JP5234762B2 - イオン発生装置および電気機器 - Google Patents
イオン発生装置および電気機器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5234762B2 JP5234762B2 JP2008214109A JP2008214109A JP5234762B2 JP 5234762 B2 JP5234762 B2 JP 5234762B2 JP 2008214109 A JP2008214109 A JP 2008214109A JP 2008214109 A JP2008214109 A JP 2008214109A JP 5234762 B2 JP5234762 B2 JP 5234762B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ion
- electrode
- discharge electrode
- transformer
- capacitance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
Description
(実施の形態1)
まず、本実施の形態におけるイオン発生装置の各機能素子の電気的接続の状態について説明する。
図2は本発明の実施の形態1におけるイオン発生装置の構成をケースの底面側から見た概略平面図であって、ケースの底板部分およびモールド樹脂を透視して示す図である。また図3は本発明の実施の形態1におけるイオン発生装置の構成をケースの蓋側から見た概略底面図であって、ケースの蓋およびモールド樹脂を透視して示し、かつ回路部を省略して示す図である。また図4は図2のIV−IV線に沿う概略断面図である。また図5および図6は図2〜4に示すイオン発生素子の構成を示す分解斜視図および組立て斜視図である。
図7(A)の平面図および図7(B)の断面図に示すようにケース21の底板には、イオン放出用の孔21dが形成されている。このイオン放出用の孔21dは誘導電極1の貫通孔1aの真上に配置されている。これにより放電電極2はイオン放出用の孔21dおよび貫通孔1aを介してイオン発生装置30の外部から見えており、イオン発生素子10a、10bで生じたイオンをイオン発生装置30の外部に放出することが可能となっている。
本実施の形態のイオン発生装置30によれば、静電容量15a、15bにより放電電極2に印加するパルス電圧の波形をなまらせることができる。具体的には、静電容量15a、15bがない場合、図1における電圧Voの波形を図11(A)に示すような波形とすると、図1における電圧Vpsの波形は図11(B)に示すようなパルス電圧の波形となった。一方、静電容量15a、15bを設けた場合、図1における電圧Voの波形を図12(A)に示すような波形とすると、図1における電圧Vpsの波形は図12(B)に示すような、なまったパルス電圧の波形となった。つまり、図12(B)のパルス電圧の波形では、図11(B)のパルス電圧の波形と比較して、波形のピーク電圧値が低くなるとともに、ピーク電圧値からの電圧値の減少の度合いが緩やかになり、波形がなまっていた。
また静電容量15a、15bとダイオード12a、12bとは、図1に示すように電気的に接続されていれば、その配置される位置は上述した位置に限定されるものではなく、ケース21の高電圧発生回路などの配置領域121C内の位置であればどのような位置に配置されてもよい。たとえば、図16に示すように、静電容量15a、15bとダイオード12a、12bとは、正イオン発生素子の配置領域121Aと負イオン発生素子の配置領域121Bとに挟まれる領域に配置されていてもよい。
図17は、本発明の実施の形態2におけるイオン発生装置の構成をケースの底面側から見た概略的平面図であって、ケースの底板部分およびモールド樹脂を透視して示す図である。図18は、図17の構成においてケース底板部分を省略せずに示す概略平面図(A)と、図18(A)のXVIII−XVIII線に沿う概略断面図(B)である。
入力電源の供給をうける電源入力コネクタ22は、その電源入力コネクタ22への配線が電極部への送風を乱すことのないよう、図1に示すようにケース21の中央に配置することが好ましい。
Claims (5)
- 放電電極と、
前記放電電極との間でイオンを発生させるための誘導電極と、
電圧を昇圧して前記放電電極に印加するためのトランスと、
前記トランスから出力された電圧をパルス電圧として前記放電電極に印加するためのダイオードと、
前記放電電極と前記誘導電極との間に電気的に接続され、かつ前記パルス電圧の波形のピーク電圧値からの電圧値の減少の度合いが緩やかになるように前記パルス電圧の前記波形をなまらせて前記放電電極に印加するための静電容量とを備え、
前記放電電極は前記トランスの一端側に前記ダイオードを介して電気的に接続されており、前記誘導電極は前記トランスの他端側に電気的に接続され、
前記トランスの前記一端側の出力端子と前記ダイオードとが同電位となるように電気的に接続された、イオン発生装置。 - 前記放電電極および前記誘導電極の双方を支持する支持基板と、
前記トランス、前記静電容量、前記ダイオード、前記放電電極、前記誘導電極および前記支持基板のそれぞれを収納するための内部空間を有するケースとをさらに備え、
前記トランス、前記静電容量および前記ダイオードが配置される領域と、前記支持基板が配置される領域とが前記ケース内において区切られており、さらに
前記トランス、前記静電容量および前記ダイオードの全体をモールドしながらも、前記支持基板のイオン発生部分側をモールドせずに前記支持基板の前記イオン発生部分側とは反対側をモールドするモールド樹脂を備えた、請求項1に記載のイオン発生装置。 - 前記静電容量は、互いに直列に接続された複数の静電容量部を含む、請求項1または2に記載のイオン発生装置。
- 前記トランス、前記静電容量、前記ダイオード、前記放電電極および前記誘導電極のそれぞれは、前記ケース内において互いに平面的に配置されて一体的に収納されている、請求項2に記載のイオン発生装置。
- 請求項1〜4のいずれかに記載のイオン発生装置と、
前記イオン発生装置で生じたイオンを送風気流に乗せて電気機器の外部に送るための送風部とを備えた、電気機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008214109A JP5234762B2 (ja) | 2008-08-22 | 2008-08-22 | イオン発生装置および電気機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008214109A JP5234762B2 (ja) | 2008-08-22 | 2008-08-22 | イオン発生装置および電気機器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010049977A JP2010049977A (ja) | 2010-03-04 |
