JP2008135861A - 遠隔制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】テナント間のセキュリティが図れ、しかも管理エリアへの信号線の配線が1本で済む遠隔制御システムを提供する。
【解決手段】伝送ユニット5は、アドレス設定器6との間でワイヤレス信号によって通信してアドレス設定許可用のIDコードをアドレス設定器6に与えるとともに与えた識別情報を伝送信号Vsによって各操作端末器2に伝送する機能とを備えている。アドレス設定器6は、伝送ユニット5から与えられたIDコードを保持し、アドレス設定を行う際に操作端末器2のアドレスを設定するためのアドレス設定情報とともにIDコードを操作端末器2にワイヤレス信号で送る機能を備えている。操作端末器2はアドレス設定器6から送られてくるIDコードと伝送ユニット5から予め送られてきているIDコードとが一致している場合のみアドレス設定器6からのアドレス設定情報によってアドレスを設定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、時時分割多重伝送方式を用いた遠隔制御システムに関するものである。
従来から、図6に示す構成の遠隔で制御と監視を行う遠隔監視制御システムが知られている(例えば、特許文献1)。
この遠隔監視制御システムでは、伝送ユニット5に接続された専用2線式の信号線4に複数台ずつの制御用の端末器(以下制御端末器という)1及び操作用の端末器(以下操作端末器という)2が接続される。制御端末器1及び操作端末器2には、夫々個別のアドレスが設定され、伝送ユニット5はアドレスを用いて制御端末器1及び操作端末器2を個別に認識する。
また、各操作端末器2には最大で4個のスイッチSが設けられ、各制御端末器1では最大で4個の負荷L、例えば照明負荷が接続可能になっている。各操作端末器2に設けたスイッチSは負荷番号により個別に識別され、また各制御端末器1に接続された照明負荷Lは負荷番号により個別に識別される。従って、スイッチSと負荷Lとは夫々アドレス及び負荷番号の組を識別情報として個別に識別される。スイッチSには押圧中にのみオンになるモメンタリ型の小型押釦スイッチ(タクトスイッチ)を用いており、操作端末器2ではスイッチSが押圧された瞬間のみの情報を用いる。
伝送ユニット5は信号線4に対して、図7に示すフォーマットの固定長の伝送信号Vsを送出する。伝送信号Vsは、図7(a)のようにパルス幅変調された双極性(±24V)の時分割多重信号であり、信号送出開始を示す同期信号ST、伝送信号Vsのモードを示すモードデータMD、操作端末器2や制御端末器1に個々にアクセスするのに用いるアドレスデータAD、照明負荷Lを制御する制御データCD、伝送誤りを検出するためのチェックサムデータCS、操作端末器2や制御端末器1からの返送信号(監視データ)を受信するタイムスロットである信号返送期間WTを含む。伝送信号Vsにおいて信号返送期間WT以外には上述のように電圧モード信号を伝送しているが、信号返送期間WTには電流モード信号(信号線4を適当な低インピーダンスを介して短絡することにより送出される信号)を伝送する。
伝送ユニット5では、通常時は、モードデータMDをダミーモードとしアドレスデータADを循環的に変化させた伝送信号Vsを一定時間間隔で送出している(常時ポーリング)。操作端末器2においてスイッチSの操作に伴う監視入力が発生すると、ダミーモードの伝送信号Vsの同期信号SYに同期させて図7(b)のような割込信号Viを発生させるとともに割込フラグを設定する。
すなわち、ダミーモードの伝送信号Vsにおいて、操作端末器2からの割込信号Viを伝送ユニット5が検出すると、当該伝送信号VsのモードデータMDをアドレス検索モードとする。割込フラグが設定されている操作端末器2では、アドレス検索モードの伝送信号Vsを受信すると、この伝送信号Vsの信号返送期間WTにおいてアドレスを返送する。
伝送ユニット5では割込信号Viを発生させた操作端末器2のアドレスを取得して、このアドレスをアドレスデータADとした、操作端末器2の監視情報を要求する伝送信号Vsを信号線4に送出する。要求を受けた操作端末器2では、この伝送信号Vsの信号返送期間WTにおいて操作端末器2から伝送ユニット5に監視情報を返送信号として送る。
