JP2008140781A - プラズマディスプレイパネル及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】放電特性が優れており、本発明のプラズマディスプレイパネルの製造方法は製造原価を低減させることができる。
【解決手段】本発明によるプラズマディスプレイパネルは、互いに対向配置される第1基板及び第2基板;前記第2基板に対向する前記第1基板の一面に形成される複数のアドレス電極;前記アドレス電極を覆って前記第1基板に形成される誘電体層;前記第1基板に対向する前記第2基板の一面に前記アドレス電極と交差する方向に配置されて形成される複数の表示電極;前記表示電極上に位置する無機酸化物層;前記無機酸化物層を覆って形成されるMgO保護層;前記第1基板及び第2基板の間の空間に配置され、複数の放電セルを区画するように形成される隔壁;及び前記放電セル内に形成される蛍光体層;を含む。
【選択図】図2

Description

本発明は、プラズマディスプレイパネル及びその製造方法に関し、より詳細には、放電特性が優れているプラズマディスプレイパネル、及び製造原価を低減させることができるプラズマディスプレイパネルの製造方法に関する。
一般に、プラズマディスプレイパネル(plasma display panel、PDP)は、気体放電によって形成されたプラズマから放射される真空紫外線(vacuum ultraviolet、VUV)が蛍光体層を励起させることによって発生する可視光を利用して画像を表示するディスプレイ素子である。このようなプラズマディスプレイパネルは、高解像度の大画面構成が可能であるため、次世代薄型表示装置として脚光を浴びている。
プラズマディスプレイパネルの一般的な構造は、3電極面放電型構造である。3電極面放電型構造は、2つの電極から構成される表示電極が形成される前面基板、及び前記基板から所定の距離だけ離れ、アドレス電極が形成される背面基板を含み、この時、表示電極は誘電層で覆われる構造からなる。そして、前記前面基板及び前記背面基板の間の空間は隔壁によって多数の放電セルに区画され、放電セルの内部に放電ガスが注入され、背面基板側に蛍光体層が形成される。
MgO保護層は、プラズマディスプレイパネルのグロー放電で2次電子放出及びエキソ電子放出(exo−electron emission)を起こして放電電圧を低下させて、放電遅延を改善する特性を有しているため、プラズマディスプレイパネルの開発初期から電子放出材料として使用されてきた。このようなプラズマディスプレイパネル用MgO保護層は、純粋なMgO蒸着源を利用し、電子ビーム蒸着法、イオンプレーティング法、スパッタリング法などの真空蒸着工程によって製造されてきた。
しかし、プラズマディスプレイパネルの消費電力を節減するためには、MgOからの2次電子放出係数をより向上させて放電開始電圧を低下させ、シングルスキャン駆動による部品原価を低減させるために、MgO保護層内に意図的にドーピング元素を添加した保護層の使用が増加している。つまり、ドーピング元素を利用してMgOの結合エネルギーレベル及び濃度を調節することによって、MgOの電子放出特性を積極的に調節しようとする方法である。
このようなドーピング元素の添加によってMgOの電子放出特性を向上させるための方法は、特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4、特許文献5、特許文献6などに詳細に開示されている。
特許文献1では、Si、Ge、C、Snのうちの少なくとも1つの元素及び周期律表の4族、5族、6族、7族の元素のうちの1つの元素をドーピング元素として使用するMgO材料を提供している。Si、Ge、C、Snのうちの元素は20重量ppmないし8000重量ppmの範囲のドーピング濃度で使用され、周期律表の4族、5族、6族、7族のうちの元素は10重量ppmないし10000重量ppmの範囲で使用されると開示している。
特許文献2では、MgC、Mg、Mgなどの炭化マグネシウムを含むMgO材料を提供している。この炭化マグネシウムは50重量ppmないし7000重量ppmの範囲の濃度で使用されると開示している。
特許文献5では、Siがドーピングされた保護層材料を提供しているが、この場合、Siの含有量が20ppmないし500ppmの範囲で放電遅延時間が最も短いと開示している。この場合、不純物の含有量をCaが50ppm以下、Feが50ppm以下、アルミニウムが250ppm以下、ニッケルが5ppm以下、ナトリウムが5ppm以下、カリウムが5ppm以下に制限している。
特許文献3では、Ca、Al、Fe、及びSiがドーピングされたMgO保護層材料を提供し、このようなドーピング元素の相互作用によってプラズマディスプレイパネルの放電遅延時間を最短化することができると開示している。ここで、Caの含有量は100ないし300ppm、Alの含有量は60ないし90ppm、Feの含有量は60ないし90ppm、Siの含有量は40ないし100ppmの組成を開示している。
特許文献4では、希土類元素からなる群から選択される1つ以上の元素及びAl、Ca、Siから選択される1つの元素を含むMgOの組成を提供している。希土類元素として、マグネシウム酸化物に対してScの含有量が50ないし600ppm、Caの含有量が50ないし400ppm、Alの含有量が50ないし400ppm、Siの含有量が50ないし400ppmの組成を開示している。また、この組成は、Mn、Na、K、Cr、Fe、Zn、Bi、Ni、及びZrからなる不純物において、マグネシウム酸化物に対してMnは50ppm未満、Naは30ppm未満、Kは30ppm未満、Crは10ppm未満、Feは20ppm未満の純度を有する組成を開示している。
特許文献6では、Sc、Ca、SiがドーピングされたMgOの組成を提供している。この発明によれば、Scの含有量が50ppmないし2000ppm、Caの含有量が100ppmないし1000ppm、Siの含有量が30ppmないし500ppmである場合に放電遅延時間が著しく短縮されると開示している。
このように、MgOにドーピング元素をドーピングさせることによって、MgO薄膜の特性を向上させ、放電効率を向上させ、放電遅延時間を短縮させて、プラズマディスプレイパネルの性能を改善するのに寄与している。しかし、Scを含むMgO膜材料の場合には、原材料原価が上昇し、Mgに比べて原子量が大きいドーピング元素の場合には、蒸着雰囲気内で移動度(mobility)が低いため、薄膜内にドーピングされる分率が低下するという問題がある。つまり、前記方法は、真空蒸着工程でターゲットソースに前記ドーピング元素がドーピングされている場合に、真空蒸着工程で前記ドーピング元素が基板に円滑に蒸着されない問題がある。
