JP2011018616A - イオン発生素子、イオン発生装置および電気機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】電極のみを交換することができるイオン発生素子、イオン発生装置および電気機器を提供する。
【解決手段】イオン発生素子10は、コロナ放電を生じさせるための放電電極1と、放電電極1を設置するための支持基板3と、支持基板3上に固定された導電性を有する放電電極受け部材2とを備えている。放電電極受け部材2は、放電電極1を着脱可能に構成されており、かつ放電電極1を放電電極受け部材2に取り付けた状態で放電電極1を付勢することで支持基板3に対して支持するように構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、イオン発生素子、イオン発生装置および電気機器に関し、特にコロナ放電によりイオンを発生させるためのイオン発生素子、イオン発生装置および電気機器に関するものである。
一般的に放電現象を用いたイオン発生装置では、イオン発生素子の基板に搭載された放電電極と誘導電極との間に高電圧が印加されることにより、放電電極の先端にコロナ放電を発生させてイオンが放出される。一般的に放電電極の先端は針状に形成されている。放電電極と誘導電極とは基板に挿入されて、各々の根元が半田付けされている。イオン発生素子と、高電圧を発生させる回路、外部から電源供給するためのコネクタなどとが一体化されてイオン発生装置が構成される。
たとえば、特開2000−277235号公報(特許文献1)では、針状放電電極の先端が放電による消耗で丸くなって性能が低下することが記載されている。
また、特開2004−164917号公報(特許文献2)では、表面電極と内部電極とを備えたイオン発生素子を略直方体型の樹脂パッケージにより封止したイオン発生素子ユニットを交換することにより、イオン発生装置の電極部を交換することが記載されている。
また、特開2007−287368号公報(特許文献3)では、複数の放電針が一直線上に配置された放電針基板を有する放電モジュールを交換することにより、除電装置の放電針を交換することが記載されている。
特開2000−277235号公報 特開2004−164917号公報 特開2007−287368号公報
イオン発生素子がイオン発生装置に組み込まれた後、特開2000−277235号公報に示されるように放電電極の先端が放電による消耗で丸くなって性能が低下することがある。また、放電電極および誘導電極への衝撃などによる機械的な傷、欠けなどの損傷、汚れの付着などによりイオン発生装置の性能が低下する場合がある。
しかし、放電電極および誘導電極は、イオン発生素子に半田付けされており取り外すことは困難である。また、イオン発生素子は、半田付けおよび絶縁のための充填材により固定および接続されており取り外すことは困難である。そのため、上記の場合には、通常、イオン発生装置全体を交換することとなり、電極のみを交換することができない。
特開2004−164917号公報では、イオン発生素子ユニットを交換することにより、イオン発生装置の電極部を交換することが示されているが、ユニットで交換しており電極のみを交換することができない。
特開2007−287368号公報では、放電モジュールを交換することにより、除電装置の放電針を交換することが示されているが、モジュールで交換しており電極部のみを交換することができない。また、電極の先端部以外が絶縁モールドされていないため放電すべき先端部以外の部分において放電が発生するという問題がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、本発明の一の目的は、電極のみを交換することができるイオン発生素子、イオン発生装置および電気機器を提供することである。
本発明の他の目的は、イオン発生素子の基板の裏面が封止された交換可能なイオン発生素子、イオン発生装置および電気機器を提供することである。
本発明の一のイオン発生素子は、コロナ放電を生じさせるための放電電極と、放電電極を設置するための基板と、基板上に固定された導電性を有する放電電極受け部材とを備えている。放電電極受け部材は、放電電極を着脱可能に構成されており、かつ放電電極を放電電極受け部材に取り付けた状態で放電電極を付勢することで基板に対して支持するように構成されている。
本発明の一のイオン発生素子によれば、放電電極受け部材が放電電極を着脱可能に構成されているため、放電電極へのトラブルで性能低下が起きた場合に、イオン発生装置全体を交換することなく放電電極のみを交換することができる。これにより、イオン発生装置全体を交換する場合より環境的にもコスト的にも負担を減らすことができる。
