JP2008125554A - 遊技機演出データ送受信システム、遊技機、携帯端末、及び遊技機演出データ受信プログラム - Google Patents

遊技機演出データ送受信システム、遊技機、携帯端末、及び遊技機演出データ受信プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】遊技機の演出データを携帯端末に送信する技術に関し、遊技の邪魔をせずに遊技者が所望する演出データを送信する技術を提供する。
【解決手段】外部携帯端末側では、演出データの指定を受け付け、受け付けた演出データを識別する予約データを生成及び記憶しておく。遊技機とのデータ通信が確立すると、記憶された予約データを遊技機へ送信する。遊技機側では、外部携帯端末とのデータ通信が確立すると、外部携帯端末から予約データを受信し、記憶しておく。遊技機にて、演出データが再生させると、記憶した予約データが識別する演出データが再生されたことを確認し、確認がなされた場合に、予約データにより識別され、かつ再生された演出データを外部携帯端末に送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、遊技媒体を用いた遊技の結果に応じて遊技媒体を支払う遊技機から外部の携帯端末に演出データを送信する技術に関する。
所謂スロットマシンやパチンコ機3といった遊技機が市場に出回っている。この遊技機は、遊技媒体が投入されることで遊技を開始し、遊技結果に応じて遊技媒体を支払うものである。遊技機には、画像表示器、LEDランプ、及びスピーカ等の演出装置が設けられ、これら演出装置を駆動させることによって演出がなされる。
現在、この遊技機は、遊技の興趣を高めるべく遊技結果に連動して演出装置を制御し、各種画像、各種動画、各種音声、各種キャラクタを登場させる等、遊技結果に応じた多種多様な演出を行わせる。例えば、特定役成立時にしか表示されない演出や、ボーナス成立時などにおいて極めて少ない確率でしかなされないプレミア演出も存在する。
遊技者からは、発生した演出のうち気に入った演出を記念として取得し、自身の所有している携帯端末等で再生したいという要望がある。遊技者は、携帯端末に備えられたカメラ機能を用いて演出を撮影していたが、撮影する前に演出が変化してしまったりする等の原因により上手く撮影できない場合もあった。
従って、このような要望に対して、演出データをアップロードしたサーバをインターネット上に設置し、携帯端末を用いてサーバにアクセスさせ、演出データをダウンロードさせるという試みもなされている。しかし、演出データが自由にダウンロードできることは、その演出の獲得価値を減殺させ、演出発生の記念として取得するという獲得心を満たすことができない。また、その演出が発生したときに、その演出が欲しいと思ってもサーバにアクセスする手間がかかるため、肝心の遊技に集中できず、遊技者にとっては煩わしいものがある。
さらに、このような要望に対して、遊技機と携帯端末とを有線接続し、遊技機に記憶されている演出データを携帯端末に送信する技術も提示されている。
例えば、携帯端末の表示画面に遊技機から取得可能な演出データのリストを表示し、操作キーを用いてリストから取得したい演出データを指示させる。欲しい演出データが指示されると、遊技機に当該指示を送信する。遊技機では、欲しい演出データの指示を受信すると、その指示に該当する演出データを携帯端末に送信する(例えば、「特許文献1」参照。)。携帯端末には、その演出データの再生機能が付与されている。
この技術では、取得したい演出データが指示されると、速やかに遊技機へ当該指示が送信されるため、遊技機と携帯端末とのデータ通信を確立させた上で指示操作を行わねばならない。従って、この技術によっても、欲しい演出データを指示する間は遊技に集中できず、遊技者にとっては煩わしいものがある。また、この技術では、演出データの取得指示があると、その指示の送信に連動して演出データを送信する。従って、この技術によっても、演出データが自由にダウンロードできてしまい、その演出獲得の価値を減殺させ、演出発生の記念として取得するという獲得心を満たすことができない。
また、例えば、遊技機で特定の演出が発生すると、この特定の演出に対応した演出データを自動的に携帯端末に送信するが技術も提案されている(例えば、「特許文献2」参照。)。
この技術では、遊技者が所望していない演出データが送信されてくるおそれがあり、遊技者は、送信されてきた演出データを保存するか削除するかの選別操作を行わねばならない。従ってこの技術によっても遊技に集中できず、遊技者にとっては煩わしいものがある。また、特定演出データを遊技者が所望していない場合は、遊技者の獲得心を満足させるとはいえない。
特開2003−180960号公報 特開2006−174871号公報
上述のように、従来の遊技機の演出データを遊技者の携帯端末へ送信する技術では、遊技者の獲得心を満たすという目的を達成することができないばかりか、演出データ取得が遊技の付随要素としての範囲を逸脱しまい、主目的である遊技の邪魔をしてしまっていた。
本発明は、以上の問題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、遊技機の演出データを携帯端末に送信する技術に関し、遊技の邪魔をせずに遊技者が所望する演出データを送信する技術を提供することにある。
上記課題を解決するための、請求項1記載の発明は、遊技媒体を用いた遊技の結果に応じて選択的に再生される複数種類の演出データを記憶した遊技機と、当該遊技機から前記演出データが送信されて再生が可能な外部携帯端末とを有する遊技機演出データ送受信システムであって、前記外部携帯端末は、取得する演出データの指定を受け付ける操作手段と、前記操作手段で受け付けた演出データを識別する予約データを生成する生成手段と、生成された予約データを記憶する端末側予約データ記憶手段と、前記遊技機とのデータ通信が確立すると、記憶された予約データを前記遊技機へ送信する端末側送信手段と、前記遊技機から前記演出データを受信する端末側受信手段と、受信した演出データを記憶する端末側演出データ記憶手段と、前記端末側演出データ記憶手段に記憶された演出データを再生する再生手段と、を備え、前記遊技機は、前記外部携帯端末とのデータ通信が確立すると、前記外部携帯端末から前記予約データを受信する遊技機側受信手段と、受信した予約データを記憶する遊技機側予約データ記憶手段と、遊技結果に応じて再生する演出を選択する演出制御手段と、選択された演出に対応する演出データを再生する演出手段と、前記遊技機側記憶手段に記憶された予約データが識別する演出データが再生されたことを確認する確認手段と、前記確認手段により前記確認がなされた場合に、前記予約データにより識別され、再生された演出データを前記外部携帯端末に送信する遊技機側送信手段と、を備えること、を特徴とする。
前記外部携帯端末は、前記遊技機に記憶されている演出データのリストを前記遊技機との通信確立前に予め記憶するリスト記憶手段をさらに備え、前記操作手段は、前記リストに基づく前記指定を前記遊技機との通信確立前に予め受け付け、前記生成手段は、前記操作手段が受け付けた前記指定に対応する演出データを識別する予約データを前記遊技機との通信確立前に予め生成し、前記端末側予約データ記憶手段は、前記遊技機との通信確立前に予め前記予約データを記憶するようにしてもよい(請求項2記載の発明に相当)。
前記外部携帯端末は、前記各種演出データを示す項目が階層状に並ぶリストを表示する表示手段をさらに備え、前記操作手段は、上位階層の指定を受け付け、前記生成手段は、前記操作手段が上位階層の指定を受け付けると、当該指定された階層以下の全項目に対応する演出データを識別する予約データを生成するようにしてもよい(請求項3記載の発明に相当)。
前記遊技機は、前記遊技機側送信手段により前記予約データが識別する演出データが送信されると、前記送信が完了した演出データに対応する前記予約データを記遊技機側予約データ記憶手段から順次削除する削除手段をさらに備えるようにしてもよい(請求項4記載の発明に相当)。
前記外部携帯端末は、送信される演出データのデータサイズを記憶するサイズ記憶手段と、送信される演出データのデータサイズと前記端末側演出データ記憶手段の空き容量とを比較する比較手段と、前記比較の結果、前記データサイズが前記空き容量を超過している場合に超過情報を報知する報知手段と、をさらに備えるようにしてもよい(請求項5記載の発明に相当)。
上記課題を解決するための、請求項6記載の発明は、遊技媒体を用いた遊技の結果に応じて選択的に再生される複数種類の演出データを記憶した遊技機から前記演出データが送信されて再生が可能な外部携帯端末であって、取得する演出データの指定を受け付ける操作手段と、前記操作手段で受け付けた演出データを識別する予約データを生成する生成手段と、生成された予約データを記憶する端末側予約データ記憶手段と、前記遊技機とのデータ通信が確立すると、記憶された予約データを前記遊技機へ送信する端末側送信手段と、遊技結果に応じて再生された演出データが前記端末側送信手段から送信された予約データが識別する演出データであったときに、前記遊技機から当該演出データを受信する端末側受信手段と、受信した演出データを記憶する端末側演出データ記憶手段と、前記端末側演出データ記憶手段に記憶された演出データを再生する再生手段と、を備えること、を特徴とする。
