JP2008147561A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ソース線の電位上昇を防止して、複数のメモリセル間での電位差のばらつきを低減する。
【解決手段】複数のメモリセル11を第1の方向と第2の方向とに並べ、ワード線24を第1の方向に平行に配置し、ソース線25とビット線26とを第2の方向に平行に配置する。第2の方向に並んで隣り合う第1のソース線25Aと、第2のソース線25Bとは、第1の方向にも接続してよい。また、第2の方向に延びる同一直線上にあって互いに隣接するメモリセル11同士は、それぞれの一方の主電極であるドレイン電極13と、他方の主電極であるソース電極12とが隣り合うようにするとよい。
【選択図】図4

Description

本発明は不揮発性半導体記憶装置に関し、特に、NOR型フラッシュメモリに関する。
不揮発性半導体記憶装置としてデータの書き込み・消去を電気的に行うEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)が知られている。EEPROMは、メモリセルアレイの構造によりNAND型とNOR型に分けられる。
メモリセルアレイは、複数のメモリセルを第1の方向(例えば列方向)に並べた列を複数、第2の方向(例えば行方向)に並べた構成を有する。各メモリセルは、浮遊ゲートや窒化膜等の電荷蓄積部、制御ゲート、ソース電極、およびドレイン電極を有するトランジスタで構成され、制御ゲートにはワード線が接続されている。また、ソース電極にはソース線が接続され、ドレイン電極にはビット線が接続される。
ワード線は、行方向に直線状に並べられた複数のメモリセルのそれぞれと接続され、行方向に延びる。そして、NOR型フラッシュメモリでは、一般に、各ビット線は同一列にある複数のメモリセルを並列接続する一方、ソース線は行方向に延びる。また、メモリセルの一般的な断面構造においては、制御ゲートとして機能するワード線が絶縁膜を介して電荷蓄積部上に配置され、ソース線が絶縁層を介してワード線より上層に配置され、ビット線は絶縁層を介してソース線より上層に配置される。
特許文献1の図1には、このようなNOR型フラッシュメモリのメモリセルアレイの平面図が示され、特許文献1の図2にはその断面構造が示されている。この従来例では、複数のメモリセルは、隣り合う列にあるメモリセルのソース電極同士が隣接し、ドレイン電極同士が隣接するように構成されている。ワード線は、電荷蓄積部としての浮遊ゲート上にあって行方向に延び、ソース線は、ワード線より上層にあってワード線と同様に行方向に延び、メモリセルアレイ全体を見た場合、ワード線及びソース線は行方向に平行な縞状をなす。一方、ビット線は、ソース線より上層にあってワード線及びソース線と直交する列方向に延び、メモリセルアレイ全体では列方向に平行な縞状をなす。
特開2002−100689号公報
特許文献1に開示された例では、行方向に延びる同一直線上に並ぶ複数のメモリセルのソース電極は、1本のソース線に接続されている。このため、あるワード線に電位をかけることにより、このワード線に接続されている複数のメモリセルのトランジスタがONすると、このワード線に接続された複数のメモリセルのセル電流は全て同一のソース線を流れる。この結果、このソース線の電位が上昇して各メモリセルのトランジスタの駆動能力が低下する。
また、行方向の同一直線上に並べられた複数のメモリセルの電位状態によって、各メモリセルのセル電流は異なる。このため、同一のワード線に接続された全メモリセルのソース電極を同一のソース線に接続するメモリセルアレイでは、電圧のばらつきが生じて回路設定が難しい。さらに、隣接するメモリセルのドレイン電極同士も隣り合うため、ドレイン電極とビット線とを接続するコンタクトホール同士の間隔も狭い。このため、メモリセルの微細化を進めるとコンタクトホールを形成する際の光近接効果の影響が大きくなり、パターンをウェハ上に転写することが困難になり、メモリセルの縮小を困難にする要因となっている。
