JP2008150829A - 引戸式防水装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 構造物の出入口を開閉する防水装置において、引戸式の防水扉を閉じ位置にスライド移動させると自動的に止水手段が作動して、この防水扉の下端側縁および前、後両側縁を水密のシールすることができ、外部からの浸水を確実に防ぐことができる。
【解決手段】 防水扉Dは、その扉本体10の下側縁、前側縁および後側縁にそれぞれ止水手段Sが設けられ、それらの止水手段Sは、防水扉Dが出入口Aを閉じたときに連動して一斉に自動的に作動して扉本体10の下側縁、前側縁および後側縁を、床レール1、戸当り柱3および案内柱4の内側面に水密に圧接する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、各種ビル、地下鉄、地下街、地下道、地下駐車場などの構造物において、その出入口から構造物内への水の流入を防止するための引戸式防水装置に関する。
近年、都市部などの一部地域における集中豪雨、洪水等に因り、ビル、地下鉄、地下街、地下道、地下駐車場などの構造物内にその出入口から水が急激に流入、浸水して多大の被害を及ぼすケースが問題となっている。
このような構造物の出入口からの水の急激な流入に対しては、土嚢の積み上げ等の対策では間に合わない場合が多く、そこで前記構造物の出入口に、これを横切るように防水扉をスライド移動させてその出入口を水密にシールする、引戸式の防水扉装置、たとえば、後記特許文献1に開示されるように既に提案されている。
特許第3326488号公報
ところで、前記従来の防水扉装置は、引戸式の扉本体と、ビルなどの出入口の左右に立設するガイド柱と、戸当り柱と、床面に敷設されるレールと、扉本体に搭載される密閉装置とを備えており、前記密閉装置は、扉本体の上に設けた手動ハンドルにより複数の偏心ローラを一斉に回転させて扉本体を後面側に平行移動させて扉本体の両側端縁、下端縁を水密にシールするような構造となっているため、操作者は、扉本体を走行移動させる操作と、その後の手動ハンドルの回転操作を行わねばならず、その操作が面倒であるばかりでなく、緊急の場合に、扉本体のシールが間に合わなくなるという問題があり、またハンドルの回転操作で扉本体自体を平行移動させるので、その操作性が悪いという問題もある。
さらに、扉本体は板材を折り曲げ加工により箱状に形成し、そこに密閉装置を組み付けるようにしているために、その製作に手間取り、コスト高を招くという問題もある。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので、防水扉をスライド移動させるだけで出入口を閉じると同時に防水扉を出入口に水密にシールできるようにし、しかも容易に製作できるようにした、新規な引戸式防水装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、構造物の出入口の床面を横切る方向に敷設される床レールと該床レール上に設けられる上部レールとに沿ってスライド移動可能であり、前記出入口を開閉し得る引戸式の防水扉と、前記出入口の一側に立設されて防水扉を閉じ位置に止める戸当り柱と、前記出入口の他側に立設されて防水扉のスライド移動を案内する案内柱と、を備えた防水扉装置において、
前記防水扉は、扉本体と、この扉本体の下側縁、前側縁および後側縁にそれぞれ設けられる止水手段と、それらの止水手段を連動させる連動機構と、前記防水扉が出入口を閉じたときに、これを感知して前記止水手段を一斉に自動的に作動させる感知手段とを備え、前記止水手段は、その作動時に扉本体の下側縁、前側縁および後側縁と、前記床レール、戸当り柱および案内柱との間を水密にシールすることを特徴としている。
