JP2008148202A - 音声メール装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】音声メール受信者が音声メールを再生したことを音声メール送信者がその時点で知ることができる音声メール装置を提供する。
【解決手段】音声メール蓄積手段14と、音声メールの録音を制御する音声メール録音制御手段12と、音声メールの再生を制御する音声メール再生制御手段13と、電話機に対するガイダンスを発生するガイダンス発生手段11と、音声メールの着信があるとその旨を音声メール受信電話機へ通知する機能を備えた音声メ−ル着信通知手段19と、音声メールが再生されるとその旨を音声メール送信電話機へ通知する機能を備えた音声メール再生通知手段15と、音声メール装置の動作を制御する制御装置10と、音声メール蓄積手段に格納された音声メールの再生状態を管理する音声メール管理テーブルとを備えた音声メール装置。
【選択図】図2

Description

本発明は、構内自動交換機(PBX)を経由した通話回線(内線、公衆網)を使用して接続されている電話機から複数の音声メールボックス(私書箱)に音声メール(メッセージ)を録音する音声メール装置に関する。さらに、本発明は、音声メール受信者が音声メールを再生すると、音声メール送信者に対して音声メール受信者が音声メールを聞き出した(再生した)ことを通知する音声メール再生通知を返信するようにした音声メール装置、及び、音声情報を蓄積し、当該蓄積された音声情報が再生された場合に、音声情報を蓄積(録音)した者が使用している通信機器または指定された通信機器に対して、当該音声情報が再生されたことを通知することが可能な交換装置に関する。
従来の音声メール装置は、音声メール受信者が音声メールの再生後に自動的に音声メール送信者の音声メールボックスへ音声メール再生通知を送信することは行っていたが、音声メール再生通知を1件のメッセージの扱いにしていなかったことから、音声メール送信者は音声メール受信者が音声メールを聞いたかどうかを確認するには、音声メール送信者が電話機から音声メール装置にアクセスして自分の音声メールボックスに音声メール再生通知が無いかを操作によって確認するか、音声メール受信者からの連絡を待つしか無かった。
さらに、このような音声メール装置は、音声メール受信者が音声メールを聞き出しても、音声メール装置内に受信状況が登録されるだけで音声メール送信者には音声メール装置からの連絡が来ないことから、音声メール送信者は頻繁に電話機から音声メール装置にアクセスして確認操作を行うか、音声メール受信者の携帯電話に直接電話をして音声メールを聞いたか問い合わせをしなければならなく手間が掛かっていた。また、音声メール受信者が音声メールを受け取った時点で音声メール再生通知を聞き出せないことから、音声メール送信者と音声メール受信者との音声メールに関するコミュニケーションを迅速に図れない問題が有った。
すなわち、従来の音声メール受信者からの音声メールを受け付け・登録し、音声メール受信者が音声メールを取り出して聞くことのできる音声メール装置は、音声メールにメッセージIDおよび受信状況のデータを付加して登録し、音声メール送信者が音声メール装置に対して、音声メール受信者が聞いたかどうかを個々に問い合わせることにより、受信状況をガイダンスにより知らせることにより確認する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、音声メール送信者は音声メール受信者が音声メールを受け取った日時(再生日時)や曜日を確認する手段がなかった。
実開平5−4658号公報
本発明は、このような従来の課題を解決するもので、音声メール受信者が音声メールを再生した時点で音声メール受信者が音声メールを再生したことを表す受け取り通知の固定メッセージを、音声メール送信者に送信することができる音声メール装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、音声メールの受け取り通知を受けた音声メール送信者が簡単な操作により音声メール受信者に発呼を行える音声メール装置を提供することを目的とする。
さらに、本発明は、音声メール受信者からの音声メール再生通知により呼び出された音声メール送信者が、音声メール受信者の内線電話または外線電話(携帯電話)を呼び出して音声メール受信者との会話が可能な音声メール装置を提供することを目的とする。
本発明は、音声メール受信者からの音声メール再生通知により呼び出された音声メール送信者が、音声メール再生通知を確認後に予め設定してある音声メール受信者の内線電話または外線電話(携帯電話)を呼び出して音声メール受信者との会話を可能とする。
さらに、本発明は、音声メール装置が固定で作成する音声メール再生通知を、音声メール受信者が音声メールを聞き出した(再生した)日時・曜日を組み合わせた音声メール再生通知とすることで、音声メール受信者が音声メールを聞き出した(再生した)日時、曜日を確認することを可能とする。
音声メール送信者に、音声メール再生通知を受信したことを通知する手段は、音声メール送信電話機に設けた音声メール再生通知の受信ランプの点灯またはスピーカからの音声メール再生通知受信の通知、音声メール送信者宛のFAXによる音声メール再生通知、音声メール送信者宛のEメールによる音声メール再生通知などによってもよい。また、本発明においては、音声メールを実施例として説明するが、例えば留守録音機能のような録音可能な装置に適用し、録音メッセージが再生された場合に、当該録音メッセージを録音した者が使用している通信機器または指定された通信機器に、再生されたことを通知してもよい。
