JP2008145150A - 角速度センサ及び電子機器 - Google Patents

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Tomoyuki Takahashi
伴幸 高橋
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Abstract

【課題】
小型薄型化及び低コスト化を図りつつ、出力変動を防止することができる角速度センサ及び電子機器を提供すること。
【解決手段】
ビーム部230が、中継基板部220が回路基板部210を弾性的に保持するように回路基板部210と中継基板部220とを架け渡しているので、外部応力の緩和と振動絶縁を行うことができ、出力変動を防止することができる。しかも、回路基板部210と中継基板部220とビーム部230とが1つの基板200によって構成されているので、3点の部品を1枚の基板200により構成することができ、小型薄型化及び低コスト化を図ることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ビデオカメラ、デジタルカメラなどの手振れ補正などに用いられる角速度センサ及びこの角度センサを搭載する電子機器に関する。
ビデオカメラ、デジタルカメラなどの手振れ補正において、その振れを検出するために角速度センサが使われる。
角速度センサは、例えば片持ち支持梁の振動子が用いられる。この振動子は、例えばシリコン素子の梁の表面に圧電膜を形成して構成される(特許文献1参照)。
特開2005−227110号公報
角速度センサは、上記の振動子を回路基板上に実装して構成される。振動子は自励で振動する構成となっているが、振動子を固定している回路基板自体も物理的にみれば振動子の台座と一体になっているので、振動子の梁の振動の影響を受けて振動している。
一方、この角速度センサをビデオカメラ、デジタルカメラなどの電子機器の基板に搭載したときには、電子機器の基板の歪や電子機器の基板と上記の回路基板との接合時のリフローにおける熱の影響による残留応力の変化などによって、回路基板に対して外力がかかる。
この外力は、回路基板の振動状態に変化をもたらし、回路基板と振動子を含めた振動系に影響を与え、角速度センサが出力変動を起こす要因となる。
その一方で、この種の電子デバイスは、小型薄型化及び低コスト化の要望が強い。
本発明の目的は、小型薄型化及び低コスト化を図りつつ、出力変動を防止することができる角速度センサ及び電子機器を提供することにある。
本発明に係る角速度センサは、第1の領域と、所定の間隔を隔てて前記第1の領域を取り囲むように設けられた第2の領域と、前記第2領域が前記第1の領域を弾性的に保持するように、前記第1の領域と前記第2の領域とを架け渡す第3の領域とを有する第1の基板と、前記第1の領域の第1の面側に配置され、コリオリ力を検出するための第1の振動子とを具備する。
本発明では、第3の領域が、第2領域が第1の領域を弾性的に保持するように第1の領域と第2の領域とを架け渡しているので、外部応力の緩和と振動絶縁を行うことができ、出力変動を防止することができる。しかも、本発明では、第1の領域と第2の領域と第3の領域とが1つの基板によって構成されているので、3点の部品を1枚の基板により構成することができ、小型薄型化及び低コスト化を図ることができる。
本発明では、前記第1の領域が矩形であり、前記第3の領域が、前記第1の領域の一辺側の前記第1の領域と前記第2の領域との間隔に配置されて直線的な形状をなし、前記第3の領域の第1の端部が前記第1の領域の一辺側の一端部に連通し、前記第3の領域の第2の端部が前記第1の領域の一端部とは反対側の前記第2の領域に連通しているように構成してもよい。
これにより、第3の領域をできる限り長くとることができ、バネ定数の自由度を高めることができる。
本発明では、前記第1の領域が矩形であり、前記第3の領域は、前記第1の領域の隣接する第1及び第2の辺側に沿った前記第1の領域と前記第2の領域との間隔に配置されてL字状の形状をなし、前記第3の領域の第1の端部が前記第1の領域の前記第1の辺側の所定の位置に連通し、前記第3の領域の第2の端部が前記第1の領域の前記第2の辺側の前記第2の領域の所定の位置に連通しているように構成してもよい。
これにより、第3の領域を更に長くとることができ、バネ定数の自由度を更に高めることができる。
本発明では、前記第1の領域が凹形状あり、前記第3の領域は、前記凹形状の窪みに配置され、前記第3の領域の第1の端部が前記第1の領域の前記凹形状の窪みの底部に連通し、前記第3の領域の第2の端部が前記第2の領域の前記窪みの底部と対向する位置に連通しているように構成してもよい。
これにより、第1の領域をバランスよく保持することが可能となる。
本発明では、前記第1の振動子は、片持ち梁タイプであるように構成してもよい。