前記遊技機に記憶されている演出データのリストを前記遊技機との通信確立前に予め記憶するリスト記憶手段をさらに備え、前記操作手段は、前記リストに基づく前記指定を前記遊技機との通信確立前に予め受け付け、前記生成手段は、前記操作手段が受け付けた演出種類の指定に対応する演出データを識別する予約データを前記遊技機との通信確立前に予め生成し、前記端末側予約データ記憶手段は、前記遊技機との通信確立前に予め前記予約データを記憶するようにしてもよい(請求項7記載の発明に相当)。
各種演出内容情報が階層状に並ぶ前記リストを表示する表示手段をさらに備え、前記操作手段は、上位階層の指定を受け付け、前記生成手段は、前記操作手段が上位階層の指定を受け付けると、当該指定された階層以下の全項目に対応する演出データを識別する予約データを生成するようにしてもよい(請求項8記載の発明に相当)。
送信される演出データのデータサイズを記憶するサイズ記憶手段と、送信される演出データのデータサイズと前記端末側演出データ記憶手段の空き容量とを比較する比較手段と、前記比較の結果、前記データサイズが前記空き容量を超過している場合に超過情報を報知する報知手段と、をさらに備えるようにしてもよい(請求項9記載の発明に相当)。
上記課題を解決するための、請求項10記載の発明は、複数種類の演出データのうちの少なくとも1種類が操作手段を用いて指定されると当該指定された演出データを識別する予約データを送信する外部携帯端末とデータ通信可能に接続されると共に、前記複数種類の演出データを記憶し、遊技媒体を用いた遊技の結果に応じて選択的に演出データを再生する遊技機であって、前記外部携帯端末とのデータ通信が確立すると、前記外部携帯端末から送信される前記予約データを受信する遊技機側受信手段と、受信した予約データを記憶する遊技機側予約データ記憶手段と、遊技結果に応じて再生する演出を選択する演出制御手段と、選択された演出に対応する演出データを再生する演出手段と、前記遊技機側記憶手段に記憶された予約データが識別する演出データが再生されたことを確認する確認手段と、前記確認手段により前記確認がなされた場合に、前記予約データにより識別され、再生された演出データを前記外部携帯端末に送信する遊技機側送信手段と、を備えること、を特徴とする。
前記遊技機側送信手段により前記予約データが識別する演出データが送信されると、前送信が完了した演出データに対応する前記予約データを記遊技機側予約データ記憶手段から順次削除する削除手段をさらに備えるようにしてもよい(請求項11記載の発明に相当)。
上記課題を解決するための、請求項12記載の発明は、遊技媒体を用いた遊技の結果に応じて選択的に再生される複数種類の演出データを記憶した遊技機から前記演出データが送信されて再生が可能な外部携帯端末を、取得する演出データの指定を受け付ける操作手段と、前記操作手段で受け付けた演出データを識別する予約データを生成する生成手段と、生成された予約データを記憶する端末側予約データ記憶手段と、前記遊技機とのデータ通信が確立すると、記憶された予約データを前記遊技機へ送信する端末側送信手段と、遊技結果に応じて再生された演出データが前記端末側送信手段から送信された予約データが識別する演出データであったときに、前記遊技機から当該演出データを受信する端末側受信手段と、受信した演出データを記憶する端末側演出データ記憶手段と、前記端末側演出データ記憶手段に記憶された演出データを再生する再生手段と、して機能させること、を特徴とする。
前記遊技機に記憶されている演出データのリストを前記遊技機との通信確立前に予め記憶するリスト記憶手段としてさらに機能させ、前記操作手段は、前記リストに基づく前記指定を前記遊技機との通信確立前に予め受け付け、前記生成手段は、前記操作手段が受け付けた前記指定に対応する演出データを識別する予約データを前記遊技機との通信確立前に予め生成し、前記端末側記憶手段は、前記遊技機との通信確立前に予め前記予約データを記憶するようにしてもよい(請求項13記載の発明に相当)。
前記各種演出データを示す項目が階層状に並ぶリストを表示する表示手段としてさらに機能させ、前記操作手段は、上位階層の指定を受け付け、前記生成手段は、前記操作手段が上位階層の指定を受け付けると、当該指定された階層以下の全項目に対応する演出データを識別する予約データを生成するようにしてもよい(請求項14記載の発明に相当)。
送信される演出データのデータサイズを記憶するサイズ記憶手段と、送信される演出データのデータサイズと前記端末側演出データ記憶手段の空き容量とを比較する比較手段と、前記比較の結果、前記データサイズが前記空き容量を超過している場合に超過情報を報知する報知手段と、としてさらに機能させるようにしてもよい(請求項15記載の発明に相当)。
本発明では、外部携帯端末側では、演出データの指定を受け付け、受け付けた演出データを識別する予約データを生成及び記憶しておく。遊技機とのデータ通信が確立すると、記憶された予約データを遊技機へ送信する。遊技機側では、外部携帯端末とのデータ通信が確立すると、外部携帯端末から予約データを受信し、記憶しておく。遊技機にて、演出データが再生させると、記憶した予約データが識別する演出データが再生されたことを確認し、確認がなされた場合に、予約データにより識別され、かつ再生された演出データを外部携帯端末に送信する。
これにより、遊技者が所望する演出データは、遊技機で再生されたときにはじめて取得されるので、遊技者の獲得心を満たすことができる。また、一度予約データを送信しておけば、遊技を止めることなく所望の演出データが外部携帯端末側に保存されるため、演出データの削除等の遊技の邪魔をすることはない。従って、演出データ送信の目的の実効を図ることができる。
また、外部携帯端末は、遊技機に記憶されている演出データのリストを遊技機との通信確立前に予め記憶しており、リストに基づく演出データの指定を遊技機との通信確立前に予め受け付けておく。受け付けた指定に対応する演出データを識別する予約データを遊技機との通信確立前に予め生成し、遊技機との通信確立前に予め予約データを記憶しておく。
これにより、所望の演出データを事前に指定することができるので、遊技機と外部携帯端末とをデータ通信可能に接続した時点からすぐに遊技を開始することができ、遊技開始時点においても遊技の邪魔をすることはない。
また、外部携帯端末では、前記各種演出データを示す項目が階層状に並ぶリストを表示し、上位階層の指定を受け付け、上位階層の指定を受け付けると、当該指定された階層以下の演出データを識別する予約データを生成することで、複数の演出データを同時指定することができ、利便性が向上する。
また、遊技機では、予約データが識別する演出データが送信されると、送信が完了した演出データに対応する予約データを順次削除することにより、外部携帯端末に同一演出データを送信してしまうことを防ぎ、同一演出データの削除等の遊技の邪魔をすることはない。
また、外部携帯端末では、送信される演出データのデータサイズを記憶し、データサイズが空き容量を超過している場合に超過情報を報知することで、演出データが保存できず、空き容量を作るために外部携帯端末を操作する等の遊技の邪魔をすることはない。
以下、本発明の好適な実施形態を図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本発明に係る遊技機演出データ送受信システムの構成を示す図である。図1に示すように、遊技機演出データ送受信システム1は、携帯端末2とパチンコ機3とから構成されている。
携帯端末2は、ネットワーク5を介してサーバ4とデータ通信可能な移動体通信機能と、近距離に位置する周囲の機器と有線又は無線によりデータ通信可能な近距離通信機能を有するコンピュータ端末である。この携帯端末2は、利用者が所有する携帯電話やPDA等である。いわゆるアプリと呼ばれるプログラムを実行可能なコンピュータが内蔵されている。
パチンコ機3は、パチンコ球を遊技媒体として取り込むことで遊技を開始し、遊技結果に応じて遊技媒体を支払う遊技機である。このパチンコ機3は、近距離に位置する周囲の携帯端末2と有線又は無線によりデータ通信が可能となっている。この他、パチンコ機3に代えてスロットマシンを構成要素とすることもできる。
サーバ4は、ネットワーク5に接続された携帯端末2とデータ通信が可能なコンピュータである。携帯端末2へ送信する遊技機演出データ受信プログラムを予め記憶している。遊技機演出データ受信プログラムは、市場に出回る各種パチンコ機3毎に用意されている。所定種のパチンコ機3に対応した遊技機演出データ受信プログラムは、携帯端末2で実行されると、対応するパチンコ機3に記憶されている演出データのリストを表示させ、このリストから演出データの取得指示を受け付け、取得指示された演出データを識別する予約データを生成及び記憶し、パチンコ機3とのデータ通信が確立すると記憶している予約データを送信するためのプログラムである。