上記課題を解決するために、本発明は、内線電話機および公衆網を介した電話機に接続された構内自動交換機と接続されて音声メールシステムを構成する音声メール装置において、音声メールを格納する音声メール蓄積手段と、音声メールの前記音声メール蓄積手段への録音を制御する音声メール録音制御手段と、音声メールの前記音声メール録音手段からの再生を制御する音声メール再生制御手段と、電話機に対するガイダンスを発生するガイダンス発生手段と、音声メールの着信を音声メール受信電話機に通知する音声メ−ル着信通知手段と、着信した音声メールを音声メール受信者が再生したことを音声メール送信電話機に通知する音声メール再生通知手段と、音声メール装置の動作を制御する制御装置と、音声メール蓄積手段に格納された音声メールの再生状態を管理する音声メール管理テーブルと、を備え、前記音声メール着信通知手段が、音声メールの着信があるとその旨を前記音声メール受信電話機へ通知する機能を備え、前記音声メール再生通知手段が、当該音声メールの再生がなされるとその旨を前記音声メール送信電話機へ通知する機能を備えた。
さらに、本発明は、上記音声メール装置において、前記音声メール受信電話機に設けた音声メール着信通知手段に音声メールの着信があったことを表示し、前記音声メール送信電話機に設けた音声メール再生済み通知手段に音声メールの再生が行われたことを表示するようにした。
また、本発明は、上記音声メール装置において、前記音声メール受信者から音声メールの再生要求があったときに、前記音声メール再生制御装置が、当該音声メールを再生して音声メール受信者へ通知し、前記音声メール管理テーブルの音声メール状態を“再生済み”とする。
本発明は、上記音声メール装置において、音声メールが再生済みのときに、音声メール送信電話機から音声メール受信者への発信要求があったときに、前記音声再生制御装置が音声メール受信電話機へ発呼し、音声メール送信電話機と音声メール受信電話機との間を接続する。さらに、本発明は、上記音声メール装置において、音声メール受信電話機への音声メール着信通知の後、当該音声メール受信電話機から対応が無いときに、当該音声メール受信電話機へ発呼して音声メールの着信を音声によって通知する。
本発明は、上記音声メール装置において、音声メール送信電話機に音声メールの再生を通知した後に、当該音声メール送信電話機から対応が無いときに、当該音声メール送信電話機に発呼して音声メールの再生を音声によって通知する。また、本発明は、上記音声メール装置において、前記音声メール再生通知装置が、音声メール再生を通知した後、アドレス管理テーブルから求めた音声送信者のEメールアドレスに、音声メール再生を知らせる電文を作成しLANを介して接続されたEメールサーバに送信する。
本発明は、上記音声メール装置を、構内自動交換機に内蔵した。また、本発明は、上記音声メール装置において、送信を制御する送信制御手段と、着信を制御する着信制御手段とを備え、前記構内自動交換機に接続した。
本発明によれば、音声メール送信者は、音声メール送信後音声メール装置から、音声メール送信者が予め設定した内線電話または外線電話(携帯電話)などへ、音声メール再生通知を受信するので、音声メール送信者は、音声メール装置にアクセスすることなく、音声メール再生通知をほぼリアルタイムに確認することができる。
図1を用いて、本発明にかかる音声メール装置が適用される構内交換システムの一実施の形態を説明する。図1は、上記構内自動交換システムの構成を説明するブロック図である。
この構内自動交換システムは、本発明にかかる音声メール装置1が接続され、内線電話機6−1…6−nを収容する構内自動交換機(PBX)2を有しており、電話機(携帯電話機)5を公衆網3を介してPBX2に接続し、Eメールサーバ42およびクライアントPC43をLAN41を介してPBX2に接続して構成される。
構内交換システムを構成する構内交換機(PBX)2は、通話路スイッチ21と、内線電話機6−1…6−nをPBX2に接続するライン回路22−1…22−nと、PBX2を公衆網3に接続する局線トランク23と、通話路スイッチ21をLAN41に接続するLANトランク24と、音声メール装置1を通話路スイッチ21に接続するライン回路28と、中央制御装置(CC)25と、記憶装置(MM)26と、通話路スイッチ21と中央制御装置25と記憶装置26を接続する制御バス27とから構成される。
通話路スイッチ21は、公衆網3を介した電話機5からの局線トランク23への着信を、ライン回路22−1…22−nを介して内線電話機6−1…6−n、または、LANトランク24を介してEメールサーバ42、もしくは、ライン回路28を介して音声メール装置1に接続する。さらに、通話路スイッチ21は、内線電話機6−1…6−nからの発信をライン回路22−1…22−nを介して内線電話機6−1…6−n、または局線トランク23を介して公衆網3に接続された電話機5、または、LANトランク24を介してLAN41に接続されたEメールサーバ42、もしくは、ライン回路28を介して音声メール装置1に接続処理する機能を有している。さらに、通話路スイッチ21は、ライン回路28を介した音声メール装置1からの発信を、ライン回路22−1…22−nを介して内線電話機6−1…6−n、または、局線トランク23および公衆網3を介して電話機5、もしくはLANトランク24を介してLAN41に接続処理する機能を有している。
音声メール装置1は、本発明にかかる音声メールを記録再生する装置であり、通話路スイッチ21を介したIR(着信)を検出するとアプリケーションからの指示で応答する音声ボードを搭載している。また、音声メール装置1は、音声メール受信者から音声メールの読み出し(再生)があったときに、音声メール送信者に音声メール再生通知があることを通知し、音声メール送信者からの応答があったときに音声による音声メール再生通知を作成し、音声メール送信者に通知する働きを有している。さらに、音声メール装置1は、Eメール作成機能を有しておりLANトランク24を介してLAN41経由で音声メール再生通知のEメール電文をEメールサーバ42へ送信することで、音声メール送信者は、クライアントPC43でEメールサーバ42内のEメールを取り込み受信することができる。