また、MgO内のドーピング元素の溶解度は、イオンの半径、原子価などによって左右される。つまり、Mgイオン及びドーピング元素イオンの半径差が大きいほど、原子価の差が大きいほど、MgO内の溶解度が低下する。したがって、ドーピング元素のうちのイオンの半径差が大きかったり原子価の差が大きい材料の場合には、MgO薄膜形成工程中に溶解度が低すぎてドーピングされずに第2相で析出されて、ドーピングによる放電特性の改善効果を得ることができなくなる。
このような薄膜形成工程は、工程速度が遅く、製造装置が高価であるため、製造原価が高価である短所がある。このような薄膜形成工程の問題を解決することができる方法として、MgO粉末を積層して保護層を形成する厚膜工程がある。厚膜工程は、MgO粉末をペーストまたはグリーンシート形態に製造した後、これを印刷またはラミネーション法を利用して厚膜を形成した後、乾燥、焼成などの工程を経て保護層を製造する方法である。このような厚膜工程は、特許文献7、特許文献8、特許文献9、特許文献10などに詳細に開示されている。
特許文献7では、MgOナノ粉末が含まれているグリーンシートをラミネーション法によって前面パネルの誘電体層の上面に接着させ、これを焼成して保護層を形成する方法を提供している。この時、グリーンシートの厚さは20μmないし100μmの範囲であると開示している。特許文献8では、100nm以下のMgOナノ粉末を利用して、スクリーンプリンティング、ディッピング(dipping)、ダイコーティング(dyecoating)、スピンコーティング、グリーンシートコーティング、インクジェットなどの厚膜工程を利用して保護層を形成する方法を提供している。
特許文献9では、大きさが100nm以下であるMgO粉末及び所定のアルカリ金属粉末またはTiO粉末の混合物を利用して保護層を形成する方法を提供している。前記厚膜コーティング法は、ペーストまたはグリーンシートを形成するために、溶媒、バインダー、分散剤などの有機物が多量に使用され、適正な厚さに形成するために、乾燥していない状態のペースト層及びグリーンシート層が厚くなる問題がある。
特許文献10では、電気泳動法(electrophoresis)を利用して誘電層及びMgO粉末保護層を形成する方法を提供している。つまり、前面基板をMgO粉末が分散されている電気泳動液に浸漬した後、前面基板の電極に直流電源の負極を印加し、金属電極には正極を印加して、コーティングする方法である。この時、イソプロピルアルコールを溶媒として使用し、硝酸マグネシウム水和物または硝酸イットリウム水和物を添加剤として使用する溶液組成を開示している。
このような電気泳動法を利用したMgO厚膜形成方法は公知の技術であって、多様な研究者が主要工程変数がMgO厚膜の特性に及ぼす影響について研究を行ってきた。しかし、電気泳動法による厚膜の形成は、電圧が印加された電極の表面部位にだけMgO膜が形成されるため、誘電体の表面に均一に厚膜を形成するのが困難な問題がある。
図1は従来の電気泳動法によってMgO保護層を形成する過程を示した模式図である。
図1を参照すれば、基板110の一面に複数の表示電極120が形成され、前記表示電極120を覆って基板110の全体に誘電体層130が形成される。前記誘電体層130上にMgO保護層150が形成される。
水槽190に電気泳動液160を入れ、前記電気泳動液160に直流電源170の(+)端子に連結された共通電極180を浸漬する。また、前記第2基板110の前記表示電極120に直流電源170の(−)端子を連結し、前記(−)端子に連結された第2基板110を前記電気泳動液160に浸漬する。その後、電気泳動を行って、表示電極120の表面にMgO保護層150を形成する。
従来の電気泳動法によってMgO保護層を形成する場合、表示電極が形成された部分にだけMgO保護層が形成される。また、誘電体層が30μm程度にコーティングされている前面基板の誘電体の表面にMgO厚膜を形成するためには、数百ボルト以上の高電圧を印加しなければならないため、装置の安全性及び製造原価に問題がある。
特開2005−123172号公報 特開2005−123173号公報 韓国特許出願第10−2004−0037268号 韓国特許出願第10−2004−0108075号 韓国特許出願第10−2005−0061426号 米国特許出願公開第2006/0145614号明細書 韓国特許出願第10−2003−0090141号 韓国特許出願第10−2003−0058536号 韓国特許出願第10−2004−0009323号 韓国特許登録第0186541号
本発明は、前記問題を解決するためのものであって、本発明の目的は、優れた放電特性を有するプラズマディスプレイパネルを提供することにある。
本発明の他の目的は、電気泳動法によってMgO保護層を形成するプラズマディスプレイパネルの製造方法を提供することにある。
このような目的を達成するために、本発明は、互いに対向配置される第1基板及び第2基板;前記第2基板に対向する前記第1基板の一面に形成される複数のアドレス電極;前記アドレス電極を覆って前記第1基板に形成される誘電体層;前記第1基板に対向する前記第2基板の一面に前記アドレス電極と交差する方向に配置されて形成される複数の表示電極;前記表示電極上に位置する無機酸化物層;前記無機酸化物層を覆って形成されるMgO保護層;前記第1基板及び第2基板の間の空間に配置され、複数の放電セルを区画するように形成される隔壁;及び前記放電セル内に形成される蛍光体層;を含む、プラズマディスプレイパネルを提供する。
前記無機酸化物層は、前記第2基板で前記表示電極が形成された部分にだけ形成され、前記表示電極を覆って形成される。
前記プラズマディスプレイパネルは、表示電極及び無機酸化物層の間に形成される誘電体層をさらに含む。
前記無機酸化物層はパターン化されて形成される。
前記無機酸化物層の厚さは10ないし1000nmであるのが好ましく、100ないし300nmであるのがより好ましい。
前記無機酸化物層は非貴金属の酸化物を含み、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、酸化クロム、酸化銅、酸化ニッケル、及びこれらの組み合わせからなる群より選択される酸化物を含むのがより好ましい。
前記表示電極は、銀、アルミニウム、マグネシウム、銅、ニッケル、及びこれらの組み合わせからなる群より選択される金属を含むのが好ましい。
前記MgO保護層の厚さは0.5ないし10μmであるのが好ましく、1ないし5μmであるのがより好ましい。
前記MgO保護層は、Sc、Al、Ca、Si、及びこれらの組み合わせからなる群より選択されるドーピング元素をさらに含むのが好ましい。
本発明は、また、基板に形成された表示電極上に犠牲電極層を形成する段階;前記基板をMgO粉末及び溶媒を含む電気泳動液に浸漬する段階;前記犠牲電極層に電圧を印加し、電気泳動法を利用してMgO保護層を形成する段階;及び前記犠牲電極層を酸化させる段階;を含む、プラズマディスプレイパネルの製造方法を提供する。
前記プラズマディスプレイパネルの製造方法は、表示電極及び犠牲電極層の間に誘電体層を形成する段階をさらに含む。
前記犠牲電極層は、無電解メッキ法、熱蒸着法、スパッタリング法、化学蒸着法、及びこれらの組み合わせからなる群より選択される方法によって形成されるのが好ましい。
