纏め製造するために下流工程から纏めオーダの発行を行うものである。具体的には、次の(1)〜(3)のいずれか一つに基づいて纏めオーダを発行する。
(1)設備の能力(容量)に基づいて複数の品目に係るオーダを纏める。
(2)設備における最大許容存続期間(衛生面から要請される中味品目の最大貯留可能期間)に基づいて複数の品目に係るオーダを纏める。
(3)オーダ纏め数により複数の品目に係るオーダを纏める。
本発明によれば、上流工程(中味工程)での製造効率を良くし、生産性を向上させることができる。また作業オーダを発行するにあたり、計画作成者の労力を軽減し計画業務の効率を上げることができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る纏めオーダ発行システムを取り巻く動作環境を示す機能ブロック図である。図1において本社計画系100は図2(a),(b)に示すようなテーブルに保存されたオーダ102をインターフェース202経由で包装(ライン)工程計画系200の製造計画作成部204に渡す。オーダ102としては図2(a)に示す全件依頼データ(オーダ)と図2(b)に示す差分依頼データ(オーダ)の両方が考慮されている。
製造計画作成部204は、本社計画系100からインターフェース202経由でオーダ102を受け取ると、各種マスタT55(これについては後で説明する)を参考にしながら製造計画を作成する。製造計画の作成が完了した場合には、確定計画としてテーブルT53に保存すると同時に本発明に係る纏めオーダ発行システム210に製造計画作成部204による計画確定通知をする。また計画確定時に指図データを作成し指図データテーブルT52に格納する。なおテーブルT53に保存された確定計画はインターフェース202経由で本社計画系100の計画回答テーブル104に送られ保存される。
纏めオーダ発行システム210は、テーブルT51に設定されているパラメータを取得し該パラメータに定義された各種の条件や制約に合致する纏めオーダを作成し、纏めオーダを指図データ(纏めオーダ)テーブルT54に一次保存し、さらに纏めオーダで指図データテーブルT52を書替えるべく指図データテーブルT52に出力する。纏めオーダにより書替えられた指図データはインターフェース202、ネットワーク50経由で中味製造工程計画系300に(纏め)オーダ302として出力される。中味製造工程計画系300はインターフェース202、ネットワーク50経由で送られてきた(纏め)オーダ302を受け取って工程管理部304に入力し、工程管理部304は受け取った(纏め)オーダについて工程管理を行い、(纏め)オーダに基づいた製品の製造を行う。
図3は、本発明の実施形態に係る纏めオーダ発行システムの構成を示すブロック図である。図3において、設定パラメータ取得手段211は、図1に示した製造計画作成部204の製造計画が完了したことに基づく計画確定通知を受領するとともにデータテーブルT51に定義されている設定パラメータを取得する。また設定パラメータには、以下に示す条件、制約などが盛り込まれている。
(1)纏めオーダを行うか
(2)ライン別で纏めるか
(3)タンク占有(使用)時間の重ねを許すか
(4)近隣で(オーダ)纏め数のみで纏めるか
(5)許容存続期間を制約条件として纏めるか
(6)全ての大オーダを除く条件を付すか
(7)整数バッチ(に近い)オーダのみを除く条件を付すか
(8)最大容量内で纏めるか
(9)整数バッチのみで纏めるか
ここでデータテーブルT53のデータ構造を図4に示す。図4の確定計画テーブルT53に示すように、製造ライン毎に製造する品目(品目コードで識別)について製造数量、製造開始日、製造開始時刻、製造終了日、製造終了時刻、稼動時間、切替時間、中味品目(タンク製造品目に相当)コード、バッチ数などのデータが盛り込まれている。
纏めオーダ可否判定手段212は、上記設定パラメータ(1)について判定し、纏めオーダを実行するかを決める。ここで設定パラメータ(1)により纏めオーダを行わない場合は、通常どおりデータテーブルT52に格納されている指図データをインターフェース202、ネットワーク50経由で中味製造工程計画系300にオーダ302として出力する。データテーブルT52に格納されている指図データのデータ構造を図5に示す。
品目対応オーダグループ化手段213は、各種マスタT55(図6〜図9参照)に格納されている品目(中間品)に係る情報とテーブルT53に格納されている確定計画データから品目(中間品)に係る情報を取得し、品目(中間品)毎にオーダをグルーピングする。この場合において、本纏めオーダ発行システムの前提である、下流工程で別々に製造する品目が近傍(製造間近)でかつ同じ中味品目であることを確認し、上記設定パラメータ(2)、(3)の指定条件が考慮される。
ここでデータテーブルT55に格納されている各種マスタのデータ構造を図6ないし図9に示す。すなわち図6には、品目マスタが示され、品目、中味品目が定義されており、また図7には、工程マスタが示され、品目と、該品目に接続する前工程などが定義されており、また図8には、設備能力マスタが示され、品目と、タンクの製造量などが定義されており、図9には稼働率マスタが示され、品目、設備における稼働率が定義されている。
近隣オーダ指定数グループ化手段214は、上記設定パラメータ(4)の条件設定で、「近隣で(オーダ)纏め数のみで纏める」指定がある場合、近隣するオーダについて、指定した数(数は作業員の経験則に基づく)、例えば3〜5のうちのいずれかの整数、で順次区切ってグルーピングする。ここでグルーピングが可能である場合には、纏めオーダ発行手段222にグルーピング結果を出力する。なお、「近隣オーダ」とは、複数オーダの品目が同じで製造開始時期が間近であることを云う。
