JP2008149929A - 車載用電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】筐体にフィンを設けることなく放熱効率を高める。
【解決手段】車載用電子機器には、電子回路部と、電子回路部を収納する筐体3と、電子回路部を露出/遮蔽するために前記筐体を開閉する天板4と、筐体内で電子回路部に接続されて、電子回路部の熱を天板に伝導する伝熱部5とが備えられている。伝熱部はバネ36Cの付勢力によって天板方向に浮いた状態で、天板が筐体にネジ止め固定されると天板が伝熱部をバネの付勢力に抗して固定位置に上から押さえつけられる。ここで、伝熱部はバネの付勢力によって天板に熱伝導シート57を介して密着する。このように、伝熱部が天板に密着固定することで、天板への熱伝導を確保し、熱伝導シートが熱伝導の効率をさらに上げている。
【選択図】図9

Description

本発明は、車載用電子機器に関する。
例えばアンプ装置などの車載用電子機器は、電子回路部と、電子回路部を収納する筐体とを備えている。このため、電子回路部からの発熱量が筐体内に籠もってしまうことを防止するため、筐体自体に多数のフィンが形成されているものが開発されている(例えば特許文献1参照)。
特開2002−246080号公報
しかしながら、上記した車載用電子機器であると、放熱効率を高めるためのフィンが筐体自体に必要となるために、その分加工コストやデザイン上の制約がかかってしまうことになっていた。
本発明の課題は、筐体にフィンを設けることなく放熱効率を高めることである。
請求項1記載の発明に係る車載用電子機器は、
電子回路部と、
当該電子回路部を収納する筐体と、
前記電子回路部を露出/遮蔽するために前記筐体を開閉する天板と、
前記筐体内で前記電子回路部に接続されて、当該電子回路部の熱を天板に伝導する伝熱部とを備えることを特徴としている。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の車載電子機器において、
前記天板の閉状態時に前記伝熱部を前記天板に向けて付勢する付勢バネとを備えることを特徴としている。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の車載用電子機器において、
前記天板を前記筐体に対してスライドさせて当該筐体を開閉するスライド機構を備えることを特徴としている。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の車載用電子機器において、
前記スライド機構は、前記天板をスライドさせる際に、前記天板と前記伝熱部との間に隙間を形成することを特徴としている。
請求項5記載の発明は、請求項3又は4記載の車載用電子機器において、
前記天板と前記伝熱部との間には熱伝導シートが介在していることを特徴としている。
本発明によれば、伝熱部が筐体内で電子回路部に接続されて、当該電子回路部の熱を天板に伝導するので、天板からの放熱も可能となり、筐体にフィンを設けなくとも放熱効率を高めることができる。これにより加工コストやデザイン上の制約がかかってしまうことを抑制できる。
以下、図を参照して本実施形態に係る車載用電子機器について説明する。なお、本実施形態では、車載用電子機器としてカーオーディオのアンプ装置を例にして説明するが、これに限定されるものではない。図1は本実施形態に係る車載用電子機器の外観を表す斜視図であり、図2は車載用電子機器の内部構造を表す斜視図である。
図1及び図2に示すように、車載用電子機器1には、電子回路部2と、電子回路部2を収納する筐体3と、電子回路部2を露出/遮蔽するために筐体3を開閉する天板4と、電子回路部2の熱を天板4に伝熱する伝熱部5と、天板4をスライドさせるスライド機構7とが設けられている。
図2に示すように電子回路部2には、各種電子部品21を搭載した回路基板22と、電子部品21の両端に配置され、当該電子部品21を外部機器に電気的に接続するための端子部27,28とが設けられている。
回路基板22は、電源部24、増幅部25、出力部26を備えている。電源部24と、増幅部25及び出力部26との間には、伝熱部5が配置されていて、電源部24で発生したノイズが伝熱部5により遮蔽されて、増幅部25や出力部26に対するノイズの影響を低減している。
