JP2008128594A - 学校内教室設備の簡易省エネシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】学校の教室の使用予定に基づき設備を制御し、設備の省エネを簡易に行う学校内教室設備の簡易省エネシステムを提供する。
【解決手段】学校内の管理室11には、各棟の教室の使用予定を、通信ネットワーク14を介して各棟に入力する教室使用情報入力端末2が設けられ、各棟の中央監視盤12には、あらかじめ設定された教室の使用に関する時間割を記憶し、教室の使用予定から、時間割の時限ごとの教室の使用予定を記憶する教室使用情報記憶手段4と、各棟の中央監視盤12に設けられ、教室使用情報記憶手段4に記憶された、棟内の教室の使用予定が書き込まれた時間割から、時間割の時限ごとの教室の使用予定を読込む教室使用情報変換手段3と、各棟の中央監視盤12に設けられ、時間割の時限ごとの教室の使用予定に基づいて各教室の空調設備7を制御する設備制御手段6と、が設けられる。
【選択図】図1

Description

本発明は、学校内教室設備の簡易省エネシステムに係り、特に、学校内の複数の棟に設置され、棟内の教室に設けられた設備を制御する中央監視盤と、学校内の管理室に設置され、各棟の中央監視盤と専用回線で接続され、中央監視盤を介して各棟の教室の設備の省エネを管理する中央管理装置と、を有する学校内教室設備の簡易省エネシステムに関する。
本明細書でいう「学校」には、例えば、大学、専門学校、高等学校、中学校、小学校、公共機関や企業の研修所、或いは公共機関や企業の研究施設が含まれ、これら全ての教育機関の施設を学校として総称する。これらの学校では、学校内に複数の教室を保有し、それらの教室を使用して授業が行われる。教室は、授業に限らず、例えば、学園祭でのイベント、国内学会、国際学会、セミナー、研修会、展示会など多様な用途にも使用される。本発明では、学校内に設けられてこれらの用途に使用される室を「教室」という。また、学校は、その学校内に複数の校舎を備え、例えば、学部、学科、類、学年、研究分野などにより分離して配置されている。本発明における「棟」とは、学校内に分離されて配置されたこれらの校舎をいうが、それぞれの校舎が空気調和(以下、空調と称する)設備のユニットとして分割されている場合にはそのユニットを「棟」と称する。
例えば、大学の場合には、1つの棟には10室から30室程度の教室を有する。また、学校の各教室で行われる授業は、例えば、50分の授業時間と10分の休憩時間とが単位となる時限により構成される。或いは、110分の授業時間と10分の休憩時間とが単位となる時限により構成される。また、一般に学校における1日の授業は、6〜8時限から構成される。全ての教室において全ての時限に授業が行われることは一般的ではなく、授業のない教室は空室となる。
学校の教室の空調設備をその使用予定の有無によりスケジュール管理することは、設備の省エネルギ(以下、省エネと称する)効果が期待できる。学校ではこの授業のない空室において空調、照明といった設備を自動的にOFFにすることは行われていない場合が多い。従って、教室が空室であっても設備はONの状態のままである場合が多い。これは、各教室での授業は、複数の教師、教授等の教官により交代で使用されるため、各教官は、自らの授業が終わった後の教室の使用予定を把握していないことにもよる。
また、オフィスビルや工場等の設備の省エネシステムにおいて、オフィスビルや工場等において設備を制御する中央監視盤は、従業員の業務スケジュールに合わせて設備の省エネのために出力制御を行うのが一般的である。例えば、業務スケジュールが、午前中9時から12時までの業務と、昼休みを挟んだ午後13時から17時までの業務からなる業務スケジュールであるとする。この業務スケジュールに対して中央監視盤は、各設備を9時にONモードとして12時にOFFモードに切り替え、13時に再度ONモードとして17時にOFFモードに切り替える出力制御を行う。各設備は、この制御により昼休みに自動的に停止し、業務時間終了後にも自動的に停止するため省エネが図られる。
中央監視盤は、上述した省エネ制御のために1つの設備に対して2つの出力ユニットを備えるのが一般的である。つまり、それぞれの出力ユニットが設備のON及びOFFの信号を設備に発信し、2つの出力ユニットA,Bで1日に4回の制御信号を発信する。例えば、出力ユニットAは、9時にONモードとする信号を設備に送信し、12時にOFFモードに切り替える信号を設備に送信する。出力ユニットBは、13時に再度ONモードとする信号を設備に送信し、17時にOFFモードに切り替える信号を設備に送信する。
一方、各棟に設置された中央監視盤は、設備の省エネのために出力制御を行うが、教官等が教室内の設備用のスイッチにより設備のON/OFFを行うことができる。この場合には、「後押し優先」の原則が適用されるのが一般的である。すなわち、たとえ中央監視盤から、ONモードとする信号が設備に送信されても、その後に教室内のスイッチによりOFF指令が設備に送信された場合は、このスイッチによるOFF指令が優先されて適用される。但し、中央監視盤は、中央監視盤からのONモードの信号の送信後の所定の時間内に、スイッチによるOFF指令が発信され、これらの信号同士が不一致であると判断した場合には、イリーガル信号の入力であるとして警報を発報するのが一般的である。
