JP2008125249A - 電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】対をなす回路構成毎に均等に熱分散を実現しつつ、各部をコンパクトに高密度で実装することが可能な電源装置を提供する。
【解決手段】負荷に電力を伝送する主回路として、回路的に対称な一方の回路素子(整流用ダイオード9A,9Cと、スイッチ素子12Aと、コンデンサ13Aと、出力ダイオード16と、出力コンデンサ19)と他方の回路素子(整流用ダイオード9B,9Dと、スイッチ素子12Bと、コンデンサ13Bと、出力ダイオード17と、出力コンデンサ20)が存在する。一方の回路素子を含む第1の対称構造部としての対称構造部34A,35Aと、前記他方の回路素子を含む第2の対称構造部としての対称構造部34B,35Bを、空気の流れFに対して直交に並べて配置する。
【選択図】図5

Description

本発明は、送風ファンを備えた強制空冷型の電源装置に関する。
従来、この種の強制空冷型の電源装置は、吸気口と排気口を筐体の一側と他側にそれぞれを設け、この排気口に臨んで送風ファンを配置すると共に、吸気口から排気口に至る空気の流れの良い位置に、放熱板を取付けた集積回路や電源部を直線状に配置し、送風ファンにより筐体内の空気を排気して、集積回路を含む電源部を強制的に空冷するものが知られている(特許文献1参照)。
また、薄型の電源装置に対する冷却構造としては、吸気口と排気口を有する筐体の内部に、冷却効果を向上させる目的で、一定の間隔をおいて一乃至複数の吸気ファンと排気ファンをそれぞれ配置し、この吸気ファンと排気ファンの間に、発熱の大きな主発熱電子部品を設けたものが知られている(特許文献2参照)。
ここで、特許文献2に示された電源装置の回路図と筐体内部の構造を、図11および図12に示す。先ず、図11に基づき回路構成から説明すると、電源ユニット101は、入力側(一次側)と出力側(二次側)とを電気的に絶縁するトランス102と、このトランス102の入力側および出力側にそれぞれ接続した入力側回路103および出力側回路104とにより、入力端子105から出力端子106に電力を伝送する主回路を構成している。前記入力側回路103は、図示しない入力コンデンサや突入電流防止回路の一部分を構成する抵抗器などからなる入力回路111と、複数個の整流用ダイオード112をブリッジ接続してなる全波整流回路113と、昇圧用インダクタ114,スイッチ素子115,逆流阻止用ダイオード116および電解コンデンサ117を組み合わせてなり、入力電圧よりも高い直流電圧を出力する昇圧回路118と、一対のスイッチ素子119および一対の帰還用ダイオード120からなるカスケードフォワード形のインバータ回路121と、により構成される。また出力側回路104は、トランス102の二次巻線に誘起した電圧を整流する出力ダイオード124と、平滑用の出力インダクタ125および出力コンデンサ126とにより構成される。
一方、主回路を制御する制御手段として、ここでは前記昇圧回路118の制御回路131と、インバータ回路121の制御回路132がそれぞれ設けられる。制御回路131は、昇圧回路118の電解コンデンサ117両端間に発生する電圧を監視しながら、駆動回路133を介してスイッチ素子115をオン,オフ制御する。また、別な制御回路132は、出力端子106間に発生する出力電圧を監視しながら、DC−DCコンバータ121のスイッチ素子119をオン,オフ制御するようになっている。
図12は、上記回路構成の電源ユニット101を筐体141に配置した状態を示している。同図において、矩形状をなす筐体141の一側と他側には、吸気口142と排気口143がそれぞれ配置され、この吸気口142から離れて、筐体141の底板141aに吸気ファン144が取付けられる。また同様に、排気口143から離れて、筐体141の底板141aには別な排気ファン145が取付けられる。吸気口142と吸気ファン144との間には、後述する主発熱電子部品147よりも発熱量の小さな弱発熱電子部品148と制御用のプリント基板149が設けられる。また、排気口143と排気ファン145との間にも、主発熱電子部品147よりも発熱量の小さな弱発熱電子部品150が設けられる。この弱発熱電子部品150にあって、筐体141の他側には、入力端子105や出力端子106に相当するコネクタ151が配置される。
吸気ファン144と排気ファン145の間には、筺体141内における吸気の流れに沿って、複数の細長いヒートシンク154,155が搭載される。吸気ファン144に隣接するヒートシンク154には、前述した整流用ダイオード112,スイッチ素子115,逆流阻止用ダイオード116のように、発熱の大きな入力側の主発熱素子157が取付けられ、また排気ファン145に隣接するヒートシンク155には、スイッチ素子119や帰還用ダイオード120のような入力側の主発熱素子157の他に、出力ダイオード124のような発熱の大きな出力側の主発熱素子158が取付けられる。
そして、吸気ファン144と排気ファン145の間にあって、ヒートシンク154,155や筐体141の側板141bなどにより囲まれた風洞としての空間159には、空気の流れに沿って、昇圧用インダクタ114,トランス102,出力インダクタ125のような発熱が大きく、且つ主発熱素子157,158に比べて形状の大きな主発熱電子部品147が順に配置される。さらに、この空間159の外側には、昇圧回路118の電解コンデンサ117などの電子部品161が配置される。この場合、ヒートシンク154,155が、主発熱電子部品147の発熱により温度上昇した空気を遮るので、熱に弱い電子部品161は主発熱電子部品147の発する熱の影響を受けない。
特開平9−64570号公報 特開2005−124322号公報
しかし、上述した図11や図12の電源装置では、次のような問題点を生じる。
第1に、例えばハーフブリッジコンバータやフルブリッジコンバータのように、出力側回路104がシンメトリカル(対称)な回路構成である場合、同じ機能の電子部品(出力ダイオード124や出力コンデンサ126)を、単に同じ箇所に集中して配置するだけでは、対をなす回路構成におけるそれぞれの電子部品の間で熱回収特性のアンバランスを生じ、安定な動作を維持できないという懸念がある。つまり従来の電源装置は、回路構成毎に熱分散を実現しつつ、各部をコンパクトに高密度で実装することに考えが及んでいなかった。