さて伝送ユニット5では、操作端末器2からの監視情報を受けると、伝送信号のアドレスデータAD及び信号返送期間WTに受け取った監視情報の上位4ビットで示される負荷番号で指定されたスイッチSの識別情報を、伝送ユニット5に内蔵した記憶部の対応付けテーブルと照合し、スイッチSに対応する負荷Lの識別情報を抽出する。そして監視情報の下位4ビットで指示される負荷制御内容に基づいて当該負荷Lが接続されている制御端末器1を指定するアドレスデータADを有し、且つ当該負荷Lの負荷番号について負荷制御内容、例えばオンを指示する制御データCDを有する伝送信号Vsを伝送する。
伝送ユニット5が制御端末器1に対して負荷Lの制御データCDを有する伝送信号Vsを伝送する際には、モードデータMDを制御モードとする。また制御データCDは実際には8ビットであって、2ビットずつが1個の負荷番号に対応付けられ、2ビットのビット値により照明負荷Lのオン・オフが示される。
制御端末器1では、信号線4を介して受信した伝送信号Vsにより伝送されたアドレスデータADが自己のアドレスに一致すると、伝送信号Vsから制御データCDを取り込み、制御データCDで指定された負荷番号の負荷Lを指定された制御状態(オン又はオフ)に制御する。負荷Lが接続された制御端末器1からは信号返送期間WTにおいて当該負荷Lを負荷制御(例えばオン)した旨を伝送ユニット5へ通知する。
伝送ユニット5ではこの通知を受け取ると、負荷制御指示を行った操作端末器2のアドレスデータADを有し、且つ当該照明負荷Lの負荷番号に対応するスイッチSに併設しているオン動作表示用のランプ、オフ動作表示用のランプの内、負荷制御指示内容に対応する一方を点灯させ、他方を消灯させる指示を与える制御データCDを有する伝送信号Vsを送信する。
操作端末器2では信号線4を介して受信した伝送信号Vsにより伝送されたアドレスデータADが自己のアドレスに一致すると、伝送信号Vsから制御データCDを取り込み、制御データCDで指定されたスイッチSに併設している動作表示用のランプの一方を点灯させ、他方を消灯させる。上述の場合負荷Lをオンさせる操作を行っているので、オン動作表示用のランプが点灯される。
これにより操作端末器2で負荷Lの操作とともに、負荷Lの動作状態の監視も行えることになる。
また、各操作端末器2では操作対象の負荷Lが接続されている制御端末器1のアドレスに対応したアドレスや、スイッチSに対応する負荷番号をアドレス設定器6からの赤外光を用いたワイヤレス信号により設定可能になっている。この場合制御端末器1のアドレスと対応付けてある操作端末器2用のアドレスの組み合わせをチャンネルで表現しており、チャンネルを設定することで、操作対象となる負荷Lを接続している制御端末器1のアドレスに対応付けのあるアドレスが当該操作端末器2の固有アドレスとして設定されるようになっている。
さて、上述のような遠隔監視制御システムは同じ信号線4に制御端末器1と操作端末器2とを並列接続するだけで良いため、省配線化が図れる上に増築や改装などに容易に対処できるというメリットがあるため、図8に示すようにテナントビルのテナントエリアA1…毎に設けた負荷(以下照明負荷とする)Lをオン・オフ操作するシステムに良く利用されている。
この図8のシステムでは、テンナントビルの管理センターとして設けられる監視室Bに伝送ユニット5を設置し、この伝送ユニット5と、各テンナントエリアA1…内に設けた制御端末器1及び制御端末器2とを信号線4により接続してシステム構築を行い、各テナントエリアA1…の操作端末器2のアドレス(チャンネル)を当該テナントエリア内の制御端末器1のアドレス(チャンネル)に対応付け、同一エリア内にある照明負荷Lを操作端末器2のスイッチSでオン・オフ操作できるようにしている一方、監視室Bに設けた操作端末器2…のアドレス(チャンネル)を全てのテナントエリアA1…内に制御端末器1のアドレス(チャンネル)に対応付け、監視室B内の操作端末器2のスイッチSで全テナントエリアA1…の照明負荷L…の操作と動作監視を行うことができるようなっている。
尚図中3は制御端末器1を収納している分電盤を示す。
