JP4003006B2 - Icカードの処理機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は薄手の集積回路チップすなわちICチップを埋め込んだICカードの処理機に関する。
とくに本発明はゲーム場などにおける料金支払いや電車の運賃支払い或いは商品の自動販売機などに使用されるICカードの処理機に関する。
すなわち本発明はICカードそのものを現金のようにして扱うのに好適なICカードの処理機に関する。
本発明は更に具体的には金額データが書き込まれたICカードを使用して種々の支払いをする場合に好適なICカードの処理機に関する。
【0002】
言い換えると本発明はデータの無いブランクのICカードにデータを書き込んで発行できる発行機に関する。
【従来の技術】
これまでにICカードを処理するための装置としては種々のものが開発されて来ている。
たとえば本件出願人の特願平10−186795にはICカードの発行装置が開示されている。
このICカード発行装置は少なくとも、外部から挿入されたICカードをデータ処理するためのコネクタ手段と、このコネクタ手段に前記挿入されたICカードを接続するための手段と、前記コネクタ手段によってデータ処理されたICカードを外部に払い出すための手段と、を備えていることを特徴としている。
【0003】
さらに当該ICカード発行装置は少なくとも、重ねられたICカードの最も下あるいは外側に位置するICカードのみを払い出すための手段と、該払い出されたICカードをデータ処理するためのコネクタ手段と、このコネクタ手段に前記払い出されたICカードを接続するための手段と、前記コネクタ手段によってデータ処理されたICカードを外部に払い出すための手段と、を備えていることを特徴としている。
一方、ICチップを内蔵したICカードは超小形コンピュータとメモリとを備えているため今後ますます市場の拡大が予想されて来ている。
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的はカード払い出し装置に簡単な構成を付加することによりICカードをデータ処理して払い出しできるようにした装置の提供にある。
また本発明の他の目的は装置の外部から挿入されたICカードをデータ処理して該ICカードを発行できる装置の提供にある。
具体的には本発明は前述したICカード発行装置の改良を目的に開発されたものである。
さらに具体的には本発明は前述したICカード発行装置の構成を簡単化すると共にICカード処理時のセキュリティを確保する目的から開発されたものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、ICカードを受け入れ又は払い出しをするためのスリットと、前記ICカードと接続して、該ICカードをデータ処理するための下降自在なコネクタ手段と、前記スリットと前記コネクタ手段との間に設けられたICカード搬送手段とを備え、前記ICカード搬送手段は、ローラと、前記ローラに対し押し付け状態で設けられ、前記ローラと協働して、前記ICカードを前記スリットから前記コネクタ手段の方へ搬送すると共に前記コネクタ手段から前記スリットの方へと搬送するためのアイドラとを備え、前記アイドラが前記ローラの回りを回動することにより、前記ICカードは回収位置に運ばれるように構成されているとともに、前記スリットを開閉する移動可能なシャッタと前記シャッタを移動させるシャッタ駆動用のソレノイドと、前記シャッタの開閉動作を検出するためのセンサから構成されたシャッタ手段が設けられていることを特徴とするICカードの発行装置である。
また本発明は、前記シャッタ手段は、前記シャッタ、前記ソレノイド、前記センサの他に、さらに外部から前記スリットに挿入された前記ICカードの検出及び装置内から外部へ前記スリットを通り払い出される前記ICカードを検出するためのセンサと、外部から挿入した前記ICカードが装置内に受け入れられたことを確認するための受け入れ確認用のセンサを備え、前記シャッタ手段は、外部から装置内へ挿入された前記ICカードを検出し、前記ICカードを装置内部への取り込みを可能とするように作動するものであることを特徴とするICカードの発行装置である。
さらに本発明は、前記シャッタ手段は、前記ICカード搬送手段の動作によって装置の外へ送り出される前記ICカードを検出して、前記シャッタを開放作動し、開放した前記スリットを通して前記ICカードの払い出しを可能とするものであることを特徴とするICカードの発行装置である。
【0006】