また、放電電極受け部材は、放電電極を放電電極受け部材に取り付けた状態で放電電極を付勢するため、放電電極を確実に支持することができる。
本発明の他のイオン発生素子は、誘導電極と、誘導電極との間でコロナ放電を生じさせるための放電電極と、誘導電極と放電電極とを設置するための基板と、基板上に固定された導電性を有する誘導電極受け部材とを備えている。誘導電極受け部材は、誘導電極を着脱可能に構成されており、かつ誘導電極を前記誘導電極受け部材に取り付けた状態で誘導電極を付勢することで基板に対して支持するように構成されている。
本発明の他のイオン発生素子によれば、誘導電極受け部材が誘導電極を着脱可能に構成されているため、イオン発生装置全体を交換することなく誘導電極のみを交換することができる。これにより、イオン発生装置全体を交換する場合より環境的にもコスト的にも負担を減らすことができる。
また、誘導電極受け部材は、誘導電極を誘導電極受け部材に取り付けた状態で誘導電極を付勢するため、誘導電極を確実に支持することができる。
本発明の他のイオン発生素子において好ましくは、誘導電極は、孔を有する挿入部を含み、誘導電極受け部材は、ロック部を有するソケット形状を含んでいる。誘導電極を誘導電極受け部材に取り付けた状態で、挿入部の孔にソケット形状のロック部が嵌合するように構成されている。
このように、挿入部の孔にソケット形状のロック部が嵌合するように構成されているので、より確実に誘導電極を誘導電極受け部材に取り付けることができる。
本発明のその他のイオン発生素子は、高電圧発生回路に電気的に接続するためのイオン発生素子であって、コロナ放電を生じさせるための放電電極と、放電電極を設置するための基板と、基板の裏面に突き出した放電電極を封止する封止部材と、放電電極と電気的に接続され、かつ封止部材から突出した接続端子とを備えている。接続端子は、高電圧発生回路部の受け部材に着脱可能に構成されている。
本発明のその他のイオン発生素子によれば、接続端子が電圧発生回路部の受け部材に着脱可能に構成されているため、イオン発生装置全体を交換することなくイオン発生素子のみを交換することができる。これにより、イオン発生装置全体を交換する場合より環境的にもコスト的にも負担を減らすことができる。
また、イオン発生素子の放電側とは反対側の基板の裏面に突き出した放電電極を封止部材で封止するため、放電側の放電電極以外での放電を抑制することができる。
本発明の一のイオン発生装置は、本発明の一のイオン発生素子または他のイオン発生素子と、入力電圧を昇圧して放電電極に高電圧を印加するための高電圧発生回路部と、入力電圧を受けて高電圧発生回路部を駆動させるための駆動回路部とを備えている。
本発明の一のイオン発生装置によれば、高電圧発生回路部が駆動回路部により駆動制御されることで放電電極に高電圧を印加するため、本発明の一のイオン発生素子または他のイオン発生素子においてコロナ放電を生じさせてイオンを発生させることができる。
本発明の他のイオン発生装置は、本発明のその他のイオン発生素子と、入力電圧を昇圧して放電電極に高電圧を印加するための高電圧発生回路部と、入力電圧を受けて高電圧発生回路部を駆動させるための駆動回路部とを備えている。
本発明の他のイオン発生装置によれば、高電圧発生回路部が駆動回路部により駆動制御されることで放電電極に高電圧を印加するため、本発明のその他のイオン発生素子においてコロナ放電を生じさせてイオンを発生させることができる。
また、イオン発生素子の放電側とは反対側の基板の裏面に突き出した放電電極を封止部材で封止するため、放電側の放電電極以外での放電を抑制することができる。
本発明の電気機器は、本発明の一のイオン発生装置または他のイオン発生装置と、イオン発生装置で生じた正イオンおよび負イオンの少なくともいずれかを送風気流に乗せて送るための送風部とを備えている。
本発明の電気機器によれば、イオン発生装置で生じたイオンを送風部により気流に乗せて送ることができるため、たとえば空調機器において機外にイオンを放出することができ、また冷蔵機器において庫内または庫外にイオンを放出することができる。
以上説明したように本発明によれば、イオン発生装置全体を交換する場合より環境的にもコスト的にも負担を減らすことができる。