振動子が片持ち梁タイプの場合、台座及び台座を支える回路基板の振動が従来の両端開放の振動子を用いた場合と比較して大きくならざるを得ないが、本発明の構成では、振動子が片持ち梁タイプであっても薄さを実現しつつ角速度センサを構成することができる。
本発明では、前記第1の振動子は、第1の方向のコリオリ力を検出するためのものであり、前記角速度センサは、前記第1の領域の第1の面側に配置され、前記第1の方向と直交する第2の方向のコリオリ力を検出するための第2の振動子を更に具備するように構成してもよい。
これにより、例えばX方向とY方向のコリオリ力を検出することが可能になる。
本発明では、前記第1の領域及び前記第2の領域から構成されるバネ系の共振周波数が、前記第1の振動子の共振周波数に対して(2)−1/2未満であるように構成してもよい。
これにより、振動絶縁の効果が得られる。但し、あまり低すぎると実際に検出したい応答周波数領域と干渉することになる。従って、上記のバネ系の共振周波数は、少なくと実際に検出したい応答周波数領域よりも大きくした方が好ましい。
本発明では、前記第1の領域は、前記第1の領域の外縁付近に第1のボンディングパッドを有し、前記第2の領域は、前記第1のボンディングパッドと近接する位置に第2のボンディングパッドを有し、前記角度センサは、前記第1のボンディングパッドと前記第2のボンディングパッドとを接続するためのボンディングワイヤを有するように構成してもよい。
ボンディングワイヤにより、第1の領域と第2の領域との間の振動を遮断しながら、ある程度第2の領域が第1の領域を支持することが可能となる。
本発明では、前記第1のボンディングパッドと前記第2のボンディングパッドとは、位置がずれるように設けられているように構成してもよい。
これにより、ボンディングワイヤが長くなり、第1の領域と第2の領域との間の振動の遮断性を高めることができる。
本発明では、前記第2のボンディングパッドは、前記ボンディングワイヤが接続される接続部位と、前記接続部位から延在し、検査用の端子が接触される検査部位とを有するように構成してもよい。
これにより、ボンディングワイヤにより第1のボンディングパッドと第2のボンディングパッドとを接続した後であっても第2のボンディングパッドを介して角速度センサの検査を行うことができる。
本発明では、前記第3の領域は、前記第1の領域と前記第2の領域とを電気的に接続するための配線パターンを有するように構成してもよい。
これにより、ボンディングワイヤにより配線する工程をなくすことができる。上記の配線パターンは多層構造としても勿論かまわない。
本発明では、前記第1の領域の前記第1の表面と反対面の第2の表面を覆い、前記第1の領域の取り囲む前記第2の領域に基部が取付けられた凹状の第1の蓋を有するように構成してもよい。
これにより、第1の領域の振動を許容しつつ、第1の領域と第2の領域との間隔を封止することができる。
本発明では、前記第1の基板の弾性よりも低い弾性を有し、前記第1の領域と前記第2の領域との前記間隔を封止するための接着剤を更に有するように構成してもよい。
これにより、上記と同様に、第1の領域の振動を許容しつつ、第1の領域と第2の領域との間隔を封止することができる。
本発明では、前記第1の領域及び前記第2の領域の第1の表面を覆い、エッチングにより形成された第2の蓋を有するように構成してもよい。
これにより、第2の蓋を溶剤などによるエッチングを行うことにより、自ずと、掘り下げられた部分のコーナーに大きなRが形成され、この部分が梁となって働き、第2の蓋の強度を向上させることができ、第2の蓋上部の厚みをより薄くすることができる。このようにして薄くなった分、全体の厚みを薄くすることができ、これを搭載するデジタルカメラ、携帯電話などの電子機器の薄型化に貢献できることとなる。本発明では、前記第2の蓋のコーナー部は、前記第2の蓋の高さの1/3以上のRとされているように構成してもよい。
本発明では、前記第2の蓋は、前記第1の領域の上下変動を規制するようにするように前記第1の表面と所定の間隔を有する当接部が設けられているように構成してもよい。
第1の領域は、第3の領域により弾性的に支持されているので、落下などにより、外部衝撃(加速度)が印加された場合、自身の質量とその加速度の積の力が働き、第1の領域を変動させる。上下方向に変動した場合、内部のICや、振動子などの部品が、第2の蓋の内側と衝突することとなり、破損の恐れがある。また、基板自体、小型化による微細パターンへの対応と、熱膨張に対する形状安定性の観点から、アルミナ(Al2O3)などのセラミック材料が用いられる。このため、逆に弾性に対しては弱くなり、外部応力が大きい場合、基板自体が破壊する可能性がある。従って、第2の蓋に第1の領域の上下変動を規制するようにするように第1の表面と所定の間隔を有する当接部が設けることで、基板が上下変動した場合に、僅かなクリアランス分(所定の間隔)だけで、基板(第1の領域)と第2の蓋の当接部が接触する。これにより、このような当接部がない場合には、ICなどの部品が先に第2の蓋内側に接触していたが、第2の蓋の当接部と第1の領域の第1の表面とが先に接触し、素子の破壊を防ぐばかりか、接触するまでのクリアランスが小さいことから、基板の破壊を防ぐこともできる。また、第1の領域と第2の領域とを電気接続しているワイヤボンディングの破壊も防ぎ、より信頼性の高いデバイスを提供できる。