第2に、吸気ファン144より筺体1内に吸い込まれた空気は、先ずトランス102の入力側部品である昇圧用インダクタ114や主発熱素子157から熱を奪い、次いでトランス102を経て、最後にトランス102の出力側部品である出力インダクタ125や、他の主発熱素子158から熱を奪うようになっている。しかし、出力側部品には、ある程度温められた空気が通過することになるため、特に低電圧大電流出力の電源装置では、出力側回路104の配線路に電流が流れることで発生する熱を、トランス102から流れてくる空気で十分に回収することができない。
第3に、従来の電源装置は、主に発熱しやすい回路素子(主発熱素子157,158や主発熱電子部品147)と、発熱しにくい回路素子(電子部品150,161やコネクタ151)とに分けて、これらの電子部品を筐体141内の適所に配置しているが、各電子部品の間を連結する配線路の配置については、さほど考慮されていなかった。例えば、図12に示す電源装置では、出力インダクタ125からコネクタ151に至る配線路が、排気ファン145を迂回して配置されることになり、出力側回路104の配線路を含めたコンパクトで高密度な実装を実現できなくなる。
本発明は上記の各問題点に着目してなされたもので、対をなす回路構成毎に均等に熱分散を実現しつつ、各部をコンパクトに高密度で実装することが可能な電源装置を提供することを、その目的とする。
また、本発明の別な目的は、低電圧大電流出力の仕様であっても、出力側回路の温度上昇を効果的に抑制する電源装置を提供することにある。
さらに、本発明の別な目的は、配線路を含めてコンパクトで高密度な実装を実現した電源装置を提供することにある。
本発明における請求項1の電源装置は、負荷に電力を伝送する主回路を備え、少なくとも前記主回路として回路的に対称な一方と他方の回路素子が存在する電源装置において、吸気口から排気口に向かう空気の流れを形成する送風手段を配設し、前記一方の回路素子を含む第1の対称構造部と、前記他方の回路素子を含む第2の対称構造部を、前記空気の流れに対して直交に並べて配置したことを特徴とする。
また、請求項2の電源装置は、前記主回路として対称な回路素子が存在しない回路素子を含む非対称構造部を、前記第1の構造部および前記第2構造部と共に、前記空気の流れに対して直交に並べて配置する。
また、請求項3の電源装置は、前記主回路が、入力電圧が印加される入力側回路と、出力電圧を前記負荷に供給する出力側回路と、前記入力側回路と出力側回路の間に接続されるトランスとを備え、前記第1の対称構造部は前記トランスの出力側巻線の一端に接続され、前記第2の対称構造部は前記トランスの出力側巻線の他端に接続され、前記非対称構造部は前記トランスの出力側巻線のセンタータップに接続される。
また、請求項4の電源装置は、前記非対称構造部の両側に前記第1の対称構造部と前記第2の対称構造部を配置する。
また、請求項5の電源装置は、前記出力側回路の配線路として熱伝導性の良好なバスバーを配設し、このバスバーの前記空気が流れる部位に放熱部を形成する。
また、請求項6の電源装置は、前記空気の流れを、前記第1の対称構造部と、前記第2の対称構造部と、前記非対称構造部のそれぞれに分岐する分岐部を、前記バスバーに形成する。
また、請求項7の電源装置は、前記バスバーが、前記負荷に接続する端子部と、この端子部と前記放熱部の基端にある基端部との間を連結し、前記空気の流れに対して直交して配置された延出部とを備え、前記延出部に、前記空気の流れを形成する通気孔を形成したことを特徴とする。
また、請求項8の電源装置は、前記バスバーの放熱部が、前記一方の回路素子に熱的に接続する第1の当接部と、前記他方の回路素子に熱的に接続する第2の当接部とからなる。
また、請求項9の電源装置は、前記送風手段として、前記出力側回路,トランス,入力側回路の順に空気の流れを形成する排気ファンを配設する。
また、請求項10の電源装置は、前記送風手段は前記排気ファンだけで構成され、この排気ファンを、前記入力側回路に対向する前記排気口の近傍に配置する。
請求項1の電源装置によれば、主回路として回路的に対称な一方と他方の回路素子が存在する場合に、一方の回路素子を含む第1の対称構造部と、他方の回路素子を含む第2の対称構造部とを、予め装置組立の際に分離しておく。そして、送風手段によって形成される空気の流れに対して、第1の対称構造部と第2の対称構造部を直交に並べて配置すれば、それぞれの対称構造部に均等に空気の流れが当たることになり、対をなす回路構成毎に均等に熱分散を実現することが可能になる。しかもこれは、従来のような発熱のしやすさに主眼をおいて各部を配置するのではなく、回路的な対称関係に主眼をおいて各部を配置することになり、実質的に従来と同等に各部をコンパクトに且つ高密度で実装することが可能になる。
請求項2の電源装置によれば、主回路として対称な回路素子が存在しない回路素子を含んだ非対称構造部も、他の対称構造部と同じように空気の流れに対して直交に並べて配置することで、回路的な対称および非対象関係に主眼をおいて電源装置全体を均等に熱分散させることが可能になる。
請求項3の電源装置によれば、特にトランスの出力側巻線がセンタータップを有する回路構成(例えば、プッシュプル,ハーフブリッジ,フルブリッジ型のコンバータ)では、出力側巻線の一端,他端,センタータップに、それぞれ第1の対称構造部,第2の対称構造部,非対称構造部を接続するだけで、回路的な対称および非対象関係に主眼をおいて、電源装置全体を簡単に且つ均等に熱分散させることが可能になる。
請求項4の電源装置によれば、トランスの出力側巻線のセンタータップは、出力側巻線の一端と他端の中間に通常は配置されることから、非対称構造部の両側に第1の対称構造部と第2の対称構造部を配置すれば、出力側巻線とこれらの各構造部との間で配線路を交差させることなく、最短の配線路で接続を行なうことができる。よって、電源装置としての更なるコンパクト化を実現できる。
請求項5の電源装置によれば、本来は出力側回路の配線路として設けたバスバーに放熱部を形成し、この放熱部に空気の流れを当てることで、当該バスバーから効果的に熱を放散することが可能になる。