前記MgO粉末は、Sc、Al、Ca、Si、及びこれらの組み合わせからなる群より選択されるドーピング元素をさらに含み、前記ScはMgOに対して50ないし600ppm、前記AlはMgOに対して50ないし400ppm、前記CaはMgOに対して50ないし400ppm、前記SiはMgOに対して50ないし400ppmで含まれるのが好ましい。
また、前記MgO粉末は、Mn、Na、K、Cr、Fe、Zn、Bi、Ni、及びこれらの組み合わせからなる群より選択される不純物を含み、前記MnはMgOに対して50ppm未満、前記NaはMgOに対して30ppm未満、前記KはMgOに対して30ppm未満、前記CrはMgOに対して10ppm未満、前記FeはMgOに対して20ppm未満で含まれるのが好ましい。
前記MgO粉末は平均粒径が50ないし1000nmであるのが好ましく、100ないし500nmであるのがより好ましい。
前記溶媒は、アルコール系の溶媒、ケトン系の溶媒、及びこれらの組み合わせからなる群より選択される溶媒であるのが好ましい。
前記電気泳動液は、分散剤をさらに含むこともできる。
前記分散剤は、電気泳動液全体に対して0.5ないし2重量%で添加されるのが好ましい。
前記犠牲電極層を酸化させる段階は、450ないし600℃の温度で行われるのが好ましく、MgO保護層を焼成する段階と同時に行われることもできる。
本発明の一実施例によるMgO保護層は、特定の含有量でドーピング元素がドーピングされているMgO粉末を使用して電気泳動法を利用して形成されるので、前記MgO保護層を含むプラズマディスプレイパネルは、放電効率が向上し、放電時間が短縮するなど、優れた放電特性を有する。
また、本発明の一実施例によるプラズマディスプレイパネルの製造方法は、MgO保護層の製造工程が単純で、製造原価が低減され、品質の均一性が優れていて、安定性が優れているので、製品収率が上昇し、プラズマディスプレイパネルの製造原価を画期的に低減させることができる。
以下、本発明をより詳細に説明する。
本発明は、互いに対向配置される第1基板及び第2基板;前記第2基板に対向する前記第1基板の一面に形成される複数のアドレス電極;前記アドレス電極を覆って前記第1基板に形成される誘電体層;前記第1基板に対向する前記第2基板の一面に前記アドレス電極と交差する方向に配置されて形成される複数の表示電極;前記表示電極上に位置する無機酸化物層;前記無機酸化物層を覆って形成されるMgO保護層;前記第1基板及び第2基板の間の空間に配置され、複数の放電セルを区画するように形成される隔壁;及び前記放電セル内に形成される蛍光体層;を含む、プラズマディスプレイパネルを提供する。
前記無機酸化物層の厚さは10ないし1000nmであるのが好ましく、100ないし300nmであるのがより好ましい。
前記無機酸化物層の厚さが10nm未満である場合には、電気抵抗が増加し、電気伝導度が低下するので好ましくなく、1000nmを超える場合には、誘電体の誘電率を変化させて放電特性を低下させる可能性があり、光学的透過率が低下して輝度を減少させる可能性がある。
前記無機酸化物層は非貴金属の酸化物を含み、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、酸化クロム、酸化銅、酸化ニッケル、及びこれらの組み合わせからなる群より選択される酸化物を含むのがより好ましい。
前記表示電極は、銀、アルミニウム、マグネシウム、銅、ニッケル、及びこれらの組み合わせからなる群より選択される金属を含むのが好ましい。
前記MgO保護層の厚さは0.5ないし10μmであるのが好ましく、1ないし5μmであるのがより好ましい。一般に、MgO保護層の厚さが増加するほど、放電効率が向上するが、可視光線の透過率が低下して放電電圧が上昇するようになる。MgO保護層の厚さが前記範囲内である場合には、放電電圧を一定の範囲に維持した状態で、放電効率を向上させることができるので好ましい。
前記MgO保護層は、Sc、Al、Ca、Si、及びこれらの組み合わせからなる群より選択されるドーピング元素をさらに含むのが好ましい。前記MgO保護層が前記ドーピング元素をさらに含む場合には、放電効率を向上させ、放電遅延時間を短縮させて、プラズマディスプレイパネルの性能を改善するので好ましい。
以下、添付した図面を参照して、本発明の一実施例について、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者が容易に実施することができるように詳細に説明する。しかし、本発明は多様な相異した形態で具現され、ここで説明する一実施例に限定されない。
図2は本発明の一実施例によるプラズマディスプレイパネルを示した部分分解斜視図である。図2を参照すれば、本発明の一実施例によるプラズマディスプレイパネルの構造は、第1基板3上に一方向(図面のy軸方向)に沿ってアドレス電極13が形成され、このアドレス電極13を覆って第1基板3の全体に誘電体層15が形成される。この誘電体層15上に各アドレス電極13の間に配置されるように隔壁5が形成され、各々の隔壁5の間に複数の放電セル7R、7G、7Bが形成される。前記放電セル7R、7G、7B内には、赤(R)、緑(G)、青(B)色の蛍光体層8R、8G、8Bが形成される。
前記隔壁5は、放電空間を区画する形態であればいずれも適用可能で、多様なパターンの隔壁に形成される。例えば、前記隔壁5は、ストライプなどの開放型隔壁はもちろん、ワッフル、マトリックス、デルタなどの閉鎖型隔壁でもよい。また、閉鎖型隔壁は、放電空間の横断面が四角形、三角形、五角形などの多角形や、円形、楕円形などになるように形成される。
そして、第1基板3に対向する第2基板1の一面には、アドレス電極13と交差する方向(図面のx軸方向)に沿って一対の透明電極9a、11a及びバス電極9b、11bからなる表示電極が形成され、この表示電極を覆って第2基板1の全体に誘電体層17が形成される。
また、前記誘電体層17を覆って第2基板1の全体に無機酸化物層18及びMgO保護層19が形成される。
前記第1基板3上のアドレス電極13及び第2基板1上の表示電極が交差する地点が、放電セルを構成する部分になる。
前記プラズマディスプレイパネルは、アドレス電極13及び表示電極9、11の間にアドレス電圧(Va)を印加してアドレス放電を行い、再び一対の表示電極の間に維持電圧(Vs)を印加して維持放電を行って駆動する。この時に発生する励起源が当該蛍光体を励起させ、第2基板1を通じて可視光が放出されて、プラズマディスプレイパネルの画面を実現する。前記励起源としては、真空紫外線(Vacuum Ultraviolet)が主に利用される。
図3は本発明の第1実施例によるプラズマディスプレイパネルの第2基板を示した模式図である。
図3を参照すれば、第2基板310の一面に複数の表示電極320が形成され、前記表示電極320を覆って第2基板310の全体に誘電体層330が形成される。前記誘電体層330上に無機酸化物層340及びMgO保護層350が形成される。