上記目的を達成するために請求項2の発明は、前記請求項1記載のものにおいて、前記止水手段は、扉本体の下外枠および前、後外枠にそれぞれ設けられる下部押圧棒および前、後部押圧棒と、各押圧棒と前記外枠との間を連結し、各押圧棒の長手方向の移動に伴って下部押圧棒および前、後部押圧棒を、前記床レールおよび戸当り柱、案内柱の内側面に対して平行移動させるリンク機構と、前記各押圧棒の長手方向の外側面にそれぞれ沿設される止水ゴムとを備え、前記各押圧棒の平行移動に伴って前記止水ゴムを前記内側面に圧接させるようにしたことを特徴としている。
上記目的を達成するために請求項3の発明は、前記請求項1または2記載のものにおいて、前記連動機構は、前記下外枠に設けられる下部押圧棒の前、後両端と、前、後外枠にそれぞれ設けられる前部および後部押圧棒の下端との間にそれぞれ設けられる前部および後部カム機構により構成され、それらのカム機構は、下部押圧棒の作動に連動して前部押圧棒および後部押圧棒を作動し、それらの押圧棒は同時にそれらの長手方向に移動しつつ幅方向に平行移動して、下外枠および前、後外枠にそれぞれ設けられる、前記止水手段を同調作動させるようにしたことを特徴としている。
上記目的を達成するために請求項4の発明は、前記請求項1,2または3記載のものにおいて、前記感知手段は、下外枠の下部押圧棒の前端に一体に突設されるプランジャーよりなり、このプランジャーは、前記戸当り柱に設けた戸当り部材に対向しており、前記防水扉が閉じたときに、プランジャーの戸当り部材への当接により下部押圧棒を作動し、これに連動して複数の前記止水手段を自動的に作動できるようにしたことを特徴としている。
上記目的を達成するために請求項5の発明は、前記請求項1,2,3または4記載のものにおいて、前記扉本体は、アルミ合金材などの軽合金材の押出し材により形成されることを特徴としている。
前記請求項各項記載の発明によれば、引戸式の防水扉を閉じ位置にスライド移動させると自動的に止水手段が作動して、この防水扉の下端側縁および前、後両側縁を水密のシールすることができ、外部からの浸水を確実に防ぐことができ、前記従来のもの(特許文献1のもの)のような、防水扉を閉じてからの手動ハンドルによる止水操作を必要とせず、その操作が容易であるばかりでなく、緊急時の止水措置を迅速に行うことができる。
また、特に請求項2、3、4の発明によれば、押圧棒の移動で防水ゴムを作動させて止水作用がなされ、防水扉全体を移動させないで済むので、止水操作を迅速、軽快に行うことができる。
また、特に請求項5の発明によれば、扉本体およびその外縁を縁取る上、下外枠 および前、後外枠はいずれもアルミ合金の押出し材により形成されることにより、それらの製作が容易になり、さらに、それらへの止水手段の組み付け精度およびシール性を高めることができると共にその組付性を向上させることができる。
本発明の実施の形態を、添付図面に例示した本発明の実施例に基づいて以下に具体的に説明する。
図1〜図15は本発明の一実施例を示すものであって、図1(A)および(B)は、引戸式防水装置の防水扉の開状態およびその閉状態を示す斜視図、図2は、図1(B)の2線矢視拡大図、図3は、図2の3−3線に沿う拡大断面図、図4は、図2の4矢視仮想線囲い部分の拡大図、図5は、図2の5−5線に沿う拡大断面図、図6は、図5の6−6線に沿う拡大断面図、図7は、防水扉開状態の図5と同じ断面図、図8は、図7の8−8線に沿う拡大断面図、図9は、図2の9−9線に沿う断面図、図10は、図2の10−10線に沿う概略断面図、図11は、図10の11矢視仮想線囲い部分の斜視図、図12は、図10の12矢視仮想線囲い部分の斜視図、図13は、防水扉開状態の図10と同じ断面図、図14は、図13の14矢視仮想線囲い部分の斜視図、図15は、図13の15矢視仮想線囲い部分の斜視図である。
図1において、構造物としての建物の壁Wには出入口Aが設けられ、この出入口Aには、本発明にかかる引戸式防水装置が装備され、集中豪雨、洪水等の非常時にこの引戸式防水装置を閉状態とすることにより、外部から出入口Aを通して建物内に水が流入するのを防止できるようになっており、また平時にはその引戸式防水装置を開状態とすることにより通常の出入口Aとして利用される。