本発明では、前記当接部は、前記第1の領域のほぼ中央に対応する位置に設けられているように構成してもよい。
これにより、第1の領域の上下変動を最も小さくすることが可能となる。
本発明では、前記第2の蓋の基部は、部分的に厚くされているように構成してもよい。
部分的に厚く構成することで、所謂、任意の柱形状を形成することができ、素体強度を飛躍的に向上できるうえ、逆に柱部以外の部分を薄くすることができ、デバイスの面積も小さくすることができる。
本発明では、前記第1の領域に搭載された駆動検出用ICを更に具備し、前記駆動検出用ICの第1のパッド及び前記第1のパッドに対応する前記第1の領域の第2のパッドを前記第3の領域側に設けることを規制し、前記駆動検出用ICは、前記第3の領域上に及ぶように配置されているように構成してもよい。
このように構成されることにより、駆動検出回路を有して構成されるICが、比較的大きな面積を有したとしても、内周側に位置する第1の領域の面積をICの外形が収まる程度まで拡大することなく、その面積の一部が、上記第3の領域に覆いかぶさり、装置の面積を小さくすることができる。特に小型化を目指したICには、ベアチップICが使用され、一般的に、その輪郭に沿って配線パッドが配置される。しかし、本発明では、意図的に片側に寄せてパッドを配置することにより、もう一方の部分にパッドのない部分を設け、第3の領域に覆いかぶせている。
本発明では、前記前記第1の領域の前記第3の領域側には、前記駆動検出用ICの傾きを抑制するためのバランス用のパッドが設けられているように構成してもよい。
例えば、IC実装においては、超音波のホーンにて、基板に実装されるが、ベアチップの配線パッドが、3辺にのみ存在させた場合、中央部付近の支えがなく、バランスが取りにくくなる懸念がある。そのため、本発明では、ICの輪郭から遠ざかった部分にバランス用のパッドを配置している。これにより、より安定してICの実装を行うことができることとなる。
本発明の別の観点に係る電子機器は、第1の領域と、所定の間隔を隔てて前記第1の領域を取り囲むように設けられた第2の領域と、前記第2領域が前記第1の領域を弾性的に保持するように、前記第1の領域と前記第2の領域とを架け渡す第3の領域とを有する第1の基板と、前記第1の領域の第1の面側に配置され、コリオリ力を検出するための第1の振動子とを具備する角速度センサと、前記角度センサによる検出結果に基づいて所定の制御を行う制御部とを具備する。
本発明では、小型薄型化及び低コスト化を図りつつ、出力変動を防止することができる角速度センサを実装しているので、当該電子機器の小型薄型化及び低コスト化を図り、しかも精度がよく安定した動作を実現することができる。
本発明では、小型薄型化及び低コスト化を図りつつ、出力変動を防止することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
〔第1の実施形態〕
図1は本発明の第1の実施形態に係る角速度センサの分解斜視図である。
図1に示すように、この角度速度センサ100は、基板200と、第2の蓋としての上蓋300と、第1の蓋としての下蓋400とを有する。
図2は基板200の平面図である。
基板200は、第1の領域としての回路基板部210と、第2の領域としての中継基板部220と、第3の領域としてもビーム(橋梁)部230とを有する。つまり、回路基板部210と中継基板部220とビーム部230とは、所定の間隔としてのスリット240を介して隔てられているだけで1枚の基板200から構成される。基板200は、小型化による微細パターンへの対応と、熱膨張に対する形状安定性の観点から、例えばアルミナ(Al2O3)などのセラミック材料が用いられる。スリット240は、例えばレーザによって除去されて形成される。
回路基板部210は、矩形である。中継基板部220は、スリット240を介してこの回路基板部210を取り囲むように設けられている。ビーム部230は、中継基板部220が回路基板部210を弾性的に保持するように、回路基板部210と中継基板部220とを架け渡している。ビーム部230は、様々な形態が考えられるが、例えば回路基板部210の一辺211側の回路基板部210と中継基板部220とのスリット240に配置されて直線的な形状をなしている。ビーム部230の第1の端部231が回路基板部210の一辺211側の一端部211に連通し(Y方向に連通している。)、ビーム部230の第2の端部232が第1の端部231とは反対側の中継基板部220に連通している(X方向に連通している。)。