特開2000−358287号公報
ところで、図8に示すようなテナントビルに設けた遠隔監視制御システムでは、例えばテナントエリアA1に設置している操作端末器2のアドレス(チャンネル)を、テナントエリアA2に設置している制御端末器2のアドレス(チャンネル)に対応付けるようにアドレス設定器6を用いて設定変更した場合、テナントエリアA1の操作端末器2でテナントエリアA2の照明負荷Lの操作や、その動作状態を監視することができることになり、セキュリティ上好ましくないという問題があった。
このような問題を解決するためには、図9に示すように各テナントエリアA1…毎に伝送ユニット5…を設けて、各テナントエリアA1…毎に独立した遠隔監視制御システムを構築すれば良いが、監視室Bで全テナントエリアA1…の照明負荷Lの操作と動作監視を行うためには、夫々のテナントエリアA1…に設けた遠隔監視制御システムの信号線4を夫々監視室Bまで配線して、夫々の信号線4に夫々のテナントエリアA1…に設置している制御端末器1のアドレス(チャンネル)に対応付けてある操作端末器2…を接続する必要がある。そのため、監視室Bへの信号線4の配線をテナントエリア数分必要とするという課題が新たに発生する。
本発明は、上述の点に鑑みて為されたもので、テナント間のセキュリティが図れ、しかも管理エリアへの信号線の配線が1本で済む遠隔制御システムを提供することにある。
上述の目的を達成するために、請求項1の発明では、スイッチを備えている複数台の操作用の端末器と、負荷が接続されている複数台の制御用の端末器と、前記操作用の端末器及び前記制御用の端末器とともに信号線に接続された伝送ユニットとを備え、該伝送ユニットは、前記信号線を介して前記各操作用の端末器及び各制御用の端末器に設定しているアドレス宛に時分割多重の伝送信号を伝送することにより各操作用の端末器及び各制御用の端末器との間で情報を授受し、前記操作用の端末器からスイッチの操作情報を受け取ると、当該操作用の端末器に対応関係を持たせてある制御用の端末器宛に当該制御用の端末器に接続されている負荷を制御する制御情報を伝送する遠隔制御システムであって、前記端末器に対して、アドレスを設定するためのアドレス設定情報をワイヤレス若しくは有線の信号路を介して当該端末器に送って当該端末器のアドレスを設定するアドレス設定器を具備し、前記伝送ユニットは、前記アドレス設定器との間でワイヤレス若しくは有線の通信路を介して通信してアドレス設定許可用の識別情報を前記アドレス設定器に与えるとともに与えた識別情報を伝送信号によって各端末器に伝送する機能とを備え、前記アドレス設定器は、前記伝送ユニットから与えられた識別情報を保持し、アドレス設定を行う際に前記アドレス設定情報とともに識別情報を設定対象の端末器に前記信号路を介して送る機能を備え、前記端末器は、アドレス設定時に前記アドレス設定器から送られてくる前記識別情報と前記伝送ユニットから予め送られてきている識別情報とが一致している場合のみアドレス設定器からの前記アドレス設定情報によってアドレスを設定するアドレス設定機能を備えていることを特徴とする。
また請求項2の発明では、スイッチを備えている複数台の操作用の端末器と、負荷が接続されている複数台の制御用の端末器と、前記操作用の端末器及び前記制御用の端末器とともに信号線に接続された伝送ユニットとを備え、伝送ユニットは、前記信号線を介して前記各操作用の端末器及び各制御用の端末器に設定しているアドレス宛に時分割多重の伝送信号を伝送することにより各操作用の端末器及び各制御用の端末器との間で情報を授受し、前記操作用の端末器からスイッチの操作情報を受け取ると、当該操作用の端末器に対応関係を持たせてある制御用の端末器宛に当該制御用の端末器に接続されている負荷を制御する制御情報を伝送する負荷遠隔制御システムであって、テナントエリア毎に設置されるローカル伝送ユニットと、管理エリアに設置されるメイン伝送ユニットとを備え、ローカル伝送ユニットは、対応するテナントエリアに配線されたローカル用信号線と、管理エリア側のメイン伝送ユニットが接続されるメイン用信号線とを各別に接続し、前記ローカル用信号線に接続される当該テナントエリアに設置された前記操作用の端末器及び前記制御用の端末器との間で情報の授