JP2008145659A - エンジン音再生装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】 エンジンルーム内で収音した車両のエンジン音をリアルさを損なうことなく他の車両のエンジン音に変換して再生することを可能する。
【解決手段】 車両のエンジンルーム内で収音されたエンジン音を示すエンジン音信号を生成するエンジン音信号生成手段と、そのエンジン音信号にエンジンの回転数およびアクセルペダルの操作速度に応じた歪みを付与して出力する手段であって、エンジン音信号生成により生成されたエンジン音信号を2分流し、アクセルペダルの操作速度が遅い程歪みの度合いが大きい非線形歪みをその一方に付与し、歪みを付与したエンジン音信号の比率をエンジン回転数が大きいほど大きくして他方のエンジン音信号と加算して出力するディストーション手段と、ディストーション手段から出力されるエンジン音信号を受け取り、そのエンジン音信号に応じた音を再生するスピーカとを具備することを特徴とするエンジン音再生装置を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、走行状態などに応じて加工されたエンジン音を車室内に再生する技術に関する。
近年、ガソリンエンジン車などの車両の車室内にその車両の走行状態に応じたエンジンの作動音(以下、エンジン音)をそのエンジン回転数等に比例する増幅率で増幅して再生したり、実際のエンジン音とは異なるエンジン音(例えば、高級車のずっしりとした高級感のあるエンジン音やスポーツカーの軽やかなエンジン音や馬力を感じさせる迫力のあるエンジン音)に加工して再生する技術が提案されている。
例えば、特許文献1では、エンジンの点火タイミングに同期して正弦波信号を生成し、排気音特有の低周波成分音として再生することが提案されている。また、特許文献2では、エンジン回転数に比例する稼動状態出力信号に対応した音声データをメモリ部から読み出して再生することにより、エンジン回転数に対応するエンジン音を再生することが提案されている。
特開平5−80790号公報 特開平7−302093号公報
しかしながら、エンジンルーム内で収音したエンジン音をエンジン回転数に比例して増幅するといったリニア特性では、再生されるエンジン音が単調になり、本物のエンジンが発する歪み感やパワフル感に欠け、不自然に聞こえる場合がある。また、運転者のアクセル操作の速さが異なっていても、常に同じ入出力特性で増幅が行われるため、車室内で再生されるエンジン音にアクセル操作などの運転状態が反映されず、リアルさに欠けるという問題点もある。
本発明は、上記課題に鑑みて為されたものであり、エンジンルーム内で収音した車両のエンジン音をリアルさを損なうことなく他の車両のエンジン音に変換して再生する技術を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明は、エンジンを動力源として走行する車両のエンジンルーム内で収音されたエンジン音を示すエンジン音信号を生成するエンジン音信号生成手段と、前記エンジン音信号にエンジンの回転数およびアクセルペダルの操作速度に応じた歪みを付与して出力する手段であって、前記エンジン音信号生成手段により生成されたエンジン音信号を2分流し、前記操作速度が遅い程歪みの度合いが大きい非線形歪みをその一方に付与し、歪みを付与したエンジン音信号の比率を前記回転数が大きいほど大きくして他方のエンジン音信号と加算して出力するディストーション手段と、前記ディストーション手段から出力されるエンジン音信号を受け取り、そのエンジン音信号に応じた音を再生するスピーカとを具備することを特徴とするエンジン音再生装置を提供する。
このようなエンジン音再生装置によれば、エンジンを動力源として走行する車両のエンジンルーム内で収音されたエンジン音を表すものとしてエンジン音信号生成手段により生成された音信号に、エンジンの回転数およびアクセル操作ペダルの操作速度に応じた歪みがディストーション手段によって付与され、そのエンジン音信号に応じた音がスピーカから放音される。このため、本発明に係るエンジン音再生装置を搭載した車両の車室内に上記スピーカを配置し、かつ、アクセル操作速度と非線形歪みの度合いの対応関係およびエンジン回転数と歪み成分の比率との対応関係を、エンジン音の再現対象である車両のエンジン特性にしたがって予め定めておけば、そのエンジン特性を反映したリアルなエンジン音が上記車室内に再生出力される。
