JP2008140637A - 除電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置の大型化を抑制しつつファンを内蔵することが可能な除電装置を提供する。
【解決手段】ファンユニット10Bが装置本体10Aに対して直交方向y側に設けるようにして、当該ファンユニット10Bが長手方向x側に大きく突出しないようにしている。また、ファンユニット10Bは、装置本体10Aの一端側に連結部61を介して空洞部21内に空気を送り込む構成である。
【選択図】図1

Description

本発明は、除電装置に関する。
除電装置は、放電針を備え、この放電針に高電圧を印加してコロナ放電を発生させて正負のイオンを生成する。そして、この正負のイオンをファンからの送風によって帯電体に吹き付けることで当該帯電体を電気的に中和する役割を果たす。そして、特許文献1には、ファンを内蔵した除電装置が開示されている。具体的には、一列状に配列された複数の放電針の背後に吹き出し口が開口形成され、この吹き出す口の奥側にファンが配置されている。
特開2002−151293公報
しかしながら、特許文献1の除電装置は、一列状に配列された複数の放電針の全体に対応した大きな吹き出し口を開口形成して、ここから空気を各放電針に送る構成となっている。従って、放電針の数が多くなればなるほど、吹き出し口も大きくする必要があり、この大きな吹き出し口を介して各放電針に所定量の空気流を送るには、それに応じたパワー、大きさのファンが必要となるといった問題があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、装置の大型化を抑制しつつファンを内蔵することが可能な除電装置を提供するところにある。
上記の目的を達成するための手段として、第1の発明に係る除電装置は、長尺状の装置本体と、前記装置本体の長手方向に沿って一列状に配列される複数の放電針と、前記複数の放電針の配列方向に沿って前記装置本体に形成されて通気路と、前記通気路に空気を送り込むファンを有するファンユニットとを備え、前記ファンからの空気が前記通気路を介して前記各放電針へ供給される。
第2の発明は、第1の除電装置において、前記ファンユニットは、前記複数の放電針の配列方向に直交する方向に配されている。
第3の発明は、第2の除電装置において、前記ファンユニットは、前記装置本体の長手方向における軸を中心として回動可能な連結部を介して前記装置本体に連結されている。
第4の発明は、第2または第3の除電装置において、前記ファンは、前記長手方向において前記装置本体の外側にはみ出ないよう配置されている。
第5の発明は、第3または第4の除電装置において、前記連結部には、前記装置本体に対する前記ファンユニットの回動範囲を所定の範囲に規制する規制部が設けられている。
第6の発明は、第3から第5のいずれか一つの除電装置において、前記連結部は、前記装置本体側に設けられ前記通気路に連通する中空部を有する固定部と、前記ファンユニット側に設けられ前記ファンに連通する中空部を有し前記固定部と回転可能に嵌合する回動部とを備え、前記固定部及び前記回動部の前記中空部を介して前記ファンからの空気を前記通気路に送る構成され、前記固定部と前記回動部との間にはOリングが設けられている。
第7の発明は、第1から第6のいずれか一つの除電装置において、前記ファンの回転異常を検出する検出部と、前記検出部で前記回転異常が検出されたことを条件に、当該回転異常を外部に報知する報知部と、を備える。
第8の発明は、第3から第6のいずれか一つの除電装置において、前記ファンの回転異常を検出する検出部と、前記ファンユニット側に設けられ、前記検出部で前記回転異常が検出されたことを条件に点灯動作する表示灯と、を備える。
第9の発明は、第1から第8のいずれか一つの除電装置において、前記ファンの回転速度を調整する調整部を備える。
第10の発明は、第3から第6、第8のいずれか一つの除電装置において、前記ファンの回転速度を調整する調整部と、前記ファンユニット側に設けられ、前記調整部における調整値を設定する操作部とを備える。
第11の発明は、第3から第6、第8、第10のいずれか一つの除電装置において、前記装置本体と前記ファンユニットとがケーブルを介して電気的に接続されており、前記ファンユニット側または前記装置本体側に設けられ、前記ケーブルを前記ファンユニット側または前記装置本体側に引き込む方向に付勢する付勢部材が設けられている。
第12の発明は、第3から第6、第8、第10、第11のいずれか一つの除電装置において、外部の電源と電気的に接続されるコネクタと、電源投入の入り切りを行うスイッチとが、前記ファンユニット側に設けられている。