引戸式防水装置は、床レール1と、床レール1の上方において壁Wの前部に設けられる上部レール2と、出入口Aの左右両側に立設される戸当り柱3および案内柱4と、床レール1と上部レール2に沿ってスライド移動する引戸式の防水扉Dと、その防水扉Dに装備される止水手段Sを備えている。
床レール1は構造物Bである建物の前部を、出入口Aと壁Wとを横切って敷設されて、断面ピット状に形成されており、その底面には、山形レール5が敷設されている。上部レール2は、下面開放のコ字状に形成され、床レール1との間で、後述する防水扉Dのスライド移動を案内する。案内柱4は出入口Aの一側端に沿って床面より立設されて門型に形成されていて防水扉Dを貫通して案内し、その上部に上部レール2が一体に接続される。また戸当り柱3は出入口Aの他側端に沿って床面より立設され、防水扉Dが閉じたときに当接して、その閉じ位置を規制する。
つぎに、引戸式の防水扉Dの構造を説明する。
この防水扉Dは、前記出入口Aの横幅よりも若干幅広に形成されてその出入口Aを全閉できる大きさを有しており、その主体部分を構成する扉本体10は、アルミ合金の押出し材により横長の方形状に形成されており、その中空の内部は、補強材により補強されて軽量でかつ十分の強度を有する。扉本体10の外縁は、同じくアルミ合金の押出し材よりなる上、下外枠11,12および前、後外枠13,14によって一体に縁取りされており、そのうち、下外枠12および前、後外枠13,14には、本発明にかかる止水手段S(後に詳述する)が設けられている。
図2,3に示すように、前記上外枠11の後端には、案内ローラ15が回転自在に軸支されており、この案内ローラ15は前記上部レール2内を転動して、防水扉Dのスライド移動を案内する。また、図2,4に示すように、上外枠11の前端には、後に述べるスナッチロック53(従来公知)が設けられており、このスナッチロック53は、前記戸当り柱3上部に設けた係止部材37に着脱可能に係合して防水扉Dを閉じ位置にロックする。
また、図1,2に示すように、扉本体1の外面の上方前部にはハンドル16が固定され、操作者はこのハンドル16を把持して防水扉Dを手動により開閉操作することができる。
図2,3に示すように、止水手段Sの設けられる下外枠12は、床レール1内に摺動自在に嵌挿されており、この下外枠12の内面(背面)と床レール1の内側面間には摺動材7が介在されており、この摺動材7は、扉本体10の摺動を円滑にするとともに扉本体10の横移動を抑止する。下外枠12の下面前後に、断面逆U字状のブラケット17を介して一対の転動輪18が回転自在に軸架されており、これらの転動輪18は、床レール1内に敷設される山形レール5上を転動して、防水扉Dを前後に軽快に移動できるようにされている。
また、扉本体10の下外枠12 および前、後外枠13,14には、いずれも防水扉Dが閉じ位置にきたとき、この防水扉Dと出入口A間を自動的に水密にシールして、建物内への浸水を阻止するようにした止水手段Sが設けられる。
以下、図2,3,5〜8を参照して下外枠12に設けられる止水手段Sを選択してその具体的な構造について説明する。
図6,8に最も明瞭に示すように、防水扉Dの下外枠12の外面(屋外側)には、そのスライド方向の全長にわたり、ウレタンゴムなどの弾性体よりなる止水ゴム20が着脱可能に固定されている。この止水ゴム20は、防水扉Dの左右方向(スライド方向)に沿って帯状をなし、床レール1の内側面1iに対面するように所定の上下幅をもって断面板状に形成されている。止水ゴム20の玉縁を有する下端20dは下外枠12に形成した長溝21に抜け出すことがないように嵌挿され、また、止水ゴム20の玉縁を有する上端20uは、下外枠12の下端前面と、そこにビス止め22される止片23間に着脱可能に固定されている。