JP2007173341A - 回路基板の実装構造およびその実装方法 - Google Patents

回路基板の実装構造およびその実装方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007173341A
JP2007173341A JP2005365789A JP2005365789A JP2007173341A JP 2007173341 A JP2007173341 A JP 2007173341A JP 2005365789 A JP2005365789 A JP 2005365789A JP 2005365789 A JP2005365789 A JP 2005365789A JP 2007173341 A JP2007173341 A JP 2007173341A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
component
circuit board
solder
heat dissipation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005365789A
Other languages
English (en)
Inventor
Kensaku Oguri
研作 小栗
Yukio Mukai
幸夫 向井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2005365789A priority Critical patent/JP2007173341A/ja
Publication of JP2007173341A publication Critical patent/JP2007173341A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】放熱性能が向上し、温度上昇が急な発熱に対しても、高い放熱効果が得られる回路基板の実装構造およびその実装方法を提供することにある。
【解決手段】搭載面と、搭載面の対向面であり、かつ、裏面の放熱用ランド15が形成される反搭載面とを備えるプリント回路基板10の実装構造において、放熱用ランド15に汎用チップ部品13を接着剤12で固定した後、局所フローにより、汎用チップ部品13の周囲を覆う厚いはんだ盛り14を形成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両のエンジンルームに配置される電子制御装置などに使用される回路基板の実装構造およびその実装方法に関する。
従来、車両の制御に用いられる電子制御装置のプリント回路基板においては、大電流を通電させて使用するFETやパターンなどの発熱体を有している。FETやパターンなどの発熱体から発生する熱を放熱するため、電気的に絶縁されているFETのボディに金属のヒートシンクや金属ケース(製品の筐体)の一部などの放熱体を直接接触させている。また、上記の発熱体と放熱体の接触の密着性を高めるために、発熱体と放熱体との間に熱伝導材(グリース、シートなど)を配置しているものもある(特許文献1参照)。
特開2003−289191号公報
しかしながら、上述したFETに金属のヒートシンクの一部などの放熱体を直接接触させる構造では、一般的なFETのボディに使用される材質が、金属に比べて熱伝導率の低い樹脂モールドを使用しているため、熱伝導が劣ることから放熱性能が劣るという問題点があった。
また、上述した特許文献1に示すFETに金属ケース(製品の筐体)の一部などの放熱体を、熱伝導材を介して接触させる構造では、熱伝導材の熱伝導率が金属のそれに比べて低いため、熱伝導が劣ることから放熱性能が劣るといった問題があった。更に、温度上昇が急な発熱に対しては、発熱体から熱容量の大きい放熱体への熱伝導が追いつかなくなり、放熱効果が得られないといった問題があった。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたもので、放熱性能が向上し、温度上昇が急な発熱に対しても、高い放熱効果が得られる回路基板の実装構造およびその実装方法を提供することを目的とする。
上記目的達成のため、本発明に係る回路基板の実装構造では、放熱層に実装部品を接着部材で固定することを特徴としている。
本発明により、放熱層の熱抵抗を低下することができる。よって、熱伝導率が高くなり、放熱性能が向上する。更に、温度上昇が急な発熱に対しても、放熱層の熱抵抗が下がることにより熱伝導率が向上することから、高い放熱効果を得ることができる。
本発明の第1の実施形態について、図1および図2を参照して説明する。ここで、図1は、本発明の第1の実施形態に係るプリント回路基板10の実装構造を示す断面図である。
図1に示すように、第1の実施形態に係るプリント回路基板10では、絶縁層18の搭載面である表面上に、金属層である部品ランド19を形成し、部品ランド19上に発熱部品であるFET17を実装している。FET17は熱源であり、FET17から発生した熱を部品ランド19に熱伝導させている。また、搭載面の対向面である反搭載面、すなわち、裏面上に、放熱層である放熱用ランド15を形成している。放熱用ランド15と部品ランド19を、プリント回路基板10に形成したVIAホールであるサーマルVIA11で接続している。これにより、FET17から発生した熱を、部品ランド19およびサーマルVIA11を介して、放熱用ランド15に熱伝導させている。また、サーマルVIA11は、部品ランド19および放熱用ランド15を導通している。