一方、特許文献1には、携帯電話を利用した建物内設備制御システムが開示されている。ここでは、構内電話回線を使用した居室内の携帯電話との通信結果に従った利用者の居室内の在/不在に基づき、設備管理制御装置が、設備動作スケジュールにおいて設備オン期間であっても利用者が不在時には設備をオフとする。
特開2005−354293号公報
学校の教室の設備をその使用予定の有無によりスケジュール管理することは、学校にとって設備の省エネ効果が大きい。しかし、教室を使用する教官或いは生徒等が設備のON/OFFを行うことは期待できない。これは、通常のオフィスや工場においては、設備が設置された室は特定の使用者により終日使用されることが多いため設備のON/OFFによる省エネ効果が期待できるが、学校の教室では、不特定の使用者に使用されるためそれは期待できないからである。また、一般に学校の棟は分散されて配置されることから、学校の職員が、教室の利用のたびに各教室に行き設備のON/OFF行うことは業務の負担が増加するため難しい。
また、一般のオフィスビルや工場等で行われている設備の省エネを適用することは難しい。つまり、一般のオフィスビル等の設備の省エネ制御を行う中央監視盤は、1つの設備に対して2つの出力ユニットで設備制御するのが一般的である。一方、学校の設備の省エネを行う場合には、教室の時限ごとにこまめに制御しなければならない。従って、この中央監視盤に装備される出力ユニットをそのまま学校の教室の利用形態に適合させて設備の省エネを行うことは難しい。
本願の目的は、かかる課題を解決し、学校の教室の使用に関する情報に基づき設備を制御し、設備の省エネを簡易に行う学校内教室設備の簡易省エネシステムを提供することである。
上記目的を達成するため、本発明に係る学校内教室設備の簡易省エネシステムは学校内の複数の棟に設置され、棟内の教室に設けられた設備を制御する中央監視盤と、学校内の管理室に設置され、各棟の中央監視盤と専用回線で接続され、中央監視盤を介して各棟の教室の設備の省エネを管理する中央管理装置と、を有する学校内教室設備省エネシステムであって、学校内の管理室には、各棟の教室の使用に関する情報を、通信ネットワークを介して各棟に入力する教室使用情報入力端末が備えられ、各棟の中央監視盤には、あらかじめ設定された教室の使用に関する時間割を記憶し、教室使用情報入力端末から入力された教室の使用に関する情報から、記憶した時間割の時限ごとの教室の使用に関する情報を記憶する教室使用情報記憶手段と、教室使用情報記憶手段に記憶された、棟内の教室の使用に関する情報が書き込まれた時間割を、教室の設備の制御情報に変換する教室使用情報変換手段と、教室使用情報変換手段により変換された教室の設備の制御情報に基づいて各教室の設備を制御する設備制御手段と、が備えられる。
また、学校内教室設備の簡易省エネシステムは、各棟の中央監視盤が、その棟のURLを保有し、WEBサーバにより通信ネットワークを介してその棟のホームページを送信し、教室使用情報入力端末には、管理者により各棟のURLが登録され、通信ネットワークを介して各棟のWEBサーバのホームページにアクセスし、ホームページ内の所定の欄にその棟内の教室の使用に関する情報が書き込まれ、教室使用情報記憶手段は、教室使用情報入力端末に表示されたその棟のホームページの時間割に書き込まれた棟内の教室の使用に関する情報を記憶することが好ましい。
また、学校内教室設備の簡易省エネシステムは、教室使用情報変換手段が、教室使用情報記憶手段に記憶された時間割を教室の空調に関する制御情報に変換し、設備制御手段が、教室使用情報変換手段により変換された教室の空調の制御情報に基づいて各教室の空調設備を制御することが好ましい。
また、学校内教室設備の簡易省エネシステムは、棟内の教室の使用に関する情報には、教室の使用予定が含まれ、設備制御手段が、教室の使用予定が無い場合には、その時限の間に所定の間隔で空調設備をOFFにする信号を棟内の空調設備に送信し、教室の使用予定が有る場合には、その時限の間の空調をONにする信号を棟内の空調設備に送信することが好ましい。
また、学校内教室設備の簡易省エネシステムは、棟内の教室の使用に関する情報には、昼休み及び時限間の休憩時間に関する情報が含まれ、設備制御手段が、昼休み及び時限間の休憩時間には、空調設備に対して所定の間隔で空調をOFFにする信号を送信することが好ましい。
また、学校内教室設備の簡易省エネシステムは、中央監視盤には、教室の照明設備のON/OFF信号を検知する照明ON/OFF検知手段が備えられ、設備制御手段が、照明ON/OFF検知手段により教室の所定の照明がOFFになったことを検知した場合には、その教室にその時限の使用予定が有る場合であっても、その教室の空調設備に対して空調をOFFにする信号を送信することが好ましい。
