JP2008148729A - 貯玉/貯メダル管理装置及び貯玉/貯メダル管理方法 - Google Patents

貯玉/貯メダル管理装置及び貯玉/貯メダル管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】貯玉/貯メダルサービスに係る利便性が損なわれる事態を抑制することを課題とする。
【解決手段】会員管理T/C10では、通信可否判定部17bにて当該会員管理T/C10と第三者管理センタ100との間で通信が途絶していると判定された場合には、報知制御部17cが両者間での通信が途絶している旨を表示部12に表示させることで、第三者管理センタ100との通信が途絶している場合にその事態に対応すべき旨を促し、両者間での通信途絶が看過されることを低減することができるようにしている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、予め登録処理された遊技客によって預け入れられた遊技媒体の数量を貯玉残高又は貯メダル残高として管理し、貯玉残高又は貯メダル残高が遊技店ごとの貯玉又は貯メダルの統括管理を行う第三者管理センタに所定期間について通知不能である場合に、貯玉残高又は貯メダル残高に対する更新処理を制限または禁止する貯玉/貯メダル管理装置及び貯玉/貯メダル管理方法に関する。
従来より、パチンコ玉やメダルなどの遊技媒体を遊技機に投入して遊技を行うパチンコ機やスロットマシンなどの遊技機が知られている。これら遊技機を設置した遊技店においては、プリペイドカードや会員カードなどの各種記録媒体が使用されることが多い。
かかる遊技店では、この会員カードを所定の会員登録をおこなった遊技客に対して発行し、この会員カードの識別情報(例えば、会員IDなど)に関連付けて、例えば、パチンコ機での遊技を終了した際に獲得したパチンコ玉やメダルの数量情報(貯玉残高や貯メダル残高)を登録するシステム、いわゆる貯玉/貯メダルシステムが構築されている(例えば、特許文献1参照。)。
この貯玉/貯メダルシステムによれば、遊技客(会員)は、貯玉残高/貯メダル残高の範囲内で、パチンコ玉を借り受けて再度遊技したり、また、貯玉残高/貯メダル残高の範囲内で、遊技店内の通常の景品(例えば、お菓子やたばこなどの景品)や特殊景品(すなわち、景品買取場での買取りを前提とした景品)に交換したりすることもできる。
また、かかる貯玉/貯メダルシステムが広く普及するに伴って、遊技関連業界では、遊技客保護の観点から、遊技店の倒産または天災によって遊技店が貯玉/貯メダルを遊技客に還元することができない事態が生じた場合にその補償を行う第三者管理センタ(貯玉補償基金)への加盟(以下、制度加盟と言う)を遊技店に促進している。
この第三者管理センタでは、制度加盟した遊技店における会員ごとの貯玉残高/貯メダル残高を収集して管理しており、当該遊技店にて記憶管理される貯玉残高/貯メダル残高が天災などにより破損したり、遊技店が倒産した場合に、会員の貯玉残高/貯メダル残高を確認できるようにしている。特に、遊技店が倒産した場合には、その貯玉残高/貯メダル残高に基づいて、各会員に貯玉残高/貯メダル残高の補償を行うことになる。
ところが、遊技店は、第三者管理センタにおける貯玉残高/貯メダル残高の管理料を支払う必要があるが、第三者管理センタによる補償を要する事態、すなわち遊技店の倒産や天災などの事態が生じる可能性は低く、また、第三者管理センタに貯玉残高/貯メダル残高を通知せずとも貯玉/貯メダルシステムは稼動する側面から、制度加盟を行わない遊技店、また、第三者管理センタへの貯玉残高/貯メダル残高の通知を怠る遊技店が多い。
このことから、制度加盟ならびに第三者管理センタへの貯玉残高/貯メダル残高の通知を促すために、所定期間(例えば、「1週間」や「10日」など)について第三者管理センタとの通信が不可能である場合に、貯玉残高/貯メダル残高に対する更新処理を制限または禁止する「制約措置実行機能」を有する貯玉/貯メダルシステムが提案されている。
特開平11−276698号公報
しかしながら、上記した「制約措置実行機能」を有する従来技術(特許文献1)では、第三者管理センタとの通信が途絶した場合でも所定期間が経過するまでは貯玉残高/貯メダル残高に対する更新処理が実行可能であり、両者の間で通信が途絶している事態を把握しづらく、看過されるケースが多いので、通信途絶に対する対応が取られることなく、所定期間が経過し、貯玉残高/貯メダル残高に対する更新処理が唐突に実行不能となってしまい、貯玉/貯メダルサービスに係る利便性が損なわれるという問題があった。
そこで、本発明は、上述した従来技術による課題(問題点)を解消するためになされたものであり、第三者管理センタとの通信が途絶している場合にその事態が看過されることを低減し、もって貯玉/貯メダルサービスに係る利便性が損なわれる事態を抑制することができる貯玉/貯メダル管理装置及び貯玉/貯メダル管理方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1の発明に係る貯玉/貯メダル管理装置は、予め登録処理された遊技客によって預け入れられた遊技媒体の数量を貯玉残高又は貯メダル残高として管理し、前記貯玉残高又は前記貯メダル残高が遊技店ごとの貯玉又は貯メダルの統括管理を行う第三者管理センタに所定期間について通知不能である場合に、前記貯玉残高又は前記貯メダル残高に対する更新処理を制限または禁止する貯玉/貯メダル管理装置であって、当該貯玉/貯メダル管理装置及び前記第三者管理センタの間で通信が可能であるか否かを判定する通信可否判定手段と、前記通信可否判定手段によって通信が不可能であると判定された場合に、当該貯玉/貯メダル管理装置及び前記第三者管理センタの間で通信が不可能である旨を報知するように制御する報知制御手段とを備えたことを特徴とする。
また、請求項2の発明に係る貯玉/貯メダル管理装置は、上記の発明において、前記報知制御手段は、当該貯玉/貯メダル管理装置及び前記第三者管理センタの間で通信が途絶している時間もしくは前記更新処理の制限または禁止が実行されるまでの残り時間をさらに報知するように制御することを特徴とする。
また、請求項3の発明に係る貯玉/貯メダル管理装置は、上記の発明において、前記報知制御手段は、当該貯玉/貯メダル管理装置及び前記第三者管理センタの間で通信が途絶している時間が長くなるに従って当該通信途絶に対する警告度が高くなるように報知態様を変化させることを特徴とする。
また、請求項4の発明に係る貯玉/貯メダル管理装置は、上記の発明において、前記通信可否判定手段によって通信が不可能であると判定された場合に、以降の通信が途絶している期間に行われる前記更新処理の履歴を蓄積する更新処理履歴蓄積手段をさらに備えたことを特徴とする。
