JP2008151083A - ポペット弁を備えた内燃機関 - Google Patents

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亮輔 藤井
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Abstract

【課題】ポペット弁の重量増加を伴うことなく弁傘部の曲げ剛性を増大して、弁傘部のシート面と弁座との片当たりの発生及びかかる片当たりによる流体漏れの発生を防止するとともに弁傘部の曲げ応力を低減してポペット弁の耐久性を向上したポペット弁を備えた内燃機関を提供する。
【解決手段】弁棒の端部に結合される弁傘部の外周に形成されたシート面を弁座に着脱することにより流体通路を開閉するポペット弁を備えたエンジン(内燃機関)において、前記ポペット弁は、前記弁傘部の端面の全面を外周端部から弁中心に向けて傾斜して切欠いた円錐状面に形成したことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、エンジン(内燃機関)の排気弁、吸気弁等に適用され、弁棒の端部に結合される弁傘部の外周に形成されたシート面を弁座に着脱することにより、排気通路、吸気通路等の流体通路を開閉するポペット弁の構造及び該ポペット弁を備えたエンジン(内燃機関)に関する。
エンジン(内燃機関)の排気弁及び吸気弁には、図6(B)に示されるように、弁棒18の端部に結合される弁傘部17の外周に形成されたシート面16をシリンダヘッド3(図7参照)に圧入された弁座15に着脱することにより、排気ポート6あるいは吸気ポートを開閉するポペット弁が採用されている。該ポペット弁は、エンジンの燃焼室1a内の高圧ガスに対して、弁傘部17のシート面16と弁座15との間のシール機能を高く保持できる。
通常、前記ポペット弁は、図6(B)に示されるように、弁傘部17の端面20を弁中心19に直角な平滑面に形成されているが、特許文献1(実公平3−46166号公報)にて開示されているように、該弁傘部の端面の中央部を抉り、そこから弁棒内を通して中心孔を形成した中空弁や、大型ディーゼルエンジン用排気弁のように、弁傘部の中央部近傍を大きく抉って弁の重量を軽減しているものもある。
実公平3−46166号公報
図6(B)に示されるように、エンジンの排気弁及び吸気弁に用いられるポペット弁は、閉弁時に弁傘部17のシート面16と弁座15との間のシート部を支点とした両端支持梁の形態で燃焼室内の燃焼ガスによるガス圧力Fを受ける支持構成となっており、かかる支持構成で以って前記シート部で高圧の燃焼ガスをシールしている。
然るに、図6(B)に示されるポペット弁は、弁傘部17が端面20を弁中心19に直角な平滑面に形成された構造をそなえ前述のような支持構成で以って、弁傘部17の端面20に加わるガス圧力Fが端面20の全面に均一に作用するため、前記弁傘部17の厚さTによって前記シート部における燃焼ガスのシール機能が決まり、前記弁傘部17の厚さTを薄くして弁の重量を軽減しようとする場合には、弁傘部17の剛性不足によって該弁傘部17が曲げ変形を起こして前記シート部にシール不良及びこれによるガス漏れを誘発し、これを防止するため弁傘部17の厚さTを厚くすると弁の重量が増大するという相反する問題を抱えている。
本発明はかかる従来技術の課題に鑑み、ポペット弁の重量増加を伴うことなく弁傘部の曲げ剛性を増大して、弁傘部のシート面と弁座との片当たりの発生及びかかる片当たりによる流体漏れの発生を防止するとともに弁傘部の曲げ応力を低減してポペット弁の耐久性を向上したポペット弁を備えた内燃機関を提供することを目的とする。
本発明はかかる課題を解決するもので、次のように構成されたポペット弁を備えたエンジンを特徴としている。
(1)弁棒の端部に結合される弁傘部の外周に形成されたシート面を弁座に着脱することにより流体通路を開閉するポペット弁であって、前記ポペット弁は、前記弁傘部の端面を外周端部から弁中心に向けて傾斜して切欠いた円錐状面に形成される。
(2)前記ポペット弁は、前記円錐状面に形成された前記弁傘部の端面に、前記弁中心から弁傘部の前記外周端部に向けて放射状に形成された複数の溝を周方向に沿って刻設される。
(3)前記ポペット弁は、前記弁傘部の端面の全面を外周端部から球状に切欠いた球面に形成される。
(4)前記ポペット弁は、前記弁傘部の端面の全面を外周端部から一定深さに亘って、双曲面状もしくはサイクロイド面状のいずれかの形状に切欠いて構成される。
