JP2008135496A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】厚膜の最上層配線を備えた半導体装置において、各トランジスタのトランジスタ特性にバラツキが生じることを防止する。
【解決手段】半導体基板101に形成されたパワーデバイスTrと、半導体基板101に形成された複数のトランジスタTr1,Tr2と、半導体基板101上にパワーデバイスTr及び複数のトランジスタTr1,Tr2を覆うように形成された第1の絶縁膜104と、第1の絶縁膜104上に形成され、第2の絶縁膜107(又は115,123)と、第2の絶縁膜107中に形成された配線と、第2の絶縁膜107中における配線が存在していない領域に形成されたダミーパターン111(又は119,126)とからなる配線層と、配線層上に形成され、パワーデバイスと電気的に接続する最上層配線のパワー電極129と、配線層上における最上層配線129が存在していない領域に均等に形成された最上層ダミーパターン131とを備えている。
【選択図】図2

Description

本発明は、半導体装置に関し、特に厚膜の最上層配線を備えた半導体装置に関するものである。
従来、半導体基板上に形成された多層配線のうち、下層側の配線と上層側の配線との間を絶縁する層間絶縁膜の平坦化のために行う化学的機械的研磨(CMP:Chemical−Mechanical Polishing)時に、配線パターンの密度のバラツキによる応力集中の発生を緩和するため、配線のダミーパターンが形成されることが多い。
以下に、ダミーパターンを有する配線層を備えた半導体装置について、図10及び図11を参照しながら説明する(例えば特許文献1参照)。図10は、従来の半導体装置の構造について示す平面図である。また、図11は、従来の半導体装置の構造について示す拡大断面図であって、具体的には、図10に示すXI−XI線における断面図である。
図10に示すように、半導体チップ600上には、最上層配線のパワー電極629が形成されており、半導体チップ600上の周縁部には、最上層配線のボンディングパッド630が形成されている。
図11に示すように、半導体基板601上には、ゲート電極602,602a,602bが形成されており、半導体基板601におけるゲート電極602,602a,602bの側方下に位置する領域には、ソース・ドレイン領域603,603a,603bが形成されている。
半導体基板601上には、ゲート電極602,602a,602bを覆うように、絶縁膜604が形成されており、絶縁膜604には、ソース・ドレイン領域603と電気的に接続するコンタクトプラグ605、及びゲート電極602と電気的に接続するコンタクトプラグ606が形成されている。
絶縁膜604上には、第1の絶縁膜607と、配線608,609,610と、第1のダミーパターン611とからなる第1の配線層が形成されている。具体的には、図11に示すように、第1の絶縁膜607には、コンタクトプラグ605と電気的に接続する配線608、コンタクトプラグ606と電気的に接続する配線609、及び内部回路(図示せず)と電気的に接続する配線610が形成されている。また、第1の絶縁膜607における配線非形成領域(すなわち、第1の絶縁膜607における配線608,609,610が存在していない領域)には、第1のダミーパターン611が均等に配置されている。
第1の配線層上には、第1の層間絶縁膜612が形成されており、第1の層間絶縁膜612には、配線608と電気的に接続するコンタクトプラグ613、及び配線610と電気的に接続するコンタクトプラグ614が形成されている。
第1の層間絶縁膜612上には、第2の絶縁膜615と、配線616,617,618と、第2のダミーパターン619とからなる第2の配線層が形成されている。具体的には、図11に示すように、第2の絶縁膜615には、コンタクトプラグ613と電気的に接続する配線616、コンタクトプラグ614と電気的に接続する配線617、及び内部回路(図示せず)と電気的に接続する配線618が形成されている。また、第2の絶縁膜615における配線非形成領域(すなわち、第2の絶縁膜615における配線616,617,618が存在していない領域)には、第2のダミーパターン619が均等に配置されている。
第2の配線層上には、第2の層間絶縁膜620が形成されており、第2の層間絶縁膜620には、配線616と電気的に接続するコンタクトプラグ621、及び配線618と電気的に接続するコンタクトプラグ622が形成されている。
第2の層間絶縁膜620上には、第3の絶縁膜623と、配線624,625と、第3のダミーパターン626とからなる第3の配線層が形成されている。具体的には、図11に示すように、第3の絶縁膜623には、コンタクトプラグ621と電気的に接続する配線624、及びコンタクトプラグ622と電気的に接続する配線625が形成されている。また、第3の絶縁膜623における配線非形成領域(すなわち、第3の絶縁膜623における配線624,625が存在していない領域)には、第3のダミーパターン626が均等に配置されている。
第3の配線層上には、第3の層間絶縁膜627が形成されており、第3の層間絶縁膜627には、配線624と電気的に接続するコンタクトプラグ628が形成されている。