また、請求項5の発明に係る貯玉/貯メダル管理装置は、上記の発明において、前記貯玉/貯メダル管理装置は、遊技店にて使用される遊技用記録媒体に価値付けられた有価価値を管理する記録媒体管理装置と通信可能に接続され、前記記録媒体管理装置は、当該記録媒体管理装置が管理する前記遊技用記録媒体に価値付けられた有価価値を前記記録媒体管理装置の統括管理を行う中央管理センタに通知するものであって、前記通信可否判定手段は、前記遊技用記録媒体管理装置及び前記中央管理センタの間で通信が可能であるか否かをさらに判定し、前記報知制御手段は、前記通信可否判定手段によって当該貯玉/貯メダル管理装置及び前記第三者管理センタの間で通信が不可能であると判定された場合でも、前記遊技用記録媒体管理装置及び前記中央管理センタの間で通信が可能であると判定されたならば、当該通信途絶の報知制御の実行を禁止することを特徴とする。
また、請求項6の発明に係る貯玉/貯メダル管理装置は、上記の発明において、前記貯玉/貯メダル管理装置は、当該貯玉/貯メダル管理装置に対して前記更新処理の依頼を行う貯玉/貯メダル取扱い端末と通信可能に接続されるものであって、前記通信可否判定手段によって通信が不可能であると判定された場合に、当該貯玉/貯メダル管理装置又は前記貯玉/貯メダル取扱い端末の起動時に所定回数の再起動操作が行われるまで正常起動を禁止する起動制約処理を行う起動制約手段をさらに備え、前記報知制御手段は、前記起動制約手段による前記起動制約処理に関連付けて、当該貯玉/貯メダル管理装置及び前記第三者管理センタの間で通信が不可能である旨を報知するように制御することを特徴とする。
また、請求項7の発明に係る貯玉/貯メダル管理装置は、上記の発明において、前記通信可否判定手段によって通信が不可能であると判定された場合に、前記貯玉/貯メダル管理装置に対する所定の操作を受け付けたならば、該操作者が遊技店の従業員である旨の認証結果が得られるまで当該操作に対応する処理を禁止する操作制約処理を行う操作制約手段をさらに備え、前記報知制御手段は、前記操作制約手段による前記操作制約処理に関連付けて、当該貯玉/貯メダル管理装置及び前記第三者管理センタの間で通信が不可能である旨を報知するように制御することを特徴とする。
また、請求項8の発明に係る貯玉/貯メダル管理装置は、上記の発明において、前記貯玉/貯メダル管理装置は、前記貯玉又は前記貯メダルの再貸出し処理を行う再プレイ機と通信可能に接続されるものであり、前記再プレイ機にて再貸出し処理させる遊技媒体数を前記貯玉残高又は前記貯メダル残高から減算するとともに、当該再プレイ処理に課す再プレイ手数料として前記貯玉残高又は前記貯メダル残高から所定の遊技媒体数を減算するものであって、前記通信可否判定手段によって通信が不可能であると判定された場合に、前記再プレイ機から前記貯玉残高又は前記貯メダル残高に対する減算処理の依頼を受け付けたならば、前記再プレイ手数料分の遊技媒体数の減算を制限または禁止する徴収制約/禁止処理を行う徴収制約/禁止手段をさらに備え、前記報知制御手段は、前記徴収制約/禁止手段による前記徴収制約/禁止処理に関連付けて、当該貯玉/貯メダル管理装置及び前記第三者管理センタの間で通信が不可能である旨を報知するとともに、当該徴収制約/禁止処理にて喪失した利益を報知するように制御することを特徴とする。
また、請求項9の発明に係る貯玉/貯メダル管理装置は、上記の発明において、前記貯玉/貯メダル管理装置は、当該貯玉/貯メダル管理装置に対して前記更新処理の依頼を行う貯玉/貯メダル取扱い端末が通信可能に複数接続されるものであって、前記通信可否判定手段によって通信が不可能であると判定された場合に、前記貯玉/貯メダル取扱い端末のうち一部の起動を禁止する起動禁止処理を行う起動禁止手段をさらに備え、前記報知制御手段は、前記起動禁止手段による前記起動禁止処理に関連付けて、当該貯玉/貯メダル管理装置及び前記第三者管理センタの間で通信が不可能である旨を報知するとともに、当該起動禁止処理にていずれの貯玉/貯メダル取扱い端末の起動が禁止されたかを報知するように制御することを特徴とする。
また、請求項10の発明に係る貯玉/貯メダル管理方法は、予め登録処理された遊技客によって預け入れられた遊技媒体の数量を貯玉残高又は貯メダル残高として管理し、前記貯玉残高又は前記貯メダル残高が遊技店ごとの貯玉又は貯メダルの統括管理を行う第三者管理センタに所定期間について通知不能である場合に、前記貯玉残高又は前記貯メダル残高に対する更新処理を制限または禁止する貯玉/貯メダル管理装置に用いる貯玉/貯メダル管理方法であって、当該貯玉/貯メダル管理装置及び前記第三者管理センタの間で通信が可能であるか否かを判定する通信可否判定工程と、前記通信可否判定工程によって通信が不可能であると判定された場合に、当該貯玉/貯メダル管理装置及び前記第三者管理センタの間で通信が不可能である旨を報知するように制御する報知制御工程とを含んだことを特徴とする。
本発明によれば、当該貯玉/貯メダル管理装置及び第三者管理センタの間で通信が可能であるか否かを判定し、通信が不可能であると判定した場合に、当該貯玉/貯メダル管理装置及び第三者管理センタの間で通信が不可能である旨を報知するように制御することとしたので、両者間での通信途絶が看過されることを低減することができ、貯玉/貯メダルサービスに係る利便性が損なわれる事態を抑制することが可能な貯玉/貯メダル管理装置及び貯玉/貯メダル管理方法が得られるという効果を奏する。
また、本発明によれば、当該貯玉/貯メダル管理装置及び第三者管理センタの間で通信が途絶している時間もしくは更新処理の制限または禁止が実行されるまでの残り時間をさらに報知するように制御することとしたので、第三者管理センタとの通信をいつまでに復旧させないと遊技店の運用に影響を与えるかを把握させ、復旧作業計画の立案を効果的に支援することが可能な貯玉/貯メダル管理装置が得られるという効果を奏する。
また、本発明によれば、当該貯玉/貯メダル管理装置及び第三者管理センタの間で通信が途絶している時間が長くなるに従って当該通信途絶に対する警告度が高くなるように報知態様を変化させることとしたので、第三者管理センタとの通信の復旧作業をより強力に促すことが可能な貯玉/貯メダル管理装置が得られるという効果を奏する。
また、本発明によれば、通信が不可能であると判定した場合に、以降の通信が途絶している期間に行われる更新処理の履歴を蓄積することとしたので、未接続時の貯玉/貯メダル取引の履歴の内容を報知したり、その内容を印字させてバックアップにしたりすることが可能な貯玉/貯メダル管理装置が得られるという効果を奏する。
また、本発明によれば、遊技用記録媒体管理装置及び中央管理センタの間で通信が可能であるか否かをさらに判定し、当該貯玉/貯メダル管理装置及び第三者管理センタの間で通信が不可能であると判定した場合でも、遊技用記録媒体管理装置及び中央管理センタの間で通信が可能であると判定したならば、当該通信途絶の報知制御の実行を禁止することとしたので、遊技用記録媒体管理装置及び中央管理センタの間で通信コネクションを適切に確立している優良店に不要な報知を行うことを防止することが可能な貯玉/貯メダル管理装置が得られるという効果を奏する。