請求項6の電源装置によれば、バスバーに形成した分岐部によって、空気の流れを第1の対称構造部と、第2の対称構造部と、非対称構造部のそれぞれに分岐することができる。また、この分岐部に沿って空気が流れることで、分岐部からの放熱も期待でき、バスバーによって空気の流れの分散と放熱の両方を実現できる。
請求項7の電源装置によれば、バスバーの端子部と基端部との間に延出部を形成することで、基端部とは異なる位置にずらして端子部を設けることができる。また、延出部には通気孔が形成されていることから、バスバーを設けたことにより空気の流れが妨げられるのを、極力防ぐことができる。
請求項8の電源装置によれば、一方の回路素子から第1の当接部に達した熱と、他方の回路素子から第2の当接部に達した熱が、バスバーに流れる電流に起因して発生する熱と共に、空気の流れによって奪い取られる。これにより、バスバーそのものの熱のみならず、回路的に対をなす一方および他方の各回路素子からの熱を、効果的に放散させることが可能になる。
請求項9の電源装置によれば、入力側回路より先に出力側回路から空気が流れてゆくことになるので、出力側回路に設けられた大電流が流れるバスバーに冷たい空気を当てて、効果的に熱を奪い取ることができる。よって、低電圧大電流出力の電源装置において、出力側回路の温度上昇を効果的に抑制できる。
請求項10の電源装置によれば、送風手段として排気ファン以外のものは設けられておらず、しかも排気ファンが出力側回路に設けられていないので、送風手段によって出力側回路の配線路に制約を受けることはなく、出力側回路の配線路を含めたコンパクトで高密度な実装を実現できる。
以下、本発明における電源装置の好ましい実施形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
先ず、電源装置の回路構成を図1に基づき説明する。同図において、1は電源装置の入力端子2に印加される交流電源、3は入力側(一次側)と出力側(二次側)とを電気的に絶縁するトランスで、トランス3の入力側には入力側回路4が接続されると共に、トランス2の出力側には出力側回路5が接続される。これらのトランス3,入力側回路4および出力側回路5は、前記入力端子2から出力端子6に電力を伝送する主回路を構成している。
前記入力側回路4は、ノイズ除去のためのフィルタ回路や、突入電流防止回路を含む入力回路8と、複数個の整流用ダイオード9A〜9Dをブリッジ接続してなる入力側整流回路10と、入力電圧よりも高い直流電圧を出力する昇圧回路11と、一対のスイッチ素子12A,12Bおよび一対のコンデンサ13A,13Bからなるハーフブリッジ型のインバータ回路14と、により構成される。なお、昇圧回路11の内部構成は、図11に示すものと同じなので、ここでは図示しない。また、別な変形例として、例えば図2に示すような、トランス3の一次巻線の一端と他端にスイッチ素子12A,12Bがそれぞれ接続され、この一次巻線のセンタータップとスイッチ素子12A,12Bの共通する接続点との間に直流電圧Viが印加されるプッシュプル型のインバータ回路14や、図3に示すように、複数個のスイッチ素子12A〜12Dをブリッジ接続してなるフルブリッジ型のインバータ回路14を用いてもよい。
出力側回路5は、トランス3の二次巻線に誘起した電圧を整流する出力ダイオード16,17と、平滑用の出力インダクタ18および出力コンデンサ19,20とにより構成される。出力ダイオード16は、N個の並列接続されたダイオード素子16A〜16Nによって構成され、これらのアノードは何れもトランス3の二次巻線の一端(ドット側端子)に接続される。また、別の出力ダイオード17は、N個の並列接続されたダイオード素子17A〜17Nによって構成され、これらのアノードは何れもトランス3の二次巻線の他端(非ドット側端子)に接続される。ダイオード素子16A〜16N,17A〜17Nの数は1個以上であればよく、二次側電流などを考慮して適宜決定すればよい。また、トランス3の出力側巻線のセンタータップには、出力インダクタ18の一端が接続される。このように、出力ダイオード16,17と出力インダクタ18とを、トランス3の二次巻線に直接接続する回路構成を採用することで、比較的占有スペースの大きなこれらの各部品を、短かな配線路で並べて配置することが可能になる。
なお、出力ダイオード16,17として、大容量の単一のダイオード素子を用いることなく、複数のダイオード素子16A〜16N,17A〜17Nを並列接続して用いるのは、大電流を流すことができる単一の汎用のダイオード素子が入手困難なこともあるが、規格化され量産化されている汎用のダイオードダイオード素子16A〜16N,17A〜17Nを複数並列接続する方が経済的であるし、部品の高密度実装の点でも有利だからである。
出力ダイオード16,17のカソードと出力インダクタ18の他端は、それぞれ対をなす出力端子6に接続され、この出力端子6間には、一乃至複数の出力コンデンサ19,20が接続される。図1に示す回路図では、後ほど説明する出力側回路5の配置構造に対応して、出力ダイオード16と同じ側に配置される出力コンデンサ19と、出力ダイオード17と同じ側に配置される出力コンデンサ20とを、意図的に分けて記述している。そして、一方の出力コンデンサ19は、N個の並列接続されたコンデンサ素子19A〜19Nによって構成され、また他方の出力コンデンサ20は、N個の並列接続されたコンデンサ素子20A〜20Nによって構成される。
また、ここには図示していないが、主回路を制御する制御手段として、前記昇圧回路11のスイッチ素子をオン,オフ制御するための制御回路と、インバータ回路14のスイッチ素子12A,12Bをオン,オフ制御するための制御回路がそれぞれ設けられる。そして、上記の回路構成では、交流電源1からの交流入力電圧が入力端子2間に印加されると、入力回路8によってノイズ成分を抑制除去した交流電圧が、後段の入力側整流回路10によって全波整流される。この全波整流した電圧は、高調波電流抑制用のアクティブフィルタ回路である昇圧回路11によって昇圧され、インバータ回路14を構成するコンデンサ13A,13Bに印加される。そして、スイッチ素子12A,12Bを交互に、且つその間にデッドタイムを持たせながらオン,オフすることにより、トランス3の二次巻線に誘起した電圧が出力ダイオード16,17で整流され、この整流した電圧が出力インダクタ18および出力コンデンサ19,20により平滑されることで、出力端子6間に所望の出力電圧を得るようにしている。