本発明の実施の形態1におけるイオン発生素子の放電電極付近の構成を概略的に示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態1におけるイオン発生素子の放電電極付近の構成を概略的に示す断面図である。 本発明の実施の形態1の変形例におけるイオン発生素子の放電電極付近の構成を概略的に示す断面図である。 本発明の実施の形態1におけるイオン発生素子の構成を概略的に示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態1におけるイオン発生素子の構成を概略的に示す組立斜視図である。 図5のVI−VI線に沿う概略断面図である。 本発明の実施の形態1のイオン発生素子を用いたイオン発生装置の機能ブロックを示す図である。 図7に示すイオン発生装置の構成を概略的に示す斜視図である。 本発明の実施の形態2におけるイオン発生素子の誘導電極受け部材付近の構成を概略的に示す断面図である。 本発明の実施の形態2におけるイオン発生素子を概略的に示す側面図である。 本発明の実施の形態2におけるイオン発生素子の誘導電極受け部材を概略的に示す展開図である。 本発明の実施の形態2におけるイオン発生素子の誘導電極受け部材を概略的に示す平面図である。 図12のXIII−XIII線に沿う概略断面図であって、誘導電極が取り付けられた場合の状態を示す図である。 本発明の実施の形態2におけるイオン発生素子の構成を概略的に示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態2におけるイオン発生素子の構成を概略的に示す組立斜視図である。 図15のXVI−XVI線に沿う概略断面図である。 本発明の実施の形態3におけるイオン発生素子を概略的に示す斜視図である。 本発明の実施の形態3におけるイオン発生装置を概略的に示す平面図である。 本発明の実施の形態4の空気清浄機の構成を概略的に示す斜視図である。 図19に示す空気清浄機にイオン発生装置を配置した様子を示す空気清浄機の分解図である。
以下、本発明の実施の形態について図に基づいて説明する。
(実施の形態1)
最初に本発明の実施の形態1のイオン発生素子の構成について説明する。
まず、イオン発生素子の放電電極付近の構成について図1〜図3を用いて説明する。
図1および図2を参照して、イオン発生素子10は、放電電極1と、放電電極受け部材2と、支持基板(基板)3とを主に有している。
放電電極1は、たとえば針状の先端部を有している。
放電電極受け部材2は、放電電極1を支持基板3に対して支持するためのものである。放電電極受け部材2は支持基板3上に固定され、かつ導電性を有している。放電電極受け部材2は、放電電極1を着脱可能に構成されている。放電電極受け部材2は、放電電極1を取り付けた状態で放電電極1を付勢するよう構成されている。
放電電極受け部材2は、たとえば放電電極1の周囲を取り囲むように構成されている。放電電極受け部材2は、たとえば円筒形状を有する胴体部2aと、胴体部2aの根元の両端部に位置する挿入部2bとを有している。放電電極受け部材2の先端の開口周縁部2cは、バネ性を有するように構成されており、たとえば胴体部2aの壁面を内周側に巻き込むように構成されている。たとえば内周側に巻き込まれた壁面に複数の切り込みが形成されることにより複数の付勢部材2dが形成されている。これにより、開口周縁部2cを介して放電電極1を抜き差しすることができるとともに放電電極1を放電電極受け部材2に密着させて電気的に接続することができる。
支持基板3は、放電電極1を挿通させるための貫通孔3aと、放電電極受け部材2の挿入部2bを挿通させるための貫通孔3bとを有している。
イオン発生素子10の組立状態においては、放電電極1は、支持基板3の貫通孔3aに挿入されて支持基板3を貫通した状態となっている。放電電極1の針状の一方端は支持基板3の表面側に突き出しており、また放電電極1の他方端は支持基板3の裏面側に突き出している。
放電電極受け部材2の挿入部2bは、支持基板3の貫通孔3bに挿入されて支持基板3を貫通した状態となっている。支持基板3の裏面側に突き出した挿入部2bの先端は半田4により固定され、配線パターンやリード線に電気的に接続することが可能となる。
このとき、放電電極受け部材2は、胴体部2aと挿入部2bとの境界にある段部が支持基板3の表面に当接している。これにより放電電極受け部材2は支持基板3に対して所定の距離を保って支持されている。つまり、支持基板3の表面からの胴体部2aの高さにより、放電電極受け部材2は支持基板3に対してその厚み方向に位置決めされている。放電電極受け部材2に取り付けられることにより放電電極1は支持基板3に対してその厚み方向に位置決めされている。たとえば、支持基板3の貫通孔3aの少なくとも一部に形成された溝部3a1に放電電極1の周面の一部に形成された突起部1aが嵌り込むことにより放電電極1が位置決めされてもよい。放電電極1の周面の突起部1aは、微小な高さで形成されているため、溝部3a1に容易に着脱することができる。なお、この突起部1aは位置決めの一例であるため図1の図示は省略している。
また、図3を参照して、放電電極受け部材2が挿入部2bを有さずに支持基板3の表面に取り付けられる場合には、その底面部が支持基板3の表面に当接されることにより、放電電極受け部材2は支持基板3に対してその厚み方向に位置決めされている。この場合も放電電極受け部材2に取り付けられることにより放電電極1は支持基板3に対してその厚み方向に位置決めされている。
