JP2008145337A - アイソレータシステム - Google Patents

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Abstract

【解決手段】
ハーフスーツ2のグローブ6、6の気密漏れ検査を行う場合には、先ず、一方のグローブ6を第1検査用箱13内に挿入して膨張シール15を膨張させる。これにより、膨張シール15がカラー11の外周部に密着してグローブ6の外面と第1検査用箱13の内面との間に密封空間23が形成される。
この後、第1検査回路41から密封空間23に負圧を導入する。密封空間23の負圧は圧力計33によって計測されて制御装置22へ伝達される。制御装置22は、予め記憶した基準となる負圧の真空度と圧力計33で計測した負圧の真空度とを比較して、グローブ6に気密漏れがあるか否かを判定する。
【効果】 アイソレータ3の無菌環境を破壊することなくグローブ6、6の気密漏れ検査を行うことができる。
【選択図】 図2

Description

本発明はアイソレータシステムに関し、より詳しくは、アイソレータに設けたハーフスーツにおけるグローブの気密漏れ検査を行うようにしたアイソレータシステムに関する。
従来、滅菌ガス供給手段によってアイソレータ内を滅菌状態にするアイソレータシステムは知られており、こうしたアイソレータシステムにおいては、無菌環境を破壊することなくアイソレータの外部から内部ヘアクセスできるように、アイソレータ内に突出させてハーフスーツやグローブを設けている。
こうしたハーフスーツやグローブはゴムなどのフレキシブルな弾性体で作られており、ハーフスーツの中に作業者が上半身を入り込ませるか、あるいはグローブに作業者が手を差し込んでアイソレータ内での所要の作業を行うようになっている。こうしたハーフスーツやグローブは作業者の作業に伴って頻繁に動かされるので破損したりする虞があり、ハーフスーツやグローブに気密漏れがないかどうかを検査することが望ましい。
そして、アイソレータに設けたグローブの気密性を検査する従来技術として、例えば特許文献1および特許文献2が知られている。これら特許文献においては、アイソレータの壁面に取り付けたグローブについて気密漏れ検査を行うようになっている。
特許文献1では、アイソレータの内側に向いて配置されているグローブを裏返してアイソレータの外側へ引き出された後、アイソレータの外から検査用の箱を装着してグローブの気密性を検査するようになっている。
また、特許文献2においては、アイソレータの作業孔に陰圧チャンバーを装着することにより、陰圧チャンバーとグローブとの間に陰圧空間を形成した後、陰圧空間を減圧することによりグローブを陰圧チャンバー内に引き込んでグローブの気密性を検査している。
上記特許文献1の技術では、アイソレータの内側に向いているグローブを裏返して外側に向ける作業が必要である。
また、特許文献1および特許文献2ともに、グローブを裏返しているので、グローブに大きな負荷がかかるという問題がある。
特許第3529497号公報 特開2002−280277号公報
一方、従来のハーフスーツは、胴部とスリーブは製造時に一体的に形成されるが、スリーブとグローブは別体に製造されるようになっている。そのため、製造後において、スリーブの先端部となるカラーに対してグローブの手首部分を被せて、そこにOリング等の止め具を装着して気密を保持して接続するようになっている。
このような構成を有するハーフスーツについても気密漏れ検査をおこなう必要があるが、ハーフスーツにグローブを接続した状態においてグローブの気密漏れ検査を行う装置は従来では提案されていなかったものである。
上述した事情に鑑み、請求項1に記載した本発明は、滅菌ガスを供給する滅菌ガス供給手段と、上記滅菌ガス供給手段から供給される滅菌ガスによって内部を滅菌されるアイソレータと、上記アイソレータに気密を保持して取り付けられるグローブとを備えたアイソレータシステムにおいて、
上記アイソレータ内に配置されて上記グローブが挿入された際に該グローブとの間に密封空間が形成される検査用箱と、上記検査用箱と連通して上記アイソレータの外部へ伸びる第1通路と、上記アイソレータの内外を連通させる第2通路と、上記第1通路と上記第2通路とを連通させる循環通路と、この循環通路に配置された循環手段と、少なくとも上記第1通路と連通する検査通路と、この検査通路に配置した負圧発生手段とをそれぞれ設けるとともに、上記第1通路と上記循環通路および上記検査通路との連通状態を切換え可能に構成し、上記アイソレータ内を滅菌する際には、上記検査用箱、上記第1通路、上記循環通路、上記第2通路および上記アイソレータの内部空間によって循環回路を構成し、上記グローブの気密漏れ検査を行う際には、上記検査用箱、上記第1通路および上記検査通路から検査回路を構成するようにしたものである。