ネットワーク5は、電子データの伝送が可能な電子通信回線であり、例えば無線基地局と無線基地局を結ぶ電話回線網が採用される。携帯端末2とサーバ4は、WWW(ワールド・ワイド・ウェブ)プロトコルやTCP/IPプロトコル等のデータ通信制御規格に準拠してデータの送受信を行う。
図2は、携帯端末2のハードウェア構成を示すブロック図である。携帯端末2は、主にコンピュータ部分とマンマシンインターフェース部分と通信部分とを含み構成されている。コンピュータ部分には、演算制御部21と記憶部22とが配されている。マンマシンインターフェース部分には、表示部23とスピーカ24と操作部25とが配されている。通信部分には、移動体通信部26と近距離通信部27とが備えられている。
移動体通信部26は、データを載せた電波の送受信が可能なアンテナや送信及び受信装置等である。記憶部22は、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)であり、サーバ4からダウンロードした遊技機演出データ送受信プログラムと再生プログラムと予約データと演出データとを記憶する。演算制御部21は、CPU(Central Processing Unit)であり、各種プログラムを実行し、演算及び周辺各部の制御を行う。表示部23は、LCD(Liquid Crystal Display)ディスプレイであり、描画データに応じた画像を表示する。スピーカ24は、電気信号を音声に変換して出力する。操作部25は、各種操作キーであり、操作キーに対応した操作信号を演算制御部21に出力する。操作キーには、カーソルを動かす方向指示や決定等の指示内容が関連づけられている。近距離通信部27は、USB(Universal Serial Bus)ケーブルやシリアルケーブル等の有線ケーブルを介して伝送されるデータを携帯端末2内部へ引き込むインターフェース、又は赤外線やブルーツゥース等の無線インターフェースである。
図3は、パチンコ機3の構成を示す外観図である。また、図4は、パチンコ機3の内部に備えられる制御系の構成を示すブロック図である。尚、外観構成及び制御系構成では、パチンコ機3を前提に説明するが、携帯端末2とのデータ通信構成、演出データの記憶構成、演出データの再生構成、及びデータ比較構成を備えるものであればスロットマシンでもよい。
パチンコ機3は、機体の外郭をなす縦長方形状の外枠44を備えている。この外枠44は、遊技ホールの島設備に取り付け固定される。外枠44の下部は、合成樹脂製の腰板ユニット45で構成されている。外枠44の開口前面側には、各種の遊技用構成部材をセットするために縦長方形状の中枠46が開閉可能に取り付けられている。外枠44には、一方の側縁部にヒンジが設けられており、中枠46は、このヒンジに枢支されることで開閉可能となっている。また、この中枠46の前面側には、機内部に配置された遊技盤31を透視保護するためのガラス枠を備えた前枠47と、上球皿48とが、それぞれ横開き状態で開閉可能に組み付けられている。この前枠47と上球皿48も外枠44に設けられたヒンジで枢支されることで開閉可能となっている。
また、前枠47の上部前面には、LEDランプ38が前面側に向けて突出している。LEDランプ38は、大当りやリーチなどの演出態様に応じて点灯や点滅などの発光装飾を行う。このLEDランプ38には、レンズ部材が覆い被せられている。
また、腰板ユニット45の前面側における左右両側部には、遊技の演出状態に応じて、効果音や言語音声などの各種音声を出力するスピーカ37が互いに離間して形成されている。
中枠46の前面側において上球皿48の下方には、下球皿49やハンドル35などが装着されている。
遊技盤31の略中央部には、矩形状の開口部を有する枠状のセンター役物50が装着されている。センター役物50の奥側には、表示画面を備えた可変表示装置36が配設されている。なお、表示画面は矩形状開口部から露出しており、視認可能とされている。この可変表示装置36には、複数種類の演出図柄を3列で変動させる図柄組み合わせゲームが表示される。ここでいう演出図柄は、例えば、「0」〜「9」の10通りの数字を示す図柄である。
可変表示装置36の下方には、普通電動役物と一体構成された始動口33が配設されている。普通電動役物は、一対の羽根部材からなり、図示しないソレノイドの励磁作用により開閉するようになっている。始動口33にて遊技球が検知された場合に、図柄組み合わせゲームが行われる。この図柄組み合わせゲームが可変表示装置36によって表示される。
図柄組み合わせゲームでは、大当りの表示結果やハズレの表示結果が表示されるようになっている。尚、本実施形態では、演出図柄のうち、「1」、「3」、「5」、「7」、「9」を特定図柄とし、「0」、「2」、「4」、「6」、「8」を非特定図柄としている。特定図柄は、確率変動状態となる図柄であり、非特定図柄は、通常遊技状態となる図柄である。確率変動状態は、図柄組み合わせゲームにおける通常の大当りの抽選確率が高確率に変動する状態であり、通常遊技状態は、当該通常の大当り抽選確率が維持されている状態である。
また、センター役物50には、図示しない複数(本実施形態では4個)の保留球数表示部が設けられている。保留球数表示部は、始動口33への入賞を契機として記憶された遊技球(演出図柄保留球)が存在する場合に点灯し、演出図柄保留球が存在しない場合に消灯する。各演出図柄保留球数表示部は、演出図柄保留球の数を示すためのものである。例えば、演出図柄保留球が3個である場合、3個の演出図柄保留球数表示部が点灯する。演出図柄保留球数は、前記演出図柄の変動中に始動口33に入賞した遊技球の数を所定の最大値(本実施形態では4)の範囲で記憶した値である。演出図柄保留球数は、始動口33への遊技球の入賞により「+1」され、図柄組み合わせゲームの開始により「−1」される。
始動口33の下方には、大当り遊技中、図示しないソレノイドにより開閉動作を行う大入賞口34が配置されている。この大入賞口34が閉鎖状態から開放状態となることによりラウンド遊技が行なわれ、これが複数回繰り返されることにより大当り遊技が構成される。
可変表示装置36の左右両側には、遊技球の通過を検知する機能を有するゲート32が設けられている。なお、ゲート32にて遊技球が検知された場合、乱数抽選に基づいて普通電動役物のソレノイドが駆動される。これにより、一対の羽根部材が開放されるため、始動口33に遊技球が入賞しやすくなる。
このようなパチンコ機3においては、図柄組み合わせゲームの結果に応じて表示された図柄組み合わせから大当り又ははずれを認識できる。可変表示装置36に表示された全列の図柄が同一種類の場合には、その図柄組み合わせ([222][777]など)から大当りを認識できる。この大当りを認識できる図柄組み合わせが大当りの図柄組み合わせとなる。大当りの図柄組み合わせが表示されると、遊技者には、所定の遊技演出を伴う大当り遊技が付与される。
一方、可変表示装置36に表示された全列の図柄が異なる種類の場合、又は1列の図柄が他の2列の図柄と異なる種類の場合には、その図柄組み合わせ([123][122][767]など)からはずれを認識できる。このはずれを認識できる図柄組み合わせがはずれの図柄組み合わせとなる。また、本実施形態のパチンコ機3では、図柄組み合わせゲームが開始すると(各列の図柄が変動を開始すると)、遊技者側から見て左列(左図柄)→右列(右図柄)→中列(中図柄)の順に図柄が表示されるようになっている。そして、表示された左図柄と右図柄が同一種類の図柄の場合には、その図柄組み合わせ([1↓1]など、「↓」は変動中を示す)からリーチを認識できる。このリーチを認識できる図柄組み合わせがリーチの図柄組み合わせとなり、リーチ変動が実行される。
また、当該図柄組み合わせゲームの開始に伴い、変動画像(または画像表示)に基づく遊技演出(表示演出)が行われるようになっている。図柄組み合わせゲームの開始に伴い実行される遊技演出には、大当り演出、はずれリーチ演出およびリーチ演出なしのはずれ演出が分類される。
大当り演出は、図柄組み合わせゲームが、リーチ変動を経て、最終的に大当りの図柄組み合わせが導出されるまでの間に実行される演出である。なお、大当り演出の態様には種々あるが、実行されれば必ず大当りの結果が導出される態様のものは、一般に、プレミア演出と呼称される。
はずれ演出には、リーチ演出ありのはずれ演出と、リーチ演出なしのはずれ演出が含まれる。リーチ演出ありのはずれ演出は、図柄組み合わせゲームが、リーチ変動を経て、最終的にはずれの図柄組み合わせを表示するときに展開される演出である。リーチ演出なしのはずれ演出は、図柄組み合わせゲームが、リーチ変動を経ることなく、はずれの図柄組み合わせを表示するときに展開される演出である。