また、上記課題を解決するために、本発明は、エンジンを動力源として走行する車両のエンジンルーム内で収音されたエンジン音を示すエンジン音信号を生成するエンジン音信号生成手段と、前記エンジン音信号にエンジンの回転数の変化量およびアクセルペダルの操作速度の変化量を算出する算出手段と、前記算出手段により算出されたエンジン回転数の変化量およびアクセルペダルの操作速度の変化量に応じた歪みを付与して出力する手段であって、前記エンジン音信号生成手段により生成されたエンジン音信号を2分流し、前記操作速度の変化量が大きい程歪みの度合いが大きい非線形歪みをその一方に付与し、歪みを付与したエンジン音信号の比率を前記回転数の変化量が大きいほど大きくして他方のエンジン音信号と加算して出力するディストーション手段と、前記ディストーション手段から出力されるエンジン音信号を受け取り、そのエンジン音信号に応じた音を再生するスピーカとを具備することを特徴とするエンジン音再生装置を提供する。
このようなエンジン音再生装置によれば、エンジンを動力源として走行する車両のエンジンルーム内で収音されたエンジン音を表すものとしてエンジン音信号生成手段により生成されたエンジン音信号に、エンジンの回転数の変化量およびアクセルペダルの操作速度の変化量に応じた歪みがディストーション手段によって付与され、そのエンジン音信号に応じた音がスピーカから放音される。このため、本発明に係るエンジン音再生装置を搭載した車両の車室内に上記スピーカを配置し、かつ、アクセル操作速度の変化量と非線形歪みの度合いの対応関係およびエンジン回転数の変化量と歪み成分の比率との対応関係を、エンジン音の再現対象である車両のエンジン特性にしたがって予め定めておけば、そのエンジン特性を反映したリアルなエンジン音が上記車室内に再生出力される。
本発明によれば、エンジンルーム内で収音した車両のエンジン音をリアルさを損なうことなく他の車両のエンジン音に変換して再生することが可能になる、といった効果を奏する。
図1は、本発明の一実施形態に係るエンジン音再生装置の構成例を示すブロック図である。図1に示すエンジン音再生装置は、例えばガソリンエンジンやディーゼルエンジンなどの内燃機関を動力源として走行する車両に搭載されるものであり、その車両の車室内にそのエンジン音を再生するものである。ただし、図1に示すエンジン音再生装置は、エンジンルーム内で収音したエンジン音をそのまま再生するのではなく、アクセルペダルの踏み込み速度(以下、アクセル操作速度)およびエンジン回転数に応じて定まる歪みを付与して再生する。本実施形態では、図1に示すエンジン音再生装置は、自装置が搭載されている車両とは車種が異なる車両のエンジン特性を反映させた歪みを付与するように構成されている。
以下、本実施形態に係るエンジン音再生装置の構成について詳細に説明する。
マイク110aおよび110bは、エンジン音再生装置が搭載されている車両のエンジンルーム内にて例えば吸気口の近傍やエンジンの近傍等互いに異なる位置に設置され、各々の設置位置にてエンジン音を収音し、そのエンジン音を示す電気信号(以下、エンジン音信号)をヘッドアンプ120aおよび120bに各々出力する。本実施形態では、エンジンルーム内の互いに異なる位置に設置された2個のマイクによってそのエンジンルーム内のエンジン音を収音する場合について説明するが、1個のマイクでエンジン音を収音するとしても良く、また、3個以上のマイクでエンジン音を収音するとしても勿論良い。ヘッドアンプ120aおよび120bは、各々マイク110aおよび110bから受け取ったエンジン音信号をミキサ130やディストーション部140による信号処理に適したレベルに増幅してミキサ130に出力する。ミキサ130は、ヘッドアンプ120aおよび120bから受け取ったエンジン音信号からノイズ成分等を除去した後に両者を合成し、左右2チャネル分のエンジン音信号XLおよびXRを生成して出力する。つまり、マイク110aおよび110b、ヘッドアンプ120aおよび120b、ミキサ130は、エンジンルーム内で収音されるエンジン音を示すエンジン音信号を生成するエンジン音信号生成手段として機能する。
