JP2008144367A - 目地カバー装置 - Google Patents

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【課題】 本発明は目地部の幅寸法とほぼ同じ幅寸法のステップ板で、目地部の幅寸法分だけ+、−方向に揺れ動いても、目地部に空間が生じたりすることなく覆うことができるとともに、前後方向の揺れ動きでも空間が生じることのない、構造が簡単で、容易に設置することができる目地カバー装置を得るにある。
【解決手段】 建物の下部外壁躯体に目地部を介して設けられた床躯体の目地部側の上面と隙間を介して先端部が位置する目地部を覆うように設けられた庇と、この庇の底面に所定間隔で固定された複数個のレールに隙間より床躯体上へ突出するようにスライド移動可能に取付けられた先端部に下方へ突出するストッパー板を備える複数個のステップ板と、この複数個のステップ板を常時収納方向に付勢する付勢機構と、床躯体の目地部側端部にストッパー板と前後方向に建物本体が揺れ動いても係合して、ステップ板を引き出すことができる係合片とで目地カバー装置を構成している。
【選択図】 図2

Description

本発明は主に免震建物の下部外壁躯体と床躯体との間に設けた目地部を覆う目地カバー装置に関する。
従来、この種の目地カバー装置は目地部側の床躯体の上面に形成した目地プレート支持凹部と、この目地プレート支持凹部のほぼ中央部に先端部が位置する免震建物の下部外壁躯体に後端部が取付けられた目地プレートと、この目地プレートの前記目地プレート支持凹部を覆うように床躯体に取付けられたカバー板とで構成されている。
このように構成された目地カバー装置は、大きな揺れ動きを効率よく吸収するために、目地部の幅寸法の2倍の目地プレートを必要とするとともに、該目地プレートの幅寸法とほぼ同じ幅寸法の目地プレート支持凹部を形成しなければならない。
このため、大きな幅寸法がなければ設置することができないという欠点があった。
特開2004−316105
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、目地部の幅寸法とほぼ同じ幅寸法のステップ板で、目地部の幅寸法分だけ+、−方向に揺れ動いても、目地部に空間が生じたりすることなく覆うことができるとともに、前後方向の揺れ動きでも空間が生じることのない、構造が簡単で、容易に設置することができる目地カバー装置を提供することを目的としている。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照
らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
上記目的を達成するために、本発明は建物の下部外壁躯体に目地部を介して設けられた床躯体の目地部側の上面と隙間を介して先端部が位置する、該目地部を覆うように設けられた庇と、この庇の底面に所定間隔で固定された複数個のレールに前記隙間より床躯体上へ突出するようにスライド移動可能に取付けられた先端部に下方へ突出するストッパー板を備える複数個のステップ板と、この複数個のステップ板を常時収納方向に付勢する付勢機構と、前記床躯体の目地部側端部に前記ストッパー板と前後方向に建物本体が揺れ動いても係合して、ステップ板を引き出すことができる係合片とで目地カバー装置を構成している。
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
(1)目地部の幅寸法とほぼ同じ幅寸法の庇とステップ板で、目地部の幅寸法が2倍になった状態でも庇とステップ板で目地部の開口部を覆うことができる。
したがって、大きな幅寸法の目地プレートを用いる必要がなく、設置が容易で、安全に使用することができる。
(2)前記(1)によって、床躯体に従来のように目地プレート支持凹部等を形成しなくてもよく、短い工期で設置することができる。
(3)前記(1)によって、ステップ板は付勢機構によって、通常時には庇の下部に収納されているので、ステップ板の外部への突出等によって見苦しくなるのを効率よく防止することができる。
(4)前記(1)によって、建物本体と床躯体とが異なる前後方向に揺れ動いても、ストッパー板と係合片との係合で、ストッパー片や係合片を損傷することなく、前後方向にスライド移動して、揺れ動きが停止すると元の状態へ自動的に戻る。
(5)請求項2も前記(1)〜(4)と同様な効果が得られる。
以下、図面に示す本発明を実施するための最良の形態により、本発明を詳細に説明する。
図1ないし図9に示す本発明を実施するための最良の第1の形態において、1は免震建物2の下部外壁躯体3と床躯体4との間に設けられた目地部5の開口部を覆う本発明の目地カバー装置で、この目地カバー装置1は前記床躯体4の目地部側の上面4aとの間に隙間6を介して先端部が目地部側の床躯体4に位置して目地部5を覆う、前記下部外壁躯体3に設けられた庇7と、この庇7の底面に所定間隔で複数本のタッピングビス8等で固定されたハット形鋼形状の複数個のレール9と、この複数個のレール9間に位置し、両端部が該レール9の端部の支持部材9a、9aにスライド移動可能で、前記隙間6より前記床躯体4上へ突出できる先端部に下方へ突出するストッパー板10を備える複数個のステップ板11と、この複数個のステップ板11を常時収納方向に付勢する付勢機構12と、前記床躯体4の目地部側端部で前記ステップ板11のストッパー板10のほぼ中央部と係合して、ステップ板11を引き出すことができる複数個の係合片13とで構成されている。
前記付勢機構12は図6に示すように、前記ステップ板11の位置する部位の前記下部外壁躯体3に固定されたアイボルトやローラー14と、一端部が前記ステップ板11に固定され、他端部が前記ローラー14を通過して下方へ突出する端部に重り15が取付けられたワイヤー16とで構成されている。
上記構成の目地カバー1は免震建物2が地震で目地部5が広くなるように揺れ動いた場合には、図7に示すように床躯体4の複数個の係合片13がステップ板11のストッパー板10と係合して、付勢機構12の付勢力に抗して、ステップ板11を庇7より外方へ突出させて、目地部5に開口部が生じるのを確実に防止する。
また、目地部5が狭くなるように揺れ動いた場合には、図8に示すように床躯体4の目地部5側が庇7やステップ板11の下部内側へ入り込み、その揺れ動きを吸収する。
さらに、異なる前後方向に揺れ動いた場合には、図9に示すようにステップ板11のストッパー板10に沿って係合片13が前後方向に移動するため、ストッパー板10と係合片13との係合関係が外れることなく、このような動作中でもステップ板11を外方へ突出移動させることができる。
なお、揺れ動きが停止した場合には自動的に元の状態に戻る。
[発明を実施するための異なる形態]
次に、図10ないし図18に示す本発明を実施するための異なる形態につき説明する。なお、これらの本発明を実施するための異なる形態の説明に当って、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
図10ないし図13に示す本発明を実施するための第2の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、先端中央部より下方へ突出する係合片17が形成されたステップ板11Aと、目地部側端部の床躯体4に複数本のタッピングビス18等でストッパー板19を固定するとともに、コイルスプリング20を介装したワイヤー16を用いた付勢機構12Aを用いた点で、このように構成した目地カバー装置1Aにしても、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られるとともに、目地部5内への雨水等の流入をストッパー板19で確実に防止することができる。
図14ないし図16に示す本発明を実施するための第3の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、目地部側端部の床躯体4に複数本のタッピングビス18等で係合片としてのストッパー板19を固定した点で、このように構成した目地カバー装置1Bにしても、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られるとともに、異なる前後方向に揺れ動いてもストッパー板19とストッパー板10との接触で、係合状態が外れたりするのを確実に防止することができる。
図17および図18に示す本発明を実施するための第4の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、ローラー14を通過して下方へ突出するワイヤー16にコイルスプリング20を介装した付勢機構12Bを用いた点で、このような付勢機構12Bを用いた目地カバー装置1Cにしても、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られる。
本発明は目地カバー装置を製造する産業で利用される。
本発明を実施するための最良の第1の形態の平面図。 図1の2−2線に沿う拡大断面図。 図1の3−3線に沿う断面図。 本発明を実施するための最良の第1の形態のレールの説明図。 本発明を実施するための最良の第1の形態のステップ板の説明図。 本発明を実施するための最良の第1の形態の付勢機構の説明図。 本発明を実施するための最良の第1の形態の目地部が広くなった動作説明図。 本発明を実施するための最良の第1の形態の目地部が狭くなった動作説明図。 本発明を実施するための最良の第1の形態の異なる前後方向に揺れ動いた動作説明図。 本発明を実施するための第2の形態の平面図。 図10の11−11線に沿う拡大断面図。 本発明を実施するための第2の形態のステップ板の説明図。 本発明を実施するための第2の形態の床躯体に固定されたストッパー板の説明図。 本発明を実施するための第3の形態の平面図。 図14の15−15線に沿う拡大断面図。 本発明を実施するための第3の形態のステップ板の説明図。 本発明を実施するための第4の形態の平面図。 図17の18−18線に沿う拡大断面図。
符号の説明
1、1A、1B、1C:目地カバー装置、
2:免震建物、 3:下部外壁躯体、
4:床躯体、 5:目地部、
6:隙間、 7:庇、
8:タッピングビス、 9:レール、
10:ストッパー板、 11、11A:ステップ板、
12、12A、12B:付勢機構、
13:係合片、 14:ローラー、
15:重り、 16:ワイヤー、
17:係合片、 18:タッピングビス、
19:ストッパー板、 20:コイルスプリング。