リーチ演出は、リーチの図柄組み合わせが表示されてから(本実施形態においては、一旦表示された左図柄と同一種類の右図柄が一旦表示されてから)、大当り又ははずれの図柄組み合わせが停止されるまでの間に実行されるリーチ変動に伴い表示される演出である。すなわち、はずれリーチ演出とは、リーチ変動を経てはずれの図柄組み合わせが停止されるまでの間の演出である。一方、大当りの結果が導出されるリーチ演出は、前述の大当り演出と同義となる。通常、パチンコ機3には複数種類のリーチ演出が実行可能とされており、図柄組み合わせゲームの結果が大当りになる可能性を示唆するよう、それぞれの出現率が設定されているものである。
例えば、リーチ演出は、リーチの図柄組み合わせが表示された後、残り1列(本実施形態では、中列)を変動させて図柄を導出するリーチ変動に伴い実行される演出内容(ノーマルリーチ演出とも言う)や、残り1列の図柄の変動中又は一旦表示した後、例えば、特定のキャラクタが登場し、登場キャラクタの名称で呼ばれる「○○○リーチ」へ移行(発展)して図柄を導出する演出内容でリーチ演出が行われるようになっているものもある(スーパーリーチ演出前半とも言う)。また、リーチ演出は、当該スーパーリーチ演出前半の演出を行い、残り1列の図柄の変動中又は一旦表示した後、例えば、新たなキャラクタが登場し、該登場キャラクタの名称で呼ばれる「×××リーチ」へさらに移行(発展)して図柄を導出する演出内容でリーチ演出が行われるようになっている(スーパーリーチ演出後半とも言う)ものもある。これらリーチ演出は、一般には、発展すればするほど大当りとなる可能性が高いことを示唆するものとして設定されている。
なお、本実施形態の可変表示装置36は液晶式を想定している。携帯端末2における表示部23においても液晶式を想定しており、従って、可変表示装置36に表示される演出データ(動画像)を同態様にて違和感なく表示できる。
このような図柄組み合わせゲームの各種遊技結果及び演出を制御する制御系を図4に示す。図4に示すように、このパチンコ機3の内部には、遊技、演出、及びデータ送受信を制御する制御系が配置されている。制御系は、主に遊技制御部39と演出統括部40と演出コントローラ41と近距離通信部42とを備える。演出コントローラ41は、表示コントローラ411、音声コントローラ412、及びランプコントローラ413に別れる。
遊技制御部39と演出統括部40とは信号線により電気的に接続され、演出統括部40と演出コントローラ41とは信号線により電気的に接続され、演出コントローラ41と近距離通信部42とは信号線により接続され、演出コントローラ41からは、可変表示装置36、スピーカ37、及びLEDランプ38に対して信号線が導出している。また、図示しないが、上述のゲート32、入賞口33及び大入賞口34に夫々設けられた遊技球検知器については遊技制御部39に電気的に接続されている。
各部には、演算制御部39a、40a、411a、412a、413a及び記憶部39b、40b、411b、412b、413bが配されている。演算制御部39a、40a、411a、412a、413aは、CPU(Central Processing Unit)であり、制御プログラムを実行し、演算及び周辺各部の制御を行う。記憶部39b、40b、411b、412b、413bは、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)であり、制御プログラムやデータを記憶する。
遊技制御部39は、始動口33への入賞に基づく図柄組み合わせゲームの始動条件が成立したことを契機として、図柄組み合わせゲームの当否の判定を行い、その判定結果に応じた変動パターン指定コマンドを演出統括部40へ出力することで遊技結果の基づく演出の実行を指示する。
図柄組み合わせゲームの判定では、演算制御部39aは、図柄組み合わせゲームに係る各種抽選に用いる大当り判定用乱数、大当り図柄用乱数、リーチ判定用乱数、変動パターン振分乱数などの各種乱数の値を所定の周期ごとに更新している。そして、演算制御部39aは、更新後の値を記憶部39bの乱数記憶領域に設定して更新前の値を書き換えている。記憶部39bのフラグ記憶領域には、パチンコ機3の動作中に適宜書き換えられる各種のフラグが記憶(設定)されるようになっている。記憶部39bのタイマ記憶領域には、パチンコ機3の動作中に適宜書き換えられる各種のタイマが記憶(設定)されるようになっている。
演算制御部39aは、これらの各種乱数を用いて、記憶部39bに記憶された複数種類の変動パターンの中から特定の変動パターンを決定し、それを演出統括部40に変動パターン指定コマンドとして出力するよう構成されている。
なお、変動パターンとは、図柄が変動を開始(図柄組み合わせゲームの開始)してから全列の図柄が表示(図柄組み合わせゲームの終了)される迄の間の遊技演出(表示演出、発光演出、音声演出)のベースとなるパターンを意味し、複数種類の変動パターンは、大当り演出用の変動パターンと、はずれリーチ演出用の変動パターンと、(リーチ演出なしの)はずれ演出用の変動パターンとに分類されるものである。
また、図柄組み合わせゲームの結果が大当りとなり、大当り遊技を開始するにあっては、大当り遊技に伴い実行させる遊技演出の内容を指定する大当り演出指定コマンドを出力するよう構成されている。大当り演出指定コマンドは、大当り遊技の開始を指示するオープニング指定コマンドや、大当り遊技を構成するラウンド遊技の開始を指定するラウンド指定コマンドや、複数ラウンド間に存するインターバル期間の通知を行なうためのインターバルコマンド等である。
演出統括部40は、変動パターン指定コマンドが入力されると、図柄組み合わせゲームに伴い実行すべき具体的な演出内容を指定する演出パターンを決定し、決定された演出パターンを演出パターン指定コマンドとして演出コントローラ41に出力する。該演出パターンは、1つの変動パターンに複数種類関連付けされており、例えば、はずれリーチ演出を指定する変動パターンが入力されたとき、実行すべき具体的なはずれリーチの演出内容を特定するためのものである。なお、演出統括部40は、入力した変動パターン指定コマンドも演出コントローラ41に対して出力する。これは演出コントローラ41を遊技制御部39の直接制御下におくためのものであり、変動パターンによってのみ図柄組み合わせゲームの開始タイミングと演出の実行時間とが特定されるためである。
演出コントローラ41は、可変表示装置36とスピーカ37とLEDランプ38を制御し、演出統括部40から出力された変動パターン指定コマンドおよび演出パターン指定コマンドに対応した演出を行わせる。表示コントローラ411の記憶部411bには、可変表示装置36に表示させる静止画像や動画の各種演出データが記憶されている。音声コントローラ412の記憶部412bには、スピーカ37に出力させる音声に対応する各種演出データが記憶されている。ランプコントローラ413の記憶部413bには、LEDランプ38の点滅シーケンスデータが記憶されている。画像や動画による演出、音声による演出、光による演出は、演出統括部40により同期が図られる。
近距離通信部42は、USB(Universal Serial Bus)ケーブルやシリアルケーブル等の有線ケーブルを介して伝送されるデータを送受信するインターフェース、又は赤外線やブルーツゥース等の無線インターフェースである。この近距離通信部42には、通信ケーブル43の一端が接続されている。通信ケーブル43の他端は、携帯端末2の近距離通信部42と接続するコネクタ43aを有する。この通信ケーブル43は、図示しないリール機構によってパチンコ機3の外装内(例えば上球皿48の左端部)に巻き取り収容可能となっている。
この近距離通信部42は、通信ケーブル43を介して受信した予約データを演出コントローラ41へ出力し、演出コントローラ41に記憶されている演出データを携帯端末2で再生可能なデータ形式に変換した上で通信ケーブル43を介して携帯端末2へ送信する。
この遊技機演出データ送受信システム1は、パチンコ機3が記憶している演出データを携帯端末2に送信するシステムである。演出データは、パチンコ機3が遊技の演出の際に再生する動画、静止画像、及び音声のデータである。携帯端末2からは、取得する演出データを識別する予約データが予めパチンコ機3へ送信される。予約データは、携帯端末2とパチンコ機3との通信確立前に予め携帯端末2で生成される。この予約データは、携帯端末2に演出データのリストを表示し、このリストの項目から利用者が取得指示する演出データに対応して生成される。生成された予約データは、携帯端末2へ一時的に記憶され、携帯端末2とパチンコ機3との通信が確立すると、記憶していた予約データを携帯端末2からパチンコ機3へ送信する。
図5は、この遊技機演出データ送受信システム1の動作工程を示す工程図である。即ち、遊技機演出データ送受信システム1は、図5に示すように、アプリダウンロード工程、演出データ選択工程、予約データ送受信工程、演出データ送受信工程に別れて動作する。各工程は、時間的に連続せずに独立しており、かつ各工程で完結する。各工程は、利用者の作業やパチンコ機3の図柄組み合わせゲームの開始を契機として実施される。