また、学校内教室設備の簡易省エネシステムは、設備制御手段が、教室の使用予定が有る場合であっても、照明ON/OFF検知手段により教室の所定の照明がONになったことを検知するまで、その教室の空調設備に対して空調をONにする信号を送信しないことが好ましい。
また、学校内教室設備の簡易省エネシステムは、各棟のホームページは、棟内の教室ごとに、1つの時限とそれに続く休憩時間を1つの空調制御単位とした教室の使用予定を入力する欄を有し、管理者は、教室使用情報入力端末により、中央監視盤のWEBサーバにアクセスし、ホームページのその欄をクリックして空調制御単位ごとに教室の使用予定の有無を選択することが好ましい。
また、学校内教室設備の簡易省エネシステムは、設備制御手段が、各空調設備に対して1日のうちの空調制御単位の数に応じて複数の出力ユニットの組合せにより空調制御することが好ましい。
また、学校内教室設備の簡易省エネシステムは、設備制御手段が、各空調設備に対し、1日の2つの空調制御単位ごとに1つの出力ユニットにより空調制御することが好ましい。
また、学校内教室設備の簡易省エネシステムは、各棟の教室使用情報記憶手段には、学校の年間スケジュールに基づき作成された基本時間割が配信され、あらかじめ記憶された学校の年間スケジュールに変更がある場合には、変更された基本時間割が配信され、各棟の教室使用情報記憶手段が、変更された基本時間割に更新して記憶することが好ましい。
また、学校内教室設備の簡易省エネシステムは、基本時間割が、一定期間ごとに作成され、有効期限が設定されることが好ましい。
また、学校内教室設備の簡易省エネシステムは、教室が授業以外に使用される場合には、教室の使用予定に合わせて修正された基本時間割が各中央監視盤に配信され、各棟の教室使用情報記憶手段が、変更された基本時間割に更新して記憶することが好ましい。
また、学校内教室設備の簡易省エネシステムは、設備制御手段が、各空調設備に対し、変更された基本時間割に合わせた出力ユニットを設定して空調制御することが好ましい。
上記構成により、学校内教室設備の簡易省エネシステムは、学校内の管理室に設置される教室使用情報入力端末から、各棟内の教室の使用に関する情報が通信ネットワークを介して各棟に送信される。各棟の中央監視盤の設備制御手段は、教室使用情報入力端末から入力された時間割の教室の使用に関する情報に基づいて各教室の設備を制御する。すなわち、学校の教室の使用に合わせてこまめに教室の設備を制御することができ、教室の設備の省エネを簡易に行うことが可能となる。
また、学校内教室設備の簡易省エネシステムは、教室使用情報記憶手段があらかじめ設定された教室の使用に関する時間割を記憶する。すなわち、各時限の開始時間及び終了時間、昼休み時間については時間割となり各棟の教室使用情報記憶手段に記憶される。従って、管理者は、いちいち時間を入力せずに、予め定められた教室の各時限の使用予定の情報のみを入力すれば良い。これにより、学校の設備の省エネを簡易に行うことが可能となる。
以上のように、本発明に係る学校内教室設備の簡易省エネシステムによれば、学校の教室の使用に関する情報に基づき設備を制御し、設備の省エネを簡易に行うことが可能となる。
以下に、図面を用いて本発明に係る学校内教室設備の簡易省エネシステムの実施形態につき、詳細に説明する。
本実施形態では、学校内の教室の空調設備7についての学校内教室設備の簡易省エネシステム1を説明する。しかし、この学校内教室設備の簡易省エネシステム1は、教室の照明設備についても適用可能であり、教室の空調設備7及び照明設備を組み合わせた学校内教室設備の簡易省エネシステム1であっても良い。
図1に、学校内教室設備の簡易省エネシステムの1つの実施形態の概略構成を示す。まず、学校内教室設備の簡易省エネシステム1の構成を説明する。学校内の複数の棟10(棟10A及び棟10B)の各教室にはそれぞれ複数の空調設備7A,7B、及びこれらの空調設備7A,7Bを制御する中央監視盤12A,12Bが設置される。図1では、棟については、一例として2棟の場合を示し、空調設備7A,7Bについては、一例として各3台の場合を示す。中央監視盤12A,12BのWEBサーバ5A、5Bには、それぞれ、教室使用情報変換手段3A,3B、教室使用情報記憶手段4A,4Bが設けられる。さらに、中央監視盤12A,12Bには設備制御手段6A,6Bが設けられる。また、複数の管理室11A,11Bには、それぞれ教室使用情報入力端末2A,2Bが設けられる。本実施の形態では、教室使用情報変換手段3及び教室使用情報記憶手段4は、WEBサーバ5内に設けられるが、中央監視盤12内にWEBサーバ5とは別個に設けられても良い。