次に、本発明の電源装置における概略的な配置構成を、図4に基づき説明する。同図において、25は電源装置の外郭をなす筐体であって、この筐体25は長方形の対向する底板25Aおよび上板(図示せず)の間に、細長い左右の側板25Bと、正面側にある正面板25Cと、背面側にある背面板25Dとを配設して、全体が箱型矩形状に形成される。筐体25の一側すなわち正面側にある正面板25Cには、筐体25内に空気を取り入れるための吸気口26が設けられ、また吸気口26に対向して、筐体25の他側(図4では下側)にある背面板25Dには、筐体25内で熱を奪った空気を外部に排出するための排気口27が設けられる。当該吸気口26や排気口27の寸法形状や個数は、特に限定されない。また、電源装置を収容する被収容機器の筐体を利用して、吸気口26や排気口27を設けてもよい。
28は、排気口27に臨んで設けた軸流送風装置としての排気ファンである。排気ファン28の個数は、本実施例のように1個であっても、また複数個であっても構わないが、何れも排気口27との間に電子部品を配置することなく、当該排気口27の近傍に設けられる。また、本実施例では、吸気口26から排気口27への空気の流れFを生成する風洞29を形成する上で、排気ファン28以外に他の送風手段(例えば、従来例における吸気ファンなど)を設けていない。これにより、後程説明する大電流の流れる出力側回路5を筐体25内に無理なく配置できる。
筐体25の内部には、吸気口26から排気口27に向かう空気の流れFに沿って、出力側回路5,トランス3,入力側回路4が順に配置される。つまり、吸気口26の近傍には出力側回路5が配置される一方で、排気口27の近傍には入力側回路4が配置され、この出力側回路5と入力側回路4との間にトランス3が配置される。
本実施例における入力側回路4および出力側回路5は、図1に示す回路的な構成で、トランス3の入力側巻線や出力側巻線から見て、主回路として対称な回路素子が存在する一対の対称構造部34A,34Bおよび35A,35Bと、主回路として対称な回路素子が存在しない回路素子を含む非対称構造部34Cおよび35Cにそれぞれ区画され、前記空気の流れFに直交して、非対称構造部34Cおよび35Cを中央部に配置し、その両側に対称構造部34A,34Bおよび35A,35Bを配置した点に、特徴を有している。こうすることで、筐体25の内部に形成される空気の流れFは、出力側回路5の非対称構造部35Cから入力側回路4の非対称構造部34Cへの空気の流れFと、出力側回路5の一方の対称構造部35Aから入力側回路4の一方の対称構造部34Aへの空気の流れFと、出力側回路5の他方の対称構造部35Bから入力側回路4の他方の対称構造部34Bへの空気の流れFにほぼ均等に分割される。
さらに本実施例では、トランス3が非対称構造部34C,35Cと同じく、空気の流れFに直交した中央部に配置され、前記空気の流れFを受けるようになっている。これは、図1の回路図において、トランス3も電源装置の主回路として対称には配置できない非対称構造部であることに基づいている。
前記入力側回路4において、対称構造部34A,34Bとして配置できる電子部品は、図1の回路図において、整流用ダイオード9A〜9D,スイッチ素子12A,12Bおよびコンデンサ13A,13Bが該当する。これらの各部品は、何れも入力端子2,2からトランス3の入力側巻線の各端に至る入力電圧配線路間に、それぞれ対をなすように接続される。したがって例えば、一方の入力電圧配線路にその一端が接続する整流用ダイオード9A,9Cと、スイッチ素子12Aと、コンデンサ13Aを、一方の対称構造部34Aとして配置し、他方の入力電圧配線路にその一端が接続する整流用ダイオード9B,9Dと、スイッチ素子12Bと、コンデンサ13Bを、他方の対称構造部34Bとして配置すればよい。一方、昇圧回路11を構成する各部品(図11における昇圧用インダクタ114,スイッチ素子115,逆流阻止用ダイオード116および電解コンデンサ117)は、対をなす部品が存在せず、非対称構造部34Cとして配置される。
前記出力側回路5において、対称構造部35A,35Bとして配置できる電子部品は、図1の回路図において、出力ダイオード16,17および出力コンデンサ19,20が該当する。これらの各部品は、何れもセンタータップを有するトランス3の出力側巻線の一端と他端からそれぞれ延びる出力電圧配線路に、対をなすように接続される。したがって例えば、一方の出力電圧配線路に挿入接続される出力ダイオード16の各ダイオード素子16A〜16Nと、その一端が接続する出力コンデンサ19の各コンデンサ素子19A〜19Nを、一方の対称構造部35Aとして配置し、他方の出力電圧配線路に挿入接続される出力ダイオード17の各ダイオード素子17A〜17Nと、その一端が接続する出力コンデンサ20の各コンデンサ素子20A〜20Nを、他方の対称構造部35Bとして配置すればよい。一方、トランス3の出力側巻線のセンタータップに挿入接続される出力インダクタ18は、対をなす部品が存在せず、非対称構造部35Cとして配置される。
図5は、図4に対応して、より詳細な部品の配置を示したものである。また、図6〜図7は、特にトランス3と出力側回路5に関する各部の構成を示したものである。図5において、トランス3,入力側回路4および出力側回路5は、共通の主プリント基板41上に実装される。この主プリント基板41は、この図では示していない筐体25の底板25A上に、隙間を有しつつ配置される。また、主プリント基板41の背面側には凹部41Aが形成され、ここに前記図4で示した矩形状の排気ファン28が装着される。したがって、ここでは主プリント基板41と排気ファン28が、筐体25の底板25Aをほぼ占有する形状に形成される。
