JP2008125752A - 弾球遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技球を各遊技状態に適した方向へ誘導可能とした弾球遊技機を提供する。
【解決手段】遊技釘が多数植設された遊技領域6に、遊技球が入球可能な始動口12と、遊技者にとって不利な閉鎖位置及び有利な開放位置に変位可能な可動部材10を配置する。遊技球が始動口12に入球したことを契機に、可動部材10が、開放位置に短時間変位可能な第1遊技状態から、第1遊技状態に比して、可動部材10が開放位置に長時間変位するかまたは開放位置に変位する頻度が高くなる第2遊技状態へ、またはその逆へ遷移可能とする。可動部材10は、開放位置に変位したとき、始動口12の上方にあり、かつ遊技球が通過しうる程度に互いに離間した2本の遊技釘9A、9Bの間に対峙することにより、遊技球を始動口12に入球する確率が高い方向へ誘導可能な誘導部101を有する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、所定の条件が成立したとき、第1遊技状態から第2遊技状態へ、またはその逆へ遷移可能とした弾球遊技機に関する。
弾球遊技機(パチンコ機)において、遊技領域に打ち込まれた遊技球が第1始動口に入球したことを契機に所定の確率に基づいて、演出図柄が所定の組み合わせで確定表示すると、大入賞装置が所定回数、開閉を繰り返す第1特定遊技状態となって、遊技者に所定の遊技価値を付与する第1種遊技仕様と、第2始動口に入球したことを契機に、可動部材が開放し、その間に遊技球が役物装置内の特定入賞口に入賞すると、可動部材が所定回数、開閉する第2特定遊技状態となって、遊技者に所定の遊技価値を付与する第2種遊技仕様の遊技を行うことができるようにしたものがある。また、遊技中に、所定の条件が成立すると、例えば、第1特遊技状態の終了後、第1遊技状態(通常の遊技状態)に比して、可動部材の開放時間または開閉動作の頻度が高くなるようにした第2遊技状態(特別の遊技状態)に移行する(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−51203号公報
上述のような弾球遊技機においては、遊技が第2遊技状態にある場合、可動部材の開放時間または開閉動作の頻度が高くなることから、遊技球を特定入賞口に入賞させることを目的とした第2種遊技仕様の遊技が基本となる。したがって、第2遊技状態においては、遊技球が第1始動口に入球するよりも、第2始動口に入球する方が遊技者にとっては有意義である。しかし、遊技領域に打ち込まれた遊技球は、遊技が第2遊技状態に移行しても、遊技球が第2始動口に入球する確率が高くなるわけではないため、遊技球が第2始動口に入球しないで、第1始動口へ向けて流下し過ぎると、遊技者の遊技の興趣を削いでしまうという問題点がある。
上記問題点を解決するために、仮に遊技釘の配列を変更して、第2始動口に入球する確率を高くしても、今度は、遊技状態が第1遊技状態に移行した場合、遊技球が第2始動口の方にばかり流下してしまい、第1始動口に入球しないという問題が発生する。また、遊技店の営業時間内での遊技釘の調整は規則で禁止されているため、その時の遊技状態に合わせて、その都度、遊技釘を調整することはできない。仮に、遊技釘の調整が認められたとしても、余計な手間がかかるとともに、釘調整の度に遊技が中断されてしまい、遊技の興趣が削がれてしまうという問題を有する。
本発明は、上述のような課題に鑑み、遊技球を各遊技状態に適した方向へ誘導可能とした弾球遊技機を提供することを目的とする。
