JP2008133101A - カード搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数処理を併用可能な券類搬送装置の構成を、難可撓性のカードに対応させながら小型簡易化する。
【解決手段】券類搬送装置のカード処理ユニット1は、リーダライタユニット10をローラ13Aの回転軸を中心として揺動させる。ディスペンサ20はリーダライタユニット10の上死点位置までカードCを搬送する。また、ストッカ40がリーダライタユニット10の下死点位置からカードCを回収する。リーダライタユニット10は非接触アンテナ12によりカードCのリードライトを行う。ローラ13A,13Bは保持体11に軸支される。このローラ13Aは枠体2にも軸支される。
【選択図】図3

Description

この発明は、ICカード等のカードを搬送するカード搬送装置に関する。
プリペイドカードの発行処理に用いるカード搬送装置が普及している(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1のカード搬送装置は、発行処理の他にも、回収処理に用いることができる。
図1に示す従来のカード搬送装置100は、ディスペンサ120にカードCを積層収容する。ディスペンサ120は、一枚ずつカードCをガイドG1に送り出す。このカードCはガイドG1を介してカードリーダ200に送られる。カードリーダ200はカードCに対して記録情報を書き込む。また、カードリーダ200は書き込みに失敗したカードCをカード搬送装置100に送出する。カード搬送装置100はガイドG2を介して、カードCをストッカ140に回収する。
カード搬送装置100は、カードCの搬送経路をガイドG1,G2に分岐させる。そのため、カード搬送装置100は、ガイドG2側からガイドG1側に向けて先端が一部突出するセレクタプレート130を備えている。カードCはディスペンサ120からカードリーダ200に搬送される際に、セレクタプレート130の突出部分の上面に接する。これによりセレクタプレート130が撓み、カードCがカードリーダ200に送出される。一方、カードCがカードリーダ200からストッカ140に搬送される際には、セレクタプレート130の突出部分の下面にカードCが接する。これによりガイドG1へのカードCの搬送が規制されて、カードCはセレクタプレート130の下面形状に沿って搬送される。
このようにカード搬送装置100は、カードCの発行、回収に併用される。カードリーダ200は、カードCからの記録情報の読み込みおよびカードCへの記録情報の書き込み(印字)を行う。
特開平05−159110号公報
上記構成では、カードリーダをカード搬送装置とは別個に設けている。この場合、カードの搬送経路が長くなり図1の紙面左右方向(装置前後方向)の寸法を短縮化できない。仮にカード搬送装置内にカードリーダを内装しても、ディスペンサおよびストッカとカードリーダとの間に、ガイドとセレクタプレートと搬送ローラとが必要で装置前後方向の寸法の短縮化には限界があった。
仮に搬送経路を適宜湾曲させれば、搬送経路の長さを変えずに装置寸法を小さなものにできる。しかし、その場合、搬送中にカードが曲がってしまう。したがって、プリペイドカードのような可撓性のあるカードには対応できても、可撓性のない厚手のカードや、湾曲により破損の危険性が有るICカードなどに対応困難であった。
したがって、カードの発行、カードの回収に併用できるカード搬送装置を、難可撓性のカードやICカードに対応させながら小型化することが困難であった。
そこで本発明の目的は、カードの発行とカードの回収など複数処理に用いることができ、可撓性カード以外にも、難可撓性のカードやICカードに対応可能な、小型簡易化した構成のカード搬送装置を提供することにある。
この発明は、所定位置に配置されたカードへの記録情報の書き込み、または、前記カードからの記録情報の読み込み、少なくとも一方を行う記録制御部と、前記所定位置を挟んで設けられた第1入出口および第2入出口の間で前記カードを搬送するカード搬送部と、を保持する保持体を備えるカード搬送装置において、前記保持体の前記第1入出口側を、枠体に支持する支持部と、前記保持体の前記第2入出口側を、上死点位置と下死点位置との間で揺動させる揺動駆動部と、を備える。
この構成では、揺動駆動部により保持体を揺動駆動させることで、カードの搬送経路を分岐させる。したがって、搬送先と搬送元との間に分岐のための構成、例えばガイドやセレクタプレート、搬送ローラなどの配置スペースが必要なくなり、装置の前後方向の寸法短縮化と、構成簡易化が実現できる。