第3の層間絶縁膜627上には、コンタクトプラグ628と電気的に接続する最上層配線のパワー電極629、及び最上層配線のボンディングパッド630が形成されている。第3の層間絶縁膜627上には、パワー電極629を覆うと共にボンディングパッド630のワイヤ接触部分を露出するように、パッシベーション膜632が形成されている。
このように、従来の半導体装置は、図11に示すように、厚膜で幅広く形成されたパワー電極629と電気的に接続するパワートランジスタ(パワーデバイス)Trと、半導体基板601上に形成された複数のトランジスタTr1,Tr2(尚、簡略的に図示するために、図11において2つのトランジスタのみを代表して図示する)とを備えている。
従来の半導体装置によると、図11に示すように、各絶縁膜607,615,623における配線非形成領域には、ダミーパターン611,619,626が均等に配置されているため、各層間絶縁膜612,620,627に対して行うCMP時に、配線パターンの密度のバラツキによる応力集中の発生を緩和することができる。
一方、パッシベーション膜632上には配線が形成されないためにパッシベーション膜632に対して行うCMPの必要性が低いこと、及びパッシベーション膜632に対してCMPを行うと製造コストが増大すること等の理由により、パッシベーション膜632に対してCMPを行わないため、図10及び図11に示すように、最上層配線のダミーパターンは形成されない。
特開2006−140326号公報
しかしながら、従来の半導体装置では、以下に示す問題がある。従来の半導体装置の問題点について、図12及び図13を参照しながら説明する。図12は、従来の半導体装置におけるトランジスタTr1,Tr2の構造について示す拡大平面図である。図13は、ゲート・ソース間電圧VGS とドレイン電流ID ,ID ’との関係について示す図である。
図12に示すように、トランジスタTr1は、半導体基板(図示せず)上に形成されたゲート電極602aと、半導体基板におけるゲート電極602aの側方下に位置する領域に形成されたソース・ドレイン領域603aとを有している。同様に、トランジスタTr2は、半導体基板上に形成されたゲート電極602bと、半導体基板におけるゲート電極602bの側方下に位置する領域に形成されたソース・ドレイン領域603bとを有している。
ここで、最上層配線のパワー電極629は各絶縁膜607,615,623に形成された配線と比較して厚膜で幅広く形成されているため、パワー電極629による熱応力は配線による熱応力と比較して大きく、パワー電極629による熱応力がトランジスタに及ぼす影響は、配線による熱応力がトランジスタに及ぼす影響よりも大きい。特に、パワー電極629を構成する材料としてCuを用いると共に、配線を構成する材料としてAlを用いた場合、パワー電極629による熱応力は配線による熱応力と比較して顕著に大きくなり、パワー電極629による熱応力がトランジスタに及ぼす影響を無視することができなくなる。
パワー電極629による熱応力がトランジスタに及ぼす影響について以下に説明する。
図12に示すように、トランジスタTr1はトランジスタTr2と比較してパワー電極629に近いため、トランジスタTr1が受けるパワー電極629による熱応力σ1 の大きさは、トランジスタTr2が受けるパワー電極629による熱応力σ2 の大きさよりも大きい。そのため、ゲート電極602aのゲート長が熱応力σ1 を受けて変化する変化量ΔL1 は、ゲート電極602bのゲート長が熱応力σ2 を受けて変化する変化量ΔL2 よりも大きい。
ここで、各ゲート電極602a,602bの設計ゲート長をL,各ゲート電極602a,602bの設計ゲート幅をWとすると、パワー電極629による熱応力σ1 ,σ2 を受けた後のトランジスタTr1,Tr2のゲート長L1 ,L2 は、
1 =L+ΔL1
2 =L+ΔL2
となる。
このように、各トランジスタが受けるパワー電極629による熱応力の大きさは、パワー電極629からの各トランジスタの距離に応じて変化し、パワー電極629に近いトランジスタほど、パワー電極629による熱応力の影響を大きく受けて、トランジスタのゲート長が設計ゲート長Lから大きく外れる。
ここで、ドレイン電流をID ,電子(又は正孔)の移動度をμ,単位面積当たりのゲート容量をCOX ,ゲート幅をW,ゲート長をL,ゲート・ソース間電圧をVGS ,閾値電圧をVth とすると、ドレイン電流ID は、下記に示す[数1]で表される。
Figure 2008135496
[数1]に基づいて、縦軸にドレイン電流ID をプロットし、横軸にゲート・ソース間電圧VGS をプロットすると、図13に示す曲線Aが得られる。
また、ここで、ゲート長Lがパワー電極による熱応力を受けて変化した変化量をΔLとすると、変化後のドレイン電流ID ’は、下記に示す[数2]で表される。
Figure 2008135496
例えばΔLが0よりも大きい場合、[数2]に基づいて、上記と同様に、縦軸にドレイン電流ID ’をプロットし、横軸にゲート・ソース間電圧VGS をプロットすると、図13に示す曲線Bが得られる。
図13に示すように、変化後のドレイン電流ID ’を示す曲線Bは、設計上のドレイン電流ID を示す曲線Aよりも右側にシフトし、変化後のドレイン電流ID ’の大きさは、設計上のドレイン電流ID の大きさと比較して小さくなる。
