JP2014197643A - 電子制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】回路基板の熱膨張による反りを抑えつつ、回路レイアウトの自由度を向上させる電子制御装置を提供することを課題とする。
【解決手段】ケース12は、回路基板30に下から当接すると共に熱を伝える複数の熱伝導部18、18を備える。カバー11は、回路基板30に上から当接すると共に熱を伝える複数の熱伝導部25、25を備える。接触面37、37は、熱伝導部18、18に接する。接触面39、39は、熱伝導部25、25に接する。
【効果】発熱部品の熱は、熱伝導経路から熱伝導部を介して外部へ逃がすことができる。熱伝導部から放出しきれない熱により熱膨張が生じ、回路基板が反る方向に力を受けても、熱伝導部が発熱部品の実装領域の隅部を上下から押圧するので、回路基板の反りを抑えることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、発熱部品が実装された回路基板を備える電子制御装置に関する。
乗用車や自動二輪車に代表される車両に、電子制御装置が搭載される。この電子制御装置は、デバイスドライバ等の発熱部品を含むため、発熱対策が求められる(例えば、特許文献1(図4、図6)参照。)。
特許文献1の図4に示すように、電子制御装置では、回路基板(30)(括弧付き数字は特許文献1に記載されている符号を示す。以下同じ。)に複数の半田バンプ(53)を介して発熱部品(50)が設けられている。
発熱部品(50)からの熱により、回路基板(30)は膨張する。この膨張によって回路基板(30)が反り、半田バンプ(53)が回路基板(30)から剥離する虞がある。対策として、特許文献1では図6に示すように、発熱部品(50)の実装領域の隅部にて、回路基板(30)に孔(35)が設けられる。隅部に孔(35)を設けることによって、隅部に加えられる応力が緩和される。
しかし、回路基板(30)に孔(35)を設ける場合、この孔(35)を設けた部分には、回路基板(30)の内層に配線パターンを設けることができず、回路レイアウト上の自由度が制限される。すなわち、回路基板の熱膨張による反りを抑えつつ、回路レイアウトの自由度を向上させる電子制御装置が求められる。
特開2010−10428公報
本発明は、回路基板の熱膨張による反りを抑えつつ、回路レイアウトの自由度を向上させる電子制御装置を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明では、カバー及びケースにより構成される筐体と、この筐体に収容される回路基板と、この回路基板に実装される発熱部品と、前記回路基板に設けられる熱伝導経路とを備える電子制御装置であって、前記回路基板は、前記発熱部品の実装領域の隅部に及び非実装面の前記隅部に対向する位置に設けられ前記熱伝導経路の一部を形成する接触面を備え、前記筐体は、前記カバー及び前記ケースに設けられ前記接触面に接触して熱を伝達する熱伝導部を備えることを特徴とする。
請求項2に係る発明では、熱伝導部と接触面との間に、放熱材が設けられることを特徴とする。
請求項3に係る発明では、筐体に、放熱フィンが設けられることを特徴とする。
請求項4に係る発明では、熱伝導部は、筐体に一体的に形成されていることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、回路基板は、発熱部品の実装領域の隅部に及び非実装面の隅部に対向する位置に設けられ熱伝導経路の一部を形成する接触面を備える。筐体は、カバー及びケースに設けられ接触面に接触して熱を伝達する熱伝導部を備えるので、発熱部品の熱は、熱伝導経路から熱伝導部を介して外部へ逃がすことができる。回路基板の実装領域の隅部及び非実装面の隅部に対向する位置から熱を逃がすので、回路基板の上下及び実装領域内の熱の偏在を抑制でき、熱膨張による回路基板の反りを抑えることができる。
加えて、熱伝導部から放出しきれない熱により熱膨張が生じ、回路基板が反る方向に力を受けても、熱伝導部が発熱部品の実装領域の隅部を上下から押圧するので、回路基板の反りを抑えることができる。
さらに加えて、回路基板の実装領域の隅部に孔を開ける必要がないので、回路基板の内部に配線パターンを設けることができ、回路レイアウトの自由度を向上させることができる。
請求項2に係る発明では、熱伝導部と接触面との間に、放熱材が設けられる。放熱材からも熱が放出されるので、放熱性を向上させることができる。
請求項3に係る発明では、筐体に、放熱フィンが設けられる。放熱フィンで伝熱面積を稼ぐことができ、より一層放熱性を向上させることができる。