続いて、図1〜図3の構成に誘導電極を付加したイオン発生素子の構成について説明する。
図4を参照して、放電電極1は、たとえば2本の針状電極1、1を有している。2本の針状電極1、1の一方は正イオンを、他方は負イオンを発生させるものであってもよく、また2本の針状電極1、1の双方が正イオンを発生させるものであってもよく、また2本の針状電極1、1の双方が負イオンを発生させるものであってもよい。
放電電極受け部材2は、たとえば針状電極1ごとに設けられている。
誘導電極11は、一体の金属板からなっており、かつ放電電極1の個数に対応して天板部11aに設けられた複数の貫通孔11bを有している。本実施の形態では貫通孔11bの個数はたとえば2個であり、貫通孔11bの平面形状はたとえば円形である。
貫通孔11bの周縁部分は、たとえば絞り加工などの工法により、金属板を天板部11aに対して屈曲させた屈曲部11cとなっている。この屈曲部11cにより貫通孔11bの周縁の壁部の厚みT1が天板部11aの板厚T2よりも厚くなっている。この貫通孔11bは、コロナ放電により発生するイオンをイオン発生素子の外部へ放出するための開口部である。
また誘導電極11は両端部に、金属板の一部を天板部11aに対して屈曲させた挿入部11dを有している。この挿入部11dは、幅の広い支持部分11d1と、幅の狭い挿入部分11d2とを有している。また誘導電極11は、金属板の一部を天板部11aに対して屈曲させた基板支持部11eを有している。基板支持部11eの折り曲げ方向の長さL2は、挿入部11dの支持部分11d1の折り曲げ方向の長さL1と略同一である。
また、誘導電極11の表面には半田との接合性の良好な材質によってめっき層が形成されている。めっき層は、誘導電極11の表面全体に形成されてもよいが、少なくとも挿入部11dの幅の狭い挿入部分11d2の表面に形成されていればよい。
なお屈曲部11cは挿入部11dおよび基板支持部11eと同じ方向(図1において下側)に折り曲げられていてもよく、また挿入部11dおよび基板支持部11eと逆の方向(図1において上側)に折り曲げられていてもよい。また屈曲部11c、挿入部11dおよび基板支持部11eは、天板部11aに対してたとえば略直角に屈曲している。
図5および図6を参照して、イオン発生素子10の組立状態においては、針状電極1の各々は、支持基板3の貫通孔3aに挿入されて支持基板3を貫通した状態となっている。図6のP部を示す図が図2である。
誘導電極11の挿入部分11d2は支持基板3の貫通孔3cに挿入されて支持基板3を貫通した状態となっている。支持基板3の裏面側に突き出した挿入部分11d2の先端は半田4により固定され、配線パターンやリード線に電気的に接続することが可能となる。
このとき、誘導電極11は、支持部分11d1と挿入部分11d2との境界にある段部が支持基板3の表面に当接し、かつ誘導電極11の基板支持部11eの先端が支持基板3の表面に当接している。これにより誘導電極11の天板部11aは支持基板3に対して所定の距離を保って支持されている。つまり、挿入部11dと基板支持部11eとにより、誘導電極11は支持基板3に対してその厚み方向に位置決めされている。
また放電電極1は、その針状の先端が、平面視において円形の貫通孔11bの中心に位置するように、かつ貫通孔11bの周縁部の厚み(つまり屈曲部11cの屈曲長さ)T1の範囲内に位置するように配置されている。
寸法上の一例として、板状の誘導電極11の板厚は0.5mm以上1mm以下程度である。また支持基板3上面から誘導電極11の表面までの厚みT3は2mm以上4mm以下程度である。これにより、このイオン発生素子10を内部に収容したイオン発生装置20の厚みT4を5mm以上8mm以下程度に薄型化することができる。
正イオンまたは負イオンのいずれか一方の極性のイオンを発生させる場合、放電電極1の針状の先端位置を誘導電極11の貫通孔11bの中心に合わせて配置することにより、誘導電極11と放電電極1の針状の先端とが空気空間を挟んで対向するようにする。
また正イオンと負イオンの両極性のイオンを放出させるためには、正イオンを発生させる放電電極1の針状の先端位置と負イオンを発生させる放電電極1の針状の先端位置との各々を、互いに所定の距離を確保して配置し、かつ誘導電極11の貫通孔11bの中心に合わせて配置することにより、誘導電極11と放電電極1の針状の先端とが空気空間を挟んで対向するようにする。
上記のイオン発生素子10において、板状の誘導電極11と針状の放電電極1とを上記のように所定の距離を確保して配置し、誘導電極11と放電電極1との間に高電圧を印加すると、針状の放電電極1の先端でコロナ放電が生じる。このコロナ放電により正イオンおよび負イオンの少なくともいずれかのイオンが発生し、このイオンが誘導電極11に設けられた貫通孔11bからイオン発生素子10の外部に放出される。さらに送風を加えることで、より効果的にイオンを放出することが可能となる。