グループ内品目対応所要量算出手段215は、近隣オーダ指定数グループ化手段214によるグルーピングが不可能な場合に、品目対応オーダグループ化手段213でグルーピングしたそれぞれの入力品目(中間品)毎の所要量を算出する。つまり、テーブルT53の確定計画データ中から入力品目(中間品)として必要なデータを品目毎に収集して本システムが具有する演算機能(図示省略)により加算し必要量を求める。
品目対応タンク容量取得手段216は、各種マスタT55に格納されている設備能力情報(図8参照)に基づいて各入力品目対応のタンク容量(バッチサイズ)を取得する。つまりバッチで製造するにあたり各バッチサイズが設定されているので、それから各バッチサイズ(タンク容量)を取得する。
所要量・タンク容量比較手段217は、グループ内品目対応所要量算出手段215が算出した必要量と、品目対応タンク容量取得手段216が取得したタンク容量(バッチサイズ)とを本システムが具有する演算機能(図示省略)により比較し、さらに上記設定パラメータ(6)の条件設定で「複数バッチ(大オーダ)を除く」指定がある場合には、オーダ入力の所要量の方がタンク容量よりも大きくなるオーダを除外する。つまり纏めオーダの対象から所要量の加算対象となっている加算対象最後のオーダを除外する。
計画開始・終了時刻取得手段218は、データテーブルT53に格納されている確定計画データに展開されている各計画の開始・終了時刻を取得する。
最大容量内纏めグループ化手段219は、上記設定パラメータ(8)の条件設定で「最大容量内で纏める」指定がある場合、入力品目所要量の合計をタンクの容量(バッチサイズ)以内で、且つ上記設定パラメータ(5)の条件設定で「許容存続期間を制約条件として纏める」という制約条件を考慮して、製品製造に要する通算時間が中味品目の最大許容存続期間内で、順次区切ってグルーピングする。ここで、最大許容存続期間内でグルーピングが可能である場合には、纏めオーダ発行手段222にグルーピング結果を出力する。
整数バッチ内纏めグループ化手段220は、最大容量内纏めグループ化手段219によるグルーピングが不可能な場合に、上記設定パラメータ(5)の条件設定を考慮して最大許容存続期間内で、且つ上記設定パラメータ(7)の条件設定で「整数バッチのみで纏める」指定を考慮して、中味品目の合計をタンク容量の整数倍近くで、順次区切ってグルーピングする。ここで、最大許容存続期間内で且つタンク容量の整数倍近くでグルーピングが可能である場合には、纏めオーダ発行手段222にグルーピング結果を出力する。
最大許容存続期間内纏めグループ化手段221は、整数バッチ内纏めグループ化手段220によるグルーピングが不可能な場合に、整数バッチ内纏めグループ化手段220が考慮した上記設定パラメータ(7)の条件設定を除外して、上記設定パラメータ(5)の条件設定で「許容存続期間を制約条件として纏める」制約条件だけを考慮してグルーピングする。
纏めオーダ発行手段222は、近隣オーダ指定数グループ化手段214、最大容量内纏めグループ化手段219、整数バッチ内纏めグループ化手段220、及び、最大許容存続期間内纏めグループ化手段221によってグルーピングされた結果について、対象となる幾つかのオーダから、最早必要時刻を納期とし、合計製造量を製造数量として纏めオーダを発行する。
以上に説明したように纏めオーダ発行システム210は、纏めオーダをデータテーブルT54に発行し、さらにデータテーブルT54から書替え用の纏めオーダをデータテーブルT52に送る。データテーブルT52では発行された纏めオーダをもとに指図データを書替え、インターフェース(図1のインターフェース202参照)に出力する。
図10は、本発明の実施形態に係る纏めオーダ発行システムの動作を説明するためのフローチャートである。図10において本発明の実施形態に係る纏めオーダ発行システムは、図1に示す製造計画作成部204から計画確定通知を受領すると、ステップ21においてデータテーブルT51に定義されている設定パラメータを取得する。データテーブルT51には、設定パラメータとして以下に示す条件、制約などが定義されている。すなわち、
(1)纏めオーダを行うか
(2)ライン別で纏めるか
(3)タンク占有(使用)時間の重ねを許すか
(4)近隣で(オーダ)纏め数のみで纏めるか
(5)許容存続期間を制約条件として纏めるか
(6)全ての大オーダを除く条件を付すか
(7)整数バッチ(に近い)オーダのみを除く条件を付すか
(8)最大容量内で纏めるか
(9)整数バッチのみで纏めるか
ステップ22では、上記設定パラメータ(1)について判定する。纏めオーダを行わない場合は、通常どおりデータテーブルT52に格納されている指図データをインターフェース(図1のインターフェース202参照)に出力する。そして纏めオーダを行う場合には、ステップ23に進み、ステップ23において各種マスタT55(図6〜図9参照)に格納されている品目に係る情報とデータテーブルT53に格納されている情報を元に、入力品目(中間品)を取得し、取得した入力品目(中間品)でオーダをグルーピングする。次いで、ステップ24では近隣するオーダを指定した数、例えば3〜5のうちのいずれかの整数、で順次区切ってグルーピングする。ここで指定した数でグルーピング可能な場合にはステップ31に進む。一方、指定した数でグルーピング不可能であれば、ステップ25に進む。ステップ25では各種マスタT55(図8参照)に格納されている設備能力情報とデータテーブルT53に格納されている情報を元に、各グルーピングした内の各入力品目(中間品)毎の所要量を算出するとともに、各入力品目対応の容量(バッチサイズ)を取得する。次いでステップ26では、上記設定パラメータ(6)で設定された「複数バッチ(大オーダ)を除く」指定がある場合には、オーダ入力の所要量がタンク容量より大きいオーダを除外する。