このように、各トランジスタが受けるパワー電極による熱応力の大きさは、パワー電極からの各トランジスタの距離に応じて異なるため、パワー電極に近いトランジスタほど、トランジスタ特性が設計トランジスタ特性から大きく外れる。そのため、各トランジスタは均一のトランジスタ特性を有するように設計されるにも拘わらず、各トランジスタのトランジスタ特性にバラツキが生じるという問題がある。
上記の説明では、図12に示すように、各トランジスタTr1,Tr2に対して、ゲート長方向にパワー電極629による熱応力σ1 ,σ2 が印加された場合を具体例に挙げて説明したが、これに対し、各トランジスタに対して、ゲート幅方向にパワー電極による熱応力が印加された場合についても上記と同様の問題がある。すなわち、パワー電極に近いトランジスタほど、パワー電極による熱応力の影響を大きく受けて、トランジスタのゲート幅が設計ゲート幅から大きく外れるため、トランジスタ特性が設計トランジスタ特性から大きく外れる。そのため、各トランジスタは均一のトランジスタ特性を有するように設計されるにも拘わらず、各トランジスタのトランジスタ特性にバラツキが生じるという問題がある。
前記に鑑み、本発明の目的は、厚膜の最上層配線を備えた半導体装置において、各トランジスタのトランジスタ特性にバラツキが生じることを防止することである。
前記の目的を達成するために、本発明に係る半導体装置は、半導体基板に形成されたパワーデバイスと、半導体基板に形成された複数のトランジスタと、半導体基板上にパワーデバイス及び複数のトランジスタを覆うように形成された第1の絶縁膜と、第1の絶縁膜上に形成され、第2の絶縁膜と、第2の絶縁膜中に形成された配線と、第2の絶縁膜中における配線が存在していない領域に形成されたダミーパターンとからなる配線層と、配線層上に形成され、パワーデバイスと電気的に接続する最上層配線のパワー電極と、配線層上における最上層配線が存在していない領域に均等に形成された最上層ダミーパターンとを備えていることを特徴とする。
本発明に係る半導体装置によると、配線層上における最上層配線が存在していない領域に最上層ダミーパターンを均等に設けることにより、半導体基板に形成された複数のトランジスタのうち、特に最上層配線が存在していない領域に位置するトランジスタに対して最上層ダミーパターンによる熱応力を均等に印加することができる一方、特に最上層配線が存在している領域に位置するトランジスタに対して最上層配線による熱応力が印加されるので、各トランジスタに対して熱応力を均等に印加することができる。そのため、各トランジスタが熱応力の影響を受けて各トランジスタのトランジスタ特性が変動することがあっても、各トランジスタのトランジスタ特性を均等に変動させることができるので、各トランジスタのトランジスタ特性にバラツキが生じることを防止することができる。
本発明に係る半導体装置において、最上層配線の膜厚は、配線の膜厚よりも大きいことが好ましく、具体的には例えば、最上層配線の膜厚は、配線の膜厚の3倍以上であることが好ましい。
このように、最上層配線のパワー電極の膜厚が配線の膜厚よりも大きい場合、パワー電極による熱応力が各トランジスタに及ぼす影響が大きいため、本発明を効果的に適用することができる。
本発明に係る半導体装置において、最上層配線を構成する材料はCuであることが好ましい。
このように、最上層配線のパワー電極を構成する材料がCuである場合、パワー電極による熱応力が各トランジスタに及ぼす影響が比較的大きいため、本発明を効果的に適用することができる。
本発明に係る半導体装置において、パワー電極にはスリットが設けられていることが好ましい。
このようにすると、パワー電極にスリットを設けることにより、半導体基板に形成された複数のトランジスタのうち、特にパワー電極下に位置するトランジスタに対してパワー電極による熱応力を均等に印加することができるので、各トランジスタに対して熱応力をより均等に印加することができる。
本発明に係る半導体装置において、配線層上に形成された最上層配線のボンディングパッドをさらに備えていることが好ましい。
また、本発明に係る半導体装置において、ボンディングパッドにはスリットが設けられていることが好ましい。
このようにすると、ボンディングパッドにスリットを設けることにより、半導体基板に形成された複数のトランジスタのうち、特にボンディングパッド下に位置するトランジスタに対してボンディングパッドによる熱応力を均等に印加することができるので、各トランジスタに対して熱応力をより一層均等に印加することができる。
本発明に係る半導体装置において、ダミーパターンは、第2の絶縁膜における配線が存在していない領域のうち、ボンディングパッド下に位置する領域以外の領域に均等に配置されていることが好ましい。
このようにすると、ボンディングパッドと半導体基板間の寄生容量の、ボンディングパッド下に位置するダミーパターンによる増加を、低減することができる。
本発明に係る半導体装置において、配線層上に形成された最上層配線のテスト用モニターパッドをさらに備え、テスト用モニターパッドは、最上層ダミーパターンと識別可能に配置されていることが好ましく、例えば、テスト用モニターパッドの形状は、最上層ダミーパターンの形状とは異なる形状であることが好ましい。
このようにすると、最上層ダミーパターンとテスト用モニターパッドとを容易に識別することができる。