本発明は上記課題に鑑み、ソース線の電位上昇を防止するとともに、複数のメモリセル間で電位差が生じることによる基準電位のばらつきを低減することを目的とする。本発明はまた、コンタクトホールの密集を回避して、リソグラフィによる加工を容易としてメモリセルの縮小を促進することを目的とする。
本発明の一態様によると、一対の主電極、電荷蓄積部および制御ゲートをそれぞれ有し、第1の方向および当該第1の方向と交差する第2の方向に並べられた複数のメモリセルと、前記第1の方向に延び、前記制御ゲートに接続されたワード線と、前記複数のメモリセルのうち前記第2の方向に並ぶ第1のメモリセルと第2のメモリセルとに接続され、当該第1のメモリセルの一対の主電極の一方と当該第2のメモリセルの主電極の一方とに接続され前記第2の方向に延びる第1のビット線と、前記第1のメモリセルの一対の主電極の他方と前記第2のメモリセルの主電極の他方とに接続され前記第2の方向に延びる第1のソース線と、を含む不揮発性半導体記憶装置が提供される。
本発明によれば、ソース線の電位上昇を回避できる。また、本発明によれば、ドレイン電極とビット線とを接続するコンタクトホール同士の間隔を広くできる。したがって、本発明によれば、メモリセルの縮小を容易に促進できる。
以下、本発明の実施態様について図面を参照して説明する。以下、同一部材には同一符号を付し説明を省略又は簡略化する。なお、図面は模式的であり、長さ、幅、及び厚みの比率等は現実のものとは異なる。
図1は、本発明の第1実施態様に係る不揮発性半導体記憶装置(以下、「半導体メモリ」)のメモリセルアレイMの回路図である。
メモリセルアレイMは、複数のメモリセル11、ワード線24、ソース線25、およびビット線26を含む。複数のメモリセル11は、第1の方向としての行方向、および第1の方向に交差する第2の方向としての列方向それぞれにほぼ直線をなすように格子状に並べられている。各メモリセル11は、一対の主電極と、一対の主電極の間に配置された電荷蓄積部および制御ゲートを有するトランジスタで構成されている。
ワード線24は、行方向に延びる同一直線上に配置された複数のメモリセル11に接続されている。ワード線24は、各メモリセル11の制御ゲートと接続され、ゲート電圧を与える。
ビット線26は、複数のメモリセル11がほぼ一直線状に直列に並べられてなる列(以下、「メモリセル列」と称する)にほぼ平行に延びる。図1の回路図には、第1〜3までの3つのメモリセル列10A〜Cが縞状に配置されている状態が示されている。メモリセルアレイMは、NOR型フラッシュメモリのメモリセルアレイであり、ビット線26は、各メモリセル11の主電極の一方(ここではドレイン電極)に接続され、同一メモリセル列に含まれる複数のメモリセル11を並列接続している。
各メモリセル11の主電極の他方(ここではソース電極)は、ソース線25と接続されている。ソース線25は、同一メモリセル列に含まれる複数のメモリセル11に接続されビット線26と同じ方向に延びる。本実施態様では、例えば、第1のメモリセル列10Aに含まれ互いに隣接する第1のメモリセル11Aおよび第2のメモリセル11Bには、第1のソース線25Aが接続されている。第1のソース線25Aは、第1のメモリセル11Aおよび第2のメモリセル11Bのソース電極に接続され、ビット線26とほぼ平行に延びている。また、第2のメモリセル列10Bに含まれ互いに隣接する第3のメモリセル11Cと第4のメモリセル11Dとには、第2のソース線25Bが接続されている。第2のソース線25Bもビット線26とほぼ平行に延びている。