図1に示すように、ミキサ130により生成されたエンジン音信号XLは2分流され、その一方はディストーション部140に、他方は左チャネル歪み設定部170Lに与えられる。同様に、エンジン音信号XRも2分流され、一方はディストーション部140に、他方は右チャネル歪み設定部170Rに与えられる。
ディストーション部140は、ミキサ130から受け取ったエンジン音信号XLおよびXRの各々にアクセル操作速度およびエンジン回転数に応じた歪みを付与してエンジン音信号YLおよびYRを生成し、出力アンプ150Lおよび150Rに出力する。図1に示すように、ディストーション部140は、アンプ141Lおよび141R、イコライザ142Lおよび142R、アンプ143Lおよび143R、アンプ144Lおよび144R、加算器145Lおよび145Rを有している。
ディストーション部140に入力されたエンジン音信号XLは、図1に示すように、2分流され、その一方はアンプ141L、イコライザ142Lおよびアンプ143Lにより増幅等の信号処理が為された後に加算器145Lへ入力され、他方はアンプ144Lにより増幅された後に加算器145Lへ入力される。ディストーション部140に入力されたエンジン音信号XRについても同様に2分流され、その一方にはアンプ141R、イコライザ142Rおよびアンプ143Rによる信号処理が施された後に加算器145Rに入力され、他方にはアンプ144Rによる増幅が施された後に加算器145Rに入力される。
アンプ141Lは、与えられたエンジン音信号XLのレベルを増幅してイコライザ142Lに出力する。同様に、アンプ141Rも、与えられたエンジン音信号XRのレベルを増幅してイコライザ142Rに出力する。アンプ141Lおよび141Rは、いわゆる可変利得増幅器であり、アンプ141Lの入出力特性(すなわち、入力信号レベルと出力信号レベルの比:すなわち増幅率)は、左チャネル歪み設定部170Lによって設定され、アンプ141Rの入出力特性は右チャネル歪み設定部170Rによって設定される。
詳細については後述するが、アクセル操作速度Vが第1の閾値V1以下の低速であれば、図2のグラフG01に示す4次関数で示される入出力特性がアンプ141Lおよび141Rに設定される。また、アクセル操作速度Vが、V1よりも大きな第2の閾値V2と等しい中速である場合には、図2のグラフG02に示す3次関数で示される入出力特性がアンプ141Lおよび141Rに設定される。そして、アクセル操作速度VがV2よりも大きい第3の閾値V3以上の高速であれば、図2のグラフG03に示す線形の入出力特性がアンプ141Lおよび141Rに設定される。
また、アクセル操作速度VがV1より大きくかつV2未満である場合には、図2のグラフG01とグラフG02とを用いて得られる補間曲線で示される入出力特性がアンプ141Lおよび141Rに設定され、アクセル操作速度VがV2より大きくかつV3未満である場合には、図2のグラフG02とグラフG03とを用いて得られる補間曲線で示される入出力特性がアンプ141Lおよび141Rに設定される。
このように、本実施形態では、アクセル操作速度が遅いほど非線形の度合いが大きい入出力特性がアンプ141Lおよび141Rに設定される。
例えば非線形の入出力特性がアンプ141Lおよび141Rに設定された場合には、線形の入出力特性がそれらアンプに設定された場合に比較して、それらアンプのクリップレベル手前で出力波形に非線形歪みが生じているため、クリップ発生時に急激に出力波形が歪むことが回避される。前述したように、アクセル操作速度が遅いほど非線形の度合いが大きい入出力特性がアンプ141Lおよび141Rに与えられるのであるから、アクセル操作速度が遅い場合には、クリップ発生前後で出力波形が急激に歪むことが回避され、不自然な聴感をユーザに与えることはない。また、本実施形態では、上記アクセル操作速度と歪みの種類との対応関係は、例えばスポーツカーや高級車などエンジン音の再生対象である車両のエンジン特性を反映して定められるため、上記非線形歪みに応じた周波数成分がそれら車両のエンジン音としてのリアル感や臨場感をユーザに与えることになる。