このような構成によれば、グローブを裏返すことなく、しかもアイソレータの無菌環境を破壊することなく、上記グローブの気密漏れ検査を行うことができる。また、アイソレータに滅菌ガスを供給して滅菌する際には、上記循環回路内にも滅菌ガスを循環させることができるので、検査用箱と第1通路をも滅菌ガスによって滅菌することができる。
以下、図示実施例について本発明を説明すると、図1ないし図2において、1はアイソレータシステムである。本実施例のアイソレータシステム1は、密封された筐体からなり底部に穿設した挿入孔3Aにハーフスーツ2を取り付けたアイソレータ3と、このアイソレータ3内に導管4を介して滅菌ガスを供給する滅菌ガス供給手段5と、上記ハーフスーツ2の一対のグローブ6、6の気密漏れ検査を行う検査装置7とを備えている。
アイソレータ3の壁面は透明になっているので、アイソレータ3の外部から内部を目視できるようになっている。アイソレータ3の底部中央に楕円形をした上記挿入孔3Aを穿設してあり、その挿入孔3Aの全周にわたって概略袋状をしたハーフスーツ2の下端部全域を気密を保持して連結している。
ハーフスーツ2は可撓性を有する透明な材料からなり、このハーフスーツ2はアイソレータ3内に突出させて配置されている。ハーフスーツ2は、逆さのカップ状をして最上方に位置する頭部2Aと、その下方側へ連続する略円錐状の胴部2Bと、この胴部2Bの両肩の位置から連続する円筒状をした一対のスリーブ2C、2Cと、さらに各スリーブ2Cの先端部分に接続された上記グローブ6,6とから構成されている。
頭部2A、胴部2Bおよび両スリーブ2Cは可撓性を有する透明な材料によって一体となって製造されているが、両スリーブ2C、2Cと両グローブ6、6とは別体として製造されており、各グローブ6、6は次のようにしてアイソレータ3にハーフスーツ2を介して気密を保持して取り付けられている。
すなわち、図2に拡大して示すように、ハーフスーツ2のスリーブ2Cの先端部には剛性を有する円筒状のカラー11を連続させて一体に形成している。そして、グローブ6における円筒状の手首部6Aを上記カラー11の外周部に被せて、そのようにカラー11の全周に重合した状態の手首部6Aに2本のOリング12を装着している。これにより、グローブ6の手首部6Aを上記カラー11の外周部に気密を保持して接続している。このようにしてカラー11を介してスリーブ2Cに連結されたグローブ6に対して後に詳述する検査装置7によって気密漏れ検査が行われるようになっている。
ハーフスーツ2の下端部、つまり胴部2Bの下端部は上述したようにアイソレータ3の挿入孔3Aに気密を保持して連結されており、挿入孔3Aから作業者がハーフスーツ2内に上半身を挿入し、かつ両スリーブ2C、2Cに作業者の両手を通してグローブ6、6に両手を差し込むようになっている。このように、ハーフスーツ2に作業者が入り込んでグローブ6に作業者の腕を差し込むことにより、アイソレータ3内の無菌状態を維持したままで作業者はグローブ6を介してアイソレータ3内で所要の作業を行うことができるようになっている。
上述したアイソレータ3は、たとえば1週間毎のように定期的に、アイソレータ3に接続された導管4を介して滅菌ガス供給手段5から滅菌ガスが供給されるようになっており、作業者が作業を行うときにアイソレータ3内は無菌状態に維持されている。
上述したように、ハーフスーツ2のグローブ6は作業者が手を差し込んで作業を行う際に頻繁に動かされるため、グローブ6が破損したりして気密漏れが生じる虞がある。そこで本実施例においては、作業者が作業を行う前にグローブ6の気密漏れ検査を行う検査装置7を設け、グローブ6が破損していないかを検査するようにしている。
図1および図2に示すように、検査装置7は、アイソレータ3内に設けた左右一対の第1検査用箱13、第2検査用箱13’と、これらに接続されて所要時に圧縮空気と負圧を両検査用箱13、13’に供給する気体供給回路14とから構成されている。
第1検査用箱13は、作業者がハーフスーツ2に入り込んでグローブ6に手を差し込んで作業する際に、一方のグローブ6の可動範囲内となるアイソレータ3内の底部上に固定されている。また、他方の第2検査用箱13’も、他方のグローブ6の可動範囲内となるアイソレータ3内の底部上に固定されている。