ところで、実際のメモリセルの構造としては、後述する図6に示すようにビット線26とドレイン電極13とはコンタクトホール(ビットコンタクトホール16B)で接続され、ソース線25とソース電極12もコンタクトホール(ソースコンタクトホール16S)で接続される。このため、特許文献1に記載された従来技術では、ビット線については、同一メモリセル列に含まれる複数のメモリセルを並列接続するように列方向に延伸させる一方、ソース線は列方向に走らすことができず、行方向に走らせざるを得なかった。すなわち、特許文献1に記載された従来技術では、ビット線が配線された配線層とワード線が配線された配線層との間にソース線を配線し、かつ、ソース線をビット線と同じ方向に延伸させようとすると、ビット線とドレイン電極とを接続するコンタクトホールが形成される部分にソース線が存在してしまう。
そこで、特許文献1に記載された従来技術では、行方向に並んで隣り合うメモリセルのソース電極同士を隣り合わせにするとともに、行方向に直線状に並ぶ複数(例えば128個)のソース電極の全てを、ワード線と平行に延びる1本のソース線に接続していた。このため、上記従来技術では、同一のワード線に接続された複数(128個)のメモリセルにゲート電圧をかけると、これらのメモリセルのセル電流は全て、当該1本のソース線を流れ、ソース線の電位上昇を招く場合があった。
しかし本実施態様では、ソース線はワード線と交差する方向に延びる。このため、ある1本のワード線に接続された複数のメモリセルを、それぞれ別のソース線と接続できる。したがって、当該1本のワード線に接続された複数のメモリセルのトランジスタを全てONさせても、これら複数のメモリセルからのセル電流を複数のソース線に流すことができる。よって、ソース線の電位上昇を回避できる。
また、本実施態様では、行方向に延びる同一直線上にあって互いに隣接するメモリセル11同士は、それぞれのソース電極とドレイン電極とが隣り合うように配置される。このように、行方向に一直線上に並ぶメモリセル11のソース電極とドレイン電極とが互い違いとなるように設定すれば、メモリセル列間の距離(すなわち、ビット線同士の間隔)を小さくできるため、メモリセルアレイのサイズが大きくなることを回避してソース線をビット線と同じ方向に走らせることができる。
図2は、本発明の第2実施態様に係る半導体メモリのメモリセルアレイM´の回路図である。第2実施態様に係る半導体メモリのメモリセルアレイM´は、行方向に並ぶ複数のソース線25同士が行方向にも接続されている点で第1実施態様に係る半導体メモリのメモリセルアレイMと異なっている。
具体的には、第1のメモリセル列10Aのメモリセル11に接続された第1のソース線25Aと、第2のメモリセル列10Bのメモリセル11に接続された第2のソース線25Bとは、行方向に接続されている。特に第2実施態様では、列方向延びるソース線25はビット線26と同数(すなわち、メモリセル列の数と同数)、設けられ、行方向に隣り合うソース線25同士は各行ごとに互いに接続されている。このため、第2実施態様のメモリセルアレイM´の回路図では、ソース線25は図2に示すように格子状をなす。
このため、本実施態様では列方向延びるある1本のソース線25(例えば第1のソース線25A)に流れたセル電流は、このソース線25を列方向に流れるだけでなく、行方向にも流れ、このソース線25と平行に走る別のソース線25(例えば第2のソース線25B)をも流れることができる。よって本実施態様によれば、セル電流の流れをより効果的に分散させて平準化できる。
次に、上記メモリセルアレイM´を含む不揮発性半導体記憶装置としてのNOR型フラッシュメモリ1のデバイス構成について説明する。図3〜7は、メモリセルアレイM´のデバイス構成について詳細に説明するための図である。図3は、図2において回路図で示したメモリセルアレイM´の平面図であり、図4はその配線配置を模式的に示した分解斜視図である。図5は、図3のメモリセルアレイM´のX−X方向から見た断面模式図、図6は、Y−Y方向から見た断面模式図、図7は、Z−Z方向から見た断面模式図である。