第13の発明は、第3から第6、第8、第10から第12のいずれか一項に記載の除電装置において、電源投入の入り切りを行うスイッチが前記ファンユニット側に設けられている。
第14の発明は、第1から第13のいずれか一つの除電装置において、前記ファンユニットは、フィルタを収容可能に開口した収容部と、当該収容部に着脱可能に装着されるカバーとを備えて構成されている。
<第1の発明>
本発明によれば、ファンユニットは、通気路に対して所定箇所から空気を送り込むことで当該通気路に沿って空気を流して各放電針側に送る構成であるから、放電針の数に応じて吹き出し口が大きくなることを抑えて、装置の大型化を抑制できる。
<第2の発明>
ファンユニットは、複数の放電針に対し、その配列方向に直交する方向に配されている。従って、ファンユニットを、複数の放電針に対してその配列方向に配した構成に比べて、当該配列方向における装置の大型化を抑制することができる。
<第3の発明>
本発明によれば、装置本体に対するファンユニットの位置を設定箇所に応じて変更することができる。
<第4の発明>
本発明によれば、長手方向においてファンが装置本体からはみ出ないから、ファンを設けることで長手方向における寸法が大きくなることを抑制できる。
<第5の発明>
本発明によれば、例えば装置本体のうちイオンを外部に放出するための放出口が配置された側面側など、ファンユニットを配置すべきでない位置に回動されることを防止できる。
<第6の発明>
本発明によれば、固定部と回動部との間にOリングを設けることで、回動を可能としつつ連結部における空気漏れを防止できる。
<第7の発明>
本発明によれば、報知部の報知動作によりファンの回転異常を知ることができる。
<第8の発明>
本発明によれば、報知部としての表示灯がファンユニット側に設けられている。従って、このファンユニットを回動させることで、表示灯を例えば作業者にとって見易い位置に移動させることができる。
<第9の発明>
本発明によれば、ファンの回転速度の調整によって送風量を可変にすることができるから、例えば除電対象物のサイズや、除電対象物までの距離などに応じて適量な送風量で除電を行うことができる。
<第10の発明>
本発明によれば、調整部における調整値を設定する操作部がファンユニット側に設けられている。従って、このファンユニットを回動させることで、操作部を例えば作業者にとって作業し易い位置に移動させることができる。
<第11の発明>
本発明によれば、ケーブルが、ファンユニット側、または、装置本体側に引き込まれるように弾性的に付勢されているから、ケーブルが外部に大きく撓んで例えばイオン放出の妨げとなることを防止できる。
<第12の発明>
本発明によれば、電源用のコネクタがファンユニット側に設けられているから、当該ファンユニットを回動させることにより、コネクタを適切な位置に移動させることができる。
<第13の発明>
本発明によれば、電源用のスイッチがファンユニット側に設けられているから、当該ファンユニットを回動させることにより、スイッチを適切な位置に移動させることができる。
<第14の発明>
本発明によれば、カバーを取り外すだけで簡単にフィルタの交換ができる。
本発明の一実施形態を図1〜図15を参照しつつ説明する。
1.除電装置の構成
図1に示すように、本実施形態の除電装置10は、所定方向に長く延びた通気路に空気を送り込むことで、一列状に配列された各放電針側に空気を流す、いわゆるバータイプの除電装置である。具体的には、除電装置10は、放電針30等を有する装置本体10Aと、ファン60を有するファンユニット10Bとを備えて構成されている。
(1)装置本体
装置本体10Aは、正の高電圧が印加される放電針30と負の高電圧が印加される放電針30とを備えた、いわゆる直流電圧印加タイプのものである。具体的には、図2,3に示すように、装置本体10Aは、棒状、より具体的には角筒状の本体ケース11を備え、図示しない除電対象物(例えば製造ラインで搬送される回路チップなど)の上方に配される。当該本体ケース11内にその長手方向(各図でx方向。「放電針の配列方向」の一例)に沿って一列状に複数本(本実施形態では、12本)の放電針30が配列されている。各放電針30に高電圧を印加することでコロナ放電を発生させ、これにより生成された正負のイオンが、各放電針30の近傍に形成された各イオン放出口15を介して上記除電対象物に吹き付けられて除電が行われる。なお、図2,3は、装置本体10Aの上面カバーを外した状態を示す。