図2を用いて、本発明にかかる音声メール装置1の機能構成を説明する。音声メール装置1は、制御装置10と、ガイダンス発生手段11と、音声メール録音制御手段12と、音声メール再生制御手段13と、音声メール蓄積手段(音声メールボックス)14と、音声メール再生通知手段15と、記憶手段16と、受信制御手段17と、送信制御手段18と、音声メール着信通知手段19を有している。
ガイダンス発生手段11は、音声メール録音時、音声メール再生時、音声メール受信者呼出時、音声メール送信者呼出時などの音声での対応時に、相手に対する操作などの音声によるガイダンスや音声メールを発生する手段である。ガイダンス発生手段11の少なくとも音声処理機能は、音声処理を実行する音声ボードに搭載される。
音声メール録音制御手段12は、音声メール蓄積手段14に設けた音声メール受信者の音声メールボックスへ、音声メール送信者からの音声メールを録音することを制御する手段である。
音声メール再生制御手段13は、音声メール受信者が音声メール蓄積手段14に設けた音声メール受信者の音声メールボックスから音声メールを再生することを制御する手段である。
音声メール蓄積手段14は、音声メールを、それぞれの音声メール受信者毎に設けた音声メールボックスに蓄積する手段である。
音声メール再生通知手段15は、音声メール受信者が音声メールボックスにアクセスして音声メールを再生した時点で、その旨を、“音声メール再生通知”として、音声メール送信者の内線電話機6−1…6−n、または、E−メールサーバ42へ通知する手段である。
記憶手段16は、音声メール送信者および音声メール受信者、音声メールの格納場所や音声メールの録音/再生日時、音声メールが再生されたか否かの音声メール状態などを記述する音声メール管理テーブル161および音声メールボックス番号に対応した使用者の内線電話機の内線番号やE−MAILアドレス、外線番号などを記述したアドレス管理テーブル162などを蓄積する手段である。
受信制御手段17は、内線電話機6−1…6−nまたは電話機5もしくはLAN41から音声制御装置1の着信を制御する働きを有している。
送信制御手段18は、音声メール装置1から内線電話機6−1…6−nまたは電話機5もしくはLAN41への発信を制御する働きを有している。
ここで、受信制御手段17および送信制御手段18は、音声メール装置1を、構内自動交換機(PBX)2に外付けするときに必要となる機能であり、音声メール装置2をPBX2に内蔵する場合には、PBX2自体がその働きを実行する。
上記のような、音声メール装置1において、受信制御手段17は、音声メール送信電話機6−1からの着信を検出すると、ガイダンス発生手段11に着信を通知する。ガイダンス発生手段11が、音声メール送信者に対して音声ガイダンスにより対応した後、音声メールの着信であることを判断すると、音声メールの格納を音声ガイダンスにより案内し、音声メール録音制御手段12が音声メールを音声メール蓄積手段14に設けた音声メール受信者の音声メールボックスに格納する。その後、音声メール装置1は、音声メール受信者宛に音声メールの着信があったことを示す“音声メール着信通知”を音声メール受信電話機6―nに通知する。
音声メール受信電話機6−nから、着信があると、受信制御手段17は、ガイダンス発生手段11に着信を通知する。ガイダンス発生手段11は、音声メールに再生に関する着信であることを判断すると、音声メールの再生に関する音声ガイダンスを送信制御手段18を経由して音声メール受信者に送り、音声メール受信者の操作により、音声メール再生制御手段13が、音声メール蓄積手段14の音声メール受信者の音声メールボックス内に格納された音声メールを再生して、音声メール受信者に宛てて送信する。それと同時に、音声メール再生手段15は、音声メールが再生されたことを知らせる“音声メール再生通知”を、送信制御手段18を経由して音声メール送信電話機6−1へ送信する。
図3に、音声メール装置1内に設けられる音声メール管理テーブル161およびアドレス管理テーブル162の例を示す。
音声メール管理テーブル161には、音声メール送信者ボックス番号欄と、音声メール送信者内線番号欄と、音声メール受信者ボックス番号欄と、音声メール受信者内線番号欄と、音声メール状態欄、音声メール録音日時欄と、音声メール再生日時欄とが設けられる。
アドレス管理テーブル162には、ボックス番号欄と、内線番号欄と、E−MAILアドレス欄と、外線番号欄とが設けられる。
以下、本発明の第1の実施例を説明する。図4を用いて、音声メール送信者が音声メール受信者宛の音声メールを録音する場合の音声メール装置の動作および音声メール送信者の処理の流れを説明する。まず、音声メール送信者は、電話機6または電話機(携帯電話)5から音声メール装置1に電話を掛ける。音声メール装置1は、この着信(ステップA1)に応答して、「はい、音声メールセンターです。」のガイダンスを再生する(ステップA2)。音声メール送信者が、自己の内線番号や相手の内線番号などの入力により音声メール受信者宛の音声メールを録音する操作を行うと(ステップA3)、音声メール装置1は、「信号音の後にメッセージをどうぞ、終了は、シャープを押してください。ピー」のガイダンスを再生する(ステップA4)。音声メール送信者は音声メール録音操作を行う(ステップA5)。その後、音声メール送信者が音声メール録音終了操作“#”を行うと(ステップA6)、音声メール装置1は、「メッセージを受け取りました。」のガイダンスを再生し(ステップA7)、音声メール蓄積手段14の音声メール受信者の音声メールボックスに音声メールを送信(ステップA8)した後、回線切断(ステップA9)を行う。
音声メール装置1は、ステップA8における音声メールボックスへの音声メール送信時に音声メール受信者の内線電話機6−nに宛てて音声メールランプ点灯指示などの“音声メール着信通知”を送信して、音声メール受信者の内線電話機に音声メールの着信を通知する。
図5を用いて、音声メール装置1が、音声メール受信者に対する音声メール送信者の音声メールを録音し、音声メール受信者の音声メール受信電話機6−nに対して音声メールを受信したことを示す“音声メール着信通知”を表示するシーケンスを説明する。