また、保持体にカードを取り込んだ状態で搬送経路を変更可能である。したがって、カードを撓ませるとなく、カードの搬送経路を分岐させられる。これにより、カードの破損を回避して、難可撓性のカードやICカードを取り扱える。
また、この発明は、発行するカードを前記上死点位置まで搬送する発行部と、回収するカードを前記下死点位置から収容する回収部と、を備える。
この構成では、カードの搬送元として発行部を用い、カードの搬送先として回収部を用いることで、カードの発行処理と回収処理ができる。
また、この発明は、前記支持部を、前記枠体に軸支される軸部を含んで構成し、前記カード搬送部を、前記枠体に固定されたカード搬送用のモータと、前記軸部に固定されるカード搬送用のローラと、前記軸部に前記モータの駆動力を伝達するベルトと、を含んで構成した。
この構成では、保持体とモータとの間隔は揺動に伴い変動するが、軸部と上記モータの間隔は保持体の配置によらずに一定である。したがって、軸部に設けるカード搬送用のローラを、上記モータによりベルト駆動させると、ベルトの張りが一定のままとなり、張りを調整する機構が必要ない。
また、この発明は、前記揺動駆動部を、前記枠体と前記保持体とに接続され、前記保持体を前記上死点位置に坦持するばね部と、前記枠体に固定された揺動駆動用のモータと、当該モータにより駆動され、前記保持体を前記下死点位置まで揺動させるカムと、を含んで構成した。
この構成により、保持体を前記上死点位置に坦持する際に、揺動駆動用のモータを駆動する必要がない。したがってこのモータの駆動電力量を低減できる。
この発明によれば、カードの発行とカードの回収、記録情報の制御など複数処理に併用可能なカード搬送装置を、難可撓性のカードやIC内蔵型のカードに対応させながら小型化および簡易化できる。
本発明の実施形態のカード搬送装置を、換金装置に組み込まれるカード処理ユニットを例に図2〜5に基づいて説明する。
本実施形態のカード処理ユニット1は、紙幣処理ユニット(不図示)や、制御ユニット(不図示)などと共に、筺体(不図示)内に収容されて換金装置を構成する。換金装置は遊戯店等に設置される。そして、換金装置は遊戯機で利用するプリペイド式のカードを発行する。カードは、厚み0.76mmの難可撓性のものである。このカードはICチップを内蔵する。ICチップには残金情報や偽造防止情報などが記録される。
この換金装置でのカード発行処理は、紙幣処理ユニットが利用者からの紙幣の投入を受け、制御ユニットが利用者からの発行指示操作を受けることで実施される。カード発行処理により、カード処理ユニット1は投入金額を記録した未発行のカードCを発行する。
また、この換金装置でのカード回収処理は、紙幣処理ユニットが利用者からの使用済みまたは使用中のカードCの投入を受け、制御ユニットが利用者からの換金指示操作を受けることで実施される。カード処理ユニット1は、投入されたカードCに記録情報のリセットを施して回収する。紙幣処理ユニットはカードCの残金情報に対応する金額分の紙幣を返却する。
図2は本実施形態のカード搬送装置であるカード処理ユニット1の外観図を示している。この図では、図左手前を正面、図右手前を右側面として説明する。
カード処理ユニット1は、背面側に設置されたディスペンサ20と、正面側に設置されたリーダライタユニット10と、を備える。また、各部を駆動させる複数のモータを備える。
ディスペンサ20は枠体2から上方に突出する矩形筒状の容器である。このディスペンサ20は、複数の未発行のカードCを積層して収容する。ディスペンサ20の上部は蓋構造であり、ここからカードCがディスペンサ20内に適宜補充される。
リーダライタユニット10はカードCに記録情報の書き込みおよび読み込みを行う。また、リーダライタユニット10は、カードCの搬送を担う。
モータM1はリーダライタユニット10のカード搬送用のローラを駆動させる。モータM2はディスペンサ20のカード搬送用のローラを駆動させる。図示していないモータ(M3)は後述する揺動機構を駆動させる。
図3はカード処理ユニット1の作動概念図であり、カード処理ユニットの断面を示している。
カード処理ユニット1は、ディスペンサ20の下方に配置されたストッカ40を備える。ストッカ40はリーダライタユニット10で記録情報のリセットの成されたカードCや、正常に読み込みおよび書き込みのできなかったカードCなどを収容する容器である。
リーダライタユニット10は、保持体11の略中央底面側に非接触アンテナ12を備える。非接触アンテナ12は、リードライト位置D3に配置されたカードCのICチップに記録情報の書き込みを行う。また、カードCのICチップから記録情報の読み込みを行う。