また、本発明によれば、通信が不可能であると判定した場合に、当該貯玉/貯メダル管理装置又は貯玉/貯メダル取扱い端末の起動時に所定回数の再起動操作が行われるまで正常起動を禁止する起動制約処理を行い、起動制約処理に関連付けて、当該貯玉/貯メダル管理装置及び第三者管理センタの間で通信が不可能である旨を報知するように制御することとしたので、第三者管理センタとの通信の復旧作業を実行させるために再起動操作の煩雑さを解消するという動機付けを与えるとともに、復旧作業の実行を効果的に促すことが可能な貯玉/貯メダル管理装置が得られるという効果を奏する。
また、本発明によれば、通信が不可能であると判定した場合に、貯玉/貯メダル管理装置に対する所定の操作を受け付けたならば、該操作者が遊技店の従業員である旨の認証結果が得られるまで当該操作に対応する処理を禁止する操作制約処理を行い、操作制約処理に関連付けて、当該貯玉/貯メダル管理装置及び第三者管理センタの間で通信が不可能である旨を報知するように制御することとしたので、第三者管理センタとの通信の復旧作業を実行させるために操作都度に行われる認証処理の煩雑さを解消するという動機付けを与えるとともに、復旧作業の実行を効果的に促すことが可能な貯玉/貯メダル管理装置が得られるという効果を奏する。
また、本発明によれば、通信が不可能であると判定した場合に、再プレイ機から貯玉残高又は貯メダル残高に対する減算処理の依頼を受け付けたならば、再プレイ手数料分の遊技媒体数の減算を制限または禁止する徴収制約/禁止処理を行い、徴収制約/禁止処理に関連付けて、当該貯玉/貯メダル管理装置及び第三者管理センタの間で通信が不可能である旨を報知するとともに、当該徴収制約/禁止処理にて喪失した利益を報知するように制御することとしたので、第三者管理センタとの通信の復旧作業を実行させるために本来得ることができる再プレイ手数料を喪失させないという動機付けを与えるとともに、復旧作業の実行を効果的に促すことが可能な貯玉/貯メダル管理装置が得られるという効果を奏する。
また、本発明によれば、通信が不可能であると判定した場合に、貯玉/貯メダル取扱い端末のうち一部の起動を禁止する起動禁止処理を行い、起動禁止処理に関連付けて、当該貯玉/貯メダル管理装置及び第三者管理センタの間で通信が不可能である旨を報知するとともに、当該起動禁止処理にていずれの貯玉/貯メダル取扱い端末の起動が禁止されたかを報知するように制御することとしたので、第三者管理センタとの通信の復旧作業を実行させるために貯玉/貯メダル取扱い端末の稼動数を元に戻すという動機付けを与えるとともに、復旧作業の実行を効果的に促すことが可能な貯玉/貯メダル管理装置が得られるという効果を奏する。
以下の添付図面を参照して、本発明に係る貯玉/貯メダル管理装置及び貯玉/貯メダル管理方法の好適な実施例を詳細に説明する。なお、以下では、本発明に係る貯玉/貯メダル管理装置(貯玉/貯メダル管理方法)を実施例1として説明した後に、本発明に含まれる他の実施例を実施例2として説明する。
以下の実施例1では、本実施例1に係る貯玉/貯メダル管理装置(以下で説明する会員管理T/Cに相当)の概要および特徴、この会員管理T/Cの構成および処理の流れを順に説明する。なお、本実施例1では、本発明をパチンコ遊技を対象とする遊技場システムに適用することとするが、パチスロ遊技を対象としてさらに含めた遊技場システム又はパチスロ遊技のみを対象とする遊技場システムにも本発明を同様に適用することができる。
[概要および特徴(実施例1)]
まず最初に、実施例1に係る会員管理T/Cを含む遊技場システムのシステム構成を説明し、この遊技場システムにおける会員管理T/Cの位置付けを明確にしてから、実施例1に係る会員管理T/Cの概要および特徴を説明する。図1は、実施例1に係る遊技場システムのシステム構成を示すシステム構成図である。
図1に示すように、遊技店内に設置される遊技システム1は、予め登録処理された遊技客(会員)によって預け入れられた獲得玉の数量を貯玉残高として管理する会員用の管理装置、ターミナルコントローラ(以下、これを「会員管理T/C」と言う)10を頂点にして、「島」と呼ばれるグループごとに設けられた島コントローラ20、景品管理装置50、カード発行機60、カード精算機65、再プレイ玉貸機70、自販機子機80及び玉計数機90が接続された構成となる。なお、会員管理T/C10だけは、外部のネットワーク3に接続されており、遊技店における会員ごとの貯玉残高/貯メダル残高を収集して管理する第三者管理センタ100とネットワーク3を介して相互に通信可能に接続されている。
さらに、島コントローラ20には、各島に設置された複数のパチンコ機40それぞれに併設されたCRユニット(カード処理ユニット)30が接続され、景品管理装置50には、特殊景品の投出を行う景品払出機55が接続され、自販機子機80には、自販機85が接続されている。
この遊技場システム1は、従来から用いられている会員カードMC(会員登録を行った遊技者(会員)に対して遊技店から発行され、発行店の識別情報や会員コードなどの会員識別情報が記憶される)や、プリペイドカードPC(カード発行機により遊技者に対して発行され、発行店の識別情報、カード固有の識別コード、発行額、カード種別などが記録される)を記録媒体として用いることができる。
パチンコ機40は、パチンコ玉を遊技領域に発射して遊技客が遊技を行う装置である。また、CRユニット30は、プリペイドカードPCや会員カードMCなどの記録媒体に価値付けられた度数の残数(以下、残度数という)を上限とするパチンコ玉の貸出し処理を主機能として行うものであり、遊技店に設置された複数のパチンコ機40それぞれに対して1台ずつペアとなるように用意され、パチンコ機40の相互間に挟まれる形で設置してある。
景品管理装置50は、遊技客によって獲得された獲得玉と所望の景品の交換を管理することを主機能とするものである。例えば、玉計数機90にて計数後に発行される「計数レシート」に関連付けられた獲得玉数から交換対象の景品に相当する玉数の減算を行ったり、また、会員カードMCが挿入されている場合には、会員管理T/C10にて会員カードMCの会員IDに対応付けて記憶管理される貯玉残高から交換対象の景品に相当する玉数の減算を行ったり、さらには、計数レシートに関連付けられた獲得玉数を貯玉残高に加算したりすることもできる。
カード発行機60は、現金が入金された場合に、該入金金額に応じた有価価値(度数)が関連付けられるプリペイドカードPCの発行処理並びにプリペイドカードPCに関連付けられた度数に対する加算処理を主機能とするものであり、遊技店に数台設置されている。また、カード精算機65は、プリペイドカードPCに関連付けられた残度数の精算処理を主機能とするものであり、具体的には、プリペイドカードPCの回収と引き換えに残度数に相当する現金を払出すものである。
再プレイ玉貸機70は、会員管理T/C10にて会員カードMCの会員IDに対応付けて記憶管理される貯玉残高を上限としてパチンコ玉の再貸出し処理を行うことを主機能とするものである。