音声メール送信者が音声メール送信電話機(内線番号100)6−1をオフフックする(ステップS100)と、PBX2からダイヤルトーン(DT)が送り返される(ステップS101)。音声メール送信者が音声メール装置1へダイヤルする(ステップS102)と、PBX2は、音声メール装置1に着信(IR)を通知する(ステップS103)とともに、音声メール送信電話機6−1に対して呼び出し音(RBT)を返す(ステップS104)。
音声メール装置1が着信に応答する(ステップS105)と、音声メール装置1からPBX2へオフフック信号が送られ(ステップS106)、音声メール送信電話機6―1へのRBTを停止する(ステップS107)。音声メール装置1は、音声メール送信電話機6―1へ「音声メールセンターです。」などの受け付けガイダンスを送信する(ステップS108)。音声メール送信者は、音声メール送信電話機6―1のプッシュボタン(PB)を操作して、音声メール録音操作として音声メール送信電話機の内線番号および音声メール受信電話機の内線番号を表す“#100*200”を音声メール装置1へ送信する(ステップS109)。音声メール装置1は、「信号音の後にメッセージをどうぞ。」などのガイダンスを音声メール送信電話機6−1へ送信する(ステップS110)。音声メール送信者は音声メール送信電話機6−1から「○○の件、連絡します…」などの音声メール受信者宛の音声メールを送信する(ステップS111)。音声メール送信者6−1は、音声メールの録音を終了すると、例えばプッシュボタン“#”を押して音声メール録音終了を音声メール装置1へ通知する(ステップS112)。音声メール録音終了通知“#”を受けた音声メール装置1は、「メッセージを受け取りました。」とのガイダンスを音声メール送信電話機6−1に通知する(ステップS113)とともに、PBX2へ音声メール受信ランプ点灯指示を送信する(ステップS114)。PBX2は、音声メール受信電話機6−nに対して音声メール受信ランプ点灯を通知し(ステップS115)、音声メール受信者電話機6−nはその表面部に設けた音声メール受信ランプを点灯する。「メッセージを受け取りました。」とのガイダンスを受けた音声メール送信者は、音声メール送信電話機6−1のプッシュボタンを“99”と操作して操作終了をPBX2へ通知する(ステップS116)。PBX2は、「ご利用ありがとうございました。」とのガイダンスを発信者内線電話機6−1へ送信する(ステップS117)とともに、PBX2へオンフックする(ステップS118)。音声メール送信者も音声メール送信電話機6−1をオフフックしてPBX2へ送信する(ステップS119)。
ステップS112において、音声メール装置1内に設けた音声メール管理テーブル161は、図6のように記述される。すなわち、音声メール送信者内線番号欄は“100”に、音声メール送信者ボックス番号欄は“100”に、音声メール受信者内線番号欄は“200”に、音声メール受信者ボックス番号欄は“200”に、音声メール状態欄は未読“0”に、音声メール録音日時欄は“2006/11/01 10:54:31”にそれぞれ記述される。ここで、音声メール送信者または音声メール受信者の内線電話番号と音声メールボックス番号は、予めそれぞれ対応付けられており、音声メール装置1に着信があると、発信者電話番号および着信先電話番号により、音声メール送信電話機の内線番号と音声メールボックス番号、音声メール受信電話機の内線番号と音声メールボックス番号が記述される。音声メール状態欄は、受信後未読のときは“0”に、再生済みのときは“1”にされる。
以下、本発明の第2の実施例を説明する。この実施例は、音声メールの着信があると音声メール装置1が音声メール受信電話機へ音声メールの着信を通知する実施例である。図7を用いて、音声メール受信者が受信した音声メールを再生することで、音声メール送信者に対して“音声メール再生通知”を送信する場合の音声メール装置の動作および音声メール送信者の処理を説明する。まず、音声メール装置1は、音声メール受信者の音声メールボックスに音声メールが入ると、予め設定された音声メール受信電話機6または電話機(携帯電話)5を呼び出す(ステップB1)。この呼び出し(ステップB1)に対して音声メール受信者が応答すると、音声メール装置1は、「ボイスメールからの着信通知です。暗証番号をどうぞ。」のガイダンスを送出する(ステップB2)。音声メール受信者は、音声メールボックス毎に予め設定された暗証番号を音声メール受信電話機6または電話機5から入力する(ステップB3)。音声メール装置1は、暗証番号の一致を確認すると、「音声メッセージは、1件入っています。サービス番号をどうぞ。」のガイダンスを送出する(ステップB4)。音声メール受信者が、サービス番号を入力する再生操作を行う(ステップB5)。音声メール装置1は、音声メール送信者が録音した音声メールを再生し(ステップB6)、音声メール受信者が、音声メール再生後に当該音声メールの消去もしくは保存操作を行う(ステップB7)と、音声メール装置1は、音声メール再生通知を作り、音声メール送信者の音声メールボックスへ送信する(ステップB8)。
また、このとき、音声メール送信者に、予めEメールアドレスが設定されている場合は、音声メール装置1は、音声メール受信者が音声メールを受け取ったことを通知するEメール電文を作成してLAN41を介してEメールサーバ42へ送信する(ステップB9)。その後音声メール装置1は、回線を切断する(ステップB10)。
送信されたEメールは、クライアントPC43からLAN41を介してEメールサーバ42にアクセスすることで音声メール再生通知受信をクライアントPCで確認することができる。
クライアントPC43で確認したEメールの本文には、URLが記載されている。