さらにまた本発明は、前記ICカード搬送手段は、前記ローラと前記アイドラと、前記ローラと同軸に設けた回転自在な回転板と、該回転板を回動駆動するための駆動源とより構成された、データ処理不能のICカードを装置内部に回収するための回収手段を含むことを特徴とするICカードの発行装置である。
【発明の実施の形態】
以下に本発明を其の実施について添付の図面を参照しつつ説明する。
図1は本発明による一実施例を示す概略的な斜視図である。
図2は図1の一部を取り除いて示す概略的な斜視図である。
図3は図2の要部を取り出して示す概略的な斜視図である。
図4は図1の要部を取り出して示す概略的な側面図である。
図5は図1の実施例に使用されるブロック回路図である。
【0007】
ここで此等の図面に基づいて本実施例の全体を概略的に説明する。
図1の大きなL形の一対の板は当該装置を構成するサイド板41と42である。サイド板41と42との間の右上部には多数のICカード32が柱状に積み上げられたスタック28が収納されている。
なおICカード32には薄い集積回路チップすなわちICチップ(図示略)が適所に埋め込まれている。
そして当該ICチップ接続用のパッド33がICカード32の表面に形成されている。
本実施例の場合、パッド33の数は八個であるが六個でも其の他の個数でも良いことは勿論である。
【0008】
サイド板41と42と間のほぼ中央にはICカード32を払い出すためのギア付きの電気モータ38が内蔵されている(図2を参照)。
電気モータ38の出力軸である回動軸にはプリー14が外装されている。
図2右上に示される符号1はICカード32を送り出すためのローラである。
このローラ1はシャフト8に回転自在に外装されサイドにクラッチ機構を有している。
シャフト8には溝付きプリー形のクラッチ8C(図2を参照)が取り付けられ該クラッチ8Cはシャフト8と同動する。
クラッチ8Cは其の溝に填るアーム(図示略)を介在してソレノイドSL1(図4を参照)の操作によりローラ1と連結自在になる。
【0009】
またシャフト8の端部にはプリー13が外装されている。
なおローラ1の近くにはICカード32が無くなったことを検知するセンサEMが配設されている(図4を参照)。
すなわちエンプティ用のセンサEMはスタック28が無くなったときに重りで動く振り子を検出する。
スタック28の下からICカード32を繰り出すためのローラ1の近くには一対のローラ4が配設されている(図2を参照)。
なお繰り出されたICカード32を送るためのローラ4は長手のシャフト10を介在して当該装置に回転自在に配設されている。
そしてシャフト10の右端部には段付きのプリー15が外装されている。
【0010】
またICカード払い出し用のローラ4の上方にはそれぞれICカード押さえ用の小形のアイドラ5が回転可能に配設されている。
そして駆動源である電気モータ38のプリー14ならびにプリー13および段付きプリー15の小径部にはベルト24が掛け渡されている。
図2中央左に示される符号17もプリーであって該プリー17ならびに段付きプリー15の大径部にもベルト19が掛け渡されている。
そしてプリー17も長手のシャフト12の端部に外装されている。
このシャフト12の中央にもICカード32を移動するための一対のローラ6が外装されている。
【0011】
また長手のシャフト12のプリー17側には径の大きなギア板20が回転自在に外装されている。
さらに長手のシャフト12の他端部にも矩形板のフランジ21が回転自在に外装されている。
なお一対になるギア板20ならびにフランジ21はサイド板41と42の外側にそれぞれ配置されている(図1を参照)。
またギア板20とフランジ21との間にはシャフト11が固定されている。
このシャフト11には一対のローラ6に対応してICカード32を押さえるための一対の小形のアイドラ7が回転自在に外装されている。
【0012】
さらにギア板20とフランジ21と間には補強用の棒40が結合されている(図2を参照)。
またシャフト11には矩形板が屈曲されたガイドGが取り付けられている(図1を参照)。
このガイドGは受け枠23からのICカード32をローラ6上に導くためのものである。
図2下左に示される符号39は小形の電気モータである。
この電気モータ39は例えば不良品のICカード32を当該装置の内部に回収するための駆動源になっている。
電気モータ39の回動軸にはピニオン25が外装され該ピニオン25は径の大きなギア板20と噛み合っている。
【0013】
一対になるサイド板41と42の左端間には矩形の蓋板51が固定されている(図1を参照)。
この蓋板51の上部にはICカード32を通過するための横長のスリット52が形成されている(図3を参照)。
さらに蓋板51の外表面には角リング形のシャッタ53がスプリング(図示略)を介在して昇降自在に配設されている。