アプリダウンロード工程では、携帯端末2がサーバ4から遊技機演出データ受信プログラムをダウンロードする。操作部を用いたダウンロード操作を契機に当該工程が行われる。
演出データ選択工程では、携帯端末2に、対応するパチンコ機3で行われる演出データのリストを表示させ、リストに基づく演出データの取得指示を受け付ける。取得指示された演出データが携帯端末2の空き容量に収まるか判断した後、取得指示された演出データを識別する予約データを生成及び記憶する。この演出データ選択工程は、操作部を用いて遊技機演出データ受信プログラムを起動することを契機に行われる。予約データを記憶しておくため、パチンコ機3とのデータ通信確立前に行うことが可能となる。
予約データ送受信工程では、携帯端末2とパチンコ機3とのデータ通信を確立させ、通信が確立すると携帯端末2からパチンコ機3へ予め生成及び記憶してある予約データを送信する。携帯端末2とパチンコ機3とが通信ケーブルによって接続されることを契機に行われる。
演出データ送受信工程では、パチンコ機3において、遊技中に演出データを再生すると、再生した演出データが予約データで識別される演出データであるか確認し、確認されると、再生された演出データを携帯端末2へ送信する。再生した演出データを識別する予約データは、遊技機のデータ記憶エリアから順次削除される。この演出データ送受信工程は、演出の変動を契機として行われる。
図6は、遊技機演出データ受信プログラムを演算制御部21で解読及び実行し、携帯端末2内の各周辺装置を制御することにより実現される機能を主体として、図2に示される携帯端末2を改めて機能構成したものである。
この携帯端末2は、表示手段201と、操作手段202と、データサイズ記憶手段203と、容量比較手段204と、報知手段205と、生成手段206と、予約データ記憶手段207と、送受信手段208と、演出データ記憶手段209を備える。また、予め記憶されている再生プログラムを解読及び実行することにより、再生手段210を備える。
表示手段201は、表示部23と演算制御部21と記憶部22を含み構成される。この表示手段201は、パチンコ機3が記憶する演出データのリストを表示する。リストは、遊技機演出データ受信プログラムに含まれ、記憶部22に記憶されている。演算制御部21は、記憶部22からリストを読み出して画像化し、表示部23が読み込む描画メモリへ書き込む。表示部23は、描画メモリに書き込まれたリスト画像を表示する。
操作手段202は、操作部25と演算制御部21とを含み構成される。この操作手段202は、携帯端末2を所有する利用者の操作指示を受け付ける。遊技機演出データ受信プログラムが起動している間は、取得する演出データの選択及び決定の指示を受け付ける。
操作部25は、複数の操作キーを配列している。操作キーは、少なくとも方向指示キーと決定キーとが用意される。操作部25は、操作キーが押下されると、操作キーの操作信号を演算制御部へ出力する。方向指示キーが押下されると、方向指示キーの操作信号を出力する。決定キーが押下されると、決定キーの操作信号を出力する。演算制御部21は、方向指示キーに対応する操作信号が入力すると、リスト上に配列されている演出データ項目のうち、方向指示キーが示す方向にある項目を選択する。決定キーに対応する操作信号が入力すると、取得する演出データを決定する。
データサイズ記憶手段203は、記憶部22で構成される。このデータサイズ記憶手段203は、パチンコ機3に記憶されている演出データのデータサイズを示す情報を記憶している。演出データのデータサイズ情報は、遊技機演出データ受信プログラムに含まれている。
容量比較手段204は、演算制御部21を含み構成される。この容量比較手段204は、取得指示された演出データのデータサイズと記憶部22の空き容量とを比較する。比較の結果、取得する演出データのデータサイズが記憶部22の空き容量を超過するか否かを判断する。
報知手段205は、表示部23と演算制御部21とを含み構成される。この報知手段205は、取得指示された演出データのデータサイズが記憶部22の空き容量を超過していることを報知する。演算制御部21は、容量比較手段204として超過を判断すると、超過を示す文字列像を含む画像の描画データを描画メモリに書き込む。表示部23は、描画メモリに書き込まれている超過を示す文字列像を含む画像を表示する。
生成手段206は、演算制御部21を含み構成される。この生成手段206は、操作手段202により決定された演出データを識別する予約データを生成する。実施形態の予約データは、変動パターン指定コマンド、演出パターン指定コマンド、および遊技者が入手を希望する演出データのステータス(動画、静止画、音声)を識別させるステータスコマンドを含み生成されるものである。これら予約データの構成データは、記憶部22に、前述のリストと関連付けられて記憶されている。
予約データ記憶手段207は、記憶部22で構成される。この予約データ記憶手段207は、生成手段206が生成した予約データを記憶する。
送受信手段208は、近距離通信部27と演算制御部21とを含み構成される。送受信手段208は、通信ケーブル43の物理的接続を契機にパチンコ機3とのデータ通信を確立し、データ通信が確立すると予め予約データ記憶手段207に記憶されている予約データをパチンコ機3へ送信する。また、送受信手段208は、パチンコ機3が送信した演出データを受信する。
演出データ記憶手段209は、記憶部22で構成される。演出データ記憶手段209は、パチンコ機3から受信した演出データを記憶する。
再生手段210は、演算制御部21と表示部23とスピーカ24を含み構成される。再生手段210は、演出データ記憶手段209に記憶している演出データを再生することにより、表示部23に画像又は動画を表示させ、スピーカ24から音声を出力させる。
図7は、この携帯端末2の予約データ生成動作を示すフローチャートである。
まず、取得したい演出データを記憶するパチンコ機3に対応する遊技機演出データ受信プログラムを予めサーバ4からダウンロードしておく(S01)。ダウンロードされた遊技機演出データ受信プログラムは、移動体通信部26を介して記憶部22に記憶される。
利用者が携帯端末2の操作部25を操作して遊技機演出データ受信プログラムを起動すると(S02)、表示手段201は、表示部23に演出データのリストを表示させる(S03)。リストが表示されると、利用者が操作部25を操作することにより、演出データの選択及び決定が可能となる。利用者が方向指示キーを押下すると(S04、Yes)、押下された方向指示キーに対応する方向に配置されている演出データの項目へアクティブ項目を移動表示させる(S05)。
図8に、携帯端末2の表示部23に表示されるリストを示す。リストは、パチンコ機3が行う演出データを示す項目を階層状に並べたものである。最上位層の項目は、演出データのステータス別に分かれている。演出データのステータスとしては、動画、静止画像、音声等がある。最上位層の一つ下の階層の項目は、演出データのカテゴリ別に別れている。演出データのカテゴリとしては、プレミア演出、大当たり演出、大当たり遊技演出、予告演出、キャラクタ演出等がある。このカテゴリ層の一つ下に位置する階層の項目は、各種ステージ及び各種キャラクタ別に分かれている。さらに、この下に各種ステージ及び各種キャラクタのバリエーションの項目の階層が配置される場合もある。
リストの表示開始直後は、最上位層の最初に配置される動画の項目がアクティブ項目Aeとなっている。アクティブ項目Aeは、項目の文字色が反転表示される。このアクティブ項目Aeは、その項目が選択されていることを示す。方向指示キーが押下されると、押下された方向指示キーに対する方向に配置される項目の文字色が反転表示され、アクティブ項目Aeが移ったことが示される。同一階層に並列する項目に沿う方向に対応する方向指示キーが押下されると、例えば、動画の項目から画像の項目へ、画像の項目から音楽の項目へアクティブ項目Aeが移る。また、下位層へ向かう方向に対応する方向指示キーが押下されると、例えば、動画の項目からプレミア演出の項目へ、プレミア演出の項目からキャラクタAの項目へアクティブ項目Aeが移る。
利用者が操作部25を操作して、決定キーを押下すると(S06,Yes)、アクティブ項目Aeとなっている項目以下にぶら下がる最下位層の項目全てが取得指示された項目として決定される(S07)。
例えば、動画項目の下にぶら下がるプレミア演出がアクティブ項目となっている状態で決定キーが押下されると、各ステージ及び各キャラクタ又はこれらのバリエーションで行われるプレミア演出の全動画データが取得指示されたものとして決定される。例えば、プレミア演出は、大当り演出のうち、実行されると必ず大当りの図柄組み合わせが導出される演出内容であるところ、それに対応する演出内容をパチンコ機3に通知するための変動パターン指定コマンドおよび演出パターン指定コマンドの全てを生成・記憶することで当該決定がなされる。併せて、そのステータスを指定するステータスコマンドも生成・記憶される。