そのURLには、発信元内線番号(音声メール送信者)および呼び出し先内線番号(音声メール受信者)の情報が登録されている。クライアントPC43からURLをクリックすることで、音声メール装置1は、まず、発信元の内線番号(音声メール送信者)を呼び出す。その呼び出しに応答すると音声メール装置1は、呼び出し先内線番号(音声メール受信者)を呼び出すことができる。その呼び出しに音声メール受信者が応答すると会話することができる。
図8を用いて、音声メール受信者が音声メール受信電話機6−nから音声メール装置1に対して音声メールの再生を要求し、音声メールが再生されると音声メール装置1が音声メール再生通知を音声メール送信電話機へ通知するシーケンスを説明する。
図5のステップS115に示す、音声メール装置1から新規音声メールが着信したことを示す音声メール受信ランプが点灯されると、図8に示すように、音声メール受信者は音声メール受信電話機6−nをオフフックしてPBX2へオフフック信号を送信する(ステップS200)。PBX2はダイヤルトーン(DT)を出力し(ステップS201)、音声メール受信者は音声メール受信電話機6−nからダイヤルする(ステップS202)。PBX2はリングバックトーン(RBT)を送出する(ステップS203)とともに、音声メール装置1に着信(IR)を通知する(ステップS204)。音声メール装置1が着信に応答して(ステップS205)、オフフック信号をPBX2に出力し(ステップS206)、PBX2は音声メール受信電話機6−nへのリングバックトーン(RBT)を停止する(ステップS207)。
音声メール装置1は、PBX2を経由して「音声メールセンターです。」のガイダンスを音声メール受信電話機6−nへ通知する(ステップS208)。音声メール受信者は、プッシュボタンを操作して、自己の音声メールボックス(音声メールボックス番号200)から音声メールを取り出す音声メール再生要求“#2005”を、PBX2を経由して音声メール装置1へ送る(ステップS209)。音声メール装置1は、音声メール受信者の音声メールボックス(音声メールボックス番号200)から音声メール「○○の件、連絡します。」を取り出して、PBX2を経由して音声メール受信電話機6−nに送信する(ステップS210)とともに、図9の音声メール管理テーブル161の音声メール再生日時“2006/11/01 11:10:22” を書き込むとともに音声メール状態を再生済み“1”に書きかえる。
音声メールを受信した音声メール受信者は、音声メール受信電話機6−nのプッシュボタンを操作して音声メール保存要求“7”を、PBX2経由で音声メール装置1へ通知する(ステップS211)。音声メール装置1は、図9の音声メール管理テーブル161から音声メール状態を確認して、音声メール送信電話機6−1へ音声メールが再生されたことを知らせる“音声メール再生済み”を送信する(ステップS212)とともに、PBX2へ音声メール送信電話機(内線番号100)6−1の音声メール再生済みランプの点灯を指示する(ステップS213)。PBX2は、音声メール送信電話機(内線番号100)6−1へ音声メール再生済みランプ点灯を指示し(ステップS214)、音声メール送信電話機6−1は、音声メール再生済みランプを点灯して、送信した音声メールを音声メール受信者が再生したことを音声メール送信者に通知する。
音声メール装置1は、音声メールを保存処理した後、「メッセージを保存しました。」の音声メール保存ガイダンスを音声メール受信電話機6−nへ送信する(ステップS215)。音声メール受信者は音声メール受信電話機6−nのプッシュボタンを“99”と操作して、音声メール再生終了通知を、PBX2を経由して音声メール装置1へ通知する(ステップS216)。音声メール装置1は、PBX2を介して「ご利用ありがとうございました。」の音声メール再生終了ガイダンスを音声メール受信電話機6−nへ送信する(ステップS217)。その後、音声メール装置1はオフフックし(ステップS218)、音声メール受信者が音声メール受信電話機6−nをオフフックし(ステップS219)、オフフック信号はそれぞれPBX2へ通知される。
図10を用いて、音声メール送信者が音声メールを再生したことを知らせる音声メール再生通知を再生した後に、音声メール受信者を呼び出す動作を説明する。音声メール装置1は、音声メール送信者の音声メールボックスに“音声メール再生通知”が入ると、この音声メール再生通知を受信した際に、公衆網から通知される発信者番号の電話機、または、音声メール送信者が予め設定した内線電話機6や電話機(携帯電話)5に対して発信する(ステップC1)。この発信(ステップC1)に対して音声メール送信者が応答すると、音声メール装置1は、「ボイスメールからの着信通知です。暗証番号をどうぞ。」のガイダンスを再生する(ステップC2)。音声メール送信者は、音声メールボックス毎に、予め設定した暗証番号を電話機から入力する(ステップC3)。音声メール装置1は、「音声メッセージは、1件入っています。サービス番号をどうぞ。」のガイダンスを再生する(ステップC4)。音声メール送信者が、再生操作を行う(ステップC5)と、音声メール装置1は、音声メール再生通知を再生する(ステップC6)。音声メール再生通知の内容は、例えば、音声メール受信者の名前情報、音声メール受信日時記録の組み合わせにより、「○○さんが○月○日午前/午後○時○分聞き出しました。」のガイダンス内容となる。音声メール再生通知を再生した後に、音声メール送信者が相手呼び出し操作を行う(ステップC7)と、「相手の方を呼び出します。少々お待ちください。」のガイダンスが再生される(ステップC8)。音声メール装置1は、音声メール受信者が予め設定した内線電話機や外線電話機の電話番号をPBX2に対して“フッキング+ダイヤル”として発信して音声メール受信者を呼び出す(ステップC9)。音声メール受信者が発信に応答した(ステップC10)後、音声メール装置1が、自己の回線を切断する(ステップC11)と、音声メール送信者と音声メール受信者の間が通話状態となる(ステップC12)。