ステップ27では、データテーブルT53に格納されている確定計画データに基づいて各計画の開始・終了時刻を取得する。次いでステップ28では上記設定パラメータ(8)で設定された「最大容量内で纏める」指定がある場合には、入力品目所要量の合計をタンクの容量(バッチサイズ)以内、且つ上記設定パラメータ(5)で設定された「許容存続期間を制約条件として纏める」という制約条件の元で製品製造に要する通算時間が中味品目の最大許容存続期間内で順次区切ってグルーピングする。ここで、最大許容存続期間内でグルーピング可能な場合にはステップ31に進む。一方、最大許容存続期間内でグルーピング不可能であれば、ステップ29に進む。ステップ29では、上記設定パラメータ(7)で設定された「整数バッチのみで纏める」指定がある場合には、上記ステップ28と同様な手順で中味品目の合計をタンク容量の整数倍近くで順次区切ってグルーピングする。ここで、最大許容存続期間内で且つタンク容量の整数倍近くでグルーピング可能な場合にはステップ31に進む。一方、最大許容存続期間内で且つタンク容量の整数倍近くでグルーピング不可能であれば、ステップ30に進む。ステップ30では、整数バッチの制限なしで、上記ステップ29と同様な手順でグルーピングする。そしてステップ31に進む。ステップ31では対象となる幾つかのオーダから、最早必要時刻を納期とし、合計製造量を製造数量として纏めオーダを発行する。纏めオーダはデータテーブルT54に送られ、指図データ書替え用の纏めオーダとしてデータテーブルT52に送られる。データテーブルT52では指図データが纏めオーダによって書替えられ、次いでインターフェース(図1のインターフェース202参照)に出力される。
図11ないし図22は、上記した設定パラメータにより本発明の実施形態に係る纏めオーダ発行システムが発行することとなる纏めオーダの作成方法を具体的に説明する図である。図11は、上記した設定パラメータ(1)により纏めオーダを行うとした場合に同じく設定パラメータ(2)によりライン別でオーダを纏める例を示している。図11の説明に入る前に、一般にタンクからラインへ中味品目(中間品)を供給する方式においては、配管の制約により、同時に複数ラインへ供給することができる場合とできない場合があることに留意されたい。図11(a)では、複数ラインへ中味品目を同時供給できない場合、ラインを跨ってオーダを纏める意味がないので、ライン別でオーダを纏める。この場合、上記設定パラメータ(2)にある「ライン別で纏める」を指定することで対応する。図11(a)に示す第1のラインでは、製品A:9800,製品C:3000で一つに纏め、製品D:2700,製品C:3000,製品K:3200で一つに纏め、製品H:1700・・・で一つに纏めるとともに、第2のラインでは、製品B:6400,製品E:2500,製品F:3800で一つに纏め、製品E:6500,製品G:2800,製品B:8000で一つに纏めることを示している。なお数字は製造数量を表し、単位はリットルとする。
次に図11(b)では、複数ラインへ中味品目を同時供給できる場合、ラインを跨って纏めるができるので、ライン別で纏める必要がない。この場合、上記設定パラメータ(2)にある「ライン別で纏める」を指定しないことで対応する。図11(b)では、第1のライン及び第2のラインに跨って、製品A:9800,製品B:6400,製品C:3000で一つに纏め、製品E:2500,製品D:2700で一つに纏め、製品E:6500,製品C:3000,製品K:3200,製品G:2800で一つに纏め、製品H:1700,製品B:8000で一つに纏めることを示している。なお数字は製造数量を表し、単位はリットルとする。
図11(c)では、複数ラインへ中味品目を同時供給できないが、配管の切替により、時間分割で複数ラインへ供給する場合、上記設定パラメータ(2)にある「ライン別で纏める」を指定せずにラインを跨って纏めることで対応する。図11(c)では、第1のラインと第2のラインを時系列で且つラインを跨って、製品A:9800,製品E:2500,製品F:3800で一つに纏め、製品C:3000,製品K:3200,製品G:2800で一つに纏め、製品H:1700,製品B:8000で一つに纏めることを示している。なお数字は製造数量を表し、単位はリットルとする。
図12は、上記した設定パラメータ(3)によりタンク占有(使用)時間の重ねを許すとした場合に複数ラインでの製造計画によるタンク占有(使用)の時間的な重ねを許容してオーダを纏める例を示している。図12の説明に入る前に、タンクが複数あることが普通であるが、特定ラインに対して、特定タンクしか対応できない場合を想定して、そのタンクが1つしかない場合、タンクの占有(使用)時間を重ねることはできないため、設定により区別して対応しなければならないことに注意されたい。図12においては、第1のラインと第1のタンク、第2のラインと第2のタンクが特定の関係となるように設定されており、複数ラインでの製造計画から見るとタンク占有(使用)の時間的な重ねを許容して纏めオーダを発行することとなる。すなわち、第1のラインでは、製品A:9800,製品C:3000で一つに纏め、第1のタンクでの品目Mの製造計画(A+C:12800)に対応させており、また時間的な重ねを許容して、第2のラインでは、製品B:6400,製品E:2500,製品F:3800で一つに纏め、第2のタンクでの品目Mの製造計画(B+E+F:12700)に対応させており、また第1のラインでは、製品D:2700,製品C:3000,製品K:3200で一つに纏め、第1のタンクでの品目Mの製造計画(D+C+K:8900)に対応させており、また時間的な重ねを許容して、第2のラインでは、製品E:6500,製品G:2800,製品B:8000で一つに纏め、第2のタンクでの品目Mの製造計画(E+G+B:17300)に対応させている。第1のラインにおける製品Hとそれに続く製品についてはここでは製造計画を表示していない。