自販機子機80は、パチンコ玉投入口を通じて投入を受け付けた投入受付玉数もしくは会員管理T/C10にて会員カードMCの会員IDに対応付けて記憶管理される貯玉残高に相当する価値以下の商品の交換を自販機85に許可するものである。また、自販機85は、自販機子機20によって商品交換が許可された場合に、遊技客による商品の選択を待機し、遊技客が希望する商品を投出するものである。
玉計数機90は、遊技客によって獲得されたパチンコ玉を計数することを主機能とするものであり、具体的には、獲得玉の計数結果もしくはそれが関連付けられた識別子をバーコード印字した紙媒体を計数レシートとして発行している。また、会員カードMCが挿入されている場合には、会員管理T/C10にて会員カードMCの会員IDに対応付けて記憶管理される貯玉残高に獲得玉の計数結果を加算させることもできる。なお、ここでは、計数レシートに用いる記録媒体として紙媒体を説明したが、磁気カードやICカードなどの他の記録媒体を用いてもよい。
ここで、本実施例1に係る会員管理T/C10は、会員によって預け入れられたパチンコ玉の数量を貯玉残高として記憶管理し、このようにして記憶管理した貯玉残高が第三者管理センタ100に所定期間について通知不能である場合に、貯玉残高に対する更新処理(すなわち、「加算処理」及び/又は「減算処理」)を制限または禁止することを概要とし、貯玉サービスに係る利便性が損なわれる事態を抑制することを主たる特徴とする。
すなわち、本実施例1に係る会員管理T/C10は、当該会員管理T/C10と第三者管理センタ100との間での通信途絶が看過されることを防止するために、これら両者の間で通信が途絶している場合にその事態を報知するように制御している。
これにより、本実施例1に係る会員管理T/C10では、第三者管理センタとの通信が途絶している場合にその事態に対応すべき旨を促すことができるので、両者間での通信途絶が看過されることを低減することができ、上記した主たる特徴のように、貯玉サービスに係る利便性が損なわれる事態を抑制することが可能になる。
[会員管理T/Cの構成]
続いて、本実施例1に係る会員管理T/C10の構成を説明する。図2は、実施例1に係る会員管理T/C10の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、この会員管理T/C10は、入力部11と、表示部12と、店内通信制御IF部13aと、店外通信制御IF部13bと、印字部14と、タイマー15と、記憶部16と、制御部17とを備える。
このうち、入力部11は、各種の情報を入力するキーボード、マウスおよびトラックボールなどの指示入力手段であり、例えば、貯玉サービスや特賞履歴閲覧サービスなどの各種会員サービスを希望する遊技客から取得した会員情報(例えば、会員となる遊技客の氏名、住所およびメールアドレスなどの属性情報)の登録や、貯玉管理テーブル16a及び未接続時ログ管理テーブル16bの閲覧要求などを受け付ける。
表示部12は、各種の情報を出力するモニタなどの出力表示手段であり、例えば、図示しない会員情報管理テーブルにて記憶管理された会員の属性情報や貯玉管理テーブル16aにて記憶管理された会員の貯玉残高などの既存の情報の他、第三者管理センタ100とのネットワーク接続が確認されなければ、両者の間で通信が途絶している旨(以下、適宜これを『センター未接続』と略記する)の内容が閲覧画面に挿入された未接続報知挿入画面200(図3参照)を表示したり、未接続時ログ管理テーブル16bにて記憶管理された未接続時の貯玉取引の履歴などの情報を表示したりする。
店内通信制御IF部13aは、店内の各種装置(例えば、島コントローラ20、景品管理装置50、カード発行機60、カード精算機65、再プレイ玉貸機70、自販機子機80及び玉計数機90などの装置)との間で各種通信の制御を行う処理部である。また、店外通信制御部13bは、店外の各種装置(例えば、第三者管理センタ100などの装置)との間で各種通信の制御を行う処理部である。
印字部14は、各種情報を紙媒体に印字する処理部であり、例えば、貯玉管理テーブル16aにて記憶管理された会員の貯玉残高などの既存の内容に加え、第三者管理センタ100による万全の貯玉補償を可能にするために、第三者管理センタ100とのネットワーク接続が確認されなければ、未接続時ログ管理テーブル16bにて記憶管理されたセンター未接続時の貯玉取引の履歴などの内容を印字する。また、遊技店の「オーナー」に『センター未接続』という事態を知らしめるために、遊技店の営業終了後には『センター未接続』を表す文字や図形などを「締上げ票」に自動印字するようにしてもよい。なお、当然のことながら、これらの内容は併せて印字することもできるし、個別に印字することもできる。
タイマー15は、あらかじめ設定された時間を計時するものであり、例えば、本実施例1では、通信可否判定部17bによって『センター未接続』と判定された場合に、後述する制約措置実行部17dによる処理を発動させるまでの時間を計時する。なお、通信可否判定部17bによって第三者管理センタ100とのネットワーク接続が復旧したと判定された場合には、タイマー15はリセットされる。
記憶部16は、制御部17による各種処理に必要なデータおよびプログラムを格納する格納手段(記憶手段)であり、本発明に関連するものとしては、貯玉管理テーブル16a及び未接続時ログ管理テーブル16bを有する。
このうち、貯玉管理テーブル16aは、会員ごとの貯玉残高を記憶するテーブルであり、具体的には、会員IDに貯玉残高を対応付けて記憶している。例えば、図4に示す例で言えば、会員ID「0001」に貯玉残高「1000(玉)」を、会員ID「0002」に貯玉残高「12000(玉)」を、会員ID「0003」に貯玉残高「3000(玉)」を、会員ID「0004」に貯玉残高「6000(玉)」を、・・・を対応付けて記憶している。
未接続時ログ管理テーブル16bは、センター未接続時の貯玉取引の履歴を記憶するテーブルであり、具体的には、取引IDに、取引種別、会員ID及び取引貯玉数を対応付けて記憶している。例えば、図5に示す例で言えば、取引ID「071004」に、取引種別「加算」、会員ID「0001」及び取引貯玉数「3000(玉)」を、取引ID「071005」に、取引種別「減算」、会員ID「0004」及び取引貯玉数「70(玉)」を、・・・、取引ID「071010」に、取引種別「加算」、会員ID「0001」及び取引貯玉数「2500(玉)」を、・・・、取引ID「071014」に、取引種別「加算」、会員ID「0002」及び取引貯玉数「6000(玉)」を、取引ID「071015」に、取引種別「加算」、会員ID「0003」及び取引貯玉数「2800(玉)」を対応付けて記憶している。