回路基板部210の表面(第1の表面)には、X軸の振動子212と、Y軸の振動子213と、駆動検出用ベアチップIC214と、チップCR部品215等が実装されている。X軸の振動子212は、回路基板部210における一端部211とは反対側のX方向に沿った辺に沿うように配置されている。このX軸の振動子212の近傍に駆動検出用ベアチップIC214が配置されている。Y軸の振動子213は、回路基板部210における一端部211とは反対側のY方向に沿った辺に沿うように配置されている。駆動検出用ベアチップIC214は、回路基板部210のほぼ中央に配置されている。駆動検出用ベアチップIC214は、回路基板部210とはその裏面に配置されたパッド214aを介して電気的に接続されている。これらのパッド214aは、例えば駆動検出用ベアチップIC214の裏面で矩形の各辺に沿うように配置されている。
振動子212及び振動子213は、コリオリ力を検出するための片持ち梁タイプの振動子であり、各振動子は、台座部212a、213aと、振動部212b、213bとを有する。つまり、この角速度センサ100では、XYの2軸に対する振動子を同一パッケージ内に実装している。これらの振動子212、213は、例えば例えばMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)工程で製造されるもので、シリコン素子の梁の表面に圧電膜を形成して構成され、その構成は、例えば特開2005−227110号公報に詳しく開示されている。これらの振動子212、213は、要するに自励タイプの振動子であり、検出方向に対する位相差を検出することでコリオリ力を検出している。この実施形態では、X軸検出用の振動子212は、例えば36kHz付近、Y軸検出用の振動子213は、39kHz付近の共振周波数でそれぞれ振動するように構成されている。なお、振動子としては、片持ち梁タイプに限らず音叉タイプの振動子などの各種の振動子を勿論用いることができる。
回路基板部210の表面には、ビーム部230に隣接する辺以外の3つの辺の外縁付近にボンディングパッド216が列設されている。中継基板部220の表面にも、ボンディングパッド216と近接する位置に各ボンディングパッド216に対応するボンディングパッド221が列設されている。ボンディングパッド216とボンディングパッド221とは、ボンディングワイヤ250を介して接続されている。回路基板部210と中継基板部220との電気的接続をボンディングワイヤ250を用いることにより、回路基板部210と中継基板部220との間の振動を遮断しながら、ある程度中継基板部220が回路基板部210を支持することができる。
ボンディングパッド216と各ボンディングパッド216に対応するボンディングパッド221とは、位置がずれるように設けられている。これにより、ボンディングワイヤ250が長くなり、回路基板部210と中継基板部220との間の振動の遮断性を高めることができる。また、中継基板部220のボンディングパッド221のいくつかは、ボンディングワイヤ250が接続される接続部位221aと、接続部位221aから延在し、検査用の端子が接触される検査部位221bとを有する。これらのボンディングパッド221は、例えば瓢箪のような形状をなしている。これにより、ボンディングワイヤ250によりボンディングパッド216とボンディングパッド221とを接続した後であってもボンディングパッド221の検査部位221bを介してこの角速度センサ100の検査を行うことができる。
なお、図示を省力するが、回路基板部210と中継基板部220との電気的な接続は、ビーム部230の例えば多層構造の配線パターンにより行うようにしてもよい。これにより、上記のようなボンディングワイヤ250をなくすことができ、ボンディングワイヤ250を配線する工程をなくすことができる。
図3はこの角度センサ100の概略的断面図である。図3では、下蓋400が基板200より離れているが、実際には下蓋400は基板200に取り付けられる。
上蓋300は、例えば溶剤やブラスト加工などのエッチングにより逆凹状に形成される。逆凹状の基部301は、中継基板部220の外延部220a(図2参照)に例えば接着される。上蓋300は、回路基板部210及び中継基板部220の第1の表面を覆う。
上蓋300に対してエッチングを行うことにより、自ずと、掘り下げられた部分のコーナーに大きなRが形成され、この部分が梁となって働き、上蓋300の強度を向上させることができ、上蓋300の蓋上部302の厚みをより薄くすることができる。また、上蓋300のコーナー部303は、上蓋300の高さの1/3以上のRとなるように構成している。これにより上蓋300の強度を更に向上させることができる。