中央監視盤12に設けられたWEBサーバ5には、その中央監視盤12のホームページが作成される。このWEBサーバ5は、通信ネットワーク14と接続し、ユーザ(クライアント)に棟10のホームページを提供する。ここで、通信ネットワーク14とは、インターネット及び学校内のイントラネットの双方を含む。従って、一般のポータルサイトからこのWEBサーバ5にアクセスし、中央監視盤12のホームページをダウンロードすることができる。しかし、中央監視盤12のホームページ内にアクセスして書き込みをするには、例えば、ユーザID及びパスワードといった、予め設定された個人認証を入力してアクセスの許可を受けなければならない。従って、ホームページへは、ユーザID及びパスワードといった個人認証により限定された管理者のみがアクセスできる。個人認証には、ユーザID及びパスワードのほか、IDカード、バイオメトリックスなど個人を確認できる手段が含まれる。
教室使用情報入力端末2は、学校内の管理者が専用に使用するパーソナル・コンピュータであり、学校の管理室等の所定の室に設置される。管理者とは、学校内の教室の使用に関して管理する者をいい、例えば、学校内の事務員や教員等である。管理室11とは、管理者により教室の使用予定が入力される場所であり、例えば、学校の管理棟内の事務管理室である。また、大学の場合には学部内の事務室又は教官室に設置されても良い。管理者は、教室使用情報入力端末2を用いて各棟10のURLを登録する。ここで、URLとは、Uniform Resource Locatorの略であり、インターネット上における情報の「アドレス」を示す記述方式をいう。そして、通信ネットワーク14と接続して各棟10のホームページのWEBサーバ5にアクセスし、管理者は、各中央監視盤12のホームページをダウンロードし、ユーザID及びパスワードといった個人認証を入力することでホームページ内にアクセスする。このように、各棟10の中央監視盤12は、管理者により教室使用情報入力端末2を用いて通信ネットワーク14を経由して登録される。従って、従来のように、中央管理装置により各棟10の中央監視盤12を専用回線で接続する必要がない。
図1に示すように、本実施形態では、教室使用情報入力端末2は複数箇所に設置され、複数の棟10の教室の使用予定が入力される。従って、異なる教室使用情報入力端末2から、特定の棟10の特定の教室の使用予定が重複して入力される場合がある。その場合には、後に入力した使用予定が優先され、先に入力した使用予定は後に入力された使用予定に更新される。
図2に、教室使用情報入力端末2における登録についての一つの実施例を示す。この実施例では、プラウザで標準的に実装されているブックマーク機能を用いて登録する。本実施例では、教室使用情報入力端末2に設定されたブックマーク機能を用いて中央監視盤12のWEBサーバ5のURLを追加することでその棟10の空調制御システムが登録される。図2は、コンピュータ画面上でブックマーク機能を選択した場合を示す。ブックマーク機能とは、「お気に入り」とも称され、頻繁にダウンロードするホームページのURLを登録し、簡易にダウンロードすることが可能な機能である。各棟10の中央監視盤12は、それぞれURLを保有している。この各棟10のURLをブックマーク機能に登録することで、管理者が、容易に各中央監視盤12のホームページにアクセスすることができる。また、画面上の「ブックマーク(B)」をクリックすると、登録された各棟10の名称がポップアップ画面に表示される。管理者により、ポップアップ画面内の棟10の名称をクリックすることでログインされて、その棟10のホームページが画面に表示される。
図3に、教室使用情報入力端末2における登録についての他の実施例を示す。この実施例では、教室使用情報入力端末2の画面上に作成されたメニュー選択画面にその棟10の名称を表示した選択領域を設定することでその棟10の空調制御システムが登録される。そして、設定されたその棟10の名称を表す領域内をマウスによりクリックすると、ログインされてその棟10のホームページが画面に表示される。
図4に、教室使用情報入力端末2における登録についての他の実施例を示す。この実施例では、教室情報入力端末2の画面上に作成されたメニュー選択画面にその学校の構内配置図が表示される。この構内配置図内に表示されたその棟10の位置及び形状を表す選択領域を設定することでその棟10の空調制御システムが登録される。そして、設定されたその棟10の位置及び形状を表す領域内をマウスによりクリックすると、ログインされてその棟10のホームページのURLが画面に表示される。
教室使用情報記憶手段4は、あらかじめ設定された教室の時限に関する時間割を記憶する。この時間割とは、学校のカレンダー、昼休み及び各時限の開始時間及び終了時間等の時限設定に基づく基本スケジュールを棟内の教室ごとに作成した時間割をいう。教室使用情報記憶手段4には、まず学校のカレンダーが登録される。図5に、登録された学校のカレンダーの1つの実施例を示す。カレンダーには、日時を指定した日種の指定と期間の指定がある。日種の指定とは、カレンダー上の曜日とは別に休日や学校固有の例えば記念日、学園祭などの特定日を指定することをいう。また、機関の指定とは、学期や長期休暇などの開始日と終了日で特定される連続した休暇日を指定することをいう。図5に示すある年のある月のカレンダーに対して、休日及び長期休暇の予定日を登録する。