下外枠12内には、断面四角な下部押圧棒24(d)がその長手方向(防水扉Dのスライド方向)に摺動可能に収容されており、この下部押圧棒24(d)の外側面は止水ゴム20の弾発力により、その止水ゴム20の背面に当接される。下部押圧棒24(d)には、その長手方向に間隔をあけて複数の切欠部25が隔設されており、この切欠部25は下面および背面に開放されていて平面長方形に形成されている。また、下外枠12内には、前記切欠部25に対応して複数のリンク機構Lが、その長手方向に間隔をあけて設けられている。各リンク機構Lは、下外枠12に2本のボルト27により固定されるホルダ28と、このホルダ28に縦軸29をもって左右方向に揺動可能に軸支されるアーム30と、ホルダ28に固定されてアーム30の起立位置を規制するストッパー部材33とより構成されており、このアーム30の先端部は、下外枠12に設けた通し孔31を貫通して前記下部押圧棒24(d)の切欠部25に臨んでおり、そのアーム30の先端は、連結ピン32をもって回動可能にピン連結されている。
図2,10,11に示すように、下部押圧棒24(d)の前端(右端)には、感知手段としてのプランジャー35が前方に向けて一体に突設されており、また、前記戸当り柱3の下部には、前記プランジャー35の先端に対向してウレタンゴムなどの弾性体よりなる戸当り部材36が固定されている。そして図2、11に示すように、防水扉Dが閉じ位置にスライド移動したとき、プランジャー35は戸当り部材36に当接し、下部押圧棒24を下外枠12に対して後退移動(左移動)させる。下部押圧棒24(d)が(図5,6矢印a方向)に押圧されて後退移動すると、図5,6,11に示すように、複数のリンク機構Lの各アーム30は起立方向に揺動されて、ストッパー部材33に係合する。これにより、アーム30は起立位置に保持され、下部押圧棒24(d)は、止水ゴム20の弾発力に抗して外方(屋外側、図5,6矢印b方向)に平行移動され、止水ゴム20を床レール1の内側面1iに圧接させて止水手段Sを作動状態とすることができる。このとき、扉本体10は止水ゴム20の反力で内側(屋内側)への押圧力をうけるが、この押圧力を摺動材7により受けることができる。
また、防水扉Dが閉じ位置より開き方向(左方)にスライド移動して、プランジャー35が戸当り部材36から離れ、下部押圧棒24(d)にかかる押圧力が解除されると、図7に示すように、止水ゴム20の弾発力により下部押圧棒24(d)は右方向(図5,7矢印a′方向)に戻され(止水ゴム20の弾発力による)、複数のリンク機構Lの各アーム30は、ストッパー部材33から離れて伏倒揺動され、下部押圧棒24(d)は内方(屋内側)に平行移動して止水ゴム20は、図7,8に示すように、床レール1の内側面1iから後退(図7,8矢印b′方向)して、そこから離間し止水手段Sの作動状態が解除される。
扉本体の10前、後端面を縁取る前、後外枠13,14にも、前記下外枠12に設けた止水手段Sと同じ構造の止水手段Sが設けられている(図9には、前外枠13に設けた止水手段Sが示される)。すなわち、前、後外枠13,14内には、複数の前記リンク機構Lが上下方向に間隔をあけて設けられると共に前部および後部押圧棒24(f),24(r)が上下方向に移動可能に設けられ、各リンク機構Lのアーム30の先端は、前部および後部押圧棒24(f),24(r)にピン連結される。それらの押圧棒24(f),24(r)の上方移動に伴う複数のアーム30の起立揺動により、それらの押圧棒24(f),24(r)は外方に移動されて止水ゴム20を作動位置に膨出させる。前外枠13の止水ゴム20は前記戸当り柱3の内側面3iに圧接され、また後外枠14の止水ゴム20は前記案内柱4の内側面4iに圧接される。