下蓋400は、凹状の形状をなし、回路基板部210の裏面(第1の表面と反対面)を覆い、回路基板部210を取り囲む中継基板部220に基部401が接着剤などにより取付けられている。これにより、回路基板部210の振動を許容しつつ、回路基板部210と中継基板部220との間のスリット240を封止することができる。
この角速度センサ100は、これらの上蓋300及び下蓋400により回路基板部210の振動を許容しつつその内部が気密に封止され、耐環境性を向上させることができる。
なお、スリット240を基板200の弾性よりも低い弾性する接着剤により封止するようにしてもよい。これにより、上記と同様に、回路基板部210の振動を許容しつつ、スリット240を封止することができる。また、部品点数を削減することができる。
図4はビーム部230を用いた振動絶縁を説明するための模式図である。
回路基板部210とそこに設けられた振動子212、213、駆動検出用ベアチップIC214、チップCR部品215等が一体の質量Mとなり、ビーム部230の形状、ヤング率により決定されるバネ定数Kによって、ビーム部230で支えられた回路基板部210の共振周波数が決定される。ここで、振動子212、213としては、上記したように、例えばX軸は36kHz付近、Y軸は39kHz付近の共振周波数でそれぞれ振動するように構成している。図4から分かるように、上記のバネ定数Kが織り成す共振周波数は、X軸、Y軸の振動子212、213の共振周波数に対して、(2)−1/2未満とすることにより、振動絶縁の効果が得られる。
本実施形態では、回路基板部210の大きさをIC214や振動子212、213が統制できる程度にしたことで、この部分の質量Mを容易に大きく取ることができ、これにより、共振周波数を容易に低くできる構成とした。回路基板部210とビーム部230とで形成される共振周波数が、振動子212、213の駆動周波数よりも低ければ低いほど、振動絶縁の効果が顕著となる。但し、共振周波数が低すぎる場合、実際に検出したい応答周波数領域と干渉することになり、バネ系の共振周波数の設定はこういった影響を考慮して行う。
基板200の材質としては、本実施形態のようにセラミック基板を用いれば、そのヤング率と密度の高さから、自ずと振動子を支える剛性を稼ぐことができ、振動子のQを高く保つことができる。
本実施形態に係る基板200のモード解析シミュレーション結果を図5〜図7に示す。
これらは、解析シミュレーターで得られた1次から3次までのモード解析結果であるが、実際の振動子212、213の駆動周波数である36kHや39kHzに対して、1次で7kHz程度で1/5以下、2次で7.9kHz、3次でやっと14.5kHz程度の周波数となっており、振動絶縁効果が得られることを示している。
このように本実施形態に係る角速度センサでは、ビーム部230が、中継基板部220が回路基板部210を弾性的に保持するように回路基板部210と中継基板部220とを架け渡しているので、外部応力の緩和と振動絶縁を行うことができ、出力変動を防止することができる。しかも、回路基板部210と中継基板部220とビーム部230とが1つの基板200によって構成されているので、3点の部品を1枚の基板200により構成することができ、小型薄型化及び低コスト化を図ることができる。
(基板200の他の形態その1)
基板200の形態は、図2に示されたものに限らず様々変形が可能である。
図8は基板200の他の形態を示す図である。
図8に示す基板200では、ビーム部230Aは、回路基板部210の隣接する第1及び第2の辺211A、211B側に沿った回路基板部210と中継基板部220とのスリット240に配置されてL字状の形状をなし、ビーム部230Aの第1の端部231Aが回路基板部210の第1の辺211A側の所定の位置(例えば第1の辺211Aの最も端)に連通し、ビーム部230Aの第2の端部231Bが回路基板部210の第2の辺211B側の中継基板部220の所定の位置(例えば第2の辺211Aの最も端に近い位置)に連通している。
これにより、ビーム部230Aを更に長くとることができ、バネ定数の自由度を更に高めることができる。具体的には、ビーム部230AがXY平面上の2方向に延長して構成されているので、XY方向の共振周波数もより低くし、振動絶縁の効果を高めることができる。
(基板200の他の形態その2)
図9は基板200の更に他の形態を示す図である。
図9に示す基板200では、回路基板部210Bが凹形状あり、ビーム部230Bは、凹形状の窪みに配置され、ビーム部230Bの第1の端部が回路基板部210Bの凹形状の窪みの底部に連通し、ビーム部230Bの第2の端部が中継基板部220の窪みの底部と対向する位置に連通している。これにより、ビーム部230Bを介して中継基板部220が回路基板部210Bをバランスよく保持することができる。
可能となる。
〔第2の実施形態〕
