JP2010103369A - 電子制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】プリント基板2と、複数の脚部3aが上記プリント基板2に接続されることによって上記プリント基板2に実装される発熱部品3とを備える電子制御装置であって、上記脚部3aが上記プリント基板2に対してプレスフィット接続されている。
【選択図】図1
Description
このため、従来の電子制御装置においては、発熱部品をプリント基板に実装する場合や筐体を製造する場合に構成部品に対してある程度の寸法誤差を許容し、電子制御装置を組み立てる際に、プリント基板や筐体を押さえつけながら組み立てることによって、上記寸法誤差を吸収している。
このような場合には、最終的に組み立てられた電子制御装置自体の寸法精度は確保されるものの、組立ての際に発熱部品や該発熱部品とプリント基板との接続箇所に対してストレスがかかり、電子制御装置の損傷を招く虞がある。
つまり、本発明によれば、プリント基板に対する発熱部品の高さ方向の位置を任意に調節することができ、電子制御装置の構成部材の寸法精度が高くない場合であっても最適な位置に発熱部品を配置することができる。
また、電子制御装置を組み立てる際に、発熱部品に高さ方向から力が加わった場合であっても、脚部がプリント基板に対してプレスフィット接続されているため、加わる力に応じて発熱部品がプリント基板に対して高さ方向に移動することができ、発熱部品及び該発熱部品とプリント基板との接続箇所にストレスがかかることを抑制することができる。
したがって、本発明によれば、電子制御装置において、発熱部品や発熱部品とプリント基板との接続箇所に対してかかるストレスを低減することが可能となる。
図1は、本実施形態の電子制御装置1の一部を模式的に示した断面図である。この図に示すように電子制御装置1は、プリント基板2と、発熱部品3と、筐体4とを備えている。
また、プリント基板2は、後述の発熱部品3の脚部3aを設置するための複数のスルーホール21を備えている。
このように脚部3aがプリント基板2に対してプレスフィット接続されていることから、高さ方向から力を加えることによって発熱部品3をプリント基板2の厚さ方向に移動させることができ、プリント基板2に対して位置調節を行うことができる。そして、接触部3bは、発熱部品3のプリント基板2に対する位置調整範囲を確保するために、プリント基板2の厚さ距離よりも脚部3aの長さ方向に長く形成されている。
なお、図2においては、接触部3bがいわゆるアイレッド型とされているが、シグマ型、M型あるいは丸型等の他の型とされていても構わない。
そして、このような支持機構によってプリント基板2が支持されることによって、プリント基板2に実装された発熱部品3と筐体4の内壁面とが当接された状態となる。
なお、筐体4は、亜鉛、アルミニウム、銅等の金属材料をプレス加工、切削加工、あるいはダイカスティングすることによって形成される。
つまり、本実施形態の電子制御装置1によれば、プリント基板2に対する発熱部品3の高さ方向の位置を任意に調節することができ、電子制御装置1の構成部材(例えば、筐体4等)の寸法精度が高くない場合であっても最適な位置に発熱部品3を配置することができる。
また、電子制御装置1を組み立てる際に、発熱部品3に高さ方向から力が加わった場合であっても、脚部3aがプリント基板2に対してプレスフィット接続されているため、加わる力に応じてプリント基板2に対して発熱部品3が高さ方向に移動することができ、発熱部品3及び該発熱部品3とプリント基板2との接続箇所にストレスがかかることを抑制することができる。
したがって、本実施形態の電子制御装置1によれば、発熱部品3や発熱部品3とプリント基板2との接続箇所に対してかかるストレスを低減することが可能となる。
このような構成を採用することによって、筐体4からプリント基板2の実装面までの距離が長い場合であっても、発熱部品3に直接筐体4を接触させることが可能となる。
このような構成を採用した場合にも、筐体4からプリント基板2の実装面までの距離が長い場合であっても、発熱部品3に直接筐体4を接触させることが可能となる。
このような構成を採用することによって、発熱部品3が柔軟な熱伝導材5を介して筐体4と接続されるため、柔軟な熱伝導材5の変形によって筐体4から発熱部品3への力を吸収し、発熱部品3にかかるストレスをより低減させることが可能となる。