図2に示すように、第1検査用箱13は剛性を有する直方体の箱からなり、その側部の壁面の1つを取り除いてそこを開口部13Aとしている。この開口部13Aを介してグローブ6およびそれを取り付けたカラー11を第1検査用箱13の内部へ挿入するようになっている。
第1検査用箱13の開口部13Aの内面全周にわたって、断面円弧状でかつ環状をした膨張シール15を気密を維持して取り付けている。膨張シール15は可撓性を有する材料によって構成されている。
第1検査用箱13における上部には、水平方向に伸びるエア通路13Bを形成してあり、このエア通路13Bの一端13aは上記膨張シール15で覆われた内壁面に開口させてあり、エア通路13Bの他端13bは開口部13Aと対向する壁面の外面に開口させている。このエア通路13Bの他端13bには、導管16の一端16Aを気密を保持して接続している。導管16はアイソレータ3の壁面の貫通孔に気密を保持して貫通させてから外部に引き出してあり、導管16の他端16Bは圧縮空気供給源17に接続されている。
第2検査用箱13’も上述した第1検査用箱13と同様に構成してあり、第2検査用箱13’のエア通路13Bに導管16’の一端16Aを接続している。この導管16’はアイソレータ3の壁面の貫通孔を気密を保持して貫通させてあり、導管16’の他端16B’は上記圧縮空気供給源17に接続されている。
上記導管16、16’の途中には電磁開閉弁21、21’をそれぞれ設けている。上記両電磁開閉弁21、21’は制御装置22によって作動を制御されるようになっている。制御装置22が所要時に各電磁開閉弁21、21’を開放させると導管16、16’とエア通路13Bを介して各検査用箱13、13’の膨張シール15内に圧縮空気が給送されるので、この膨張シール15が内方側に向けて最大限に膨張されるようになっている。
図2に示すように、気密漏れ検査をする際には、作業者によってグローブ6が第1検査用箱13内に挿入されるので、グローブ6を接続したカラー11の基部11Aが上記膨張シール15と対向する内方側に位置するようになっている。その状態において制御装置22が電磁開閉弁21を開放させると、圧縮空気によって最大限に膨張した膨張シール15の内周部が上記カラー11の基部11Aの外周部に密着して、その部分の気密が保持されるようになっている。この状態においては、グローブ6およびカラー11の外面全域とそれらを挿入した第1検査用箱13の内面全域および膨張シール15とによって密封空間23が形成されるようになっている。
また、第2検査用箱13’内に他方のグローブ6を挿入してその気密漏れ検査する場合においても、上述した第1検査用箱13内にグローブ6を挿入した場合と同様にして第2検査用箱13’の内面とグローブ6の外面との間に密封空間23が形成されるようになっている。
開口部13Aと対向する第1検査用箱13の側壁には、第1検査用箱13の内外を連通させる貫通孔13Cを穿設している。この貫通孔13Cの外面側の端部に導管からなる第1通路24の一端24Aを気密を保持して接続してあり、第1通路24はアイソレータ3の側壁との気密を保持してアイソレータ3の外部へ引き出している。
また、上記第1検査用箱13と同様に第2検査用箱13’の側壁にも貫通孔13Cを穿設してあり、この貫通孔13Cに導管からなる第2通路24’の一端24A’を気密を保持して接続している。第2通路24’もアイソレータ3の側壁との気密を保持してアイソレータ3の外部へ引き出している。
アイソレータ3の外部に位置する第1通路24の他端24Bと第2通路24’の他端24B’は循環通路27、ならびにこの循環通路27と並列に配置した検査通路28、28’と連通させている。
第1通路24と第2通路24’には、それぞれ制御装置22によって作動が制御される電磁開閉弁26,26’が設けられている。
上記循環通路27の途中には循環ポンプ29が設けられるとともに、循環ポンプ29と第1通路24の他端24Bとを連通する循環回路27には電磁開閉弁30が配置され、循環ポンプ29と第2通路24’の他端24B’とを連通する循環通路27には電磁開閉弁30’が配置されている。循環ポンプ29、両電磁開閉弁30、30’の作動は制御装置22によって制御されるようになっている。
さらに、第1通路24の他端24Bにはフィルタ44を介して検査通路28が接続されるとともに、第2通路24’の他端24B’にはフィルタ44’を介して検査通路28’が接続されている。検査通路28と検査通路28’はそれぞれ真空ポンプ31と連結しており、この真空ポンプ31の作動も制御装置22によって制御されるようになっている。