請求項4に係る発明では、熱伝導部は、筐体に一体的に形成されている。熱伝導部を別部材により形成した場合に比較して、熱貫流率が大きくなり、より効率的に放熱することができる。加えて、一体的に形成することで、電子制御装置の組立性が向上する。
本発明に係る電子制御装置の断面図である。 図1の2−2線断面図である。
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
先ず、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、電子制御装置10は、カバー11及びケース12により構成される筐体13と、この筐体13に収容される回路基板30と、この回路基板30に実装される発熱部品40とを備える。
ケース12は、底部14と、この底部14の周辺から立ち上がる側壁部15と、この側壁部15の上端から外方に形成されるフランジ部16と、底部14に設けられ回路基板30を支持する複数の基板支持部17、17と、底部14に設けられ回路基板30に下から当接すると共に熱を伝える複数の熱伝導部18、18とを備える。基板支持部17、17の端部にねじ19、19を止めるねじ止め部21、21設けられる。回路基板30は、ねじ19、19により基板支持部17、17に締結される。
カバー11は、天板部22と、この天板部22の周辺から下方に向けて形成される側壁部23と、この側壁部23の下端から外方に形成されるフランジ部24と、天板部22の内側に設けられ回路基板30に上から当接すると共に熱を伝える複数の熱伝導部25、25と、天板部22の外側に設けられる複数の放熱フィン26とを備える。カバー11のフランジ部24は、ねじ27、27によりケース12のフランジ部16に締結される。
カバー11及びケース12は、アルミニウム製でありダイカストにより成形される。このため、カバー11及びケース12に、熱伝導部18、18、25、25を容易に一体的に形成することができる。なお、実施例では、カバー11及びケース12は、アルミニウムによるダイカスト製品としたが、これに限定されず、熱伝導すると共に回路基板30を支持することができれば、鉄等の金属材料をプレス加工や切削加工により形成しても差し支えない。また、熱伝導部18、18、25、25は、カバー11及びケース12に別体の部品として設けても良いが、一体的に成形した方が好ましい。
回路基板30は、ガラス・エポキシ製の複数の層31からなり、これらの各層31に設けられる銅製の配線パターン33と、これらの複数の配線パターン33を適宜接続する銅製のスルーホール34と、スルーホール34又は配線パターン33に接続され回路基板30の実装面35にて発熱部品40の実装領域の隅部36に設けられる接触面37、37と、回路基板30の非実装面38にて隅部36に対向する位置に設けられる接触面39、39とを備える。接触面37、37は、熱伝導部18、18に接する。接触面39、39は、熱伝導部25、25に接する。
熱伝導経路32は、配線パターン33、スルーホール34及び接触面37、37、39、39により構成される。熱伝導経路32は、配線パターン33及びスルーホール34からなる電気回路を利用するので、回路基板30の構造を簡単にすることができ、製造コストを低減させることができる。この場合、熱伝導部18、18、25、25にアースを設けても差し支えない。
また、配線パターン33及びスルーホール34からなる電気回路とは別に、放熱用のパターン及びスルーホールを設けて接触面37、37、39、39に接続することで、熱伝導経路32を構成しても差し支えない。
熱伝導部18、18、25、25と接触面37、37、39、39との間に、放熱材51、51、51、51が設けられる。放熱材51、51、51、51からも熱を放出させることで、放熱性を向上させることができる。放熱材51、51、51、51は熱伝導材としての機能も有し、熱伝導経路32からの熱を熱伝導部18、18、25、25へ伝える。
発熱部品40は、BGA(Ball Grid Array)構造のパッケージであり、回路基板30の配線パターン33に複数の半田バンプ41を介して設けられている。発熱部品40は、半田バンプ41を介して配線パターン33に電気的に接続される。なお、実施例では、発熱部品40はBGA構造のパッケージとしたが、これに限定されず、発熱部品40が配線パターン33に電気的に接続されていれば他の構造であっても差し支えない。
図2に示すように、回路基板30には、平面視において、発熱部品40の実装領域42の隅部にL字形状を呈する接触面37、37、37、37が設けられる。図1に示した非実装面38に設けられた接触面39、39も同様にL字形状を呈する。実装領域42の隅部に接触面37、37、37、37を設け、実装領域42の隅部に対向する位置にも接触面39を設けることで、熱による回路基板30の反りが最も大きくなる部分から放熱させることができ、熱による回路基板30の反りを抑えることができる。