ここで、正イオンは、水素イオン(H+)の周囲に複数の水分子が付随したクラスターイオンであり、H+(H2O)m(mは任意の自然数)として表わされる。また負イオンは、酸素イオン(O2 -)の周囲に複数の水分子が付随したクラスターイオンであり、O2 -(H2O)n(nは任意の自然数)として表わされる。
正イオンおよび負イオンの両極性のイオンを放出する場合には、空気中の正イオンであるH+(H2O)m(mは任意の自然数)と、負イオンであるO2 -(H2O)n(nは任意の自然数)とを略同等量発生させることにより、両イオンが空気中の浮遊カビ菌やウィルスの周りを取り囲み、その際に生成される活性種の水酸化ラジカル(・OH)の作用により、浮遊カビ菌などを除去することが可能となる。
本実施の形態では、イオン発生素子10はさらに誘導電極11を有しているが、放電電極1がコロナ放電を生じさせる構成であればよく誘導電極11は有さなくてもよい。
次に、上記のイオン発生素子を用いたイオン発生装置の構成について説明する。
図7は、図1〜図6に示すイオン発生素子を用いたイオン発生装置の機能ブロックを示す図である。また図8は、図7に示すイオン発生装置の構成を概略的に示す斜視図である。
図7および図8を参照して、イオン発生装置20は、たとえば、図1〜図6に示すイオン発生素子10と、ケース21と、電源入力コネクタ22と、駆動回路(駆動回路部)23と、高電圧発生回路(高電圧発生回路部)24と、正高電圧生成回路としてのダイオード25と、負高電圧生成回路としてのダイオード26とを主に有している。電源入力コネクタ22は、入力電源としての直流電源や商用交流電源の供給を受ける。この電源入力コネクタ22を介して入力電圧を供給された駆動回路23は、高電圧発生回路24を駆動させることにより入力電圧を昇圧させて高電圧を発生させる。
高電圧発生回路24の一端は誘導電極11に電気的に接続されている。また高電圧発生回路24は、正高電圧生成回路としてのダイオード25を通じて、正イオンを発生させる針状電極1に誘導電極11に対し正極性の高電圧を印加し、また負高電圧生成回路としてのダイオード26を通じて、負イオンを発生させる針状電極1に誘導電極11に対し負極性の高電圧を印加する。
つまり、高電圧発生回路24により発生されたたとえばパルス波形(または交流波形)の高電圧はダイオード25、26の各々で整流され、それにより、正イオンを発生させる針状電極1に正極性の高電圧が印加され、負イオンを発生させる針状電極1に負極性の高電圧が印加される。
ケース21は、イオン発生素子10、電源入力コネクタ22、駆動回路23、高電圧発生回路24、正高電圧生成回路25および負高電圧生成回路26を内部に収容している。電源入力コネクタ22は、外部の入力電源の供給を受けるため、ケース21の外部に露出している。
このイオン発生装置20の厚みT4は、たとえば5mm以上8mm以下である。
またケース21は、イオン発生素子10の貫通孔11bに対向する壁部に孔21aを有している。これにより、イオン発生素子10で生じたイオンがこの孔21aを通じてイオン発生装置20の外部へ放出される。
上記のようにイオン発生素子10の一方の針状電極1が正イオンを、他方の針状電極1が負イオンを発生する場合、一方の針状電極1の先端では正コロナ放電を発生させることにより正イオンが発生され、他方の針状電極1の先端では負コロナ放電を発生させることにより負イオンが発生される。この場合、ケース21に設けられた一方の孔21aは正イオン発生部となり、他方の孔21aは負イオン発生部となる。また印加する波形はここでは特に問わず、直流、正負にバイアスされた交流波形、正負にバイアスされたパルス波形などの高電圧のいずれであってもよい。
次に、本実施の形態の作用効果について説明する。
本実施の形態によれば、支持基板3上に固定された導電性を有する放電電極受け部材2が放電電極1を着脱可能に構成されている。これにより、放電電極1へのトラブルで性能低下が起きた場合に、イオン発生装置20全体を交換することなく放電電極1のみを交換することができる。したがって、イオン発生装置20全体を交換する場合より環境的にもコスト的にも負担を減らすことができる。
また、放電電極受け部材2は、放電電極1を放電電極受け部材2に取り付けた状態で放電電極1を付勢するため、放電電極1を確実に支持することができる。
また、放電電極1の針状の先端部は、繊細な部分であり他の部分よりトラブルが起こりやすいので放電電極1を交換可能にすることにより環境的またはコスト的な負担を低減する効果が大きい。