また、電源部24の端子部27は筐体3の一端から着脱自在なフレーム27aを介して露出している。一方、増幅部25及び出力部26の端子部28は筐体3の他端から着脱自在なフレーム28aを介して露出している。以下、便宜上電源部24の端子部27を「電源用端子部」と、出力部26及び増幅部25の端子部28を「音声用端子部」と称す。なお、フレーム27a,28aの上部には、各端子部27,28に接続されたケーブルを固定するためのケーブル固定用ネジ部27b,28bが設けられている。
筐体3は、例えばアルミなどの金属から形成されている。この筐体3は、図2に示す通り、側面視コ字状に形成されていて、回路基板22が載置される基台31と、基台31の両縁部から立設する壁部32とを備えている。
図3は、筐体3の概略構成を表す上面視図であり、図4は車載用電子機器1の内部構成を表す側面図である。図3,4に示すように、壁部32の上面には、天板4を固定するための天板用固定部33と、フレーム27a,28aを固定するためのフレーム用固定部34と、スライド機構7を固定するためのスライド用固定部35と、伝熱部5を保持するための伝熱用保持部36とが設けられている。
天板用固定部33は、壁部32上面の最も端に位置する両端部と、その間とに配置されていて、所定の位置にセットされた天板4を固定するための6つのネジ穴33aを備えている。
フレーム用固定部34は、壁部32上面における天板用固定部33のうち、両端部に位置する天板用固定部33の内側に配置されていて、フレーム27a,28aを固定するための4つのネジ穴34aを備えている。
スライド用固定部35は、壁部32上面におけるフレーム用固定部34の内側に配置されていて、スライド機構7を固定するための8つのネジ穴35aと、位置決め用の4つの突起35bとを備えている。
伝熱用保持部36は、壁部32上面におけるスライド用固定部35の内側に配置されていて、伝熱部5を昇降自在に保持するための2つの凹部36aと、各凹部36aの底に設けられた2つのネジ穴36bと、伝熱部5に対して上方への付勢力を付与する4つの付勢バネ36c(図10参照)と、各凹部36aの底に設けられ、付勢バネ36cを収納する4つの収納穴36dとが設けられている。
また、壁部32の上面におけるフレーム用固定部34とスライド用固定部35との間には、天板4の移動を規制するための規制手段6が取り付けられる取付部40も設けられている。図5は取付部40及び規制手段6の概略構成を表す説明図である。この図5に示すように、取付部40は壁部32の上面に設けられた円柱状の穴である。規制手段6には、取付部40内に収納されたバネ61と、バネ61の上方に配置されて当該バネ61の弾性変形により取付部40から進退する規制ピン62とが設けられている。天板4が取付部40を覆っている場合には、規制ピン62が取付部40内に納められ、覆っていない場合にはバネ61の付勢力により規制ピン62の先端が取付部40から突出するようになっている。
さらに、フレーム27a、28aが取付部40を覆うように取付けられ、当該フレーム27a、28aには取付部40に対応する孔部が設けられる。そして、取付部40に収納される規制ピン6には、段部6bが形成されており、この段部6bを境界として小径部6aと大径部6cが形成されている。そして、フレーム27a、28aの孔部の径を小径部6aの径よりも大きく、かつ大径部6cの径よりも小さくすることで、規制ピン6が取付部40から逸脱してしまうことを防いでいる。
そして、壁部32の外側面には、図1に示すように表面積を広げて放熱効率を高めるために凹凸部37が形成されている。
また、図3に示すように、基台31の一端部には車内に固定するためのネジが挿通される切欠38が形成されていて、他端部には前記ネジが挿通されるねじ孔39が形成されている。車両への取付時には、先ずねじ孔39を介して位置決め並びにねじ固定を行い、その後に切欠38を介してネジ固定する。