図4〜図7に示すように、メモリ1の断面は、半導体基板3上にワード線24、ソース線25、およびビット線26がこの順に積層された構成であり、ワード線24とソース線25との間、およびソース線25とビット線26との間は絶縁層7で隔てられている。半導体基板3には、複数のメモリセル11が行列状に配置され、行方向に並んで隣り合うメモリセル11同士は、素子分離領域31で分離されている。以下においてまず、半導体基板3上に形成されたメモリセル11について詳細に説明する。
図4〜図7に示すように、半導体基板3の一方の主面(以下、「上面」)上には、絶縁膜であるトンネル酸化膜71を介して、電荷蓄積部としての浮遊ゲート14が島状に設けられている。半導体基板3の上面にはまた、1つの浮遊ゲート14を挟んで列方向に並んで向かい合う一対の拡散領域が形成されている。浮遊ゲート14上には、ゲート絶縁膜72を介してワード線24が配置され、本実施態様ではワード線24と制御ゲートとが一体化されている。
1つのメモリセル11は、1つの浮遊ゲート14と、この浮遊ゲート14の両端の拡散領域と、ワード線24と一体化された制御ゲートと、一対の拡散領域に形成された一対の主電極とを含む。浮遊ゲート14の一端側の拡散領域は、一対の主電極の一方としてソース線(またはビット線)と接続され、他端側の拡散領域は、一対の主電極の他方としてビット線(またはソース線)と接続される。
半導体基板3には、列方向に延びる同一直線上に並ぶ複数のメモリセル11で構成されるメモリセル列10が複数、縞状をなすように行方向に並列に配置され、隣り合うメモリセル列10の間には素子分離領域31が設けられている。同一列上で隣り合うメモリセル11同士は、ソース線に接続されるソース電極12同士、またはビット線に接続されるドレイン電極13同士が隣り合うように配置されている。例えば、第1のメモリセル11Aと第2のメモリセル11Bとは、ソース電極12同士が列方向に隣り合うように配置されている。
一方、素子分離領域31を挟んで行方向に隣り合う一対のメモリセル11は、それぞれのソース電極12とドレイン電極13とが隣り合うように配置されている。換言すると、半導体基板3において、行方向に延びる同一直線上にはソース電極12とドレイン電極13とが素子分離領域31を挟んで互い違いに並ぶ。
複数のメモリセル11が上述したように配置された半導体基板3上には、行方向に延びる直線状のワード線24が複数、縞状に並んだ配線層がある。ワード線24の下側には、トンネル酸化膜71を介して浮遊ゲート14が配置され、ワード線24より上には絶縁層(第1の層間絶縁層7A)を介してソース線25が形成された配線層がある。ビット線26は、絶縁層(第2の層間絶縁層7B)を介してソース線25より上に形成された配線層に配置される。
ソース線25とソース電極12とは、第1の層間絶縁層7Aを貫通するソースコンタクトホール16Sにより接続されている。一方、ビット線26はビットコンタクトホール16Bを介してドレイン電極13と接続され、ビットコンタクトホール16Bは、第2の層間絶縁層7Bおよび第1の層間絶縁層7Aを貫通している(図5、図6参照)。
このように、ソース線25をワード線24と異なる層(具体的にはワード線24を配線する層とビット線26を配線する層との間の層)に配置すれば、ソース線25をワード線24と交差する方向に走らせることができる。したがって、1本のワード線24に接続された複数のメモリセル11が、ワード線24と交差する方向に延びる複数のソース線25に別個に接続された上記回路を実現できる。
ここで、ソース線とビット線とを平行に走らせた場合において、ソース線の存在が、ビット線とドレイン電極とを接続するコンタクトホールを形成する障害となることを避けるためには、ソース線とビット線とを平面視で重ならないように配置することが考えられる。しかし、ソース線とビット線とを平面視でずらす(すなわち平面視でビット線の間にソース線が配置されるようにする)場合、ビット線同士の間隔を狭くできない。
そこで、本実施態様では行方向に隣り合うメモリセル11のソース電極12とドレイン電極13とが隣り合い、行方向に延びる直線上にソース電極12とドレイン電極13とが互い違いに並ぶようにしている。そして、ソース線25を、列方向に真っ直ぐな部分と、行方向に真っ直ぐな部分とを含む格子状とし、格子の内側の空隙部部分を、ビットコンタクトホール16Bが貫通する領域としている。
