JP2003249175A - プラズマディスプレイパネルの誘電膜の誘電体組成物及びその製造方法 - Google Patents
プラズマディスプレイパネルの誘電膜の誘電体組成物及びその製造方法Info
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- H01J2211/444—Means for improving contrast or colour purity, e.g. black matrix or light shielding means
Abstract
(57)【要約】
【課題】 単純な製造工程によりプラズマディスプレイ
パネルのコントラストを向上できるプラズマディスプレ
イパネルの誘電膜の誘電体組成物及びその製造方法を提
供する。 【解決手段】 本発明は、簡単な製造工程によりプラズ
マディスプレイパネルのコントラストを向上できるプラ
ズマディスプレイパネルの誘電膜の誘電体組成物及びそ
の製造方法であって、プラズマディスプレイパネルの誘
電膜の誘電体の組成物は、P2O5−B2O3−ZnO
グループのガラスと、Nd2O3のフィラーとからな
る。
パネルのコントラストを向上できるプラズマディスプレ
イパネルの誘電膜の誘電体組成物及びその製造方法を提
供する。 【解決手段】 本発明は、簡単な製造工程によりプラズ
マディスプレイパネルのコントラストを向上できるプラ
ズマディスプレイパネルの誘電膜の誘電体組成物及びそ
の製造方法であって、プラズマディスプレイパネルの誘
電膜の誘電体の組成物は、P2O5−B2O3−ZnO
グループのガラスと、Nd2O3のフィラーとからな
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラズマディスプ
レイパネルに係るもので、詳しくは、プラズマディスプ
レイパネルの誘電膜の誘電体組成物とその製造方法に関
する。
レイパネルに係るもので、詳しくは、プラズマディスプ
レイパネルの誘電膜の誘電体組成物とその製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、プラズマディスプレイパネル
は、プラズマの紫外線を利用して蛍光膜を励起させ、蛍
光膜から発生する可視光を利用して映像を表示する表示
装置である。
は、プラズマの紫外線を利用して蛍光膜を励起させ、蛍
光膜から発生する可視光を利用して映像を表示する表示
装置である。
【0003】且つ、従来のプラズマディスプレイパネル
は、放電ガスから発生する近赤外線又は可視光と、外部
から照射されて反射する外部可視光とによりコントラス
トが低下するので、コントラストを向上させるために、
プラズマディスプレイパネルにカラーフィルタを適用し
ている。
は、放電ガスから発生する近赤外線又は可視光と、外部
から照射されて反射する外部可視光とによりコントラス
トが低下するので、コントラストを向上させるために、
プラズマディスプレイパネルにカラーフィルタを適用し
ている。
【0004】併し、プラズマディスプレイパネルにカラ
ーフィルタを適用する場合は、製造工程が複雑になって
収率が低下し、製造原価も増加する。
ーフィルタを適用する場合は、製造工程が複雑になって
収率が低下し、製造原価も増加する。
【0005】従来のプラズマディスプレイパネルの構造
は、図6に示したように、下部ガラス基板10上に形成
される下部絶縁膜9と、その上の所定部分に形成される
アドレス電極11と、アドレス電極11及び下部絶縁膜
9上の全面に形成される下部誘電膜8と、各放電セルを
分割するために下部誘電膜8上の所定部分に設定された
隔壁7と、隔壁7上に形成された各ブラックマトリック
ス膜12と、それらブラックマトリックス膜12、隔壁
7の側面及び下部誘電膜8上の全面に所定の厚さに形成
されて、紫外線の供給を受けて赤、緑及び青の各可視光
を放出する蛍光膜13と、下部ガラス基板10の上方に
形成された上部ガラス基板2と、アドレス電極11と垂
直に交差するように上部ガラス基板2上の所定部位に形
成されたサステイン電極3と、サステイン電極3上の所
定部分に形成されたバス電極5と、バス電極5、サステ
イン電極3及び上部ガラス基板2上の全面に形成された
上部誘電膜4と、上部誘電膜4を保護するために上部誘
電膜4上に形成された保護膜6と、上部ガラス基板2の
上部全面に形成されて各ピクセルが示す色相をフィルタ