また、放電電極受け部材2を搭載しても従来の構造を大きく変えるものではないため、製品に簡単に搭載できる。
本実施の形態のイオン発生装置20によれば、高電圧発生回路24が駆動回路23により駆動制御されることで放電電極1に高電圧を印加するため、コロナ放電を生じさせてイオンを発生させることができる。
(実施の形態2)
最初に本発明の実施の形態2のイオン発生素子の構成について説明する。
まず、イオン発生素子の誘導電極受け部材付近の構成について図9および図10を用いて説明する。
図9および図10を参照して、イオン発生素子10は、放電電極1と、支持基板(基板)3と、誘導電極11と、誘導電極受け部材12とを主に有している。
放電電極1は支持基板3に挿通して取り付けられている。放電電極1は誘導電極11との間でコロナ放電を生じさせるためのものである。支持基板3は、放電電極1を挿通させるための貫通孔3aを有している。
誘導電極11は、金属板の一部を天板部11aに対して屈曲させた挿入部11dを有している。この挿入部11dは、誘導電極受け部材12の外側に配置される支持部分11d1と、誘導電極受け部材12の内側に配置される挿入部分11d2とを有している。また、この挿入部11dは、誘導電極受け部材12のロック部12a(図13)と嵌合するための孔11fを有している。
誘導電極11は、金属板の一部を天板部11aに対して屈曲させた基板支持部11eを有している。基板支持部11eの折り曲げ方向の長さは、誘導電極受け部材12に挿入された誘導電極11の支持基板3からの高さと略同一である。
誘導電極受け部材12は、誘導電極11を支持基板3に対して支持するためのものである。誘導電極受け部材12は、支持基板3上に固定され、かつ導電性を有している。誘導電極受け部材12は、誘導電極11を着脱可能に構成されている。誘導電極受け部材12は、誘導電極11を取り付けた状態で誘導電極11を付勢するよう構成されている。
誘導電極受け部材12は、支持基板3の表面に半田付されている。誘導電極受け部材12は、その形状が特徴ではなく誘導電極11を着脱可能に構成されていれば、その機能が達成されるため、本実施の形態で説明する一例以外の類似の形状も含んでいる。
図11〜図13を参照して、誘導電極受け部材12の構造について説明する。図11に示すように、誘導電極受け部材12は、たとえば先端にロック部12aを有する一枚の板金をロールすることにより構成されている。図12および図13に示すように、誘導電極受け部材12は、平面視において誘導電極11の挿入部11dの厚みが入る程度の隙間12bを有している。このように誘導電極受け部材12において、誘導電極11の挿入部11dと嵌合するようにソケット形状12cが構成されている。
誘導電極受け部材12は、隙間12bに挿入された誘導電極11を板金のバネ性により付勢するよう構成されている。したがって、誘導電極11の挿入部11dが隙間12bから誘導電極受け部材12のソケット形状12cに挿入されることにより、誘導電極11が誘導電極受け部材12に付勢される。このようにして、誘導電極11が誘導電極受け部材12に着脱可能に取り付けられるとともに誘導電極11が誘導電極受け部材12に接触されて電気的に接続される。また、挿入部11dの孔11fとソケット形状12cのロック部12aとが嵌合することにより、誘導電極11が誘導電極受け部材12にロックされる。これにより、より確実に誘導電極11を誘導電極受け部材12に取り付けられる。
続いて、イオン発生素子の構成について説明する。
図14を参照して、誘導電極11は両端部に挿入部11dを有している。誘導電極受け部材12は、挿入部11dと嵌合するように支持基板3の両端部に配置されている。
図15および図16を参照して、イオン発生素子10の組立状態においては、挿入部11dの各々は、誘導電極受け部材12に挿入されて支持基板3に支持された状態となっている。図16のQ部を示す図が図9である。誘導電極受け部材12は、配線パターンやリード線に電気的に接続されるよう構成されている。
次に、上記のイオン発生素子を用いたイオン発生装置の構成について説明する。本実施の形態のイオン発生装置20は、イオン発生素子10以外の構成は、実施の形態1のイオン発生装置と同様の構成を有している。
なお、本実施の形態のこれ以外の構成および方法は、上述した実施の形態1と同様であるため、同一の要素については同一の符号を付し、その説明を繰り返さない。
次に、本実施の形態の作用効果について説明する。
本実施の形態によれば、支持基板3上に固定された導電性を有する誘導電極受け部材12が誘導電極11を着脱可能に構成されている。これにより、イオン発生装置20全体を交換することなく誘導電極11のみを交換することができる。したがって、イオン発生装置20全体を交換する場合より環境的にもコスト的にも負担を減らすことができる。