入力側回路4の構成について、一方の対称構造部34Aは、前述した整流用ダイオード9A,9Cや、スイッチ素子12Aや、コンデンサ13Aの他に、整流用ダイオード9A,9Cおよびスイッチ素子12Aの部品背面と熱的に接続されるヒートシンク43を備えている。同様に、他方の対称構造部34Bも、前述した整流用ダイオード9B,9Dや、スイッチ素子12Bや、コンデンサ13Bの他に、整流用ダイオード9B,9Dおよびスイッチ素子12Bの部品背面と熱的に接続されるヒートシンク44を備えている。一方のヒートシンク43は、前記空気の流れFを妨げない方向に複数のフィン43Aが設けられ、また他方のヒートシンク44も、空気の流れFを妨げない方向に複数のフィン44Aが設けられる。また、これらの対称構造部34Aの各構成部品と、対称構造部34Bの各構成部品は、対称構造部34A,34B間での熱的なアンバランスを極力防ぐために、排気ファン28による空気の流れFに沿った風洞29の中心線(すなわち、排気ファン29の軸流方向中心線)Cに対し、平面視で左右対称に向かい合うように配置される。したがって図5に示すように、例えばヒートシンク43のフィン43Aが、中心線Cに対して外向きに延びて形成されていれば、別なヒートシンク44のフィン44Aも、中心線Cに対して外向きに延びて形成される。これは、後述する出力側回路5の各構成部品についても同じことが言える。
トランス3は、出力側巻線の一端,他端およびセンタータップに対応して、それぞれねじ孔付きの接続金具47,48,49が設けられる。また、出力側回路5に関し、前述した出力ダイオード16,17と、出力インダクタ18と、出力コンデンサ19,20の他に、出力側回路5の配線路を形成する第1〜第4のバスバー51〜54と、第1〜第4のプリント基板55〜58とを備えている。第1のバスバー51は、トランス3の出力巻線の一端と出力ダイオード16のカソードとの間の配線路に相当し、その基端側に形成したねじ孔付きの接続部51Aが、止着部材であるねじ60によって接続金具47に接続され、また接続部に繋がる板状の平板部51Bが、第1のプリント基板55の部品実装面55Aに沿うように密着接続される。これにより、第1のプリント基板55の部品実装面55A上に露出形成された導電パターン(図示せず)に、第1のバスバー51の平板部51Bが電気的に接続される。また、第2のバスバー52は、トランス3の出力巻線の他端と出力ダイオード17のカソードとの間の配線路に相当し、その基端側に形成したねじ孔付きの接続部52Aが、止着部材であるねじ60によって接続金具48に接続され、また接続部に繋がる板状の平板部52Bが、第2のプリント基板56の部品実装面56Aに沿うように接続される。これにより、第2のプリント基板56の部品実装面56A上に露出形成された導電パターン(図示せず)に、第2のバスバー52の平板部52Bが電気的に接続される。
第1のプリント基板55には、出力ダイオード16を構成する6個のダイオード素子16A〜16Fが、部品実装面55Aから水平方向外方に延出して配設される。同様に、第2のプリント基板56にも、別な出力ダイオード17を構成する6個のダイオード素子17A〜17Fが、部品実装面56Aから水平方向外方に延出して配設される。出力ダイオード16は、前記第1のバスバー51における平板部51Bの両側に向かい合うようにして、ダイオード素子16A〜16Cと、ダイオード素子16D〜16Fが3個ずつ並んで配置される。また、出力ダイオード17も、前記第2のバスバー52における平板部52Bの両側に向かい合うようにして、ダイオード素子17A〜17Cと、ダイオード素子17D〜17Fが3個ずつ並んで配置される。
第3のバスバー53は、出力ダイオード16,17のカソードから出力端子6の一方に至る出力電圧正極側の配線路を構成するものである。これは具体的には、出力ダイオード16,17の発熱部に当接する左右一対の当接部61,62と、この当接部61,62の共通する基端部63から上方向垂直に延びるコンデンサ取付部64,65と、コンデンサ取付部65の前方より外側に折曲げ形成された垂直な延出部66と、延出部66から電源装置の前方に延び、正極側の出力端子6に相当する結線用の孔67を備えた端子部68とにより構成される。そして、当接部61,62は、基端部63から枝分れして平面視において中心線Cに対し左右対称となるように配置される。さらに、当接部61,62は、何れも略コの断面となるように形成され、当接部61の上下に向かい合う両方の当接片61A,61Bには、出力ダイオード16の各ダイオード素子16A〜16Fを固定するためのねじ孔69が設けられ、また当接部62の上下に向かい合う両方の当接片62A,62Bにも、出力ダイオード17の各ダイオード素子17A〜17Fを固定するための同様のねじ孔69が設けられる。そして、当接部61における上側の当接片61Aに、3個の前記ダイオード素子16A〜16Cがそれぞれ接続され、下側の当接片61Bに、別な3個のダイオード素子16D〜16Fがそれぞれ接続される。また、当接部62における上側の当接片62Aに、3個の前記ダイオード素子17A〜17Cがそれぞれ接続され、下側の当接片62Bに、別な3個のダイオード素子17D〜17Fがそれぞれ接続される。これらの出力ダイオード16,17は、止着部材としてのねじ59を用いて当接部61,62に取付け固定される。
前記トランス3の接続金具49には出力インダクタ18の一端が接続されるが、この出力インダクタ18の他端から出力端子6の他方に至る出力電圧負極側の配線路として、前述した第4のバスバーが配設される。第4のバスバー54は、出力インダクタ18の他端との接続部となる基端部71と、この基端部71から上方向垂直に延びるコンデンサ取付部72,73と、コンデンサ取付部73の前方より外側に折曲げ形成された垂直な延出部74と、延出部74から電源装置の前方に延び、負極側の出力端子6に相当する結線用の孔75を備えた端子部76とにより構成される。そして、組立に際しては、第4のバスバー54の基端部71と第3のバスバー53の基端部63が非接触に上下に向かい合い、且つ双方のコンデンサ取付部64,65およびコンデンサ取付部72,73が、空気の流れFに沿って、それぞれ非接触に且つ一列に並ぶように、第3のバスバー53と第4のバスバー54が配置される。
前記出力コンデンサ19は第3のプリント基板57に実装されると共に、別な出力コンデンサ20は第4のプリント基板58に実装される。そして、第3のプリント基板57は、コンデンサ取付部64,72の外側面に縦置きに取付け固定され、第4のプリント基板58は、コンデンサ取付部65,73の外側面に縦置きに取付け固定される。ここでの出力コンデンサ19は6個のコンデンサ素子19A〜19Fからなり、出力コンデンサ20も同数のコンデンサ素子20A〜20Fからなる。そして、コンデンサ取付部64,72,第3のプリント基板57および出力コンデンサ19と、コンデンサ取付部65,73,第4のプリント基板58および出力コンデンサ20は、中心線Cに対し平面視で左右対称となるように配置される。また同様に、第1のバスバー51,第3のバスバー53の当接部61,第1のプリント基板55および出力ダイオード16と、第2のバスバー52,第3のバスバー53の当接部62,第2のプリント基板56および出力ダイオード17も、中心線Cに対し平面視で左右対称となるように配置される。前記出力インダクタ18は、当接部61,62に沿って延びる第1および第2のプリント基板55,56の間に配置される。