リングし、フィルタリングされた色相を透過させるカラ
ーフィルタ1とを備えていた。
は、図6に示したように、下部ガラス基板10上に形成
される下部絶縁膜9と、その上の所定部分に形成される
アドレス電極11と、アドレス電極11及び下部絶縁膜
9上の全面に形成される下部誘電膜8と、各放電セルを
分割するために下部誘電膜8上の所定部分に設定された
隔壁7と、隔壁7上に形成された各ブラックマトリック
ス膜12と、それらブラックマトリックス膜12、隔壁
7の側面及び下部誘電膜8上の全面に所定の厚さに形成
されて、紫外線の供給を受けて赤、緑及び青の各可視光
を放出する蛍光膜13と、下部ガラス基板10の上方に
形成された上部ガラス基板2と、アドレス電極11と垂
直に交差するように上部ガラス基板2上の所定部位に形
成されたサステイン電極3と、サステイン電極3上の所
定部分に形成されたバス電極5と、バス電極5、サステ
イン電極3及び上部ガラス基板2上の全面に形成された
上部誘電膜4と、上部誘電膜4を保護するために上部誘
電膜4上に形成された保護膜6と、上部ガラス基板2の
上部全面に形成されて各ピクセルが示す色相をフィルタ
リングし、フィルタリングされた色相を透過させるカラ
ーフィルタ1とを備えていた。
【0006】以下、このように構成された従来のプラズ
マディスプレイパネルの動作に対して説明する。
マディスプレイパネルの動作に対して説明する。
【0007】先ず、プラズマディスプレイパネルは、ア
ドレス電極11とバス電極5との電位差により隔壁7に
限定されるピクセル領域内の放電ガスがプラズマ状態に
なって、そのプラズマの紫外線により蛍光膜13が励起
されて可視光が発生し、可視光によって映像が表示され
る。即ち、プラズマディスプレイパネルは、隔壁7の内
部の放電空間に注入されたHe、Xe及びNeガスから
なる放電ガス中、Xeガスから発生する紫外線によって
蛍光膜13が励起されて所望の色相が表示される。
ドレス電極11とバス電極5との電位差により隔壁7に
限定されるピクセル領域内の放電ガスがプラズマ状態に
なって、そのプラズマの紫外線により蛍光膜13が励起
されて可視光が発生し、可視光によって映像が表示され
る。即ち、プラズマディスプレイパネルは、隔壁7の内
部の放電空間に注入されたHe、Xe及びNeガスから
なる放電ガス中、Xeガスから発生する紫外線によって
蛍光膜13が励起されて所望の色相が表示される。
【0008】且つ、放電ガスに添加されたNeガスは、
加速されたガスイオンが衝突して、発生する誘電膜又は
蛍光膜13の劣化現象を防止するために注入されるが、
Neガスは、放電によりオレンジ色の可視光を放出させ
るので、プラズマディスプレイパネルの色純度及びコン
トラストを低下させる。従って、従来のプラズマディス
プレイパネルには、Neガスの放電により放出されるオ
レンジ色の可視光を遮断するためにカラーフィルタ1を
必要としていた。カラーフィルタ1は、各ピクセルが示
す色相のみをフィルタリングし、フィルタリングされた
色相を透過させる各色相層1A−1Cと、それらの色相
層の間に形成されて光を遮断する遮断層1−Dとで構成
されていた。
加速されたガスイオンが衝突して、発生する誘電膜又は
蛍光膜13の劣化現象を防止するために注入されるが、
Neガスは、放電によりオレンジ色の可視光を放出させ
るので、プラズマディスプレイパネルの色純度及びコン
トラストを低下させる。従って、従来のプラズマディス
プレイパネルには、Neガスの放電により放出されるオ
レンジ色の可視光を遮断するためにカラーフィルタ1を
必要としていた。カラーフィルタ1は、各ピクセルが示
す色相のみをフィルタリングし、フィルタリングされた
色相を透過させる各色相層1A−1Cと、それらの色相
層の間に形成されて光を遮断する遮断層1−Dとで構成
されていた。
【0009】このように、カラーフィルタ1をプラズマ
ディスプレイパネルに適用して、プラズマディスプレイ
パネルの外部から照射される可視光の反射率を改善する
ことで、プラズマディスプレイパネルのコントラストを
向上し得るが、プラズマディスプレイパネルの製造工程
が複雑であり、収率が低下して製造原価が上昇する。
ディスプレイパネルに適用して、プラズマディスプレイ
パネルの外部から照射される可視光の反射率を改善する
ことで、プラズマディスプレイパネルのコントラストを
向上し得るが、プラズマディスプレイパネルの製造工程
が複雑であり、収率が低下して製造原価が上昇する。
