JP2008141395A - 色分解テーブル作成方法および情報処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ドライバで初期にサポートされていない任意の記録媒体を使用してプリントする場合であっても、最適な記録が可能な色分解テーブル作成方法を提供する。
【解決手段】画像信号を記録装置で用いる色材の信号に変換する処理に用いられる色分解テーブルであって、前記画像信号によって規定される格子点に対応させて前記色材信号として格子点データを格納した色分解テーブルを作成する色分解テーブル作成方法において、記録に用いられる記録媒体の最大色材量を判定するためのチャートを出力する最大色材量判定チャート発生工程と、前記チャートに基づき前記記録媒体の最大色材量の入力を取得する最大色材量取得工程と、前記取得した最大色材量に基づいて、1または複数の予め用意された色分解テーブルを選択する既存色分解テーブル選択工程と、前記選択された既存色分解テーブルを用いて新たな色分解テーブルを作成する色分解テーブル作成工程とを具える。
【選択図】図4
【解決手段】画像信号を記録装置で用いる色材の信号に変換する処理に用いられる色分解テーブルであって、前記画像信号によって規定される格子点に対応させて前記色材信号として格子点データを格納した色分解テーブルを作成する色分解テーブル作成方法において、記録に用いられる記録媒体の最大色材量を判定するためのチャートを出力する最大色材量判定チャート発生工程と、前記チャートに基づき前記記録媒体の最大色材量の入力を取得する最大色材量取得工程と、前記取得した最大色材量に基づいて、1または複数の予め用意された色分解テーブルを選択する既存色分解テーブル選択工程と、前記選択された既存色分解テーブルを用いて新たな色分解テーブルを作成する色分解テーブル作成工程とを具える。
【選択図】図4
Description
本発明は、色分解テーブル作成方法および情報処理装置に関し、詳しくは、画像信号をインクなどの色材量の信号に変換する際に用いられる色分解テーブルを記録に用いる記録媒体に対応させて作成する技術に関するものである。
画像データの色信号を、カラープリンタなどの記録装置で用いるインクやトナーなどの色材の色信号に変換する処理では、色分解テーブル(LUT)を用いるのが一般的である。この色分解テーブルは、例えば、R、G、Bの色信号の値で規定される格子点にインクの色信号である、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)のインク値(インク量)を格子点データとして格納したものである。
この色分解テーブルの生成方法として、RGB色空間において格子点により構成される立方体を、これらの立方体の頂点のうち、それぞれ4点を頂点にもつ6つの四面体に分割する。分割されたそれぞれの四面体を構成する4つの三角形を形成する各辺上の格子点について予めインク量(格子点データ)を定める。そして、この辺上の格子点のインク量に基づく補間処理によって、これら辺以外の四面体内部における各点の格子点のインク量を求める方法が知られている。
一般に、プリンタなどの画像記録装置では、記録媒体に依存した単位面積あたりにプリント可能な色材量である最大色材量が定められ、その範囲内で上記の色分解テーブル(カラープロファイル)が用意されている。これは、市販されている記録用紙などの記録媒体には、市販カラープリンタが単位面積あたりにプリント可能な色材量を吸収することが出来ないものがあることによる。
例えば、プリンタなどの記録装置においてカラー画像をプリント出力する場合、Y、M、C、Kの色材を重畳的に用いる処理であるため、用いる色材の総量が多くなる傾向にある。この場合、インクジェットプリンタなどでは、記録用紙のインク吸収特性によってはインクを十分に吸収できずインクの溢れや滲みを生じ、濃度などが正確に実現されないことがある。
また、トナーを使用する電子写真方式のプリンタでは、記録用紙のトナー付着特性によってはトナーが十分に記録紙に定着できず、同様に濃度の正確な実現ができないことがある。その結果、色材データを生成する画像処理において良好な画像再現性が図られていたとしても、実際に記録を行なった結果においては正確な画像再現ができない場合がある。
従来、このような問題を抑制するために、例えば、測色的な色分解を行う場合に、最大色材量を考慮して、測色パッチを最大色材量の範囲内で作成し、各プリンタと記録用紙に最適な色分解を行う技術が知られている(特許文献1)。これにより、インクやトナーなどの色材の過剰な付与が生じないようにパッチを記録し、正確な色分解テーブルを作成することができる。