また、放熱用ランド15上に、実装部品である汎用チップ部品13を実装している。第1の実施形態では、複数の汎用チップ部品13を放熱用ランド15上に実装している。汎用チップ部品13を実装する際、第1の接着部材である接着剤12と、第2の接着部材である厚いはんだ盛り14を使用している。具体的には、まず、複数の汎用チップ部品13を部品ランド15に接着剤12で密に固定する。その後、各汎用チップ部品13間の隙間16をはんだで埋めるとともに、複数の汎用チップ部品13の周囲をはんだで覆って、意図的に厚いはんだ盛り14を形成する。第1の実施形態では、局所フロー(局所噴流によるはんだ付け)により、厚いはんだ盛り14を形成している。これにより、FET17から発生した熱を、放熱用ランド15および厚いはんだ盛り14から放出している。
図2は、図1に示すプリント回路基板10の実装方法を示す工程図である。図2(a)〜(e)は、各工程における図1相当の断面図である。まず、本発明の第1の実施形態に係る実装方法では、絶縁層18の両面に形成された銅箔をエッチングして、絶縁層18の表面に部品ランド19を形成する。絶縁層18の裏面に放熱用ランド15を形成する。次に、部品ランド19、絶縁層18および放熱用ランド15を貫通する孔を形成する。その後、部品ランド19、放熱用ランド15および孔内を銅メッキすることで、サーマルVIA11を形成する。第1の実施形態では、5本のサーマルVIA11を形成している。次に、図2(a)に示すように、実装した汎用チップ部品13が密になるように、放熱用ランド15の所定の位置に接着剤12を塗布する。その後、放熱用ランド15の所定の位置に汎用チップ部品13を配置(以下、マウントとする。)し、図2(b)に示すように固定する。これにより、汎用チップ部品13を密に実装できる。また、各汎用チップ部品13間に所定の隙間16を形成できる。なお、第1の実施形態では、表面実装部品を配置する装置(以下、マウンタとする。)を使用して、FET17および汎用チップ部品13を配置している。
次に、図2(c)に示すように、リフローによって、部品ランド19にFET17を実装する。すなわち、部品ランド19にはんだを塗布し、FET17をマウントする。次に、プリント回路基板10を加熱し、はんだを溶解した後、冷却することで固定する。次に、図2(d)に示すように、局所フロー(局所噴流によるはんだ付け)を実施する。すなわち、噴流ノズル102の先端部にはんだ噴流101を形成する。プリント回路基板10の裏面を噴流ノズル102に接近させ、放熱用ランド15をはんだ噴流101と接触させる。その後、プリント回路基板10を噴流ノズル102から遠ざけることで、放熱用ランド15に付いたはんだを冷却し固定する。これにより、図2(e)に示すように、各汎用チップ部品13間の隙間16を埋め、かつ、複数の汎用チップ部品13の周囲を覆う厚いはんだ盛り14を形成する。なお、第1の実施形態では、局所フローで厚いはんだ盛り14を形成したが、フローで形成しても良い。
上記のように、厚いはんだ盛り14を有する構造とすることで、FET17が直接金属で接続している放熱系(部品ランド19、サーマルVIA11、放熱用ランド15および厚いはんだ盛り14全体)の体積が増加し、熱容量が増加する。すなわち、FET17から発生した熱による放熱系の温度上昇を抑制することができる。また、本発明のように、厚いはんだ盛り14を放熱用ランド15上に形成することで、熱容量の大きい厚いはんだ盛り14と放熱用ランド15を高い密着性で直接接続することができる。これから、厚いはんだ盛り14と放熱用ランド15間の熱抵抗を減少できるので、厚いはんだ盛り14と放熱用ランド15間の熱伝導率が高くなり、放熱性能が向上する。また、放熱面の表面積も増加し、放熱性能が更に向上する。更に、通電経路の電気抵抗が低下し、通電経路から発生する熱量を減少させることもできる。
また、温度上昇が急な発熱、すなわち、単時間当たりの発熱量の大きい熱源に対しても、厚いはんだ盛り14と放熱用ランド15間の熱抵抗が減少すること及び放熱面の表面積が増加することから、高い放熱効果を得ることができる。その上、図1に示したように特殊部品を使用することなく、汎用チップ部品13の周囲および隙間16に厚いはんだ盛り14を形成するだけで、上記の効果を獲得できる。また、図2に示したように、厚いはんだ盛り14を局所フロー(フロー)で形成できるので、特殊な工程を必要とすることなく、上記の効果を獲得できる。これから、低コストで上記の効果を獲得することが可能となる。また、FET17を実装する前および厚いはんだ盛り14を形成する前に、汎用チップ部品13を接着剤12で放熱用ランド15に固定している。これにより、FET17を実装する工程(リフロー)および厚いはんだ盛り14を形成する工程(局所フローまたはフロー)で、汎用チップ部品13の落下を防止することができる。
次に、本発明の第2の実施形態について、図3を参照して説明する。なお、第1の実施形態と同様の部分には同じ符号を付し、詳しい説明は省略する。図3は、第2の実施形態に係るプリント回路基板20の実装構造を示す断面図である。第2の実施形態に係るプリント回路基板20では、絶縁層18の表面上に部品ランド19を形成し、部品ランド19上に回路素子22を実装している。更に、熱源である金属層としての発熱するパターン21を部品ランド19と接触しない位置に形成している。発熱するパターン21は熱源であり、回路素子22は発熱するパターン21と比較して発生する熱量の低い実装部品である。一方、裏面上には、第1の実施形態と同様に、放熱用ランド15を形成している。放熱用ランド15と発熱するパターン21を、5本のサーマルVIA11で接続している。これにより、発熱するパターン21から発生した熱を、サーマルVIA11を介して、放熱用ランド15に熱伝導させている。また、サーマルVIA11は、発熱するパターン21および放熱用ランド15を導通している。