受を行って前記操作用の端末器のスイッチの操作情報に基づいて対応関係のある制御用の端末器に制御情報を伝送する機能と、前記メイン用信号線を介して前記メイン伝送ユニットの間で情報の授受を行い、前記メイン伝送ユニットから送られてくる制御情報により指定されるローカルエリア内の制御用の端末器に対して送る制御情報を生成して伝送する機能とを少なくとも備え、前記メイン伝送ユニットは、前記メイン用信号線に接続されている前記操作用の端末器のスイッチの操作情報を受け取ると、当該操作用の端末器に対応関係を持たせてあるテナントエリア内の制御用の端末器に対応した制御情報を当該テナントエリアの前記ローカル伝送ユニット宛に伝送する機能を少なくとも備えていることを特徴とする。
請求項1の発明は、各端末器に伝送ユニットから与えられている識別情報と一致する識別情報を伝送ユニットから受け取っていないアドレス設定器による端末器のアドレス変更が不可能であるため、いたずらによるアドレス変更を防止することができ、或るテナントエリアに設けた操作用の端末器のスイッチによって別のテナントエリアに設けた制御用の端末器に接続されている負荷が操作される恐れがなくなり、複数のテンナントが入居しているビル等においてテナント間でのセキュリティが図れ、しかも管理エリアの伝送ユニットと各テナントエリアの各端末器との接続配線を1本の信号線で済む。
請求項2の発明は、テナントエリア毎に設けたローカル伝送ユニット間に跨る多重伝送信号の伝送ができないため、或るテナントエリアに設けた操作用の端末器のスイッチで別のテンナントエリアに設けた制御用の端末器に接続されている負荷が操作される恐れがなく、複数のテンナントが入居しているビル等においてテナント間でのセキュリティが図れ、しかも管理エリア側に設けた操作用の端末器のスイッチによってテナントエリア内の制御用の端末器に接続されている負荷の操作ができる上に、管理エリアのメイン伝送ユニットと各テナントエリアのローカル伝送ユニットとの接続配線が1本の信号線で済む。
以下本発明を実施形態により説明する。
(実施形態1)
図1はテンナントビル内に設けた本実施形態のシステムを示しており、システム配線は図8に示す従来のシステムと同じであるが、本実施形態では、管理エリアである監視室Bに設置する伝送ユニット5には、赤外光によるワイヤレス信号によってアドレス設定器6に対し上記の識別情報(以下IDコードという)を与えるとともに、与えたIDコードをテナントエリアA1…に設置される各操作端末器2宛に伝送信号Vsの制御データCDとして識別情報を伝送する機能を備えている。
アドレス設定器6は、操作端末器2のアドレス(及び負荷番号)の変更設定を行う場合に、監視室Bの伝送ユニット5からIDコードを赤外光によるワイヤレス信号で受け取る機能と、アドレス変更設定時に負荷番号を含むアドレス設定情報を設定対象の操作端末器2にワイヤレス信号で送信する際に、獲得保持しているIDコードをアドレス設定情報に加えて送信する機能を備えている。
操作端末器2は、伝送ユニット5からIDコードが送られてくると、このIDコードを記憶し、アドレス設定変更時にアドレス設定器6からアドレス設定情報とともに送られてくるIDコードと、記憶している伝送ユニット5からのIDコードとの照合を行い、一致している場合にのみ、アドレス設定情報に基づいてアドレスの変更や負荷番号の変更を行う機能を備えている。
図2は本実施形態に用いる伝送ユニット5の構成を示しており、伝送ユニット5は、マイコンよりなる信号処理部51を備え、信号処理部51はROM52に書き込まれたプログラムに従って動作する。また、信号処理部51にはドライバ/レシーバ53を介して信号線4が接続される。さらに、関係データを保持するためのEEPROM54、照明負荷Lの動作状態などを格納するRAM55等を備える。さらに、アドレス設定器6との間でワイヤレス信号によって情報の授受を行い信号処理部51で生成されるIDコードをアドレス設定器6に送信するワイヤレス信号送受信部56を備えている。
尚57は信号処理部51の動作に用いるクロック信号を発生するための発振回路、58は電源投入時に初期化するためのリセット回路、59は端末内の動作電源を供給する電源回路である。