しかしながら、上述の方法では、プリンタに関する専門的な知識を有した者がプリンタと用紙の組み合わせに関して調査をし、各最適な組み合わせをプリンタのドライバに搭載する方法でプロファイル提供する。このため、対応可能な用紙が限られてしまい、各ユーザが好みの用紙で出力する場合に、適切な出力結果を提供することができない場合が生じる可能性がある。
本発明は、このような観点からなされたものであり、プリンタに関する専門知識の少ないユーザに対してもオペレーションが容易な色分解テーブル作成方法および画像処理装置を提供することを目的とする。また、好みの用紙に対して、プリンタと用紙の組み合わせにおいて最適な出力が得られるような色分解テーブル作成方法および情報処理装置を提供することを目的とする。
上記目標を達成するため本発明は、画像信号を記録装置で用いる色材の信号に変換する処理に用いられる色分解テーブルであって、前記画像信号によって規定される格子点に対応させて前記色材信号として格子点データを格納した色分解テーブルを作成するための方法において、記録に用いられる記録媒体の最大色材量を判定するためのチャートを出力する最大色材量判定チャート発生工程と、前記チャートに基づき前記記録媒体の最大色材量の入力を取得する最大色材量取得工程と、前記取得した最大色材量に基づいて、1または複数の予め用意された色分解テーブルを選択する既存色分解テーブル選択工程と、前記選択された既存色分解テーブルを用いて新たな色分解テーブルを作成する色分解テーブル作成工程とを具えたことを特徴とする。
本発明によれば、ドライバで初期にサポートされていない任意の記録媒体を使用して記録する場合であっても、最適な記録が可能である。
以下に図面を参照して本発明における実施形態を詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態にかかるカラープリンタの画像処理構成を示すブロック図であり、最大色材量を判定した結果に基づいて、色分解テーブル(LUT)を生成する処理を示すものである。色分解テーブルは、画像データの色信号を、カラープリンタなどの記録装置で用いるインクやトナーなどの色材の色信号に変換する処理で用いられる。この色分解テーブルは、例えば、R、G、Bの色信号の値で規定される格子点にインクの色信号である、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)のインク値(インク量)を格子点データとして格納したものである。
図1は本発明の第1の実施形態にかかるカラープリンタの画像処理構成を示すブロック図であり、最大色材量を判定した結果に基づいて、色分解テーブル(LUT)を生成する処理を示すものである。色分解テーブルは、画像データの色信号を、カラープリンタなどの記録装置で用いるインクやトナーなどの色材の色信号に変換する処理で用いられる。この色分解テーブルは、例えば、R、G、Bの色信号の値で規定される格子点にインクの色信号である、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)のインク値(インク量)を格子点データとして格納したものである。
本構成は、以下で説明されるように具体的にはホストコンピュータの例えばプリンタドライバによって実行される処理を示している。しかしながら、これらの処理がプリンタ等の画像出力装置側で行われてもよく、あるいはホスト装置と画像出力装置がこれらの処理を分担してもよく、本発明の適用はこれらのいずれの形態にも適用できることは以下の説明からも明らかである。
図1に示すように、LUTを生成する処理(以下、色分解処理ともいう。)では、最大色材量判定チャート発生手段101において、任意の記録媒体の最大色材量を判定するためのチャートを出力する。そして、最大色材量取得手段102では、上記チャートを用いて任意の記録媒体の最大色材量を取得する。取得された任意の記録媒体と最大色材量に基づいて、新規LUT生成手段103では少なくとも1つの既知の記録媒体のLUTを参照しながら、新しいLUTを生成する。
図2は、上記画像処理を実行する具体的なる画像処理システムを示す図である。
同図において、201は画像信号入力装置としてのスキャナを示し、202はコンピュータシステムとしてのパーソナルコンピュータを示す。パーソナルコンピュータ202は、スキャナ201によって読み取られた画像信号を入力し、編集、保管することができる。また、編集等された画像信号情報をディスプレイ203によって表示したり、画像出力装置としてのプリンタ204によってプリント出力することもできる。313は、ユーザが上記のパーソナルコンピュータ202の処理、制御に対する指示入力などを行うためのキーボードを示す。