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1)遊技釘が多数植設された遊技領域に、遊技球が入球または通過可能な始動口と、遊技者にとって不利な第1位置及び有利な第2位置に変位可能な可動部材を配置するとともに、遊技球が前記始動口に入球または通過したことを契機に、前記可動部材は、前記第2位置に所定時間または所定回数変位し、また、所定条件が成立した場合、前記可動部材が前記第1位置から前記第2位置に短時間または低頻度変位する第1遊技状態から、前記第1遊技状態に比して、前記可動部材が前記第1位置から前記第2位置に長時間または高頻度変位する第2遊技状態へ、またはその逆へ遷移可能とした弾球遊技機において、前記可動部材は、前記第2位置に変位したとき、遊技球を前記始動口に入球または通過する確率が高い方向へ誘導可能とする。
(2)上記(1)項において、前記可動部材が第2位置に変位したとき、前記可動部材の端部に設けた誘導部が、前記始動口の上方にあり、かつ遊技球が通過しうる程度に互いに離間した2本の遊技釘の間に対峙するようにする。
(3)上記(2)項において、前記遊技領域に、遊技者にとって不利な第1状態及び有利な第2状態に変化可能な大入賞装置、及び遊技球が入球または通過可能な他の始動口をそれぞれ配置して、前記他の始動口に遊技球が入球または通過したことを契機に所定の確率に基づいて、前記大入賞装置が第1状態から第2状態に変化可能であり、前記可動部材が第1位置にあるとき、前記誘導部は、前記2本の遊技釘の間から退避して、前記遊技領域に打ち込まれた遊技球を、前記他の始動口に入球または通過する確率が高い方向へ流下させ得るようにする。
(4)上記(2)または(3)項において、前記可動部材が第2位置にあるとき、前記誘導部は、前記2本の遊技釘の間を遊技球が通過できないように、前記2本の遊技釘の間に対峙する。
(5)上記(1)〜(4)項のいずれかにおいて、前記可動部材は、前記始動口の側方に配置されるとともに、上下方向を向く状態で第1位置となり、また、左右方向を向く状態で第2位置になる。
本発明によれば、次のような効果が奏せられる。
請求項1に係わる発明によると、可動部材が第2位置に変位したとき、遊技球を始動口に入球または通過する確率が高い方向へ誘導可能とすることにより、遊技が第2遊技状態にある場合、可動部材を遊技者によって有利な第2位置になる頻度を高めて、遊技の興趣を向上させることができる。
請求項2に係わる発明によると、可動部材が第2位置に変位したとき、可動部材の端部に設けた誘導部が、始動口の上方にあり、かつ遊技球が通過しうる程度に互いに離間した2本の遊技釘の間に対峙するようにしたことにより、遊技球を始動口に入球または通過する確率が高い方向へ安定して誘導させることができる。
請求項3に係わる発明によると、第1遊技状態にあるとき、遊技球が他の始動口に入球または通過する確率が高い方向へ流下させることができる。これにより、遊技釘を調整することなく、遊技球を各遊技状態に適した方向へ流下させることができ、遊技の興趣をより一層高めることができる。
請求項4に係わる発明によると、可動部材が第2位置に変位することにより、遊技球を始動口に入球または通過する確率が高い方向へ確実に誘導することができる。
請求項5に係わる発明によると、可動部材が第1、2位置に変位することによって、各遊技状態に適した方向へ遊技球を確実に流下させることができる。
以下、本発明の実施形態を、図面に基づいて説明する。図1は、本発明の第1実施例を適用した弾球遊技機の正面図、図2は、遊技盤の正面図、図3は、要部の拡大正面図、図4は、第2実施例の要部の拡大正面図、図5は、第3実施例の要部の拡大正面図である。なお、以下の説明においては、各図の図面手前を「前方」とし、図面奥側を「後方」とし、左方を「左方」とし、右方を「右方」とする。
図1に示すように、弾球遊技機をなすパチンコ機1は、遊技店の遊技島に据え付けられる外枠2と、外枠2に嵌め込まれる遊技盤3と、外枠2に開閉可能に枢着された前扉5とを備え、前面右下部に設けられたハンドル4aを時計方向へ回転操作することにより、球貯留皿4bに貯留されている遊技球が図示略の発射装置から後述の遊技領域6に打ち込まれることにより、後述の第1種遊技仕様と第2種遊技仕様の遊技を行うことができる。