【0010】又、他の従来のプラズマディスプレイパネ
ル及びその製造方法として、1998年11月17日登
録された米国特許番号5、838、106と、2001
年6月5日登録された米国特許番号6、242、859
及び2002年2月5日登録された米国特許番号6、3
44、080と、に詳細に記載されたように、カラーフ
ィルタ1をブラックストリップ膜(図示されず)に代替
して形成させている。しかし、ブラックストリップ膜
は、開口面積が少ないため、発光効率が低下していた。
ル及びその製造方法として、1998年11月17日登
録された米国特許番号5、838、106と、2001
年6月5日登録された米国特許番号6、242、859
及び2002年2月5日登録された米国特許番号6、3
44、080と、に詳細に記載されたように、カラーフ
ィルタ1をブラックストリップ膜(図示されず)に代替
して形成させている。しかし、ブラックストリップ膜
は、開口面積が少ないため、発光効率が低下していた。
【0011】さらに他の従来のプラズマディスプレイパ
ネル及びその製造方法は、1998年11月17日登録
された米国特許番号5、838、106、2001年6
月5日登録された米国特許番号6、242、859及び
2002年2月5日登録された米国特許番号6、34
4、080に詳細に記載されている。
ネル及びその製造方法は、1998年11月17日登録
された米国特許番号5、838、106、2001年6
月5日登録された米国特許番号6、242、859及び
2002年2月5日登録された米国特許番号6、34
4、080に詳細に記載されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
プラズマディスプレイパネルは、カラーフィルタ1を使
用してコントラストを向上させることができるが、製造
工程が複雑であるため収率が低下し、製造原価が上昇さ
れるという不都合な点があった。
プラズマディスプレイパネルは、カラーフィルタ1を使
用してコントラストを向上させることができるが、製造
工程が複雑であるため収率が低下し、製造原価が上昇さ
れるという不都合な点があった。
【0013】又、従来のプラズマディスプレイパネル
は、カラーフィルタ1の代りにブラックストリップ膜を
適用するものであるが、開口面積が少なくなり、発光効
率が低下するという不都合な点があった。
は、カラーフィルタ1の代りにブラックストリップ膜を
適用するものであるが、開口面積が少なくなり、発光効
率が低下するという不都合な点があった。
【0014】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたもので、簡便な製造工程によりプラズマディス
プレイパネルのコントラストを向上し得るプラズマディ
スプレイパネルの誘電膜の誘電体組成物及びその製造方
法を提供することを目的とする。
なされたもので、簡便な製造工程によりプラズマディス
プレイパネルのコントラストを向上し得るプラズマディ
スプレイパネルの誘電膜の誘電体組成物及びその製造方
法を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、本発明に係るプラズマディスプレイパネルの誘
電膜の誘電体組成物は、P2O5−B2O3−ZnOグ
ループ複雑のガラスと、Nd2O3からなるフィラーと
を含むことを特徴とする。
るため、本発明に係るプラズマディスプレイパネルの誘
電膜の誘電体組成物は、P2O5−B2O3−ZnOグ
ループ複雑のガラスと、Nd2O3からなるフィラーと
を含むことを特徴とする。
【0016】又、本発明に係るプラズマディスプレイパ
ネルは、上部ガラス基板と、上部ガラス基板上のサステ
イン電極と、サステイン電極上のバス電極及び上部誘電
膜と、下部ガラス基板と、下部ガラス基板上の下部誘電
膜及びアドレス電極と、下部誘電膜及びアドレス電極上
の蛍光膜と、下部誘電膜上の隔壁を包含して構成される
プラズマディスプレイパネルであって、上部誘電膜の誘
電体組成物は、P2O 5−B2O3−ZnOグループの
ガラスと、Nd2O3からなるフィラーとを含むことを
特徴とする。
ネルは、上部ガラス基板と、上部ガラス基板上のサステ
イン電極と、サステイン電極上のバス電極及び上部誘電
膜と、下部ガラス基板と、下部ガラス基板上の下部誘電
膜及びアドレス電極と、下部誘電膜及びアドレス電極上
の蛍光膜と、下部誘電膜上の隔壁を包含して構成される