また、第1の実施形態と同様に、放熱用ランド15上に、複数の汎用チップ部品13を実装し、密に配置した汎用チップ部品13を接着剤12で固定している。更に各汎用チップ部品13間の隙間16をはんだで埋めるとともに、汎用チップ部品13の周囲をはんだで覆った厚いはんだ盛り14を形成している。これにより、発熱するパターン21から発生した熱を、放熱用ランド15および厚いはんだ盛り14から放出している。また、汎用チップ部品13を実装する工程および厚いはんだ盛り14を形成する工程は、第1の実施形態と同じである。第2の実施形態が第1の実施形態と異なる点は、上述したように、熱源がFET17ではなく、発熱するパターン21であることだけである。
よって、厚いはんだ盛り14を有する構造とすることで、発熱するパターン21が直接金属で接続している放熱系(発熱するパターン21、サーマルVIA11、放熱用ランド15および厚いはんだ盛り14全体)の体積が増加し、熱容量が増加する。すなわち、発熱するパターン21から発生した熱による放熱系の温度上昇を抑制することができる。また、本発明のように、厚いはんだ盛り14を放熱用ランド15上に形成することで、熱容量の大きい厚いはんだ盛り14と放熱用ランド15を高い密着性で直接接続することができる。これから、厚いはんだ盛り14と放熱用ランド15間の熱抵抗を減少できるので、厚いはんだ盛り14と放熱用ランド15間の熱伝導率が高くなり、放熱性能が向上する。また、放熱面の表面積も増加し、放熱性能が更に向上する。更に、通電経路の電気抵抗が低下し、通電経路から発生する熱量を減少させることができる。
また、温度上昇が急な発熱、すなわち、単時間当たりの発熱量の大きい熱源に対しても、厚いはんだ盛り14と放熱用ランド15間の熱抵抗が減少すること及び放熱面の表面積が増加することから、高い放熱効果を得ることができる。その上、図3に示したように特殊部品を使用することなく、汎用チップ部品13の周囲および隙間16に厚いはんだ盛り14を形成するだけで、上記の効果を獲得できる。また、第1の実施形態と同様に、厚いはんだ盛り14を局所フロー(フロー)で形成できるので、特殊な工程を必要とすることなく、上記の効果を獲得できる。これから、低コストで上記の効果を獲得することが可能となる。また、第1の実施形態と同様に、厚いはんだ盛り14を形成する前に、汎用チップ部品13を接着剤12で放熱用ランド15に固定している。よって、厚いはんだ盛り14を形成する工程(局所フローまたはフロー)で、汎用チップ部品13の落下を防止することができる。
次に、本発明の第3の実施形態について、図4を参照して説明する。なお、第1の実施形態および第2の実施形態と同様の部分には同じ符号を付し、詳しい説明は省略する。図4は、第3の実施形態に係るプリント回路基板30の実装構造を示す断面図である。第3の実施形態に係るプリント回路基板30では、絶縁層18の表面上に部品ランド19を形成し、第2の実施形態と同様に、部品ランド19上に回路素子22を実装している。一方、裏面上には、熱源である金属層としての裏面パターン上に放熱層である放熱用ランド31を形成している。また、回路素子22は、発熱する裏面パターンと比較して発生する熱量の低い実装部品である。更に、放熱用ランド31と部品ランド19を、1本のサーマルVIA11で接続している。これにより、回路素子22から発生した熱を、部品ランド19およびサーマルVIA11を介して、放熱用ランド31に熱伝導している。また、サーマルVIA11は、部品ランド19および放熱用ランド31を導通している。
また、放熱用ランド31上に、複数の汎用チップ部品13を実装し、密に配置した汎用チップ部品13を接着剤12で固定している。更に各汎用チップ部品13間の隙間16をはんだで埋めるとともに、汎用チップ部品13の周囲をはんだで覆った厚いはんだ盛り14を形成している。これにより、回路素子22から発生した熱および発熱する裏面パターンから発生した熱を、放熱用ランド31および厚いはんだ盛り14から放出している。汎用チップ部品13を実装する工程および厚いはんだ盛り14を形成する工程は、第1の実施形態と同じである。第3の実施形態が、第1の実施形態および第2の実施形態と異なる点は、上述したように、熱源である裏面パターン上に放熱用ランド31を形成したことだけである。
よって、厚いはんだ盛り14を有する構造とすることで、発熱する裏面パターンが直接金属で接続している放熱系(部品ランド19、サーマルVIA11、放熱用ランド31および厚いはんだ盛り14全体)の体積が増加し、熱容量が増加する。すなわち、回路素子22から発生した熱および発熱する裏面パターンから発生した熱による放熱系の温度上昇を抑制することができる。また、本発明のように、厚いはんだ盛り14を放熱用ランド31上に形成することで、熱容量の大きい厚いはんだ盛り14と放熱用ランド31を高い密着性で直接接続することができる。これから、厚いはんだ盛り14と放熱用ランド31間の熱抵抗を減少できるので、厚いはんだ盛り14と放熱用ランド31間の熱伝導率が高くなり、放熱性能が向上する。また、放熱面の表面積も増加し、放熱性能が更に向上する。更に、通電経路の電気抵抗が低下し、通電経路から発生する熱量を減少させることができる。