また、誘導電極受け部材12は、誘導電極11を誘導電極受け部材12に取り付けた状態で誘導電極11を付勢するため、誘導電極11を確実に支持することができる。
また、挿入部11dの孔11fにソケット形状12cのロック部12aが嵌合するため、より確実に誘導電極11を誘導電極受け部材12に取り付けることができる。
また、誘導電極受け部材12を搭載しても従来の構造を大きく変えるものではないため、製品に簡単に搭載できる。
また、本実施の形態のイオン発生装置20によれば、高電圧発生回路24が駆動回路23により駆動制御されることで放電電極1に高電圧を印加するため、コロナ放電を生じさせてイオンを発生させることができる。
(実施の形態3)
最初に本発明の実施の形態3のイオン発生素子の構成について説明する。
図17および図18を参照して、イオン発生素子10は、放電電極1と、支持基板(基板)3と、誘導電極11と、封止部材13と、接続端子14とを主に有している。
放電電極1が支持基板3に設置されている。本実施の形態では、イオン発生素子10は誘導電極11を有しているが、放電電極1がコロナ放電を生じさせる構成であればよく誘導電極11は有さなくてもよい。
放電電極1および誘導電極11が設置された支持基板3の表面とは反対側の支持基板3の裏面に突き出した放電電極1は、封止部材13により封止されている。
接続端子14は、放電電極1および誘導電極11と電気的に接続されるよう構成されている。接続端子14は、封止部材13から突出するように形成されている。接続端子14は、高電圧発生回路24の受け部材24aに着脱可能に構成されている。接続端子14の突出部分は、孔14aを有している。
次に、上記のイオン発生素子を用いたイオン発生装置の構成について説明する。
高電圧発生回路24は、受け部材24aを有している。この受け部材24aが接続端子14の孔14aに抜き差しされることにより、受け部材24aと接続端子14とが着脱可能に構成されている。接続端子14の孔14aが受け部材24aにロックされることによりイオン発生素子10が高電圧発生回路24に取り付けられ、かつ電気的に接続されるように構成されている。
高電圧発生回路24は、高電圧部であるため、受け部材24aを除き、樹脂モールドにより絶縁を強化することが好ましい。
なお、本実施の形態のこれ以外の構成および方法は、上述した実施の形態1と同様であるため、同一の要素については同一の符号を付し、その説明を繰り返さない。
次に、本実施の形態の作用効果について説明する。
本実施の形態によれば、接続端子14が高電圧発生回路24の受け部材24aに着脱可能に構成されているため、イオン発生装置20全体を交換することなくイオン発生素子10のみを交換することができる。これにより、イオン発生装置20全体を交換する場合より環境的にもコスト的にも負担を減らすことができる。
また、通常、イオン発生装置20パターン配線されている支持基板3の裏面では絶縁距離が設定されるものの吸湿や汚れによって絶縁抵抗が下がり得るため、絶縁物を充填して放電電極以外で放電しないように構成されている。
本実施の形態によれば、イオン発生素子10の放電側とは反対側の支持基板3の裏面に突き出した放電電極1を封止部材13で封止するため、放電側の放電電極1以外での放電を抑制することができる。
また、接続端子14および受け部材24aを搭載しても従来の構造を大きく変えるものではないため、製品に簡単に搭載できる。
また、本実施の形態のイオン発生装置20によれば、高電圧発生回路24が駆動回路23により駆動制御されることで放電電極1に高電圧を印加するため、コロナ放電を生じさせてイオンを発生させることができる。
(実施の形態4)
上記のイオン発生装置を用いた電気機器の一例として空気清浄機の構成について説明する。
図19および20を参照して、空気清浄機30は前面パネル31と本体32とを有している。本体32の後方上部には吹き出し口33が設けられており、この吹き出し口33からイオンを含む清浄な空気が室内に供給される。本体32の中心には空気取り入れ口34が形成されている。空気清浄機30の前面の空気取り入れ口34から取り込まれた空気が、図示しないフィルターを通過することで清浄化される。清浄化された空気は、ファン用ケーシング35を通じて、吹き出し口33から外部へ供給される。
清浄化された空気の通過経路を形成するファン用ケーシング35の一部に、実施の形態1〜3に示すイオン発生装置20が取り付けられている。イオン発生装置20は、そのイオン発生部となる孔21aからイオンを上記の空気流に放出できるように配置されている。イオン発生装置20の配置の例として、空気の通過経路内であって、吹き出し口33に比較的近い位置P1、比較的遠い位置P2などの位置が考えられる。このようにイオン発生装置20のイオン発生部21aに送風を通過させることにより、吹き出し口33から清浄な空気とともに外部にイオンを供給するイオン発生機能を空気清浄機30に持たせることが可能になる。