両検査通路28,28’に配置されている両フィルタ44、44’はHEPAフィルタなどの無菌フィルタであり、真空ポンプ31の作動を停止させた際に、両検査通路28、28’内の雰囲気が第1通路24や第2通路24’側へ流出することがあっても無菌の雰囲気を壊さないようになっている。
上記第1通路24における一端24Aに近い位置には第1通路24内の負圧の真空度を計測する圧力計33を設け、また、上記第2通路24’における一端24A’に近い位置には第2通路24’内の負圧の真空度を計測する圧力計33’を設けてあり、これら圧力計33、33’はそれぞれ第1通路24と第2通路24’内の負圧の真空度を計測して、該計測した負圧の真空度を制御装置22へ入力するようになっている。
上記第1検査用箱13、第1通路24、検査通路28、フィルタ44、電磁開閉弁26と圧力計33および真空ポンプ31によって第1検査回路41を構成し、 上記第2検査用箱13’、上記第2通路24’、検査通路28’、フィルタ44’、電磁開閉弁26’と圧力計33’および真空ポンプ31によって第2検査回路42を構成している。
また、本実施例においては、循環通路27を介して第1通路24と第2通路24’とが連通できるようになっている。そして、グローブ6,6の気密漏れ検査を行わない時には両検査用箱13、13’にグローブ6、6が挿入されないので、開口部13Aを介して両検査用箱13、13’はアイソレータ3の内部空間と連通している。
アイソレータ3の内部空間を滅菌する際には、両検査用箱13,13’をアイソレータ3の内部空間と連通させた状態で滅菌ガス供給手段5から滅菌ガスをアイソレータ3に供給するとともに、制御装置22によって各電磁開閉弁26、30、30’、26’が開放され、かつ循環ポンプ29が作動されると、アイソレータ3の内部空間と両検査用箱13、13’、第1通路24、第2通路24’および循環通路27とによって構成される循環回路43によって滅菌ガスが循環されるようになっている。それにより、第1通路24、第2通路24’、循環通路27、循環ポンプ29および両検査用箱13,13’内を滅菌することができるようになっている。
このように、本実施例においては、制御装置22によって両検査回路41、42の各電磁開閉弁の作動を制御することで、グローブ6、6の気密漏れ検査を行うとともに、アイソレータ3に滅菌ガス供給手段5から滅菌ガスを供給する際には、上記循環回路43に滅菌ガスを循環させて循環回路43内も滅菌できるようにしている。
以上のように構成したアイソレータシステム1において、検査装置7によるハーフスーツ2の各グローブ6.6に対する気密漏れ検査は、左右のグローブ6,6ごとに順次分けて行う。
すなわち、この場合、先ず作業者がハーフスーツ2内に入り込んでから一方のグローブ6を第1検査用箱13内に挿入する。
すると、制御装置22は、電磁開閉弁21’を閉鎖したままで電磁開閉弁21を開放するので、圧縮空気供給源17から導管16、エア通路13Bを介して第1検査用箱13の膨張シール15内に圧縮エアが供給される(図2参照)。
これにより、最大限に膨張した膨張シール15の内周部が上記カラー11の基部11Aの外周部に密着されて、その部分の気密が保持される。これにより、グローブ6およびカラー11の外面全域とそれらを挿入した第1検査用箱13の内面および膨張シール15とによって密封空間23が構成される。
すると制御装置22は、電磁開閉弁26を開放させる一方、他の電磁開閉弁
30,30’、26’を閉鎖した状態で真空ポンプ31を作動させる。これにより、第1通路24と検査通路28を介して第1検査用箱13の密封空間23に負圧が導入される。そして、この密封空間23に導入される負圧は圧力計33によって計測されて制御装置22へ伝達される。
ここで、制御装置22は、上記圧力計33によって計測された負圧の真空度と予め記憶した基準となる負圧の真空度とを比較して、圧力計33から伝達された負圧の真空度が予め記憶した真空度に達していれば、第1検査用箱13に挿入されたグローブ6およびそれとカラー11との間に気密漏れが無く、正常であると判定して、その旨を表示手段によって表示する。
他方、制御装置22は、上記圧力計33によって計測された負圧の真空度と予め記憶した基準となる負圧の真空度とを比較した結果、計測した負圧が予め記憶した負圧の真空度に達しない場合には、第1検査用箱13に挿入されたグローブ6およびそれとカラー11との間に気密漏れが有り、異常であると判定して、その旨を表示手段に表示する。