以上説明したように、本発明に係る半導体装置によると、配線層上における最上層配線が存在していない領域に最上層ダミーパターンを均等に設けることにより、半導体基板に形成された複数のトランジスタのうち、特に最上層配線が存在していない領域に位置するトランジスタに対して最上層ダミーパターンによる熱応力を均等に印加することができる一方、特に最上層配線が存在している領域に位置するトランジスタに対して最上層配線による熱応力が印加されるので、各トランジスタに対して熱応力を均等に印加することができる。そのため、各トランジスタが熱応力の影響を受けて各トランジスタのトランジスタ特性が変動することがあっても、各トランジスタのトランジスタ特性を均等に変動させることができるので、各トランジスタのトランジスタ特性にバラツキが生じることを防止することができる。
以下に、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
以下に、本発明の一実施形態に係る半導体装置について、図1を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る半導体装置の構造について示す平面図である。また、図2は、本発明の一実施形態に係る半導体装置の構造について示す拡大断面図であって、具体的には、図1に示すII−II線における断面図である。
図1に示すように、半導体チップ100上には、最上層配線のパワー電極129が厚膜で幅広く形成されており、パワー電極129には、スリット129sが縦横に整列するように設けられている。また、半導体チップ100上の周縁部には、最上層配線のボンディングパッド130が形成されている。半導体チップ100上における最上層配線129,130が存在していない領域には、所望の形状を有する最上層ダミーパターン131が均等に配置されている。
図2に示すように、半導体基板101上には、ゲート電極102,102a,102bが形成されており、半導体基板101におけるゲート電極102,102a,102bの側方下に位置する領域には、ソース・ドレイン領域103,103a,103bが形成されている。
半導体基板101上には、ゲート電極102,102a,102bを覆うように、絶縁膜104が形成されており、絶縁膜104には、ソース・ドレイン領域103と電気的に接続するコンタクトプラグ105、及びゲート電極102と電気的に接続するコンタクトプラグ106が形成されている。
絶縁膜104上には、第1の絶縁膜107と、配線108,109,110と、第1のダミーパターン111とからなる第1の配線層が形成されている。具体的には、図2に示すように、第1の絶縁膜107には、コンタクトプラグ105と電気的に接続する配線108、コンタクトプラグ106と電気的に接続する配線109、及び内部回路(図示せず)と電気的に接続する配線110が形成されている。ここで、各配線108,109,110を構成する材料として例えばAlが用いられてる。また、第1の絶縁膜107における配線非形成領域(すなわち、第1の絶縁膜107における配線108,109,110が存在していない領域)には、Alからなる第1のダミーパターン111が均等に配置されている。
第1の配線層上には、例えばSiO2 からなる第1の層間絶縁膜112が形成されており、第1の層間絶縁膜112には、配線108と電気的に接続するコンタクトプラグ113、及び配線110と電気的に接続するコンタクトプラグ114が形成されている。
第1の層間絶縁膜112上には、第2の絶縁膜115と、配線116,117,118と、第2のダミーパターン119とからなる第2の配線層が形成されている。具体的には、図2に示すように、第2の絶縁膜115には、コンタクトプラグ113と電気的に接続する配線116、コンタクトプラグ114と電気的に接続する配線117、及び内部回路(図示せず)と電気的に接続する配線118が形成されている。ここで、各配線116,117,118を構成する材料として例えばAlが用いられている。また、第2の絶縁膜115における配線非形成領域(すなわち、第2の絶縁膜115における配線116,117,118が存在していない領域)には、Alからなる第2のダミーパターン119が均等に配置されている。
第2の配線層上には、例えばSiO2 からなる第2の層間絶縁膜120が形成されており、第2の層間絶縁膜120には、配線116と電気的に接続するコンタクトプラグ121、及び配線118と電気的に接続するコンタクトプラグ122が形成されている。
第2の層間絶縁膜120上には、第3の絶縁膜123と、配線124,125と、第3のダミーパターン126とからなる第3の配線層が形成されている。具体的には、図2に示すように、第3の絶縁膜123には、コンタクトプラグ121と電気的に接続する配線124、及びコンタクトプラグ122と電気的に接続する配線125が形成されている。ここで、各配線124,125を構成する材料として例えばAlが用いられている。また、第3の絶縁膜123における配線非形成領域(すなわち、第3の絶縁膜123における配線124,125が存在していない領域)には、Alからなる第3のダミーパターン126が均等に配置されている。
第3の配線層上には、例えばSiO2 からなる第3の層間絶縁膜127が形成されており、第3の層間絶縁膜127には、配線124と電気的に接続するコンタクトプラグ128が形成されている。