JP5234762B2 true JP5234762B2 (ja) | 2013-07-10 |
Family
ID=42066885
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008214109A Active JP5234762B2 (ja) | 2008-08-22 | 2008-08-22 | イオン発生装置および電気機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5234762B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11881685B2 (en) | 2018-11-27 | 2024-01-23 | Sharp Kabushiki Kaisha | Ion generation device, discharge substrate, and electronic device |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013004385A (ja) * | 2011-06-20 | 2013-01-07 | Sharp Corp | イオン発生装置及び電気機器 |
JP2013045580A (ja) * | 2011-08-23 | 2013-03-04 | Sharp Corp | イオン発生装置 |
JP5787356B2 (ja) * | 2011-11-01 | 2015-09-30 | シャープ株式会社 | イオン発生素子およびこれを備えたイオン発生装置 |
JP5972719B2 (ja) * | 2012-09-05 | 2016-08-17 | シャープ株式会社 | イオン発生器およびこれを備えたイオン発生装置 |
JP2014089857A (ja) * | 2012-10-30 | 2014-05-15 | Sharp Corp | イオン発生装置及び電気機器 |
JP6527977B2 (ja) * | 2018-03-02 | 2019-06-12 | シャープ株式会社 | イオン発生装置 |
JP6902721B2 (ja) * | 2018-08-29 | 2021-07-14 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 電圧印加装置及び放電装置 |
JP7271307B2 (ja) * | 2019-05-20 | 2023-05-11 | シャープ株式会社 | イオン発生装置および電気機器 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4615992B2 (ja) * | 2004-12-24 | 2011-01-19 | 日本ぱちんこ部品株式会社 | 携帯型負イオン発生装置 |
JP4145939B2 (ja) * | 2006-07-06 | 2008-09-03 | シャープ株式会社 | イオン発生装置および電気機器 |
-
2008
- 2008-08-22 JP JP2008214109A patent/JP5234762B2/ja active Active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11881685B2 (en) | 2018-11-27 | 2024-01-23 | Sharp Kabushiki Kaisha | Ion generation device, discharge substrate, and electronic device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010049977A (ja) | 2010-03-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5234762B2 (ja) | イオン発生装置および電気機器 | |
JP4503085B2 (ja) | イオン発生装置および電気機器 | |
JP4145939B2 (ja) | イオン発生装置および電気機器 | |
JP4747328B2 (ja) | イオン発生装置および電気機器 | |
JP4071799B2 (ja) | イオン発生素子、イオン発生装置および電気機器 | |
JP4949507B2 (ja) | イオン発生装置および電気機器 | |
US7485265B2 (en) | Ceramic electrode structure for generating ions, and ion generating apparatus using the same | |
JP4689698B2 (ja) | イオン発生装置 | |
JP2011086533A (ja) | イオン発生装置及びそれを用いた電気機器 | |
JP6550167B2 (ja) | イオン発生装置および電気機器 | |
JP4668294B2 (ja) | イオン発生装置および電気機器 | |
JP2011018616A (ja) | イオン発生素子、イオン発生装置および電気機器 | |
TW201814989A (zh) | 放電裝置及電氣機器 | |
JP2009026492A (ja) | イオン発生素子、イオン発生装置および電気機器 | |
JP6334152B2 (ja) | イオン発生装置 | |
JP2008293884A (ja) | イオン発生装置用トランス、イオン発生装置および電気機器 | |
JP2008047348A (ja) | イオン発生装置用トランス、イオン発生装置および電気機器 | |
JP2016021302A (ja) | イオン発生装置および電気機器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110531 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20121022 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121030 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121225 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130226 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130321 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 5234762 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160405 Year of fee payment: 3 |