天板4は、例えばアルミなどの金属から形成されていて、図1,図4に示すように電源用端子部27、音声用端子部28及びフレーム27a,28aの上方を同時に遮蔽できる大きさに形成されている。天板4の上面の4隅と、その間とには、天板用固定部33のネジ穴33aに連続する貫通孔41が設けられており、これらの貫通孔41を介してネジ穴33aにネジ41aが螺合すると、天板4が筐体3に固定されるようになっている。天板4の上面には、短手方向に延在する溝42が形成されていて、この溝42には、電子回路部2に設けられた点灯光源30の光を透過する透過孔43が設けられている。また、天板4の下面には、図4に示すようにスライド機構7に係合する2本のステー44が所定の間隔を空けて取り付けられている。
図6は、ステー44の概略構成を表す斜視図である。図6に示すようにステー44は、側面視コ字状に形成された板材である。ステー44の上面には、天板4にネジ止めされる際にネジが挿通するネジ用孔44aが形成されている。また、ステー44の側面には、スライド機構7に係合するための係合ピン44b(図3参照)が取り付けられるピン用孔45が形成されている。
図7は伝熱部5の概略構成を表す斜視図である。図7に示すように、伝熱部5には、電子回路部2の電子部品21のうち、発熱率の高い電子部品21aを支持する支持部51と、支持部51の上部に連結されて、筐体3の伝熱用保持部36に固定される固定片52とが設けられている。
支持部51の一側面は傾斜面53となっていて、この傾斜面53に発熱率の高い電子部品21aが重ねられて支持されている。これにより、電子部品21aの熱量が傾斜面53から支持部51を介して固定片52に伝達することになる。
固定片52の両端部には、凹部54が形成されていて、この凹部54内には貫通孔55が形成されている。貫通孔55内には保持用のネジ56(図8,9参照)が挿通されることで、伝熱部5が伝熱用保持部36に保持されることになる。なお、凹部54はネジ56の頭部を上方に突出させない深さに形成されている。
また、固定片52の上面には、例えばグラファイトシートなどの熱伝導シート57が貼付されている。
ここで、伝熱部5と伝熱用保持部36との接続関係について説明する。図8は伝熱部5と伝熱用保持部36との接続関係を表す上面視図であり、図9は側面図、図10は伝熱部5と伝熱用保持部36の分解斜視図である。
図8〜10に示すように、伝熱部5が伝熱用保持部36に保持される際には、収納穴36d内に付勢バネ36cが収納されてから、凹部36aに伝熱部5の固定片52が納められ、その後、ネジ56が貫通孔55を介してネジ穴36bに挿入される。図9(a)に示すように、ネジ56がネジ穴36bに螺合すると、ネジ56の頭部から壁部32の凹部36aまでの距離H1は、固定片52の凹部54の厚みT1よりも広く設定されているので、伝熱部5が昇降自在に保持されることになる。伝熱部5に上からの負荷がない場合には、伝熱部5は付勢バネ36cにより押し上げられて、ネジ56の頭部と固定片52とが接触した状態となっている。
本実施形態では、伝熱部5は、バネ36cの付勢力によって固定位置より0.3mm天板4方向に浮いている状態となる。そこへ、天板4が筐体3に対してネジ止め固定されると、天板4が伝熱部5をバネ36cの付勢力に抗して上から押さえつけることになり、固定位置に押さえつけられる。ここで、伝熱部5はバネ36cの付勢力によって天板4に熱伝導シート57を介して密着する。このように、伝熱部5が天板4に密着固定することで、天板への熱伝導を確保し、熱伝導シートが熱伝導の効率をさらに上げている。
スライド機構7は、天板4を筐体3に対してスライドさせて、電子回路部21の端子部27,28を露出/遮蔽するものである。このスライド機構7には、図3に示すように、上記したステー44と、当該ステー44を筐体3の長手方向に案内するレール部71とから形成されている。
図11はレール部71の概略構成を表す斜視図である。図11に示すようにレール部71には、筐体3のスライド用固定部35に固定される基板72と、基板72の端部から壁部32の内側面に沿って垂下する垂下部73とが設けられている。
基板72には、位置合わせのためスライド用固定部35の突起35bに係合する切欠74と、スライド用固定部35のネジ穴35aと連通して固定用のネジ75(図3参照)が挿入される貫通孔76とが設けられている。
垂下部73には、ステー44に取り付けられた係合ピン44bが挿入される垂直溝77と、垂直溝77と交わるように形成された水平溝78とが設けられている。この水平溝78が係合ピン44bを筐体3の長手方向に案内して、天板4をスライドさせるようになっている。