プラズマディスプレイパネルであって、上部誘電膜の誘
電体組成物は、P2O 5−B2O3−ZnOグループの
ガラスと、Nd2O3からなるフィラーとを含むことを
特徴とする。
【0017】且つ、本発明に係るプラズマディスプレイ
パネルの誘電膜製造方法は、P2O 5−B2O3−Zn
Oグループのガラスに所定重量比(重量%)のNd2O
3が混合されたガラスを製造する段階と、製造されたガ
ラスを粉砕して粉末にし、粉末をバインダー及び溶剤と
混合して誘電体ペーストを形成する段階と、誘電体ペー
ストをガラス基板上に塗布する段階と、塗布された誘電
体ペーストを焼成して誘電膜を形成する段階とを含むこ
とを特徴とする。
パネルの誘電膜製造方法は、P2O 5−B2O3−Zn
Oグループのガラスに所定重量比(重量%)のNd2O
3が混合されたガラスを製造する段階と、製造されたガ
ラスを粉砕して粉末にし、粉末をバインダー及び溶剤と
混合して誘電体ペーストを形成する段階と、誘電体ペー
ストをガラス基板上に塗布する段階と、塗布された誘電
体ペーストを焼成して誘電膜を形成する段階とを含むこ
とを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に対
し、図を用いて説明する。本発明に係る上部誘電膜が形
成されたプラズマディスプレイパネルの構造は、図1に
示したように、下部ガラス基板10上に形成される下部
絶縁膜9と、下部絶縁膜9上の所定部分に形成されるア
ドレス電極11と、アドレス電極11及び下部絶縁膜9
上の全面に形成される下部誘電膜8と、各放電セルを分
割するために下部誘電膜8上の所定部分に所定間隔で設
置された複数の隔壁7と、それらの隔壁7上にそれぞれ
形成されたブラックマトリックス膜12と、ブラックマ
トリックス膜12、各隔壁7の側面及び下部誘電膜8上
の全面に所定厚さで形成されて、紫外線が印加されて、
赤、緑及び青の各可視光を放出する蛍光膜13と、ブラ
ックマトリックス膜12の上方に所定距離離れて形成さ
れた上部ガラス基板2と、アドレス電極11と垂直に交
差するように上部ガラス基板2上の所定部分に形成され
たサステイン電極3と、サステイン電極3上の所定部分
に形成されるバス電極5と、各ピクセルが示す色相をフ
ィルタリングし、フィルタリングされた色相を透過させ
るためにバス電極5、サステイン電極3及び上部ガラス
基板2上の全面に形成された上部誘電膜20と、上部誘
電膜20を保護するために上部誘電膜20上の全面に形
成された保護膜6とを備えている。尚、図は説明の便宜
上上下のいずれかの基板を90゜回転させて示してい
る。
し、図を用いて説明する。本発明に係る上部誘電膜が形
成されたプラズマディスプレイパネルの構造は、図1に
示したように、下部ガラス基板10上に形成される下部
絶縁膜9と、下部絶縁膜9上の所定部分に形成されるア
ドレス電極11と、アドレス電極11及び下部絶縁膜9
上の全面に形成される下部誘電膜8と、各放電セルを分
割するために下部誘電膜8上の所定部分に所定間隔で設
置された複数の隔壁7と、それらの隔壁7上にそれぞれ
形成されたブラックマトリックス膜12と、ブラックマ
トリックス膜12、各隔壁7の側面及び下部誘電膜8上
の全面に所定厚さで形成されて、紫外線が印加されて、
赤、緑及び青の各可視光を放出する蛍光膜13と、ブラ
ックマトリックス膜12の上方に所定距離離れて形成さ
れた上部ガラス基板2と、アドレス電極11と垂直に交
差するように上部ガラス基板2上の所定部分に形成され
たサステイン電極3と、サステイン電極3上の所定部分
に形成されるバス電極5と、各ピクセルが示す色相をフ
ィルタリングし、フィルタリングされた色相を透過させ
るためにバス電極5、サステイン電極3及び上部ガラス
基板2上の全面に形成された上部誘電膜20と、上部誘
電膜20を保護するために上部誘電膜20上の全面に形
成された保護膜6とを備えている。尚、図は説明の便宜
上上下のいずれかの基板を90゜回転させて示してい
る。
【0019】以下、本発明に係るプラズマディスプレイ
パネルの上部誘電膜及びその製造方法を説明する。
パネルの上部誘電膜及びその製造方法を説明する。
【0020】先ず、上部誘電膜20は、P2O5−B2
O3−ZnOグループのガラスにNd2O3からなる酸
化物パウダーのフィラーを混合することで形成される。
Nd 2O3は、赤色、緑色及び青色の波長を透過させ