図10〜15に示すように、下外枠12の下部押圧棒24(d)の前端と、前部押圧棒24(f)の下端とは前部カム機構Cfにより連接され、また下外枠12の下部押圧棒24(d)の後端と、後部押圧棒24(r)の下端とは、後部カム機構Crにより連接されていて、下部押圧棒24(d)が後方に移動(プランジャー35と戸当り部材36との当接により)するとき、前記前部カム機構Cfおよび後部カム機構Crの作動で前部押圧棒24(f)および後部押圧棒24(r)をそれぞれ上方に移動させて下外枠12、前外枠13および後外枠14にそれぞれ設けられる止水手段Sを同時に作動できるようにされている。そして、前部カム機構Cfおよび後部カム機構Crは、本発明にかかる連動機構を構成している。
図10,11,13,14に示すように、前部カム機構Cfは、下部押圧棒24(d)の前端に固定される第1カム40および前部押圧棒24(f)に下端に固定される第2カム43とよりなり、第1カム40は、その上面に傾斜カム面41を有するV字状の凹部42が形成され、一方、第2カム43は、その下端に傾斜カム面44を有する凸部45が形成されており、図13,14に示すように、下部押圧棒24(d)のプランジャー35が戸当り部材36に当たっていない状態(防水扉Dの開状態)では、第1カム40の凹部42に第2カム43の凸部45が係合して前外枠13の前部押圧棒24(f)は下降しており、止水手段Sは作動解除状態にある。また、図10,11に示すように、下部押圧棒24(d)のプランジャー35が戸当り部材36に当たった状態では、(防水扉Dの閉状態)では、第1カム40の傾斜カム面41に沿って第2カム43が上昇し、前外枠13の前部押圧棒24(f)は上昇して、前記止水手段Sは作動状態となる。
また、図10,12,13,15に示すように、後部カム機構Crは、下部押圧棒24(d)の後端に固定される第3カム47および後部押圧棒24(r)に下端に固定される第4カム50とよりなり、第3カム47は、その後端上面に傾斜カム面48が形成され、一方、第4カム50は、その下端に前記傾斜カム面48に当接する凸部51が形成されており、図13,15に示すように、下部押圧棒24(d)のプランジャー35が戸当り部材36に当たっていない状態(防水扉Dの開状態)では、第3カム47の傾斜カム面48の下部に第4カム50の凸部51が係合して後外枠14の後押圧棒24(r)は下降しており、止水手段Sは作動解除状態にある。また、図10,12に示すように、下部押圧棒24(d)のプランジャー35が戸当り部材36に当たった状態では、(防水扉Dの閉状態)では、第3カム47の傾斜カム面48の上部に第4カム50の凸部51が当接し、後外枠14の後部押圧棒24(r)は上昇して、前記止水手段Sは作動状態となる。
図2,4に示すように、防水扉Dの前部上端には、この防水扉Dを閉じ位置にロックするためのスナッチロック53が設けられる。このスナッチロック53は従来公知のものであるので、その構造を簡単に説明すると、これは、扉本体10に固定されて横U字状のロック溝54を有するロック本体55と、このロック本体55に開閉可能に軸支されるフック56と、このフック56をロック位置に付勢するロックバネ57と、このフック56を閉じ位置に止めるストッパー58と、フック56の基端に係合してそのフック56をロック解除方向に作動するロック解除ピン59と、このロック解除ピン59を戻し方向に付勢する戻しバネ60とより構成されている。
防水扉Dが閉じ位置にくると、戸当り柱3に固定した係止部材37は、ロック本体55のロック溝54に係合し、フック56は、ロックバネ57のバネ力でロック位置に回動する。これにより、防水扉Dはスナッチロック53を介して戸当り柱3にロックされる。また、ロック解除ピン59を下方に押圧することにより、フック56はロック解除方向に回動され、防水扉Dのロックが解除される。
つぎに、本発明の前記実施例の作用について説明する。
図1(A)に示すように、平時において、防水扉Dは、床レール1に沿って後退させることでことで、防水扉D開状態となり、建物の出入口Aを開放することができる。