イコライザ142Lおよび142Rには、アンプ141Lまたは141Rにより増幅されたエンジン音信号が各々入力されるとともに、エンジン回転数Nを示す運転情報がECU200から与えられる。イコライザ142Lおよび142Rは、入力されたエンジン音信号に含まれる周波数成分のうち、エンジン回転数Nに応じた周波数成分にローシェルビングフィルタ処理やハイシェルビングフィルタ処理、バンドパスフィルタ処理などの各種フィルタ処理を施し各々アンプ143Lまたはアンプ143Rに出力する。前述したように、イコライザ142Lおよび142Rに入力されるエンジン音信号には、アクセル操作速度に応じた歪みが付与されているのであるから、上記フィルタ処理が施されることによって、歪み付与の対象となる周波数領域がエンジン回転数に応じて選択されることになる。このイコライザ142Lおよび142Rには、パラメトリックイコライザ又はグラフィックイコライザの何れを用いても良い。
アンプ143Lおよび144Lは、入力されたエンジン音信号のレベルを、バランス制御部180によって設定された増幅率で増幅して加算器145Lへ出力する。この加算器145Lはアンプ143Lおよび144Lから入力されたエンジン音信号を加算してエンジン音信号YLを生成し出力する。同様に、アンプ143Rおよび144Rも、入力されたエンジン音信号のレベルを、バランス制御部180によって設定された増幅率で増幅して加算器145Rへ出力し、加算器145Rは両者の和信号をエンジン音信号YRとして出力する。
詳細については後述するが、バランス制御部180は、アンプ143Lおよび143Rには、増幅率rを設定し、アンプ144Lおよび144Rには、増幅率1−rを設定する。ここで、rはエンジン回転数に応じて定まる値であり、バランス制御部180は、エンジン回転数Nが第1の閾値N1未満である場合にはrの値を0にセットし、エンジン回転数NがN1以上かつ、N1よりも大きな第2の閾値N2未満である場合にはエンジン回転数Nの増加に伴ってrの値を1まで線形に増加させ、エンジン回転数NがN2以上である場合にはrの値を1にセットする。このため、本実施形態では、エンジン回転数Nの値に応じて、アンプ143Lおよび143Rには、図3のグラフG04で示される増幅率が設定され、アンプ144Lおよび144Rには、図3のグラフG05で示される増幅率が設定される。なお、本実施形態では、上記rの値とエンジン回転数との対応関係も、例えばスポーツカーや高級車などエンジン音の再生対象である車両のエンジン特性を反映して予め定められている。
図3を参照すれば明らかように、アンプ143Lおよび143Rの増幅率はエンジン回転数Nの増加に伴って増加する一方、その増加の分だけアンプ144Lおよび144Rの増幅率は減少し、両者の和は一定(本実施形態では1)に保たれている。ここで、アンプ143Lおよび143Rに入力されるエンジン音信号には、前述したようにアクセル操作速度Vに応じた歪みが付与されており、アンプ144Lおよび144Rに入力されるエンジン音信号には上記歪みは付与されていないのであるから、ディストーション部140から出力されるエンジン音信号YLおよびYRには、アクセル操作速度Vに応じた種類の歪みがエンジン回転数Nに応じた度合いで含まれていることになる。
そして、ディストーション部140から出力されるエンジン音信号YLおよびYRは、各々アンプ150Lおよび150Rによりスピーカ駆動に適したレベルに増幅された後に、車室内に設置されたスピーカ160Lおよび160に供給される。その結果、車室内には、アクセル操作速度Vに応じた種類の歪みをエンジン回転数Nに応じた度合いで含んだエンジン音が放音されることになる。
(A−1;左チャネル歪み設定部170Lの構成および機能)
次いで、左チャネル歪み設定部170Lの構成および機能について詳細に説明する。なお、右チャネル歪み設定部170Rの構成および機能は、左チャネル歪み設定部170Lの構成および機能と同一であるため説明を省略する。