第3の層間絶縁膜127上には、コンタクトプラグ128と電気的に接続し例えばCuからなる最上層配線のパワー電極129、及び例えばCuからなる最上層配線のボンディングパッド130が形成されている。パワー電極129には、縦横に整列するスリット129sが設けられている。ここで、最上層配線129,130の膜厚は、各絶縁膜107,115,123に形成された配線の膜厚の例えば3倍である。また、第3の層間絶縁膜127上における最上層配線非形成領域(すなわち、第3の層間絶縁膜127上における最上層配線129,130が存在していない領域)には、Cuからなる最上層ダミーパターン131が均等に配置されている。
第3の層間絶縁膜127上には、パワー電極129及び最上層ダミーパターン131を覆うと共にボンディングパッド130のワイヤ接触部分を露出するように、例えばSi−N結合を含むパッシベーション膜132が形成されている。
本実施形態によると、第3の層間絶縁膜127上における最上層配線のパワー電極129が存在していない領域に最上層ダミーパターン131を均等に設けることにより、半導体基板101に形成された複数のトランジスタのうち、特にパワー電極129が存在していない領域に位置するトランジスタに対して最上層ダミーパターン131による熱応力を均等に印加することができる一方、特にパワー電極129が存在している領域に位置するトランジスタに対してパワー電極129による熱応力が印加されるので、各トランジスタに対して熱応力を均等に印加することができる。加えて、パワー電極129にスリット129sを設けることにより、半導体基板101に形成された複数のトランジスタのうち、特にパワー電極129下に位置するトランジスタに対してパワー電極129による熱応力を均等に印加することができるので、各トランジスタに対して熱応力をより均等に印加することができる。
すなわち、従来では、パワー電極629に比較的近いトランジスタTr1が受ける応力は、パワー電極629に比較的遠いトランジスタTr2が受ける応力よりも大きいのに対し、本実施形態では、パワー電極129に比較的近いトランジスタTr1が受ける応力と、パワー電極129に比較的遠いトランジスタTr2が受ける応力とを均等にすることができる。
そのため、本実施形態において、各トランジスタが熱応力の影響を受けて、各トランジスタのトランジスタ特性が変動することがあっても、各トランジスタのトランジスタ特性を均等に変動させることができるので、各トランジスタのトランジスタ特性にバラツキが生じることを防止することができる。
また、本実施形態によると、以下に示す更なる効果を得ることができる。
ここで、従来では、最上層配線のダミーパターンは形成されないため、パッシベーション膜632には、パワー電極629の有無による段差、及びボンディングパッド630の有無による段差が大きく生じる。そのため、パッシベーション膜632上に形成され例えば樹脂からなるパッケージ(図示せず)の熱膨張又は熱収縮による応力(パッシベーション膜632の熱膨張係数とパッケージの熱膨張係数との差に起因して発生する熱応力)が、パッシベーション膜632における最上層配線629,630の有無による段差のエッジ部に集中するため、パッシベーション膜632又は各層間絶縁膜627,620,612にクラックが発生し、各配線間のショートを引き起こすおそれがある。
これに対して、本実施形態では、第3の層間絶縁膜127上における最上層配線非形成領域に、最上層配線のダミーパターン131を均等に設けることにより、パッシベーション膜132に最上層ダミーパターン131の有無による段差(図示せず)を新たに設けることができる。そのため、パッケージの熱膨張又は熱収縮による応力を、パッシベーション膜132における最上層ダミーパターン131の有無による段差のエッジ部に分散させることができるため、各配線間のショートを防止することができる。加えて、本実施形態では、パワー電極129にスリット129sを設けることにより、パッシベーション膜132にスリット129sの有無による段差(図示せず)を新たに設けることができる。そのため、パッケージの熱膨張又は熱収縮による応力を、パッシベーション膜132におけるスリット129sの有無による段差のエッジ部にも分散させることができるため、各配線間のショートをより一層防止することができる。
また、ここで、従来では、最上層配線629,630の熱膨張係数とパッシベーション膜632の熱膨張係数との差に起因して発生する熱応力が、最上層配線629,630のエッジ部に集中するため、パッシベーション膜632又は各層間絶縁膜627,620,612にクラックが発生し、各配線間のショートを引き起こすおそれがある。特に、パワー電極629には大電流が流れるため、パワー電極629領域は発熱し温度が上昇するため、パワー電極629のエッジ部に熱応力がさらに集中するというおそれがある。
これに対して、本実施形態では、第3の層間絶縁膜127上における最上層配線非形成領域に最上層ダミーパターン131を均等に設けることにより、最上層ダミーパターン131のエッジ部に熱応力を分散させることができるため、各配線間のショートを防止することができる。加えて、本実施形態では、パワー電極129にスリット129sを設けることにより、パワー電極129のエッジ部を更に設けることができるため、更に設けたパワー電極129のエッジ部にも熱応力を分散させることができるため、各配線間のショートをより一層防止することができる。
