JP2008147462A - 回路基板 - Google Patents
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Abstract
【課題】 収納作業を従来より容易化することができるとともに、ハンダ接続部の損傷を従来より低減することができる回路基板を提供する。
【解決手段】 フレキシブル回路基板は、短絡させられるための複数のショートランド52cが形成されたメイン基板52と、複数のショートランド52cにハンダ接続されることによって複数のショートランド52cを短絡させる配線パターンが形成された導通用基板とを備え、メイン基板52は、重ねられた導通用基板と一緒に折り曲げられる折曲部52Aを有し、複数のショートランド52cは、折曲部52Aの近傍に配置されたショートランド52e、52fを含むことを特徴とする。
【選択図】 図8
【解決手段】 フレキシブル回路基板は、短絡させられるための複数のショートランド52cが形成されたメイン基板52と、複数のショートランド52cにハンダ接続されることによって複数のショートランド52cを短絡させる配線パターンが形成された導通用基板とを備え、メイン基板52は、重ねられた導通用基板と一緒に折り曲げられる折曲部52Aを有し、複数のショートランド52cは、折曲部52Aの近傍に配置されたショートランド52e、52fを含むことを特徴とする。
【選択図】 図8
Description
本発明は、短絡させられるための複数のショートランドが形成された被短絡用フレキシブル配線基板と、複数のショートランドにハンダ接続されることによって複数のショートランドを短絡させる通電部が形成された短絡用フレキシブル配線基板とを備えた回路基板に関する。
CD(Compact Disk)やDVD(Digital Versatile Disk)などの光記録ディスクの再生、記録等に用いられる光ヘッド装置では、発光素子と、信号検出用受光素子と、発光素子から光記録ディスクに向かう光路及び光記録ディスクから信号検出用受光素子に向かう光路を構成する光学系とがフレームに搭載されている(例えば、特許文献1参照。)。
このような光ヘッド装置において、発光素子、信号検出用受光素子、モニタ用受光素子、発光素子に対する駆動回路などに対する給電は共通のフレキシブル配線基板によって行われるため、フレキシブル配線基板には一方の面に多数の配線が形成されている。また、フレキシブル配線基板に形成された多数の配線には、互いに導通させておく配線が含まれていることが多く、このような場合には、従来、短絡させるべき配線の各々にショートランドを形成しておき、これらのショートランド同士を0Ωのチップ抵抗によって導通させる方法が採用されている。
しかしながら、ショートランド同士を0Ωのチップ抵抗によって導通させる方法においては、ショートランド同士の間隔が長すぎると配線することができないという問題がある。
そこで、ショートランド同士をリード線やマグネットワイヤによって導通させる方法が採用されている。
しかしながら、ショートランド同士をリード線やマグネットワイヤによって導通させる方法においては、ショートランド同士の間隔が短すぎると短いリード線やマグネットワイヤの取り扱いが難しくなるので、ハンダ付けが困難であるという問題がある。
そこで、ショートランド同士を短絡用フレキシブル配線基板によって導通させる方法が採用されている。
特開2002−8250号公報
しかしながら、ショートランド同士を短絡用フレキシブル配線基板によって導通させる方法においては、被短絡用フレキシブル配線基板及び短絡用フレキシブル配線基板が互いに重ねられた状態で一緒に折り曲げられる場合に、短絡用フレキシブル配線基板が折り曲げられている部分で自身の剛性、応力によって被短絡用フレキシブル配線基板から浮き上がってしまう。
そのため、フレキシブル配線基板をフレームに収納する作業が困難であるという問題や、被短絡用フレキシブル配線基板及び短絡用フレキシブル配線基板のハンダ接続部に応力がかかってハンダ接続部が損傷し易いという問題がある。
本発明は、従来の問題を解決するためになされたもので、収納作業を従来より容易化することができるとともに、ハンダ接続部の損傷を従来より低減することができる回路基板を提供することを目的とする。
本発明の回路基板は、短絡させられるための複数のショートランドが形成された被短絡用フレキシブル配線基板と、前記複数のショートランドにハンダ接続されることによって前記複数のショートランドを短絡させる通電部が形成された短絡用フレキシブル配線基板とを備え、前記被短絡用フレキシブル配線基板は、重ねられた前記短絡用フレキシブル配線基板と一緒に折り曲げられる折曲部を有し、前記複数のショートランドは、前記折曲部の近傍に配置された折曲部近傍ショートランドを少なくとも1つ含むことを特徴とする。