この時間割の元となる学校のカレンダーは、一定期間ごとに作成される。本実施の形態では、1年を前期及び後期の2つの期間に分けてそれぞれ作成されるが、1年をその期間としても良く、1月をその期間としても良い。この基本スケジュールは、有効期限が設定され、この有効期限が過ぎると教室使用情報記憶手段4に記憶されたデータは破棄される。
また、教室使用情報記憶手段4は、昼休み及び各時限の開始時間及び終了時間等の時限設定及びその棟10の空調設備7のある教室を登録する。この教室の設定では、教室名とその教室に設置される空調設備7とが関連付けられて登録される。図6及び図7に、棟内の登録された教室及び1日の時間割の一例を示す。図6では、各教室(100〜302)の昼休み及び1時限から7時限のそれぞれの開始時間と終了時間が設定されている。また、図7では、ある教室(205)の1週間単位での昼休み及び1時限から7時限のそれぞれの開始時間と終了時間が設定されている。
この教室ごとの基本スケジュールは、原則として学校内の全ての棟10について共通の基本スケジュールとなる。この基本スケジュールは、あらかじめ各棟10の教室使用情報記憶手段4において共有される。この基本スケジュールは、学校の管理室11で作成され各棟10の中央監視盤12へ通信ネットワーク14を介して送信され、それぞれの教室使用情報記憶手段4にダウンロードされる。さらに、ある棟10に関して固有な特定日や休暇日、又は時限設定がある場合には、棟10ごとに追加して指定される。複数の棟10において、この固有な特定日や休暇日、又は時限設定が共通する場合には、ある棟10の中央監視盤12から、他の棟10の中央監視盤12へ通信ネットワーク14を介して送信され、それぞれの教室使用情報記憶手段4にダウンロードされる。
管理者は、教室使用情報入力端末2を用いて中央監視盤12に登録された各棟10のURLを選択することで各棟10のホームページにログインする。このログインにより、図6及び図7に示す基本スケジュールが画面に表示される。管理者は、この所定の欄に教室の使用予定を書き込み、実施スケジュールを作成する。本実施形態では、図6及び図7に示すように、教室の使用予定がある場合にはその該当する欄をマウスによりクリックして丸印を表示させる。また、教室の使用予定がない場合にはその該当する欄を空欄のままにしておく。すでに丸印が表示されている欄を変更する場合には、その欄を再度クリックして丸印を消滅させ空欄とする。この基本スケジュールの欄はタッチパネルであっても良い。この場合、画面上の各欄にタッチすると、そのタッチされた画面内の座標が認識され、その座標が示す棟10のホームページが選択されて画面に表示される。
管理者は、教室の使用予定が変更になった場合には、再度、教室使用情報入力端末2を用いて、中央監視盤12のホームページにアクセスする。中央監視盤12のホームページには、教室使用情報記憶手段4により記憶されている、その教室の実施スケジュールが表示される。本実施形態では、この実施スケジュールへの変更は、当日分及び翌日分について可能なように設定される。管理者は、この実施スケジュールの教室の使用予定を上述したように変更する。この教室使用情報入力端末2により書き込まれた各室の空調設備7のON/OFF情報は、教室使用情報記憶手段4が登録した、昼休み及び各時限の開始時間及び終了時間等の時限設定及びその棟10の空調設備7のある教室に当てはめられ、実施スケジュールが作成される。図6及び図7は、この実施スケジュールの1つの実施例である。変更された実施スケジュールは、更新されて教室使用情報記憶手段4に記憶される。
教室使用情報変換手段3は、教室使用情報記憶手段4に記憶された、棟内の教室の使用に関する情報が書き込まれた時間割を、各空調設備7の制御情報に変換する。すなわち、教室使用情報記憶手段4に記憶された棟内の教室の使用予定を示す各欄がクリックされたか否かを識別する。この棟内の教室の使用予定を示す各欄の初期値は空欄(教室の使用予定がない)であり、教室使用情報変換手段3は、クリックがされなければ空調設備7をOFFにする指令と認識する。また、棟内の教室の使用予定を示す各欄がクリックされるとその信号により教室使用情報変換手段3は、空調設備7をONにするものと認識する。その後の変更については、その欄がクリックされるたびに受信する信号からON及びOFFの指令を交互に認識する。そして、教室使用情報変換手段3は、これらの空調設備7のON/OFF指令を設備制御手段6に送信する。このように、教室使用情報変換手段3は、ホームページに書き込まれた情報を、設備制御手段6へ認識させるためのインターフェースとしての役割を有する。
設備制御手段6は、教室使用情報変換手段3により変換された空調設備7のON/OFF指令に基づき、各教室の空調設備7のON/OFFを制御する。本実施形態では、空調設備7のON/OFF情報について教室使用情報入力端末2から入力されるが、このON/OFF情報以外に、例えば空調設備7の設定温度についての情報も追加されて入力されても良い。また、各棟10の設備制御手段6は、その空調制御システムに基づき、各教室の空調設備7のON/OFF制御以外の省エネ制御、例えば設定温度の最適化などを個別に行っても良い。