尚、熱応力σは、ヤング率をE,ポアソン比をν,温度をT1 ,T2 ,熱膨張係数をα1 2 とすると、下記に示す[数3]で表わされる。
Figure 2008135496
また、本実施形態に係る半導体装置を構成する各構成要素の熱膨張係数は、例えば以下に示す通りである。
樹脂からなるパッケージの熱膨張係数=9.0×10-6/℃程度
Si−N結合を含むパッシベーション膜の熱膨張係数=2.2×10-6/℃程度
Cuからなる最上層配線の熱膨張係数=16.5×10-6/℃程度
Alからなる配線の熱膨張係数=23×10-6/℃程度
SiO2 からなる層間絶縁膜の熱膨張係数=0.6×10-6〜0.9×10-6/℃程度
尚、本実施形態では、スリット129sを設けたパワー電極129を用いた場合を具体例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、スリットを設けないパワー電極を用いても良い。
−第1の変形例−
本実施形態では、スリットを設けたパワー電極として、図1に示すように、縦横に整列するようにスリット129sを設けたパワー電極129を具体例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
以下に、スリットを設けたパワー電極のその他の具体例について、図3を参照しながら説明する。図3は、第1の変形例に係る半導体装置におけるパワー電極の構造について示す平面図である。
図3に示すパワー電極229は、パワー電極229に対してコ字状に連続するスリット229sを設けたパワー電極である。
このようにすると、前述の一実施形態と同様の効果を得ることができる。
−第2の変形例−
本実施形態では、スリットを設けないボンディングパッド130を用いた場合を具体例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、スリットを設けたボンディングパッドを用いても良い。
以下に、スリットを設けたボンディングパッドの具体例について、図4を参照しながら説明する。図4は、第2の変形例に係る半導体装置におけるボンディングパッドの構造について示す平面図である。また、図5は、第2の変形例に係る半導体装置におけるボンディングパッド部分の構造について示す断面図である。尚、図5において、前述の一実施形態に係る半導体装置と同一の構成要素については、同一の符号を付す。従って、本変形例では、前述の一実施形態と同様の説明は繰り返し行わない。
図4に示すボンディングパッド330は、ボンディングパッド330に対して縦横に整列するようにスリット330sを設けたボンディングパッドである。
このようにすると、前述の一実施形態と同様に、第3の層間絶縁膜127上における最上層配線非形成領域に最上層ダミーパターン131を均等に設けると共に、パワー電極(図示せず)にスリットを設けるため、各トランジスタに対して熱応力をより均等に印加することができる。加えて、ボンディングパッド330にスリット330sを新たに設けることにより、半導体基板101に形成された複数のトランジスタのうち、特にボンディングパッド330下に位置するトランジスタに対してボンディングパッド330による熱応力を均等に印加することができるので、各トランジスタに対して熱応力をより一層均等に印加することができる。そのため、前述の一実施形態と比較して、各トランジスタのトランジスタ特性をより均等に変動させることができる。
加えて、このようにすると、図5に示すように、ボンディングパッド330上に、ワイヤ333の一部をスリット330s内に入れ込んでワイヤ333をボンディングすることができるので、ボンディング強度を高め、ワイヤ333が外れることによるオープン不良を防止することができる。
−第3の変形例−
本実施形態では、各絶縁膜107,115,123における配線非形成領域の全てに、ダミーパターン111,119,126を均等に設けた半導体装置を具体例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
以下に、各絶縁膜107,115,123における配線非形成領域のうち、ボンディングパッド130下に位置する領域を除く領域に、ダミーパターンを均等に設けた半導体装置について、図6を参照しながら説明する。図6は、第3の変形例に係る半導体装置の構造について示す断面図である。尚、図6において、前述の一実施形態に係る半導体装置と同一の構成要素については、同一の符号を付す。従って、本変形例では、前述の一実施形態と同様の説明は繰り返し行わない。
図6に示すように、各絶縁膜107,115,123における配線非形成領域のうち、ボンディングパッド130下に位置する領域を除く領域には、ダミーパターン411,419,426が均等に配置されている一方、各絶縁膜107,115,123におけるボンディングパッド130下に位置する領域には、ダミーパターン411,419,426が配置されていない。
このようにすると、ボンディングパッド130と半導体基板101間の寄生容量の、ボンディングパッド130下に位置するダミーパターンによる増加を、低減することができる。