遊技盤3の盤面(前面)には、外側ガイドレール7及び内側ガイドレール8によって包囲される円形(楕円形を含む)の遊技領域6が形成される。ハンドル4aの操作に基いて、発射装置から発射される遊技球は、ガイドレール7、8により誘導されて遊技領域6に打ち込まれ、遊技領域6に植設された多数の遊技釘9に当接しながら流下する。
遊技領域6には、多数の遊技釘9の他に、左部に可動部材10を開閉可能に支持した役物装置11と、遊技領域6を流下する遊技球が入球または通過可能な始動口をなすゲート12と、遊技球の流下方向を変化させる風車13と、遊技球が入球または通過可能な他の始動口をなす図柄始動口14と、遊技球が入球可能な小入賞装置15及び大入賞装置16が配置されている。また、遊技領域6の最下部には、遊技領域6に打ち込まれた遊技球を遊技盤3の裏面側に排出するためのアウト口17が設けられている。
遊技盤3における役物装置11の後方には、液晶ディスプレイ等により構成される演出表示装置(図示略)が配置されている。演出表示装置には、遊技に関する数字や図柄等で構成される演出図柄18が表示される。演出図柄18は、役物装置11の前面に設けた透視部111を透して視認することができる。
なお、役物装置11は、遊技領域6のほぼ中央部、ゲート12は、役物装置11の左側方、図柄始動口14は、ゲート12の斜め下方、小入賞装置15は、図柄始動口14の真下、また大入賞装置16は、小入賞装置15の真下にそれぞれ配置される。
役物装置11の透視部111に表示される演出図柄18は、遊技球が図柄始動口14に入球したことを契機に変動表示した後、所定の確率に基づいて、確定表示される。
大入賞装置16は、演出図柄が予め定められた組み合わせで確定表示されると、遊技者にとって不利な第1状態(遊技球が大入賞装置16に実質的に入賞不能な閉鎖状態)から、有利な第2状態(遊技球が大入賞装置16に入賞可能な開放状態)に変化することにより、第1種遊技仕様における第1特定遊技状態となって、遊技者に所定の遊技価値を付与する。そして、大入賞装置16が所定回数、開閉動作を繰り返す等して、第1特定遊技状態が終了する。また、確定表示された演出図柄が予め定められた特定演出図柄の場合には、第1特定遊技状態が終了した時点から、遊技は後述の第1遊技状態から後述の第2遊技状態に移行する。
小入賞装置15は、遊技球がゲート12を通過したことを契機に、遊技球が実質的に入賞不能な閉鎖位置から遊技球が入賞可能な開放位置に変化する。遊技が後述の第1遊技状態にある場合、小入賞装置15が開放位置に変位する時間は短時間である。また、後述の第2遊技状態にある場合、小入賞装置15が開放位置に変位する時間は、第1遊技状態に比して長時間となるか、または開放位置に変位する頻度が高くなる。
可動部材10は、ゲート12の左側方に配置されるように、その下端部が役物装置11の左側部に揺動可能に支持され、図1〜3に実線で示すように、上下方向を向く閉鎖位置(第1位置)と、同じく想像線で示すように、左右方向を向く開放位置(第2位置)に変位可能であり、閉鎖位置にあるときは、役物装置11の左側部に設けられた入球口112を閉鎖し、また、開放位置にあるときは、入球口112を開放して、遊技領域6に打ち込まれた遊技球を入球口112に入球可能とする。
可動部材10の揺動端部には、遊技球の流下方向を変化させるための誘導部101が設けられている。誘導部101は、可動部材10が開放位置にあるとき、多数の遊技釘のうちゲート12の上方に互いに所定の間隔をもって配置された2本の遊技釘9A、9Bの間に対峙し、また、同じく閉鎖位置にあるとき、2本の遊技釘9A、9Bの間から退避する。なお、2本の遊技釘9A、9Bの間は、遊技球が通過し得る程度に離間している。