図11を用いて、音声メール受信者が音声メール受信電話機6−nから音声メール装置1に対して音声メールの再生を要求し、音声メールが再生されると音声メール装置1が音声メール再生通知を音声メール送信電話機へ通知するシーケンスの第2の例を説明する。このシーケンスは、音声メール受信電話機6−nから音声メール受信者が音声メールを再生したときに内線電話機6−1に音声メールが再生されたことを通知し、音声メール送信者にこの旨を知らせるシーケンスである。
図5のステップS115で新規な音声メールの着信を音声メール受信電話機6−nに通知した後、音声メール受信者が新着の音声メールの再生を行わない場合に、音声メール装置1は、PBX2に対してオフフック処理を行い(ステップS300)、PBX2は、音声メール装置1に対してダイヤルトーン(DT)を送出する(ステップS301)。ダイヤルトーンを受信した音声メール装置1は、音声メール受信電話機6−nに対するダイヤルをPBX2へ送り(ステップS302)、PBX2は、音声メール受信電話機6−nへ着信(IR)を送信する(ステップS303)とともに、音声メール装置1へリングバックトーン(RBT)を送出する(ステップS304)。音声メール受信者が音声メール受信電話機6−nをオフフックして(ステップS305)着信に応答する(ステップS306)と、PBX2は、音声メール装置1へのリングバックトーンの送出を停止する(ステップS307)。
音声メール装置1は、「ボイスメールからの着信通知です。」のガイダンスをPBX2経由で音声メール受信電話機6−nへ通知する(ステップS308)。音声メール受信者が音声メール受信電話機6−nのプッシュボタン“5”を操作して、“音声メール再生要求”をPBX2経由で音声メール装置1へ通知する(ステップS309)。音声メール装置1は、音声メール管理テーブル161を参照して該当する音声メールボックスから「○○の件、連絡致します。」の音声メールを取り出し、PBX2を経由して音声メール受信電話機6−nに通知する(ステップS310)。音声メールの保存を希望する音声メール受信者は音声メール受信電話機6−nのプッシュボタン“7”を操作して、“音声メール保存要求”をPBX2経由で音声メール装置1へ通知する(ステップS311)。音声メール装置1は、図9の音声メール管理テーブル161の音声メール再生日時欄に音声メール読出し日時を記述するとともに音声メール状態欄を再生済み状態“1”に更新し(ステップS312)、音声メール送信電話機6−1に対する音声メール再生済みランプの点灯指示をPBX2へ送信する(ステップS313)。PBX2は、音声メール送信電話機6−1に音声メール再生済みランプ点灯を送信して(ステップS314)、音声メール送信電話機6−1の音声メール再生済みランプを点灯させる。音声メール装置1は、PBX2を経由して音声メール受信電話機6−nへ「メッセージを保存しました。」のガイダンスを送信する(ステップS315)。音声メール受信者は音声メール受信電話機6−nのプッシュボタンを“99”と操作して“音声メール再生終了要求”をPBX2経由で音声メール装置1へ通知する(ステップS316)。“音声メール再生終了要求”を受けた音声メール装置1は、「ご利用ありがとうございました。」のガイダンスをPBX2経由で音声メール受信電話機6−nへ通知する(ステップS317)。その後、音声メール装置1は、PBX2へオフフックを通知し(ステップS318)、音声メール受信電話機6−nもPBX2へオフフックを通知して(ステップS319)、通話路が切断される。
このようにして、音声メールの新着があった後に音声メール受信者が音声メールの読出しを行わないときに、音声メール受信者に対して音声メールの新着を通知して、音声メールの読出しを促し、音声メールの読み出しがなされると、このことを音声メール送信者に知らせることができる。
図12を用いて、例えば、図11のステップS313、S314の音声メール再生済みランプの点灯による音声メール再生通知に加えて、音声メール受信者が音声メールを再生したときに、音声メール装置1が、音声メール送信者に音声メールを再生した時刻を音声で通知するシーケンスを説明する。
音声メール装置1が、PBX2に対してオフフック信号を送信する(ステップS400)と、PBX2はダイヤルトーン(DT)を音声メール装置1へ送る(ステップS401)。ダイヤルトーンを受信した音声メール装置1は、音声メール送信電話機6−1の内線番号をダイヤルしてPBX2へ送信する(ステップS402)。PBX2は、音声メール送信電話機6−1へ着信(IR)を通知する(ステップS403)とともに音声メール装置1にリングバックトーン(RBT)を送信する(ステップS404)。音声メール送信者が音声メール送信電話機6−1をオフフックして(ステップS405)着信に応答すると(ステップS406)、PBX2は、音声メール装置1へのリングバックトーンの送出を停止する(ステップS407)。
リングバックトーンが停止すると、音声メール装置1は、音声メール送信電話機6−1へ「ボイスメールからの着信通知です。」のガイダンスを送る(ステップS408)。音声メール送信者が音声メール送信電話機6−1のプッシュボタン“5”を操作して“音声メール再生要求”を音声メール装置1へ通知する(ステップS409)。“音声メール再生要求”を受けた音声メール装置1は、音声メール管理テーブル161を参照して「渡辺さんが11月1日水曜日午前11時10分に聞き出しました。」の“音声メール再生済みメッセージ”を作成して音声メール送信電話機6−1へ送る(ステップS410)。音声メール再生済みメッセージを受けた音声メール送信者は音声メール送信電話機6−1のプッシュボタン“7”を操作して“音声メール保存要求”を音声メール装置1へ送信する(ステップS411)。“音声メール保存要求”を受けた音声メール装置1は、音声メールを保存した後、音声メール送信電話機6−1の音声メール再生済みランプ滅灯指示をPBX2へ送信し(ステップS412)、PBX2は、音声メール送信電話機6−1へ音声メール再生済みランプの滅灯を行い(ステップS413)、音声メール送信電話機6−1の音声メール再生済みランプを滅灯する。その後、音声メール装置1は、「メッセージを保存しました。」のメッセージを音声メール送信電話機6−1へ送信し(ステップS414)、音声メール送信者が音声メール送信電話機6−1のプッシュボタンを“99”と操作して“音声メール再生済みメッセージ聴取処理終了通知”を音声メール装置1へ送信する(ステップS415)。音声メール装置1は、「ご利用ありがとうございました。」のメッセージをPBX2経由で音声メール送信電話機6−1へ通知する(ステップS416)。その後、音声メール装置1と音声メール送信電話機6−1が、オンフックをPBX2に通知し(ステップS417、S418)、通話を終了する。