図13は、上記した設定パラメータ(5)により許容存続期間を制約条件とし、且つタンク占有(使用)時間の重ねを許さないとした場合に単一ラインでの製造計画によりオーダを纏める例を示している。図13においては、中間品目Mを製造するタンクの容量(バッチサイズ)は20000リットルであると仮定し、製造した中間品目Mの衛生面を考慮してタンク内に貯留可能な期間すなわち最大許容存続期間を設定している。図13においてタンクが1基しかない場合にはタンクの占有(使用)時間の重ねが許されないので、たとえ製造する中間品目Mの最大許容存続期間内であっても中間品目Mを製造するタンクの容量(バッチサイズ)を超える纏めオーダを発行することができず、タンクの容量(バッチサイズ)内でオーダを纏めることとなる。図中、製品A:9800,製品B:6400,製品C:3000,製品E:2500でオーダを纏めるとした場合、製品C,Eを入れても許容存続期間内という条件を満たすが製品C,Eを入れるとサイズオーバーとなるため、タンクでの品目Mの製造計画(A+B:16200)によりオーダを纏めることになる。また、製品C:4400,製品E:3800,製品D:4200,製品F:5400,製品G:3000でオーダを纏めるとした場合、製品Gを入れても許容存続期間内という条件を満たすが製品Gを入れるとサイズオーバーとなるため、タンクでの品目Mの製造計画(C+E+D+F:17800)によりオーダを纏めることになる。この場合、図6に示すようにタンクが複数基あって、タンクの占有(使用)時間の重ねを許す場合には、第1のタンクで品目Mの製造計画(A+B+E:20000)によりオーダを纏め、また第2のタンクで品目Mの製造計画(C+D+F+G:17000)によりオーダを纏める。ただし、図示していない製品Hを入れてもサイズ上限を超えないが、製品Hの終了時間まで延ばすと第2のタンクの許容存続期間オーバーとなるため、製品Hを入れることはできない。
図14は、上記した設定パラメータ(4)により近隣で(オーダ)纏め数で纏めることを選択した場合におけるオーダを纏める例を示している。図14の説明に入る前に、一般に充填・包装の作業を行う下流工程(ライン工程)では、上流工程における中間品を製造するタンクが必ず存在するとの保証はない。いろんな場面に対応できるシンプルな纏めオーダを作成する方式を利用者に提供できるよう支援する必要があることに注意されたい。そこで図14においては、作業従事者の長年の経験に基づいて一律に纏め数を決めてこの纏め数に基づいてオーダを纏めるものである。なお、纏め数の決め方については、間抜きはせずに、開始時間が早い順で数えるものとする。そして開始時間が同じ場合には、さらに完了時間の早い順とする。図14(a)では、ライン別に纏め数を指定して纏める。すなわち、纏め数を3として、開始時間が早い第1のラインから、製品A:9800,製品C:3000,製品D:2700で一つに纏め、製品C:3000,製品K:3200,製品H:1700で一つに纏める。一方、第2のラインでは製品B:6400,製品E:2500,製品F:3800で一つに纏め、製品E:6500,製品G:2800,製品B:8000で一つに纏める。
図14(b)では、ライン別とせずに複数ラインについて(オーダ)纏め数を同時に指定して纏める。この場合、開始時間の早い順で纏めるものとする。纏め数を3として、開始時間が早い順に、製品A:9800,製品B:8000,製品C:3000で一つに纏め、製品E:2500,製品D:2700,製品F:3800で一つに纏め、製品E:6500,製品C:3000,製品K:3200で一つに纏め、製品G:2800,製品H:1700,製品B:8000で一つに纏める。
図15は、上記した設定パラメータ(5)により許容存続期間を制約条件として纏めることを選択した場合におけるオーダを纏める例を示している。図15の説明に入る前に、衛生・品質上の理由で、ある工程で製品(中間品)の生成(製造開始)・取込みから消費完了・払出完了までの期間が厳しく要求される場合があり、纏めて製造する場合、この要求を制約条件として考慮する必要があることに留意されたい。なお、製品(中間品)をバッチ生産する場合、許容存続期間は1バッチの中での時間とする。図15においては、タンクの占有(使用)時間が重ならない場合における許容存続期間を制約条件としてオーダを纏める例を示す。纏めるべき対象オーダは、最早開始のオーダの開始時刻から許容存続期間以内で終了するまでのオーダを対象にする。図15では許容存続期間の開始時間がオーダの開始時間となる場合であり、製品(中間品)を製造するタンクが1基のみで、複数ラインに製品を供給するものとする。つまり、1基のタンクでの製造計画に関して、第1のラインで製品A:9800,製品C:3000,製品D:2700を製造し、第2のラインで製品E:2500を製造するとした場合には製品Dの製造完了時刻まで製造計画を延ばすと中間品目Mの最大許容存続期間をオーバーすることとなるため、製品Dをオーダとして纏めることはできず、品目Mの製造計画(A+C+E)として、第1のラインで製品A:9800,製品C:3000と第2のラインで製品E:2500とで一つに纏める。また、第1のラインで製品D:2700,製品C:3000,製品K:3200,製品H:1700を製造し、第2のラインで製品G:2800を製造するとした場合には中間品目Mの最大許容存続期間内にこれらの製品を製造できることから、1基のタンクにおける品目Mの製造計画(D+C+G+K+H)として、第1のラインで製品D:2700,製品C:3000,製品K:3200,製品H:1700と第2のラインで製品G:2800とで一つに纏める。