このシャッタ53はICカード32を通過するためのスリット52を開閉するためのものである。
蓋板51の上部には更に横長角リング形の受け枠23が固定されている。
【0014】
この受け枠23は当該装置に挿入されるICカード32を当該装置内にガイドするためのものである。
図1ほぼ中央に示される横長角筒形のものはハウジングHである。
このハウジングH内には後記するようにICカード32用のコネクタ22が移動自在に収納されている。
すなわち板形のコネクタ22はハウジングH内でほぼ横方向にスライド可能に且つ上方向に回転可能に収納されている(図4を参照)。
具体的にはハウジングHの各サイドには二個の小溝Gが形成されている(図1を参照)。
【0015】
スタック28側の小溝GはほぼL形であり受け枠23側の小溝Gは平らなL形である。
そしてコネクタ22は各サイドに複数個の小さな突起Lを有している(図4を参照)。
スタック28側の突起Lは長くシャッタ53側の突起Lは短く形成されている。そして長い突起Lの外端部には復帰用のスプリング(図示略)が掛け止められている。
コネクタ22下面のスタック23側の各角部には一対の小さなフック34がそれぞれ形成されている(図4を参照)。
【0016】
これらのフック34はICカード32の端の両角部を掛け止めるためのものである。
なおコネクタ22の下面には複数個の例えば八個のコンタクトCが配設されている(図4を参照)。
そしてコンタクトCはフレキシブルなワイアWを介在してハウジングHの上部に接続されている。
言い換えると板形のコネクタ22はコンタクトCとの接続ボードを兼ねていることになる。
図5は図1に示される本実施例のブロック回路図である。
図5左に示される符号HCはホスト機(図示略)のコントローラである。
【0017】
このホスト・コントローラHCに接続されている図中央のMCは当該実施例装置のコントローラである。そして当該コントローラMCには図4に示された電気モータならびにソレノイドおよびセンサがそれぞれ接続されている。なおコネクタ22のみはホスト・コントローラHCに接続されている。また電気モータ38と39はそれぞれ駆動回路MDを介在して正回転ならびに逆回転が制御される。またソレノイドSL1とSL2はそれぞれ駆動回路SDを介在して操作が制御される。
【0018】
ここで上述の構成からなる本実施例の動作について主として図6ならびに図7に基づいて説明する。
たとえばホスト・コントローラHCからICカード32の払い出し信号があるとソレノイドSL2が動作されてシャッタ53はスリット52を閉じる(ステップT1)。
一方、電気モータ38が正回転されてプリー14が回動されベルト24を介在してプリー15ならびにプリー13がそれぞれ回転される。
他方、ソレノドSL1が動作されてクラッチ8Cを介在してローラ1が回転されることになる(図4を参照)。
【0019】
この結果、スタック28の最も下のICカード32がローラ1のやや長い突部Pによって送り出されることになる(ステップT2)。
突部Pによって送り出されたICカード32の前端はローラ4とアイドラ5の間に送り込まれる。
回動するローラ4とアイドラ5とによってピックアップされたICカード32は更にコネクタ22の方向に送り出される。
なお此のときにはソレノイドSL1はオフにされてクラッチ8Cが外れシャフト8は回動するもののローラ1は回転していない。
こうしてローラ4とアイドラ5とによって送り出されたICカード32の前端はコネクタ22のフック34をヒットする(ステップT3)。
【0020】
このとき当該コネクタ22のフック34はスプリングに抗して少し上方に移動されることになる(図4を参照)。
したがってICカード32は其のまま進み該ICカード32の前端は回動するローラ6とアイドラ7とによってピックアップされる。
ピックアップされたICカード32はローラ6とアイドラ7とのみによってシャッタ53の方向に送り出される。
ICカード32がフック34を通過して其の前端が位置センサCPにて検出されると電気モータ38は逆回転される(ステップT4)。
電気モータ38の逆回転によってローラ6とアイドラ7も逆回転しICカード32はフック34方向に戻される(ステップT5)。
【0021】
戻されているICカード32がフック34に当たって当該コネクタ22はスプリングに抗してスタック28方向でやや斜め下方に移動される(図4を参照)。
この結果、ICカード32のパッド33がコネクタ22のコンタクトCに接触することになる。
ほぼ同時にコネクタ22の前縁がセンサO/Lによって検出されることになる。この検出が確認されるとローラ6すなわち電気モータ38の回転が停止されることになる(ステップT6)。