図10は本発明の第2の実施形態に係る角速度センサの分解斜視図である。図11はその断面図である。
図10及び図11に示すように、この角速度センサ100Aが、上蓋の形態が第1の実施形態と異なる。
この角速度センサ100Aでは、上蓋300Aは、回路基板部210の上下変動を規制するようにするように回路基板部210の表面と所定の間隔(所定のクリアランス)dを有する当接部310Aが設けられている。当接部310Aは、回路基板部210のほぼ中央に対応する位置に設けられている。
回路基板部210は、ビーム部230により弾性的に支持されているので、落下などにより、外部衝撃(加速度)が印加された場合、自身の質量とその加速度の積の力が働き、回路基板部210を変動させる。上下方向に変動した場合、内部のIC214や振動子212、213などの部品が、図12に示すように、上蓋300の内側と衝突することとなり、破損の恐れがある。また、基板200自体、小型化による微細パターンへの対応と、熱膨張に対する形状安定性の観点から、アルミナ(Al)などのセラミック材料が用いられる。このため、逆に弾性に対しては弱くなり、外部応力が大きい場合、基板200自体が破壊する可能性がある。
従って、上蓋300Aに回路基板部210の上下変動を規制するようにするように回路基板部210の表面と所定のクリアランスdを有する当接部310Aが設けることで、図13に示すように、基板200が上下変動した場合に、僅かなクリアランスd分だけで、基板200と上蓋300Aの当接部310Aが接触する。
これにより、図12に示したように、このような当接部310Aがない場合には、IC214などの部品が先に上蓋300の内側に接触していたが、上蓋300Aの当接部310Aと回路基板部210の表面とが先に接触し、素子の破壊を防ぐばかりか、接触するまでのクリアランスdが小さいことから、基板200の破壊を防ぐこともできる。また、回路基板部210と中継基板部220とを電気的に接続しているボンディングワイヤ250の破壊も防ぎ、より信頼性の高いデバイスを提供できる。
なお、既に説明したように、上蓋300Aを溶剤などによるエッチングを行うことにより、自ずと、掘り下げられた部分のコーナーに大きなRが形成され、この部分が梁となって働き、上蓋300Aの強度を向上させることができ、上蓋上部301Aの厚みtを従来よりも薄くすることができる。このようにして薄くなった分、全体の厚みhを小さくすることができ、これを搭載するデジタルカメラ、携帯電話などの電子機器の薄型化に貢献できることとなる。更に、エッチングにより上蓋300Aの側壁302Aを部分的に厚く構成することで、所謂、任意の柱形状を形成することができ、素体強度を飛躍的に向上できるうえ、逆に柱部以外の部分を薄くすることができ、デバイスの面積も小さくすることができる。また、同様の形状をプレス品で形成する場合、形状が複雑になり、任意の形状が出しにくいためコストアップとなってしまうが、上記のエッチングのパターンによって、複雑な形状にも対応したものを、容易に製作することができ、したがって、低コストの角速度センサを提供することができる。
〔第3の実施形態〕
図14は本発明の第3の実施形態に係る角速度センサの分解斜視図、図15は角速度センサの基板の平面図、図16は角速度センサの一部拡大斜視図である。
図14〜図16に示すように、この実施形態に係る角速度センサ100Bは、駆動検出用ICの配置位置が主として第1の実施形態と異なる。
この角速度センサ100Bでは、IC214Aのパッド217及びパッド217に対応する回路基板部210のパッド(図示を省略)を回路基板部210上のビーム部230側に設けることを規制し、つまり回路基板部210上のビーム部230側に設けないようにし、かつ、IC214Aは、ビーム部230の上に及ぶように配置されている。IC214Aは、ビーム部230の上にあるだけで、接触はしていない。回路基板部210上のビーム部230側には、IC214Aの傾きを抑制するためのバランス用のパッド218が設けられている。
このように構成されることにより、IC214Aが、比較的大きな面積を有したとしても、回路基板部210の面積をIC214Aの外形が収まる程度まで拡大することなく、回路基板部210の面積の一部が、ビーム部230に覆いかぶさり、装置の面積を小さくすることができる。特に小型化を目指したICには、ベアチップICが使用され、一般的に、その輪郭に沿って配線パッドが配置される。しかし、この実施形態では、意図的に片側に寄せてパッド217を配置することにより、もう一方の部分にパッドのない部分を設け、IC214Aをビーム部230に覆いかぶせている。
この実装には、パッド217に対して、金バンプを形成し、基板に対して超音波によって接合している。金バンプは、実装状態で、20〜80μm程度の高さを有するから、当然ながら、この分、ビーム部230に対してクリランスを得ることができる。したがって、ICビーム部230とは非接触状態となり、振動絶縁効果は保たれる。このようにして、振動絶縁効果を得られる状態で、面積を小さくすることができることとなる。