前記無機酸化物層の厚さは10ないし1000nmであるのが好ましく、100ないし300nmであるのがより好ましい。
前記無機酸化物層は、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、酸化クロム、酸化銅、酸化ニッケル、及びこれらの組み合わせからなる群より選択される酸化物を含むのが好ましい。
前記表示電極は、銀、アルミニウム、マグネシウム、銅、ニッケル、及びこれらの組み合わせからなる群より選択される金属を含むのが好ましい。
前記MgO保護層の厚さは0.5ないし10μmであるのが好ましく、1ないし5μmであるのがより好ましい。
前記MgO保護層は、Sc、Al、Ca、Si、及びこれらの組み合わせからなる群より選択されるドーピング元素をさらに含むのが好ましい。
図4は本発明の第2実施例によるプラズマディスプレイパネルの第2基板を示した模式図である。
図4を参照すれば、第2基板410の一面に複数の表示電極420が形成され、前記表示電極420を覆って第2基板410の全体に誘電体層430が形成される。前記誘電体層430上に無機酸化物層440及びMgO保護層450が形成される。
この時、前記無機酸化物層440は、前記表示電極420のパターンによってパターン化されて誘電体層430上に形成される。前記無機酸化物層440は、前記表示電極420が四角形、T字型など多様な形態にパターン化されることによって、四角形、T字型など多様な形態にパターン化されて形成されることもできる。また、前記無機酸化物層440は、前記誘電体層430がない場合にも、前記表示電極420のパターンによってパターン化されて形成されることができる。
図5は本発明の第3実施例によるプラズマディスプレイパネルの第2基板を示した模式図である。
図5を参照すれば、第2基板510の一面に複数の表示電極520が形成され、前記表示電極520上に無機酸化物層540が形成されている。また、第2基板510上に前記無機酸化物層540を覆ってMgO保護層550が形成されている。
前記無機酸化物層540は、前記第2基板510で前記表示電極520が形成された部分にだけ形成され、前記表示電極520を覆って形成される。前記無機酸化物層540は、誘電体層(図示しない)の役割を果たすものであって、薄く形成することができるため、電気泳動法によるMgO保護層550の製造時に電圧を低下させることができるので好ましい。
本発明は、また、基板に形成された表示電極上に犠牲電極層を形成する段階;前記基板をMgO粉末及び溶媒を含む電気泳動液に浸漬する段階;前記犠牲電極層に電圧を印加し、電気泳動法を利用してMgO保護層を形成する段階;及び前記犠牲電極層を酸化させる段階;を含むプラズマディスプレイパネルの製造方法を提供する。
ここでは、まず、基板上に表示電極を形成し、前記表示電極上に犠牲電極層を形成する。
前記本発明の第1実施例によるプラズマディスプレイパネルの製造方法は、前記表示電極及び犠牲電極層の間に誘電体層を形成する段階をさらに含むことができる。また、前記犠牲電極層はパターン化されて形成されることができる。
前記犠牲電極層の厚さは10ないし1000nmであるのが好ましく、100ないし300nmであるのがより好ましい。
前記犠牲電極層の厚さが前記範囲内である場合には、電気泳動が可能な程度の電気伝導度を有し、MgO保護層の焼成温度である450ないし600℃の温度範囲で容易に酸化されるので、光学的に透明な酸化物に変換される。
前記犠牲電極層は、無電解メッキ法、熱蒸着法、スパッタリング法、化学蒸着法、及びこれらの組み合わせからなる群より選択される方法によって好ましく形成される。
また、前記犠牲電極層は非貴金属を含むのが好ましく、アルミニウム、マグネシウム、クロム、銅、ニッケル、及びこれらの組み合わせからなる群より選択される金属を含むのがより好ましい。前記非貴金属は、銀より酸化還元電位が低いものを好ましく使用することができる。また、前記非貴金属は、簡単に酸化されるもので、その酸化物が透明なものをより好ましく使用することができる。
電気泳動液は、MgO粉末を溶媒に混合して製造する。
前記MgO粉末は、Sc、Al、Ca、Si、及びこれらの組み合わせからなる群より選択されるドーピング元素をさらに含むのが好ましい。
前記ScはMgO粉末全体に対して50ないし600ppm、前記AlはMgO粉末全体に対して50ないし400ppm、前記CaはMgO粉末全体に対して50ないし400ppm、前記SiはMgO粉末全体に対して50ないし400ppmで含まれるのが好ましい。
前記Sc、Al、Ca、Si、及びこれらの組み合わせからなる群より選択されるドーピング元素が前記範囲未満である場合には、形成されたMgO保護層内のドーピング元素の含有量が微小であるので、放電効率の向上及び放電遅延時間の短縮効果を期待することができず、前記範囲を超える場合には、MgOでない第2相、つまりSiO、Alなどで析出される可能性があるので好ましくない。
前記MgO粉末は、Mn、Na、K、Cr、Fe、Zn、Bi、Ni、及びこれらの組み合わせからなる群より選択される不純物を含むことができ、前記MnはMgO粉末全体に対して50ppm未満、前記Na及びKは各々MgO粉末全体に対して30ppm未満、前記Cr、Bi、及びNiは各々MgO粉末全体に対して10ppm未満、前記Fe、及びZnはMgO粉末全体に対して20ppm未満で含まれるのが好ましい。前記不純物が前記範囲を超える場合には、前記MgO粉末内のドーピング元素の含有量の調節が容易でなく、形成されたMgO保護層に前記ドーピング元素を含ませることによる効果を低減させるので好ましくない。
前記MgO粉末は平均粒径が50ないし1000nmであるのが好ましく、100ないし500nmであるのがより好ましい。前記MgO粉末の平均粒径が前記範囲内である場合には、電気泳動時に沈澱反応が発生せず、誘電体の表面に均一にパッキング(packing)されるので好ましい。
前記溶媒は、MgO粉末の表面に荷電層を容易に形成することができる極性溶媒を使用するのが好ましく、アルコール系の溶媒、ケトン系の溶媒、及びこれらの組み合わせからなる群より選択される溶媒を使用するのが好ましい。特に、溶媒の乾燥速度及び表面張力は電気泳動法によって形成されたMgO保護層の欠陥発生に影響を与え、粘度は保護層の形成速度に影響を与えるので、これらの適切な組み合わせを選定することが重要である。