一方、センサO/Lの検知信号が装置コントローラMCを介在してホストコントローラHCに送出される。
【0022】
すなわちICカード32のパッド33がコネクタ22のコンタクトCに接続されたことが確認される。
この状態のときに当該ICカード32内のデータ処理が行われることになる(ステップT7)。
すなわちコネクタ22を介在してコントローラHCによってICカード32内のチップ(図示略)にデータの書き込み・読み出しなどが行われる。
主のコントローラHCとICカード32とのデータ通信が成功し完了すると該コントローラHCから信号が副のコントローラMCに送出される。
この信号があると副コントローラMCは駆動回路MDを介在して電気モータ38を正回転する。
【0023】
この結果、ICカード32はローラ6とアイドラ7とによって再びシャッタ53の方向に送られる(ステップT11)。
なお此のときコネクタ22はスプリング(図示略)によって元の位置に戻されることは勿論である。
シャッタ53方向に送られたICカード32がセンサCPによって検出されるとソレノイドSL2を介在して該シャッタ53が開かれる(ステップT12)。
ICカード32がスリット52を通りセンサBZによって検出されると電気モータ38は停止される(ステップT13)。
この状態のときに手指によってICカード32が受け枠23から引き出されると再びセンサBZが作動される(ステップT14)。
【0024】
たとえばシャッタ53はスリット52を閉じることになる(ステップT15)。なお上述したプロセスは主副のコントローラHCとMCのプログラムによって行われることは勿論である。
ここでICカード32が受け枠23から当該装置内に挿入される場合について述べる(ステップT21)。
当該ICカード32の前端がセンサBZに検出されると(ステップT22)シャッタ53は開口される(ステップT23)。
かくしてICカード32はスリット52を通って装置内に挿入される(ステップT24)。
【0025】
挿入されたICカード32が受け入れ確認用のセンサCSによって検出されると電気モータ38が逆回転される(ステップT25)。
電気モータ38の逆回転によってローラ6とアイドラ7も逆回転しピックアップされたICカード32はフック34方向に送られる(ステップT26)。
ICカード32がフック34に当たってコネクタ22はスプリングに抗してスタック28方向でやや下斜め方向に移動される(図4を参照)。
この結果、ICカード32のパッド33がコネクタ22のコンタクトCに接触することになる。
ほぼ同時にコネクタ22の前縁がセンサO/Lによって検出される。
【0026】
この検出が確認されるとローラ6すなわち電気モータ38の回転が停止されることになる(ステップT27)。
こうして前述と同様にICカード32内のデータ処理が行われることになる(ステップT7)。
そして説明を省略したが例えば前述と同様にしてステップT11からステップT15のプロセスが遂行される。
ホスト・コントローラHCとICカード32との通信が成功しなかった場合には当該ICカード32は回収される。
具体的にはICカード32が不良品である場合が考えられる。
またICカード32がスタック時の配置方向が適切でない場合が考えられる。
具体的にはスタック時のICカード32の裏表面が逆などが考えられる。
【0027】
こうした時には主コントロールHCから回収信号が副コントロールMCに送出される。
この回収信号があるとコントローラMCによってモータ38は正回転される。
この結果、回収されるICカード32はローラ6とアイドラ7とによって受け枠23方向に送られる(ステップT31)。
回収ICカード32が受け枠23方向に送られ其の前端が位置センサCPに検出されると電気モータ38は停止される(ステップT32)。
ほぼ同時に装置・コントローラMCによって電気モータ39が駆動されピニオン25がギア20をシャフト12まわりに正回転する。
【0028】
この結果、アイドラ7のシャフト11はローラ6の回りを回動することになる。ICカード32はローラ6とアイドラ7とに挟まれているため水平状態から約40度の傾斜状態になる(図示略)。
このときセンサCR2がギア20の縁部の切り欠きを検出して電気モータ39の回動を停止する。
ほぼ同時に電気モータ38が逆回転されてローラ6は逆回転され回収ICカード32は図の下方に回収される(ステップT33)。
こののち電気モータ39が逆回転されピニオン25を介在してギア20すなわちアイドラ7が元の位置に戻される。
【0029】
アイドラ7が元の位置に戻されるとセンサCR1がギア20の縁部の切り欠きを検出する。
このセンサCR1の切り欠き検出によって電気モータ39の回動が停止され元の状態に復帰される。