図16は、上記した設定パラメータ(5)により許容存続期間を制約条件として纏めることを選択した場合におけるオーダを纏める別の例を示している。図16においては、タンクの占有(使用)時間が重なる場合における許容存続期間を制約条件としてオーダを纏める例を示す。図15と同様、纏めるべき対象オーダは、最早開始のオーダの開始時刻から許容存続期間以内で終了するまでのオーダを対象にする。図16では許容存続期間の開始時間がオーダの開始時間となる場合であり、製品(中間品)を製造する複数タンクが用意され、複数ラインに製品を供給するものとする。つまり、第1のタンクでの製造計画に関して、第1のラインで製品A:9800,製品C:3000,製品D:2700を製造し、第2のラインで製品B:6400,製品E:2500,製品F:3800を製造するとした場合には製品Dの製造完了時刻まで製造計画を延ばすと中間品目Mの最大許容存続期間をオーバーすることとなるため、製品Dをオーダとして纏めることはできず、第1のタンクにおける品目Mの製造計画(A+B+C+E+F)として、第1のラインで製品A:9800,製品C:3000と第2のラインで製品B:6400,製品E:2500,製品F:3800とで一つに纏める。またタンクの占有(使用)時間が重なる、第2のタンクでの製造計画に関して、第1のラインで製品D:2700,製品C:3000,製品K:3200,製品H:1700を製造し、第2のラインで製品E:6500,製品G:2800を製造するとした場合には中間品目Mの最大許容存続期間内にこれらの製品を製造できるものの、製品Hの製造完了時刻まで製造計画を延ばすと中間品目Mの最大許容存続期間をオーバーすることとなるため、製品Hをオーダとして纏めることはできず、第2のタンクにおける品目Mの製造計画(D+E+C+K+G)として、第1のラインで製品D:2700,製品C:3000,製品K:3200と第2のラインでE:6500,製品G:2800とで一つに纏める。
図17は、上記した設定パラメータ(5)により許容存続期間を制約条件として纏めることを選択した場合におけるオーダを纏める更に別の例を示している。図17においては、タンクの占有(使用)時間が重ならない場合における許容存続期間を制約条件としてオーダを纏める例を示す。図17では、纏めるべき対象オーダは、大サイズオーダの最後のバッチの開始時刻から許容存続期間以内で終了するまでのオーダを対象にする。すなわち、図17では許容存続期間の開始時間が大オーダの最後のバッチの開始時間となる場合であり、製品(中間品)を製造するタンクが1基のみで、1つのラインに製品を供給するものとする。つまり、1基のタンクでの製造計画に関して、1つのラインで製品A:9800を複数バッチ(バッチ1〜4)で製造し、最後のバッチ(バッチ5)の製造開始時刻から製品D:2700,製品C:300,製品H:500,製品B:6400を製造するとした場合には製品Bの製造完了時刻まで製造計画を延ばすと中間品目Mの最大許容存続期間をオーバーすることとなるため、製品Bをオーダとして纏めることはできず、品目Mの製造計画(A+D+C+E)として、1つのラインで製品Aのバッチ5,製品D:2700,製品C:300,製品H:500とで一つに纏める。
図18は、上記した設定パラメータ(6)により大オーダ(タンクの最大容量に近いまたはそれを超えるオーダ)を除外することを条件として選択した場合におけるオーダを纏める例を示している。図18(a)では、大オーダ(または1バッチに近いオーダ)を除かないとした場合の問題点を説明している。つまり、本来バッチの切替が必要のないオーダ(図例で製品Bを製造するためのオーダ)でバッチの切替がされてしまうという問題がある。図18(a)では、纏め数として4が設定されているとし、纏め数4以内であるから本来なら製品A:26000,製品B:8000,製品C:3000,製品B:8000を製造する製造計画が可能なはずであるが、製品B:8000を製造する過程でバッチの切替に遭遇してしまう。すなわち、図18(a)ではタンクの最大容量が10000リットル、タンクの最低容量が3000リットルとされていた場合に、タンクにおける品目Mの製造計画(A+B+C+B)では、バッチ1〜4までの製造計画では纏まりきれず、バッチ5に食い込んでしまう。そのためで、製品B:8000を製造する過程でバッチの切替をしなくてはならない。
これを避けるために、図18(b)に示すように、大オーダ(タンクの最大容量に近いまたはそれを超えるオーダ)を除外することを条件に設定することで解決する。すなわち、図18(b)に示すようなオーダ系列で、製品A:26000,製品B:8000,製品C:3000,製品B:8000,製品D:2700,製品K:3100,製品H:1200を製造する場合において、複数タンクを使用してタンク占有(使用)時間の重ねることができるという仮定の下で、大オーダとなる製品A:26000及び製品B:8000は、最初から纏め対象から除外し、製品C:3000,製品D:2700,製品K:3100,製品H:1200の製造を一つのオーダに纏める。すなわち第1のタンクでの製造計画に関して、品目Mの製造計画(C+D+K+H)を立てて製造する。製品Aおよび製品Bについては個別に計画を立てて製造することにする。なおタンクの最大容量に近いオーダは、次に示す方法により識別される。すなわち、個別サイズが、(a)標準容量×select(90%、or、80%、or、70%)≦個別サイズ≦最大容量であるか、(b)(最大容量−製造可能な最低量)≦個別サイズ≦最大容量、を満たす場合である。