−第4の変形例−
以下に、テスト用モニターパッドを配置した半導体装置について、図7及び図8を参照しながら説明する。図7は、第4の変形例に係る半導体装置の構造について示す平面図である。図8は、第4の変形例に係る半導体装置におけるテスト用モニターパッド部分の構造について示す拡大断面図であって、具体的には、図7に示すVIII−VIII線における断面図である。尚、図7及び図8において、前述の一実施形態に係る半導体装置と同一の構成要素については、同一の符号を付す。従って、本変形例では、前述の一実施形態と同様の説明は繰り返し行わない。
図7に示すように、半導体チップ100上おける最上層ダミーパターン131形成領域には、テスト用モニターパッド543が設けられている。ここで、テスト用モニターパッド543は、半導体基板に形成された複数のトランジスタのうち、選択されたトランジスタのトランジスタ特性を評価するために用いられる。
図8に示すように、半導体基板101上には、ゲート電極102xが形成されており、半導体基板101におけるゲート電極102xの側方下に位置する領域には、ソース・ドレイン領域103xが形成されている。絶縁膜104には、ソース・ドレイン領域103xと電気的に接続するコンタクトプラグ534、及びゲート電極102xと電気的に接続するコンタクトプラグ535が形成されている。第1の絶縁膜107には、コンタクトプラグ534と電気的に接続する配線536、及びコンタクトプラグ535と電気的に接続する配線537が形成されており、第1の層間絶縁膜112には、配線536と電気的に接続するコンタクトプラグ538が形成されている。第2の絶縁膜115には、コンタクトプラグ538と電気的に接続する配線539が形成されており、第2の層間絶縁膜120には、配線539と電気的に接続するコンタクトプラグ540が形成されている。第3の絶縁膜123には、コンタクトプラグ540と電気的に接続する配線541が形成されており、第3の層間絶縁膜127には、配線541と電気的に接続するコンタクトプラグ542が形成されている。第3の層間絶縁膜127上には、コンタクトプラグ542と電気的に接続するテスト用モニターパッド543が形成されている。
このようにして、テスト用モニターパッド543は、ゲート電極102x及びソース・ドレイン領域103xを有する被測定トランジスタTrxと電気的に接続している。
ここで、前述の一実施形態において、第3の層間絶縁膜127上における矩形状の最上層ダミーパターン131形成領域に方形状のテスト用モニターパッド(図示せず)を配置すると、最上層ダミーパターン131とテスト用モニターパッドとを区別して、テスト用モニターパッドの位置を識別することが困難になるおそれがある。
しかしながら、図7に示すように、例えば方形状のテスト用モニターパッド543の各頂点を矩形状の最上層ダミーパターン131の各頂点に対して45度回転させて配置することで、テスト用モニターバッド543の位置を容易に識別することができる。
また、テスト用モニターパッドの形状を最上層ダミーパターン131の形状とは異なる形状にすることで、例えば、図9(a) に示すように、テスト用モニターパッド543aの形状を円形にする、図9(b) に示すように、テスト用モニターパッド543bの形状を6角形にする、及び図9(c) に示すように、テスト用モニターパッド543cの形状を8角形にすることで、上記と同様に、テスト用モニターパッドの位置を容易に識別することができる。
尚、本発明は上記実施形態及び各変形例に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。具体的には、最上層ダミーパターン131の形状は矩形に限定されるものではなく、円形又は多角形の場合においても上記と同様の効果を得ることができる。また、矩形状の最上層ダミーパターン131の配置は、上記に記載の配置に限定されるものではなく、例えば、最上層ダミーパターン131の各頂点を矩形状のパワー電極129の各頂点に対して45度回転させて配置した場合においても上記と同様の効果を得ることができる。また、パワー電極のスリット及びボンディングパッドのスリットは上記に記載のスリットに限定されるものではない。また配線層については、上記実施形態及び各変形例では最上層配線下に3層の配線層がある場合を記載しているが、配線層の数はこれに限定されるものではない。
本発明は、厚膜の最上層配線を備えた半導体装置に有用である。
本発明の一実施形態に係る半導体装置の構造について示す平面図である。 本発明の一実施形態に係る半導体装置の構造について示す拡大断面図である。 本発明の第1の変形例に係る半導体装置におけるパワー電極の構造について示す平面図である。 本発明の第2の変形例に係る半導体装置におけるボンディングパッドの構造について示す平面図である。 本発明の第2の変形例に係る半導体装置におけるボンディングパッド部分の構造について示す断面図である。 本発明の第3の変形例に係る半導体装置の構造について示す断面図である。 本発明の第4の変形例に係る半導体装置の構造について示す平面図である。 本発明の第4の変形例に係る半導体装置におけるテスト用モニターパッド部分の構造について示す拡大断面図である。 (a) 〜(c)は、テスト用モニターパッドの形状の具体例について示す平面図である。 従来の半導体装置の構造について示す平面図である。 従来の半導体装置の構造について示す拡大断面図である。 従来の半導体装置におけるトランジスタTr1,Tr2の構造について示す拡大平面図である。 ゲート・ソース間電圧VGS とドレイン電流ID ,ID ’との関係について示す図である。