制御部17は、OS(Operating System)などの制御プログラム、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する処理部であり、特に本発明に密接に関連するものとしては、貯玉処理部17aと、通信可否判定部17bと、報知制御部17cと、制約措置実行部17dとを備える。
このうち、貯玉処理部17aは、貯玉管理テーブル16aに記憶された貯玉残高に対する更新処理(加算処理または減算処理)を行う処理部である。具体的には、景品管理装置50または玉計数機90から会員IDを含む貯玉加算の依頼を受け付けた場合に、貯玉管理テーブル16aに記憶されている該当会員IDの貯玉残高に依頼分の獲得玉数を加算したり、また、景品管理装置50、再プレイ玉貸機70または自販機子機80から会員IDを含む貯玉減算の依頼を受け付けた場合に、貯玉管理テーブル16aに記憶されている該当会員IDの貯玉残高から依頼分の玉数(すなわち、交換景品相当分の玉数、再プレイ玉数分または交換商品相当分の玉数)を減算したりする。
通信可否判定部17bは、当該会員管理T/C10及び第三者管理センタ100の間で通信が可能であるか否かを判定する処理部である。具体的には、第三者管理センタ100に接続確認用のパケットを送信し、第三者管理センタ100から正常に受信した旨の応答(ACK)が得られた場合には、両者の間で通信が可能であると判定し、一方、第三者管理センタ100から正常に受信した旨の応答(ACK)が得られなかった場合には、両者の間で通信が不可能であると判定する。
ここで、本実施例1に係る会員管理T/C10では、後述する報知制御部17c及び制約措置実行部17dの動作契機を区分するために、通信可否判定部17bによる判定結果で滞在が決定される3つのモードを設けている。1つ目は、第三者管理センタ100とのネットワーク接続が担保され、後述する報知制御部17c及び制約措置実行部17dによる処理を要さない「通常モード」、2つ目は、『センター未接続』である状態であり、報知制御部17cによる報知制御を要する「報知制御モード」、3つ目は、『センター未接続』である状態が制約措置実行の猶予期間(例えば、「10日」)を経過した状態であり、制約措置実行部17dによる制約措置を要する「制約措置実行モード」である。
つまり、本実施例1に係る会員管理T/C10では、通信可否判定部17bはいずれのモードでも動作し、報知制御部17cは「通常モード」から「報知制御モード」に移行した際に動作を開始し、制約措置実行部17dは「報知制御モード」から「制約措置実行モード」に移行した際に動作を開始することになる。
図1の説明に戻り、報知制御部17cは、通信可否判定部17bによって第三者管理センタ100との通信が不可能であると判定された場合に、当該会員管理T/C10及び第三者管理センタ100の間で通信が不可能である旨を報知するように制御する処理部である。具体的には、通信可否判定部17bによって『センター未接続』であると判定され、「通常モード」から「報知制御モード」に移行すると、『センター未接続』の報知内容が閲覧画面に挿入された未接続報知挿入画面200(図3参照)を表示部12にて表示させる。
より詳細には、図3に示す未接続報知挿入画面200のように、画面右上部に示す領域210に『センター未接続』という文字による報知、並びに、画面左下部に示す領域220にセンター未接続時間「00day00h00min03sec」を常時挿入表示させるとともに、画面中央部に示す領域230に第三者管理センタ100とのネットワーク接続を促す画面をポップアップ表示させる。このポップアップ画面は、第三者管理センタ100との通信の復旧作業の実行を強力に要請するために、確認ボタン235の押下操作をポインティングデバイス等により行わない限り消去されず、他の操作が行えないように設定されている。なお、上述した例では、センター未接続時間を挿入表示させる例を説明したが、制約措置実行部17dによる「制約措置」が実行されるまでの残り時間を表示させるようにしてもよい。
このように、『センター未接続時間』もしくは『制約措置』が実行されるまでの残り時間を表示させる報知を行うこととしたのは、第三者管理センタ100との通信をいつまでに復旧させないと遊技店の運用に影響を与えるかを把握させ、復旧作業計画の立案を効果的に支援するためである。
さらに、報知制御部17cは、第三者管理センタ100との通信の復旧作業をより強力に促すために、『センター未接続』の期間が報知形態変更期間を経過する度により警告度の高い報知態様に変更する。例えば、「0日」以上「3日」未満であれば、領域210の『センター未接続』の報知を青色表示させ、「3日」以上「7日」未満であれば、領域210の『センター未接続』の報知を黄色表示させ、また、「7日」以上であれば、領域210の『センター未接続』の報知を赤色表示させる。なお、上述した例では、『センター未接続』の期間が長くなるにつれて色表示を変更する例を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、表示させる文字の大きさを大きくしたりするなどの他の報知態様を変更させるようにしてもよい。
また、報知制御部17cは、未接続報知挿入画面200における『未接続時取引』ボタン240の押下操作をポインティングデバイス等により受け付けると、未接続時ログ管理テーブル16bに記憶されたセンター未接続時の貯玉取引の履歴を表示部12に表示させる。すなわち、これによって、第三者管理センタ100にて記憶されている貯玉残高と比べてどの程度乖離しているかを知らしめることができる。なお、上述した例では、『未接続時取引』ボタン240の押下操作を受け付けた後に始めて表示させることとしたが、デフォルト表示させるようにしてもよい。
制約措置実行部17dは、貯玉処理部17aによる貯玉残高への更新処理を制限または禁止する処理部である。具体的には、通信可否判定部17bによって『センター未接続』の期間が制約措置実行の猶予期間(例えば、「10日」)を経過したと判定され、「報知制御モード」から「制約措置実行モード」に移行した場合に、景品管理装置50、再プレイ玉貸機70、自販機子機80及び玉計数機90からの貯玉残高の更新処理の依頼を受け付けたとしても、貯玉処理部17aによる貯玉残高への更新処理を制限または禁止する。
ここで、貯玉残高に対する更新処理を制限または禁止する態様を説明する。図1に示すように、この遊技場システム1には、貯玉残高に対する更新処理を実行可能な装置として、景品管理装置50、再プレイ玉貸機70、自販機子機80および玉計数機90が存在する。なお、ここでは、これらの機器でおこなわれる貯玉残高に対する更新処理を説明した後に、貯玉残高に対する更新処理の制限または禁止の態様を説明する。
このうち、玉計数機90では、獲得玉を計数した際に、会員カードMCを読み取って預入処理を行うと、計数値分の玉が預け入れられ、会員管理T/C10の貯玉残高が更新(加算)される。
再プレイ玉貸機90では、会員カードMCの読み取りと暗証番号の入力を受け付けて再プレイ処理を行うと、会員管理T/C10の貯玉残高が更新(減算)されるとともに、対応する個数のパチンコ玉が払い出される。