図3は、図2に示したシステムおける特にパーソナルコンピュータ202の主要な要素を示すブロック図である。
同図において、301は、マウスおよびキーボード313と信号の授受を行うためのインターフェース(I/F)を示し、302は、同様にスキャナ201等の画像入力機器との間のインターフェース(I/F)を示す。
303は、プログラムに従い、パーソナルコンピュータ202の各要素の処理、動作を制御し、また、所定の処理を実行するCPUを示す。304は、後述されるような画像処理等を記憶したROMを示し、305はCPUによる上記処理等の実行において一時的にプログラムや画像データなど格納するためのRAMを示す。
306は処理対象の画像を表示したり、操作者へのメッセージを表示するディスプレイ装置203の制御を行うディスプレイ制御装置を示す。307はコンピュータシステム202とカラープリンタ204を信号接続するためのインターフェース(I/F)を示す。308は、RAM305等に転送されて用いられるプログラムや画像データを格納したり処理後の画像データを保存するためのハードディスク(HD)を示す。309は、伝送機器314とコンピュータシステムを信号接続するインターフェース(I/F)を示す。伝送機器314は、例えば、コンピュータシステムの各所に保持する様々なデータを外部機器へ伝送したり、外部機器からの様々なデータを受信したりすることが可能なモデムやネットワークカードを用いる。310は、外部記憶媒体の一つであるCD(CD−R/CD−RW/DVD)に記憶されたデータを読み込み、あるいは書き出すことのできるCDドライブ、311は、310と同様にFDからの読み込み、FDへの書き出しができるFDドライブを示す。なお、CD,FD,DVD等に画像編集用のプログラム、あるいはプリンタ情報等が記憶されている場合には、これらのプログラムをHD308上にインストールし、必要に応じてRAM305に転送されるようになっている。312は、外部ライン入力315やマイク316が接続され、外部からの音声データを入力するためのサウンドインターフェース(I/F)を示す。
図4は、図1に示した色分解処理、具体的には図2および図3に示した構成上で、実行される色分解テーブル作成処理の手順を示すフローチャートである。なお、図4のフローチャートに示す手順を記述したコンピュータが実行可能なプログラムは、予めROM304に格納しておいてもよい。また、あらかじめ外部記憶装置308に格納されているプログラムをRAM305上に読み込んだのちに、CPU303によりそのプログラムを実行してもよい。
以下に、本実施の形態における処理の流れを図4に示すフローチャートを用いて説明する。
先ず、ステップ401において、総色材量判定パッチを生成し、コンピュータシステム202とカラープリンタ204をつなぐインターフェース(I/F)307を介し、プリンタ204でユーザが出力したい任意の記録媒体上に出力する。
図5および図6は、総色材量判定パッチの例を示す図である。図5に示す総色材量判定パッチは、所定の幅を持つ総色材量のレベルを有し、各解像度(線数)を変えた記録部分と非記録部分とが直線状に交互に存在する画像である。また、図6に示す総色材量判定パッチは、所定の幅を持つ総色材量のレベルを有する、十字に非記録部分を持つ画像である。なお、総色材量判定パッチは、図5および図6に示すパッチに限定されず、記録部分と非記録部分が隣接するような画像であればよい。また、図示された総色材量種は4種であるが、5種以上であっても、2種または3種であってもよい。さらに、この記録画像は、コンピュータシステム202で生成する場合に限られず、CD310やFD311などの外部記憶媒体や、NIC314を介して取得しても良い。
この画像の記録が終わると次にステップ402に進む。
ステップ402では、ステップ401において出力された総色材量判定パッチを元に、ユーザが出力したい任意の記録媒体に対する最大総色材量が入力される。この最大総色材量は、例えば図6に示す総色材量判定パッチにおいて、十字に配された非記録領域の像がはっきりと判別できる限界をユーザが出力結果から読み取り、キーボードまたはマウス313を用いて入力する。入力は、最大総色材量を直接入力してもよく、また、パッチ毎に定められた数値や記号を入力することにより行なってもよい。
入力する際には、十字の文字がどの程度つぶれているかの指標を準備しておくとなお良く、その指標の中に、テキストを記録する場合と写真を記録する場合のつぶれ具合を区別してあっても良い。入力された最大総色材量は、ROM304に記憶される。