本実施形態では、後述するように正極性の高電圧が印加されて正イオンを生成させる正イオン用放電針31と、負極性の高電圧が印加されて負イオンを生成させる負イオン用放電針32とが交互に位置するようにして例えば全12本の放電針30が配列されている。互いに隣り合う1対の正イオン用放電針31及び負イオン用放電針32は、共通のホルダ40によって保持され、このホルダ40が本体ケース11から各図y方向(「配列方向に直交する方向」の一例)に沿って個別に着脱できるようになっている(図2参照)。
a.本体ケース
本体ケース11は、一側面側及び長手方向の両端部が開放した長箱形のベース部12と、そのベース部12と対向する一側面側及び長手方向の両端部が開放した長箱形のカバー13と、ベース部12及びカバー13を組み付けた状態でそれらの両端部を塞ぐように固着される1対のキャップ14,14とから構成されている。ベース部12、カバー13及びキャップ14は、いずれも樹脂製であって、特にカバー13は、例えば導電性樹脂(例えばポリカーボネート)で形成されている。
カバー13のうち開放した側とは反対側の側壁13Aには、その長手方向xに沿って複数個(例えば本実施形態では6個)のイオン放出口15が所定間隔を隔てて開口形成されている。各イオン放出口15は、本体ケース11の長手方向xに沿って長く延びた長孔とされている。除電装置10の使用時には、この側壁13Aの表面が除電対象物側に向けられる除電面とされる。また、図4に示すように、側壁13Aの裏面側には、各イオン放出口15に対応して複数枚(本実施形態では6枚)の絶縁部材としての絶縁基板16が配されている。具体的には、各絶縁基板16は、全体として長手方向xに長く延びた長方形をなし、各イオン放出口15の一部分(略3分の2)に沿ったC字形の切り欠き部16Aが形成されている。
そして、各絶縁基板16には、上記側壁13A裏面と対向する面側に、導体パターン17が形成されている。各絶縁基板16には、その長手方向xの両端側に貫通孔が形成されており、この貫通孔を通してネジ18がカバー13のネジ孔13Eに螺合されることで、各絶縁基板16がカバー13の裏側に固定されている。また、互いに隣り合う絶縁基板16同士は、熱収縮自在の信号ケーブル19(例えば架橋ポリエチレン)を介して互いに導体パターン17同士が電気的に接続されている。そして、例えば長手方向xの一方端に位置する絶縁基板16の導体パターンが図示しないグランド線に電気的に接続され、これにより全ての絶縁基板16上の導体パターンがグランドレベルに接地されることになり、各導体パターン17が「対向電極」としての役割を果たす。
また、カバー13において、上記側壁13Aを挟む1対の側壁13B、13Cのうち一方の側壁13Bは、断面L字形とされ、上記側壁13Aより一段下がった段差部13Dが形成されており、この側壁13Aと段差部13Dとを繋ぐ側壁部分に、図5に示すように、ホルダ40の着脱を行うための複数(本実施形態では6個)のホルダ取り外し口20が開口形成されている。より具体的には、ホルダ取り外し口20は、全体として横長の矩形状をなし、両端よりやや内側のそれぞれの位置に側壁13A側に突出した部分(以下、「突出部分20A」という)を有する。ホルダ40の着脱時には、当該ホルダ40から突出した1対の正イオン用放電針31及び負イオン用放電針32の針先が、各突出部分20Aを通過することになる。
図6は、カバー13及び後述する放電ユニット41を取り外した状態を示す除電装置の斜視図である。図3に示すように、ベース部12の底部には、長手方向xに伸びる空洞部21が設けられており、ここに一方のキャップ14に開口形成された供給口22を介して外部から空気流が送られる。そして、この空洞部21と上方空間とを仕切る仕切り壁23の上に次述する放電ユニット41が設けられる。なお、仕切り壁23には、ホルダ装着部材42を固定するためのリベット55が通される挿通孔23Aと、空気出力部53に連通する連通孔23Bが貫通形成されている。
b.放電ユニット
図7は、ホルダ40がホルダ装着部材42に装着された状態を示す放電ユニット41の斜視図であり、図8,9は、ホルダ40がホルダ装着部材42から取り外された状態を示す放電ユニット41の斜視図である。
各ホルダ40は、上述したように1対の正イオン用放電針31及び負イオン用放電針32を保持する。各ホルダ40は、先端部に放電針31,32をそれぞれ保持する突出部43,43の基端側が結合部44によって結合されると共に、各突出部43,43の先端部には折り返すようにアーム部45,45が延設され、各アーム部45,45の各先端に摘み部46,46がそれぞれ設けられている。これらの1対の摘み部46,46の間に、隙間を介して結合部44が介在し、これらの結合部44及び摘み部46は、図1,2に示すように、ホルダ40を本体ケース11に装着した状態で外部に露出して除電装置10の外面の一部を構成する。各アーム部45のうち撓み部46寄りの位置には、外側に突出した係止爪部47が一体的に形成されている。