て、オレンジ色の波長を吸収する特性がある。
O3−ZnOグループのガラスにNd2O3からなる酸
化物パウダーのフィラーを混合することで形成される。
Nd 2O3は、赤色、緑色及び青色の波長を透過させ
て、オレンジ色の波長を吸収する特性がある。
【0021】上記構成になる本実施形態の上部誘電膜の
光透過率を図2に示す。図示のように、上部誘電膜に混
合されたNd2O3は、赤色の波長(611nm)、緑
色の波長(525nm)及び青色の波長(454nm)
を選択的に透過させて、オレンジ色の波長(585n
m)は吸収する。即ち、光透過率は、オレンジ色の波長
(585nm)で低く現れるため、前述したようにNe
ガスにより放出されるオレンジ色の可視光を上部誘電膜
20で遮断することができる。
光透過率を図2に示す。図示のように、上部誘電膜に混
合されたNd2O3は、赤色の波長(611nm)、緑
色の波長(525nm)及び青色の波長(454nm)
を選択的に透過させて、オレンジ色の波長(585n
m)は吸収する。即ち、光透過率は、オレンジ色の波長
(585nm)で低く現れるため、前述したようにNe
ガスにより放出されるオレンジ色の可視光を上部誘電膜
20で遮断することができる。
【0022】本実施形態の上部誘電膜20は、P2O5
−B2O3−ZnOグループのガラスに5〜40重量%
のNd2O3を混合して形成されるが、P2O5−B2
O3−ZnOグループのガラスは、28〜40重量%の
P2O5、0〜30重量%のB2O3、及び42−60
weight%のZnOを夫々混合し、その組成比は
次の表1に示されている。
−B2O3−ZnOグループのガラスに5〜40重量%
のNd2O3を混合して形成されるが、P2O5−B2
O3−ZnOグループのガラスは、28〜40重量%の
P2O5、0〜30重量%のB2O3、及び42−60
weight%のZnOを夫々混合し、その組成比は
次の表1に示されている。
【0023】
【表1】
【0024】本上部誘電膜20は、高い内部電圧及び光
透過率を考慮して20〜40mmの厚さに形成するが、
その製造方法においては、図3に示したように、P2O
5を28〜40重量%、B2O3を0〜30重量%、Z
nOを42〜60重量%の比率で混合し、Nd2O3の
酸化物パウダーのフィラーを5〜40重量%混合してガ
ラスを製造する段階(S41)と、製造されたガラスを
粉砕して粉末を作る段階(S42)と、粉末とバインダ
ー及び溶剤を混合して誘電体ペーストを形成する段階
(S43)と、ペーストをサステイン電極21及びバス
電極22が形成された上部ガラス基板20のそれらが形
成された面とは反対側の面全面に塗布する段階(S4
4)と、塗布されたペーストを焼成する段階(S45)
とを含む。
透過率を考慮して20〜40mmの厚さに形成するが、
その製造方法においては、図3に示したように、P2O
5を28〜40重量%、B2O3を0〜30重量%、Z
nOを42〜60重量%の比率で混合し、Nd2O3の
酸化物パウダーのフィラーを5〜40重量%混合してガ
ラスを製造する段階(S41)と、製造されたガラスを
粉砕して粉末を作る段階(S42)と、粉末とバインダ
ー及び溶剤を混合して誘電体ペーストを形成する段階
(S43)と、ペーストをサステイン電極21及びバス
電極22が形成された上部ガラス基板20のそれらが形
成された面とは反対側の面全面に塗布する段階(S4
4)と、塗布されたペーストを焼成する段階(S45)
とを含む。
【0025】以下、本発明に係るプラズマディスプレイ
パネルの上部誘電膜の製造方法(1−6)を詳しく説明
する。 1. 先ず、上部誘電膜を製造するためにガラスを準備
するが、ガラスは、Nd2O5を25〜40重量%、B
2O3を0〜30重量%、ZnOを40〜60重量%の
比率に混合して製造する。 2. このようなP2O5−B2O3−ZnOグループ
のガラスに5〜40重量%のNd2O3を混合してガラ
スを製造する(S41)。 3. 次いで、製造されたガラスを粉碎機により粉砕し
て粉末に作るが、粉末の粒子の大きさは1−5mmにな
るように粉砕する(S42)。 4. このように粉砕されたガラスをエチルセルロース
などのバインダー及び溶剤に混合させる。そのとき、溶
剤として、α−terpineol又はbutyl−c
arbitol−acetate(BCA)のような有
機溶液を用いて、バインダー、溶剤及びガラス粉末を夫