垂直溝77の上部は開放しており、これによりレール部71を筐体3から取り外さなくとも、天板4を着脱することができる。また、垂直溝77の下端77aは、水平溝78の下面よりも0.6mm低くなっており、この位置に係合ピン44bが位置すると、天板4が降下して所定位置にセットされることになる。換言すると、スライド時においては、天板4は所定位置から0.6mm高い位置でスライド移動する。このような構成とすることで、スライド時に天板4が筐体3の壁部32の上面に接触することがなく、磨耗や損傷を未然に防ぐことができる。また、スライド時に天板4と筐体3との間に隙間が確保されるため、スムーズなスライド動作が実現される。
スライド移動時の状態を表したのが、図9(a)である。図9(a)では、スライド移動時の筐体3、天板4、伝熱部5の位置関係を表している。天板4がスライド移動しているときに、筐体3の壁部32や伝熱部5の熱伝導シート57と接触してしまうと摩耗や損傷により熱伝導の効率が悪化してしまう。そのために、この摩耗や損傷を防止すべく、図9(a)に示すように天板4と壁部32との間に隙間H2(本実施形態では0.6mm)が形成されるように、スライド機構7を構成するレール部71の水平溝78と垂直溝77の下端77aの高さが設定される。
天板4のスライド動作時には、伝熱部5はバネ36cによって固定位置の高さ(筐体3の壁部32の上面)から0.3mm浮いている状態となる。そのため、天板4をスライドさせるときには、少なくとも天板4を固定位置の高さ(筐体3の壁部32の上面)から伝熱部5の浮遊量である0.3mmを超えるクリアランスを設けないと、伝熱部5やその上面に設置される熱伝導シート57に天板4が接触してしまう。そこで、この実施例では、スライド時には天板4を固定位置の高さ(筐体3の壁部32の上面)から0.6mm浮かせる構造とすることで、天板4と熱伝導シート57との間に隙間H3を設け、天板4と伝熱部5とがスライド時に接触しないように構成している。
一方、図9(b)では、天板4が所定の位置にセットされ、ネジ41aにより筐体3に固定された状態を表している。この場合においては、天板4が常に筐体3の壁部32に接触しているために、伝熱部5は天板4により押し下げられることになる。なお、押し下げられたとしても、伝熱部5の固定片52とネジ56の頭部との間には隙間H4が形成されているために、付勢バネ36cの付勢力によって伝熱部5が押し上げられて、熱伝導シート57と天板4との接触が維持されることになる。
水平溝78は、電源用端子部27側の規制手段6の規制ピン62を露出させる地点から、音声用端子部28側の規制手段6の規制ピン62を露出させる地点までの範囲で天板4がスライド移動するように、その長さが設定されている。この水平溝78の長さによって規定されるスライド範囲は、天板のスライド動作時に筐体3の両端部に設けられた電源用端子部27と、音声用端子部28とを露出させ、かつ筐体3内の電子回路部2は露出させないように、水平溝78の長さを寸法設計する。このように、筐体3内の電子回路部2を常に保護するように設計することで、電子回路部2を別途保護するカバー等を設ける必要がない。
次に、本実施形態の作用について説明する。ケーブルの接続作業時においては、作業者は、ネジ41aを取り外して天板4をスライド移動可能な状態とする。そして、作業者は、例えば、図12に示すように音声用端子部28を露出させる方向に天板4をスライドさせる。天板4がスライド機構7の水平溝78の長さによって規定される移動範囲の限度まで移動すると、音声用端子部28側のフレーム28aのケーブル固定用ネジ部28bや、規制手段6の規制ピン62が露出する。この露出により規制ピン62は上方へ突出して、天板4が元の位置にスライドすることを規制する。
その後、作業者はスライド機構7によって露出した音声用端子部28にケーブルCを接続する。この接続後には、作業者はケーブル固定用ネジ部28bを工具により締結し、ケーブルCを音声用端子部28に固定する。