可動部材10が開放位置に変位して、誘導部101が2本の遊技釘9A、9B間に対峙している場合、遊技球が遊技釘9A、9B間を通過し難い状態となる。換言すると、可動部材10が閉鎖位置にある場合、2本の遊技釘9A、9B間の隙間は、遊技球が余裕をもって通過し得るものであるが、可動部材10が開放位置にある場合、2本の遊技釘9A、9B間の隙間は、遊技球の直径より僅かに大きいものとなる。よって、遊技領域6に打ち込まれた遊技球のうち流路A(図2、3参照)を辿って流下する遊技球は、2本の遊技釘9A、9B間を通過する確率が低くなるため、ゲート12に向かう方向へ誘導される確率が高くなる。また、可動部材10が閉鎖位置にあって、誘導部101が2本の遊技釘9A、9Bの間から退避している場合、流路Aを辿って流下する遊技球は、2本の遊技釘9A、9Bの間を通過する確率が高いため、図柄始動口14に向かう流路B(図2、3参照)を辿って流下して、図柄始動口14に入球する確率が高くなる。
可動部材10が開放位置にある間、入球口112に入球した遊技球は、役物装置11内に下部に形成されたステージ113上に誘導され、ステージ113に設けられた特定入賞口(図示略)または通常入賞口(図示略)のいずれかに所定の確率に基づいて入賞する。遊技球が特定入賞口に入賞した場合には、第2種遊技仕様における後述の第2特定遊技状態となって、遊技者に所定の遊技価値を付与する。
次に、第1、2遊技状態及び第1、2種遊技仕様について説明する。
(第1遊技状態)
遊技領域6に打ち込まれた遊技球が、ゲート12に入球すると、これを契機に、所定の確率(例えば、1/5の確率)で、小入賞装置15が予め定めた短い時間(例えば、0.5秒)だけ開閉動作を行う。そして、開放した状態の小入賞装置15に遊技球が入賞した場合には、これを契機に可動部材10が予め定めた短い時間(例えば、0.5秒)だけ開閉動作を行う。しかし、この第1遊技状態においては、小入賞装置15に遊技球が入球しても、可動部材10の開放時間が短時間であるため、遊技球が役物装置11の入球口112に入球する確率は極めて低い。よって、この状態においては、第1種遊技仕様に基づく遊技が基本となり、遊技球がゲート12に入球するより、図柄始動口14に入球する方が、遊技者にとっては有意義となる。
そのため、本実施例においては、第1遊技状態にある場合、可動部材10が開放位置に変位する確率が低いことから、遊技球が図柄始動口14へ向く経路Bを辿って図柄始動口14へ向けて流下する確率が高くなるようにしている。
(第1種遊技仕様)
遊技領域6に打ち込まれた遊技球が図柄始動口14に入球すると、これを契機に所定の確率に基づいて、演出図柄18が変動表示した後、所定時間経過後、停止して確定表示される。そして、確定表示された演出図柄18の組み合わせが、予め定められた表示態様になった場合のみ、第1種遊技仕様における第1特定遊技状態を生起させ、大入賞装置16を第1状態から第2状態に変化させる。
第1特定遊技状態においては、大入賞装置16に遊技球が10個入賞するか、または開放してから30秒が経過すると、大入賞装置16は閉鎖する。また、大入賞装置16が開放している最中、大入賞装置16内に設けた特定領域センサ(図示略)が遊技球の入賞を検出した場合には、閉鎖後に再度開放する。これを最大15回まで繰返した後、第1特定遊技状態が終了した後、第2遊技状態に移行する。
(第2遊技状態)
遊技領域6に打ち込まれた遊技球が、ゲート12に入球すると、これを契機に、所定の確率(例えば、1/1.1)で、小入賞装置15が、第1遊技状態のときに比して、長時間(例えば、2秒)開放し、その開放を2回繰り返す。そして、開放している小入賞装置15に遊技球が入賞すると、これを契機に、第1遊技状態のときに比して、可動部材10が長時間、開放位置に変位する。したがって、この第2遊技状態においては、可動部材10が開放位置に変位する頻度が高くなって、遊技球が役物装置11の入球口112に入球する確率が高いため、第2種遊技仕様に基づく遊技が基本となる。したがって、この第2遊技状態においては、遊技球が図柄始動口14に入球するより、ゲート12に入球する方が遊技者にとって有意義である。