次に、ステップ403では、ステップ402において入力された最大総色材量を元に、既存のLUTから総色材量の合致する又は近いLUTを1つまたは2つ検索する。
図7は、予め用意された既存のLUT(既存色分解テーブル)の有無のデータを格納したテーブルを示す図である。この既存のLUTとは、例えば、コンピュータシステム202内に組み込まれたドライバの中に存在し、CD310やFD311などの外部記憶媒体として配布され、または、NIC314を介して取得可能であるLUTである。また、既存のLUTは、これらに存在する組合せであってもよい。
同図では、既存のLUTとして、例えば、総色材量180のテーブルは上述した記憶媒体等に存在しており、総色材量200のテーブルは存在していないことを示している。そして、ステップ402において入力された最大総色材量が「200」「220」「240」である場合には既存LUTが存在しているため、それぞれに対応した既存LUTを検索する。一方、「180」「260」である場合や、図7に示す表に総色材量の値が存在しない場合には、既存LUTが存在しないため、取得可能な1又は複数のLUTを検索する。例えば、入力された一番近い値の最大総色材量に対応する既存LUTや、入力された値を挟む総色材量に対応した2つのLUTを検索する。検索されたLUTの情報はROM304やHD308などに記憶される。この1つのLUTを検索するか、あるいは2つのLUTを検索するかは、例えば、その色分解システムの仕様に応じて予め設定しておく。
ステップ404では、ステップ403において検索されたLUTを元に、ステップ401において出力に使用された任意の記録媒体に最適なLUTを生成する。このLUTの生成においては、ステップ403において検索されたLUTが2種であった場合には、検索された2つのLUTに対応する最大色材量に基づいて補間計算をする。例えば、各既存LUTの最大色材量とステップ402において入力された、ターゲットとなる記録媒体の最大色材量と、上記検索された2つのLUTに対応する最大色材量とに基づいて補間計算をする。すなわち、検索されたLUTに対応するそれぞれの総色材量と、入力された総色材量それぞれとの差を内部補間の比とし、その比率で、同じ位置の対応する格子点毎の格子点データを用いて補間し、新たに求めるLUTの格子点データを求める。
また、一つであった場合には、検索されたLUTの各格子点データを、検索されたLUTの総色材量に対する入力された最大色材量比で等倍処理して係数乗の計算をする。計算されたLUTは、ROM304に記憶され、またはHD308に記憶され、プリンタドライバが本処理の後にいつでも使用できるように設定さる。
ステップ404を終えると一連の処理を終える。
(第2の実施形態)
前記第1の実施形態において、ステップ402において入力される最大総色材量は、ユーザ自身が判定を行っていたが、本発明はこれに限るものではない。
前記第1の実施形態において、ステップ402において入力される最大総色材量は、ユーザ自身が判定を行っていたが、本発明はこれに限るものではない。
ステップ402における判定は、自動で行っても良いのはもちろんであり、例えば記録されたパッチ画像をスキャナ201等により読み取り、図6に示される十字状の非記録部分を抽出した後、自動的に判定するものであっても良い。さらには、CCD等のセンサをプリンタ204に搭載するなどして、図5に示すパッチを読み込んだ後に、各色材量に対する鮮鋭度データを作成し、鮮鋭度データに基づいて最大色材量を自動で判定するようにしても良い。また、その際の判定基準は、記録する対象がテキストであるのか写真であるのか等によって変更しても良く、例えば、テキスト・写真それぞれにより各解像度での閾値を持っておくことにより行なう。
(第3の実施形態)
上述した実施形態では、ユーザが出力したい記録媒体に関する情報入力は、最大色材量のデータのみであったが、本発明はこれに限るものではない。
上述した実施形態では、ユーザが出力したい記録媒体に関する情報入力は、最大色材量のデータのみであったが、本発明はこれに限るものではない。
図8は、本実施形態における色分解画像処理構成を示すブロック図である。本実施形態の色分解処理では、最大色材量判定チャート発生手段801において、後に803で選択する記録媒体で、最大色材量を判定するためのチャートを出力する。そして、最大色材量取得手段802では、上記チャートを用いて任意の記録媒体の最大色材量を取得する。そして、任意の記録媒体、例えば光沢紙、半光沢紙、コート紙などのカテゴリを記録媒体カテゴリ取得手段803で取得する。取得された任意の記録媒体と最大色材量に基づいて、新規LUT生成手段804では少なくとも1つの既知記録媒体のLUTを参照しながら、新しいLUTを生成する。