なお、上記第1〜第4のバスバー51〜54は、何れも一枚の導電性板体から折曲げ加工して、所望の形状に形成され、各部の肉厚は同じとなる。また、第1および第2のバスバー51,52の平板部51B,52Bと、第3のバスバー53の当接部61,62と、第3および第4のバスバー53,54のコンデンサ取付部64,72や、コンデンサ取付部65,73は、筐体25内における空気の流れFを妨げないように、この空気の流れFに沿うように平行に配置される。したがって、これらの各部は空気の流れFにより効率的に冷却される。また、第3のバスバー53の延出部66は、空気の流れFに直交して配設されるが、ここには一乃至複数の通気孔81が設けられていて、通気孔81を通して空気の流れFが形成されるようになっている。
このような筐体25内部の構成について、排気ファン28を動作させた時の作用を説明する。排気ファン28の動作に伴ない、筐体25の正面側にある吸気口26から空気が吸い込まれ、この空気は、先ず入力側回路4に比べて大電流が流れる出力側回路5からの熱を奪ってゆく。出力側回路5では、第1のプリント基板55並びに第3のプリント基板57と、これにほぼ沿うように配設された第1のバスバー51の平板部51B並びに第3および第4のバスバー53,54のコンデンサ取付部64,72が、対称構造部35Aと非対称構造部35Cに空気の流れF,Fをそれぞれ分岐する第1の分岐部材として機能し、また第2のプリント基板56並びに第4のプリント基板58と、これにほぼ沿うように配設された第2のバスバー52の平板部52B並びに第3および第4のバスバー53,54のコンデンサ取付部65,73が、対称構造部35Bと非対称構造部35Cに空気の流れF,Fをそれぞれ分岐する第2の分岐部材として機能する。したがって、出力側回路5に進入した空気は、3つのほぼ均等な流れF,F,Fに分れて排気ファン28側に移動する。なお、対称構造部35Bの空気の入口側には、端子部68とコンデンサ取付部65とを繋ぐ延出部66が位置しているが、この延出部66に設けた通気孔81を通って、スムースに空気が流れ込むようになっている。
ここで、端子部68,74間に接続した負荷(図示せず)に電力を供給すると、筐体25内部の各電子部品が発熱すると共に、大電流が流れる導電部材としての第1〜第4のバスバー51〜54が発熱する。特に出力側回路5では、第1〜第4のバスバー51〜54が熱伝導性に優れた部材で形成されるので、第3のバスバー53の当接部61,62に、当該出力ダイオード16,17からの熱が速やかに伝達され、また、第3および第4のバスバー53,54を組み合わせたコンデンサ取付部64,65およびコンデンサ取付部72,73に、出力コンデンサ19,20からの熱が速やかに伝達される。
このとき、対称構造部35Aを通過する空気の流れFが、出力コンデンサ19や出力ダイオード16の二次側電子部品に直接当たることにより、これらの部品から熱を奪うと共に、第1のバスバー51の平板部51Bや、第3のバスバー53の当接部61において、そのコ字状内面に沿って、空気の流れFが直接当たることにより、第1および第3のバスバー51,53からも熱を奪う。こうして、対称構造部35Aを構成する主な発熱部品や配線路からの効果的な熱放散を達成できる。
また同様に、対称構造部35Bを通過する空気の流れFが、出力コンデンサ20や出力ダイオード17の二次側電子部品に直接当たることにより、これらの部品から熱を奪うと共に、第2のバスバー52の平板部52Bや、第3のバスバー53の当接部62において、そのコ字状内面に沿って、空気の流れFが直接当たることにより、第2および第3のバスバー52,53からも熱を奪う。こうして、対称構造部35Bを構成する主な発熱部品や配線路からも、効果的な熱放散を達成できる。
さらに、非対称構造部35Cを通過する空気の流れFは、第3および第4のバスバー53,54におけるコンデンサ取付部64,65と、コンデンサ取付部72,73と、基端部63,71のU字状内面に沿って先ず流れ、これらの第3および第4のバスバー53,54からの熱を奪った後、出力インダクタ18からの熱を奪い、さらにその先にあるトランス3からの熱を奪う。こうして、非対称構造部35Cも、対称構造部35A,35Bと同等の空気の流れFによって、効果的に熱放散を実現できる。
このように、回路的に対をなす対称構造部35Aおよび対称構造部35Bの主な発熱部品や配線路が、筐体25内で平面視において対称に配置されるので、電源装置内での熱分布が均等化され、安定な動作を維持できる。また、第3のバスバー53は、枝分れした当接部61,62に発熱部品である出力ダイオード16,17が取付けられるので、発熱源を分散化して、複数箇所で放熱を行なうことができ、効率的な熱放散が可能になる。さらに、略コ字状をなす当接片61A,61B,62A,62Bの各々に出力ダイオード16,17を取付けることで、部品実装密度の高い電源装置を実現できる上に、第1〜第4のバスバー51〜54が一枚に導電性板材から折曲げ加工により形成されるので、その熱流抵抗が小さく、個々のバスバー51〜54全体として効率的な熱放散が可能になる。
こうして、出力側回路5やトランス3から発生する熱を奪った空気の流れFは、次に入力側回路4で発生する熱を奪う。この入力側回路4においても、ヒートシンク43,ヒートシンク44が、3つのほぼ均等な空気の流れF,F,Fを形成する分岐部として機能している。そして、整流用ダイオード9A,9Cやスイッチ素子12Aからの熱が、熱伝導性の良好な例えばアルミニウム製のヒートシンク43に速やかに伝導し、ここでフィン43Aを通過する空気の流れFによって、効果的に熱放散することができる。また、別な整流用ダイオード9B,9Dおよびスイッチ素子12Bからの熱も、ヒートシンク44に速やかに伝導し、ここでフィン44Aを通過する空気の流れFによって、効果的に熱放散することができる。さらに、出力インダクタ18やトランス3を通過した別な空気の流れFも、非対称構造部34Cを構成する昇圧回路11の各部品から熱を奪いつつ、他の空気の流れF,Fと共に、排気ファン28に向かって移動する。こうして、排気ファン28の入口側に集められた各空気の流れF,F,Fは、当該排気ファン28を通過してそのまま排気口27から筐体25の外部へと排出される。こうして、出力側回路5のみならず、トランス3や入力側回路4を含めて、筐体25の内部に配置された各構成部品(回路素子および配線路)から発生する熱を、回路的にも均一に且つ効果的に放散することが可能になる。