そのため、本実施例においては、第2遊技状態にあるとき、開放位置に変位する頻度が高い可動部材10の誘導部101が、ゲート12の上方に配置された2本の遊技釘9A、9B間に対峙することによって、遊技球が2本の遊技釘9A、9Bの間を通過して、図柄始動口14へ向かう流路Bに流下するのを規制して、遊技球をゲート12に向けて流下する方向へ誘導する。その結果、遊技球は、ゲート12に入球する確率が高くなる。
(第2種遊技仕様)
遊技領域6に打ち込まれた遊技球がゲート12に入球すると、これを契機に小入賞装置15が遊技状態に応じた時間、開放する。小入賞装置15が開放している間、遊技球が小入賞装置15に入球すると、これを契機に、可動部材10が、遊技状態に応じた時間、開放する。
可動部材10が開放している間、遊技球が役物装置11の入球口112に入球して、通常入賞口に入賞した場合は、所定数の遊技球を賞球として払い出す。また、特定入賞口に入賞した場合は、所定数の遊技球を賞球として払い出すことに加え、第2種遊技仕様の第2特定遊技状態を生起させ、可動部材10が複数回開閉動作を繰り返し、その間に再び遊技球が特定入賞口に入賞すると当該ラウンドを終了して、次のラウンドに移行して、再度、可動部材10が複数回開閉動作を繰り返す。このラウンドを所定回数繰り返した後、第2特定遊技状態は終了する。
(第2実施例)
図4に示す第2実施例における可動部材20は、先太形状をなし、前記実施例と同様に、想像線示す閉鎖位置(第1位置)及び実線で示す開放位置(第2位置)に変位可能で、開放位置にあるとき、先端部に設けられた誘導部201が、ゲート12の上方に配置された2本の遊技釘9A、9Bの間に対峙して、遊技釘9A、9Bの間の間隙を完全に閉鎖する。これにより、遊技球が2本の遊技釘9A、9Bの間を通過することが完全に規制して、遊技球をゲート12に向けて流下する方向へ確実に誘導させることができる。
(第3実施例)
図5に示す第3実施例における可動部材30は、前記実施例と同様に、想像線示す閉鎖位置(第1位置)及び実線で示す開放位置(第2位置)に変位可能であるとともに、端部には、振り子部材31が設けられている。
可動部材30が開放位置に変位した場合には、振り子部材31が可動部材30の端部から垂下して、可動部材30の先端部に設けられた誘導部301及び振り子部材31が、ゲート12の上方に配置された2本の遊技釘9A、9Bの間に対峙して、遊技釘9A、9Bの間の間隙を完全に閉鎖する。これにより、遊技球が2本の遊技釘9A、9Bの間を通過することが完全に規制して、遊技球をゲート12に向けて流下する方向へ確実に誘導させることができる。
また、可動部材30が閉鎖位置に変位した場合には、可動部材30の誘導部301及び振り子部材31が、2本の遊技釘9A、9B間から退避するとともに、振り子部材31が可動部材30の端部に収納される。これにより、遊技球が可動部材30の近傍を流下する際、振り子部材31に衝突してその流下方向が変化させられることがなくなり、遊技球をゲート12に円滑に向けて流下させることができる。
以上、本発明の各実施形態について説明したが、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で、各実施形態に対して、次のような種々の変形や変更を施すことが可能である。
(i)遊技球がゲート12に入球したとき、遊技球が小入賞装置15に入球するか否かに無関係に、可動部材10、20、30が開放位置に変位するようにする。
(ii)小入賞装置15を省略する。また、第2入賞装置16を他の構成とする。