図9は、図8に示した色分解処理の手順を示すフローチャートである。ステップ901および902は、第1の実施形態における図4に示す各ステップ401および402と同様の処理である。
そして、ステップ903では、記録媒体のカテゴリが入力される。この記録媒体のカテゴリは、ユーザによってマニュアルで入力されてもよく、鏡面光沢度計やゴニオフォトメータがある場合には、測定値を入力し自動的に判別して入力されてもよい。記録媒体のカテゴリデータは、ROM304に記憶され、ステップ904に進む。
ステップ904においては、ステップ902において入力された最大総色材量を元に、既存のLUTから総色材量の合致する又は近いLUTを1つまたは2つ検索する。
図10は、既存のLUTの有無のデータを格納したテーブルを示す図である。この既存のLUTとは、例えば、コンピュータシステム202内に組み込まれたドライバの中に存在し、CD310やFD311などの外部記憶媒体として配布され、または、NIC314を介して取得可能であるLUTである。また、既存のLUTは、これらに存在する組合せであってもよい。
第1の実施形態において説明した図7と異なり、本実施形態では、総色材量とそれぞれの記録媒体に対応したLUTの有無を示している。そして、第1実施形態における既存LUT検索と同様に、存在する1つ又は複数のLUTを検索する。検索されたLUTの情報はROM304やHD308などに記憶される。
そして、ステップ905において、これらの検索されたLUTを元に、新たなLUTを作成する。
(その他)
本発明は上記実施形態を実現する為の装置及び方法のみに限定されるものではない。すなわち、上記システム又は装置内のコンピュータ(CPUあるいはMPU)に、上記実施の形態を実現する為のソフトウエアのプログラムコードを供給する。そして、このプログラムコードに従って上記システムあるいは装置のコンピュータが上記各種デバイスを動作させることにより上記実施形態を実現してもよい。
本発明は上記実施形態を実現する為の装置及び方法のみに限定されるものではない。すなわち、上記システム又は装置内のコンピュータ(CPUあるいはMPU)に、上記実施の形態を実現する為のソフトウエアのプログラムコードを供給する。そして、このプログラムコードに従って上記システムあるいは装置のコンピュータが上記各種デバイスを動作させることにより上記実施形態を実現してもよい。
またこの場合、ソフトウエアのプログラムコード自体が上記実施形態の機能を実現することになる。そのプログラムコード自体、及びそのプログラムコードをコンピュータに供給する為の手段、具体的には上記プログラムコードを格納した記憶媒体は本発明の範疇に含まれる。この様なプログラムコードを格納する記憶媒体としては、例えばフロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
また、上記コンピュータが、供給されたプログラムコードのみに従って各種デバイスを制御することにより、上記実施の形態の機能が実現される場合だけに限られない。上記プログラムコードがコンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)、あるいは他のアプリケーションソフト等と共同して上記実施形態が実現されてもよい。
更に、この供給されたプログラムコードが、コンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そのプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボードや機能格納ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上記実施の形態が実現されてもよい。
201 スキャナ
202 パーソナルコンピュータ
203 ディスプレイ
204 プリンタ
313 キーボード
202 パーソナルコンピュータ
203 ディスプレイ
204 プリンタ
313 キーボード
Claims (13)
- 画像信号を記録装置で用いる色材の信号に変換する処理に用いられる色分解テーブルであって、前記画像信号によって規定される格子点に対応させて前記色材信号として格子点データを格納した色分解テーブルを作成する色分解テーブル作成方法において、
記録に用いられる記録媒体の最大色材量を判定するためのチャートを出力する最大色材量判定チャート発生工程と、