図13を用いて、図12におけるステップS410の“音声メール再生済みメッセージ”を受けた後、音声メール送信者が音声メール受信者へ発呼して通話する場合のシーケンスを説明する。
音声メール送信者が、音声メール装置1からの「ボイスメールからの着信通知です。」(図12、ステップS408)、「渡辺さんが11月1日水曜日午前11時10分に聞きました。」(図12、ステップS410)のガイダンスを音声メール送信電話機6−1から聴取すると、音声メール受信者との通話を希望する音声メール送信者は、音声メール送信電話機6−1のプッシュボタンを“11”と操作して、“相手呼び出し信号”を音声メール装置1へ送信する(ステップS500)。“相手呼び出し信号”を受信した音声メール装置1は、音声メール送信電話機6−1に対する“音声メール再生済みランプ滅灯指示”を、PBX2へ送信する(ステップS501)。PBX2は、“音声メール再生済みランプ滅灯” を音声メール送信電話機6−1へ送り(ステップS502)、音声メール送信電話機6−1は、音声メール再生済みランプを滅灯する。
音声メール装置1は、PBX2経由で「相手の方を呼び出します。少々お待ちください。」のガイダンスを音声メール送信電話機6−1へ送信した(ステップS503)後、PBX2へ“フッキング”信号を送信する(ステップS504)。PBX2は、音声メール送信電話機6−1へ“保留音開始”を通知する(ステップS505)とともに、音声メール装置1へ“SDT”を送信する(ステップS506)。音声メール装置1は、アドレス管理テーブル162を参照して、音声メール受信電話機6−nの内線電話番号(相手内線番号)を取得して(ステップS507)、PBX2へ相手内線電話番号をダイヤルし(ステップS508)、PBX2は、音声メール受信電話機(相手内線電話機6−n)へ、“着信(IR)”信号を送信する(ステップS509)とともに、音声メール装置1へ、リングバックトーン(RBT)を送信する(ステップS510)。
音声メール受信者が、音声メール受信電話機6−nをオフフックして(ステップS511)着信に応答する(ステップS512)と、音声メール受信電話機6−nから“オフフック”信号がPBX2に送信され、着信に応答する(ステップS511)。PBX2は、音声メール装置1への“RBT”の送出を停止する(ステップS513)。音声メール装置1は、相手の応答を確認し(ステップS514)、“オンフック”信号をPBX2へ送出する(ステップS515)。PBX2は、音声メール送信電話機6−1へ“保留音停止”を通知して保留音を終了し(ステップS516)、音声メール送信電話機6−1と音声メール受信電話機6−nの間の通話路を確立し、音声メール送信者と音声メール受信者との間の通話が開始される(ステップS517)。
このようにして、音声メール送信者が、音声メール受信者が音声メールを受信したことを確認し、相手呼び出し操作をした時点で、音声メール受信者へ音声メール装置が自動的に発呼して、通話を行うことができる。
図14を用いて、図8のステップS212、または、図11のステップS312において、音声メール受信者の音声メール再生通知を聞き取った後に、音声メール装置1が音声メール状態を確認した後、音声メール再生済みメッセージをEメールサーバに通知する場合のシーケンスを説明する。
音声メール装置1は、アドレス管理テーブル162から音声メール送信者のEメールアドレスを取得し(ステップS600)、音声メール受信者のEメールアドレスを音声メール再生済みメッセージの送信者とし、音声メール送信者のEメールアドレスを音声メール再生済みメッセージの受信者とする 「渡辺さんが11月1日水曜日午前11時10分に聞き出しました。」の音声メール受信者が音声メールを再生した内容のEメール(新規音声メール受信メール)を作成し、Eメールサーバ42に送信する(ステップS601)。音声メール送信者が、クライアントPC43からEメール取り込み操作を行う(ステップS602)と、Eメールサーバ42は、クライアントPC43に“新規音声メール再生済み受信メール”を送信する(ステップS603)。
クライアントPC43には、たとえばステップS604に示す画面の“新規音声メール再生済み受信メール”が表示される。
このようにして、音声メール送信電話機6−1に、音声メール再生済みランプが設けられていない場合でも、音声メール送信者は、音声メール受信者に電話することなく音声メールの再生済みを知ることができる。
以上の説明では、音声メール装置1を構内自動交換機(PBX)2に外付けとした例を説明したが、音声メール装置1をPBX2に内蔵させることができる。また、PBX2に内蔵される音声メール装置は、音声情報を記憶できるハードディスク、フラッシュROM等の記録媒体でよく、PBX2の中央制御装置により制御され、留守録音機能、メモ録音機能、録音転送機能を実現し、録音された音声メッセージが再生されたことを、指定された相手先に通知することができる。