また集中豪雨、洪水などにより、建物の出入口Aへ多量の水が急激に浸入する虞れがある非常時には、引戸式の防水扉Dを、人がハンドル16を把持して上部レール2より引き出せば、防水扉Dは、その下部の転動輪18が、床レール1内の山形レール5上を転動し、また案内ローラ15は、上部レール2に案内されて転動し、引戸式の防水扉Dは手動により軽快に閉じ方向に走行され、出入口Aを迅速に閉じることができる。
ところで、図1(B)、図2に示すように、防水扉Dが出入口Aを閉じて防水扉Dが閉状態になると、プランジャー35は、戸当り柱3の下部の戸当り部材36に当接するに至り、下外枠12に設けた下部押込棒24(d)は、押し込まれて後方の移動される同時に前記前部および後部カム機構Cf,Crを介して前外枠13に設けた前部押込棒24(f)および後外枠14に設けた後部押込棒24(r)をいずれも上方に移動させる。これにより、下外枠12、前外枠13および後外枠14にそれぞれ設けられる止水手段Sの各複数のリンク機構Lのアーム30が一斉に起立回動し、これにより、各押込棒24(d),24(f),24(r)は、外方側(屋外側)に平行移動されて、止水ゴム20が押し出される。下外枠12の止水ゴム20は床レール1の内側面1iに、前外枠13の止水ゴム20は、戸当り柱3の内側面3iに、後外枠14の止水ゴム20は案内柱4の内側面4iにそれぞれ水密に圧接され、外部から出入口Aへの浸水を確実に防止することができる。また、このとき、床レール1、戸当り柱3、および案内柱4の内側面にそれぞれ設けた摺動材7は、防水扉Dの開閉作動を軽快なものとすることができると共に、前記止水手段Sの作動により押し出された止水ゴム20が、床レール1、戸当り柱3および案内柱4の内側面に圧接したときの圧接力の反力で防水扉Dが内側(屋内側)へ横移動するのを防止することができる。
また、防水扉Dが閉じ位置にくれば、図2,4に示すように、戸当り柱3の上部の係止部材37がスナッチロック53により係止され、防水扉Dは閉じ位置にロックされる。
以上のように、この実施例によれば、引戸式の防水扉Dを閉じ位置にスライド移動させると自動的に止水手段Sが作動して、この防水扉Dの下端縁および前、後両側縁を水密のシールすることができ、外部からの浸水を確実に防ぐことができる。
また扉本体10およびその外縁を縁取る上、下外枠11,12および前、後外枠13,14はいずれもアルミ合金の押出し材により形成されることにより、それらの製作が容易になり、さらに、それらへの止水手段の組み付け精度およびシール性を高めることができると共にその組付性を向上させることができる。
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明はその実施例に限定されることなく、本発明の範囲内で種々の実施例が可能である。たとえば、前記実施例では、構造物として建物を示したが、本発明は、その他の構造物、例えば地下街、地下道、地下駐車場などの出入口にも実施可能である。また、前記実施例では、扉本体およびその外縁を縁取る外枠をアルミ合金の押出し材により形成した場合を説明したが、扉本体の主体部分を板材の折り曲げ加工などにより箱状に形成し、その外縁を縁取る外枠をアルミ合金の押出し材で形成してもよい。
図1(A)および(B)は、引戸式防水装置の防水扉D開状態およびその閉状態を示す斜視図 図1(B)の2線矢視拡大図 図2の3−3線に沿う拡大断面図 図2の4矢視仮想線囲い部分の拡大図 図2の5−5線に沿う拡大断面図 図5の6−6線に沿う拡大断面図 防水扉D開状態の図5と同じ断面図 図7の8−8線に沿う拡大断面図 図2の9−9線に沿う断面図 図2の10−10線に沿う概略断面図 図10の11矢視仮想線囲い部分の斜視図 図10の12矢視仮想線囲い部分の斜視図 防水扉閉状態の図10と同じ断面図 図13の14矢視仮想線囲い部分の斜視図 図13の15矢視仮想線囲い部分の斜視図
符号の説明
1・・・・・床レール
2・・・・・上部レール
3・・・・・戸当り柱
4・・・・・案内柱
10・・・・・扉本体
12・・・・・下外枠
13・・・・・前外枠
14・・・・・後外枠
20・・・・・防水ゴム