こののち例えばシャッタ53はスリット52を閉じることになる(ステップT34)。
なおシャッタ53のセンサSHは当該シャッタ53の開閉動作を検出するためのものである。
またセンサO/Lはスタック28からICカード32が払い出されたか否かを検出するためにも使用され得ることは勿論である。
【0030】
【発明の効果】
以上のようになる本発明はカードを払い出しできる装置に簡単な構成を付加することによってデータ処理して発行できるという効果が得られる。
加えて本発明は外部から挿入されたICカードをデータ処理し再び発行できるという実用上の利点が得られる。
さらに本発明によるとICカード処理機の構成を簡単化すると共にICカード処理時のセキュリティを確保できるという大きな効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明による一実施例を示す概略的な斜視図である。
【図2】図2は図1の一部を取り除いて示す概略的な斜視図である。
【図3】図3は図2の要部を取り出して示す概略的な斜視図である。
【図4】図4は図1の要部を取り出して示す概略的な側視図である。
【図5】図5は図1の実施例に使用されるブロック回路図である。
【図6】図6は本実施例の動作を説明するためのフロー図である。
【図7】図7も本実施例の動作を説明するためのフロー図である。
【符号の説明】
28:スタック、
32:ICカード、
33:パッド、
シャッタ手段・・・・・・・・53:シャッタ、SH:センサ、
コネクタ手段・・・・・・・・22:コネクタ、34:フック、
ICカード接続手段・・・・・6:ローラ、7:アイドラ、O/L:センサ、
ICカード払い出し手段・・・6:ローラ、7:アイドラ、CP:センサ、
ICカード回収手段・・・・・6:ローラ、7:アイドラ、39:電気モータ
Claims (4)
- ICカード(32)を受け入れ又は払い出しをするためのスリット(52)と、
前記ICカード(32)と接続して、該ICカード(32)をデータ処理するための下降自在なコネクタ手段(22,34)と、
前記スリット(52)と前記コネクタ手段(22,34)との間に設けられたICカード搬送手段(6,7,CP)とを備え、
前記ICカード搬送手段は、ローラ(6)と、前記ローラ(6)に対し押し付け状態で設けられ、前記ローラ(6)と協働して、前記ICカード(32)を前記スリット(52)から前記コネクタ手段(22,34)の方へ搬送すると共に前記コネクタ手段(22,34)から前記スリット(52)の方へと搬送するためのアイドラ(7)とを備え、前記アイドラ(7)が前記ローラ(6)の回りを回動することにより、前記ICカード(32)は回収位置に運ばれるように構成されているとともに、前記スリット(52)を開閉する移動可能なシャッタ(53)と前記シャッタ(53)を移動させるシャッタ駆動用のソレノイド(SL2)と、前記シャッタ(53)の開閉動作を検出するためのセンサ(SH)から構成されたシャッタ手段が設けられていることを特徴とするICカードの発行装置。 - 請求項1において、前記シャッタ手段は、前記シャッタ(53)、前記ソレノイド(SL2)、前記センサ(SH)の他に、さらに外部から前記スリット(52)に挿入された前記ICカード(32)の検出及び装置内から外部へ前記スリット(52)を通り払い出される前記ICカード(32)を検出するためのセンサ(BZ)と、外部から挿入した前記ICカード(32)が装置内に受け入れられたことを確認するための受け入れ確認用のセンサ(CS)を備え、前記シャッタ手段は、外部から装置内へ挿入された前記ICカード(32)を検出し、前記ICカード(32)を装置内部への取り込みを可能とするように作動するものであることを特徴とするICカードの発行装置。
- 請求項1又は請求項2において、
前記シャッタ手段は、前記ICカード搬送手段(6,7,CP)の動作によって装置の外へ送り出される前記ICカード(32)を検出して、前記シャッタ(53)を開放作動し、開放した前記スリット(52)を通して前記ICカード(32)の払い出しを可能とすることを特徴とするICカードの発行装置。 - 請求項1乃至請求項3のいずれかにおいて、
前記ICカード搬送手段は、前記ローラ(6)と前記アイドラ(7)と、前記ローラ(6)と同軸に設けた回転自在な回転板(20)と、該回転板(20)を回動駆動するための駆動源(39)とより構成された、データ処理不能のICカード(32)を装置内部に回収するための回収手段を含むことを特徴とするICカードの発行装置。
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