これにより、ソース線25とビット線26とを平面で重なり合うように平行に走らせ、ビット線26同士の間隔をできる限り小さくし、かつ、ソース線25をワード線24と交差する方向、特にビット線26と平行に走らせることができる。また、ソース線25とソース電極12、およびビット線26とドレイン電極13とをそれぞれ、垂直方向にほぼ真っ直ぐなコンタクトホールによって最短距離で接続できる。このとき、あるメモリセル列(例えば第2のメモリセル列10B)に沿って列方向に走るソース線(第2のソース線25B)は、行方向両側に隣接する2つのメモリセル列(第1のメモリセル列10Aと第3のメモリセル列10C)に沿って延びる他のソース線(第1のソース線25Aと第3の主ソース線25C)およびこれらのソース線同士を行方向に接続する配線部分を迂回経路として通ることにより、列方向に走っていると見ることができる。
次に、このようなメモリセルアレイを有するメモリの製造方法について図8〜図10を参照して説明する。まず、シリコンウェハ等を基板とし、基板の一方の主面上に素子分離領域31によって電気的に絶縁されたメモリセル形成領域を区画する。素子分離領域を形成する方法としては特に限定されず、シャロートレンチアイソレーション法やLOCOS(Local Oxidation of Silicon)法等が挙げられる。次いで、素子分離領域31を形成した領域を除く領域に、絶縁膜(トンネル酸化膜)71を形成する。薄膜の形成方法も特に限定されず、熱酸化法やCVD(Chemical Vapor Deposition)法等が挙げられる。このトンネル酸化膜71上に、第1のポリシリコン膜等を堆積させ、フォトリソグラフィおよびエッチングにより行方向に隣接する浮遊ゲート部分を分離する。
次いで、第1のポリシリコン上にゲート絶縁膜72を成膜した後、第2のポリシリコン膜またはポリサイド膜等を堆積させ、フォトリソグラフィ及びエッチングによりパターニングし、行方向のみならず列方向にも分離された浮遊ゲートと制御ゲートと一体化されたワード線24とを同時に形成する。そして、イオン注入法等により基板に不純物をドーピングすることにより、ソース電極・ドレイン電極となるべき拡散領域を形成した後、ワード線24上に第1の層間絶縁層7Aを堆積させる(図8の(a))。
次いで、第1の層間絶縁層7Aをエッチングしてソースコンタクトホール16S用の孔16HSとビットコンタクトホール16B用の孔16HBとを形成する(図8の(b))。そしてこれらの孔16HS、16HBをタングステン等で埋めることにより、ソースコンタクトホール16Sが形成されるとともに、ビットコンタクトホール16Bの一部であって第1の層間絶縁層7Aを貫通する部分を形成する(図9の(c))。その後、第1層間絶縁層7Aの上部表面を覆うように、アルミニウム合金等の金属膜を形成する(図9の(d))。この金属膜をパターニングしてソース線25を形成し、さらに、ソース線25が形成された配線層の上部表面上に第2の層間絶縁層7Bを堆積させる(図10の(e))。
その後、第2の層間絶縁層7Bをエッチングしてビットコンタクトホール16B用の孔17HBを形成する。本実施態様では、ビットコンタクトホール16Bの一部(第1の層間絶縁層7Aを貫通する、ビットコンタクトホール16Bの下側部分)が既に形成されているため、ここで形成するビットコンタクトホール16B用の孔17HBは、第2の層間絶縁層7Bを貫通してビットコンタクトホール16Bの下側部分の上部に達する深さとすればよい(図10の(f))。