図18(c)は単一タンクを使用してタンク占有(使用)時間の重ねることができないという仮定の下で、次のオーダ系列すなわち、製品A:26000,製品B:8000,製品C:3000,製品B:8000,製品D:2700,製品K:3100,製品H:1200,製品E:5000を製造する場合には、製品D:2700,製品K:3100,製品H:1200,製品E:5000の製造を一つのオーダに纏める。すなわち単一のタンクで品目Mの製造計画(D+K+H+E)を立てて製造する。
図19は、上記した設定パラメータ(7)により整数バッチ(に近い)オーダのみを除外することを条件として選択した場合におけるオーダを纏める例を示している。なお整数バッチ(に近い)オーダとは、バッチ計算の結果で得た端数バッチのサイズが、以下条件を満たす場合、そのオーダを整数バッチオーダという。すなわち端数サイズが、(a)標準容量×select(90%、or、80%、or、70%)≦端数サイズ≦最大容量であるか、(b)(最大容量−製造可能な最低量)≦端数サイズ≦最大容量、を満たす場合である。そして図19において、整数バッチ(に近い)オーダを除かないとした場合、本来バッチの切替が必要のないオーダ(図例で製品Bを製造するためのオーダ)でバッチの切替がされてしまうという問題がある。ここで図19では、タンクの最大容量が11000リットル、標準バッチサイズが10000リットル、タンクの最低容量が3000リットルであるとする。図19に示すオーダ系列で、製品A:25000,製品B:8000,製品C:3000,製品B:8000,製品D:2700,製品K:3100,製品H:1200,製品E:5000を製造する場合において、上記に定義した整数バッチ(に近い)オーダは、整数バッチオーダは製品Bのオーダが該当する。すなわち、製品B:8000は、11000−3000=8000≦端数サイズ≦11000が成立するため、整数バッチオーダとなる。一方、製品A:25000は、端数=5000なので、11000−3000=8000≦端数サイズ≦11000が成立しないため、整数バッチオーダとならない。したがって図19では、整数バッチオーダである製品Bを除いてオーダを纏めることになる。
図20は、上記した設定パラメータ(8)によりタンク最大容量までで纏めることを条件として選択した場合におけるオーダを纏める例を示している。この場合には大サイズオーダが除外されることは明白である。なお図20ではタンクの最大容量が10000リットル、タンクの最低容量が3000リットルとされる。図20(a)では、大サイズオーダを除かないとした場合の問題点を説明している。つまり、本来バッチの切替が必要のないオーダ(図例で製品Bを製造するためのオーダ)でバッチの切替がされてしまうという問題がある。図20(a)では、纏め数として4が設定されているとし、纏め数4以内であるから本来なら製品A:26000,製品B:8000,製品C:3000,製品B:8000を製造する製造計画が可能なはずであるが、製品B:8000を製造する過程でバッチの切替に遭遇してしまう。すなわち図20(a)ではタンクにおける品目Mの製造計画(A+B+C+B)では、バッチ1〜4までの製造計画では纏まりきれず、バッチ5に食い込んでしまう。そのためで、製品B:8000を製造する過程でバッチの切替をしなくてはならない。
これを避けるために、図20(b)に示すように、大サイズオーダを除き且つタンク最大容量までで纏めることを条件に設定することで解決する。すなわち、図20(b)に示すようなオーダ系列で、製品A:26000,製品B:8000,製品C:3000,製品B:8000,製品D:2700,製品K:3100,製品H:1200を製造する場合において、複数タンクを使用してタンク占有(使用)時間の重ねることができるという仮定の下で、大サイズとなる製品A:26000及び製品B:8000は、最初から纏め対象から除外し、製品C:3000,製品D:2700,製品K:3100,製品H:1200の製造を一つのオーダに纏める。すなわち第1のタンクでの製造計画に関して、品目Mの製造計画(C+D+K+H)を立てて製造する。製品Aおよび製品Bについては個別に計画を立てて製造することにする。なお大サイズオーダは、次に示す方法により識別される。すなわち、個別サイズが、(a)標準容量×select(90%、or、80%、or、70%)≦個別サイズ≦最大容量であるか、(b)(最大容量−製造可能な最低量)≦個別サイズ≦最大容量、を満たす場合である。
図20(c)は単一タンクを使用してタンク占有(使用)時間の重ねることができないという仮定の下で、次のオーダ系列すなわち、製品A:26000,製品B:8000,製品C:3000,製品B:8000,製品D:2700,製品K:3100,製品H:1200,製品E:5000を製造する場合には、製品D:2700,製品K:3100,製品H:1200の製造を一つのオーダに纏める。なお製品E:5000を入れて製造することを考慮した場合、纏め数は4以内で条件をクリアするが、タンクの最大容量をオーバーするため、製品E:5000を入れることはできない。すなわち単一のタンクで品目Mの製造計画(D+K+H)を立てて製造する。