すなわち、リスト最上位層の演出データのステータスにはステータスコマンドが、それよりも下位層に位置する演出データのカテゴリには変動パターン指定コマンドおよび演出パターン指定コマンドが生成可能に関連付けされている。なお、演出データのカテゴリにおいて、遊技者の操作によって取得指示が決定されたものが上位層であればあるほど、一度に生成・記憶される変動パターン指定コマンドおよび演出パターン指定コマンドの数が多く、下位層であればあるほど、一度に生成・記憶される変動パターン指定コマンドおよび演出パターン指定コマンドの数は少ない。これは、下位層であればあるほど、取得指示が決定される演出データの種類が特定されることを原因とする。ただし、当該変動パターン指定コマンドおよび演出パターン指定コマンドは、必ずしもパチンコ機3で選択され得る全ての変動パターン指定コマンドおよび演出パターン指定コマンドとしなくともよい。パチンコ機3では、実行される演出内容が同一種のものであっても、キャラクタを出現させるタイミングなど、演出細部の相違があれば、異なる変動パターン指定コマンドまたは演出パターン指定コマンドを用いる場合があるためである。
取得指示された項目が決定されると、容量比較手段204は、記憶部22の空き容量を取得し(S08)、さらに決定された項目に対応する演出データのデータサイズ情報をデータサイズ記憶手段203から取得する(S09)。空き容量及びデータサイズを取得すると、容量比較手段204は、この空き容量とデータサイズとを比較する(S10)。
比較の結果、データサイズが空き容量を超過していると(S10,No)、報知手段205は、表示部23にデータサイズが空き容量を超過している旨を表示させる(S11)。
図9に、データサイズが空き容量を超過している旨が表示された表示部23を示す。例えば表示部には、取得決定された演出データの名称、取得が決定された演出データの項目に対応する演出データのデータサイズと、空き容量とを並べて表示する。そして、その下に「受信するデータサイズが空き容量を超過しています。項目決定をやり直してください。」とのメッセージを表示する。さらに、画面左下の隅に「戻る」ボタンを表示する。戻るボタンに対応する操作キーを利用者が押下すると、表示手段は、再度リストを表示させ(S03)、演出データの選択及び決定の入力を待つ。尚、上位層がアクティブ項目Aeとなった状態で決定キーが押下された場合、報知手段は、そのアクティブ項目Aeにぶら下がる最下位層の全項目に対応する全演出データの合計データサイズを算出し、表示部23に表示させる。
空き容量とデータサイズの比較の結果、データサイズが空き容量に収まれば(S10,Yes)、生成手段206は、取得指示された項目の演出データを識別する予約データを生成する(S12)。
図10は、携帯端末2に記憶された予約データを示す模式図である。図10に示すように、例えば、動画項目の下位層に配置されるプレミア演出のさらに下位層に配置されるキャラクタAがアクティブ項目となっている間に決定キーが押下されると、プレミア演出で登場するキャラクタAの各パターンの動画データの全てに対して予約データが個々に生成される。動画項目自体がアクティブ項目となっていると、パチンコ機3で行われる全動画演出に対して予約データが個々に生成される。最下位層の項目が決定されると、この決定された項目に対応する演出データを識別する予約データが生成される。
予約データを生成すると、生成手段206は、生成した予約データを予約データ記憶手段207に記憶させておき(S13)、予約データ生成動作を終了する。
図11は、この携帯端末2の予約データ送信動作を示すフローチャートである。尚、携帯端末2とパチンコ機3とのデータ通信を確立する前には、既に予約データ生成動作が行われて予約データが携帯端末2に記憶されている。
まず、利用者がパチンコ機3に収容されている通信ケーブル43を引き出して携帯端末2の近距離通信部27とパチンコ機3の近距離通信部42とを接続すると(S21,Yes)、送受信手段208は、パチンコ機3との通信を確立する(S22)。通信が確立すると、送受信手段208は、予約データ記憶手段207に記憶されている予約データを近距離通信部27及び通信ケーブル43を介してパチンコ機3へ送信する(S23)。
以上携帯端末2側では、パチンコ機3との通信確立前に予めパチンコ機3の演出データのリストを参照して取得を所望する演出データを識別する予約データを生成し、携帯端末2側の記憶部に記憶しておく。そして、携帯端末2とパチンコ機3との通信が確立すると、記憶していた予約データをパチンコ機3へ送信する。
次に、演出データ送信に係るパチンコ機3の制御系の機能構成について図12に基づき説明する。図12に示すように、制御系で制御プログラムが解読及び実行されることにより、パチンコ機3は、送受信手段301と、予約データ記憶手段302と、演出制御手段303と、演出手段304と、演出データ記憶手段305と、確認手段306と、削除手段307と、通知先判定手段308と、データ変換手段309とを備える。
送受信手段301は、近距離通信部42で構成される。この送受信手段301は、携帯端末2から予約データを受信し、携帯端末2へ演出データを送信する。
通知先判定手段308は、近距離通信部42で構成される。この通知先判定手段308は、携帯端末2から受信した予約データを構成するステータスコマンドを参照し、該ステータスコマンドの種類に基づき、表示コントローラ411、音声コントローラ412、ランプコントローラ413の何れの演出コントローラ41に予約データを通知すべきかを判定する。前述の送受信手段301は、当該判定結果に応じた演出コントローラ41に予約データを送信する。
予約データ記憶手段302は、演出コントローラ41の記憶部411b,412b,413bで構成される。予約データ記憶手段302は、携帯端末2から受信した予約データを記憶する。
演出制御手段303は、遊技制御部39と演出統括部40で構成される。演出制御手段303は、遊技状態に応じて演出内容を選択して変動パターン指定コマンドと演出パターン指定コマンドを出力し、パチンコ機3で行われる演出を制御する。
演出手段304は、演出コントローラ41と、可変表示装置36、スピーカ37、又はLEDランプ38を含み構成される。演出手段304は、入力された変動パターン指定コマンドと演出パターン指定コマンドとの組み合わせに対応する演出データを演出データ記憶手段305から読み出して再生し、可変表示装置36、スピーカ37、又はLEDランプ38に演出を行わせる。
表示コントローラ411は、演出統括部40から変動パターン指定コマンドと演出パターン指定コマンドを受け取ると、表示コントローラ411に配される記憶部411bから変動パターン指定コマンドと演出パターン指定コマンドの組み合わせに対応する動画又は画像の演出データを読み出し、可変表示装置36に表させる。音声コントローラ412は、演出統括部40から変動パターン指定コマンドと演出パターン指定コマンドを受け取ると、音声コントローラ412に配される記憶部412bから変動パターン指定コマンドと演出パターン指定コマンドの組み合わせに対応する音声の演出データを読み出し、スピーカ37に出力させる。ランプコントローラ413は、演出統括部40から変動パターン指定コマンドと演出パターン指定コマンドを受け取ると、ランプコントローラ413に配される記憶部413bから変動パターン指定コマンドと演出パターン指定コマンドの組み合わせに対応する点滅シーケンスの演出データを読み出し、LEDランプ38を点滅させる。
確認手段306は、演出コントローラ41で構成される。確認手段306は、演出制御手段303から変動パターン指定コマンドと演出パターン指定コマンドが出力されると、予約データを読み出し、変動パターン指定コマンドと演出パターン指定コマンドの組み合わせに対応する演出データを識別する予約データが存在するか確認する。そして、出力された変動パターン指定コマンドと演出パターン指定コマンドの組み合わせを含む予約データが存在すると、この予約データが識別する演出データの実行を契機として、当該演出データを演出データ記憶手段305から読み出し、データ変換手段309に送信する。
尚、動画や画像に係る演出データと予約データとの確認については、表示コントローラ411で行われる。音声に係る演出データと予約データとの確認については、音声コントローラ412で行われる。ランプ点滅に係る演出データと予約データとの確認については、ランプコントローラ413で行われる。
データ変換手段309は、近距離通信部42で構成される。このデータ変換手段は、確認手段306の制御下で演出データ記憶手段305に記憶された演出データを入力し、入力した携帯端末2に適合可能なデータに変換したもとで、変換済みの演出データを送受信手段301に送信する。なお、ここでいうデータ変換とは、データ形式の変換、データ容量の圧縮や、音声データと動画データとをコンパイルした演出データを生成することなどが含まれる。