音声用端子部28側の接続が完了すると、突出している規制ピン62を押下して、天板4への規制を解除し、図13に示すように天板4を反対方向へスライドさせる。天板4が移動範囲の限度まで移動すると、電源用端子部27側のフレーム27aのケーブル固定用ネジ部27bや、規制手段6の規制ピン62が露出し、天板4のスライドが規制される。
その後、作業者は電源用端子部27にケーブルを接続する。この接続後には、作業者はケーブル固定用ネジ部27bを工具により締結し、ケーブルを電源用端子部27に固定する。
端子部27へのケーブル接続が完了すると、作業者は突出している規制ピン62を押下して、天板4への規制を解除し、天板4を元の位置に戻す(図1参照)。そして、作業者はネジ41aを螺合して天板4を筐体3へ固定する。これにより、ケーブルの接続作業が完了する。前述したように、天板4のスライド範囲はスライド機構の水平溝78によって規定され、上記のスライド動作中においても、筐体3内の電子回路部2が露出することはない。
接続作業終了後、天板4が所定位置に固定されると、図9(b)に示した通り天板4方向にバネ付勢された伝熱部5が天板4と接触するために、電子回路部2の熱が伝熱部5を介して天板4に伝わり、天板4から放熱されることになる。
以上のように、本実施形態によれば、伝熱部5が筐体3内で電子回路部2に接続されて、当該電子回路部2の熱を天板4に伝導するので、天板4からの放熱も可能となり、筐体3にフィンを設けなくとも放熱効率を高めることができる。これにより加工コストやデザイン上の制約がかかってしまうことを抑制できる。
また、スライド機構7が天板4を筐体3に対してスライドさせて、電子回路部2の端子部27,28を露出/遮蔽するので、ケーブルを接続する場合にのみ端子部27,28を露出させることが可能となる。これにより、筐体3や天板4を取り外すことなくケーブルを接続することができ、作業効率が高められる。そして、天板4が端子部27,28を覆うような大きさとすることで、天板4自体が大きくなり、放熱効率も向上する。
なお、本発明は上記実施形態に限らず適宜変更可能であるのは勿論である。
本実施形態に係る車載用電子機器の外観を表す斜視図である。 図1の車載用電子機器の内部構造を表す斜視図である 図1の車載用電子機器に備わる筐体の概略構成を表す上面視図である。 図1の車載用電子機器の内部構成を表す側面図である。 図1の車載用電子機器に備わる取付部及び規制手段の概略構成を表す説明図である。 図1の車載用電子機器に備わるステーの概略構成を表す斜視図である。 図1の車載用電子機器に備わる伝熱部の概略構成を表す斜視図である。 図7の伝熱部と伝熱用保持部との接続関係を表す上面視図である。 図8の接続関係を表す側面図である。 図7の伝熱部と伝熱用保持部36の分解斜視図である。 図1の車載用電子機器に備わるレール部の概略構成を表す斜視図である。 図1の車載用電子機器の天板がスライド移動した場合の状態を表す斜視図である。 図1の車載用電子機器の天板がスライド移動した場合の状態を表す斜視図である。
符号の説明
1 車載用電子機器
2 電子回路部
3 筐体
4 天板
5 伝熱部
6 規制手段
7 スライド機構

Claims (5)

  1. 電子回路部と、
    当該電子回路部を収納する筐体と、
    前記電子回路部を露出/遮蔽するために前記筐体を開閉する天板と、
    前記筐体内で前記電子回路部に接続されて、当該電子回路部の熱を天板に伝導する伝熱部とを備えることを特徴とする車載用電子機器。
  2. 請求項1記載の車載電子機器において、
    前記天板の閉状態時に前記伝熱部を前記天板に向けて付勢する付勢バネとを備えることを特徴とする車載用電子機器。
  3. 請求項1又は2記載の車載用電子機器において、
    前記天板を前記筐体に対してスライドさせて当該筐体を開閉するスライド機構を備えることを特徴とする車載用電子機器。
  4. 請求項3記載の車載用電子機器において、
    前記スライド機構は、前記天板をスライドさせる際に、前記天板と前記伝熱部との間に隙間を形成することを特徴とする車載用電子機器。
  5. 請求項3又は4記載の車載用電子機器において、
    前記天板と前記伝熱部との間には熱伝導シートが介在していることを特徴とする車載用電子機器。
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