図21は、上記した設定パラメータ(9)により整数バッチで纏めることを条件として選択した場合におけるオーダを纏める例を示している。図21では、大オーダの端数に小オーダを加えて1バッチに近いサイズで纏める例を示すものである。ここで大オーダの端数と小オーダの幾つかで1バッチに纏めるパターンには以下の2つの例がある。すなわち、(a)大サイズオーダの開始バッチで纏めるパターンと、(b)大サイズオーダの終了バッチで纏めるパターンが存在する。いまタンクの最大容量が11000リットル、標準バッチサイズが10000リットル、タンクの最低容量が3000リットルとすると、図21に示すオーダすなわち、製品A:34000,製品C:3000,製品D:2700,製品F:4000を製造するにあたり、まず製品A:34000について着目し、製品Aを標準バッチサイズでバッチ1からバッチ3まで製造(つまりバッチ3までで10000リットル×3バッチ=30000リットル製造)し、製品Aの残りである端数4000リットルは最後のバッチ4で製造することになる。そこで、バッチ4(すなわち大オーダの最終バッチ)の開始時刻(LOLBST)とし、大オーダの纏めに割当てる端数分のタンク占有時間をAT、大オーダの終了時刻(LOET)、品目Mの最大許容存続期間における最後の小オーダの完了時刻(SOET)とすると、最後のバッチの存続期間=(大オーダの纏めに割当てる端数分の占有時間AT+小オーダ分完了までの占有時間)<許容存続期間=最後の小オーダの完了時刻(SOET)−大オーダの最終バッチの開始時刻(LOLBST)となり、大オーダの最終バッチの開始時刻(LOLBST)≦大オーダの終了時刻(LOET)−((LOET−大オーダ開始時刻)/バッチ数)−大オーダの最大許容中断期間、また、小サイズ分完了までの占有時間=最後の小オーダの完了時刻(SOET)−大オーダの終了時刻(LOET)、の関係が満たされる場合には、大サイズオーダの終了バッチで纏めることができる。なお、上記ではパターン(b)で纏める例について説明したが、パターン(a)であっても同様である。
図22は、上記した設定パラメータ(9)により整数バッチのみで纏めることを条件として選択した場合におけるオーダを纏める別の例を示している。図22では、複数小オーダで1バッチに近いサイズで纏める例を示すものである。いまタンクの最大容量が10000リットル、タンクの最低容量が3000リットルとすると、図22(a)に示すオーダすなわち、製品A:26000,製品B:8000,製品C:3000,製品B:8000,製品D:2700,製品K:3100,製品H:1200,製品E:5000を製造するにあたり、大オーダ(または1バッチに近いオーダ)である、製品A:26000と製品B:8000を除外し、残りの小オーダについて着目する。
図22(b)に示すように、複数タンクを使用してタンク占有(使用)時間の重ねることができるという仮定の下で、大オーダとなる製品A:26000及び製品B:8000は、最初から纏め対象から除外し、残りの小オーダである、製品C:3000,製品D:2700,製品K:3100,製品H:1200を1バッチで製造するように一つのオーダに纏める。すなわち第1のタンクでの製造計画に関して、品目Mの製造計画(C+D+K+H)を立てて製造する。製品Aおよび製品Bについては個別に計画を立てて製造することにする。
一方、図22(c)に示すように、単一タンクを使用してタンク占有(使用)時間の重ねることができないという仮定の下では、大オーダである、製品A:26000及び製品B:8000についてもオーダ順に製造し、製品D:2700,製品K:3100,製品H:1200について小オーダを1バッチで製造するように一つのオーダに纏める。ここで、製品E:5000について着目すると、纏め数が4以内という条件をクリアするけれども、タンクの最大容量を超えることとなるため、一つのオーダに纏めることはできない。つまり単一タンクでの製造計画に関して、品目Mの製造計画(D+K+H)を立てて製造することになる。
本発明の実施形態に係る纏めオーダ発行システムを取り巻く動作環境を示す機能ブロック図である。 本社計画系におけるオーダテーブルの構造を示す図である。 本発明の実施形態に係る纏めオーダ発行システムの構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る確定計画テーブルの構造を示す図である。 本発明の実施形態に係る指図データテーブルの構造を示す図である。 本発明の実施形態に係る各種マスタ内の品目マスタの構造を示す図である。 本発明の実施形態に係る各種マスタ内の工程マスタの構造を示す図である。 本発明の実施形態に係る各種マスタ内の設備能力マスタの構造を示す図である。 本発明の実施形態に係る各種マスタ内の稼働率マスタの構造を示す図である。 本発明の実施形態に係る纏めオーダ発行システムの動作を説明するためのフローチャートである。 設定パラメータ(1)により纏めオーダを行うとした場合に同じく設定パラメータ(2)によりライン別でオーダを纏める例を示す図である。 設定パラメータ(3)によりタンク占有(使用)時間の重ねを許すとした場合に複数ラインでの製造計画によるタンクの時間的な重ねを許容してオーダを纏める例を示す図である。 設定パラメータ(5)により許容存続期間を制約条件とし、且つタンク占有(使用)時間の重ねを許さないとした場合に単一ラインでの製造計画によりオーダを纏める例を示す図である。 設定パラメータ(4)により近隣で(オーダ)纏め数で纏めることを選択した場合におけるオーダを纏める例を示す図である。 設定パラメータ(5)により許容存続期間を制約条件として纏めることを選択した場合におけるオーダを纏める例を示す図である。 設定パラメータ(5)により許容存続期間を制約条件として纏めることを選択した場合におけるオーダを纏める別の例を示す図である。 設定パラメータ(5)により許容存続期間を制約条件として纏めることを選択した場合におけるオーダを纏める更に別の例を示す図である。 設定パラメータ(6)により大オーダ(タンクの最大容量に近いまたはそれを超えるオーダ)を除外することを条件として選択した場合におけるオーダを纏める例を示す図である。 設定パラメータ(7)により整数バッチ(に近い)オーダのみを除外することを条件として選択した場合におけるオーダを纏める例を示す図である。 設定パラメータ(8)によりタンク最大容量までで纏めることを条件として選択した場合におけるオーダを纏める例を示す図である。 設定パラメータ(9)により整数バッチで纏めることを条件として選択した場合におけるオーダを纏める例を示す図である。 設定パラメータ(9)により整数バッチで纏めることを条件として選択した場合におけるオーダを纏める別の例を示す図である。 サプライチェーン(supply chain)における一般的な依頼情報の流れと製造の流れ(物の流れ)の関係を示す概念図である。 お互いの状況を考慮せずに下流工程から上流工程にオーダを発行する従来例を示す図である。