また、温度上昇が急な発熱、すなわち、単時間当たりの発熱量の大きい熱源に対しても、厚いはんだ盛り14と放熱用ランド31間の熱抵抗が減少すること及び放熱面の表面積が増加することから、高い放熱効果を得ることができる。その上、図4に示したように特殊部品を使用することなく、汎用チップ部品13の周囲および隙間16に厚いはんだ盛り14を形成するだけで、上記の効果を獲得できる。また、第1の実施形態と同様に、厚いはんだ盛り14を局所フロー(フロー)で形成できるので、特殊な工程を必要とすることなく、上記の効果を獲得できる。これから、低コストで上記の効果を獲得することが可能となる。また、第1の実施形態と同様に、厚いはんだ盛り14を形成する前に、汎用チップ部品13を接着剤12で放熱用ランド31に固定している。よって、厚いはんだ盛り14を形成する工程(局所フローまたはフロー)で、汎用チップ部品13の落下を防止することができる。
次に、本発明の第4の実施形態について、図5を参照して説明する。なお、第1の実施形態と同様の部分には同じ符号を付し、詳しい説明は省略する。図5は、第4の実施形態に係るプリント回路基板40の実装構造を示す断面図である。第4の実施形態に係るプリント回路基板40では、第1の実施形態と同様に、絶縁層18の表面上に部品ランド19を形成し、部品ランド19上にFET17を実装している。FET17は熱源であり、FET17から発生した熱を部品ランド19に熱伝導させている。一方、裏面上には、第1の実施形態と同様に、放熱用ランド15を形成している。放熱用ランド15と部品ランド19を、5本のサーマルVIA11で接続している。これにより、FET17から発生した熱を、部品ランド19およびサーマルVIA11を介して、放熱用ランド15に熱伝導させている。また、サーマルVIA11は、部品ランド19および放熱用ランド15を導通している。
また、放熱用ランド15上に、第1の実装部品である抵抗42と第2の実装部品であるコンデンサ43を実装している。なお、コンデンサ43は、抵抗42と比較して、放熱用ランド15に固定された場合、放熱用ランド15からの高さが高い部品である。抵抗42およびコンデンサ43を、適度な部品間隔を保って、交互に密に配置している。そして、抵抗42およびコンデンサ43を放熱用ランド15に接着剤12で固定している。更に、抵抗42およびコンデンサ43間の隙間16をはんだで埋めるとともに、抵抗42およびコンデンサ43の周囲をはんだで覆うことにより、第2の接着部材としての厚さの異なる波形のはんだ盛り41を意図的に形成している。これにより、FET17から発生した熱を、放熱用ランド15および厚さの異なる波形のはんだ盛り41から放出している。また、抵抗42およびコンデンサ43を実装する工程および厚さの異なる波形のはんだ盛り41を形成する工程は、第1の実施形態と同じである。第4の実施形態が第1の実施形態と異なる点は、上述したように、放熱用ランド15に抵抗42およびコンデンサ43を交互に実装し、厚さの異なる波形のはんだ盛り41を形成していることだけである。
よって、厚さの異なる波形のはんだ盛り41を有する構造とすることで、FET17が直接金属で接続している放熱系(部品ランド19、サーマルVIA11、放熱用ランド15および厚さの異なる波形のはんだ盛り41全体)の体積が増加し、熱容量が増加する。すなわち、FET17から発生した熱による放熱系の温度上昇を抑制することができる。また、本発明のように、厚さの異なる波形のはんだ盛り41を放熱用ランド15上に形成することで、熱容量の大きい厚さの異なる波形のはんだ盛り41と放熱用ランド15を高い密着性で直接接続することができる。これから、厚さの異なる波形のはんだ盛り41と放熱用ランド15間の熱抵抗を減少できるので、厚さの異なる波形のはんだ盛り41と放熱用ランド15間の熱伝導率が高くなり、放熱性能が向上する。また、厚さの異なる波形のはんだ盛り41を形成することで、上述した厚いはんだ盛り14よりも放熱面の表面積を広くすることができる。よって、放熱性能が更に向上する。更に、通電経路の電気抵抗が低下し、通電経路から発生する熱量を減少させることができる。
また、温度上昇が急な発熱、すなわち、単時間当たりの発熱量の大きい熱源に対しても、厚さの異なる波形のはんだ盛り41と放熱用ランド15間の熱抵抗が減少すること及び放熱面の表面積が増加することから、高い放熱効果を得ることができる。その上、図5に示したように特殊部品を使用することなく、抵抗42およびコンデンサ43の周囲および隙間16に厚さの異なる波形のはんだ盛り41を形成するだけで、上記の効果を獲得できる。また、第1の実施形態と同様に、厚さの異なる波形のはんだ盛り41を局所フロー(フロー)で形成できるので、特殊な工程を必要とすることなく、上記の効果を獲得できる。これから、低コストで上記の効果を獲得することが可能となる。また、第1の実施形態と同様に、厚さの異なる波形のはんだ盛り41を形成する前に、抵抗42およびコンデンサ43を接着剤12で放熱用ランド15に固定している。よって、厚さの異なる波形のはんだ盛り41を形成する工程(局所フローまたはフロー)で、抵抗42およびコンデンサ43の落下を防止することができる。
次に、本発明の第5の実施形態について、図6を参照して説明する。なお、第1の実施形態と同様の部分には同じ符号を付し、詳しい説明は省略する。図6は、第5の実施形態に係るプリント回路基板50の実装構造を示す断面図である。
ここで、図6(a)は、プリント回路基板50の図1相当の断面図、図6(b)は、切断面Xから左側を見た断面図である。