図8に、中央監視盤12の設備制御手段6による空調設備7の空調のON/OFF制御方法を示す。中央監視盤12には、設備制御手段6、タイマ15及びメモリ16が設けられる。各空調設備7には、それぞれ空調設備ON/OFF制御部17が設けられる。設備制御手段6は、教室の使用予定に合わせた複数のON/OFF回路で空調制御する。すなわち、本実施形態では、図9(b)に示すように、教室の空調のON/OFF制御をすべき時限数は7である。従って、通常のオフィス等で用いられるON/OFF制御ユニット(Q)を4台(Q1〜Q4)採用する。1つのON/OFF制御ユニット(Q)は、空調設備7に対してON動作を指示する信号を発信する回路と、OFF動作を指示する信号を発信する回路とが組み合わされている。そして、1日のうちに、1つのON/OFF制御ユニット(Q)により2回のON/OFF動作を空調設備7に対して指示する。これは、図9(a)に示すように、通常のオフィス等において、午前と午後の2回のON/OFF動作指示に相当する。つまり、この午前と午後の2回のON/OFF動作指示の開始時間(ONとする時間)と終了時間(OFFとする時間)を、教室を使用する時限の開始時間(ONとする時間)と終了時間(OFFとする時間)に設定し直すことで、オフィスビル用の1つのユニットが、制御方法を変更せずにそのまま学校の教室用のユニットに用いられる。
設備制御手段6のメモリ16には、教室使用情報記憶手段4に記憶された基本スケジュールにより設定された各ON/OFF制御ユニット(Q)についてのON/OFF動作指示の開始時間(ONとする時間)及び終了時間(OFFとする時間)のデータが記憶される。また、この記憶されたデータは、基本スケジュールの変更に伴い修正される。
教室が通常の授業パターンとは異なる目的で使用される場合であっても本発明に係る学校内教室設備の簡易省エネシステム1を適用して空調設備7の省エネを行うことが可能である。例えば、学園祭でのイベント、国内学会、国際学会、セミナー、研修会、展示会等の用途に使用される場合である。教室がこれらの用途に使用される場合には、設備制御手段6のメモリ16に記憶された、各ON/OFF制御ユニット(Q)についてのON/OFF動作指示の開始時間(ONとする時間)と終了時間(OFFとする時間)をその期間だけ修正すれば良い。
図8に示すように、設備制御手段6は、メモリ16に記憶された、各ON/OFF制御ユニット(Q)についてのON/OFF動作指示の開始時間(ONとする時間)と終了時間(OFFとする時間)に従い、タイマ15が表示する時刻に合わせて空調設備ON/OFF制御部17に対して、ON/OFF動作を指示する。空調設備ON/OFF制御部17は、その指示に基づき空調設備7の圧縮機18、電動ファン19、センサ20、その他の機器類に対してONモード又はOFFモードを設定する。
設備制御手段6は、教室の使用予定が無い場合には、その時限の間の空調をOFFにする信号を棟内の空調設備7に送信し、教室の使用予定が有る場合には、その時限の間の空調をONにする信号を棟内の空調設備7に送信する。しかし、設備制御手段6が、空調をOFFにする信号を棟内の空調設備7に送信した場合に、教室内で空調設備7のスイッチが入れられると、それが優先されて空調設備7はONモードとなる。そこで、図9(b)の2時限及び5時限に矢印で示すように、設備制御手段6は、教室の使用予定が無い場合に、所定の間隔で空調設備7にOFFモードとする信号を送信する。所定の間隔は、例えば10〜20分間である。これにより、教室の使用予定が無い場合に教室内の空調設備7がONモードとなっても、設備制御手段6からのOFFモードとする信号により空調設備7は空調を停止し、省エネに貢献する。また、設備制御手段6は、教室内の空調設備7をOFFモードにする信号が空調設備ON/OFF制御部17に送信されたときには、教室内の空調のスイッチによるONモードとする指令を無視することとしても良い。
設備制御手段6は、昼休みの間には、原則として教室内の空調設備7をOFFモードにする信号を空調設備ON/OFF制御部17に送信する。しかし、教室内で空調設備7のスイッチが入れられると、それが優先されて空調設備7はONモードとなる。そこで、図9(b)の矢印で示すように、設備制御手段6は、昼休みの間に所定の間隔で空調設備7にOFFモードとする信号を送信する。所定の間隔は例えば10〜20分間である。これにより、昼休みの間に教室内の空調設備7がONモードとなっても、設備制御手段6からのOFFモードとする信号により空調設備7は空調を停止し、省エネに貢献する。ただし、教室内の使用が延長される場合もあるため、昼休みに入った直後は、昼休みの後半と比較して所定の間隔をより長くしても良い。また、時限間の休憩時間は、例えば10分程度の短い間隔であるが、その間に設備制御手段6からのOFFモードとする信号により空調設備7の空調を停止しても良い。また、設備制御手段6は、教室内の空調設備7をOFFモードにする信号が空調設備ON/OFF制御部17に送信されたときには、教室内の空調のスイッチによるONモードとする指令を無視することとしても良い。