符号の説明
50 ネットワーク
100 本社計画系
102 オーダ
104 計画回答
200 包装(ライン)工程計画系
202 インターフェース
204 製造計画作成部
210 纏めオーダ発行システム
300 中味製造工程計画系
302 (纏め)オーダ
304 工程管理部

Claims (14)

  1. 作業区オーダを下流工程から上流工程に発行する方法であって、下流工程で別々に製造する品目が近傍でかつ同じ中味品目の場合、設備の能力に基づいて複数の品目に係るオーダを纏める纏めオーダ発行方法。
  2. 作業区オーダを下流工程から上流工程に発行する方法であって、下流工程で別々に製造する品目が近傍でかつ同じ中味品目の場合、設備における最大許容存続期間に基づいて複数の品目に係るオーダを纏める纏めオーダ発行方法。
  3. 作業区オーダを下流工程から上流工程に発行する方法であって、下流工程で別々に製造する品目が近傍でかつ同じ中味品目の場合、経験則から決まる纏めオーダ数に基づいて複数の品目に係るオーダを纏める纏めオーダ発行方法。
  4. 作業区オーダを下流工程から上流工程に発行するに際し、下流工程で別々に製造する品目が近傍でかつ同じ中味品目の場合、上流工程で中味を纏め製造するために下流工程から纏めオーダを発行する纏めオーダ発行システムであって、設備の1バッチサイズに近い容量で纏める条件を設定し、この条件を満たすようにオーダを纏める手段を有することを特徴とする纏めオーダ発行システム。
  5. 作業区オーダを下流工程から上流工程に発行するに際し、下流工程で別々に製造する品目が近傍でかつ同じ中味品目の場合、上流工程で中味を纏め製造するために下流工程から纏めオーダを発行する纏めオーダ発行システムであって、設備における許容存続期間を制約条件とするという条件を設定し、この条件を満たすように、最早開始オーダの開始時刻から許容存続期間以内で終了するまでのオーダを対象にして複数のオーダを纏める手段を有することを特徴とする纏めオーダ発行システム。
  6. 前記手段は、纏めるべき対象オーダが大サイズの最後のバッチの開始時刻から前記許容存続期間以内で終了するバッチを対象にして複数のオーダを纏めることを特徴とする請求項5記載の纏めオーダ発行システム。
  7. 前記上流工程にある複数のタンクの占有時間の重ねが許される条件下で、最早開始のオーダの開始時刻から許容存続期間以内で終了するまでのオーダを対象にして複数のオーダを纏める手段を有することを特徴とする請求項5記載の纏めオーダ発行システム。
  8. 作業区オーダを下流工程から上流工程に発行するに際し、下流工程で別々に製造する品目が近傍でかつ同じ中味品目の場合、上流工程で中味を纏め製造するために下流工程から纏めオーダを発行する纏めオーダ発行システムであって、経験則から決まる纏めオーダ数を設定し、この条件を満たすように複数のオーダを纏める手段を有することを特徴とする纏めオーダ発行システム。
  9. 作業区オーダを下流工程から上流工程に発行するに際し、下流工程で別々に製造する品目が近傍でかつ同じ中味品目の場合、上流工程で中味を纏め製造するために下流工程から纏めオーダを発行する纏めオーダ発行システムであって、設備の制約から複数ラインへ中味品目を同時供給できない場合、ライン別で複数のオーダを数で纏める手段を有することを特徴とする纏めオーダ発行システム。
  10. 作業区オーダを下流工程から上流工程に発行するに際し、下流工程で別々に製造する品目が近傍でかつ同じ中味品目の場合、上流工程で中味を纏め製造するために下流工程から纏めオーダを発行する纏めオーダ発行システムであって、設備の制約がなく複数ラインへ中味品目を同時供給できる場合、ラインを跨いで複数のオーダを数で纏める手段を有することを特徴とする纏めオーダ発行システム。
  11. 作業区オーダを下流工程から上流工程に発行するに際し、下流工程で別々に製造する品目が近傍でかつ同じ中味品目の場合、上流工程で中味を纏め製造するために下流工程から纏めオーダを発行する纏めオーダ発行システムであって、設備の時分割使用の制約から複数ラインへ中味品目を同時供給できない場合、ラインを跨いで複数のオーダを数で纏める手段を有することを特徴とする纏めオーダ発行システム。
  12. 下流工程で別々に製造する品目が近傍でかつ同じ中味品目の場合、上流工程で中味を纏め製造するために下流工程から纏めオーダを発行する纏めオーダ発行システムであって、設備の最大容量に近い又はそれを超えるオーダを除外するという条件を設定し、この条件を満たすようにオーダを数で纏める手段を有することを特徴とする纏めオーダ発行システム。
  13. さらに、設備の最大容量内で纏めるという条件を設定し、この条件を満たすように複数のオーダを纏める手段を有することを特徴とする請求項12記載の纏めオーダ発行システム。
  14. 作業区オーダを下流工程から上流工程に発行するに際し、下流工程で別々に製造する品目が近傍でかつ同じ中味品目の場合、上流工程で中味を纏め製造するために下流工程から纏めオーダを発行する纏めオーダ発行システムであって、上流工程設備のバッチ計算の結果で得た端数バッチの容量が整数バッチとなるオーダを除外する条件を設定し、この条件を満たすように複数のオーダを数で纏める手段を有することを特徴とする纏めオーダ発行システム。
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