第5の実施形態に係るプリント回路基板50では、第1の実施形態と同様に、絶縁層18の表面上に部品ランド19を形成し、部品ランド19上にFET17を実装している。FET17は熱源であり、FET17から発生した熱を部品ランド19に熱伝導させている。一方、裏面上には、第1の実施形態と同様に、放熱用ランド15を形成している。放熱用ランド15と部品ランド19とを導通するスルーホール53を形成している。第5の実施形態では、8つのスルーホール53を密に形成している。更に、8つのスルーホール53全てに導電性部材としての銅リード52を挿通する。2つのスルーホール53に対して、1本の銅リード52を挿通している。挿通後、銅リード52の両端を折り曲げて固定する。図6(b)に示すように、各銅リード52と部品ランド19をはんだで固定する。また、各銅リード52と放熱用ランド15をはんだで固定する。更に、各銅リード52間の隙間54をはんだで埋めつつ、銅リード52の周囲をはんだで覆うことで、接着部材としての厚いはんだ盛り51を意図的に形成する。これにより、FET17から発生した熱を、部品ランド19、厚いはんだ盛り51、銅リード52およびスルーホール53を介して、放熱用ランド15に熱伝導させた後、放熱用ランド15および厚いはんだ盛り51から放出している。ここで、銅リード52を挿通し、両端を折り曲げて固定する工程は、自動機で実施する。また、厚いはんだ盛り51を形成する工程は、第1の実施形態と同じである。
よって、厚いはんだ盛り51を有する構造とすることで、FET17が直接金属で接続している放熱系(部品ランド19、銅リード52、放熱用ランド15および厚いはんだ盛り51全体)の体積が増加し、熱容量が増加する。すなわち、FET17から発生した熱による放熱系の温度上昇を抑制することができる。また、本発明のように、厚いはんだ盛り51を放熱用ランド15上に形成することで、熱容量の大きい厚いはんだ盛り51と放熱用ランド15を高い密着性で直接接続することができる。これから、厚いはんだ盛り51と放熱用ランド15間の熱抵抗を減少できるので、厚いはんだ盛り51と放熱用ランド15間の熱伝導率が高くなり、放熱性能が向上する。また、厚いはんだ盛り51を形成することで、放熱面の表面積も増加し、放熱性能が更に向上する。更に、通電経路の電気抵抗が低下し、通電経路から発生する熱量を減少させることができる。
また、温度上昇が急な発熱、すなわち、単時間当たりの発熱量の大きい熱源に対しても、厚いはんだ盛り51と放熱用ランド15間の熱抵抗が減少すること及び放熱面の表面積が増加することから、高い放熱効果を得ることができる。その上、図6に示したように特殊部品を使用することなく、銅リード52の周囲および隙間54に厚いはんだ盛り51を形成するだけで、上記の効果を獲得できる。また、第1の実施形態と同様に、厚いはんだ盛り51を局所フロー(フロー)で形成できるので、特殊な工程を必要とすることなく、上記の効果を獲得できる。これから、低コストで上記の効果を獲得することが可能となる。
次に、本発明の第6の実施形態について、図7を参照して説明する。なお、第1の実施形態と同様の部分には同じ符号を付し、詳しい説明は省略する。図7は、第6の実施形態に係るプリント回路基板60の実装構造を示す断面図である。
第6の実施形態に係るプリント回路基板60では、第1の実施形態と同様に、絶縁層18の表面上に部品ランド19を形成し、部品ランド19上にFET17を実装している。FET17は熱源であり、FET17から発生した熱を部品ランド19に熱伝導させている。一方、裏面上には、第1の実施形態と同様に、放熱用ランド15を形成している。放熱用ランド15と部品ランド19を、5本のサーマルVIA11で接続している。これにより、FET17から発生した熱を、部品ランド19およびサーマルVIA11を介して、放熱用ランド15に熱伝導させている。また、サーマルVIA11は、部品ランド19および放熱用ランド15を導通している。
また、放熱用ランド15上に、メッシュ状の部品としての金属網62を接着剤12で固定している。更に、金属網62にはんだを充填し、第2の接着部材としての充填されたはんだ61を意図的に形成している。これにより、FET17から発生した熱を、放熱用ランド15、金属網62および充填されたはんだ61から放出している。また、金属網62を実装する工程および充填されたはんだ61を形成する工程は、第1の実施形態と同じである。第6の実施形態が第1の実施形態と異なる点は、上述したように、放熱用ランド15に金属網62を実装し、充填されたはんだ61を形成していることである。
よって、充填されたはんだ61を有する構造とすることで、FET17が直接金属で接続している放熱系(部品ランド19、サーマルVIA11、放熱用ランド15、金属網62および充填されたはんだ61全体)の体積が増加し、熱容量が増加する。すなわち、FET17から発生した熱による放熱系の温度上昇を抑制することができる。また、本発明のように、金属網62および充填されたはんだ61を放熱用ランド15上に形成することで、熱容量の大きい充填されたはんだ61と放熱用ランド15を高い密着性で直接接続することができる。これから、充填されたはんだ61と放熱用ランド15間の熱抵抗を減少できるので、充填されたはんだ61と放熱用ランド15間の熱伝導率が高くなり、放熱性能が向上する。また、充填されたはんだ61を形成することで、放熱面の表面積が増加し、放熱性能が更に向上する。更に、通電経路の電気抵抗が低下し、通電経路から発生する熱量を減少させることができる。
また、温度上昇が急な発熱、すなわち、単時間当たりの発熱量の大きい熱源に対しても、充填されたはんだ61と放熱用ランド15間の熱抵抗が減少すること及び放熱面の表面積が増加することから、高い放熱効果を得ることができる。その上、図7に示したように特殊部品を使用することなく、金属網62にはんだを充填するだけで、上記の効果を獲得できる。また、第1の実施形態と同様に、充填されたはんだ61を局所フロー(フロー)で形成できるので、特殊な工程を必要とすることなく、上記の効果を獲得できる。これから、低コストで上記の効果を獲得することが可能となる。また、第1の実施形態と同様に、充填されたはんだ61を形成する前に、金属網62を接着剤12で放熱用ランド15に固定している。よって、充填されたはんだ61を形成する工程(局所フローまたはフロー)で、金属網62の落下を防止することができる。
