JP2008143090A - ボールペン - Google Patents

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Masahiro Yoshida
昌宏 吉田
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Tombow Pencil Co Ltd
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Tombow Pencil Co Ltd
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Abstract

【課題】 各操作部の形状を確認することなしに、視力の不自由な人でも、容易に筆記色を選択できるとともに、健常者にとっても、薄暗い場所などにおける識別の錯誤を防止できるようにしたボールペンを提供する。
【解決手段】 軸筒2内に収容された複数のボールペン芯体3の後端に、操作部材4をそれぞれ取り付け、これら各操作部材4の操作部5を、軸筒2の周壁6に各ボールペン芯体3毎に設けたスライド孔7から外部にそれぞれ露出させ、前記操作部5を操作することによって、ボールペン芯体3の前端におけるチップ部8を、軸筒2の前端に取り付けた口先部9の前端開口10から出没させるようにしたボールペン1において、前記各操作部5の位置を、互いに軸線方向に異ならせる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、異なる筆記色からなる複数のボールペン芯体を有するボールペンに関する。
軸筒内に、異なる筆記色、たとえば黒と赤の2色のボールペン芯体、さらにこれに、青その他、適宜の色のボールペン芯体を収容した多色式のボールペンが広く用いられている。
このようなボールペンは、複数の異なる筆記色の中から、任意の筆記色を選択する場合に、各筆記色に係るボールペン芯体の互いに異なる操作部によって選択された、ボールペン芯体における前端のチップ部を、軸筒の前端に取り付けた口先部の前端開口から出没させるようになっている。
しかし、各操作部は、いずれの筆記色のボールペン芯体についても、同一形状となっているため、視力の不自由な人にとっては、識別が容易でなく、また健常者にとっても、薄暗い場所などにおいては、錯誤し易い。
これを防止するため、本出願人は、先に、各ボールペン芯体に設けた操作部の触感を、互いに異なるものとした発明を提供した(特許文献1)。
さらに、本出願人は、操作部のスライド操作時における弾き音を、各操作部毎に異ならせた発明を提供した(特許文献2参照)。
しかし、特許文献1、2に記載のものは、各操作部が、いずれも軸筒の軸線方向における同一位置にあり、しかも、触感や音感に頼らざるを得ないため、視力の不自由な人には、識別が必ずしも容易であるとは言えない場合があり、また健常者にとっても、薄暗い場所などにおいては、同様の問題があった。
特開2003−335093号公報 特開2006−62100号公報
本発明は、前記した現状に鑑み、各操作部の形状や弾き音を確認することなしに、視力の不自由な人でも、容易に筆記色を選択できるとともに、健常者にとっても、薄暗い場所などにおける識別の錯誤を防止できるようにしたボールペンを提供することを目的とする。
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1) 軸筒内に収容された複数のボールペン芯体の後端に、操作部材をそれぞれ取り付け、これら各操作部材の操作部を、軸筒の周壁に各ボールペン芯体毎に設けたスライド孔から外部にそれぞれ露出させ、前記操作部を操作することによって、ボールペン芯体の前端におけるチップ部を、軸筒の前端に取り付けた口先部の前端開口から出没させるようにしたボールペンにおいて、前記各操作部の位置を、互いに軸線方向に異ならせる。
(2) 上記(1)項において、各操作部材のスライド孔の位置を、互いに軸線方向に異ならせる。
(3) 上記(1)項または(2)項において、軸筒に対する各操作部材の軸線方向の取付位置を、互いに異ならせるとともに、各操作部材における操作部を、操作部材の後端に取り付ける。
(4) 上記(1)〜(3)項のいずれかにおいて、各操作部を、互いに異なる形状、寸法、または触感のものとする。
本発明によると、次のような効果が奏せられる。
請求項1記載の発明によれば、各操作部を、互いに軸線方向に異ならせてあり、この異なった位置の確認は、操作部の形状や弾き音を確認することよりも、格段に容易であるため、各筆記色の操作部が、どのような順序で軸線方向に設けられているかを、予め記憶しておくだけで、視力の不自由な人でも、所望とする筆記色を容易に選択して、使用に供することができるとともに、健常者にとっても、薄暗い場所などにおける識別の錯誤を防止することができる。
請求項2記載の発明によれば、各操作部材のスライド孔の位置を、互いに軸線方向に異ならせてあるため、各操作部材に対する操作部の取付位置を、スライド孔に対応しうるように軸線方向にずらすだけで、各操作部の位置を容易に異ならせることができるとともに、スライド孔の位置を確認することによっても、所望とする筆記色の選択を容易に行うことができる。
請求項3記載の発明によれば、軸筒に対する各操作部材の軸線方向の取付位置を、互いに異ならせてあるため、スライド孔の位置を、互いに軸線方向にずらすだけで、各操作部の位置を容易に異ならせることができる。
また、各操作部材における操作部を、操作部材の後端に取り付けてあるため、孔明け加工時等における操作部材の位置決めや、加工作業を円滑に行うことができる。
請求項4記載の発明によれば、各操作部を、互いに異なる形状、寸法、または触感のものとしてあるため、各操作部および筆記色の識別を、より一層容易に行うことができる。
以下、本発明の実施形態を、ボールペン芯体が2本の場合を例にして、図面に基づき説明する。
図1は、本発明の第1実施形態におけるボールペンを一部破断して示す正面図、図2は、図1の要部拡大断面図、図3は、同じく図1に示したボールペンの要部拡大斜視図である。
図1〜図3に示すように、本発明のボールペン1における軸筒2内には、異なる筆記色、例えば黒、赤のインクが、それぞれ貯留された左右2本のボールペン芯体3、3がそれぞれ収容されており、これら各ボールペン芯体3、3の後端には、操作部材4、4が、それぞれ取り付けられている。
各操作部材4は、軸筒2内の軸線方向に対する同一位置に配置されているとともに、同一形状をなす操作部5がそれぞれ取り付けられている。左右の操作部5、5のうちの一方の操作部5は、操作部材4の後端に位置しうるように設けられており、他方の操作部5は、操作部材4の前端側に位置しうるように設けられている。これらの操作部5、5は、軸筒2の周壁6に、互いに軸線方向の異なる位置に開口されたスライド孔7、7から、外部に突出させられている。
各操作部5は、図1に想像線で示すように、軸線方向に操作することによって、操作部材4を下方に向けてスライドさせ、ボールペン芯体3の前端に取り付けたチップ部8(図1に想像線で示す)を、軸筒2の前端に取り付けられた口先部9の前端開口10から、自在に出没させうるようになっている。
各操作部材4は、軸筒2内の軸線方向に対して同一位置にそれぞれ取り付けられているとともに、ボールペン芯体3に巻回されたコイルばね11により、後方(図1においては上方)に向けて付勢されている。
各操作部5は、各操作部材4に対する取付位置を、各スライド孔7に対応しうるように軸線方向にずらせることにより、軸筒2の軸線方向の異なる位置に突出している。
図4は、2本のボールペン芯体3、3のうちの一方に取り付けられている操作部材4と操作部5との取付状態を示す拡大分解斜視図である。
この操作部材4には、所望の位置に孔明け加工された上下1対の嵌合孔12A、12Bが設けられており、この上下の嵌合孔12A、12Bに、操作部5の裏面に整合させて設けた上下1対の突起13A、13Bを嵌入し係止させることによって、操作部5が、操作部材4に取り付けられている。
他方のボールペン芯体3に取り付けられている操作部材4においては、操作部5の嵌合孔12A、12Bを、前記のものとは軸線方向に異ならせてある。
本発明のボールペン1を使用する場合には、所望の筆記色のボールペン芯体3における操作部5を、コイルばね11の付勢力に抗し、前方(図1においては下方)に向けて押し下げることにより、ボールペン芯体3のチップ部8を、軸筒2の前端における口先部9の前端開口10から外部に突出させる。
使用後においては、他の色のボールペン芯体3における操作部5を、僅かに押し下げることにより、コイルばね11による後方向き(図1においては上向き)の付勢力により、ボールペン芯体3を、軸筒2内に自動的に戻すようになっている。
なお、操作部5の操作によって、選択した筆記色に係るボールペン芯体3のチップ8を、口先部9の開口10から外内部へ出入れする、いわゆるボールペン芯体3の繰り出し機構は、常用されている周知の機構である。
図5は、本発明における第2実施形態のボールペンを示す要部拡大断面図である。
図5に示すように、本実施形態におけるボールペン14は、軸筒15内に収容された筆記色を異にする複数のボールペン芯体16の後端にそれぞれ取り付けられている操作部材17の取付位置とスライド孔18の開口位置とを、軸線方向に互いに異ならせるとともに、各操作部19の取付位置を、操作部材17の後端における同一位置に取り付けてある。
なお、上記の実施形態においては、筆記色の異なる各操作部を、同一形状のものとしたが、各筆記色に応じて、異なる形状、寸法、あるいは触感の異なる素材からなるものとすれば、識別を、より一層容易に行うことができる。
本発明の第1実施形態におけるボールペンを一部破断して示す正面図である。 図1の要部拡大断面図である。 同じく図1に示したボールペンの要部拡大斜視図である。 操作部材と操作部との取付状態を示す拡大分解斜視図である。 本発明における第2実施形態のボールペンを示す要部拡大断面図である。
符号の説明
1 ボールペン
2 軸筒
3 ボールペン芯体
4 操作部材
5 操作部
6 周壁
7 スライド孔
8 チップ部
9 口先部
10 前端開口
11 コイルばね
12A 嵌合孔
12B 嵌合孔
13A 突起
13B 突起
14 ボールペン
15 軸筒
16 ボールペン芯体
17 操作部材
18 スライド孔
19 操作部