々混合させて誘電体ペーストを形成する(S43)。 5. 次いで、ペーストをスクリーン印刷方法又は厚膜
コーティング方法を使用して上部ガラス基板20上に塗
布する(S44)。 6. その後、塗布されたペーストを550〜600℃
の温度に10〜30分間焼成して厚さ20〜40mmの
上部誘電膜20を形成する(S45)。
パネルの上部誘電膜の製造方法(1−6)を詳しく説明
する。 1. 先ず、上部誘電膜を製造するためにガラスを準備
するが、ガラスは、Nd2O5を25〜40重量%、B
2O3を0〜30重量%、ZnOを40〜60重量%の
比率に混合して製造する。 2. このようなP2O5−B2O3−ZnOグループ
のガラスに5〜40重量%のNd2O3を混合してガラ
スを製造する(S41)。 3. 次いで、製造されたガラスを粉碎機により粉砕し
て粉末に作るが、粉末の粒子の大きさは1−5mmにな
るように粉砕する(S42)。 4. このように粉砕されたガラスをエチルセルロース
などのバインダー及び溶剤に混合させる。そのとき、溶
剤として、α−terpineol又はbutyl−c
arbitol−acetate(BCA)のような有
機溶液を用いて、バインダー、溶剤及びガラス粉末を夫
々混合させて誘電体ペーストを形成する(S43)。 5. 次いで、ペーストをスクリーン印刷方法又は厚膜
コーティング方法を使用して上部ガラス基板20上に塗
布する(S44)。 6. その後、塗布されたペーストを550〜600℃
の温度に10〜30分間焼成して厚さ20〜40mmの
上部誘電膜20を形成する(S45)。
【0026】従来の上部誘電膜4には、環境に有害なP
bOが混合されていた。これに対して本発明に係る上部
誘電膜には、PbOの代りに環境及び人体に無害なP2
O5が混合されている。また、本発明のP2O5−B2
O3−ZnOグループのガラスには赤色、緑色及び青色
に対する透過率が優秀で、オレンジ色の可視光を遮断し
得るNd2O3の酸化物パウダーのフィラーが添加され
るため、従来のようにカラーフィルタを形成しなくて
も、カラーフィルタの機能を遂行することができる。即
ち、本発明は、カラーフィルタを形成しなくても、上部
誘電膜20をバス電極5、サステイン電極3及び上部ガ
ラス基板2上の全面に形成することで、各ピクセルが示
す色相をフィルタリングして透過させることができる。
bOが混合されていた。これに対して本発明に係る上部
誘電膜には、PbOの代りに環境及び人体に無害なP2
O5が混合されている。また、本発明のP2O5−B2
O3−ZnOグループのガラスには赤色、緑色及び青色
に対する透過率が優秀で、オレンジ色の可視光を遮断し
得るNd2O3の酸化物パウダーのフィラーが添加され
るため、従来のようにカラーフィルタを形成しなくて
も、カラーフィルタの機能を遂行することができる。即
ち、本発明は、カラーフィルタを形成しなくても、上部
誘電膜20をバス電極5、サステイン電極3及び上部ガ
ラス基板2上の全面に形成することで、各ピクセルが示
す色相をフィルタリングして透過させることができる。
【0027】又、本発明に係る上部誘電膜は、プラズマ
ディスプレイパネルの内部から発生したオレンジ色の可
視光をフィルタリングすることができ、図4に示したよ
うに、P2O5−B2O3−ZnOグループのガラスに
赤、緑及び青に対して所定の透過率を有し、オレンジ色
の可視光を遮断し得るフィラー(Nd2O3)を混合さ
せているので、本誘電膜を用いたパネルは色純度を向上
させることができる。このとき、オレンジ色の波長は5
85nmであって、オレンジ色の波長に近接された52
5nmの波長の緑色の光に対する透過率が低下されるこ
とがあるが、誘電体ペーストを製造する過程でPr2O
3を5重量%以下に添加すると、緑色の可視光の透過率
を向上させることができる。
ディスプレイパネルの内部から発生したオレンジ色の可
視光をフィルタリングすることができ、図4に示したよ
うに、P2O5−B2O3−ZnOグループのガラスに
赤、緑及び青に対して所定の透過率を有し、オレンジ色
の可視光を遮断し得るフィラー(Nd2O3)を混合さ
せているので、本誘電膜を用いたパネルは色純度を向上
させることができる。このとき、オレンジ色の波長は5
85nmであって、オレンジ色の波長に近接された52
5nmの波長の緑色の光に対する透過率が低下されるこ
とがあるが、誘電体ペーストを製造する過程でPr2O
3を5重量%以下に添加すると、緑色の可視光の透過率
を向上させることができる。