次に、本発明の第7の実施形態について、図8を参照して説明する。なお、第1の実施形態および第2の実施形態と同様の部分には同じ符号を付し、詳しい説明は省略する。図8は、第7の実施形態に係るプリント回路基板70の実装構造を示す断面図である。第7の実施形態に係るプリント回路基板70では、第2の実施形態と同様に、絶縁層18の表面上に部品ランド19を形成し、部品ランド19上に回路素子22を実装している。一方、裏面上には、熱源である放熱層としての電極ランド72を形成している。電極ランド72は、大電流を通電させることで発熱する熱源であり、回路素子22は電極ランド72と比較して発生する熱量の低い実装部品である。部品ランド19と電極ランド72を、5本のサーマルVIA11で接続している。これにより、回路素子22から発生した熱を、部品ランド19およびサーマルVIA11を介して、電極ランド72に熱伝導させている。また、サーマルVIA11は、部品ランド19および電極ランド72を導通している。また、電極ランド72上に、金属片73をはんだ71で固定している。これにより、回路素子22から発生した熱および電極ランド72から発生した熱を、電極ランド72および金属片73から放出している。また、金属片73は、リフロー、フローまたは局所フローにより実装している。
よって、金属片73を電極ランド72に固定した構造とすることで、電極ランド72が直接金属で接続している放熱系(部品ランド19、サーマルVIA11、電極ランド72および金属片73全体)の体積が増加し、熱容量が増加する。すなわち、回路素子22から発生した熱および電極ランド72から発生した熱による放熱系の温度上昇を抑制することができる。また、本発明のように、金属片73を電極ランド72上に形成することで、熱容量の大きい金属片73と電極ランド72を高い密着性で直接接続することができる。これから、金属片73と電極ランド72間の熱抵抗を減少できるので、金属片73と電極ランド72間の熱伝導率が高くなり、放熱性能が向上する。また、放熱面の表面積も増加し、放熱性能が更に向上する。更に、通電経路の電気抵抗が低下し、通電経路から発生する熱量を減少させることができる。
また、温度上昇が急な発熱、すなわち、単時間当たりの発熱量の大きい熱源に対しても、金属片73と電極ランド72間の熱抵抗が減少すること及び放熱面の表面積が増加することから、高い放熱効果を得ることができる。その上、図8に示したように特殊部品を使用することなく、金属片73を電極ランド72に実装するだけで、上記の効果を獲得できる。また、第1の実施形態と同様に、金属片73をマウンタで配置し、リフローによって実装できるので、特殊な工程を必要とすることなく、上記の効果を獲得できる。これから、低コストで上記の効果を獲得することが可能となる。
なお、以上に述べた実施形態は、本発明の実施の一例であり、本発明の範囲はこれらに限定されるものでなく、特許請求の範囲に記載した範囲内で、他の様々な実施形態に適用可能である。例えば、本実施形態では、厚いはんだ盛り14、厚さの異なる波形のはんだ盛り41、厚いはんだ盛り51および充填されたはんだ61を局所フローで形成しているが、特にこれに限定されるものでなく、フローで形成しても良い。
また、本実施形態では、汎用チップ部品13を接着剤12で固定しているが、特にこれに限定されるものでなく、他の部品を固定しても良い。また、接着剤12に限らず、例えば、はんだで固定しても良い。なお、汎用チップ部品13の高さが高い程、厚いはんだ盛り14の表面積が増加する。よって、汎用チップ部品13の高さが高い程、放熱性能を向上させることができる。
また、第4の実施形態では、第1の実装部品である抵抗42と第2の実装部品であるコンデンサ43を交互に配置しているが、特にこれに限定されるものでなく、意図的に厚さの異なる波形のはんだ盛り41を形成できれば、如何なる配置でも良い。また、第1の実装部品として抵抗42を、第2の実装部品としてコンデンサ43を使用しているが、特にこれに限定されるものでなく、他の部品を使用しても良い。しかし、放熱層に固定された場合、第1の実装部品の放熱層からの高さと第2の実装部品の放熱層からの高さの差が大きい程、厚さの異なる波形のはんだ盛り41の表面積が増加する。よって、第1の実装部品の放熱層からの高さと第2の実装部品の放熱層からの高さの差が大きい程、放熱性能を向上させることができる。
また、第4の実施形態〜第6の実施形態では、FET17を熱源とするプリント回路基板に本発明を適用したが、特にこれに限定されるものでなく、発熱するパターン21を熱源とするプリント回路基板や発熱する裏面パターンを熱源とするプリント回路基板にも適用可能である。
また、第5の実施形態では、導電性部材として銅リード52を使用しているが、特にこれに限定されるものでなく、スルーホール53に挿通可能な導電性の材質でできた部材であれば、他のいかなる部材であっても使用できる。
また、第6の実施形態では、メッシュ状の部品として金属網62を使用しているが、特にこれに限定されるものでなく、メッシュ状の部品であれば、他の部品でも使用できる。また、メッシュ状の部品でなくとも、はんだを留めることができ、充填されたはんだ61を形成可能であれば、他の部品を使用しても良い。また、接着剤12で金属網62を固定しているが、特にこれに限定されるものでなく、例えば、はんだで固定しても良い。