本実施の形態の空気清浄機30によれば、イオン発生装置20で生じたイオンを送風部(空気の通過経路)により気流に乗せて送ることができるため、機外にイオンを放出することができる。
また、本実施の形態の空気清浄機30によれば、上記の実施の形態1〜3のイオン発生装置20を備えているので、実施の形態1〜3の作用効果を奏することができる。
なお本実施の形態においては電気機器の一例として空気清浄機について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、電気機器は、これ以外に空気調和機、冷蔵機器、掃除機、加湿器、除湿機、電気ファンヒータなどであってもよく、イオンを気流に乗せて送るための送風部を有する電気機器であればよい。
なお本発明のイオン発生素子は、上記の各実施の形態の各構成が適時組み合わせられた構成であっても良い。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明は、コロナ放電によりイオンを発生させるためのイオン発生素子、イオン発生装置および電気機器に特に有利に適用され得る。
1 放電電極、2 放電電極受け部材、3 基板、3a,3b 貫通孔、4 半田、10 イオン発生素子、11 誘導電極、11a 天板部、11b 貫通孔、11c 屈曲部、11d 挿入部、11d1 支持部分、11d2 挿入部分、11e 基板支持部、11f 孔、12 誘導電極受け部材、12a ロック部、12b 隙間、12c ソケット形状、13 封止部材、14 接続端子、14a 孔、20 イオン発生装置、21 ケース、21a イオン発生部(孔)、22 電源入力コネクタ、23 駆動回路、24 高電圧発生回路、24a 受け部材、25 正高電圧生成回路、26 負高電圧生成回路、30 空気清浄機、31 前面パネル、32 本体、33 吹き出し口、34 空気取り入れ口、35 ファン用ケーシング。

Claims (7)

  1. コロナ放電を生じさせるための放電電極と、
    前記放電電極を設置するための基板と、
    前記基板上に固定された導電性を有する放電電極受け部材とを備え、
    前記放電電極受け部材は、前記放電電極を着脱可能に構成されており、かつ前記放電電極を前記放電電極受け部材に取り付けた状態で前記放電電極を付勢することで前記基板に対して支持するように構成されている、イオン発生素子。
  2. 誘導電極と、
    前記誘導電極との間でコロナ放電を生じさせるための放電電極と、
    前記誘導電極と前記放電電極とを設置するための基板と、
    前記基板上に固定された導電性を有する誘導電極受け部材とを備え、
    前記誘導電極受け部材は、前記誘導電極を着脱可能に構成されており、かつ前記誘導電極を前記誘導電極受け部材に取り付けた状態で前記誘導電極を付勢することで前記基板に対して支持するように構成されている、イオン発生素子。
  3. 前記誘導電極は、孔を有する挿入部を含み、
    前記誘導電極受け部材は、ロック部を有するソケット形状を含み、
    前記誘導電極を前記誘導電極受け部材に取り付けた状態で、前記挿入部の前記孔に前記ソケット形状の前記ロック部が嵌合するように構成されている、請求項2に記載のイオン発生素子。
  4. 高電圧発生回路に電気的に接続するためのイオン発生素子であって、
    コロナ放電を生じさせるための放電電極と、
    前記放電電極を設置するための基板と、
    前記基板の裏面に突き出した前記放電電極を封止する封止部材と、
    前記放電電極と電気的に接続され、かつ前記封止部材から突出した接続端子とを備え、
    前記接続端子は、前記高電圧発生回路部の受け部材に着脱可能に構成されている、イオン発生素子。
  5. 請求項1〜3のいずれかに記載の前記イオン発生素子と、
    入力電圧を昇圧して前記放電電極に高電圧を印加するための高電圧発生回路部と、
    前記入力電圧を受けて前記高電圧発生回路部を駆動させるための駆動回路部とを備えたイオン発生装置。
  6. 請求項4に記載の前記イオン発生素子と、
    入力電圧を昇圧して前記放電電極に高電圧を印加するための前記高電圧発生回路部と、
    前記入力電圧を受けて前記高電圧発生回路部を駆動させるための駆動回路部とを備えた、イオン発生装置。
  7. 請求項5または6に記載の前記イオン発生装置と、
    前記イオン発生装置で生じた正イオンおよび負イオンの少なくともいずれかを送風気流に乗せて送るための送風部とを備えた、電気機器。
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