このような構成を採用した場合にも、発熱部品3が柔軟な熱伝導材5を介して筐体4と接続されるため、柔軟な熱伝導材5の変形によって筐体4から発熱部品3への力を吸収し、発熱部品3にかかるストレスをより低減させることが可能となる。
このような構成を採用することによって、熱伝導材6によって発熱部品3から発生する熱が素早く吸収され、より効率的に放熱を行うことが可能となる。
また、固体の熱伝導材6は、任意の箇所に容易に配置することができるため、筐体4に突出部4a,4bを形成する場合と比較して、プリント基板2上の発熱部品3のレイアウト変更等の設計変更に容易に対応することが可能となる。
このような構成を採用する場合にも、熱伝導材6によって発熱部品3から発生する熱が素早く吸収され、より効率的に放熱を行うことが可能となる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、本第2実施形態の説明において、上記第1実施形態と同様の部分については、その説明を省略あるいは簡略化する。
すなわち、本実施形態の電子制御装置1Aにおいては、発熱部品3の脚部3aが、プリント基板2及び筐体4に対してプレスフィット接続されている。
そして、本実施形態の電子制御装置1Aにおいては、筐体4に脚部3aを挿入する挿入孔4cが形成されており、当該挿入孔4cに接触部3eが圧入されることによって脚部3aが筐体4に対してプレスフィット接続される。
このような構成を採用することによって、筐体4からプリント基板2の実装面までの距離が長い場合であっても、発熱部品3に直接筐体4を接触させることが可能となる。
このような構成を採用した場合にも、筐体4からプリント基板2の実装面までの距離が長い場合であっても、発熱部品3に直接筐体4を接触させることが可能となる。
このような構成を採用することによって、発熱部品3が柔軟な熱伝導材5を介して筐体4と接続されるため、柔軟な熱伝導材5の変形によって筐体4から発熱部品3への力を吸収し、発熱部品3にかかるストレスをより低減させることが可能となる。
このような構成を採用した場合にも、発熱部品3が柔軟な熱伝導材5を介して筐体4と接続されるため、柔軟な熱伝導材5の変形によって筐体4から発熱部品3への力を吸収し、発熱部品3にかかるストレスをより低減させることが可能となる。
このような構成を採用することによって、熱伝導材6によって発熱部品3から発生する熱が素早く吸収され、より効率的に放熱を行うことが可能となる。
また、固体の熱伝導材6は、任意の箇所に容易に配置することができるため、筐体4に突出部4a,4bを形成する場合と比較して、プリント基板2上の発熱部品3のレイアウト変更等の設計変更に容易に対応することが可能となる。
このような構成を採用する場合にも、熱伝導材6によって発熱部品3から発生する熱が素早く吸収され、より効率的に放熱を行うことが可能となる。
しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、かかるストレスが許容値を超えない程度に発熱部品3を筐体4側に付勢する機能を脚部3aが備えるようにしても良い。
このような構成を採用することによって、発熱部品3を常に筐体4あるいは熱伝導材5,6に当接させることが可能となり、放熱を確実に行うことが可能となる。
Claims (5)
- プリント基板と、複数の脚部が前記プリント基板に接続されることによって前記プリント基板に実装される発熱部品と、該発熱部品から伝熱された熱を放熱する筐体とを備える電子制御装置であって、
前記脚部が前記プリント基板に対してプレスフィット接続されていることを特徴とする電子制御装置。 - いずれかの前記脚部が前記発熱部品と前記プリント基板との電気的な接続を行うリードとして機能することを特徴とする請求項1記載の電子制御装置。
- いずれかの前記脚部が前記発熱部品と前記プリント基板との電気的な接続を行わないダミーリードとして機能することを特徴とする請求項1または2記載の電子制御装置。
- 前記発熱部品から発生する熱を前記筐体に伝熱する熱伝導材を備えることを特徴とする請求項1〜3いずれかに記載の電子制御装置。
- 前記脚部が前記プリント基板及び前記筐体に対してプレスフィット接続されていることを特徴とする請求項1〜4いずれかに記載の電子制御装置。
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