左チャネル歪み設定部170Lは、図1に示すように、記憶部171と補間演算部172とを含んでいる。記憶部171は、例えばEEPROM(Electronically Erasable and
Programmable Read Only Memory)などの不揮発性メモリであり、前述した3種類の閾値に対応付けて、各閾値に対応する入出力特性(図2に示す4次、3次および1次の入出力特性)の各々を示す入出力特性テーブル(以下、「TBL」と表記、図1においても同じ)01、02および03を格納している。例えば、閾値V1に対応する入出力特性TBL01には、−1.0から1.0までの所定刻み(例えば、0.01刻み)の各入力値に対応付けて図2の入出力特性グラフG01に示す出力値が格納されている。同様に、閾値V2に対応する入出力特性TBL02には、上記各入力値に対応付けて図2の入出力特性グラフG02に示す出力値が格納されており、閾値V3に対応する入出力特性TBL03には、上記各入力値に対応付けて図2の入出力特性グラフG03に示す出力値が格納されている。また、記憶部171には、アンプ141Lの増幅率を上記各入出力特性TBLの格納内容およびアクセル操作速度Vに応じて設定する処理を補間演算部172に実行させる制御プログラムが記憶されている。なお、上記各入出力特性TBLの格納内容およびアクセル操作速度についての3種類の閾値については、エンジン音の再生対象である車両にてアクセル操作速度とエンジン音に生じる歪みとの対応関係を実測して定めるようにすれば良い。
補間演算部172には、ミキサ130からエンジン音信号XLが与えられるとともに、ECU(Engine Control Unit)200からアクセル操作速度Vを表す運転情報が与えられる。この補間演算部172は、例えばCPU(Central Processing Unit)であり、RAM(Random
Access Memory)などの不揮発性メモリをワークエリアとして上記制御プログラムを実行する。上記制御プログラムにしたがって作動している補間演算部172は、以下の処理を実行する。
ステップa.補間演算部172は、ECU200から引き渡されたアクセル操作速度Vと上記3種類の閾値を比較し、VがV1以下である場合には入出力特性TBL01を、VがV1より大きくかつV2未満であれば入出力特性TBL01とTBL02を、VがV2に等しい場合は入出力特性TBL02を、VがV2より大きくかつV3未満であれば入出力特性TBL02とTBL03を、VがV3以上であれば入出力特性TBL03を選択する。
ステップb.次いで、補間演算部172は、ミキサ130から与えられたエンジン音信号XLの信号レベルに対応する出力値をステップaにて選択した1または2つの入出力特性TBLの格納内容から決定する。具体的には、ステップaにて1つの入出力特性TBLが選択されている場合は、その入出力特性TBLからエンジン音信号XLの信号レベルに該当する入力値に対応する出力値を読み出す。なお、上記エンジン音信号XLの信号レベルに該当する入力値が上記入出力特性TBLに格納されていない場合には、線形補間などの適当な補間処理を行ってその出力値を算出するようにすれば良い。
一方、ステップaにて2つの入出力特性TBLが選択されている場合、例えば、入出力特性TBL01と入出力特性TBL02がステップaにて選択された場合には、以下の数(1)にしたがって出力値を算出する。
出力値=
{ (V2−V)×入出力TBL01から読み出した出力値
+(V−V1)×入出力TBL02から読み出した出力値}/(V2−V1)
・・・(1)
なお、エンジン音信号XLの信号レベルに該当する入力値が上記各入出力特性テーブルに格納されていない場合には、線形補間などの適当な補間処理を行ってその出力値を算出した後に上記数(1)に示す演算を行うようにすれば良い。
ステップc.次いで、補間演算部172は、ステップbにて求めた出力値を上記エンジン音信号XLの信号レベルの値で除算して得られる値を、アンプ141Lおよび141Rの増幅率としてそれらアンプに設定する。
以上に説明したステップaからステップcまでの処理を補間演算部172が実行することによって、アクセル操作速度Vの値に応じた入出力特性がアンプ141Lおよび141Rに設定されることになる。