前記アルコール系の溶媒は、メタノール(Methanol)、エタノール(Ethanol)、N−プロピルアルコール(N−Propyl alcohol)、イソプロピルアルコール(Isopropyl alcohol)、N−ブタノール(N−Butanol)、セカンダリー−ブタノール(sec−Butanol)、イソ−ブタノール(Iso−butanol)、ターシャリー−ブタノール(tert−Butanol)、N−アミルアルコール(N−Amylalcohol)、イソアミルアルコール(Isoamyl alcohol)、セカンダリー−アミルアルコール(sec−Amyl alcohol)、ターシャリー−アミルアルコール(tert−Amyl alcohol)、N−ヘキシルアルコール(N−Hexyl alcohol)、シクロ−ヘキサノール(Cyclohexanol)、2−エチル−1−ブタノール(2−Ethyl−1−butanol)、メチルイソブチルカルビノール(Methyl isobutyl carbinol)、2−エチル−1−ヘキサノール(2−Ethyl−1−hexanol)、N−オクチルアルコール(N−Octyl alcohol)、セカンダリー−オクチルアルコール(sec−Octyl alcohol)、ノニルアルコール(Nonyl alcohol)、デシルアルコール(Decyl alcohol)、ベンジルアルコール(Benzyl alcohol)、アリルアルコール(Allyl alcohol)、ジアセトンアルコール(Diacetone alcohol)、フルフリルアルコール(Furfuryl alcohol)、テトラヒドロフルフリルアルコール(Tetrahydrofurfuryl alcohol)、テキサノールエステル−アルコール(Texanol ester−alcohol)、及びこれらの組み合わせからなる群より選択されるものを使用することができる。
前記ケトン系の溶媒は、アセトン(Acetone)、メチルエチルケトン(Methyl ethyl ketone)、メチルN−プロピルケトン(Methyl N−propyl ketone)、メチルイソプロピルケトン(Methyl isopropyl ketone)、ジエチルケトン(Diethyl ketone)、シクロ−ヘキサノン(Cyclo−hexanone)、メシチルオキシドケトン(Mesityl oxide ketone)、メチルイソブチルケトン(Methylisobutyl ketone)、メチルN−ブチルケトン(Methyl N−butyl ketone)、エチルN−ブチルケトン(Ethyl N−butyl ketone)、メチルN−アミルケトン(Methyl N−amyl ketone)、メチルイソアミルケトン(Methyl isoamyl ketone)、ジプロピルケトン(Dipropyl ketone)、ジアセトンアルコール(Diacetone alcohol)、アセト−フェノン(Aceto−phenone)、メチルN−ヘキシルケトン(Methyl N−hexyl ketone)、エチルN−アミルケトン(Ethyl N−amyl ketone)、イソ−フォロン(Iso−phorone)、ジイソ−ブチルケトン(Diiso−butyl ketone)、イソブチルヘプチルケトン(Isobutyl heptyl ketone)、Eastman C−11(Eastman社製品)、アセトニル−アセトン(Acetonyl−acetone)、及びこれらの組み合わせからなる群より選択されるものを使用することができる。
前記MgO粉末は電気泳動液全体に対して0.1ないし10重量%で含まれるのが好ましく、0.5ないし3重量%で含まれるのがより好ましい。MgO粉末の含有量が0.1重量%未満である場合には、MgO保護膜を充分な厚さに形成することができず、10重量%を超える場合には、MgO粉末の濃度が濃すぎて、MgO保護膜が形成される部分以外の部分にもMgOが漏出されるので好ましくない。
前記MgO粉末が前記電気泳動液内で分散された懸濁液状態で存在するようにするために、前記電気泳動液に分散剤をさらに添加することができる。前記分散剤を溶媒内に先に添加して、前記分散剤が前記MgO粉末の表面に吸着して分散が効率的に行われるようにするのが好ましい。また、分散をより容易にするために、前記電気泳動液をフラッタリーミル、ボールミル、アトリッションミル、バスケットミルなどを利用して処理するのも好ましい。
前記分散剤は、電気泳動液全体に対して0.5ないし2重量%で添加されるのが好ましい。前記分散剤の含有量が前記範囲内である場合には、MgO粉末の分散性を向上させて、均一な蒸着を可能にし、MgO粉末の表面電位を変化させて、電気泳動速度や泳動方向などの調節を可能にする。前記分散剤の含有量はMgO粉末の表面積によって決定する。つまり、MgO粉末の粒子が小さくて表面積が大きい場合には、分散剤の含有量を増加させるのが好ましく、MgO粉末の粒子が大きくて表面積が小さい場合には、分散剤の含有量を減少させるのが好ましい。
前記分散剤は、Darvan 821A(RT Vanderbilt社製品)、ポリアクリル酸、ヒドロキシプロピルセルロース、アンモニウムポリメタクリレート、ポリメタクリル酸、エチレンジアミンテトラアセテート、ナトリウムヘキサメタホスフェート、エアゾール22(Cytec社製品)、パルミチン酸、BYK−180(BYK chemical社製品)、BYK−181(BYK chemical社製品)、BYK−111(BYK chemical社製品)、BYK−116(BYK chemical社製品)、及びこれらの組み合わせからなる群より選択されるもの好ましく使用することができる。
前記電気泳動液に直流電源の(+)端子に連結された共通電極を浸漬する。また、前記製造された基板の犠牲電極層に直流電源の(−)端子を連結し、前記(−)端子に連結された基板を前記電気泳動液に浸漬する。その後、電気泳動を行って、犠牲電極層の表面にMgO保護層を形成する。
前記MgO保護層は0.5ないし10μmの厚さに形成されるのが好ましく、1ないし5μmの厚さに形成されるのがより好ましい。
一般に、MgO保護層の厚さが増加するほど、放電効率は向上するが、可視光線の透過率が低下して、放電電圧が上昇するようになる。MgO保護層の厚さが前記範囲内である場合には、放電電圧を一定の範囲に維持した状態で、放電効率を向上させることができるので好ましい。
図6は本発明の第1実施例によってプラズマディスプレイパネルを製造する場合の、電気泳動法によるMgO保護層形成段階を示した模式図である。
図6を参照すれば、基板610の一面に複数の表示電極620が形成され、前記表示電極620を覆って基板610の全体に誘電体層630が形成される。前記誘電体層630上に犠牲電極層640及びMgO保護層650が形成される。
水槽690に電気泳動液660を入れ、前記電気泳動液660に直流電源670の(+)端子に連結された共通電極680を浸漬する。また、前記製造された基板610の犠牲電極層640に直流電源670の(−)端子を連結し、前記(−)端子に連結された基板610を前記電気泳動液660に浸漬する。その後、電気泳動を行って、犠牲電極層640の表面にMgO保護層650を形成する。
図7は本発明の第2実施例によるプラズマディスプレイパネルを製造する場合の、電気泳動法によるMgO保護層形成段階を示した模式図である。