本発明によれば、弁棒の端部に結合される弁傘部の外周に形成されたシート面を弁座に着脱することにより流体通路を開閉するポペット弁の形状を、弁傘部の端面の全面を、外周端部から弁中心に向けて傾斜して切欠いた円錐状面、あるいは外周端部から球状に切欠いた球面、あるいは双曲面状もしくはサイクロイド面状のいずれかの形状に切欠いた曲面等の、外周端部から弁中心に向けて傾斜した形態で陥没した面に形成したので、該ポペット弁のシート面が弁座に着座している閉弁時に、前記弁傘部の端面に作用する燃焼室内のガス圧等の弁傘部作用力の水平方向分力が発生し、この水平方向分力の発生によって、両端部のシート面を前記弁座に両端支持梁の形態で支持された弁傘部に該弁傘部の曲げ荷重として加わる弁傘部作用力の垂直方向分力が前記水平方向分力の分だけ小さくなる。これにより、弁傘部が弁中心に直角な平面に形成された従来のポペット弁に比べて、弁傘部の両端支持による曲げモーメントが小さくなる。
そして本発明では、弁傘部の端面を外周端部から弁中心に向けて傾斜した形態で陥没した面に形成したので、該弁傘部の体積を、該弁傘部が弁中心に直角な平面に形成された従来のポペット弁と同一にして、該弁傘部の重量を前記従来技術と同一した場合における弁傘部外周の厚さを前記従来技術よりも大きく採れるので、前記従来技術よりも弁傘部の重量増加を伴うことなく断面二次モーメントを大きくすることが可能となる。
従って本発明によれば、従来技術よりも弁傘部の重量増加を伴うことなく断面二次モーメントを大きくし、且つ弁傘部の両端支持による曲げモーメントを小さくすることが可能となり、従来技術よりも弁傘部の曲げ変形を小さくすることができて、該曲げ変形による弁傘部のシート面と弁座との片当たりの発生、及びかかる片当たりによる流体漏れの発生を防止できる。さらには、前記のように弁傘部の曲げ変形を小さくできることで弁傘部の曲げ応力を低減でき、これによりポペット弁の耐久性を向上できる。
さらに、前記ポペット弁を、円錐状面に形成された弁傘部の端面に弁中心から弁傘部の外周端部に向けて放射状に形成された複数の溝を周方向に沿って刻設した構造とすれば、弁の開き始め時において、弁傘部端面の中央部下方近傍にある流体が前記複数の溝を通って弁傘部シート面と弁座との間の開口部を通って外部に抜けることができるので、弁の開き始め時に於ける前記開口部を通っての流体の流出が迅速となり、特に燃料噴射装置の噴射タイミング制御用のポペット弁に適用した場合には、燃料噴射の切れが向上し、燃料消費率の低下に貢献できる。
以下、本発明を図に示した実施例を用いて詳細に説明する。但し、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
図7は本発明に係るポペット弁が適用される4サイクルディーゼルエンジンのシリンダ及び2個の排気弁中心線に沿う要部断面図である。
図7において、100はエンジン(4サイクルディーゼルエンジン)、1は該エンジン100のシリンダ(シリンダライナ)、1aは該シリンダ1内に形成された燃焼室、2はピストン、9はコネクチングロッドである。
3はシリンダヘッド、6は前記シリンダヘッド3に形成された2ポートからなる排気ポート、7は該排気ポート6を開閉する2個の排気弁、8は排気弁ばね、11はばね受である(図7には前記排気弁が着座する弁座の図示を省略している)。
尚、かかるエンジンは、この図に表示されていない2個の吸気弁及び吸気ポートをそなえている。
以上のような構成をそなえたエンジンにおいて、図示しないクランク軸により、排気カム軸及び排気カム(いずれも図示省略)が回転駆動されて排気弁ロッカーアーム(図示省略)及びばね受11を介して、前記排気弁7が排気弁ばね8のばね力に抗して往復駆動されて排気ポート6を開閉する。
また、前記燃焼室1aでの着火燃焼後の排気ガスは、前記排気弁7の開弁により排気ポート6を通って排気マニホールド(図示省略)に溜められてから、過給機(図示省略)に送り込まれて該過給機のタービンを駆動する。
本発明は、以上のような4サイクルエンジンの排気弁、吸気弁等に適用されるポペット弁の改良に係るものである。
図1は本発明の第1実施例に係るポペット弁からなる排気弁の弁傘部近傍の一部断面を含む部分側面図である。
図1において、ポペット弁からなる排気弁7は、弁棒18の端部に結合される弁傘部17の外周に形成されたシート面16を前記シリンダヘッド3(図7参照)に圧入された弁座15に着脱することにより排気ポート6を開閉するように構成されており、該ポペット弁からなる排気弁7は、エンジン100の燃焼室1a(図7参照)内の高圧ガスに対して、弁傘部17のシート面16と弁座15との間のシール機能を高く保持可能となっている。