本発明にかかる音声メール装置を用いた音声メールシステムの構成を説明する図。 本発明にかかる音声メール装置の機能構成を説明する図。 音声メール装置が備える音声メール管理テーブルおよびアドレス管理テーブルの構成を説明する図。 音声メール送信者が音声メール受信者宛の音声メールを録音するときの音声メール装置と音声メール送信者の動作を説明する流れ図。 音声メールの着信を音声メール受信者に知らせる音声メール装置と音声メール送信電話機および音声メール受信電話機との間でなされる処理のシーケンス図。 音声メール受信時の音声メール管理テーブルの記述内容を説明する図。 音声メール受信者が音声メールを再生するときの音声メール装置と音声メール受信者の動作を説明する流れ図。 音声メールの再生がなされたときの音声メール装置と音声メール送信電話機および音声メール受信電話機との間でなされる処理のシーケンス図。 音声メール再生時の音声メール管理テーブルの記述内容を説明する図。 音声メール再生通知を受けた音声メール送信者から音声メール受信者へ通話を行う場合の動作を説明する流れ図。 音声メールの再生がなされたときの音声メール装置と音声メール送信電話機および音声メール受信電話機との間でなされる処理のシーケンス図。 音声メールの再生がなされたことを音声によって音声メール送信者へ通知する場合の音声メール装置と音声メール送信電話機および音声メール受信電話機との間でなされる処理のシーケンス図。 音声メール再生済みメッセージを受けた後音声メール送信者から音声メッセージ受信者へ通話する場合に音声メールの再生がなされたときの音声メール装置と音声メール送信電話機および音声メール受信電話機との間でなされる処理のシーケンス図。 音声メール再生済み通知をEメールで行う場合の音声メール装置とEメールサーバおよびクライアントPCとの間でなされる処理のシーケンス図。
符号の説明
1:音声メール装置
10:制御装置
11:ガイダンス発生手段
12:音声メール録音制御手段
13:音声メール再生制御手段
14:音声メール蓄積手段
15:音声メール再生通知手段
16:記憶装置
161:音声メール管理テーブル
162:アドレス管理テーブル
17:受信制御手段
18:送信制御手段
19:音声メール着信通知手段
2:構内自動交換機(PBX)
21:通話路スイッチ
22:ライン回路
23:局線トランク
24:LANトランク
25:中央制御装置
26:記憶装置
27:制御バス
28:ライン回路
3:公衆網
41:LAN
42:Eメールサーバ
43:クライアントPC
6:電話機(内線)
5:電話機(携帯電話)

Claims (9)

  1. 内線電話機および公衆網を介した電話機に接続された構内自動交換機と接続されて音声メールシステムを構成する音声メール装置において、
    音声メールを格納する音声メール蓄積手段と、
    音声メールの前記音声メール蓄積手段への録音を制御する音声メール録音制御手段と、
    音声メールの前記音声メール録音手段からの再生を制御する音声メール再生制御手段と、
    電話機に対するガイダンスを発生するガイダンス発生手段と、
    音声メールの着信を音声メール受信電話機に通知する音声メ−ル着信通知手段と、
    着信した音声メールを音声メール受信者が再生したことを音声メール送信電話機に通知する音声メール再生通知手段と、
    音声メール装置の動作を制御する制御装置と、
    音声メール蓄積手段に格納された音声メールの再生状態を管理する音声メール管理テーブルと、
    を備え、
    前記音声メール着信通知手段が、音声メールの着信があるとその旨を前記音声メール受信電話機へ通知する機能を備え、
    前記音声メール再生通知手段が、当該音声メールの再生がなされるとその旨を前記音声メール送信電話機へ通知する機能を備えた
    ことを特徴とする音声メール装置。
  2. 請求項1に記載の音声メール装置において、
    前記音声メール受信電話機に設けた音声メール着信通知手段に音声メールの着信があったことを表示し、前記音声メール送信電話機に設けた音声メール再生済み通知手段に音声メールの再生が行われたことを表示することを特徴とする音声メール装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の音声メール装置において、
    前記音声メール受信者から音声メールの再生要求があったときに、前記音声メール再生制御装置が、当該音声メールを再生して音声メール受信者へ通知し、前記音声メール管理テーブルの音声メール状態を“再生済み”とすることを特徴とする音声メール装置。
  4. 請求項1に記載の音声メール装置において、
    音声メールが再生済みのときに、音声メール送信電話機から音声メール受信者への発信要求があったときに、前記音声再生制御装置が音声メール受信電話機へ発呼し、音声メール送信電話機と音声メール受信電話機とを接続することを特徴とする音声メール装置。
  5. 請求項1に記載の音声メール装置において、
    音声メール受信電話機への音声メール着信通知の後、当該音声メール受信電話機から対応が無いときに、当該音声メール受信電話機へ発呼して音声メールの着信を音声によって通知することを特徴とする音声メール装置。
  6. 請求項1に記載の音声メール装置において、
    音声メール送信電話機に音声メールの再生を通知した後に、当該音声メール送信電話機から対応が無いときに、当該音声メール送信電話機に発呼して音声メールの再生を音声によって通知することを特徴とする音声メール装置。
  7. 請求項1に記載の音声メール装置において、
    前記音声メール再生通知装置が、音声メール再生を通知した後、アドレス管理テーブルから求めた音声送信者のEメールアドレスに、音声メール再生を知らせる電文を作成しLANを介して接続されたEメールサーバに送信することを特徴とする音声メール装置。
  8. 請求項1に記載の音声メール装置において、
    構内自動交換機に内蔵したことを特徴とする音声メール装置。
  9. 請求項1に記載の音声メール装置において、
    送信を制御する送信制御手段と、着信を制御する着信制御手段とを備え、前記構内自動交換機に接続したことを特徴とする音声メール装置。
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