ここで本実施形態の伝送ユニット5の信号処理部51は上述の伝送ユニット5としての信号処理を行う他に、アドレス設定器6からIDコードの要求信号がワイヤレス信号送受信部55で受信されると、IDコードを生成してアドレス設定器6にワイヤレス信号送受信部55を介して送信させる処理や、生成したIDコードを伝送信号Vsの制御データCDとして伝送させる処理を行う機能を備えている。
図3は操作端末器2の構成を示しており、この操作端末器2は、当該端末器2内の信号処理を行うマイコンから構成された信号処理部21と、信号線4を介して送られくる伝送信号Vsを受信するとともに、上述のように同期信号STに対応して割込信号Viを送信したり、信号返送期間WTに返送信号を送信する送受信機能と、伝送信号Vsを整流して動作電源を得る電源機能とを備えた多重伝送信号送受信部22と、スイッチS…と、各スイッチS…に対応して設けたオン動作表示用のランプLED1及びオフ動作表示用のランプLED2と、設定アドレスや上述のIDコードを記憶する記憶部23と、信号処理部21の制御の下でアドレス設定器6との間でワイヤレス信号により情報の授受を行い、アドレス設定時にアドレス設定器6から送信されてくるIDコードを含むアドレス設定情報を受信したり設定アドレス情報をアドレス設定器6に送信するアドレス送受信部24とを備えている。
ここで、本実施形態の操作端末器2の信号処理部21では、伝送ユニット5からアドレス設定のためのIDコードが伝送されてくると記憶部23に更新保持する機能と、アドレス設定時にアドレス設定器6から送られてくるIDコードと、記憶部23で保持したIDコードとの照合を一致するか否かの照合処理を行い、一致時にアドレス設定情報に基づいて設定アドレスを変更し、記憶部23に記憶させる処理を行うようになっている。
而して本実施形態の遠隔監視制御システムにおいて、操作端末器2のアドレス設定変更を行う場合には、ユーザはアドレス設定器6を予め監視室6に持ち込んで伝送ユニット5からIDコードを獲得する。この場合部外者が監視室6に入ることが困難である以上、部外者がアドレス設定器6を監視室6に持ち込んでIDコードを獲得するのは難しく、そのため部外者によってアドレス設定変更が不可となることでセキュリティの強化が図れる。
尚伝送ユニット5から定期的に更新したIDコードを操作端末器2に伝送することで、最新のIDコードを獲得していないアドレス設定器6によるアドレス設定変更を不可能としたり、テナントエリアA1…毎に設けた制御端末器1に対応してそのテナントエリア内の操作端末器1のみのアドレス変更が可能なようにIDコードをテナントエリア別に変え、或るテナントエリアの操作端末器2のアドレスを別のテナントエリア内の制御端末器1のアドレスに対応させるような変更を不可能とするようにすれば、他のテナントエリアの操作端末器2で別のテナントエリア内の照明負荷Lの操作や動作監視されるのを確実に防ぐことができる。
(実施形態2)
本実施形態は、図4に示すように各テンナントエリアA1…において独立した遠隔制御システムを構築する点では図9の従来システムと近いが、各テナントエリアA1…に設置する伝送ユニット、つまりローカル伝送ユニット5aには図5に示すようにドライバ/レシーバ53の他に、端末器1、2と同様な多重伝送信号送受信部60を備え、ドライバ/レシーバ53aの信号線接続端にテナントエリアA1…内のローカル通信線3aを接続して、上述の伝送ユニット5と同様にローカル通信線3aに接続されるテナントエリアA1…内の制御端末器1、操作端末器1に対して伝送信号Vsを伝送して情報の授受を行う一方、多重伝送信号送受信部60の信号線接続端には監視室B内のメイン伝送ユニット5b及び操作端末器1…が接続されているメイン信号線b3を接続し、多重伝送信号送受信部60を通じてメイン伝送ユニット5bからの伝送信号Vsを受信する一方、伝送信号Vsの信号返送期間WTにおいて自己のテンナントエリア内の照明負荷Lの動作情報を返送信号としてメイン伝送ユニット5bに返送するようになっている。
尚メイン伝送ユニット5bの構成は、実施形態1に用いた伝送ユニット5からワイヤレス信号送受信部56を省いた構成であるので、図示は省略する。
次に本実施形態のシステムの動作を説明する。