前記チャートに基づき前記記録媒体の最大色材量の入力を取得する最大色材量取得工程と、
前記取得した最大色材量に基づいて、複数の予め用意された色分解テーブルを選択する既存色分解テーブル選択工程と、
前記選択された既存色分解テーブルを用いて新たな色分解テーブルを作成する色分解テーブル作成工程と、
を具えたことを特徴とする色分解テーブル作成方法。 - 前記最大色材量取得工程は、前記チャートをセンサで読み取ることにより入力されることを特徴とする、請求項1に記載の色分解テーブル作成方法。
- 前記既存色分解テーブル選択工程は、前記最大色材量と最も近い値に対応する既存色分解テーブルを選択することを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の色分解テーブル作成方法。
- 前記既存色分解テーブル選択工程は、前記最大色材量より低い最大色材量に対応する既存色分解テーブルと、前記最大色材量より高い最大色材量に対応する既存色分解テーブルとを選択することを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の色分解テーブル作成方法。
- 前記色分解テーブル作成工程は、前記選択された既存色分解テーブルの格子点データを係数乗することにより新たな色分解テーブルを作成することを特徴とする、請求項3に記載の色分解テーブル作成方法。
- 前記色分解テーブル作成工程は、2以上の前記選択された既存色分解テーブルの格子点データを、前記最大色材量と、前記選択された既存色分解テーブルに対応するそれぞれの最大色材量との比率により新たな色分解テーブルを作成することを特徴とする、請求項4に記載の色分解テーブル作成方法。
- 画像信号を記録装置で用いる色材の信号に変換する処理に用いられる色分解テーブルであって、前記画像信号によって規定される格子点に対応させて前記色材信号として格子点データを格納した色分解テーブルを作成する情報処理装置において、
記録に用いられる記録媒体の最大色材量を判定するためのチャートを出力する最大色材量判定チャート発生手段と、
前記チャートに基づき前記記録媒体の最大色材量の入力を取得する最大色材量取得手段と、
前記取得した最大色材量に基づいて、1または複数の予め用意された色分解テーブルを選択する既存色分解テーブル選択手段と、
前記選択された既存色分解テーブルを用いて新たな色分解テーブルを作成する色分解テーブル作成手段と、
を具えたことを特徴とする情報処理装置。 - 前記最大色材量取得手段は、前記チャートをセンサで読み取ることにより入力されることを特徴とする、請求項7に記載の情報処理装置。
- 前記既存色分解テーブル選択手段は、前記最大色材量と最も近い値に対応する既存色分解テーブルを選択することを特徴とする、請求項7または請求項8に記載の情報処理装置。
- 前記既存色分解テーブル選択手段は、前記最大色材量より低い最大色材量に対応する既存色分解テーブルと、前記最大色材量より高い最大色材量に対応する既存色分解テーブルとを選択することを特徴とする、請求項7または請求項8に記載の情報処理装置。
- 前記色分解テーブル作成手段は、前記選択された既存色分解テーブルの格子点データを係数乗することにより新たな色分解テーブルを作成することを特徴とする、請求項9に記載の情報処理装置。
- 前記色分解テーブル作成手段は、2以上の前記選択された既存色分解テーブルの格子点データを、前記最大色材量と、前記選択された既存色分解テーブルに対応するそれぞれの最大色材量との比率により新たな色分解テーブルを作成することを特徴とする、請求項10に記載の情報処理装置。
- コンピュータに、画像信号を記録装置で用いる色材の信号に変換する処理に用いられる色分解テーブルであって、前記画像信号によって規定される格子点に対応させて前記色材信号として格子点データを格納した色分解テーブルを作成方法を実行させるプログラムであって、前記色分解テーブル作成方法は、
記録に用いられる記録媒体の最大色材量を判定するためのチャートを出力する最大色材量判定チャート発生工程と、
前記チャートに基づき前記記録媒体の最大色材量の入力を取得する最大色材量取得工程と、
前記取得した最大色材量に基づいて、1または複数の予め用意された色分解テーブルを選択する既存色分解テーブル選択工程と、
前記選択された既存色分解テーブルを用いて新たな色分解テーブルを作成する色分解テーブル作成工程と、
を有したことを特徴とするプログラム。
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