この構成により、本発明の回路基板は、折曲部の近傍に配置された折曲部近傍ショートランドにおいて被短絡用フレキシブル配線基板と短絡用フレキシブル配線基板とがハンダ接続によって互いに固定されるので、被短絡用フレキシブル配線基板及び短絡用フレキシブル配線基板が互いに重ねられた状態で一緒に折り曲げられる部分で短絡用フレキシブル配線基板が自身の剛性、応力によって被短絡用フレキシブル配線基板から浮き上がることを防止することができる。したがって、本発明の回路基板は、収納作業を従来より容易化することができるとともに、ハンダ接続部の損傷を従来より低減することができる。
また、本発明の回路基板の前記複数のショートランドは、前記被短絡用フレキシブル配線基板のうち前記折曲部を境界とした少なくとも一方側に少なくとも2つのショートランドを含み、前記折曲部近傍ショートランドは、前記少なくとも2つのショートランドのうち前記折曲部からの距離が近い少なくとも1つのショートランドであることが好ましい。
また、本発明の回路基板の前記折曲部近傍ショートランドは、前記被短絡用フレキシブル配線基板のうち前記折曲部を境界とした両側に配置されていることが好ましい。
本発明によれば、収納作業を従来より容易化することができるとともに、ハンダ接続部の損傷を従来より低減することができる回路基板を提供することができる。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を用いて説明する。
まず、本実施の形態に係る光ヘッド装置の構成について説明する。
図1から図3までに示すように、本実施の形態に係る光ヘッド装置10は、波長が650nm帯のレーザ光と、波長が780nm帯のレーザ光とを用いて図示していないCD系ディスクやDVD系ディスクなどの光記録ディスクに対する情報の記録及び再生が可能な2波長光ヘッド装置である。
光ヘッド装置10は、マグネシウムや亜鉛などのダイカスト品からなる金属製のフレーム11と、フレーム11に搭載された各種の部品を覆う金属カバー12、13と、波長が650nm帯のレーザ光を出射するAlGaInP系の半導体レーザを備えたレーザ光源装置21と、波長が780nm帯のレーザ光を出射するAlGaAs系の半導体レーザを備えたレーザ光源装置22と、レーザ光源装置21及びレーザ光源装置22によって出射されたレーザ光を受光するためのモニタ用受光素子23と、光記録ディスクの記録面で反射されたレーザ光を受光するための信号検出用受光素子24と、レーザ光源装置21及びレーザ光源装置22を駆動するための駆動用IC(Integrated Circuit)25(図4参照。)と、レーザ光源装置21及びレーザ光源装置22によって出射されたレーザ光を光記録ディスクの記録面に収束させる対物レンズ31を有した光学系30と、フレーム11に搭載されて対物レンズ31のトラッキング方向及びフォーカシング方向の位置をサーボ制御するための対物レンズ駆動機構40と、レーザ光源装置21、レーザ光源装置22、モニタ用受光素子23、信号検出用受光素子24、駆動用IC25及び対物レンズ駆動機構40と電気的に接続された回路基板としてのフレキシブル回路基板50とを備えている。
フレーム11は、光記録ディスクを駆動する図示していないディスク駆動装置のガイド軸や送りねじ軸が係合する軸受11a及び軸受11bと、金属カバー12の位置決め用の突起11cと、金属カバー12を留めるための爪11dとを備えている。
金属カバー12は、フレーム11の突起11cに嵌まる穴部12aと、フレーム11の爪11dに係合する溝部12bとを備えている。
金属カバー13は、対物レンズ31から出射されるレーザ光を通過させる穴部13aを有しおり、対物レンズ駆動機構40を覆っている。
レーザ光源装置21、レーザ光源装置22、モニタ用受光素子23及び信号検出用受光素子24は、フレーム11に搭載されており、金属カバー12によって覆われている。
駆動用IC25は、フレキシブル回路基板50に搭載されている。