本発明の第1の実施形態に係るプリント回路基板の実装構造を示す断面図である。 図1に示すプリント回路基板の実装方法を示す工程図である。 第2の実施形態に係るプリント回路基板の実装構造を示す断面図である。 第3の実施形態に係るプリント回路基板の実装構造を示す断面図である。 第4の実施形態に係るプリント回路基板の実装構造を示す断面図である。 第5の実施形態に係るプリント回路基板の実装構造を示す断面図である。 第6の実施形態に係るプリント回路基板の実装構造を示す断面図である。 第7の実施形態に係るプリント回路基板の実装構造を示す断面図である。
符号の説明
10 第1の実施形態に係るプリント回路基板、
11 VIAホールとしてのサーマルVIA、
12 第1の接着部材としての接着剤、
13 実装部品としての汎用チップ部品、
14 第2の接着部材としての厚いはんだ盛り、
15 放熱層としての放熱用ランド、16 隙間、
17 発熱部品としてのFET、18 絶縁層、
19 金属層としての部品ランド、
20 第2の実施形態に係るプリント回路基板、
21 熱源である金属層としての発熱するパターン、22 回路素子、
30 第3の実施形態に係るプリント回路基板、
31 放熱層としての放熱用ランド、
40 第4の実施形態に係るプリント回路基板、
41 第2の接着部材としての厚さの異なる波形のはんだ盛り、
42 第1の実装部品である抵抗、43 第2の実装部品であるコンデンサ、
50 第5の実施形態に係るプリント回路基板、
51 接着部材としての厚いはんだ盛り、52 導電性部材としての銅リード、53 貫通孔としてのスルーホール、54 隙間、
60 第6の実施形態に係るプリント回路基板、
61 第2の接着部材としての充填されたはんだ、
62 メッシュ状の部品としての金属網、
70 第7の実施形態に係るプリント回路基板、
71 はんだ、72 熱源である放熱層としての電極ランド、73 金属片、
101 はんだ噴流、102 噴流ノズル

Claims (15)

  1. 搭載面と、前記搭載面の対向面であり、かつ、放熱層が形成される反搭載面とを備える回路基板の実装構造において、
    前記放熱層に実装部品を接着部材で固定することを特徴とする回路基板の実装構造。
  2. 前記接着部材は、前記実装部品の周囲を覆うはんだであることを特徴とする請求項1に記載の回路基板の実装構造。
  3. 前記接着部材は、第1の接着部材および第2の接着部材を備え、
    前記第1の接着部材は、前記放熱層に前記実装部品を固定し、
    前記第2の接着部材は、前記第1の接着部材で固定された前記実装部品の周囲を覆うはんだであることを特徴とする請求項1に記載の回路基板の実装構造。
  4. 前記搭載面上に、熱源である発熱部品が実装される金属層が形成され、
    前記金属層は、前記放熱層とVIAホールで接続され、
    前記放熱層は、前記発熱部品から前記金属層および前記VIAホールを介して伝導された熱を放出することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の回路基板の実装構造。
  5. 前記搭載面上に、熱源である金属層が形成され、
    前記金属層は、前記放熱層とVIAホールで接続され、
    前記放熱層は、前記金属層から発生する熱を放熱することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の回路基板の実装構造。
  6. 前記放熱層は、前記反搭載面に形成される金属層上に形成され、
    熱源である前記金属層から発生する熱を前記放熱層で放熱することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の回路基板の実装構造。
  7. 前記はんだは、複数の前記実装部品の隙間を埋めることを特徴とする請求項2乃至6のいずれかに記載の回路基板の実装構造。
  8. 前記実装部品は、少なくとも、第1の実装部品および第2の実装部品を備え、
    前記第2の実装部品は、前記第1の実装部品と比較して、前記放熱層に固定された場合、前記放熱層からの高さが高い部品であり、
    前記はんだは、各実装部品間の隙間を埋めつつ、意図的に波形に形成されることを特徴とする請求項2乃至7のいずれかに記載の回路基板の実装構造。
  9. 前記実装部品は導電性部材であり、
    前記搭載面上に形成される金属層と前記放熱層とを導通するスルーホールを形成し、
    前記導電性部材を前記スルーホールに挿通し、
    前記金属層に、前記導電性部材を前記はんだで固定することを特徴とする請求項2に記載の回路基板の実装構造。
  10. 前記はんだは、複数の前記導電性部材の隙間を埋めることを特徴とする請求項9に記載の回路基板の実装構造。
  11. 前記実装部品は、メッシュ状の部品であり、
    前記接着部材は、はんだであり、
    前記メッシュ状の部品に、前記はんだを充填することを特徴とする請求項1に記載の回路基板の実装構造。
  12. 前記実装部品は、メッシュ状の部品であり、
    前記接着部材は、第1の接着部材および第2の接着部材を備え、
    前記第1の接着部材は、前記放熱層に前記メッシュ状の部品を固定し、
    前記第2の接着部材は、前記第1の接着部材で固定された前記メッシュ状の部品に充填されたはんだであることを特徴とする請求項1に記載の回路基板の実装構造。
  13. 前記放熱層は熱源でもあり、
    前記実装部品は金属片であり、
    前記接着部材は、はんだであることを特徴とする請求項1に記載の回路基板の実装構造。