削除手段307は、演出コントローラ41で構成される。削除手段307は、送受信手段301から演出データの送信完了の通知信号が入力されると、送信完了した演出データに対応する予約データを削除する。
図13は、このパチンコ機3の演出データ送信動作を示すフローチャートである。尚、前提として、携帯端末2とパチンコ機3とは、通信が確立して携帯端末2から予約データが送信され、パチンコ機3の予約データ記憶手段に予約データが記憶されているものとする。また、パチンコ機3において遊技が行われているものとする。
まず、演出制御手段303は、図柄組み合わせゲームの当否の結果に応じて演出内容を決定し、変動パターン指定コマンドと演出パターン指定コマンドを出力する(S31)。変動パターン指定コマンドと演出パターン指定コマンドが出力されると、演出手段304は、これらコマンドに対応する演出データを演出データ記憶手段305から読み出し(S32)、演出データを再生させる(S33)。
確認手段306は、変動パターン指定コマンドと演出パターン指定コマンドの組み合わせと予約データとを比較し、再生される演出データが予約データが識別する演出データであるか確認する(S34)。予約データが予約データ記憶手段302に複数記憶されている場合は、複数の予約データを順次読み出し、確認していく。
予約データが識別する演出データと再生されている演出データが一致すると(S35,Yes)、送受信手段301は、再生している演出データを演出コントローラ41の記憶部411b,412b,413bから読み出して、携帯端末2で再生可能なデータ形式へ変換する(S36)。データ形式の変換が終了すると、変換後の演出データを携帯端末2へ送信する(S37)。予約データが識別する演出データと再生されている演出データが一致していなければ、演出データ送信動作を終了する。
演出データの送信が完了すると(S38,Yes)、送受信手段301は送信完了信号を削除手段307に送信し、削除手段307は、演出データの送信完了を受けて、送信完了した演出データを識別する予約データを予約データ記憶手段302から削除する(S39)。複数の予約データが記憶されている場合は、送信完了した演出データを識別する予約データから順次削除していく。削除すると、演出データの送信動作を終了する。
携帯端末2では、送信された演出データが演出データ記憶手段に記憶され、再生手段が演出データ記憶手段から演出データを呼び出すことで再生される。
以上パチンコ機3側では、予約データにより取得したい演出データが指示されていても、その予約データが識別する演出データが再生されたときに初めて、携帯端末2へ指示された演出データを送信する。
(作用効果)
このように、本発明では、携帯端末2側では、演出データの指定を受け付け、受け付けた演出データを識別する予約データを生成及び記憶しておく。パチンコ機3とのデータ通信が確立すると、記憶された予約データをパチンコ機3へ送信する。パチンコ機3側では、携帯端末2とのデータ通信が確立すると、携帯端末2から予約データを受信し、記憶しておく。パチンコ機3にて、演出データが再生させると、記憶した予約データが識別する演出データが再生されたことを確認し、確認がなされた場合に、予約データにより識別され、かつ再生された演出データを携帯端末2に送信する。
これにより、遊技者が所望する演出データは、パチンコ機3で再生されたときにはじめて取得されるので、遊技者の獲得心を満たすことができる。また、一度予約データを送信しておけば、遊技を止めることなく所望の演出データが携帯端末2側に保存されるため、演出データの削除等の遊技の邪魔をすることはない。従って、演出データ送信の目的の実効を図ることができる。
また、携帯端末2は、遊技機に記憶されている演出データのリストをパチンコ機3との通信確立前に予め記憶しており、リストに基づく演出データの指定をパチンコ機3との通信確立前に予め受け付けておく。受け付けた指定に対応する演出データを識別する予約データを遊技機との通信確立前に予め生成し、パチンコ機3との通信確立前に予め予約データを記憶しておく。
これにより、所望の演出データを事前に指定することができるので、パチンコ機3と携帯端末2とをデータ通信可能に接続した時点からすぐに遊技を開始することができ、遊技開始時点においても遊技の邪魔をすることはない。
また、携帯端末2では、各種演出が階層状に並ぶ演出データのリストを表示し、上位階層の指定を受け付け、上位階層の指定を受け付けると、当該指定された階層以下の演出データを識別する予約データを生成することで、複数の演出データを同時指定することができ、利便性が向上する。
また、パチンコ機3では、予約データが識別する演出データが送信されると、送信が完了した演出データに対応する予約データを順次削除することにより、携帯端末2に同一演出データを送信してしまうことを防ぎ、同一演出データの削除等の遊技の邪魔をすることはない。
また、携帯端末2では、送信される演出データのデータサイズを記憶し、データサイズが空き容量を超過している場合に超過情報を報知することで、演出データが保存できず、空き容量を作るために携帯端末2を操作する等の遊技の邪魔をすることはない。
尚、本実施形態では、パチンコ機3を遊技機演出データ送受信システムの構成として説明したが、パチンコ機3に代えてスロットマシンを適用することもでき、スロットマシンとした場合であっても本発明に係る構成に変更を加えることなく実施が可能である。
遊技機演出データ送受信システムの構成を示す図である。 携帯端末のハードウェア構成を示すブロック図である。 遊技機の構成を示す外観図である。 遊技機の内部に備えられる制御系の構成を示すブロック図である。 遊技機演出データ送受信システムの動作工程を示す工程図である。 携帯端末の機能を示すブロック図である。 携帯端末の予約データ生成動作を示すフローチャートである。 携帯端末の表示部に表示されるリストを示す図である。 取得指示された演出データのデータサイズが空き容量を超過している旨が表示された表示部を示す図である。 携帯端末に記憶された予約データを示す模式図である。 携帯端末の予約データ送信動作を示すフローチャートである。 演出データ送信に係るパチンコ機の制御系の機能構成を示す図である。 遊技機の演出データ送信動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 遊技機演出データ送受信システム
2 携帯端末
21 演算制御部
22 記憶部
23 表示部
24 スピーカ
25 操作部
26 移動体通信部
27 近距離通信部
201 表示手段
202 操作手段
203 データサイズ記憶手段
204 容量比較手段
205 報知手段
206 生成手段
207 予約データ記憶手段
208 送受信手段
209 演出データ記憶手段
210 再生手段
3 パチンコ機
31 遊技盤
32 ゲート
33 始動口
34 大入賞口
35 ハンドル
36 可変表示装置
37 スピーカ
38 LEDランプ
39 遊技制御部
39a 演算制御部
39b 記憶部
40 演出統括部
40a 演算制御部
40b 記憶部
41 演出コントローラ
411 表示コントローラ
411a 演算制御部
411b 記憶部
412 音声コントローラ
412a 演算制御部
412b 記憶部
413 ランプコントローラ
413a 演算制御部
413b 記憶部
42 近距離通信部
43 通信ケーブル
44 外枠
45 腰板ユニット
46 中枠
47 前枠
48 上球皿
49 下球皿
50 センター役物
301 送受信手段
302 予約データ記憶手段
303 演出制御手段
304 演出手段
305 演出データ記憶手段
306 確認手段
307 削除手段
308 通知先判定手段
309 データ変換手段
4 サーバ
5 ネットワーク

Claims (15)

  1. 遊技媒体を用いた遊技の結果に応じて選択的に再生される複数種類の演出データを記憶した遊技機と、当該遊技機から前記演出データが送信されて再生が可能な外部携帯端末とを有する遊技機演出データ送受信システムであって、
    前記外部携帯端末は、
    取得する演出データの指定を受け付ける操作手段と、
    前記操作手段で受け付けた演出データを識別する予約データを生成する生成手段と、
    生成された予約データを記憶する端末側予約データ記憶手段と、
    前記遊技機とのデータ通信が確立すると、記憶された予約データを前記遊技機へ送信する端末側送信手段と、
    前記遊技機から前記演出データを受信する端末側受信手段と、
    受信した演出データを記憶する端末側演出データ記憶手段と、
    前記端末側演出データ記憶手段に記憶された演出データを再生する再生手段と、
    を備え、
    前記遊技機は、
    前記外部携帯端末とのデータ通信が確立すると、前記外部携帯端末から前記予約データを受信する遊技機側受信手段と、