Claims (2)

  1. 建物の下部外壁躯体に目地部を介して設けられた床躯体の目地部側の上面と隙間を介して先端部が位置する、該目地部を覆うように設けられた庇と、この庇の底面に所定間隔で固定された複数個のレールに前記隙間より床躯体上へ突出するようにスライド移動可能に取付けられた先端部に下方へ突出するストッパー板を備える複数個のステップ板と、この複数個のステップ板を常時収納方向に付勢する付勢機構と、前記床躯体の目地部側端部に前記ストッパー板と前後方向に建物本体が揺れ動いても係合して、ステップ板を引き出すことができる係合片とからなることを特徴とする目地カバー装置。
  2. 建物の下部外壁躯体に目地部を介して設けられた床躯体の目地部側の上面と隙間を介して先端部が位置する、該目地部を覆うように設けられた庇と、この庇の底面に所定間隔で固定された複数個のレールに前記隙間より床躯体上へ突出するようにスライド移動可能に取付けられた先端中央部に下方へ突出する係合片を備える複数個のステップ板と、この複数個のステップ板を常時収納方向に付勢する付勢機構と、前記床躯体の目地部側端部に前記係合片と前後方向に前記建物本体が揺れ動いても係合して、ステップ板を引き出すことができるストッパー板とからなることを特徴とする目地カバー装置。
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