【0028】又、本発明に実施形態に係る上部誘電膜2
0を使用したパネルは、外部光の反射を減少させること
ができる。すなわち、図5に示したように、プラズマデ
ィスプレイパネルに入射した外部の光は、上部誘電膜2
0を透過するときフィルタリングされ、その結果減少し
て内部に入って反射するので、外部光によるコントラス
トの悪化を減少させることができる。
0を使用したパネルは、外部光の反射を減少させること
ができる。すなわち、図5に示したように、プラズマデ
ィスプレイパネルに入射した外部の光は、上部誘電膜2
0を透過するときフィルタリングされ、その結果減少し
て内部に入って反射するので、外部光によるコントラス
トの悪化を減少させることができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るプラ
ズマディスプレイパネルの誘電膜の誘電体組成物及びそ
の製造方法においては、P2O5−B2O3−ZnOグ
ループのガラスにNd2O3からなる酸化物パウダーの
フィラーを混合して上部誘電膜を形成することで、カラ
ーフィルタを形成しなくてもプラズマディスプレイパネ
ルのコントラストを向上し得るという効果がある。
ズマディスプレイパネルの誘電膜の誘電体組成物及びそ
の製造方法においては、P2O5−B2O3−ZnOグ
ループのガラスにNd2O3からなる酸化物パウダーの
フィラーを混合して上部誘電膜を形成することで、カラ
ーフィルタを形成しなくてもプラズマディスプレイパネ
ルのコントラストを向上し得るという効果がある。
【0030】又、本発明に係るプラズマディスプレイパ
ネルの誘電膜の誘電体組成物及びその製造方法において
は、カラーフィルタを使用しないので、プラズマディス
プレイパネルの製造工程が単純化されて、製造原価が節
減されるという効果がある。
ネルの誘電膜の誘電体組成物及びその製造方法において
は、カラーフィルタを使用しないので、プラズマディス
プレイパネルの製造工程が単純化されて、製造原価が節
減されるという効果がある。
【図1】 本発明に係る上部誘電膜が形成されたプラズ
マディスプレイパネルの構造を示した縦断面図である。
マディスプレイパネルの構造を示した縦断面図である。
【図2】 本発明に係る上部誘電膜の光透過率を示した
グラフである。
グラフである。
【図3】 本発明に係る上部誘電膜の製造方法を示した
フローチャートである。
フローチャートである。
【図4】 本発明に係る上部誘電膜が適用されたプラズ
マディスプレイパネルの内部から発生したオレンジ色の
光をフィルタリングするパネルを示した模式図である。
マディスプレイパネルの内部から発生したオレンジ色の
光をフィルタリングするパネルを示した模式図である。
【図5】 本発明に係る外部光の反射を減少させるパネ
ルを示した模式図である。
ルを示した模式図である。
【図6】 従来カラーフィルタを適用したプラズマディ
スプレイパネルの構造を示した断面図である。
スプレイパネルの構造を示した断面図である。
2:上部ガラス基板 3:サステイン電極
5:バス電極 6:保護膜
7:隔壁 8:下部誘電膜
9:絶縁膜 10:下部ガラス基板
11:アドレス電極 12:ブラックマトリックス膜
13:蛍光膜 20:上部誘電膜
フロントページの続き
Fターム(参考) 4G062 AA09 BB09 DA01 DB01 DC01
DC02 DC03 DC04 DD04 DD05
DE05 DE06 DF01 EA01 EB01
EC01 ED01 EE01 EF01 EG01
FA01 FB01 FC01 FD01 FE01
FF01 FG01 FH01 FJ01 FK01
FL01 GA01 GA10 GB01 GC01
GD01 GE01 HH01 HH03 HH05
HH07 HH09 HH11 HH13 HH15
HH17 HH20 JJ01 JJ03 JJ05
JJ07 JJ10 KK01 KK03 KK05
KK07 KK10 MM05 MM08 MM27
NN24 PP01
5C027 AA06
5C040 FA01 FA04 GB02 GB03 GD07
GD09 KA07 MA02
Claims (16)
- 【請求項1】 Nd2O3を包含するガラス粉末を含む
ことを特徴とする請求項1記載のプラズマディスプレイ
パネルの誘電膜の誘電体組成物。 - 【請求項2】 ガラス粉末は、P2O5−B2O3−Z
nOグループのガラスであることを特徴とする請求項1