両摘み部46,46には、人の指先が挿入可能な窪み部46Aが形成されており、ここに例えば親指と人差し指とを挿入して挟み込むと、両アーム部45,45が内側に撓み変形して上記両係止爪部47,47の距離が狭まるようになっている。なお、ホルダ40は、例えば放電針31,32を保持した状態で金型内に樹脂を流し込んで一体的に樹脂成形されたものであり、放電針31,32は、その針先が上方(長手方向x及び装着方向yに直交する方向)に突出するとともに、基端部が下方に突出した状態で埋設されている。
ホルダ装着部材42は、本体ケース11内において上記仕切り壁23上に固定される。ホルダ装着部材42は、上記仕切り壁23に装着される装着部50の両端側からそれぞれホルダ係止部51,51が延設され、両係止部51,51には、互いの対向側に、上記ホルダ40の各アーム部45が挿入される挿入溝51A,51Aが形成されている。そして、各挿入溝51A内には、上記アーム部51の係止爪部47と係合する係合孔52が貫通形成されている。
また、両係止部51,51の間には、空気出力部53が装着部50を貫通した状態で設けられている。より具体的には、空気出力部53は、円筒形をなし、本実施形態では、各放電針30ごとに1本ずつ設けられ、長手方向xに沿って配列されている。この空気出力部53の下側には、Oリング54が環着され、装着部50を例えばリベット55,55にて仕切り壁23に固定することで、Oリング54により密閉性が保たれた状態で、空気出力部53が空洞部21に連通する(図3参照)。そして、空洞部21内に供給された空気流は、空気出力部53を介して各放電針30の近傍を通過しつつ、当該放電針30にて生成されたイオンをイオン放出口15から外部に放出させる役割を果たす。従って、空洞部21から空気出力部53を介してイオン放出口15に至るまでの経路が、「通気路」の一例である。
また、本体ケース11内には、長手方向xに伸びる1対の電源線L1、L2が上記装着部50を挟んで設けられている。このうち一方の電源線L1は、正極性の高電圧を正イオン用放電針31に印加する電源線であり、この電源線L1が、正イオン用放電針31の基端部と接触する接触端子としての板バネ56と電気的に接続されている。他方の電源線L2は、負極性の高電圧を負イオン用放電針32に印加する電源線であり、この電源線L2が、負イオン用放電針32の基端部と接触する接触端子としての板バネ57と電気的に接続されている。
ホルダ40を本体ケース11に装着するには、図1に示すように、両摘み部46,46を指で挟み込みつつホルダ40を着脱方向yに沿ってホルダ取り外し口20を介して挿入する。このとき、両アーム部45,45が両係止部51,51の挿入溝51Aに沿ってそれぞれ本体ケース11の奥側まで案内される。その後、指を離すことで、両アーム部45,45が復元変形し、各係止爪部47が各係合孔52に係合し、これにより、ホルダ40が本体ケース内に位置決め固定される。このとき、正イオン用放電針31は板バネ56を弾性変形させつつ当該板バネ56と接触し、負イオン用放電針32は板バネ57を弾性変形させつつ当該板バネ57と接触する。これにより、放電針31,32と、板バネ56,57との電気的接続を確実なものとすることができる。
(2)ファンユニット
ファンユニット10Bは、上記装置本体10A内の空洞部21内に空気を送り込むファン60を内蔵している。また、ファンユニット10Bは、装置本体10Aの一端側において、当該装置本体10Aに対して上記直交方向y側に隣接配置される。更に、ファンユニット10Bは、装置本体10Aの周りを所定の範囲内で回動可能とされつつ、装置本体10Aに連結されている。
図10はファンユニット10B部分を拡大した斜視図であり、図11はファンユニット10Bの内部を示した平面図であり、図12は連結部を構成する各部品の斜視図である。図10に示すように、ファンユニット10Bは、全体として矩形箱形をなし、その一側面から、装置本体10Aに回動可能に連結される連結部61が突出した状態で設けられている。
ファンユニット10Bは、上記連結部61と面一となる外面62(「配列方向における端面」の一例)に電源用のスイッチ63と、図示しない電源ケーブルが接続されるコネクタ64と、表示灯65(「報知部」の一例)が設けられている。なお、コネクタ64は、スイッチ63が設けられた外面62よりも一段内側に凹んだ面との段差部分に設けられ、先端部が直交方向yに向けられている。これにより、コネクタ64は上記外面62から突出しないようになっている。