Claims (4)

  1. 軸筒内に収容された複数のボールペン芯体の後端に、操作部材をそれぞれ取り付け、これら各操作部材の操作部を、軸筒の周壁に各ボールペン芯体毎に設けたスライド孔から外部にそれぞれ露出させ、前記操作部を操作することによって、ボールペン芯体の前端におけるチップ部を、軸筒の前端に取り付けた口先部の前端開口から出没させるようにしたボールペンにおいて、
    前記各操作部の位置を、互いに軸線方向に異ならせたことを特徴とするボールペン。
  2. 各操作部材のスライド孔の位置を、互いに軸線方向に異ならせたことを特徴とする請求項1記載のボールペン。
  3. 軸筒に対する各操作部材の軸線方向の取付位置を、互いに異ならせるとともに、各操作部材における操作部を、操作部材の後端に取り付けたことを特徴とする請求項1または2記載のボールペン。
  4. 各操作部を、互いに異なる形状、寸法、または触感のものとしたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のボールペン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010012743A (ja) * 2008-07-07 2010-01-21 Epokku Chemical:Kk ノック式ペン
JP2011025524A (ja) * 2009-07-24 2011-02-10 Pilot Ink Co Ltd 多芯筆記具
JP2021122984A (ja) * 2020-02-03 2021-08-30 ゼブラ株式会社 筆記具

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