記載のプラズマディスプレイパネルの誘電膜の誘電体組
成物。 - 【請求項3】 ガラス粉末は、 P2O5−B2O3−ZnOグループのガラスと、 Nd2O3からなるフィラーとを含むことを特徴とする
請求項1記載のプラズマディスプレイパネルの誘電膜の
誘電体組成物。 - 【請求項4】 P2O5−B2O3−ZnOグループの
ガラスは、 28〜40重量%のP2O5と、 0〜30重量%のB2O3と、 42〜60重量%のZnOと含むことを特徴とする請求
項2記載のプラズマディスプレイパネルの誘電膜の誘電
体組成物。 - 【請求項5】 Nd2O3は、5〜40重量%含まれる
ことを特徴とする請求項1記載のプラズマディスプレイ
パネルの誘電膜の誘電体組成物。 - 【請求項6】 5重量%のPr2O3が追加的に包含さ
れることを特徴とする請求項1記載のプラズマディスプ
レイパネルの誘電膜の誘電体組成物。 - 【請求項7】 上部ガラス基板と、 上部ガラス基板上のサステイン電極と、 サステイン電極上のバス電極及び上部誘電膜と、 上部ガラス基板に一定間隔で配置される下部ガラス基板
と、 下部ガラス基板上の下部誘電膜及びアドレス電極と、 下部誘電膜及びアドレス電極上の蛍光膜と、 下部誘電膜上の隔壁とを含むプラズマディスプレイパネ
ルにおいて、 上部誘電膜の誘電体組成物は、 P2O5−B2O3−ZnOグループのガラスと、 Nd2O3からなるフィラーとを含むことを特徴とする
プラズマディスプレイパネルの誘電膜の誘電体組成物。 - 【請求項8】 P2O5−B2O3−ZnOグループの
ガラスは、 28〜40重量%のP2O5と、 0〜30重量%のB2O3と、 42〜60重量%のZnOとからなることを特徴とする
請求項7記載のプラズマディスプレイパネルの誘電膜の
誘電体組成物。 - 【請求項9】 フィラーは、5〜40重量%のNd2O
3からなることを特徴とする請求項7記載のプラズマデ
ィスプレイパネルの誘電膜の誘電体組成物。 - 【請求項10】 5重量%のPr2O3が追加的に包含
されることを特徴とする請求項7記載のプラズマディス
プレイパネルの誘電膜の誘電体組成物。 - 【請求項11】 P2O5−B2O3−ZnOグループ
のガラスに所定重量比(重量%)のNd2O3が混合さ
れたガラスを製造する段階と、 製造されたガラスを粉末に粉砕して、その粉末をバイン
ダー及び溶剤と混合して誘電体ペーストを形成する段階
と、 誘電体ペーストをガラス基板上に塗布する段階と、 塗布された誘電体ペーストを焼成して誘電膜を形成する
段階とを含むことを特徴とするプラズマディスプレイパ
ネルの誘電膜製造方法。 - 【請求項12】 P2O5−B2O3−ZnOグループ
のガラスは、28〜40重量%のP2O5、0〜30重
量%のB2O3及び42〜60重量%のZnOからなる
ことを特徴とする請求項11記載のプラズマディスプレ
イパネルの誘電膜製造方法。 - 【請求項13】 Nd2O3は、5〜40重量%含まれ
ることを特徴とする請求項11記載のプラズマディスプ
レイパネルの誘電膜製造方法。 - 【請求項14】 誘電体ペーストは、550〜600℃
の温度に10〜30分間焼成されることを特徴とする請
求項11記載のプラズマディスプレイパネルの誘電膜製
造方法。 - 【請求項15】 5重量%のPr2O3が追加して包含
されることを特徴とする請求項11記載のプラズマディ
スプレイパネルの誘電膜製造方法。 - 【請求項16】 溶剤は、α−terpineol又は
butyl−carbitol−acetateである
ことを特徴とする請求項11記載のプラズマディスプレ
イパネルの誘電膜製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
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KR10-2002-0009109A KR100455121B1 (ko) | 2002-02-20 | 2002-02-20 | 플라즈마 디스플레이 패널의 상판 유전체 제조방법 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003249175A true JP2003249175A (ja) | 2003-09-05 |
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