また、図1に示した熱伝導部18、18、25、25から逃がし切れない熱により回路基板30が反る方向に力を受けても、回路基板30は実装領域42の隅部を上下から熱伝導部18、18、25、25により押圧されるので、回路基板30の反りを抑えることができる。結果、半田バンプ41が回路基板30及び発熱部品40から剥離することを防止できる。
接触面37、39と熱伝導部18、25との間に、放熱材としてのグリス(図1、符号51)を介在させることで、回路基板30の熱膨張による接触面37、39と熱伝導部18、25との位置ずれを吸収することができる。
次に電子制御装置10の作用を説明する。
図1、図2に示すように、発熱部品40からの熱は、熱伝導経路32及び熱伝導部18、18、25、25を介して筐体13から外部へ放出される。具体的には、太い矢印で示すように、発熱部品40の熱は、半田バンプ41から配線パターン33、スルーホール34に伝わり、接触面37、37、39、39から熱伝導部18、18、25、25を介して、カバー11及びケース12から外部へ放熱される。結果、回路基板30の上下の熱の偏在及び実装領域42内の熱の偏在を防止することができ、回路基板30の熱膨張を低減させ、回路基板30の反りの発生を抑えることができる。
熱伝導部18、18、25、25は、回路基板30は上下から押圧する。このため、逃がし切れない熱により回路基板30が反る方向に力を受けても、回路基板30の反りを抑えることができる。加えて、回路基板30には、実装領域42の隅部に孔を設けないので、回路基板30の内層に配線パターン33を自由に設けることができる。
尚、実施の形態では、筐体13をカバー11とケース12で構成し、フランジ部16、24をねじ27で締結することにより、熱伝導部18、25を介して回路基板30を上下方向から押圧したが、これに限定されず、回路基板30を上下方向から押圧することができれば、カバー11をケース12にねじ27以外の部材で締結しても差し支えない。さらには、カバー11及びケース12の形状は、図1に示したものに限定されない。
放熱材51としてグリスを採用したが、これに限定されず、放熱材51は、シリコンゲルや伝熱シートであっても差し支えない。また、実施例では、実装領域42の隅部に熱伝導部18を当接するようにしたが、これに限定されず、少なくとも実装領域42の隅部に熱伝導部18が当接していれば、実装領域42を囲うように熱伝導部を形成しても差し支えない。さらに、非実装面38の発熱部品40に対向する位置に、熱伝導部を接触させ、発熱部品40に対向する位置から、積極的に放熱させても差し支えない。
本発明は、BGA構造の発熱部品が実装された回路基板を備えた電子制御装置に好適である。
10…電子制御装置、11…カバー、12…ケース、13…筐体、18、25…熱伝導部、26…放熱フィン、30…回路基板、32…熱伝導経路、37、39…接触面、38…非実装面、40…発熱部品、42…実装領域、51…放熱部材(グリス)。

Claims (4)

  1. カバー及びケースにより構成される筐体と、この筐体に収容される回路基板と、この回路基板に実装される発熱部品と、前記回路基板に設けられる熱伝導経路とを備える電子制御装置であって、
    前記回路基板は、前記発熱部品の実装領域の隅部に及び非実装面の前記隅部に対向する位置に設けられ前記熱伝導経路の一部を形成する接触面を備え、
    前記筐体は、前記カバー及び前記ケースに設けられ前記接触面に接触して熱を伝達する熱伝導部を備えることを特徴とする電子制御装置。
  2. 前記熱伝導部と前記接触面との間に、放熱材が設けられることを特徴とする請求項1記載の電子制御装置。
  3. 前記筐体に、放熱フィンが設けられることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の電子制御装置。
  4. 前記熱伝導部は、前記筐体に一体的に形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の電子制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018026419A (ja) * 2016-08-09 2018-02-15 李魁杓 電動車制御器の放熱方法
JP2019216171A (ja) * 2018-06-12 2019-12-19 株式会社ジェイテクト 制御装置

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