図7を参照すれば、基板710の一面に複数の表示電極720が形成され、前記表示電極720を覆って基板710の全体に誘電体層730が形成される。前記誘電体層730上に犠牲電極層740及びMgO保護層750が形成される。この時、前記犠牲電極層740は、パターン化されて誘電体層730上に形成される。前記犠牲電極層740は、四角形、T字型など多様な形態にパターン化されて形成されることができる。この場合、放電空間に露出した誘電体層730がスパッタリングによってエッチングされるのを防止するために、Al、MgO、ZrOなどの耐スパッタリング特性が優れている薄膜をコーティングすることもできる。
水槽790に電気泳動液760を入れ、前記電気泳動液760に直流電源770の(+)端子に連結された共通電極780を浸漬する。また、前記製造された基板710の犠牲電極層740に直流電源770の(−)端子を連結し、前記(−)端子に連結された基板710を前記電気泳動液760に浸漬する。その後、電気泳動を行って、犠牲電極層740の表面にMgO保護層750を形成する。
図8は本発明の第3実施例によるプラズマディスプレイパネルを製造する場合の、電気泳動法によるMgO保護層形成段階を示した模式図である。
図8を参照すれば、基板810の一面に複数の表示電極820が形成されており、前記表示電極820上に犠牲電極層840が形成されている。また、基板810上に前記犠牲電極層840を覆ってMgO保護層850が形成されている。
前記犠牲電極層840は、前記基板810で前記表示電極820が形成された部分にだけ形成され、前記表示電極820を覆って形成される。前記犠牲電極層は、薄く形成することができるので、低電圧でMgO保護層を形成することができる。
一方、前記表示電極820を酸化が可能な金属で形成することによって、表示電極820及び犠牲電極層840を同時に形成することもできる。つまり、酸化が可能な金属で表示電極820及び犠牲電極層840を一体に形成した後、電気泳動法によってMgO保護層850を形成し、前記表示電極820を一定の深さまで酸化させて無機酸化物層を形成することもできる。
水槽890に電気泳動液860を入れ、前記電気泳動液860に直流電源870の(+)端子に連結された共通電極880を浸漬する。また、前記製造された基板810の犠牲電極層840に直流電源870の(−)端子を連結し、前記(−)端子に連結された基板810を前記電気泳動液860に浸漬する。その後、電気泳動を行って、犠牲電極層840の表面にMgO保護層850を形成する。
MgO保護層650、750、850を形成した後、溶媒を乾燥させ、前記犠牲電極層640、740、840を酸化させ、MgO保護層650、750、850を焼成する。前記犠牲電極層640、740、840を酸化させる段階は、MgO保護層650、750、850を焼成する段階と同時に行われることもできる。前記犠牲電極層640、740、840を酸化させると、不導体である酸化物に変換される。
前記犠牲電極層を酸化させる段階は、450ないし600℃の温度で行われるのが好ましい。前記犠牲電極層を酸化させる温度が前記範囲内である場合には、MgO保護層の焼成と同時に前記犠牲電極層の酸化ができるので好ましい。
以下、本発明の好ましい実施例及び比較例を記載する。しかし、下記の実施例は本発明の好ましい一実施例にすぎず、本発明は下記の実施例に限定されない。
(プラズマディスプレイパネルの製造)
(実施例1)
MgO粉末1g、イソプロピルアルコール60ml、及び2−ブタノール(2−butanol)40mlを混合して、電気泳動液を製造した。
基板に表示電極を形成し、前記表示電極上に誘電体層を形成し、前記誘電体層上に犠牲電極層を熱蒸着/スパッタリング法によって20nmの厚さに形成した。
水槽に電気泳動液を入れ、前記電気泳動液に直流電源の(+)端子に連結された共通電極を浸漬した。また、前記製造された基板の犠牲電極層に直流電源の(−)端子を連結し、前記(−)端子に連結された基板を前記電気泳動液に浸漬した。その後、電気泳動を行って、犠牲電極層の表面にMgO保護層を1μmの厚さに形成した。
前記基板を利用してプラズマディスプレイパネルを製造した。
(実施例2)
形成されたMgO保護層の厚さが2μmであることを除いては、実施例1と同一にプラズマディスプレイパネルを製造した。
(実施例3)
形成されたMgO保護層の厚さが3μmであることを除いては、実施例1と同一にプラズマディスプレイパネルを製造した。
(実施例4)
形成されたMgO保護層の厚さが4μmであることを除いては、実施例1と同一にプラズマディスプレイパネルを製造した。
(実施例5)
形成されたMgO保護層の厚さが5μmであることを除いては、実施例1と同一にプラズマディスプレイパネルを製造した。
(比較例1)
イオンプレーティング(ion−plating)法を利用してMgO保護層を0.7μmの厚さに形成して第2基板を製造し、前記第2基板を利用してプラズマディスプレイパネルを製造した。
(比較例2)
犠牲電極層を形成せず、表示電極に直流電源の(−)端子を連結したことを除いては、実施例1と同一にプラズマディスプレイパネルを製造した。
(実施例6)
犠牲電極層を四角形にパターン化して形成したことを除いては、実施例1と同一にプラズマディスプレイパネルを製造した。
(実施例7)
表示電極上に誘電体層を形成せず、犠牲電極層を前記表示電極が形成された部分にだけ前記表示電極を覆うように形成したことを除いては、実施例1と同一にプラズマディスプレイパネルを製造した。
(実施例8)
ScをMgOに対して1000ppm、AlをMgOに対して1000ppm、CaをMgOに対して1000ppm、SiをMgOに対して1000ppmで含むMgO粉末を使用したことを除いては、実施例1と同一にプラズマディスプレイパネルを製造した。
(実施例9)
電気泳動液に分散剤としてBYK−180(BYK chemical社製)を電気泳動液全体に対して0.6重量%で添加したことを除いては、実施例1と同一にプラズマディスプレイパネルを製造した。
(製造されたプラズマディスプレイパネルの放電効率の測定及び結果)
前記実施例1ないし9、及び比較例1で製造されたプラズマディスプレイパネルの放電効率を測定して、実施例1ないし3、及び比較例1に対する結果を図9に示した。
図9を参照すれば、実施例1ないし3で製造されたプラズマディスプレイパネルが比較例1で製造されたプラズマディスプレイパネルに比べて放電特性が優れていることが分かる。また、電気泳動法によってMgO保護層を形成した場合、MgO保護層の厚さが厚いほど、放電効率が向上することが分かる。実施例4ないし9で製造されたプラズマディスプレイパネルの放電効率も実施例1と同程度であった。
実施例1で製造されたプラズマディスプレイパネルの場合、MgO保護層が誘電体層全体に均一な厚さに形成されたが、比較例2で製造されたプラズマディスプレイパネルの場合、MgO保護層が誘電体層全体に均一な厚さに形成されず、表示電極上にだけ形成された。
本発明の単純な変形または変更は、この分野の通常の知識を有する者によって容易に実施され、このような変形や変更は、全て本発明の領域に含まれる。