景品管理装置50では、会員カードMCの読み取りと暗証番号の入力を受け付けて景品交換処理を行うと、会員T/C10の貯玉残高が更新(減算)されるとともに、減算された玉数に対応する価値の景品交換が行われる。
また、景品管理機50では、会員カードMCの読み取りと、玉数の入力(計数レシートの読み取りや玉数の手入力)を受け付けて預入処理をおこなうと、入力された玉数が預け入れられ、会員管理T/C10の貯玉残高が更新(加算)される。
さらに、景品管理装置50では、所定以上の資格を有する係員であることを確認した上で、データ操作による貯玉残高の更新(加算)を行える。なお、有資格者による貯玉残高の更新は、会員管理T/C10自体においても実行することができる。
自販機子機80では、会員カードMCの読み取りと暗証番号の入力を受け付けて、接続される自販機85で商品選択を行うと、商品(タバコ、飲料等)が払い出されるとともに、商品価格に対応する玉数が、会員管理T/C10の貯玉残高から更新(減算)される。
ここで、貯玉残高に対する更新処理の制限または禁止の態様を説明する。例えば、遊技店全体での貯玉残高に対する加算処理(例えば、パチンコ玉の貯玉数の加算)を禁止する場合には、図6に示すように、T/C10では、データ操作による貯玉残高の加算処理(例えば、パチンコ玉の貯玉数の加算)を禁止し、景品管理装置50では、玉数入力やデータ操作による貯玉残高の加算処理を禁止する。さらに、玉計数機90では、パチンコ玉を投入し、獲得玉数を計数できても、貯玉処理(貯玉残高の加算)を禁止する。なお、玉計数機90で計数された玉数は、玉数レシート等として発行し、景品カウンターで景品交換できる。
なお、この場合、景品管理装置50では、貯玉残高からの景品交換が許可され、再プレイ玉貸機70では、貯玉残高から玉への変換(再プレイ=貯玉残高の減算)が許可され、自販機子機80では、貯玉残高を使った商品販売(=景品交換)が許可されることとなる。
[処理の流れ]
次に、本実施例1に係る会員管理T/C10の処理の流れを説明する。図7は、実施例1に係る報知制御処理の手順を示すフローチャートである。この「報知制御処理」は、通信可否判定部17bによって『センター未接続』であると判定され、「通常モード」から「報知制御モード」に移行した場合に開始される。
図7に示すように、通信可否判定部17bは、制約措置実行の猶予期間(例えば、「10日」)のカウントアップをタイマー15に開始させ(ステップS701)、報知制御部17cは、『センター未接続』の報知内容が閲覧画面に挿入された未接続報知挿入画面200(図3参照)を表示部12にて表示させる(ステップS702)。
その後、通信可否判定部17bは、第三者管理センタ100とのネットワーク接続が復旧したと判定した場合(ステップS703肯定)には、タイマー15にカウントアップした時間をリセットさせ(ステップS704)、「報知制御モード」から「通常モード」にモード移行させる(ステップS705)。
一方、通信可否判定部17bによって第三者管理センタ100とのネットワーク接続が未だ復旧せずと判定された場合(ステップS703否定)には、報知制御部17cは、『センター未接続』の期間、すなわちタイマー15にカウントアップされている時間が報知形態変更期間(例えば、「3日」又は「7日」)を経過しているか否かを判定し(ステップS706)、報知形態変更期間を経過していた場合(ステップS706肯定)には、より警告度の高い報知態様に変更する(ステップS707)。
その後、通信可否判定部17bは、『センター未接続』の期間、すなわちタイマー15にカウントアップされている時間が制約措置実行の猶予期間(例えば、「10日」)を経過したか否かを判定し(ステップS708)、制約措置実行の猶予期間(例えば、「10日」)を経過していた場合(ステップS708肯定)には、「報知制御モード」から「制約措置実行モード」にモード移行させる(ステップS709)。
また、制約措置実行の猶予期間を経過していない場合(ステップS708否定)には、通信可否判定部17b及び報知制御部17cは、上記したステップS703〜ステップS707までの処理を繰り返し行う。
上述してきたように、本実施例1に係る会員管理T/C10によれば、当該会員管理T/C10及び第三者管理センタ100の間で通信が可能であるか否かを判定し、通信が不可能であると判定した場合に、当該会員管理T/C10及び第三者管理センタ100の間で通信が不可能である旨を報知させるように構成したので、両者間での通信途絶が看過されることを低減することができ、貯玉サービスに係る利便性が損なわれる事態を抑制することが可能である。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下では、本発明に含まれる他の実施例を説明する。
(1)新な制約措置+未接続報知(応用例1)
本発明では、通信可否判定部17bによって通信が不可能であると判定されて以降、通信が復旧していない場合に、当該会員管理T/C10の他、会員管理T/C10に貯玉残高に対する更新処理を依頼する貯玉取扱い端末(例えば、景品管理装置50、再プレイ玉貸機70、自販機子機80もしくは玉計数機90)の起動時に所定回数の再起動操作が行われるまで正常起動を禁止する起動制約処理を行い、その起動制約処理に関連付けて、『センター未接続』の報知制御を行うようにしてもよい。
例えば、前営業日において「報知制御モード」のまま、電源が「OFF」にされた場合には、制約措置実行部17dに会員管理T/C10の起動操作が行われても正常起動しないように制御させる一方で、報知制御部17cには、図8に示すように、『センター未接続』であることを理由に正常起動できない旨の報知内容が画面中央部の領域310に挿入された未接続報知挿入画面300を表示部12に表示させる。なお、再起動ボタン320の押下操作がポインティングデバイスにより行われると会員管理T/C10の再起動が行われ、規定回数の再起動が行われた後に正常起動する。
すなわち、これによって、第三者管理センタ100との通信の復旧作業を実行させるために再起動操作の煩雑さを解消するという動機付けを与えるとともに、復旧作業の実行を効果的に促すことが可能になる。
(2)新な制約措置+未接続報知(応用例2)
また、本発明では、通信可否判定部17bによって通信が不可能であると判定されて以降、通信が復旧していない場合に、当該会員管理T/C10に貯玉残高に対する更新処理を依頼する貯玉取扱い端末(例えば、景品管理装置50、再プレイ玉貸機70、自販機子機80もしくは玉計数機90)のうち一部の起動を禁止する起動禁止処理を行い、その起動禁止処理に関連付けて、『センター未接続』の報知制御を行うとともに、当該起動禁止処理にていずれの貯玉取扱い端末の起動が禁止されたかを報知するように制御するようにしてもよい。なお、この場合、同種複数の貯玉取扱い端末のうち一部の起動を禁止してもよいし、また、異種複数の貯玉取扱い端末のうち一部の起動を禁止するようにしてもよい。