また、ファンユニット10Bの表面には、スリット状の通気孔66が複数設けられたフィルタカバー67が係合爪70等によって着脱可能に設けられている。フィルタカバー67は、長手方向xに沿ってスライドさせることにより着脱可能とされている。そして、このフィルタカバー67を外すと、図13に示すように、収容部68内に収容されたフィルタ69が露出し、これによりフィルタ69の交換が可能となる。更に、ファンユニット10Bの表面には、図示しない冶具(例えばドライバ)を挿入可能な挿入孔71が設けられ、その奥側に上記冶具により回転される操作子72(「操作部」の一例)が設けられている。
ファン60は、非接触の空気動体軸受を採用した公知の構成である。このようなファン60を用いれば、ベアリング軸受を採用したファンに比べ、効率よくファンを回転駆動させることができる。また、軸受け部が非接触のため、ファンの寿命も長く、除電装置10の製品寿命の長期化にも繋がる。ファン60には、導出管74が導出され、ここから空気流が送り出されるようになっている。そして、図11,12に示すように、導出管74と装置本体10Aの空洞部21とを繋ぐものがL字管75(「回動部」の一例)である。このL字管75は、その一端側が上記導出管74に連結される一方で、その他端側が装置本体10Aの一端側に被せられた上記キャップ14(「固定部」の一例)の供給口22(「中空部」の一例)に回転可能に連結されている。これにより、ファンユニット10Bは、L字管75を軸に装置本体10Aの周りを回転できるようになる。
また、上記L字管75は、図12に示すような回転規制管76(「規制部」の一例)に挿入された後に、上記キャップ14の供給口22に連結されている。この回転規制管76は、装置本体10Aに対するファンユニット10Bの回転範囲を所定の範囲に規制するためのものである。具体的には、回転規制管76は、装置本体10Aのキャップ14に宛がわれる一方端の端面に規制突起77が突出形成されている。また、当該一方端側には、テーパ部78が全周に亘って連続的に形成されており、当該テーパ部78にOリング79が嵌合されている。また、回転規制管76の他方端側は、U字形の切り欠き部80が形成されており、この切り欠き部80に上記L字管75が挿入され、その先端部が回転規制管76内に挿入されてキャップ14に連結される。従って、回転規制管76は、L字管75と共に回転する。
図14は、ファンユニット10Bが連結される側のキャップ14を、ファンユニット10B側から見た正面図である。このキャップ14は、上記L字管75の先端部が回転可能に連結される供給口22が貫通形成されている。また、キャップ14は、上記供給口22の周りには一段沈んだ凹部83があり、ここに円弧状の規制溝82が形成されている。回転規制管76は、上記規制突起77が規制溝82内に挿入されつつ、先端部が上記凹部83内に嵌められる。このとき、回転規制管76は、互いに連結されたキャップ14とL字管75との間に挟み込まれる。これにより、上記Oリング79がキャップ14の凹部83と回転規制管76のテーパ部78との間に挟み込まれるため、当該Oリング79によってキャップ14とL字管75とが密閉状態で回転可能に連結される。
また、上記規制突起77と規制溝82とによって装置本体10Aに対するファンユニット10Bの回動範囲が規制されている。具体的には、本実施形態では、ファンユニット10Bが、除電面の前方に位置しないように回動範囲が規制されている。これは、ファンユニット10Bによってイオン放出口15からのイオン放出の障害にならないようにするためである。
図10に示すように、連結部61の外面62側には挿通孔84が形成されており、この挿通孔84から上記回転規制管76が突出している。そして、この回転規制管76の突出端に回転防止キャップ85が締め付けられることで、連結部61がより強くキャップ14に押し付けられる。これにより、ファンユニット10Bを装置本体10Aに対して所定の回動位置で固定できる。
更に、上記コネクタ64から供給される電力は、ファンユニット10B内の制御基板86に供給され、この制御基板86からケーブル87(図11のみ図示し、他の図面では省略)を介して装置本体10A内の図示しない回路基板に供給される。具体的には、図11に示すように、上記ケーブル87は、ファン60の形状に沿って引き回されている。ファンユニット10Bには、装置本体10Aとの対向部分に挿通孔88が貫通形成されており、ここから上記ケーブル87の先端が導出され、装置本体10A内へと導かれる。