(iii)第1遊技状態から第2遊技状態へ、またはその逆へ遷移するための所定条件を、ゲート12や図柄始動口14や小入賞装置15への通過もしくは入球が所定個数に達したこと、可動部材10、20、30の変位回数が所定回数に達したこと、前回の特定遊技(大当り遊技)から所定時間が経過したこと、等にしても良い。また、第2特定遊技状態の発生時に、遊技状態を遷移させるか否かを抽選して、それに当選した場合や、ゲート12や図柄始動口14や小入賞装置15への入賞時に予め遊技状態を遷移させるか否かを抽選して、それに当選し、かつ第2特定遊技状態が発生した場合に遊技状態を遷移させるようにしても良い。さらには、これら全てを所定条件として設定しても良い。
本発明の第1実施例を適用した弾球遊技機の正面図である。 遊技盤の正面図である。 要部の拡大正面図である。 第2実施例の要部の拡大正面図である。 第3実施例の要部の拡大正面図である。
符号の説明
1 弾球遊技機
2 外枠
3 遊技盤
4a ハンドル
4b 球貯留皿
5 前扉
6 遊技領域
7 外側ガイドレール
8 内側ガイドレール
9、9A、9B 遊技釘
10、20、30 可動部材
11 役物装置
12 ゲート(始動口)
13 風車
14 図柄始動口(他の始動口)
15 小入賞装置
16 大入賞装置
17 アウト口
18 演出図柄
31 振り子部材
101、201、301 誘導部
111 透視部
112 入球口
113 ステージ

Claims (5)

  1. 遊技釘が多数植設された遊技領域に、遊技球が入球または通過可能な始動口と、遊技者にとって不利な第1位置及び有利な第2位置に変位可能な可動部材を配置するとともに、遊技球が前記始動口に入球または通過したことを契機に、前記可動部材は、前記第2位置に所定時間または所定回数変位し、また、所定条件が成立した場合、前記可動部材が前記第1位置から前記第2位置に短時間または低頻度変位する第1遊技状態から、前記第1遊技状態に比して、前記可動部材が前記第1位置から前記第2位置に長時間または高頻度変位する第2遊技状態へ、またはその逆へ遷移可能とした弾球遊技機において、
    前記可動部材は、前記第2位置に変位したとき、遊技球を前記始動口に入球または通過する確率が高い方向へ誘導可能とすることを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記可動部材が第2位置に変位したとき、前記可動部材の端部に設けた誘導部が、前記始動口の上方にあり、かつ遊技球が通過しうる程度に互いに離間した2本の遊技釘の間に対峙するようにしたことを特徴とする請求項1記載の弾球遊技機。
  3. 前記遊技領域に、遊技者にとって不利な第1状態及び有利な第2状態に変化可能な大入賞装置、及び遊技球が入球または通過可能な他の始動口をそれぞれ配置して、前記他の始動口に遊技球が入球または通過したことを契機に所定の確率に基づいて、前記大入賞装置が第1状態から第2状態に変化可能であり、
    前記可動部材が第1位置にあるとき、前記誘導部は、前記2本の遊技釘の間から退避して、前記遊技領域に打ち込まれた遊技球を、前記他の始動口に入球または通過する確率が高い方向へ流下させ得るようにしたことを特徴とする請求項2記載の弾球遊技機。
  4. 前記可動部材が第2位置にあるとき、前記誘導部は、前記2本の遊技釘の間を遊技球が通過できないように、前記2本の遊技釘の間に対峙することを特徴とする請求項2または3記載の弾球遊技機。
  5. 前記可動部材は、前記始動口の側方に配置されるとともに、上下方向を向く状態で第1位置となり、また、左右方向を向く状態で第2位置になることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の弾球遊技機。
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