前記排気弁7は、前記燃焼室1aへの触火面となる弁傘部17の端面20の全面を、該弁傘部17の外周端部20aから弁中心19に向けて傾斜し該弁中心19での切欠き深さSまで切欠いた円錐状面に形成されている。
かかる第1実施例によれば、弁棒18の端部に結合される弁傘部17の外周に形成されたシート面16を弁座15に着脱することにより、排気ポート6を開閉するポペット弁からなる排気弁7の形状を、該弁傘部17の端面20の全面を、外周端部20aから弁中心19に向けて傾斜して切欠いた円錐状面に形成したので、該排気弁7のシート面16が弁座15に着座している閉弁時に、前記弁傘部17の端面20に作用する燃焼室1a内のガス圧の水平方向分力が発生する。
即ち、図6は排気弁の弁傘部のガス圧力支持構造の説明図で、(A)は本発明の第1実施例の場合、(B)は従来技術の場合を示す。
図6のように、排気弁7は、閉弁時に弁傘部17のシート面16と弁座15との間のシート部を支点とした両端支持梁の形態で燃焼室1a内の燃焼ガスによるガス圧力Fを受ける支持構成となっており、かかる支持構成で以って前記シート部で高圧の燃焼ガスをシールしている。
かかるガス圧力の支持構成において、従来技術では図6(B)のように、弁傘部17の端面20を弁中心19に直角な平滑面に形成しているので、該弁傘部17の端面20に加わるガス圧力Fは該端面20の全面に均一に作用する。
これに対して、図1(A)に示す本発明の第1実施例の場合には、前記のように、該弁傘部17の端面20の全面を、外周端部20aから弁中心19に向けて傾斜して切欠いた円錐状面に形成したので、前記弁傘部の端面20に作用するガス圧力Fの水平方向分Fが発生し、この水平方向分力Fの発生によって、両端部のシート面16を前記弁座15に両端支持梁の形態で支持された弁傘部17に該弁傘部17の曲げ荷重として加わるガス圧力Fの垂直方向分力Fが前記水平方向分力Fの分だけ小さくなる。
これにより、弁傘部17が弁中心19に直角な平面に形成された従来の排気弁7に比べて、弁傘部17の両端支持による曲げモーメントが小さくなる。
そしてかかる実施例では、前記のように、弁傘部17の端面を外周端部20aから弁中心19に向けて傾斜した形態で陥没した円錐状面に形成したので、該弁傘部17の体積を、図6(B)のような、該弁傘部17が弁中心19に直角な平面に形成された従来の排気弁7と同一にして(20zは前記円錐状面の形成によって体積が変化する部分)、該弁傘部17の重量を前記従来技術と同一した場合における弁傘部外周の厚さTを、前記従来技術よりの厚さTよりも大きく採れるので、前記従来技術よりも弁傘部17の重量増加を伴うことなく断面二次モーメントを大きくすることが可能となる。
従ってかかる実施例によれば、前記従来技術よりも弁傘部17の重量増加を伴うことなく断面二次モーメントを大きくし、且つ前記のように、弁傘部17の両端支持による曲げモーメントを小さくすることが可能となり、これにより従来技術よりも弁傘部17の曲げ変形を小さくすることができて(図6(B)のように前記従来技術の場合の曲げ変形角α2に対して、図6(A)のようにかかる実施例の場合の曲げ変形角α1のように小さくなる)、該曲げ変形による弁傘部17のシート面16と弁座15との片当たりの発生、及びかかる片当たりによるガス漏れの発生を防止できる。
さらには、前記のように弁傘部17の曲げ変形を小さくできることで、該弁傘部17の曲げ応力を低減でき、これにより排気弁7の耐久性を向上できる。
図2は本発明の第2実施例に係るポペット弁からなる排気弁を示し、(A)は排気弁の弁傘部近傍の一部断面を含む部分側面図((B)におけるB−B線断面図)、(B)は(A)におけるA矢視図である。
この第2実施例においては、前記排気弁7を、前記第1実施例と同様に、前記弁傘部17の端面20を円錐状面に形成した上で、該端面20に、前記弁中心19から弁傘部17の前記外周端部20aに向けて放射状に複数(この例では4個)の溝21を周方向に沿って刻設している。
その他の構成は前記第1実施例(図1)と同様であり、これと同一の部材は同一の符号で示す。
かかる第2実施例は、前記第1実施例と同一の効果を奏するとともに、弁の開き始め時において、弁傘部17端面の中央部下方近傍にあるガスが前記複数の溝21を通って弁傘部シート面16と弁座15との間の開口部を通って外部に抜け易くなるので、弁の開き始め時に於ける前記開口部を通ってのガスの流出が迅速となるという効果を奏することができる。