このようにして、一方のグローブ6の気密漏れ検査が行われたら、制御装置22は真空ポンプ31の作動を停止させるとともに、電磁開閉弁26と電磁開閉弁21を閉鎖させる。これにより、第1検査用箱13の密封空間23への負圧の導入が停止されるとともに、膨張シール15が萎んでカラー11の外周部から離隔する。
これにより、第1検査用箱13内がアイソレータ3の内部空間と連通する。その後、ハーフスーツ2内の作業者は、第1検査用箱13からグローブ6を抜き取ってグローブ6の気密漏れ検査を終了する。
以上のようにして、一方のグローブ6の気密漏れ検査が行われたら、ハーフスーツ2に入っている作業者は他方のグローブ6を第2検査用箱13’内に挿入する。
すると、制御装置22は、第2検査回路42を上述した第1検査回路41の場合と同様に制御して、第2検査用箱13’内に挿入されたグローブ6に対して気密漏れ検査を行う。
すなわち、制御装置22は、電磁開閉弁21を閉じたままで電磁開閉弁21’を開放するので、圧縮空気供給源17から導管16、エア通路13Bを介して第2検査用箱13’の膨張シール15内に圧縮エアが供給される(図2参照)。
これにより、膨張した膨張シール15の内周部が上記カラー11の基部11Aの外周部に密着されて、その部分の気密が保持されるとともに、密封空間23が構成される。
すると制御装置22は、電磁開閉弁26’を開放する一方、他の電磁開閉弁26、30,30’を閉鎖させたままで真空ポンプ31を作動させるので、第2通路24’と検査通路28’を介して第2検査用箱13’の密封空間23に負圧が導入される。そして、この密封空間23に導入される負圧は、それの隣接位置に位置する圧力計33’によって計測されて制御装置22へ伝達される。
制御装置22は、上記圧力計33’によって計測された負圧の真空度と予め記憶した基準となる負圧の真空度とを比較し、圧力計33’から伝達された負圧の真空度が予め記憶した負圧の真空度に達していれば、第2検査用箱13’に挿入されたグローブ6およびそれとカラー11との間に気密漏れが無く、正常であると判定して、その旨を表示手段に表示する。
他方、制御装置22は、上記圧力計33’によって計測された負圧の真空度と予め記憶した負圧の真空度と比較した結果、計測した負圧の真空度が予め記憶した負圧の真空度に達しない場合には、第2検査用箱13’に挿入されたグローブ6およびそれとカラー11との間に気密漏れが有り、異常であると判定して、その旨を表示手段に表示する。
このようにして、他方のグローブ6の気密漏れ検査が行われたら、制御装置22は真空ポンプ31の作動を停止させるとともに、電磁開閉弁26’と電磁開閉弁21’を閉鎖させる。これにより、第2検査用箱13’の密封空間23への負圧の導入が停止されるとともに膨張シール15が萎んでカラー11の外周部から離隔する。これにより、第2検査用箱13’内がアイソレータ3の内部空間と連通する。その後、ハーフスーツ2内の作業者は、第2検査用箱13’からグローブ6を抜き取ってグローブ6の気密漏れ検査を終了する。
本実施例では、検査装置7によってハーフスーツ2の両方のグローブ6、6に対して気密漏れ検査を行って、両方のグローブ6、6が正常であることを確認してから作業者がハーフスーツ2を使用してアイソレータ3内で作業を行うようにしているので、グローブ6、6が破損していることに気付かずに作業を行って、アイソレータ3内の無菌環境を破壊することを防止している。
また、本実施例においては、定期的にアイソレータ3の内部空間を滅菌ガス供給手段5によって滅菌する際には、上記検査装置7における循環回路43も滅菌するようにしている。
すなわち、この場合には、両方のグローブ6、6を両検査用箱13、13’へ挿入していない状態で、滅菌ガス供給手段5から導管4を介してアイソレータ3内部に滅菌ガスを供給し、さらにその状態において、制御装置22は、電磁開閉弁21、21’を閉鎖させたまま、残りの電磁開閉弁26、30、30’、26’を開放させる。また、このときには制御装置22は循環ポンプ29を作動させる。
循環ポンプ29の作動によって、両検査用箱13、13’、アイソレータ3の内部空間および両通路24、24’、循環通路27とからなる循環回路43によって滅菌ガスが循環して流通されることになる。
これにより、滅菌ガスをアイソレータ3内に供給して滅菌する際には、循環回路43を構成する両通路24、24’、循環通路27とそれらに設けた各電磁開閉弁26,30、30’、26’も滅菌されるようになっている。