第2層間絶縁層7Bを貫通する孔17HBはその後、タングステン等で埋めることにより、ビットコンタクトホール16Bを形成する(図11の(g))。本実施態様では、ビットコンタクトホール16Bの下側部分はソースコンタクトホール16H形成時に形成されていることから、ビットコンタクトホール16Bの深部に空洞が生じることが防止される。すなわち、本実施態様では第2の層間絶縁層7B上面から、第1の層間絶縁層7A上面までの深さで開孔すれば足りるため、孔の深さを浅くでき、孔を金属等で埋め戻す際に孔の内部に導電性材料が充填されずに空洞となるおそれを低くできる。
その後、第2層間絶縁層7Bの上部表面を覆うように、アルミニウム合金等の金属膜を形成した後、この金属膜をパターニングしてビット線26を形成して図5に示すような断面構造のメモリセルアレイを有するメモリを製造する。
メモリの製造法はこれに限定されず、例えば、ソース線を形成する際にデュアルダマシン法を用いてもよい。デュアルダマシン法では、まず、第1の層間絶縁層7Aを貫通するソースコンタクトホール用の孔16HSおよびビットコンタクトホール用の孔16HBを形成し、次いで、ソース線25配線用の溝を形成する。その後、タングステン等の金属膜を堆積させて第1の層間絶縁層7Aに形成された孔と溝とを金属で埋め込み、ソースコンタクトホール16Sおよびビットコンタクトホール16Bの一部、並びにソース線25を形成する。金属膜を堆積させた後は、必要に応じて、埋め戻された凹部以外にある第1の層間絶縁層7A表面が露出するまで表面を平坦化する。次いで、平坦化された表面上に、第2の層間絶縁膜7Bを堆積させる。
第1の層間絶縁層7Aの場合と同様、デュアルダマシン法によって第2の層間絶縁層7Bをエッチングしてビットコンタクトホール用16Bの孔17HBと、ビット線26配線用の溝とを同時に形成してもよい。
このように、デュアルダマシン法を用いれば、コンタクトホール用の孔とソース線配線の金属膜の埋め込みを同時に行うことができるため、メモリの製造工程の工程数を少なくできる。また、ドライエッチングが困難な銅(またはその合金)を配線材料として使用できる。特に、ビット線26は、一般に銅(またはその合金)等で形成されるため、デュアルダマシン法によりビット線26配線を行うことが好ましい。
また、まずソースコンタクトホール用の孔16HSのみを形成するように、第1の層間絶縁層7Aを開孔した後、ビットコンタクトホール用の孔16HBを形成するように第1の層間絶縁層7Aを開孔してもよい。特に、行方向にソース電極とドレイン電極とが互い違いに並ぶように構成したメモリセルの場合は、ソースコンタクトホール同士の間隔、およびビットコンタクトホール同士の間隔が広い。このため、ソースコンタクトホール用の孔16HSと、ビットコンタクトホール用の孔16HBとを別々に形成するようにすれば
メモリセルの微細化を進めることにより、コンタクトホールを形成する際の光近接効果の影響が大きくなった場合でも、コンタクトホールのパターンをウェハ上に転写することが容易で、リソグラフィによる加工が容易となる。
ソースコンタクトホール用の孔とビットコンタクトホール用の孔とを別々のタイミングで形成する方法として、第1の層間絶縁層7Aおよび第2の層間絶縁層7Bの両方を貫通する孔を開孔するようにしてもよい。すなわち、まず、ビットコンタクトホール第1の層間絶縁層7Aを開孔してソースコンタクトホール用の孔16HSのみを形成してこれを埋め戻し、ソース線25を形成する。次いで、第2の層間絶縁層7Bを堆積させた後、第2の層間絶縁層7Bおよび第1の層間絶縁層7Aを貫通するビットコンタクトホール用の孔を形成し、これを埋め戻してもよい。
かかる手順により作られたメモリセルアレイは、NOR型フラッシュメモリの一部分となる。図12に、上述したようなメモリセルアレイが搭載されたNOR型フラッシュメモリ(以下、単に「メモリ」)1のブロック図を示す。
メモリ1は、上述したようなメモリセルアレイの周辺に、周辺回路が設けられて構成される。例えば、メモリセルアレイの周辺には、周辺回路として図9に示すようにコマンドレジスタ、アドレスレジスタ、ワード線駆動回路、ソース線駆動回路、ビット線制御回路、ロウデコーダ、カラムデコーダ等が設けられる。