従来の電気泳動法によってMgO保護層を形成する過程を示した模式図である。 本発明の一実施例によるプラズマディスプレイパネルを示した部分分解斜視図である。 本発明の第1実施例によるプラズマディスプレイパネルの第2基板を示した模式図である。 本発明の第2実施例によるプラズマディスプレイパネルの第2基板を示した模式図である。 本発明の第3実施例によるプラズマディスプレイパネルの第2基板を示した模式図である。 本発明の第1実施例によるプラズマディスプレイパネルにおいて、電気泳動法によってMgO保護層を形成する段階を示した模式図である。 本発明の第2実施例によるプラズマディスプレイパネルにおいて、電気泳動法によってMgO保護層を形成する段階を示した模式図である。 本発明の第3実施例によるプラズマディスプレイパネルにおいて、電気泳動法によってMgO保護層を形成する段階を示した模式図である。 実施例1ないし3、及び比較例1で製造したプラズマディスプレイパネルの放電効率を示したグラフである。
符号の説明
1 第2基板
3 第1基板
5 隔壁
7 放電セル
8 蛍光体層
9a、11a 透明電極
9b、11b バス電極
13 アドレス電極
15、17 誘電体層
18 無機酸化物層
19 MgO保護層
310、410、510、610、710、810 基板
320、420、520、620、720、820 表示電極
330、430、630、730 誘電体層
340、440、540 無機酸化物層
640、740、840 犠牲電極層
350、450、550、650、750、850 MgO保護層
660、760、860 電気泳動液
670、770、870 直流電源
680、780 共通電極
690、790、890 水槽

Claims (37)

  1. 互いに対向配置される第1基板及び第2基板;
    前記第2基板に対向する前記第1基板の一面に形成される複数のアドレス電極;
    前記アドレス電極を覆って前記第1基板に形成される誘電体層;
    前記第1基板に対向する前記第2基板の一面に前記アドレス電極と交差する方向に配置されて形成される複数の表示電極;
    前記表示電極上に位置する無機酸化物層;
    前記無機酸化物層を覆って形成されるMgO保護層;
    前記第1基板及び第2基板の間の空間に配置され、複数の放電セルを区画するように形成される隔壁;及び
    前記放電セル内に形成される蛍光体層;を含む、プラズマディスプレイパネル。
  2. 前記表示電極及び無機酸化物層の間に形成される誘電体層をさらに含む、請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  3. 前記無機酸化物層はパターン化されて形成される、請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  4. 前記無機酸化物層は、前記第2基板で前記表示電極が形成された部分にだけ形成され、前記表示電極を覆って形成される、請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  5. 前記無機酸化物層の厚さは10ないし1000nmである、請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  6. 前記無機酸化物層の厚さは100ないし300nmである、請求項5に記載のプラズマディスプレイパネル。
  7. 前記無機酸化物層は非貴金属の酸化物を含む、請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  8. 前記無機酸化物層は、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、酸化クロム、酸化銅、酸化ニッケル、及びこれらの組み合わせからなる群より選択される酸化物を含む、請求項7に記載のプラズマディスプレイパネル。
  9. 前記表示電極は、銀、アルミニウム、マグネシウム、銅、ニッケル、及びこれらの組み合わせからなる群より選択される金属を含む、請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  10. 前記MgO保護層の厚さは0.5ないし10μmである、請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  11. 前記MgO保護層の厚さは1ないし5μmである、請求項10に記載のプラズマディスプレイパネル。
  12. 前記MgO保護層は、Sc、Al、Ca、Si、及びこれらの組み合わせからなる群より選択されるドーピング元素をさらに含む、請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  13. 互いに対向配置される第1基板及び第2基板;前記第2基板に対向する前記第1基板の一面に形成される複数のアドレス電極;前記第1基板に対向する前記第2基板の一面に前記アドレス電極と交差する方向に配置されて形成される複数の表示電極;前記第1基板及び第2基板の間の空間に配置され、複数の放電セルを区画するように形成される隔壁;及び前記放電セル内に形成される蛍光体層;を含むプラズマディスプレイパネルの製造方法であって、
    前記第2基板に形成された表示電極上に犠牲電極層を形成する段階;
    前記第2基板をMgO粉末及び溶媒を含む電気泳動液に浸漬する段階;
    前記犠牲電極層に電圧を印加し、電気泳動法を利用してMgO保護層を形成する段階;及び、
    前記犠牲電極層を酸化させる段階;を含む、プラズマディスプレイパネルの製造方法。
  14. 前記表示電極及び犠牲電極層の間に誘電体層を形成する段階をさらに含む、請求項13に記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  15. 前記犠牲電極層はパターン化されて形成される、請求項13に記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  16. 前記犠牲電極層の厚さは10ないし1000nmである、請求項13に記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  17. 前記犠牲電極層の厚さは100ないし300nmである、請求項16に記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  18. 前記犠牲電極層は非貴金属を含む、請求項13に記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  19. 前記犠牲電極層は、アルミニウム、マグネシウム、クロム、銅、ニッケル、及びこれらの組み合わせからなる群より選択される金属を含む、請求項18に記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  20. 