符号の説明
100 半導体チップ
101 半導体基板
102,102a,102b ゲート電極
103,103a,103b ソース・ドレイン領域
104 絶縁膜
105 コンタクトプラグ
106 コンタクトプラグ
107 第1の絶縁膜
108 配線
109 配線
110 配線
111 第1のダミーパターン
112 第1の層間絶縁膜
113 コンタクトプラグ
114 コンタクトプラグ
115 第2の絶縁膜
116 配線
117 配線
118 配線
119 第2のダミーパターン
120 第2の層間絶縁膜
121 コンタクトプラグ
122 コンタクトプラグ
123 第3の絶縁膜
124 配線
125 配線
126 第3のダミーパターン
127 第3の層間絶縁膜
128 コンタクトプラグ
129 パワー電極
130 ボンディングパッド
131 最上層ダミーパターン
132 パッシベーション膜
129s スリット
229 パワー電極
229s スリット
330 ボンディングパッド
330s スリット
333 ワイヤ
411 第1のダミーパターン
419 第2のダミーパターン
426 第3のダミーパターン
102x ゲート電極
103x ソース・ドレイン領域
Trx 被測定トランジスタ
534 コンタクトプラグ
535 コンタクトプラグ
536 配線
537 配線
538 コンタクトプラグ
539 配線
540 コンタクトプラグ
541 配線
542 コンタクトプラグ
543 テスト用モニターパッド
543a,543b,543c テスト用モニターパッド
600 半導体チップ
601 半導体基板
602,602a,602b ゲート電極
603,603a,603b ソース・ドレイン領域
604 絶縁膜
605 コンタクトプラグ
606 コンタクトプラグ
607 第1の絶縁膜
608 配線
609 配線
610 配線
611 第1のダミーパターン
612 第1の層間絶縁膜
613 コンタクトプラグ
614 コンタクトプラグ
615 第2の絶縁膜
616 配線
617 配線
618 配線
619 第2のダミーパターン
620 第2の層間絶縁膜
621 コンタクトプラグ
622 コンタクトプラグ
623 第3の絶縁膜
624 配線
625 配線
626 第3のダミーパターン
627 第3の層間絶縁膜
628 コンタクトプラグ
629 パワー電極
630 ボンディングパッド
632 パッシベーション膜

Claims (10)

  1. 半導体基板に形成されたパワーデバイスと、
    前記半導体基板に形成された複数のトランジスタと、
    前記半導体基板上に前記パワーデバイス及び前記複数のトランジスタを覆うように形成された第1の絶縁膜と、
    前記第1の絶縁膜上に形成され、第2の絶縁膜と、前記第2の絶縁膜中に形成された配線と、前記第2の絶縁膜中における前記配線が存在していない領域に形成されたダミーパターンとからなる配線層と、
    前記配線層上に形成され、前記パワーデバイスと電気的に接続する最上層配線のパワー電極と、
    前記配線層上における前記最上層配線が存在していない領域に均等に形成された最上層ダミーパターンとを備えていることを特徴とする半導体装置。
  2. 請求項1に記載の半導体装置において、
    前記最上層配線の膜厚は、前記配線の膜厚よりも大きいことを特徴とする半導体装置。
  3. 請求項2に記載の半導体装置において、
    前記最上層配線の膜厚は、前記配線の膜厚の3倍以上であることを特徴とする半導体装置。
  4. 請求項1に記載の半導体装置において、
    前記最上層配線を構成する材料はCuであることを特徴とする半導体装置。
  5. 請求項1に記載の半導体装置において、
    前記パワー電極にはスリットが設けられていることを特徴とする半導体装置。
  6. 請求項1に記載の半導体装置において、
    前記配線層上に形成された最上層配線のボンディングパッドをさらに備えていることを特徴とする半導体装置。
  7. 請求項6に記載の半導体装置において、
    前記ボンディングパッドにはスリットが設けられていることを特徴とする半導体装置。
  8. 請求項6に記載の半導体装置において、
    前記ダミーパターンは、前記第2の絶縁膜における前記配線が存在していない領域のうち、前記ボンディングパッド下に位置する領域以外の領域に均等に配置されていることを特徴とする半導体装置。
  9. 請求項1に記載の半導体装置において、
    前記配線層上に形成された最上層配線のテスト用モニターパッドをさらに備え、
    前記テスト用モニターパッドは、前記最上層ダミーパターンと識別可能に配置されていることを特徴とする半導体装置。
  10. 請求項9に記載の半導体装置において、
    前記テスト用モニターパッドの形状は、前記最上層ダミーパターンの形状とは異なる形状であることを特徴とする半導体装置。
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