例えば、前営業日において「報知制御モード」のまま、電源が「OFF」にされた場合には、制約措置実行部17dに複数の再プレイ玉貸機70のうち一部の起動を禁止するように制御させる一方で、報知制御部17cには、図9に示すように、『センター未接続』であることを理由に再プレイ玉貸機の一部が起動できない旨の報知内容が画面中央部の領域410に挿入された未接続報知挿入画面400を表示部12に表示させるとともに、起動が禁止された再プレイ玉貸機70の号機番号(この例では、2号機と4号機)も併せて表示させる。
すなわち、これによって、第三者管理センタ100との通信の復旧作業を実行させるために貯玉取扱い端末の稼動数を元に戻すという動機付けを与えるとともに、復旧作業の実行を効果的に促すことが可能になる。
(3)新な制約措置+未接続報知(応用例3)
また、本発明では、通信可否判定部17bによって通信が不可能であると判定された場合に、会員管理T/C10に対する所定の操作を受け付けたならば、該操作者が遊技店の従業員である旨の認証結果が得られるまで当該操作に対応する処理を禁止する操作制約処理を行い、その操作制約処理に関連付けて、『センター未接続』の報知制御を行うようにしてもよい。
例えば、滞在モードが「報知制御モード」である場合には、会員管理T/C10に対する所定の操作(例えば、会員登録など)が行われると制約措置実行部17dにパスワード認証を行うように制御させる一方で、報知制御部17cには、図10に示すように、『センター未接続』であることを理由に操作実行にパスワード認証を要する旨の報知内容が画面中央部の領域510に挿入された未接続報知挿入画面500を表示部12に表示させる。なお、パスワードの入力が行われるとパスワード認証が行われ、認証結果が「OK」であることが確認された後に正常起動する。
すなわち、これによって、第三者管理センタ100との通信の復旧作業を実行させるために操作都度の認証処理の煩雑さを解消するという動機付けを与えるとともに、復旧作業の実行を効果的に促すことが可能になる。
(4)新な制約措置+未接続報知(応用例4)
例えば、通信可否判定部17bによって通信が不可能であると判定された場合に、再プレイ玉貸機70から貯玉残高に対する減算処理の依頼を受け付けたならば、再プレイ手数料分の玉数の減算を制限または禁止する徴収制約/禁止処理を行い、その徴収制約/禁止処理に関連付けて、『センター未接続』の報知制御を行うとともに、当該徴収制約/禁止処理にて喪失した利益を報知するように制御してもよい。
例えば、滞在モードが「報知制御モード」である場合には、再プレイ玉貸機70から貯玉残高に対する減算処理の依頼を受け付けると制約措置実行部17dに再プレイ手数料分の玉数の減算を禁止するように制御させる一方で、報知制御部17cには、図11に示すように、『センター未接続』であることを理由に再プレイ手数料の徴収設定が無効である旨の報知内容が画面中央部の領域610に挿入された未接続報知挿入画面600を表示部12に表示させるとともに、徴収設定の無効化により喪失した再プレイ手数料(この例では、「10玉」)も併せて表示させる。
すなわち、これによって、第三者管理センタ100との通信の復旧作業を実行させるために本来得ることができる再プレイ手数料を喪失させないという動機付けを与えるとともに、復旧作業の実行を効果的に促すことが可能になる。
(5)その他
また、本発明では、プリペイドカードPCに価値付けられた度数を記憶管理し、記憶管理したプリペイドカードに価値付けられた度数を遊技店ごとのプリペイドカードの度数の統括管理を行う中央管理センタ(図示せず)に通知するプリペイドカード管理T/C(図示せず)と会員管理T/C10とを通信可能に接続して構成した上で、通信可否判定部17bにプリペイドカード管理T/C及び中央管理センタの間で通信が可能であるか否かをさらに判定させ、通信可否判定部17bによって『センター未接続』であると判定された場合でも、プリペイドカード管理T/C及び中央管理センタの間で通信が可能であると判定されたならば、報知制御部17cに『センター未接続』の報知制御の実行を禁止させることで、プリペイドカード管理T/C及び中央管理センタの間で通信コネクションを適切に確立している優良店に不要な報知を行うことを防止することができる。
また、上記した実施例1では、貯玉再プレイ機能を備えるものとして再プレイ玉貸機70を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、CRユニット30に貯玉再プレイ機能をさらに付加するようにしてもよい。
また、本実施例において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともでき、あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
以上のように、本発明に係る貯玉/貯メダル管理装置及び貯玉/貯メダル管理方法は、貯玉/貯メダルサービスに係る利便性が損なわれる事態を抑制することができる貯玉/貯メダル管理装置及び貯玉/貯メダル管理方法に適している。
実施例1に係る遊技場システム1のシステム構成を示すシステム構成図である。 実施例1に係る会員管理T/C10の構成を示す機能ブロック図である。 未接続報知挿入画面200の一例を示す図である。 貯玉管理テーブル16aに記憶される情報の構成例を示す図である。 未接続時ログ管理テーブル16bに記憶される情報の構成例を示す図である。 更新処理の制限・禁止の態様の一例を示す図である。 実施例1に係る報知制御処理の手順を示すフローチャートである。 応用例1を説明するための説明図である。 応用例2を説明するための説明図である。 応用例3を説明するための説明図である。 応用例4を説明するための説明図である。
符号の説明
1 遊技場システム
3 ネットワーク
10 会員管理T/C
11 入力部
12 表示部
13a 店内通信制御部
13b 店外通信制御部
14 印字部
15 タイマー
16 記憶部
16a 貯玉管理テーブル
16b 未接続時ログ管理テーブル
17 制御部
17a 貯玉処理部
17b 通信可否判定部
17c 報知制御部
17d 制約措置実行部
20 島コントローラ
30 CRユニット(カード処理ユニット)
40 パチンコ機
50 景品管理装置
55 景品払出機
60 カード発行機
65 カード精算機
70 再プレイ玉貸機
80 自販機子機
85 自販機
90 玉計数機
100 第三者管理センタ

Claims (10)

  1. 予め登録処理された遊技客によって預け入れられた遊技媒体の数量を貯玉残高又は貯メダル残高として管理し、前記貯玉残高又は前記貯メダル残高が遊技店ごとの貯玉又は貯メダルの統括管理を行う第三者管理センタに所定期間について通知不能である場合に、前記貯玉残高又は前記貯メダル残高に対する更新処理を制限または禁止する貯玉/貯メダル管理装置であって、