まず、メイン伝送ユニット5bは、従来の伝送ユニット5と同様な動作を為すものであり、監視室B内に設置している操作端末器2のスイッチSの操作があって、上述したような割込処理を経て、当該操作端末器2から操作情報を監視情報として受け取ると、監視情報に対応した制御データCDと当該操作端末器2に対応関係を持つ制御端末器1のアドレスデータADとを有する伝送信号Vsを各ローカル伝送ユニット5aにメイン信号線4bを介して伝送する。
各ローカル伝送ユニット5aの信号処理部51ではメイン伝送ユニット5bから送られてきた伝送信号Vsと同じ内容の伝送信号Vsをドライバ/レシーバ53を通じてローカル通信線5aに送出する。これにより伝送信号VsのアドレスデータADと一致するアドレスが設定されている制御端末器1では制御データCDを取り込んで照明負荷Lを制御データCDに基づいて制御する。また制御した照明負荷Lの動作情報を信号返送期間WTにおいて返送信号としてローカル伝送ユニット5aに返送する。この返送信号を受け取ったローカル伝送ユニット5aは当該制御端末器1に対応付けられている同じエリア内の操作端末器1のアドレス宛に動作表示用の制御データCDを伝送信号Vsにより伝送し、操作端末器1の動作表示を制御する。またローカル伝送ユニット5aは信号処理部51の制御の下で、多重伝送信号送受信部60を通じてメイン伝送ユニット5bから伝送される伝送信号Vsの信号返送期間WTにおいて、制御された照明負荷Lの動作情報を返送信号としてメイン伝送ユニット5bに送る。この動作情報を受け取ったメイン伝送ユニット5bは監視室B内の対応する操作端末器2のアドレス宛に動作表示の制御データCDを伝送信号Vsによって送ることで、監視室B内の対応する操作端末器2の動作表示を制御する。
一方、各テナントエリアA1…では、エリア内の操作端末器1のスイッチSの操作があると、当該エリア内のローカル伝送ユニット5aがエリア内の対応する制御端末器1宛に伝送信号Vsで制御データCDを送り、当該制御端末器1に接続されている照明負荷Lを制御する。またローカル伝送ユニット5aでは、制御端末器1から返送されてくる照明負荷Lの動作情報に基づいて対応する操作端末器2のアドレス宛に動作表示の制御データCDを伝送信号Vsによって送る一方、信号処理部51の制御の下で、多重伝送信号送受信部60を通じてメイン伝送ユニット5bからの伝送信号Vsの信号返送期間WTにおいて、制御された照明負荷Lの動作情報を返送信号としてメイン伝送ユニット5bに送る。これにより、上述と同様にイン伝送ユニット5bが監視室B内の対応する操作端末器2のアドレス宛に動作表示の制御データCDを伝送信号Vsによって送り、監視室B内の対応する操作端末器2の動作表示を制御する。
以上のようにして、本実施形態は、各テナントエリアA1…内に設けたローカル伝送ユニット5aと制御端末器1と操作端末器2とからなる遠隔監視制御システムが独立して機能することで、或るテナントエリアにある操作端末器2のスイッチSの操作で他のテナントエリアにある制御端末器1に接続されている照明負荷Lを制御するを不可能とし、テナント間のセキュリティを図っている。
一方、監視室B内に設けた操作端末器2のスイッチSの操作時には、当該操作端末器2に対応する制御端末器1のアドレス宛の制御データCDをメイン伝送ユニット5bからの伝送信号Vsと同じ内容の伝送信号Vsを各ローカル伝送ユニット5aが夫々に対応するローカル通信線3aに伝送することで、対応する制御端末器1に接続されている照明負荷Lの制御を可能とし、また照明負荷Lの動作情報をローカル伝送ユニット5aからメインローカル伝送ユニット5bへ返送信号として送ることで、監視室Bの操作端末器1の動作表示を制御することができるようになっている。つまり監視室Bにおいて、全テナントエリアA1…内の照明負荷Lの監視と操作を可能とし、しかもテナントエリアA1…のローカル伝送ユニット5aとメイン伝送ユニット5bとは1本のメイン信号線4bで接続するため、配線が煩雑にならないという利点がある。