従って、かかる構成のポペット弁をエンジンの燃料噴射装置の噴射タイミング制御用のポペット弁に適用した場合には、燃料噴射の切れが向上し、燃料消費率の低下に貢献できることとなる。
図3〜5は前記弁傘部17の端面20を曲面に形成した実施例である。
図3に示される第3実施例においては、前記排気弁7を、前記弁傘部17の端面20の全面を外周端部20aから球状に切欠いた球面に形成している。
図4(A)、(B)に示される第4実施例においては、前記排気弁7を、前記弁傘部17の端面20の全面を外周端部20aから一定深さSに亘って、図4(B)に示すような双曲面状に形成している。
図5(A)、(B)に示される第5実施例においては、前記排気弁7を、前記弁傘部17の端面20の全面を外周端部20aから一定深さSに亘って、図5(B)に示すようなサイクロイド面状に形成している。
以上の第3〜第5実施例も前記第1実施例と同一の効果を奏することができる。
その他の構成は前記第1実施例(図1)と同様であり、これと同一の部材は同一の符号で示す。
以上の実施例は本発明に係るポペット弁を、排気弁に適用した場合について述べたが、本発明はエンジン用吸気弁にも適用可能であり、さらにはエンジンの燃料噴射装置の噴射タイミング制御用のポペット弁にも適用できる。
本発明によれば、ポペット弁の重量増加を伴うことなく弁傘部の曲げ剛性を増大して、弁傘部のシート面と弁座との片当たりの発生及びかかる片当たりによる流体漏れの発生を防止するとともに弁傘部の曲げ応力を低減してポペット弁の耐久性を向上したポペット弁を備えた内燃機関を提供できる。
本発明の第1実施例に係るポペット弁からなる排気弁の弁傘部近傍の一部断面を含む部分側面図である。 本発明の第2実施例に係るポペット弁からなる排気弁を示し、(A)は排気弁の弁傘部近傍の一部断面を含む部分側面図((B)におけるB−B線断面図)、(B)は(A)におけるA矢視図である。 本発明の第3実施例を示す図1対応図である。 本発明の第4実施例を示し、(A)は図1対応図、(B)は双曲線を示す説明図である。 本発明の第5実施例を示し、(A)は図1対応図、(B)はサイクロイド線を示す説明図である。 排気弁の弁傘部のガス圧力支持構造の説明図で、(A)は本発明の場合、(B)は従来技術の場合を示す。 本発明に係るポペット弁が適用される4サイクルディーゼルエンジンのシリンダ及び2個の排気弁中心線に沿う要部断面図である。
符号の説明
1 シリンダ
1a 燃焼室
2 ピストン
3 シリンダヘッド
6 排気ポート
7 排気弁
15 弁座
16 シート面
17 弁傘部
18 弁棒
19 弁中心
20 端面
20a 外周端部
100 エンジン
S 切欠き深さ

Claims (4)

  1. 弁棒の端部に結合される弁傘部の外周に形成されたシート面を弁座に着脱することにより流体通路を開閉するポペット弁を備えたエンジン(内燃機関)において、前記ポペット弁は、前記弁傘部の端面の全面を外周端部から弁中心に向けて傾斜して切欠いた円錐状面に形成したことを特徴とするポペット弁を備えた内燃機関。
  2. 前記円錐状面に形成された前記弁傘部の端面に、前記弁中心から弁傘部の前記外周端部に向けて放射状に形成された複数の溝を周方向に沿って刻設したことを特徴とする請求項1記載のポペット弁を備えた内燃機関。
  3. 弁棒の端部に結合される弁傘部の外周に形成されたシート面を弁座に着脱することにより流体通路を開閉するポペット弁を備えたエンジン(内燃機関)において、前記ポペット弁は、前記弁傘部の端面の全面を外周端部から球状に切欠いた球面に形成したことを特徴とするポペット弁を備えた内燃機関。
  4. 弁棒の端部に結合される弁傘部の外周に形成されたシート面を弁座に着脱することにより流体通路を開閉するポペット弁を備えたエンジン(内燃機関)において、前記ポペット弁は、前記弁傘部の端面の全面を外周端部から一定深さに亘って、双曲面状もしくはサイクロイド面状のいずれかの形状に切欠いたことを特徴とするポペット弁を備えた内燃機関。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010174697A (ja) * 2009-01-28 2010-08-12 Toyota Motor Corp 内燃機関の排気バルブ

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