図8を用いて設備制御手段6による空調設備7の制御についての他の実施例を示す。図8に示すように、中央監視盤12には、教室内の照明設備21のうち教室内照明機器22のON/OFFを検知する照明ON/OFF検知手段23が設けられている。中央監視盤12の設備制御手段6は、この照明機器22のON/OFF情報も含めて空調設備7の制御を行う。
設備制御手段6は、照明ON/OFF検知手段23により教室内の所定の照明機器22がOFFになったことを検知した場合には、その教室にその時限の使用予定が有る場合であっても、その教室の空調設備7に対して空調をOFFにする信号を送信する。これは、教室内の所定の照明機器22がOFFになった場合には、その教室には人がいなくなったとみなして空調をOFFモードにするからである。例えば、その時限の終了時刻前に教室の利用が終了した場合が該当する。この設備制御手段6の空調設備7への制御により、空調設備7の省エネが図られる。教室内の所定の照明機器22とは、教室内の全ての照明機器22であっても良く、その一部の照明機器22であっても良い。
また、設備制御手段6は、その教室にその時限の使用予定が有る場合であっても、照明ON/OFF検知手段23により教室の所定の照明機器22がONになったことを検知するまで、その教室の空調設備7に対して空調をONにする信号を送信しない。これは、教室内の所定の照明機器22がONになる以前には、その教室にはまだ人がいないとみなして空調をONモードにはしない。例えば、その時限の教室の使用開始が何らかの理由により遅れている場合が該当する。この設備制御手段6の空調設備7への制御により、空調設備7の省エネが図られる。教室内の所定の照明機器22とは、教室内の全ての照明機器22であっても良く、その一部の照明機器22であっても良い。
本発明に係る学校内教室設備の簡易省エネシステムの1つの実施形態の概略構成を示す図である。 教室使用情報入力端末における登録についての1つの実施例を示す説明図である。 教室使用情報入力端末における登録についての他の実施例を示す説明図である。 教室使用情報入力端末における登録についての他の実施例を示す説明図である。 登録された学校のカレンダーの1つの実施例を示す説明図である。 ホームページに表示される基本スケジュール及び実施スケジュールの1つの実施例である。 ホームページに表示される基本スケジュール及び実施スケジュールの1つの実施例である。 中央監視盤の設備制御手段による空調設備の空調のON/OFF制御方法を示す説明図である。 通常のオフィス等で用いられるON/OFF制御、及び教室の空調のON/OFF制御を示す説明図である。
符号の説明
1 学校内教室設備の簡易省エネシステム、2 教室使用情報入力端末、3 教室使用情報変換手段、4 教室使用情報記憶手段、5 WEBサーバ、6 設備制御手段、7 空調設備、10 棟、11 管理室、12 中央監視盤、14 通信ネットワーク、15 タイマ、16 メモリ、17 空調設備ON/OFF制御部、18 圧縮機、19 電動ファン、20 センサ、21 照明設備、22 教室内照明機器、23 照明ON/OFF検知手段。

Claims (14)

  1. 学校内の複数の棟に設置され、棟内の教室に設けられた設備を制御する中央監視盤と、学校内の管理室に設置され、各棟の中央監視盤と専用回線で接続され、中央監視盤を介して各棟の教室の設備の省エネを管理する中央管理装置と、を有する学校内教室設備省エネシステムであって、
    学校内の管理室には、各棟の教室の使用に関する情報を、通信ネットワークを介して各棟に入力する教室使用情報入力端末が備えられ、
    各棟の中央監視盤には、あらかじめ設定された教室の使用に関する時間割を記憶し、教室使用情報入力端末から入力された教室の使用に関する情報から、記憶した時間割の時限ごとの教室の使用に関する情報を記憶する教室使用情報記憶手段と、
    教室使用情報記憶手段に記憶された、棟内の教室の使用に関する情報が書き込まれた時間割を、教室の設備の制御情報に変換する教室使用情報変換手段と、
    教室使用情報変換手段により変換された教室の設備の制御情報に基づいて各教室の設備を制御する設備制御手段と、が備えられていることを特徴とする学校内教室設備の簡易省エネシステム。
  2. 請求項1に記載の学校内教室設備の簡易省エネシステムにおいて、各棟の中央監視盤は、その棟のURLを保有し、WEBサーバにより通信ネットワークを介してその棟のホームページを送信し、教室使用情報入力端末には、管理者により各棟のURLが登録され、通信ネットワークを介して各棟のWEBサーバのホームページにアクセスし、ホームページ内の所定の欄にその棟内の教室の使用に関する情報が書き込まれ、教室使用情報記憶手段は、教室使用情報入力端末に表示されたその棟のホームページの時間割に書き込まれた棟内の教室の使用に関する情報を記憶することを特徴とする学校内教室設備の簡易省エネシステム。