このリーダライタユニット10には、入出口D1側にローラ13A,14Aが配置されている。入出口D1は、発行処理時にカードCを送出し、回収処理時にカードCが投入される。ローラ13Aの回転軸15Aはリーダライタユニット10の保持体11と枠体2とに回転自在に軸支されている。また、ローラ14Aの回転軸16Aはリーダライタユニット10の保持体11に回転自在に軸支されている。ローラ13A,14A間は、カードCより狭い厚み分の間隔で配置されている。したがって、ローラ13A,14Aは、搬送されてきたカードCを狭持する。
また、リーダライタユニット10の入出口D2側には、ローラ13B,14Bが配置されている。入出口D2は、発行処理時にカードCが投入され、回収処理時にカードCを送出する。ローラ13Bの回転軸15Bはリーダライタユニット10の保持体11に回転自在に軸支されている。また、ローラ14Bの回転軸16Bはリーダライタユニット10の保持体11に回転自在に軸支されている。ローラ13B,14B間は、カードCの厚み分より狭い間隔で配置されている。したがって、ローラ13B,14Bは、搬送されてきたカードCを狭持する。
このリーダライタユニット10は、同図(A)の配置を上死点とし同図(B)の配置を下死点とし回転軸15Aを中心として揺動する。リーダライタユニット10は、モータM3と後述する揺動機構とにより揺動駆動する。また、回転軸15Aおよび回転軸15Bは、モータM1と後述する搬送機構とにより回転駆動する。なお、ローラ14A,14BはカードCとの摩擦により回転軸16A,16Bを中心として回転する。
ディスペンサ20は、底面に開口、および、その開口を介して配置するローラ21を備えている。ローラ21の回転軸22Aは枠体2に対して回転自在に支持されている。また、このディスペンサ20のリーダライタユニット10に対面する側面には、底面付近にカードCを排出する排出ゲート23を備えている。排出ゲート23はカードCが一枚だけ通過可能な間隙を形成している。
〈発行処理〉
発行処理時、リーダライタユニット10が同図(A)に示すように上死点側に配置される。このとき、リーダライタユニット10の入出口D2がディスペンサ20の排出ゲート23に対面する。
そしてディスペンサ20のローラ21が、モータM2により時計回りに回転し、ディスペンサ20内に積層された最下層のカードCを排出ゲート23から送出する。
排出ゲート23から排出されたカードCは、入出口D2側からリーダライタユニット10に投入される。そして、リーダライタユニット10のローラ13Bが、モータM1により時計回りに回転し、ローラ14Bとの間で狭持しているカードCを、ICチップが非接触アンテナ12のリードライト位置D3にくるまで搬送する。非接触アンテナ12は、リードライト位置D3に配置されたカードCのICチップに発券用の記録情報を書き込む。リードライト位置D3にICチップが配置されたとき、カードCの先端はローラ13A,14Aに狭持され、カードCの後端はローラ13B,14Bに狭持される。その後、ローラ13Aが、モータM1により時計回りに回転し、ローラ14Aとの間で狭持しているカードCを、入出口D1側から外部に送出する。
このようにして、このカード処理ユニット1では、発行処理が成される。
〈回収処理〉
また、このカード処理ユニット1では、リーダライタユニット10の入出口D1側からカードが投入されると、ローラ13AがモータM2により反時計回りに回転して、カードCをローラ14Aとの間で狭持し、ICチップが非接触アンテナ12のリードライト位置D3にくるまで搬送する。非接触アンテナ12は、リードライト位置D3に配置されたカードCのICチップから記録情報を読み込む、または、記録情報をリセットする。
ICチップから読み込んだ記録情報に基づいて、制御ユニット(不図示)および紙幣処理ユニット(不図示)は換金を行う。そして、カード処理ユニット1はカードCの回収処理を行う。
回収処理では、まず、リーダライタユニット10が同図(A)に示す上死点側から揺動駆動され同図(B)に示すように下死点側に配置される。このとき、リーダライタユニット10の入出口D2が下側に傾きストッカ40に接近する。
そして、ローラ13BがモータM1により反時計回りに回転し、ローラ14Bとの間で狭持しているカードCを、入出口D2側から送出する。リーダライタユニット10の入出口D2側から排出されたカードCは、ローラ13B,14Bの回転と自重によりストッカ40に落下し回収される。
このようにして、このカード処理ユニット1では、回収処理が成される。リーダライタユニット10にカードCを取り込んだ状態でリーダライタユニット10を揺動させるので、カードCが撓まず、破損を回避できる。