(A−2;バランス制御部180の構成および機能)
バランス制御部180は、エンジン回転数Nを表す運転情報をECU200から受け取り、そのエンジン回転数が高いほど歪みが付与されたエンジン音信号の加算比率が高くなるようにアンプ143Lおよび144Lと、アンプ143Rおよび144Rの増幅率を設定する。
より詳細に説明すると、バランス制御部180は、例えばCPU、不揮発性メモリおよび揮発性メモリ(図1では何れも図示省略)を含んでいる。不揮発性メモリには、図3のグラフG04に示すエンジン回転数と増幅率rの対応関係を示すバランス管理テーブルと、このバランス管理テーブルの格納内容とECU200から引き渡される運転情報とにしたがって、上記各アンプに増幅率を設定する処理を上記CPUに実行させる制御プログラムが予め記憶されている。上記CPUは上記揮発性メモリをワークエリアとして上記制御プログラムを実行することにより、上記運転情報の示すエンジン回転数NとグラフG04から定まる値rをアンプ143Lおよび143Rの増幅率としてそれらアンプに設定するとともに、アンプ144Lおよび144Rの増幅率として1−rをそれらアンプに設定する処理を実行する。その結果、アンプ143Lおよび143Rの増幅率とエンジン回転数とは図3のグラフG04に示す対応関係を満たし、アンプ144Lおよび144Rの増幅率とエンジン回転数とは図3に示すグラフG05の対応関係を満たすことになる。
以上が本実施形態に係るエンジン音再生装置の構成である。
(B.動作)
次いで、本実施形態に係るエンジン音再生装置が行う動作について図面を参照しつつ説明する。
図1に示すエンジン音再生装置が搭載されている車両においては、その走行中のエンジン音がマイク110aおよび110bにより収音され、それらマイクの出力信号に応じたエンジン音信号XLおよびXRがミキサ130により生成されディストーション部140に引き渡される。ディストーション部140に引き渡されたエンジン音信号XLおよびXRには、運転者のアクセル操作速度Vおよびそのアクセル操作が為された時点のエンジン回転数Nに応じた歪みが付与される。以下、アクセル操作速度VがV1以下である場合、VがV1より大きくかつV2未満である場合、VがV2に等しい場合、VがV2より大きくV3より小さい場合、VがV3以上である場合の各々についてそのアクセル操作を行った時点のエンジン回転数Nが、第1の閾値N1未満である場合、N1以上かつN2未満である場合およびN2以上である場合に上記車両の車室内に再生されるエンジン音について説明する。
アクセル操作速度VがV1以下である場合には、左チャネル歪み設定部170Lおよび右チャネル歪み設定部170Rの各補間演算部172は、入力特性TBL01を選択しミキサ130から引き渡されたエンジン音信号の信号レベルに対応付けてこのテーブルに格納されている値を読み出し、読み出した値と上記信号レベルとの比を増幅率としてアンプ141Lまたは141Rに設定する。入出力特性TBL01の格納内容は図2のグラフG01で示される4次の入出力特性を表しているため、アクセル操作速度VがV1以下である場合は、アンプ141Lまたはアンプ141Rを通過するエンジン音信号には4次の非線形歪みが付与されることになる。
一方、バランス制御部180は、ECU200から引き渡される運転情報の表すエンジン回転数Nの値に応じてアンプ143Lおよび143Rには増幅率r(rは0〜1の値)を設定し、アンプ144Lおよび144Rには増幅率1−rを設定する。例えば、アクセル操作が為された時点のエンジン回転数NがN1未満である場合には、バランス制御部180は上記rに“0”をセットする。このため、エンジン回転数NがN1未満である場合には、加算器145Lおよび145Rには、歪みが付与されていないエンジン音信号のみが入力され、それら歪みを付与されていないエンジン音信号がスピーカ160Lおよび160Rに供給されることになる。つまり、エンジン回転数NがN1未満である場合には、エンジンルーム内で収納されたエンジン音がそのまま車室内に再生されることになる。