光学系30は、レーザ光源装置21から出射されたレーザ光を透過しレーザ光源装置22から出射されたレーザ光を反射する光路合成用の偏光プリズム32と、レーザ光源装置21及び偏光プリズム32の間に配置されて1/2波長板が一体に構成された回折素子33と、レーザ光源装置22及び偏光プリズム32の間に配置された回折素子34及びリレーレンズ35と、モニタ用受光素子23及び偏光プリズム32の間に配置されて偏光プリズム32から出射されたレーザ光を部分反射するハーフミラー36と、信号検出用受光素子24及びハーフミラー36の間に配置されて信号検出用受光素子24に入射するレーザ光に非点収差を付与するための図示していないセンサレンズと、偏光プリズム32から出射されてハーフミラー36によって反射されたレーザ光に1/4波長の位相差を生じさせる1/4波長板37と、1/4波長板37を透過したレーザ光を平行光にするコリメートレンズ38と、コリメートレンズ38によって平行光にされたレーザ光を光記録ディスクに向けて立ち上げる立ち上げミラー39とを有している。
偏光プリズム32、回折素子33、回折素子34、リレーレンズ35、ハーフミラー36、センサレンズ、1/4波長板37、コリメートレンズ38及び立ち上げミラー39は、フレーム11に搭載されている。偏光プリズム32、回折素子33、回折素子34、リレーレンズ35、ハーフミラー36及び1/4波長板37は、金属カバー12によって覆われている。コリメートレンズ38及び立ち上げミラー39は、対物レンズ駆動機構40によって覆われている。
対物レンズ駆動機構40は、フレーム11に固定されたヨーク41と、ヨーク41に取り付けられた駆動マグネット42と、対物レンズ31を保持するレンズホルダ43と、レンズホルダ43に取り付けられて駆動マグネット42とともに磁気駆動回路を構成する図示していない駆動コイルと、レンズホルダ43に連結された複数本のワイヤ44と、ヨーク41に固定されてワイヤ44を介してレンズホルダ43をトラッキング方向及びフォーカシング方向に移動可能に支持するホルダ支持部45とを備えている。なお、対物レンズ駆動機構40は、対物レンズ31のジッタ方向の傾きを調整するチルト制御も可能である。
フレキシブル回路基板50は、図4〜図6に示すように、レーザ光源装置21(図2参照。)と電気的に接続される端部50aと、レーザ光源装置22(図2参照。)と電気的に接続される端部50bと、モニタ用受光素子23(図2参照。)と電気的に接続される端部50cと、信号検出用受光素子24(図2参照。)と電気的に接続される端部50dと、駆動用IC25を実装した実装部50eと、対物レンズ駆動機構40(図2参照。)と電気的に接続される端部50f(図2参照。)とを備えており、部分的に折り曲げられて立体的にフレーム11(図2参照。)に搭載されて金属カバー12(図2参照。)によって覆われている。また、フレキシブル回路基板50は、端部50a及び端部50bを有するフレキシブル回路基板であるサブ基板51と、端部50c、端部50d及び実装部50eを有してサブ基板51と電気的に接続されたフレキシブル回路基板であるメイン基板52と、端部50fを有してメイン基板52と電気的に接続されたフレキシブル回路基板であるサブ基板53(図2参照。)と、ハンダ接続部57によってメイン基板52に電気的に接続された短絡用フレキシブル配線基板としての導通用基板54とを備えている。
図7に示すように、サブ基板51は、ポリイミドからなるベースフィルム51aと、ベースフィルム51aの一方の面側に銅箔によって形成された導電層51bと、ベースフィルム51aに導電層51bを貼り付けた接着剤51cと、導電層51bに対してベースフィルム51aとは反対側に配置されてポリイミドからなる絶縁樹脂層51dと、導電層51bに絶縁樹脂層51dを貼り付けた接着剤51eと、ベースフィルム51aに対して導電層51bとは反対側に配置されて端部50aや端部50bを補強する補強板51fと、ベースフィルム51aに補強板51fを貼り付けた接着剤51gと、ベースフィルム51aに対して導電層51bとは反対側に配置されてメイン基板52(図4参照。)に貼り付けられるための粘着テープ51hと、メイン基板52に粘着テープ51hが貼り付けられるまで粘着テープ51hを保護する剥離紙51iとを備えており、可撓性を有するとともに、折り曲げた際には形状復帰力を発揮するようになっている。また、導電層51bは、絶縁樹脂層51dによって覆われた部分で配線パターンを構成しており、絶縁樹脂層51dによって覆われていない部分でランドを構成している。なお、メイン基板52、サブ基板53及び導通用基板54も、サブ基板51と同様な構成である。