以上のように、本実施形態のカード処理ユニット1は、リーダライタユニット10とディスペンサ20およびストッカ40との間に、分岐のための構成がない簡素化した構成で、カードCの搬送経路を分岐させ、各搬送経路で発行処理、回収処理を実施できる。
次に図4に基づいて、各部回転軸を駆動させるモータと各回転軸との関係を説明する。図4は、カード処理ユニット1の左側板2Aに設ける各ローラの配置関係を示している。
ディスペンサのローラ(21)は、回転軸22Aを中心として回転する。この回転軸22Aには、左側板2Aでベルトプーリー24Aを設けている。また、前記モータM2の回転軸22Bには、左側板2Aでベルトプーリー24Bを設けている。このベルトプーリー24Aとベルトプーリー24Bとは、ベルトで連結しており、モータM2の駆動により回転軸22Aは従動駆動する。したがってモータM2の駆動にディスペンサのカード搬送用のローラ(21)が連動する。
また、リーダライタユニット10のローラ(13A,13B)は、それぞれ回転軸15A、15Bを中心として回転する。この回転軸15A、15Bには、それぞれ左側板2A側でベルトプーリー17A,17Bを設けている。なお、左側板2Aの回転軸15Bが揺動駆動する位置には、開口を設けている。
また、モータM1の回転軸15Cには、左側板2Aでベルトプーリー17Cを設けている。また、左側板2Aでの、回転軸15Cの図右側で回転軸15Aの略下側の位置には、左側板2Aに回転自在に取り付けた回転軸15Dを設けている。この回転軸15Dにはベルトプーリー17Dを設けている。また、回転軸15Aと回転軸15Dの略中間の位置には、左側板2Aに回転自在に取り付けた回転軸15Eを設けている。この回転軸15Eにはベルトプーリー17Eを設けている。
ベルトプーリー17Aの外側周面とベルトプーリー17Bの周面とは、ベルトで連結しており、ベルトプーリー17Aの駆動により回転軸15Bは従動駆動する。また、ベルトプーリー17Aの内側周面とベルトプーリー17Eの内側周面とも、ベルトで連結しており、ベルトプーリー17Eの駆動により回転軸15Aは従動駆動する。また、ベルトプーリー17Eの外側周面とベルトプーリー17Dの内側周面とも、ベルトで連結しており、ベルトプーリー17Dの駆動により回転軸15Eは従動駆動する。また、ベルトプーリー17Dの外側周面とベルトプーリー17Cの周面とも、ベルトで連結しており、ベルトプーリー17C、即ちモータM1の駆動により回転軸15Aは従動駆動する。したがってモータM1の駆動に、リーダライタユニット10のカード搬送用のローラ13A、13Bが連動する。なお、ここでは各ベルトプーリーのサイズを適宜設定して、モータのトルクからカード搬送用のローラ13A、13Bに伝達されるトルクを設定している。
リーダライタユニット10は、回転軸15Aで枠体2に軸支され、回転軸15B側が同図(A)の配置を上死点として、同図(B)の配置を下死点として、後述する揺動機構により揺動駆動される。回転軸15Aで枠体2に軸支されるので、回転軸15Aのベルトプーリー17Aにベルトで連結されるベルトプーリー17B、ベルトプーリー17Eとのピッチが変わることがない。したがって、ベルトの張りを調整する機構を設けなくてもよい。
次に、図5に基づいて、リーダライタユニット10を揺動駆動させる揺動機構について説明する。図5は、カード処理ユニット1の右側板2Bに設ける揺動機構の概観図を示している。
リーダライタユニット10の下降揺動時には、リーダライタユニット10が昇降板32により下方に引き下げられる。昇降板32は、カム30により下方に引き下げられる。一方、リーダライタユニット10の上昇揺動時には、リーダライタユニット10がばね部35により上方に引き上げられる。
リーダライタユニット10は回転軸15Aにより右側板2Bに軸支されている。リーダライタユニット10の側面には、ばね部35の係止用の突起部19Cと、昇降板32の係止用の突起部18とを設けている。右側板2Bには、突起部19Cと突起部18との移動を規制しないように開口3Aと開口3Bとを設けている。なお、昇降板係止用の突起部18は、昇降板32と接触する位置にベアリングを嵌合させて、摩擦等による損傷を低減させている。
モータM3は右側板2B側に回転軸31が突出していて、この回転軸31にはカム30を設けている。カム30は、リーダライタユニット10の下降揺動時に昇降板32を引き下げ、リーダライタユニット10を下死点位置まで下降させる。