  3. 請求項1又は2に記載の学校内教室設備の簡易省エネシステムにおいて、教室使用情報変換手段は、教室使用情報記憶手段に記憶された時間割を教室の空調に関する制御情報に変換し、設備制御手段は、教室使用情報変換手段により変換された教室の空調の制御情報に基づいて各教室の空調設備を制御することを特徴とする学校内教室設備の簡易省エネシステム。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1に記載の学校内教室設備の簡易省エネシステムにおいて、棟内の教室の使用に関する情報には、教室の使用予定が含まれ、設備制御手段は、教室の使用予定が無い場合には、その時限の間に所定の間隔で空調設備をOFFにする信号を棟内の空調設備に送信し、教室の使用予定が有る場合には、その時限の間の空調をONにする信号を棟内の空調設備に送信することを特徴とする学校内教室設備の簡易省エネシステム。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1に記載の学校内教室設備の簡易省エネシステムにおいて、棟内の教室の使用に関する情報には、昼休み及び時限間の休憩時間に関する情報が含まれ、設備制御手段は、昼休みには、空調設備に対して所定の間隔で空調をOFFにする信号を送信することを特徴とする学校内教室設備の簡易省エネシステム。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1に記載の学校内教室設備の簡易省エネシステムにおいて、中央監視盤には、教室の照明設備のON/OFF信号を検知する照明ON/OFF検知手段が備えられ、設備制御手段は、照明ON/OFF検知手段により教室の所定の照明がOFFになったことを検知した場合には、その教室にその時限の使用予定が有る場合であっても、その教室の空調設備に対して空調をOFFにする信号を送信することを特徴とする学校内教室設備の簡易省エネシステム。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1に記載の学校内教室設備の簡易省エネシステムにおいて、設備制御手段は、教室の使用予定が有る場合であっても、照明ON/OFF検知手段により教室の所定の照明がONになったことを検知するまで、その教室の空調設備に対して空調をONにする信号を送信しないことを特徴とする学校内教室設備の簡易省エネシステム。
  8. 請求項2乃至7のいずれか1に記載の学校内教室設備の簡易省エネシステムにおいて、各棟のホームページは、棟内の教室ごとに、1つの時限及びそれに続く休憩時間を1つの空調制御単位とした教室の使用予定を入力する欄を有し、管理者は、教室使用情報入力端末により、中央監視盤のWEBサーバにアクセスし、ホームページのその欄をクリックして空調制御単位ごとに教室の使用予定の有無を選択することを特徴とする学校内教室設備の簡易省エネシステム。
  9. 請求項8に記載の学校内教室設備の簡易省エネシステムにおいて、設備制御手段は、各空調設備に対して1日のうちの空調制御単位の数に応じて複数の出力ユニットの組合せにより空調制御することを特徴とする学校内教室設備の簡易省エネシステム。
  10. 請求項9に記載の学校内教室設備の簡易省エネシステムにおいて、設備制御手段は、各空調設備に対し、1日の2つの空調制御単位ごとに1つの出力ユニットにより空調制御することを特徴とする学校内教室設備の簡易省エネシステム。
  11. 請求項1乃至10のいずれか1に記載の学校内教室設備の簡易省エネシステムにおいて、各棟の教室使用情報記憶手段には、学校の年間スケジュールに基づき作成された基本時間割が配信され、あらかじめ記憶された学校の年間スケジュールに変更がある場合には、変更された基本時間割が配信され、各棟の教室使用情報記憶手段は、変更された基本時間割に更新して記憶することを特徴とする学校内教室設備の簡易省エネシステム。
  12. 請求項1乃至11のいずれか1に記載の学校内教室設備の簡易省エネシステムにおいて、基本時間割は、一定期間ごとに作成され、有効期限が設定されることを特徴とする学校内教室設備の簡易省エネシステム。
  13. 請求項12に記載の学校内教室設備の簡易省エネシステムにおいて、教室が授業以外に使用される場合には、教室の使用予定に合わせて修正された基本時間割が各中央監視盤に配信され、各棟の教室使用情報記憶手段は、変更された基本時間割に更新して記憶することを特徴とする学校内教室設備の簡易省エネシステム。
  14. 請求項13に記載の学校内教室設備の簡易省エネシステムにおいて、設備制御手段は、各空調設備に対し、変更された基本時間割に合わせた出力ユニットを設定して空調制御することを特徴とする学校内教室設備の簡易省エネシステム。
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