これに対して、エンジン回転数NがN1以上かつN2未満の値である状態では、バランス制御部180は上記rの値をエンジン回転数の増加に伴って増加させるため、係る状態でアクセル操作が為された場合には、上記rの値に応じた割合で4次の非線形歪みを含むエンジン音が上記車室内に再生されることになる。
そして、エンジン回転数Nが更に増加しN2以上の値となった状態では、バランス制御部180は上記rの値を“1”にセットするため、係る状態でアクセル操作が為されると4次の非線形歪みを最大限に含むエンジン音が上記車室内に再生されることになる。
以上が、アクセル操作速度VがV1以下である場合の動作である。
アクセル操作速度VがV1より大きくかつV2未満である場合には、4次の非線形歪みに代えて、4次の非線形歪みと3次の非線形歪みを補間して得られる歪みがアンプ141Lおよび141Rで付与される点のみが、上述のアクセル操作速度VがV1以下である場合と異なる。同様に、アクセル操作速度VがV2に等しい場合は、3次の非線形歪みがアンプ141Lおよび141Rで付与される点、アクセル操作速度VがV2よりも大きくV3未満である場合は、3次の非線形歪みと線形の歪みとを補間して得られる歪みがアンプ141Lおよび141Rで付与される点、アクセル操作速度VがV3以上である場合は、線形の歪みがアンプ141Lおよび141Rで付与される点が、前述したアクセル操作速度VがV1以下である場合と異なる。
以上に説明したことをまとめると、本実施形態に係るエンジン音再生装置によれば、運転者によりアクセル操作が為されたときのエンジン回転数Nとそのアクセル操作速度Vとに応じて、図4に示す15通りのパターンのエンジン音が再生されることになる。アクセル操作速度Vとそのアクセル操作速度Vに応じて付与される非線形歪みの種類との対応関係、および、エンジン回転数とエンジン音に付加される歪み成分の割合との対応関係は、何れもエンジン音再生装置が搭載されている車両とは種類が異なる他の車両のエンジン特性に基づいて定められたものであるから、このエンジン音再生装置を用いることによって、そのエンジン音再生装置が搭載されている車両の車室内にその車両とは車種が異なる車両のエンジン音をアクセル操作速度やエンジン回転数に応じてリアルに再現することが可能になる。
(C.変形)
以上、本発明の一実施形態について説明したが、係る実施形態に以下に述べる変形を加えても良いことは勿論である。
(1)上述した実施形態では、アクセル操作速度に応じた種類の歪みをエンジン回転数Nに応じた度合いで付与することによって、他の車種のエンジン音を車両の運転状況に応じてリアルに再生する場合について説明した。しかしながら、アクセル操作速度の変化量に応じた種類の歪みをエンジン回転数の変化量に応じた度合いで付与するようにしても良い。具体的には、図5に示すように、ECU200から出力される運転情報の表すアクセル操作速度の差分を算出する差分算出部310aとその出力結果を積和して上記アクセル操作速度の変化量を検出するエンベロープ部320aを設け、アクセル操作速度に代えてその変化量を左チャネル歪み設定部170Lおよび右チャネル歪み設定部170Rに与え、その変化量に応じて入出力特性テーブルを選択させるようにすれば良い。同様に、ECU200から出力される運転情報の表すエンジン回転数の差分を算出する差分算出部310cとその出力結果を積和して上記エンジン回転数の変化量を検出するエンベロープ部320cを設け、エンジン回転数に代えてその変化量をバランス制御部180に与え、その変化量に応じてアンプ143L、143R、144Lおよび144Rの増幅率を設定させるようにすれば良い。
(2)上述した実施形態では、左チャネル歪み設定部170Lおよび右チャネル歪み設定部170Rの各記憶部171に1次、3次および4次の入出力特性を表す3種類のテーブルが格納されている場合について説明したが、例えば5次などの高次の入出力特性を表すテーブルを更に追加しても良いことは勿論である。