以上のように、本実施例によれば、グローブ6,6を裏返すことなく、しかもアイソレータ3の滅菌環境を破壊することなく、上記ハーフスーツ2のグローブ6、6の気密漏れ検査を行うことができる。
さらに、上記特許文献1のように、アイソレータの壁面に気密を保持して設けられたスリーブにカラーを介して取り付けられているグローブの気密洩れ検査にも、本発明を適用することができる。その場合も、アイソレータ内におけるグローブの可動範囲に検査用箱を配置して、気密漏れ検査を行う際にはグローブを検査用箱に挿入して膨張シールを膨らませ、膨張シールをカラーに密着させることにより、上記実施例と同様な作用・効果を得ることができる。
なお、上記実施例においては、2つの検査用箱13、13’をアイソレータ3内に設けているが、いずれか一方の検査用箱とそれらに接続した導管16(16’)と電磁開閉弁21(21’)を省略しても良い。そのような構成であっても、上述した実施例と同様の作用・効果を得ることが可能である。
また、上記実施例においては、循環回路43や第1検査回路41もしくは第2検査回路42との切り換えは電磁開閉弁26、30、30’、26’を制御装置22で制御することにより自動で行っていたが、各回路をワンタッチで脱着可能として手動によって切り換えても良い。
本発明の一実施例を示す全体の構成図。 図1のII―II線に沿う要部の断面図。
符号の説明
1…アイソレータシステム 2…ハーフスーツ
3…アイソレータ 5…滅菌ガス供給手段
6、6…グローブ 11…カラー
13…第1検査用箱 13’…第2検査用箱
24…第1通路 24’…第2通路
27…循環通路 29…循環ポンプ(循環手段)
31…真空ポンプ(負圧発生手段) 41…第1検査回路
42…第2検査回路 43…循環回路

Claims (5)

  1. 滅菌ガスを供給する滅菌ガス供給手段と、上記滅菌ガス供給手段から供給される滅菌ガスによって内部を滅菌されるアイソレータと、上記アイソレータに気密を保持して取り付けられるグローブとを備えたアイソレータシステムにおいて、
    上記アイソレータ内に配置されて上記グローブが挿入された際に該グローブとの間に密封空間が形成される検査用箱と、上記検査用箱と連通して上記アイソレータの外部へ伸びる第1通路と、上記アイソレータの内外を連通させる第2通路と、上記第1通路と上記第2通路とを連通させる循環通路と、この循環通路に配置された循環手段と、少なくとも上記第1通路と連通する検査通路と、この検査通路に配置した負圧発生手段とをそれぞれ設けるとともに、上記第1通路と上記循環通路および上記検査通路との連通状態を切換え可能に構成し、
    上記アイソレータ内を滅菌する際には、上記検査用箱、上記第1通路、上記循環通路、上記第2通路および上記アイソレータの内部空間によって循環回路を構成し、
    上記グローブの気密漏れ検査を行う際には、上記検査用箱、上記第1通路および上記検査通路から検査回路を構成することを特徴とするアイソレータシステム。
  2. 先端部にカラーを一体に設けたスリーブを有するハーフスーツを上記アイソレータに気密を保持して配置するとともに、上記グローブを上記カラーを介して上記スリーブに気密を保持して取り付けたことを特徴とする請求項1に記載のアイソレータシステム。
  3. 上記検査回路の負圧の真空度を計測する圧力検査手段を設け、上記圧力検査手段によって計測した負圧の真空度を基にして上記グローブに気密漏れがあるか否かを判定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のアイソレータシステム。
  4. 上記検査用箱の開口部の内面に環状の膨張シールを設けてあり、上記グローブを上記検査用箱に挿入してから上記膨張シールを膨張させて上記カラーに密着させることにより、上記グローブの外面と検査用箱の内面とによって上記密封空間が形成されることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のアイソレータシステム。
  5. 上記ハーフスーツは左右一対のグローブを備えており、また、上記検査用箱は上記一対のグローブに合わせてアイソレータ内に2個設けられており、上記第1通路は第1の検査用箱に連通する一方、上記第2通路は第2の検査用箱に連通していることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のアイソレータシステム。
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