前記犠牲電極層は、無電解メッキ法、熱蒸着法、スパッタリング法、化学蒸着法、及びこれらの組み合わせからなる群より選択される方法によって形成される、請求項13に記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  21. 前記MgO粉末は、Sc、Al、Ca、Si、及びこれらの組み合わせからなる群より選択されるドーピング元素をさらに含む、請求項13に記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  22. 前記ScはMgO粉末全体に対して50ないし600ppm、前記AlはMgO粉末全体に対して50ないし400ppm、前記CaはMgO粉末全体に対して50ないし400ppm、前記SiはMgO粉末全体に対して50ないし400ppmで含まれる、請求項21に記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  23. 前記MgO粉末は、Mn、Na、K、Cr、Fe、Zn、Bi、Ni、及びこれらの組み合わせからなる群より選択される不純物を含み、前記MnはMgO粉末全体に対して50ppm未満、前記NaはMgO粉末全体に対して30ppm未満、前記KはMgO粉末全体に対して30ppm未満、前記CrはMgO粉末全体に対して10ppm未満、前記FeはMgO粉末全体に対して20ppm未満、前記ZnはMgO粉末全体に対して20ppm未満、前記BiはMgO粉末全体に対して10ppm未満、前記NiはMgO粉末全体に対して10ppm未満で含まれる、請求項21に記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  24. 前記MgO粉末は平均粒径が50ないし1000nmである、請求項13に記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  25. 前記MgO粉末は平均粒径が100ないし500nmである、請求項24に記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  26. 前記溶媒は、アルコール系の溶媒、ケトン系の溶媒、及びこれらの組み合わせからなる群より選択される溶媒である、請求項13に記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  27. 前記アルコール系の溶媒は、メタノール、エタノール、N−プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、N−ブタノール、セカンダリー−ブタノール、イソ−ブタノール、ターシャリー−ブタノール、N−アミルアルコール、イソアミルアルコール、セカンダリー−アミルアルコール、ターシャリー−アミルアルコール、N−ヘキシルアルコール、シクロ−ヘキサノール、2−エチル−1−ブタノール、メチルイソブチルカルビノール、2−エチル−1−ヘキサノール、N−オクチルアルコール、セカンダリー−オクチルアルコール、ノニルアルコール、デシルアルコール、ベンジルアルコール、アリルアルコール、ジアセトンアルコール、フルフリルアルコール、テトラヒドロフルフリルアルコール、テキサノールエステル−アルコール、及びこれらの組み合わせからなる群より選択される、請求項26に記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  28. 前記ケトン系の溶媒は、アセトン、メチルエチルケトン、メチルN−プロピルケトン、メチルイソプロピルケトン、ジエチルケトン、シクロ−ヘキサノン、メシチルオキシドケトン、メチルイソブチルケトン、メチルN−ブチルケトン、エチルN−ブチルケトン、メチルN−アミルケトン、メチルイソアミルケトン、ジプロピルケトン、ジアセトンアルコール、アセト−フェノン、メチルN−ヘキシルケトン、エチルN−アミルケトン、イソ−フォロン、ジイソ−ブチルケトン、イソブチルヘプチルケトン、Eastman C−11(Eastman社製品)、アセトニル−アセトン、及びこれらの組み合わせからなる群より選択される、請求項26に記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  29. 前記電気泳動液は、MgO粉末を電気泳動液全体に対して0.1ないし10重量%で含む、請求項13に記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  30. 前記電気泳動液は、MgO粉末を電気泳動液全体に対して0.5ないし3重量%で含む、請求項29に記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  31. 前記電気泳動液を製造する段階は、分散剤を添加する段階をさらに含む、請求項13に記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  32. 前記分散剤は、電気泳動液全体に対して0.5ないし2重量%添加する、請求項31に記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  33. 前記分散剤は、Darvan 821A(RT Vanderbilt社製品)、ポリアクリル酸、ヒドロキシプロピルセルロース、アンモニウムポリメタクリレート、ポリメタクリル酸、エチレンジアミンテトラアセテート、ナトリウムヘキサメタホスフェート、エアゾール22(Cytec社製品)、パルミチン酸、BYK−180(BYK chemical社製品)、BYK−181(BYK chemical社製品)、BYK−111(BYK chemical社製品)、BYK−116(BYK chemical社製品)、及びこれらの組み合わせからなる群より選択される、請求項31に記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  34. 前記犠牲電極層を酸化させる段階は、MgO保護層を焼成する段階と同時に行われる、請求項13に記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  35. 前記犠牲電極層を酸化させる段階は、450ないし600℃の温度で行われる、請求項13に記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  36. 前記MgO保護層の厚さは0.5ないし10μmである、請求項13に記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  37. 前記MgO保護層の厚さは1ないし5μmである、請求項36に記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
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