実施形態1のシステム構成図である。 実施形態1に用いる伝送ユニットの構成図である。 実施形態1に用いる操作端末器の構成図である。 実施形態2のシステム構成図である。 実施形態2に用いるローカル伝送ユニットの構成図である。 遠隔監視制御システムのシステム構成図である。 遠隔監視制御システムに用いる伝送信号のフォーマット説明図である。 従来例のシステム構成図である。 別の従来例のシステム構成図である。
符号の説明
1 制御端末器
2 操作端末器
3 分電盤
4 信号線
5 伝送ユニット
6 アドレス設定器
S スイッチ
A1〜An テナントエリア
B 監視室

Claims (2)

  1. スイッチを備えている複数台の操作用の端末器と、負荷が接続されている複数台の制御用の端末器と、前記操作用の端末器及び前記制御用の端末器とともに信号線に接続された伝送ユニットとを備え、
    該伝送ユニットは、前記信号線を介して前記各操作用の端末器及び各制御用の端末器に設定しているアドレス宛に時分割多重の伝送信号を伝送することにより各操作用の端末器及び各制御用の端末器との間で情報を授受し、前記操作用の端末器からスイッチの操作情報を受け取ると、当該操作用の端末器に対応関係を持たせてある制御用の端末器宛に当該制御用の端末器に接続されている負荷を制御する制御情報を伝送する遠隔制御システムであって、
    前記端末器に対して、アドレスを設定するためのアドレス設定情報をワイヤレス若しくは有線の信号路を介して当該端末器に送って当該端末器のアドレスを設定するアドレス設定器を具備し、
    前記伝送ユニットは、前記アドレス設定器との間でワイヤレス若しくは有線の通信路を介して通信してアドレス設定許可用の識別情報を前記アドレス設定器に与えるとともに与えた識別情報を伝送信号によって各端末器に伝送する機能とを備え、
    前記アドレス設定器は、前記伝送ユニットから与えられた識別情報を保持し、アドレス設定を行う際に前記アドレス設定情報とともに識別情報を設定対象の端末器に前記信号路を介して送る機能を備え、
    前記端末器は、アドレス設定時に前記アドレス設定器から送られてくる前記識別情報と前記伝送ユニットから予め送られてきている識別情報とが一致している場合のみアドレス設定器からの前記アドレス設定情報によってアドレスを設定するアドレス設定機能を備えていることを特徴とする遠隔制御システム。
  2. スイッチを備えている複数台の操作用の端末器と、負荷が接続されている複数台の制御用の端末器と、前記操作用の端末器及び前記制御用の端末器とともに信号線に接続された伝送ユニットとを備え、
    伝送ユニットは、前記信号線を介して前記各操作用の端末器及び各制御用の端末器に設定しているアドレス宛に時分割多重の伝送信号を伝送することにより各操作用の端末器及び各制御用の端末器との間で情報を授受し、前記操作用の端末器からスイッチの操作情報を受け取ると、当該操作用の端末器に対応関係を持たせてある制御用の端末器宛に当該制御用の端末器に接続されている負荷を制御する制御情報を伝送する負荷遠隔制御システムであって、
    テナントエリア毎に設置されるローカル伝送ユニットと、管理エリアに設置されるメイン伝送ユニットとを備え、
    ローカル伝送ユニットは、対応するテナントエリアに配線されたローカル用信号線と、管理エリア側のメイン伝送ユニットが接続されるメイン用信号線とを各別に接続し、前記ローカル用信号線に接続される当該テナントエリアに設置された前記操作用の端末器及び前記制御用の端末器との間で情報の授受を行って前記操作用の端末器のスイッチの操作情報に基づいて対応関係のある制御用の端末器に制御情報を伝送する機能と、前記メイン用信号線を介して前記メイン伝送ユニットの間で情報の授受を行い、前記メイン伝送ユニットから送られてくる制御情報により指定されるローカルエリア内の制御用の端末器に対して送る制御情報を生成して伝送する機能とを少なくとも備え、
    前記メイン伝送ユニットは、前記メイン用信号線に接続されている前記操作用の端末器のスイッチの操作情報を受け取ると、当該操作用の端末器に対応関係を持たせてあるテナントエリア内の制御用の端末器に対応した制御情報を当該テナントエリアの前記ローカル伝送ユニット宛に伝送する機能を少なくとも備えていることを特徴とする遠隔制御システム。
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