ばね部35は、リーダライタユニット10の上昇揺動時に昇降板32を引き上げる。このばね部35は、右側板2Bに設けられた突起部19A,19Bと、リーダライタユニット10に設けられた突起部19Cと、に係止されている。突起部19A,19Bによりばね部35は保持されていて、突起部19Cがリーダライタユニット10に伴って揺動する際に生じる弾性力により、リーダライタユニット10を上死点位置に保持する図上向きの力を働かせる。
昇降板32は、図面に垂直な方向に湾曲するL字型の部材である。この昇降板32は、L字の縦片32Aで右側板2Bに保持され、L字の横片32Bでカム30に接触する。
昇降板32の縦片32Aには、縦長の開口33A〜33Cを設けていて、これらの開口33A〜33Cを介して、枠体の右側板2Bに昇降板32がねじ34A〜34Cによりねじ止めされる。このねじ止めは、昇降板32を完全に固定するものでは無く、昇降板32が摺動可能なように緩く固定するものである。開口33A〜33Cの横幅は、ねじ34A〜34Cのねじ頭の直径よりも小さく、ねじ34A〜34Cのねじ切りされた軸の軸径よりも大きく設定される。また、開口33A〜33Cの縦幅は、リーダライタユニット10が上死点位置の時に開口33A〜33Cの下縁にねじ34A〜34Cの軸が当接し、リーダライタユニット10が下死点位置の時に開口33A〜33Cの上縁にねじ34A〜34Cの軸が当接しないような寸法に設定されている。
また、昇降板32の縦片32Aにはさらに、開口33Dを設けている。この開口33Dには、右側板2Bの開口3Aを介して突出するリーダライタユニット10の昇降板係止用の突起部18が嵌っている。この開口33Dは上端が下降揺動時に突起部18に接触してリーダライタユニット10を引き下げる。この開口33Dの横幅は、突起部18の左右の移動を阻害しないような寸法に設定されている。
また、昇降板32の縦片32Aにはさらに、開口33Eを設けている。この開口33Eには、モータM3の回転軸31およびカム30が嵌っている。
このような揺動機構により、リーダライタユニット10はモータM3の駆動に伴って揺動駆動される。ばね部を用いることで、リーダライタユニット10を上死点側に配置する際に、揺動駆動用のモータM3を駆動させる必要が無くなる。これによりモータM3の駆動電力量を低減できる。
従来構成を説明する図である。 実施形態に係るカード搬送装置のカード処理ユニットの外観図である。 上記カード処理ユニットの作動を説明する図である。 上記カード処理ユニットの各部回転軸の搬送機構を説明する図である。 上記カード処理ユニットのリーダライタユニットの揺動機構を説明する図である。
符号の説明
1…カード処理ユニット
2…枠体
2A…左側板
2B…右側板
3A,3B…開口
10…リーダライタユニット
11…保持体
12…非接触アンテナ
13A,13B,14A,14B,21…ローラ
15A〜15E,16A,16B,22A,22B,31…回転軸
17A〜17E,24A,24B…ベルトプーリー
18,19A〜19C…突起部
20…ディスペンサ
23…排出ゲート
30…カム
32…昇降板
32A…縦片
32B…横片
33A〜33E…開口
40…ストッカ
M1〜M3…モータ

Claims (4)

  1. 所定位置に配置されたカードへの記録情報の書き込み、または、前記カードからの記録情報の読み込み、少なくとも一方を行う記録制御部と、前記所定位置を挟んで設けられた第1入出口および第2入出口の間で前記カードを搬送するカード搬送部と、を保持する保持体を備えるカード搬送装置において、
    前記保持体の前記第1入出口側を、枠体に支持する支持部と、
    前記保持体の前記第2入出口側を、上死点位置と下死点位置との間で揺動させる揺動駆動部と、を備えるカード搬送装置。
  2. 発行するカードを前記上死点位置まで搬送する発行部と、
    回収するカードを前記下死点位置から収容する回収部と、を備える請求項1に記載のカード搬送装置。
  3. 前記支持部を、前記枠体に軸支される軸部を含んで構成し、
    前記カード搬送部を、前記枠体に固定されたカード搬送用のモータと、前記軸部に固定されるカード搬送用のローラと、前記軸部に前記モータの駆動力を伝達するベルトと、を含んで構成した請求項1又は2に記載のカード搬送装置。
  4. 前記揺動駆動部を、前記枠体と前記保持体とに接続され、前記保持体を前記上死点位置に坦持するばね部と、前記枠体に固定された揺動駆動用のモータと、当該モータにより駆動され、前記保持体を前記下死点位置まで揺動させるカムと、を含んで構成した請求項1〜3のいずれかに記載のカード搬送装置。
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