    当該貯玉/貯メダル管理装置及び前記第三者管理センタの間で通信が可能であるか否かを判定する通信可否判定手段と、
    前記通信可否判定手段によって通信が不可能であると判定された場合に、当該貯玉/貯メダル管理装置及び前記第三者管理センタの間で通信が不可能である旨を報知するように制御する報知制御手段と
    を備えたことを特徴とする貯玉/貯メダル管理装置。
  2. 前記報知制御手段は、
    当該貯玉/貯メダル管理装置及び前記第三者管理センタの間で通信が途絶している時間もしくは前記更新処理の制限または禁止が実行されるまでの残り時間をさらに報知するように制御することを特徴とする請求項1に記載の貯玉/貯メダル管理装置。
  3. 前記報知制御手段は、
    当該貯玉/貯メダル管理装置及び前記第三者管理センタの間で通信が途絶している時間が長くなるに従って当該通信途絶に対する警告度が高くなるように報知態様を変化させることを特徴とする請求項1または2に記載の貯玉/貯メダル管理装置。
  4. 前記通信可否判定手段によって通信が不可能であると判定された場合に、以降の通信が途絶している期間に行われる前記更新処理の履歴を蓄積する更新処理履歴蓄積手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1、2または3に記載の貯玉/貯メダル管理装置。
  5. 前記貯玉/貯メダル管理装置は、遊技店にて使用される遊技用記録媒体に価値付けられた有価価値を管理する記録媒体管理装置と通信可能に接続され、
    前記記録媒体管理装置は、当該記録媒体管理装置が管理する前記遊技用記録媒体に価値付けられた有価価値を前記記録媒体管理装置の統括管理を行う中央管理センタに通知するものであって、
    前記通信可否判定手段は、
    前記遊技用記録媒体管理装置及び前記中央管理センタの間で通信が可能であるか否かをさらに判定し、
    前記報知制御手段は、
    前記通信可否判定手段によって当該貯玉/貯メダル管理装置及び前記第三者管理センタの間で通信が不可能であると判定された場合でも、前記遊技用記録媒体管理装置及び前記中央管理センタの間で通信が可能であると判定されたならば、当該通信途絶の報知制御の実行を禁止することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の貯玉/貯メダル管理装置。
  6. 前記貯玉/貯メダル管理装置は、当該貯玉/貯メダル管理装置に対して前記更新処理の依頼を行う貯玉/貯メダル取扱い端末と通信可能に接続されるものであって、
    前記通信可否判定手段によって通信が不可能であると判定された場合に、当該貯玉/貯メダル管理装置又は前記貯玉/貯メダル取扱い端末の起動時に所定回数の再起動操作が行われるまで正常起動を禁止する起動制約処理を行う起動制約手段をさらに備え、
    前記報知制御手段は、
    前記起動制約手段による前記起動制約処理に関連付けて、当該貯玉/貯メダル管理装置及び前記第三者管理センタの間で通信が不可能である旨を報知するように制御することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の貯玉/貯メダル管理装置。
  7. 前記通信可否判定手段によって通信が不可能であると判定された場合に、前記貯玉/貯メダル管理装置に対する所定の操作を受け付けたならば、該操作者が遊技店の従業員である旨の認証結果が得られるまで当該操作に対応する処理を禁止する操作制約処理を行う操作制約手段をさらに備え、
    前記報知制御手段は、
    前記操作制約手段による前記操作制約処理に関連付けて、当該貯玉/貯メダル管理装置及び前記第三者管理センタの間で通信が不可能である旨を報知するように制御することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の貯玉/貯メダル管理装置。
  8. 前記貯玉/貯メダル管理装置は、前記貯玉又は前記貯メダルの再貸出し処理を行う再プレイ機と通信可能に接続されるものであり、前記再プレイ機にて再貸出し処理させる遊技媒体数を前記貯玉残高又は前記貯メダル残高から減算するとともに、当該再プレイ処理に課す再プレイ手数料として前記貯玉残高又は前記貯メダル残高から所定の遊技媒体数を減算するものであって、
    前記通信可否判定手段によって通信が不可能であると判定された場合に、前記再プレイ機から前記貯玉残高又は前記貯メダル残高に対する減算処理の依頼を受け付けたならば、前記再プレイ手数料分の遊技媒体数の減算を制限または禁止する徴収制約/禁止処理を行う徴収制約/禁止手段をさらに備え、
    前記報知制御手段は、
    前記徴収制約/禁止手段による前記徴収制約/禁止処理に関連付けて、当該貯玉/貯メダル管理装置及び前記第三者管理センタの間で通信が不可能である旨を報知するとともに、当該徴収制約/禁止処理にて喪失した利益を報知するように制御することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の貯玉/貯メダル管理装置。
  9. 前記貯玉/貯メダル管理装置は、当該貯玉/貯メダル管理装置に対して前記更新処理の依頼を行う貯玉/貯メダル取扱い端末が通信可能に複数接続されるものであって、
    前記通信可否判定手段によって通信が不可能であると判定された場合に、前記貯玉/貯メダル取扱い端末のうち一部の起動を禁止する起動禁止処理を行う起動禁止手段をさらに備え、
    前記報知制御手段は、
    前記起動禁止手段による前記起動禁止処理に関連付けて、当該貯玉/貯メダル管理装置及び前記第三者管理センタの間で通信が不可能である旨を報知するとともに、当該起動禁止処理にていずれの貯玉/貯メダル取扱い端末の起動が禁止されたかを報知するように制御することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の貯玉/貯メダル管理装置。
  10. 予め登録処理された遊技客によって預け入れられた遊技媒体の数量を貯玉残高又は貯メダル残高として管理し、前記貯玉残高又は前記貯メダル残高が遊技店ごとの貯玉又は貯メダルの統括管理を行う第三者管理センタに所定期間について通知不能である場合に、前記貯玉残高又は前記貯メダル残高に対する更新処理を制限または禁止する貯玉/貯メダル管理装置に用いる貯玉/貯メダル管理方法であって、
    当該貯玉/貯メダル管理装置及び前記第三者管理センタの間で通信が可能であるか否かを判定する通信可否判定工程と、
    前記通信可否判定工程によって通信が不可能であると判定された場合に、当該貯玉/貯メダル管理装置及び前記第三者管理センタの間で通信が不可能である旨を報知するように制御する報知制御工程と
    を含んだことを特徴とする貯玉/貯メダル管理方法。
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