本発明の第1実施態様に係る不揮発性半導体集積記憶装置のメモリセルアレイの回路図。 本発明の第2実施態様に係る不揮発性半導体集積記憶装置のメモリセルアレイの回路図。 図2のメモリセルアレイの平面図。 図3のメモリセルアレイの分解模式図。 図3のメモリセルアレイのX−X方向から見た断面模式図。 図3のメモリセルアレイのY−Y方向から見た断面模式図。 図3のメモリセルアレイのZ―Z方向から見た断面模式図。 本発明に係る不揮発性半導体記憶装置の製造方法を説明する模式図。 本発明に係る不揮発性半導体記憶装置の製造方法を説明する模式図。 本発明に係る不揮発性半導体記憶装置の製造方法を説明する模式図。 本発明に係る不揮発性半導体記憶装置の製造方法を説明する模式図。 本発明の第2実施態様に係る不揮発性半導体集積記憶装置のブロック図。
符号の説明
1 不揮発性半導体記憶装置
3 半導体基板
7 絶縁層
11 メモリセル
12 ソース電極(主電極の他方)
13 ドレイン電極(主電極の一方)
14 浮遊ゲート(電荷蓄積部)
16 コンタクトホール
24 ワード線(制御ゲート)
25 ソース線
26 ビット線
31 素子分離領域

Claims (5)

  1. 一対の主電極、電荷蓄積部および制御ゲートをそれぞれ有し、第1の方向および当該第1の方向と交差する第2の方向に並べられた複数のメモリセルと、
    前記第1の方向に延び、前記制御ゲートに接続されたワード線と、
    前記複数のメモリセルのうち前記第2の方向に並ぶ第1のメモリセルと第2のメモリセルとに接続され、当該第1のメモリセルの一対の主電極の一方と当該第2のメモリセルの主電極の一方とに接続され前記第2の方向に延びる第1のビット線と、
    前記第1のメモリセルの一対の主電極の他方と前記第2のメモリセルの主電極の他方とに接続され前記第2の方向に延びる第1のソース線と、を含む不揮発性半導体記憶装置。
  2. 前記複数のメモリセルのうち前記第1および第2のメモリセルに対して前記第1の列方向に隣り合う列にあって前記第2の方向に並ぶ第3のメモリセルと第4のメモリセルとに接続され、当該第3のメモリセルの一対の電極の他方と前記第4のメモリセルの電極の他方とに接続され前記第2の方向に延びる第2のソース線をさらに含み、
    前記第1のソース線と前記第2のソース線とが前記第1の方向に接続されている請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  3. 前記第1のメモリセルの一方の電極と、当該第1のメモリセルに対して前記第1の方向に隣り合うメモリセルの他方の電極とが、互いに隣り合うように配置されている請求項1または2に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  4. 一対の主電極、電荷蓄積部、および制御ゲートを有する複数のメモリセルが第1の方向および当該第1の方向と交差する第2の方向に並べられた半導体基板と、
    前記制御ゲートと接続され前記第1の方向に延びるワード線と、
    前記複数のメモリセルのうち前記第2の方向に並ぶ第1のメモリセルと第2のメモリセルとを接続し、当該第1のメモリセルの一対の主電極の一方と当該第2のメモリセルの主電極の一方とに接続され前記第2の方向に延びる第1のビット線と、
    前記第1のメモリセルの一対の主電極の他方と前記第2のメモリセルの主電極の他方とに接続され前記第2の方向に延びる第1のソース線と、を有し、
    前記ソース線は、前記ワード線が形成された配線層と前記ビット線が形成された配線層との間の配線層に形成されている不揮発性半導体記憶装置。
  5. 前記第1のメモリセルの一方の電極と、当該第1のメモリセルに対して前記第1の方向に隣り合うメモリセルの他方の電極とが、互いに隣り合うように配置されている請求項4に記載の不揮発性半導体記憶装置。
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