以上のように、本実施例では、負荷に電力を伝送する主回路(トランス3,入力側回路4および出力側回路5)を備え、少なくともこの主回路として回路的に対称な一方の回路素子(整流用ダイオード9A,9Cと、スイッチ素子12Aと、コンデンサ13Aと、出力ダイオード16と、出力コンデンサ19)と他方の回路素子(整流用ダイオード9B,9Dと、スイッチ素子12Bと、コンデンサ13Bと、出力ダイオード17と、出力コンデンサ20)が存在する電源装置において、吸気口26から排気口27に向かう空気の流れFを形成する送風手段として排気ファン28を配設し、一方の回路素子を含む第1の対称構造部としての対称構造部34A,35Aと、前記他方の回路素子を含む第2の対称構造部としての対称構造部34B,35Bを、空気の流れFに対して直交に並べて配置している。
この場合、主回路として回路的に対称な一方と他方の回路素子が存在する場合に、一方の回路素子を含む対称構造部34A,35Aと、他方の回路素子を含む対称構造部34B,35Bとを、予め装置組立の際に分離しておく。そして、排気ファン28によって形成される空気の流れFに対して、第1の対称構造部34A,35Aと第2の対称構造部34B,35Bを直交に並べて配置すれば、それぞれの対称構造部34A,35Aと対称構造部34B,35Bに均等に空気の流れが当たることになり、対をなす回路構成毎に均等に熱分散を実現することが可能になる。しかもこれは、従来のような発熱のしやすさに主眼をおいて各部を配置するのではなく、回路的な対称関係に主眼をおいて各部を配置することになり、実質的に従来と同等に各部をコンパクトに且つ高密度で実装することが可能になる。
このような構成において、本実施例では、主回路として対称な回路素子が存在しない回路素子(例えば、昇圧回路11,出力インダクタ18)を含む非対称構造部34C,35Cを、第1の対称構造部34A,35Aと第2の対称構造部34B,35Bと共に、空気の流れFに対して直交に並べて配置している。
このように、非対称構造部34C,35Cも、他の第1の対称構造部34A,35Aや第2の対称構造部34B,35Bと同じように、空気の流れFに対して直交に並べて配置することで、回路的な対称および非対象関係に主眼をおいて電源装置全体を均等に熱分散させることが可能になる。
また、本実施例における主回路は、交流電源1からの入力電圧が印加される入力側回路4と、出力電圧を負荷に供給する出力側回路5と、入力側回路4と出力側回路5の間に接続されるトランス3とを備え、第1の対称構造部34A,35Aはトランス3の出力側巻線の一端に接続され、第2の対称構造部34B,35Bはトランス3の出力側巻線の他端に接続され、非対称構造部34C,35Cはトランス3の出力側巻線のセンタータップに接続される。
こうすると、特にトランス3の出力側巻線がセンタータップを有する回路構成(例えば、プッシュプル,ハーフブリッジ,フルブリッジ型のコンバータ)では、出力側巻線の一端,他端,センタータップに、それぞれ第1の対称構造部34A,35A,第2の対称構造部34B,35B,非対称構造部34C,35Cを接続するだけで、回路的な対称および非対象関係に主眼をおいて、電源装置全体を簡単に且つ均等に熱分散させることが可能になる。
また、この場合は、非対称構造部35Cの両側に、第1の対称構造部35Aと第2の対称構造部35Bを配置するのが好ましい。こうすると、トランス3の出力側巻線のセンタータップは、出力側巻線の一端と他端の中間に通常は配置されることから、非対称構造部35Cの両側に第1の対称構造部35Aと第2の対称構造部35Bを配置すれば、出力側巻線とこれらの各構造部35A〜54Cとの間で配線路を交差させることなく、最短の配線路で接続を行なうことができる。よって、電源装置としての更なるコンパクト化を実現できる。
本実施例では、出力側回路5の配線路として熱伝導性の良好なバスバーたる第1〜第4のバスバー51〜54を配設し、このバスバー51〜54の空気が流れる部位に放熱部としての平板部51B,52Bや、当接部61,62や、コンデンサ取付部64,65およびコンデンサ取付部72,73や、基端部63,71を形成している。
この場合、本来は出力側回路5の配線路として設けたバスバー51〜54に放熱部を形成し、この放熱部に空気の流れFを当てることで、当該バスバー51〜54から効果的に熱を放散することが可能になる。
また、空気の流れFを、第1の対称構造部35Aと、第2の対称構造部35Bと、非対称構造部35Cのそれぞれに分岐する分岐部として、平板部51B,52Bやコンデンサ取付部64,65およびコンデンサ取付部72,73を、バスバー51〜54に形成してもよい。
この場合、バスバー51〜54に形成した分岐部によって、空気の流れFを第1の対称構造部35Aと、第2の対称構造部35Bと、非対称構造部35Cのそれぞれに分岐することができる。また、この分岐部に沿って空気が流れることで、分岐部からの放熱も期待でき、バスバー51〜54によって空気の流れFの分散と放熱の両方を実現できる。
また、本実施例の特に第3のバスバー53は、負荷に接続する端子部68と、この端子部68と放熱部の基端にある基端部63との間を連結し、空気の流れFに対して直交して配置された延出部66とを備え、空気の流れFを形成する通気孔81を延出部66に形成している。
こうすると、第3のバスバー53の端子部68と基端部63との間に延出部66を形成することで、基端部63とは異なる位置にずらして端子部68を設けることができる。また、延出部66には通気孔81が形成されていることから、第3のバスバー53を設けたことにより空気の流れFが妨げられるのを、極力防ぐことができる。