ここで、ファンユニット10B内にはバネ89(「付勢部材」の一例)が設けられており、このバネ89は一端がファンユニット10B内の所定箇所に固定され、他端がケーブル87に固定されている。このような構成により、ケーブル87には、バネ89の付勢力によってファンユニット10B内に引き込む力が働くため、ファンユニット10Bの回動位置に応じてケーブル87の引き出し長さが伸縮するため、ケーブル87が例えば外部に大きく撓んでイオン放出口15からのイオン放出の障害になることを防止することができる。
2.ファンユニットの電気的構成
図15には、ファンユニット10Bの電気的構成を模式的に示すブロック図である。ファン60は、駆動モータ90によって回転され、この駆動モータ90は所定時間当たりの回転数に応じたパルス信号を出力し、これを回転数検出回路91で検出する。この回転数検出回路91の検出結果は、比較器92に与えられると共に、制御回路93にも与えられる。比較器92では、上記検出結果と目標値とを大小比較し、その差に応じた信号を制御回路93にフィードバックする。そして、制御回路93は、検出結果と目標値との差が小さくなるように駆動モータ90の回転速度を制御する。なお、ボリウム94は、上記操作子72の回転に応じて上記目標値を変更する役割を果たす。これにより、ファン60の回転速度を調整することができる。このとき、ボリウム94、比較器92及び制御回路93が「調整部」の一例として機能する。
また、制御回路93(「検出部」の一例)は、回転数検出回路91からの検出結果に基づき、ファン60の回転速度が所定の閾値よりも下回ったときに回転異常が発生したとみなして、表示灯65に所定の点灯パターンを実行させる。これにより、作業者は回転異常が起きたことを知ることができる。
3.本実施形態の効果
本実施形態によれば、ファンユニット10Bが装置本体10Aに対して直交方向y側に設けるようにして、当該ファンユニット10Bが長手方向x側に大きく突出しないようにしている。また、ファンユニット10Bは、装置本体10Aの一端側に連結部61を介して空洞部21内に空気を送り込む構成であるから、放電針30の数の増加に伴ってファンユニット10Bが大型化することを抑制できる。
また、ファンユニット10Bは、装置本体10Aを中心に回動可能とされている。従って、除電装置10の設置箇所に応じてファンユニット10Bの位置を変更することができる。しかも、このファンユニット10B側に、コネクタ64、スイッチ63、表示灯65及び操作子72を設けた。従って、作業者が作業し易く、見易い位置にファンユニット10Bを回動させることができ、作業効率を向上させることができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、ファンユニット10Bは、装置本体10Aの周りを回動可能とされていたが、所定の位置、例えばイオン放出口15からのイオン放出の妨げにならない位置に固定された構成であってもよい。
(2)上記実施形態では、ファンユニット10B側にバネ89を設けてケーブル87をファンユニット10B内に引き込む構成としたが、これに限らず、例えば装置本体10A側に付勢部材を設けて、この付勢力によってケーブルを装置本体10A内に引き込む構成であってもよい。
(3)上記実施形態では、報知部として表示灯65を設けた構成としたが、例えばスピーカ等の発音装置の音声による報知であってもよい。また、上位機器に異常信号を出力することにより報知する構成であってもよい。
(4)上記実施形態では、ファンユニット10Bは、空洞部21(通気路)の末端側に形成された供給口22から空気を送り込む構成としたが、これに限らず、通気路に沿って空気を流す構成であれば、その通気路の所定箇所(末端に限らず、略中央よりの位置)に供給口を形成して、この供給口から空気を送り込むことで通気路に沿って空気を流して放電針側に送り込む構成であってもよい。
本発明の一実施形態に係る除電装置を示す平面図 装置本体を示す斜視図 図1のA−A破断面における本体ケースの断面図 カバーを裏側から見た斜視図 カバーのホルダ取り外し口を示した平面図 カバー及び放電ユニットを取り外した状態を示す除電装置の斜視図 ホルダがホルダ装着部材に装着された状態を示す放電ユニットの斜視図 ホルダがホルダ装着部材から取り外された状態を示す放電ユニットの上側斜視図 ホルダがホルダ装着部材から取り外された状態を示す放電ユニットの下側斜視図 ファンユニット部分を拡大した斜視図 ファンユニットの内部を示した平面図 連結部を構成する各部品の斜視図 フィルタカバーを外した状態を示すファンユニットの斜視図 キャップの正面図 ファンユニットのブロック図