24(d)・・下部押圧棒
24(f)・・前部押圧棒
24(r)・・後部押圧棒
35・・・・・プランジャー(感知手段)
A・・・・・出入口
Cf・・・・前部カム機構(連動機構)
Cr・・・・後部カム機構(連動機構)
D・・・・・防水扉
L・・・・・リンク機構
S・・・・・止水手段

Claims (5)

  1. 構造物の出入口(A)の床面を横切る方向に敷設される床レール(1)と該床レール(1)上に設けられる上部レール(2)とに沿ってスライド移動可能であり、前記出入口(A)を開閉し得る引戸式の防水扉(D)と、
    前記出入口(A)の一側に立設されて防水扉(D)を閉じ位置に止める戸当り柱(3)と、
    前記出入口(A)の他側に立設されて防水扉(D)のスライド移動を案内する案内柱(4)とを備えた防水扉装置において、
    前記防水扉(D)は、扉本体(10)と、この扉本体(10)の下側縁、前側縁および後側縁にそれぞれ設けられる止水手段(S)と、それらの止水手段(S)を連動させる連動機構(Cf,Cr)と、前記防水扉(D)が出入口(A)を閉じたときに、これを感知して前記止水手段(S)を一斉に自動的に作動させる感知手段(35)とを備え、前記止水手段(S)は、その作動時に扉本体(10)の下側縁、前側縁および後側縁と、前記床レール(1)、戸当り柱(3)および案内柱(4)との間を水密にシールすることを特徴とする引戸式防水装置。
  2. 前記止水手段(S)は、扉本体(10)の下外枠(12)および前、後外枠(13,14)にそれぞれ設けられる下部押圧棒(24(d))および前、後部押圧棒(24(f),24(r))と、各押圧棒(24(d),(24(f),24(r))と前記外枠(12,13,14)との間を連結し、各押圧棒の長手方向の移動に伴って下部押圧棒(24(d))および前、後部押圧棒(24(f),24(r))を、前記床レール(1)および戸当り柱(3)、案内柱(4)の内側面に対して平行移動させるリンク機構(L)と、前記各押圧棒(24(d),(24(f),24(r))の長手方向の外側面にそれぞれ沿設される止水ゴム(20)とを備え、前記各押圧棒(24(d),(24(f),24(r))の平行移動に伴って前記止水ゴム(20)を前記内側面に圧接させるようにしたことを特徴とする、前記請求項1記載の引戸式防水装置。
  3. 前記連動機構(Cf,Cr)は、前記下外枠(12)に設けられる下部押圧棒(24(d))の前、後両端と、前、後外枠(13,14)にそれぞれ設けられる前部および後部押圧棒(24(f))の下端との間にそれぞれ設けられる前部および後部カム機構(Cf,Cr)により構成され、それらのカム機構(Cf,Cr)は、下部押圧棒(24(d))の作動に連動して前部押圧棒(24(f))および後部押圧棒(24(r))を作動し、それらの押圧棒(24(d),24(f)、24(r))は同時にそれらの長手方向に移動しつつ幅方向に平行移動して、下外枠(12)および前、後外枠(13,14)にそれぞれ設けられる、前記止水手段(S)を同調作動させるようにしたことを特徴とする、前記請求項1または2記載の引戸式防水装置。
  4. 前記感知手段(35)は、下外枠(12)の下部押圧棒(24(d))の前端に一体に突設されるプランジャー(35)よりなり、このプランジャー(35)は、前記戸当り柱(3)に設けた戸当り部材(36)に対向しており、前記防水扉(D)が閉じたときに、プランジャー(35)の戸当り部材(36)への当接により下部押圧棒(24(d))を作動し、これに連動して複数の前記止水手段(S)を自動的に作動できるようにしたことを特徴とする、前記請求項1,2または3記載の引戸式防水装置。
  5. 前記扉本体(10)は、アルミ合金材などの軽合金材の押出し材により形成されることを特徴とする、前記請求項1,2,3または4記載の引戸式防水装置。
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