また、例えばIC実装においては、超音波のホーンにて、基板200に実装されるが、ベアチップの配線パッド217が、3辺にのみ存在させた場合、中央部付近の支えがなく、バランスが取りにくくなる懸念がある。そのため、上記のようにIC214Aの輪郭から遠ざかった部分にバランス用のパッド218を配置している。これにより、より安定してIC214Aの実装を行うことができる。
実際の構成の一例としては、上記の構成で、約2mmの梁を持つシリコンを母体とし、半導体プロセスにより駆動検出用圧電膜を形成した振動子212、213をX軸とY軸とに配した構成の場合、図2のようなxおよびyの外形寸法に対して、xおよびy−αの寸法構成とすることができる。
なお、外周の中継基板部220にまで、上記IC214Aを覆いかぶせれば、さらに小さな寸法で構成することが可能となる。
〔電子機器〕
図17は本発明に係る角速度センサを搭載した電子機器の一例を示す概略ブロック図である。
この電子機器は、手振れ補正機能付のデジタルカメラである。
このデジタルカメラは、既に説明した角速度センサ100と、制御部510と、レンズなどを備える光学系520と、CCD530、光学系520に対して手振れ補正を実行する手振れ補正機構540とを有する。
角速度センサ100によって、X方向及びY方向のコリオリ力が検出される。制御部510は、この検出されたコリオリ力に基づき手振れ補正機構540を使って光学系520で手振れの補正を行う。
なお、ビデオカメラや携帯電話などの他の電子機器にも本発明を当然適用することができる。
本発明の第1の実施形態に係る角速度センサの分解斜視図である。 図1に示した角速度センサにおける基板の平面図である。 図1に示した角度センサの概略的断面図である。 ビーム部を用いた振動絶縁を説明するための模式図である。 第1の実施形態に係る基板のモード解析シミュレーション結果(1次)である。 第1の実施形態に係る基板のモード解析シミュレーション結果(2次)である。 第1の実施形態に係る基板のモード解析シミュレーション結果(3次)である。 基板の他の形態を示す平面図である。 基板の更に別の形態を示す平面図である。 本発明の第2の実施形態に係る角速度センサの分解斜視図である。 図10に示した角速度センサの断面図である。 第2の実施形態に係る角速度センサの効果の説明図である。 第2の実施形態に係る角速度センサの効果の説明図である。 本発明の第3の実施形態に係る角速度センサの分解斜視図である。 図14に示す角速度センサの基板の平面図である。 図14に示す角速度センサの一部拡大斜視図である。 本発明に係る電子機器の一例を示す概略ブロック図である。
符号の説明
100 角度速度センサ
200 基板
210 回路基板部
212、213 振動子
214 駆動検出用ベアチップIC
216、221 ボンディングパッド
220 中継基板部
230 ビーム部
240 スリット
250 ボンディングワイヤ
300 上蓋
400 下蓋

Claims (21)

  1. 第1の領域と、所定の間隔を隔てて前記第1の領域を取り囲むように設けられた第2の領域と、前記第2領域が前記第1の領域を弾性的に保持するように、前記第1の領域と前記第2の領域とを架け渡す第3の領域とを有する第1の基板と、
    前記第1の領域の第1の面側に配置され、コリオリ力を検出するための第1の振動子と
    を具備することを特徴とする角速度センサ。
  2. 請求項1に記載の角速度センサであって、
    前記第1の領域が矩形であり、
    前記第3の領域が、前記第1の領域の一辺側の前記第1の領域と前記第2の領域との間隔に配置されて直線的な形状をなし、前記第3の領域の第1の端部が前記第1の領域の一辺側の一端部に連通し、前記第3の領域の第2の端部が前記第1の領域の一端部とは反対側の前記第2の領域に連通していることを特徴とする角速度センサ。
  3. 請求項1に記載の角速度センサであって、
    前記第1の領域が矩形であり、
    前記第3の領域は、前記第1の領域の隣接する第1及び第2の辺側に沿った前記第1の領域と前記第2の領域との間隔に配置されてL字状の形状をなし、前記第3の領域の第1の端部が前記第1の領域の前記第1の辺側の所定の位置に連通し、前記第3の領域の第2の端部が前記第1の領域の前記第2の辺側の前記第2の領域の所定の位置に連通していることを特徴とする角速度センサ。
  4. 請求項1に記載の角速度センサであって、
    前記第1の領域が凹形状あり、
    前記第3の領域は、前記凹形状の窪みに配置され、前記第3の領域の第1の端部が前記第1の領域の前記凹形状の窪みの底部に連通し、前記第3の領域の第2の端部が前記第2の領域の前記窪みの底部と対向する位置に連通していることを特徴とする角速度センサ。