例えば、図8に示すように、メイン基板52は、導通用基板54(図6参照。)によって互いに導通されるための2つのショートランド52aと、導通用基板54によって互いに導通されるための3つのショートランド52bと、導通用基板54によって互いに導通されるための5つのショートランド52cと、導通用基板54と固定するための固定ランド52dとを有している。なお、メイン基板52は、ショートランドを有しており、本発明の被短絡用フレキシブル配線基板を構成している。また、メイン基板52の5つのショートランド52cのうち折曲部52Aに対して実装部50eとは反対側の2つのショートランドにおいて、折曲部52Aからの距離が近い1つのショートランド52eは、折曲部52Aの近傍に配置された折曲部近傍ショートランドを構成している。また、メイン基板52の5つのショートランド52cのうち折曲部52Aに対して実装部50e側の3つのショートランドにおいて、折曲部52Aからの距離が近い2つのショートランド52fも、折曲部52Aの近傍に配置された折曲部近傍ショートランドを構成している。なお、2つのショートランド52fは、折曲部52Aと、折曲部52Aの隣の折曲部52H(図12(b)参照。)との間に挟まれており、折り曲げ線と直交する方向に配列されている。
また、図9に示すように、導通用基板54は、2つのランド54aを有した配線パターン54bと、3つのランド54cを有した配線パターン54dと、5つのランド54eを有した通電部としての配線パターン54fと、1つのランド54gと、メイン基板52の外形に沿った略コ字状の縁部である沿縁部54hとを備えている。
なお、図10に示すように、導通用基板54のランドのうち折曲部52Aに対して実装部50eとは反対側のランドがメイン基板52のそれぞれ対応するランドと位置が合っている状態において、導通用基板54の3つのランド54cのうち折曲部52Aに対して実装部50e側の1つのランドや、導通用基板54の5つのランド54eのうち折曲部52Aに対して実装部50e側の3つのランドや、折曲部52Aに対して実装部50e側にある導通用基板54のランド54gは、メイン基板52のそれぞれ対応するランドと比較して、折曲部52Aでの折り曲げによるズレを考慮した長さだけ、折曲部52Aからの距離が長く設定されている。
次に、フレキシブル回路基板50の製造方法について説明する。
まず、サブ基板51(図7参照。)がメイン基板52(図4参照。)に粘着テープ51h(図7(b)参照。)で貼り付けられるとともにハンダによって電気的に接続される。
次いで、図10に示すように、メイン基板52の外形に導通用基板54の沿縁部54hの形状が沿わされてメイン基板52に対する導通用基板54の位置が合わされる。そして、メイン基板52の2つのショートランド52a(図8参照。)は、導通用基板54の2つのランド54a(図9参照。)とハンダ接続部57で接続されることによって、互いに導通させられる。また、メイン基板52の3つのショートランド52b(図8参照。)のうちメイン基板52の折曲部52Aに対して実装部50eとは反対側の2つのショートランドは、導通用基板54の3つのランド54c(図9参照。)のうちメイン基板52の折曲部52Aに対して実装部50eとは反対側の2つのランドとハンダ接続部57で接続されることによって、互いに導通させられる。また、メイン基板52の5つのショートランド52c(図8参照。)のうち折曲部52Aに対して実装部50eとは反対側の2つのショートランドは、導通用基板54の5つのランド54e(図9参照。)のうちメイン基板52の折曲部52Aに対して実装部50eとは反対側の2つのランドとハンダ接続部57で接続されることによって、互いに導通させられる。
次いで、メイン基板52は、導通用基板54とともに図10に示す折曲部52Aで図面に向かって180°山折りされることによって、図6及び図11(a)に示す状態になる。
そして、メイン基板52の3つのショートランド52b(図8参照。)のうち未だハンダ付けされていない1つのショートランドは、導通用基板54の3つのランド54c(図9参照。)のうち未だハンダ付けされていない1つのランドとハンダ接続部57で接続されることによって、他の2つのショートランド52bと導通させられる。また、メイン基板52の5つのショートランド52c(図8参照。)のうち未だハンダ付けされていない3つのショートランドは、導通用基板54の5つのランド54e(図9参照。)のうち未だハンダ付けされていない3つのランドとハンダ接続部57で接続されることによって、他の2つのショートランド52cと導通させられる。また、メイン基板52の固定ランド52d(図8参照。)は、導通用基板54のランド54g(図9参照。)とハンダ接続部57で接続される。
次いで、フレキシブル回路基板50は、メイン基板52が図11(a)に示す折曲部52Bで図面に向かって180°谷折りされることによって、図11(b)に示す状態になる。