  14. 請求項3に記載の回路基板の実装方法において、
    少なくとも、前記反搭載面に前記放熱層を形成する工程と、
    前記放熱層に前記実装部品を前記第1の接着部材で固定する工程と、
    前記第1の接着部材で固定された前記実装部品の周囲をはんだで覆う工程とを含むことを特徴とする回路基板の実装方法。
  15. 前記はんだで覆う工程は、噴流ノズルに形成されたはんだ噴流に、前記放熱層を接触させる工程であることを特徴とする請求項14に記載の回路基板の実装方法。
JP2005365789A 2005-12-20 2005-12-20 回路基板の実装構造およびその実装方法 Pending JP2007173341A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005365789A JP2007173341A (ja) 2005-12-20 2005-12-20 回路基板の実装構造およびその実装方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005365789A JP2007173341A (ja) 2005-12-20 2005-12-20 回路基板の実装構造およびその実装方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007173341A true JP2007173341A (ja) 2007-07-05

Family

ID=38299532

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005365789A Pending JP2007173341A (ja) 2005-12-20 2005-12-20 回路基板の実装構造およびその実装方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007173341A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016502280A (ja) * 2012-12-19 2016-01-21 ヴァレオ システム テルミク プリント回路基板の冷却装置
CN105611812A (zh) * 2016-03-11 2016-05-25 广东欧珀移动通信有限公司 一种移动终端
JP2016129198A (ja) * 2015-01-09 2016-07-14 株式会社デンソー 電子装置
CN114152862A (zh) * 2021-11-19 2022-03-08 北京工业大学 避免线性焊点电迁移过程热影响的测试组件及其制作方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016502280A (ja) * 2012-12-19 2016-01-21 ヴァレオ システム テルミク プリント回路基板の冷却装置
JP2016129198A (ja) * 2015-01-09 2016-07-14 株式会社デンソー 電子装置
CN105611812A (zh) * 2016-03-11 2016-05-25 广东欧珀移动通信有限公司 一种移动终端
CN114152862A (zh) * 2021-11-19 2022-03-08 北京工业大学 避免线性焊点电迁移过程热影响的测试组件及其制作方法
CN114152862B (zh) * 2021-11-19 2024-01-12 北京工业大学 避免线性焊点电迁移过程热影响的测试组件及其制作方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4159861B2 (ja) プリント回路基板の放熱構造の製造方法
JP2008078271A (ja) 放熱構造を備えたプリント基板の製造方法および放熱構造を備えたプリント基板
JP5692056B2 (ja) 多層プリント基板
US20120181067A1 (en) Circuit board
JP2010109036A (ja) プリント基板及び回路装置
JP2004087594A (ja) 電子回路ユニットの放熱構造
JP2015018857A (ja) 高放熱基板、部品の放熱構造
JP2007059803A (ja) プリント基板、電子基板及び電子機器
JP2007173341A (ja) 回路基板の実装構造およびその実装方法
JP2010205863A (ja) 車載用電子制御装置
JP5456843B2 (ja) 電源装置
JP2006339246A (ja) 放熱冷却構造を備えたプリント配線板
KR20180060572A (ko) 방열 구조를 갖는 소자 패키지 및 그 제조방법
JP5275859B2 (ja) 電子基板
JP4452888B2 (ja) 電子回路装置
JP6652144B2 (ja) 電子部品、電子部品の製造方法、機構部品
JP6633151B2 (ja) 回路モジュール
JP2521034B2 (ja) プリント配線基板
WO2019216238A1 (ja) 回路構成体、及び電気接続箱
JP5088939B2 (ja) 積層基板
JP2019197855A (ja) 回路構成体及び電気接続箱
JP5384197B2 (ja) 放熱構造を有するプリント配線板
JP2002094196A (ja) プリント配線板の電子部品放熱構造
JP2003152288A (ja) フレキシブル基板、回路基板および電子部品実装方法
WO2021059914A1 (ja) 電子回路装置