また、本実施例では、第3のバスバー53の放熱部が、出力ダイオード16に熱的に接続する第1の当接部61と、出力ダイオード17に熱的に接続する第2の当接部62とからなる。こうすると、一方の回路素子である出力ダイオード16から当接部61に達した熱と、他方の回路素子である出力ダイオード17から別の当接部62に達した熱が、第3のバスバー53に流れる電流に起因して発生する熱と共に、空気の流れFによって奪い取られる。これにより、第3のバスバー53そのものの熱のみならず、回路的に対をなす出力ダイオード16,17からの熱を、効果的に放散させることが可能になる。
本実施例では、出力側回路5,トランス3,入力側回路4の順に空気の流れを形成する排気ファン28を、送風手段として配設している。こうすると、入力側回路4より先に出力側回路5から空気が流れてゆくことになるので、出力側回路5に設けられた大電流が流れるバスバー51〜54に冷たい空気を当てて、効果的に熱を奪い取ることができる。よって、低電圧大電流出力の電源装置において、出力側回路5の温度上昇を効果的に抑制できる。
また、本実施例における送風手段は排気ファン28だけで構成され、この排気ファン28を入力側回路4に対向する排気口26の近傍に配置している。つまり、送風手段として排気ファン28以外のものは設けられておらず、しかも排気ファン28が出力側回路5に設けられていないので、排気ファン28によって出力側回路5の配線路に制約を受けることはなく、出力側回路5の配線路を含めたコンパクトで高密度な実装を実現できる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲において種々の変形実施が可能である。例えば入力電圧として、本実施例では交流電源1からの交流入力電圧を利用したが、直流入力電圧を利用してもよい。
本発明の一実施例における電源装置全体の回路構成図である。 同上、別な変形例を示す要部の回路図である。 同上、さらに別な変形例を示す要部の回路図である。 同上、電源装置の概略的な配置構成を示す平面図である。 同上、図4における配置構成をより具体化した電源装置の斜視図である。 同上、トランスおよび出力側回路の斜視図である。 同上、トランスおよび出力側回路の平面図である。 同上、トランスおよび出力側回路の側面図である。 同上、出力側回路の分解斜視図である。 同上、出力側回路における要部の分解平面図である。 従来例を示す電源装置の回路図である。 従来例を示す電源装置の平面図である。
符号の説明
3 トランス(主回路)
4 入力側回路
5 出力側回路
9A,9C 整流用ダイオード(一方の回路素子)
9B,9D 整流用ダイオード(他方の回路素子)
12A スイッチ素子(一方の回路素子)
12B スイッチ素子(他方の回路素子)
13A コンデンサ(一方の回路素子)
13B コンデンサ(他方の回路素子)
16 出力ダイオード(一方の回路素子)
17 出力ダイオード(他方の回路素子)
18 出力インダクタ(対称な回路素子が存在しない回路素子)
19 出力コンデンサ(一方の回路素子)
26 吸気口
27 排気口
28 排気ファン(送風手段)
34A,35A 対称構造部(第1の対称構造部)
34B,35B 対称構造部(第2の対称構造部)
34C,35C 非対称構造部
51〜54 バスバー
51B,52B 平板部(放熱部,分岐部)
61 当接部(放熱部,第1の当接部)
62 当接部(放熱部,第2の当接部)
63,71 基端部(放熱部)
64,65,72,73 コンデンサ取付部(放熱部,分岐部)
66 延出部
68 端子部
81 通気孔

Claims (10)

  1. 負荷に電力を伝送する主回路を備え、少なくとも前記主回路として回路的に対称な一方と他方の回路素子が存在する電源装置において、
    吸気口から排気口に向かう空気の流れを形成する送風手段を配設し、
    前記一方の回路素子を含む第1の対称構造部と、前記他方の回路素子を含む第2の対称構造部を、前記空気の流れに対して直交に並べて配置したことを特徴とする電源装置。
  2. 前記主回路として対称な回路素子が存在しない回路素子を含む非対称構造部を、前記第1の構造部および前記第2構造部と共に、前記空気の流れに対して直交に並べて配置したことを特徴とする請求項1記載の電源装置。
  3. 前記主回路は、入力電圧が印加される入力側回路と、出力電圧を前記負荷に供給する出力側回路と、前記入力側回路と出力側回路の間に接続されるトランスとを備え、
    前記第1の対称構造部は前記トランスの出力側巻線の一端に接続され、
    前記第2の対称構造部は前記トランスの出力側巻線の他端に接続され、
    前記非対称構造部は前記トランスの出力側巻線のセンタータップに接続されることを特徴とする請求項2記載の電源装置。
  4. 前記非対称構造部の両側に前記第1の対称構造部と前記第2の対称構造部を配置したことを特徴とする請求項3記載の電源装置。
  5. 前記出力側回路の配線路として熱伝導性の良好なバスバーを配設し、このバスバーの前記空気が流れる部位に放熱部を形成したことを特徴とする請求項3または4記載の電源装置。
  6. 前記空気の流れを、前記第1の対称構造部と、前記第2の対称構造部と、前記非対称構造部のそれぞれに分岐する分岐部を、前記バスバーに形成したことを特徴とする請求項5記載の電源装置。
  7. 前記バスバーは、前記負荷に接続する端子部と、この端子部と前記放熱部の基端にある基端部との間を連結し、前記空気の流れに対して直交して配置された延出部とを備え、
    前記延出部に、前記空気の流れを形成する通気孔を形成したことを特徴とする請求項5または6記載の電源装置。
  8. 前記バスバーの放熱部は、前記一方の回路素子に熱的に接続する第1の当接部と、前記他方の回路素子に熱的に接続する第2の当接部とからなることを特徴とする請求項5〜7の何れか1つに記載の電源装置。
  9. 前記送風手段として、前記出力側回路,トランス,入力側回路の順に空気の流れを形成する排気ファンを配設したことを特徴とする請求項5〜8の何れか1つに記載の電源装置。
  10. 前記送風手段は前記排気ファンだけで構成され、この排気ファンを、前記入力側回路に対向する前記排気口の近傍に配置したことを特徴とする請求項9記載の電源装置。
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