    受信した予約データを記憶する遊技機側予約データ記憶手段と、
    遊技結果に応じて再生する演出を選択する演出制御手段と、
    選択された演出に対応する演出データを再生する演出手段と、
    前記遊技機側記憶手段に記憶された予約データが識別する演出データが再生されたことを確認する確認手段と、
    前記確認手段により前記確認がなされた場合に、前記予約データにより識別され、かつ再生された演出データを前記外部携帯端末に送信する遊技機側送信手段と、
    を備えること、
    を特徴とする遊技機演出データ送受信システム。
  2. 前記外部携帯端末は、
    前記遊技機に記憶されている演出データのリストを前記遊技機との通信確立前に予め記憶するリスト記憶手段をさらに備え、
    前記操作手段は、前記リストに基づく前記指定を前記遊技機との通信確立前に予め受け付け、
    前記生成手段は、前記操作手段が受け付けた前記指定に対応する演出データを識別する予約データを前記遊技機との通信確立前に予め生成し、
    前記端末側予約データ記憶手段は、前記遊技機との通信確立前に予め前記予約データを記憶すること、
    を特徴とする請求項1記載の遊技機演出データ送受信システム。
  3. 前記外部携帯端末は、
    前記各種演出データを示す項目が階層状に並ぶリストを表示する表示手段をさらに備え、
    前記操作手段は、上位階層の指定を受け付け、
    前記生成手段は、前記操作手段が上位階層の指定を受け付けると、当該指定された階層以下の全項目に対応する演出データを識別する予約データを生成すること、
    を特徴とする請求項1記載の遊技機演出データ送受信システム。
  4. 前記遊技機は、
    前記遊技機側送信手段により前記予約データが識別する演出データが送信されると、前記送信が完了した演出データに対応する前記予約データを記遊技機側予約データ記憶手段から順次削除する削除手段をさらに備えること、
    を特徴とする請求項1記載の遊技機演出データ送受信システム。
  5. 前記外部携帯端末は、
    送信される演出データのデータサイズを記憶するサイズ記憶手段と、
    送信される演出データのデータサイズと前記端末側演出データ記憶手段の空き容量とを比較する比較手段と、
    前記比較の結果、前記データサイズが前記空き容量を超過している場合に超過情報を報知する報知手段と、
    をさらに備えること、
    を特徴とする請求項1記載の遊技機演出データ送受信システム。
  6. 遊技媒体を用いた遊技の結果に応じて選択的に再生される複数種類の演出データを記憶した遊技機から前記演出データが送信されて再生が可能な外部携帯端末であって、
    取得する演出データの指定を受け付ける操作手段と、
    前記操作手段で受け付けた演出データを識別する予約データを生成する生成手段と、
    生成された予約データを記憶する端末側予約データ記憶手段と、
    前記遊技機とのデータ通信が確立すると、記憶された予約データを前記遊技機へ送信する端末側送信手段と、
    遊技結果に応じて再生された演出データが前記端末側送信手段から送信された予約データが識別する演出データであったときに、前記遊技機から当該演出データを受信する端末側受信手段と、
    受信した演出データを記憶する端末側演出データ記憶手段と、
    前記端末側演出データ記憶手段に記憶された演出データを再生する再生手段と、
    を備えること、
    を特徴とする携帯端末。
  7. 前記遊技機に記憶されている演出データのリストを前記遊技機との通信確立前に予め記憶するリスト記憶手段をさらに備え、
    前記操作手段は、前記リストに基づく前記指定を前記遊技機との通信確立前に予め受け付け、
    前記生成手段は、前記操作手段が受け付けた演出種類の指定に対応する演出データを識別する予約データを前記遊技機との通信確立前に予め生成し、
    前記端末側予約データ記憶手段は、前記遊技機との通信確立前に予め前記予約データを記憶すること、
    を特徴とする請求項6記載の携帯端末。
  8. 前記各種演出データを示す項目が階層状に並ぶリストを表示する表示手段をさらに備え、
    前記操作手段は、上位階層の指定を受け付け、
    前記生成手段は、前記操作手段が上位階層の指定を受け付けると、当該指定された階層以下の全項目に対応する演出データを識別する予約データを生成すること、
    を特徴とする請求項6記載の携帯端末。
  9. 送信される演出データのデータサイズを記憶するサイズ記憶手段と、
    送信される演出データのデータサイズと前記端末側演出データ記憶手段の空き容量とを比較する比較手段と、
    前記比較の結果、前記データサイズが前記空き容量を超過している場合に超過情報を報知する報知手段と、
    をさらに備えること、
    を特徴とする請求項6記載の携帯端末。
  10. 複数種類の演出データのうちの少なくとも1種類が操作手段を用いて指定されると当該指定された演出データを識別する予約データを送信する外部携帯端末とデータ通信可能に接続されると共に、前記複数種類の演出データを記憶し、遊技媒体を用いた遊技の結果に応じて選択的に演出データを再生する遊技機であって、
    前記外部携帯端末とのデータ通信が確立すると、前記外部携帯端末から送信される前記予約データを受信する遊技機側受信手段と、
    受信した予約データを記憶する遊技機側予約データ記憶手段と、
    遊技結果に応じて再生する演出を選択する演出制御手段と、
    選択された演出に対応する演出データを再生する演出手段と、
    前記遊技機側記憶手段に記憶された予約データが識別する演出データが再生されたことを確認する確認手段と、
    前記確認手段により前記確認がなされた場合に、前記予約データにより識別され、かつ再生された演出データを前記外部携帯端末に送信する遊技機側送信手段と、
    を備えること、
    を特徴とする遊技機。
  11. 前記遊技機側送信手段により前記予約データが識別する演出データが送信されると、前記送信が完了した演出データに対応する前記予約データを記遊技機側予約データ記憶手段から順次削除する削除手段をさらに備えること、
    を特徴とする請求項10記載の遊技機。
  12. 遊技媒体を用いた遊技の結果に応じて選択的に再生される複数種類の演出データを記憶した遊技機から前記演出データが送信されて再生が可能な外部携帯端末を、
    取得する演出データの指定を受け付ける操作手段と、
    前記操作手段で受け付けた演出データを識別する予約データを生成する生成手段と、
    生成された予約データを記憶する端末側予約データ記憶手段と、
    前記遊技機とのデータ通信が確立すると、記憶された予約データを前記遊技機へ送信する端末側送信手段と、
    遊技結果に応じて再生された演出データが前記端末側送信手段から送信された予約データが識別する演出データであったときに、前記遊技機から当該演出データを受信する端末側受信手段と、
    受信した演出データを記憶する端末側演出データ記憶手段と、
    前記端末側演出データ記憶手段に記憶された演出データを再生する再生手段と、
    して機能させること、
    を特徴とする遊技機演出データ受信プログラム。
  13. 前記遊技機に記憶されている演出データのリストを前記遊技機との通信確立前に予め記憶するリスト記憶手段としてさらに機能させ、
    前記操作手段は、前記リストに基づく前記指定を前記遊技機との通信確立前に予め受け付け、
    前記生成手段は、前記操作手段が受け付けた前記指定に対応する演出データを識別する予約データを前記遊技機との通信確立前に予め生成し、
    前記端末側記憶手段は、前記遊技機との通信確立前に予め前記予約データを記憶すること、
    を特徴とする請求項12記載の遊技機演出データ受信プログラム。
  14. 前記各種演出データを示す項目が階層状に並ぶリストを表示する表示手段としてさらに機能させ、
    前記操作手段は、上位階層の指定を受け付け、
    前記生成手段は、前記操作手段が上位階層の指定を受け付けると、当該指定された階層以下の全項目に対応する演出データを識別する予約データを生成すること、
    を特徴とする請求項12記載の遊技機演出データ受信プログラム。
  15. 送信される演出データのデータサイズを記憶するサイズ記憶手段と、
    送信される演出データのデータサイズと前記端末側演出データ記憶手段の空き容量とを比較する比較手段と、
    前記比較の結果、前記データサイズが前記空き容量を超過している場合に超過情報を報知する報知手段と、
    としてさらに機能させること、
    を特徴とする請求項12記載の遊技機演出データ受信プログラム。
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