そして、フレキシブル回路基板50は、メイン基板52が図11(b)に示す折曲部52C、52Dで図面に向かって90°谷折りされるとともに折曲部52Eで図面に向かって180°谷折りされることによって、図12(a)に示す状態になる。なお、図12(a)は、フレキシブル回路基板50の一部の底面図であって、図11(b)で示す状態より後の状態の図である。
次いで、フレキシブル回路基板50は、メイン基板52が図12(a)に示す折曲部52F、52Gで図面に向かって90°谷折りされることによって、図12(b)に示す状態になる。なお、図12(b)は、フレキシブル回路基板50の一部の底面図であって、図12(a)で示す状態より後の状態の図である。
次いで、フレキシブル回路基板50は、メイン基板52が図12(b)に示す折曲部52H、52Iで図面に向かって90°谷折りされることによって、図12(c)に示す状態になる。なお、図12(c)は、フレキシブル回路基板50の一部の底面図であって、図12(b)で示す状態より後の状態の図である。
そして、フレキシブル回路基板50は、メイン基板52が図12(c)に示す折曲部52J、52Kで図面に向かって90°山折りされて、サブ基板51が折曲部51A、51Bで図面に向かって90°谷折されるとともに折曲部51Cで図面に向かって180°山折されることによって、図5に示す状態になる。
最後に、フレキシブル回路基板50は、メイン基板52にサブ基板53が電気的に接続されて図2に示す形状にされる。
以上に説明したように、フレキシブル回路基板50は、折曲部52Aの近傍に配置されたショートランド52e、52fにおいてメイン基板52と導通用基板54とがハンダ接続によって互いに固定されるので、メイン基板52及び導通用基板54が互いに重ねられた状態で一緒に折り曲げられる部分で導通用基板54が自身の剛性、応力によってメイン基板52から浮き上がることを防止することができる。したがって、フレキシブル回路基板50は、フレーム11への収納作業を従来より容易化することができるとともに、ハンダ接続部57の損傷を従来より低減することができる。
なお、ショートランド52e、52fは、導通用基板54によって短絡されるだけではなく、メイン基板52上で既に短絡している。したがって、フレキシブル回路基板50は、1箇所のショートランド52eと、2箇所のショートランド52fとのうち何れか2箇所のショートランドのハンダ接続部57が導通用基板54の浮き上がりなどによって損傷したとしても、機能を維持することができる。
50 フレキシブル回路基板(回路基板)
52 メイン基板(被短絡用フレキシブル配線基板)
52c ショートランド
52e ショートランド(折曲部近傍ショートランド)
52f ショートランド(折曲部近傍ショートランド)
52A 折曲部
54 導通用基板(短絡用フレキシブル配線基板)
54f 配線パターン(通電部)
52 メイン基板(被短絡用フレキシブル配線基板)
52c ショートランド
52e ショートランド(折曲部近傍ショートランド)
52f ショートランド(折曲部近傍ショートランド)
52A 折曲部
54 導通用基板(短絡用フレキシブル配線基板)
54f 配線パターン(通電部)
Claims (3)
- 短絡させられるための複数のショートランドが形成された被短絡用フレキシブル配線基板と、前記複数のショートランドにハンダ接続されることによって前記複数のショートランドを短絡させる通電部が形成された短絡用フレキシブル配線基板とを備え、
前記被短絡用フレキシブル配線基板は、重ねられた前記短絡用フレキシブル配線基板と一緒に折り曲げられる折曲部を有し、
前記複数のショートランドは、前記折曲部の近傍に配置された折曲部近傍ショートランドを少なくとも1つ含むことを特徴とする回路基板。 - 前記複数のショートランドは、前記被短絡用フレキシブル配線基板のうち前記折曲部を境界とした少なくとも一方側に少なくとも2つのショートランドを含み、
前記折曲部近傍ショートランドは、前記少なくとも2つのショートランドのうち前記折曲部からの距離が近い少なくとも1つのショートランドであることを特徴とする請求項1に記載の回路基板。 - 前記折曲部近傍ショートランドは、前記被短絡用フレキシブル配線基板のうち前記折曲部を境界とした両側に配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の回路基板。
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