  5. 請求項1に記載の角速度センサであって、
    前記第1の振動子は、片持ち梁タイプであること特徴とする角速度センサ。
  6. 請求項1に記載の角速度センサであって、
    前記第1の振動子は、第1の方向のコリオリ力を検出するためのものであり、
    前記角速度センサは、前記第1の領域の第1の面側に配置され、前記第1の方向と直交する第2の方向のコリオリ力を検出するための第2の振動子を更に具備することを特徴とする角速度センサ。
  7. 請求項1に記載の角速度センサであって、
    前記第1の領域及び前記第2の領域から構成されるバネ系の共振周波数が、前記第1の振動子の共振周波数に対して(2)−1/2未満であることを特徴とする角速度センサ。
  8. 請求項1に記載の角速度センサであって、
    前記第1の領域は、前記第1の領域の外縁付近に第1のボンディングパッドを有し、
    前記第2の領域は、前記第1のボンディングパッドと近接する位置に第2のボンディングパッドを有し、
    前記角度センサは、前記第1のボンディングパッドと前記第2のボンディングパッドとを接続するためのボンディングワイヤを有する
    ことを特徴とする角速度センサ。
  9. 請求項8に記載の角速度センサであって、
    前記第1のボンディングパッドと前記第2のボンディングパッドとは、位置がずれるように設けられていることを特徴とする角速度センサ。
  10. 請求項8に記載の角速度センサであって、
    前記第2のボンディングパッドは、前記ボンディングワイヤが接続される接続部位と、前記接続部位から延在し、検査用の端子が接触される検査部位とを有することを特徴とする角速度センサ
  11. 請求項1に記載の角速度センサであって、
    前記第3の領域は、前記第1の領域と前記第2の領域とを電気的に接続するための配線パターンを有することを特徴とする角速度センサ。
  12. 請求項1に記載の角速度センサであって、
    前記第1の領域の前記第1の表面と反対面の第2の表面を覆い、前記第1の領域の取り囲む前記第2の領域に基部が取付けられた凹状の第1の蓋を有する
    ことを特徴とする角速度センサ。
  13. 請求項1に記載の角速度センサであって、
    前記第1の基板の弾性よりも低い弾性を有し、前記第1の領域と前記第2の領域との前記間隔を封止するための接着剤を更に有することを特徴とする角速度センサ。
  14. 請求項1に記載の角速度センサであって、
    前記第1の領域及び前記第2の領域の第1の表面を覆い、エッチングにより形成された第2の蓋を有することを特徴とする角速度センサ。
  15. 請求項14に記載の角速度センサであって、
    前記第2の蓋は、前記第1の領域の上下変動を規制するようにするように前記第1の表面と所定の間隔を有する当接部が設けられていることを特徴とする角速度センサ。
  16. 請求項15に記載の角速度センサであって、
    前記当接部は、前記第1の領域のほぼ中央に対応する位置に設けられていることを特徴とする角速度センサ。
  17. 請求項14に記載の角速度センサであって、
    前記第2の蓋のコーナー部は、前記第2の蓋の高さの1/3以上のRとされていることを特徴とする角速度センサ。
  18. 請求項14に記載の角速度センサであって、
    前記第2の蓋の基部は、部分的に厚くされていることを特徴とする角速度センサ。
  19. 請求項1に記載の角速度センサであって、
    前記第1の領域に搭載された駆動検出用ICを更に具備し、
    前記駆動検出用ICの第1のパッド及び前記第1のパッドに対応する前記第1の領域の第2のパッドを前記第3の領域側に設けることを規制し、前記駆動検出用ICは、前記第3の領域上に及ぶように配置されている
    ことを特徴とする角速度センサ。
  20. 請求項19に記載の角速度センサであって、
    前記前記第1の領域の前記第3の領域側には、前記駆動検出用ICの傾きを抑制するためのバランス用のパッドが設けられていることを特徴とする角速度センサ。
  21. 第1の領域と、所定の間隔を隔てて前記第1の領域を取り囲むように設けられた第2の領域と、前記第2領域が前記第1の領域を弾性的に保持するように、前記第1の領域と前記第2の領域とを架け渡す第3の領域とを有する第1の基板と、前記第1の領域の第1の面側に配置され、コリオリ力を検出するための第1の振動子とを具備する角速度センサと、
    前記角度センサによる検出結果に基づいて所定の制御を行う制御部と
    を具備することを特徴とする電子機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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