JP2008144663A - インジェクタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】インジェクタ1によれば、シム8は、外側に露出するように配され、リテーニングナット7とボディ19とにより軸方向に挟持される。これにより、リテーニングナット7を軸方向一方側に緩めることで、シム8を外側に取り出せるとともにシム8を外側から組み込める。また、ストッパ6がリテーニングナット7とともに一体に回動することから、アーマチャ変位量は、リテーニングナット7の回動量に応じて可変する。このため、シム8を交換する際にリテーニングナット7と本体2との螺合を解除する必要がなくなり、アーマチャ変位量もリテーニングナット7の回動量に応じて自動的に設定される。この結果、アーマチャ変位量を設定する作業は簡便になる。
【選択図】図1
Description
請求項1に記載のインジェクタは、燃料を受け入れて噴射する本体と、ソレノイドコイルへの通電により励磁されて軸方向一方側に磁気吸引されるアーマチャと、アーマチャを軸方向他方側に付勢する弾性部材と、アーマチャの軸方向一方側への変位量を規制するストッパと、ストッパと一体に回動し、本体に螺合して軸方向他方側に変位するリテーニングナットと、外側に露出するように配され、リテーニングナットと本体とにより軸方向に挟持されるシムとを備える。
請求項2に記載のインジェクタは、所定のボディに螺合し、アーマチャが変位する内部室まで突出してアーマチャに対向する螺子を備える。そして、螺子は、一端部がボディの外部に突出して回動操作される被操作部をなし、内部室への突出量を外部からの回動操作により可変できる。
このため、シムを用いなくても、容易な螺子の回動操作によりアーマチャ変位量を設定することができる。この結果、アーマチャ変位量を設定する作業は簡便になる。
請求項3に記載のインジェクタによれば、螺子には、ボディの外部と内部室とを連通する内部流路が設けられている。
これにより、ボディの外部に突出した螺子の一端の近傍に向けて内部室から燃料を導くことができる。ここで、内部室は燃料リターン側の低圧流路の一部をなすので、螺子の一端を介して背圧室等からリークした燃料をインジェクタの外部に導くことができる。このため、燃料のリーク口を選択する自由度を高めることができる。
最良の形態3のインジェクタによれば、螺子には、ボディの外部と内部室とを連通する内部流路が設けられている。
実施例1のインジェクタ1の構成を、図1および図2を用いて説明する。
インジェクタ1は、例えば、燃料を高圧化する燃料供給ポンプ(図示せず)、燃料供給ポンプで高圧化された燃料を高圧状態で蓄圧するコモンレール(図示せず)等とともに、エンジン(図示せず)に燃料を噴射供給する蓄圧式の燃料噴射装置を構成し、コモンレールから高圧の燃料を受け入れ、受け入れた高圧の燃料をエンジンの気筒内に噴射するものである。
実施例1のインジェクタ1によれば、シム8は、外側に露出するように配され、リテーニングナット7とボディ19とにより軸方向に挟持される。
これにより、リテーニングナット7を軸方向一方側に緩めることで、シム8を外側に取り出せるとともにシム8を外側から組み込める。また、ストッパ6がリテーニングナット7とともに一体に回動することから、アーマチャ変位量は、リテーニングナット7の回動量に応じて可変する。このため、シム8を交換する際にリテーニングナット7と本体2との螺合を解除する必要がなくなり、アーマチャ変位量もリテーニングナット7の回動量に応じて自動的に設定される。この結果、アーマチャ変位量を設定する作業は簡便になる。
これにより、ボディ32の外部に突出した被操作部39の近傍に低圧流路23の燃料を導くことができる。つまり、背圧室18等からリークした燃料を、螺子33の一端側を介してインジェクタ1の外部に導くことができる。このため、燃料のリーク口を選択する自由度を高めることができる。
2 本体
3 ソレノイドコイル
4 アーマチャ
5 復元バネ(弾性部材)
6 ストッパ
7 リテーニングナット
8 シム
15 内部室
32 ボディ
33 螺子
39 被操作部
41 内部流路
Claims (3)
- 燃料を受け入れて噴射する本体と、
ソレノイドコイルへの通電により励磁されて軸方向一方側に磁気吸引されるアーマチャと、
このアーマチャを軸方向他方側に付勢する弾性部材と、
前記アーマチャの軸方向一方側への変位量を規制するストッパと、
このストッパと一体に回動し、前記本体に螺合して軸方向他方側に変位するリテーニングナットと、
外側に露出するように配され、前記リテーニングナットと前記本体とにより軸方向に挟持されるシムとを備えるインジェクタ。 - 燃料を受け入れて噴射する本体と、
ソレノイドコイルへの通電により励磁されて軸方向一方側に磁気吸引されるアーマチャと、
このアーマチャを軸方向他方側に付勢する弾性部材と、
所定のボディに螺合し、前記アーマチャが変位する内部室まで突出して前記アーマチャに対向する螺子とを備え、
この螺子は、一端部が前記ボディの外部に突出して回動操作される被操作部をなし、前記内部室への突出量を外部からの回動操作により可変できることを特徴とするインジェクタ。 - 請求項2に記載のインジェクタにおいて、
前記螺子には、前記ボディの外部と前記内部室とを連通する内部流路が設けられていることを特徴とするインジェクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006332490A JP2008144663A (ja) | 2006-12-08 | 2006-12-08 | インジェクタ |
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JP2006332490A JP2008144663A (ja) | 2006-12-08 | 2006-12-08 | インジェクタ |
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Family Applications (1)
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- 2006-12-08 JP JP2006332490A patent/JP2008144663A/ja active Pending
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