符号の説明
10…除電装置
10A…装置本体
10B…ファンユニット
14…キャップ(固定部)
22…供給口(中空部)
30(31,32)…放電針
60…ファン
62…外面(配列方向における端面)
63…スイッチ
64…コネクタ
65…表示灯(報知部)
67…フィルタカバー
68…収容部
69…フィルタ
72…操作子(操作部)
75…L字管(回動部)
76…回転規制管(規制部)
79…Oリング
87…ケーブル
89…バネ(付勢部材)
93…制御回路(検出部)

Claims (14)

  1. 長尺状の装置本体と、
    前記装置本体の長手方向に沿って一列状に配列される複数の放電針と、
    前記複数の放電針の配列方向に沿って前記装置本体に形成されて通気路と、
    前記通気路に空気を送り込むファンを有するファンユニットとを備え、
    前記ファンからの空気が前記通気路を介して前記各放電針へ供給される除電装置。
  2. 請求項1に記載の除電装置において、
    前記ファンユニットは、前記複数の放電針の配列方向に直交する方向に配されている。
  3. 請求項2に記載の除電装置において、
    前記ファンユニットは、前記装置本体の長手方向における軸を中心として回動可能な連結部を介して前記装置本体に連結されている。
  4. 請求項2または請求項3に記載の除電装置において、
    前記ファンは、前記長手方向において前記装置本体の外側にはみ出ないよう配置されている。
  5. 請求項3または請求項4に記載の除電装置において、
    前記連結部には、前記装置本体に対する前記ファンユニットの回動範囲を所定の範囲に規制する規制部が設けられている。
  6. 請求項3から請求項5のいずれか一項に記載の除電装置において、
    前記連結部は、前記装置本体側に設けられ前記通気路に連通する中空部を有する固定部と、前記ファンユニット側に設けられ前記ファンに連通する中空部を有し前記固定部と回転可能に嵌合する回動部とを備え、
    前記固定部及び前記回動部の前記中空部を介して前記ファンからの空気を前記通気路に送る構成され、
    前記固定部と前記回動部との間にはOリングが設けられている。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の除電装置において、
    前記ファンの回転異常を検出する検出部と、
    前記検出部で前記回転異常が検出されたことを条件に、当該回転異常を外部に報知する報知部と、を備える。
  8. 請求項3から請求項6のいずれか一項に記載の除電装置において、
    前記ファンの回転異常を検出する検出部と、
    前記ファンユニット側に設けられ、前記検出部で前記回転異常が検出されたことを条件に点灯動作する表示灯と、を備える。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の除電装置において、
    前記ファンの回転速度を調整する調整部を備える。
  10. 請求項3から請求項6、請求項8のいずれか一項に記載の除電装置において、
    前記ファンの回転速度を調整する調整部と、
    前記ファンユニット側に設けられ、前記調整部における調整値を設定する操作部とを備える。
  11. 請求項3から請求項6、請求項8、請求項10のいずれか一項に記載の除電装置において、
    前記装置本体と前記ファンユニットとがケーブルを介して電気的に接続されており、
    前記ファンユニット側または前記装置本体側に設けられ、前記ケーブルを前記ファンユニット側または前記装置本体側に引き込む方向に付勢する付勢部材が設けられている。
  12. 請求項3から請求項6、請求項8、請求項10、請求項11のいずれか一項に記載の除電装置において、
    外部の電源と電気的に接続されるコネクタが前記ファンユニット側に設けられている。
  13. 請求項3から請求項6、請求項8、請求項10から請求項12のいずれか一項に記載の除電装置において、
    電源投入の入り切りを行うスイッチが前記ファンユニット側に設けられている。
  14. 請求項1から請求項13のいずれか一項に記載の除電装置において、
    前記ファンユニットには、フィルタを着脱可能に収容する収容部が開口形成され、当該収容部にカバーが着脱可能に装着される。
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