また、上述した実施形態では、エンジン音再生装置が搭載されている車両とは車種が異なる1の車両のエンジン特性を表す入出力特性テーブルを記憶部171に格納しておくとともに、そのエンジン特性に応じたエンジン回転数―歪み割合を表すバランス管理テーブルをバランス制御部180の不揮発性メモリに格納しておく場合について説明した。しかしながら、エンジン音再生装置が搭載されている車両とは車種が異なる複数の車両の各々を示す識別子に対応付けてその車両のエンジン特性を表す入出力特性テーブルを記憶部171に格納しておくとともに、それら識別子の各々に対応付けてその識別子で示される車両のエンジン特性に応じたエンジン回転数―歪み割合を表すバランス管理テーブルをバランス制御部180の不揮発性メモリに格納しておき、それら複数の識別子のうちユーザにより選択された識別子に対応する入出力特性テーブルおよびバランス管理テーブルを用いてエンジン音の再生制御を行わせるようにしても良い。このようにすると、1つのエンジン音再生装置で複数種の車両のうちユーザにより選択された車両のエンジン音を、そのエンジン音再生装置が搭載されている車両の運転状況に応じてその車室内に再生することが可能になる。
(3)上述した実施形態では、アクセルペダルの操作速度およびエンジン回転数を示す運転情報をECUから取得する場合について説明したが、ECUとは別個に上記操作速度を検出するセンサやエンジン回転数を検出するセンサを設け、それらセンサによって上記運転情報を取得するようにしても良い。
本発明の一実施形態に係るエンジン音再生装置の構成例を示すブロック図である。 アンプ141Lおよび141Rに設定される入出力特性の一例を示す図である。 バランス制御部180によりアンプ143L、143R、144Lおよび144Rにセットされる増幅率とエンジン回転数の関係の一例を示す図である。 エンジン音再生装置により再生されるエンジン音に含まれる歪み成分と、アクセル操作速度およびエンジン回転数の関係を示す図である。 変形例1に係るエンジン音再生装置の構成例を示す図である。
符号の説明
110a,110b…マイク、120a,120b…ヘッドアンプ、130…ミキサ、140…ディストーション部、150L,150R…出力アンプ、160L,160R…スピーカ、170L…左チャネル歪み設定部、170R…右チャネル歪み設定部、171…記憶部、172…補間演算部、180…バランス制御部、200…ECU、310a,310c…差分算出部、320a,320c…エンベロープ検出部。

Claims (2)

  1. エンジンを動力源として走行する車両のエンジンルーム内で収音されたエンジン音を示すエンジン音信号を生成するエンジン音信号生成手段と、
    前記エンジン音信号にエンジンの回転数およびアクセルペダルの操作速度に応じた歪みを付与して出力する手段であって、前記エンジン音信号生成手段により生成されたエンジン音信号を2分流し、前記操作速度が遅い程歪みの度合いが大きい非線形歪みをその一方に付与し、歪みを付与したエンジン音信号の比率を前記回転数が大きいほど大きくして他方のエンジン音信号と加算して出力するディストーション手段と、
    前記ディストーション手段から出力されるエンジン音信号を受け取り、そのエンジン音信号に応じた音を再生するスピーカと、
    を具備することを特徴とするエンジン音再生装置。
  2. エンジンを動力源として走行する車両のエンジンルーム内で収音されたエンジン音を示すエンジン音信号を生成するエンジン音信号生成手段と、
    前記エンジン音信号にエンジンの回転数の変化量およびアクセルペダルの操作速度の変化量を算出する算出手段と、
    前記算出手段により算出されたエンジン回転数の変化量およびアクセルペダルの操作速度の変化量に応じた歪みを付与して出力する手段であって、前記エンジン音信号生成手段により生成されたエンジン音信号を2分流し、前記操作速度の変化量が大きい程歪みの度合いが大きい非線形歪みをその一方に付与し、歪みを付与したエンジン音信号の比率を前記回転数の変化量が大きいほど大きくして他方のエンジン音信号と加算して出力するディストーション手段と、
    前記ディストーション手段から出力されるエンジン音信号を受け取り、そのエンジン音信号に応じた音を再生するスピーカと、
    を具備することを特徴とするエンジン音再生装置。
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